JP2023142055A - タッチ入力装置およびタッチ入力装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センサを新たに設けたり、液晶パネルの構造を変更したりすることなく、従来よりも簡便かつ安価にタッチパネルの覗き見を防止するタッチ入力装置を提供する。【解決手段】ユーザーに各種情報を表示し、指のタッチ位置を検出するタッチパネルと、前記タッチパネルを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記タッチパネルに表示すべき情報に個人情報が含まれる場合、当該個人情報が表示された部分を前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された部分に対応する予め定められた黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する部分の黒塗り表示を一時的に解除して前記タッチパネルに表示させることを特徴とするタッチ入力装置。【選択図】図5
Description
この発明は、タッチ入力装置およびタッチ入力装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、コンビニエンスストア等の店舗に設置された複合機等の画像形成装置において、住民票や戸籍抄本等の行政関連の文書や各種証明書を印刷するサービスが行われている。
これらの画像形成装置としては、インターフェースとして、出力装置に液晶パネル、入力装置にタッチパネル方式を採用したものが多く用いられている。
しかしながら、コンビニエンスストア等で住民票や戸籍抄本等の個人情報を表示する場合、周囲から覗き見されるおそれがある。
このような覗き見を防止する技術として、従来、前面に設けた顧客センサにより顧客の位置を検出し、顧客操作画面内に表示する顧客の個人情報を入力する操作ボタンおよび入力した個人情報の表示位置を第三者から見えにくい位置にすることにより、第三者が顧客の個人情報を盗み見ることを防止する自動取引装置の発明が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、駅の構内や映画館内に侵入すると自動的に狭視野角となるなど、位置の変更に応じて視野角を自動的に変更する表示装置の発明も開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
さらに、覗き見防止シートや覗き見防止フィルムなどの保護用の部材を液晶に貼り付けることで覗き見を防ぐものもある。
しかしながら、これら従来の覗き見防止機能は、顧客の位置を検知するセンサを設けたり、視野角を可変にするために液晶パネルの構造を変更したりする必要があるため、コストがかかる。
また、覗き見防止シートなどを液晶に貼り付けた表示装置は、第三者だけでなく、使用している本人自身も情報が見にくくなることがある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、センサを新たに設けたり、液晶パネルの構造を変更したりすることなく、従来よりも簡便かつ安価にタッチパネルの覗き見を防止するタッチ入力装置を提供するものである。
この発明は、ユーザーに各種情報を表示し、指のタッチ位置を検出するタッチパネルと、前記タッチパネルを制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記タッチパネルに表示すべき情報に個人情報が含まれる場合、当該個人情報が表示された部分を前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された部分に対応する予め定められた黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する部分の黒塗り表示を一時的に解除して前記タッチパネルに表示させることを特徴とするタッチ入力装置を提供するものである。
この発明において、「タッチ入力装置」は、タッチパネルを備え、指先等で画面上をタッチし、画面上の位置を指定することによって操作する入力装置である。
また、「黒塗り表示を一時的に解除」は、例えば、ユーザーが指をタッチしている間は黒塗り表示を解除し、ユーザーが画面から指を離した場合は、タッチを検知しなくなってから予め定められた表示時間(例えば1秒)が経過したときに、黒塗り表示を再開するようにしてもよい。
また、ユーザーが指をタッチしている間のみ黒塗り表示を解除するようにしてもよい。
また、「黒塗り表示を一時的に解除」は、例えば、ユーザーが指をタッチしている間は黒塗り表示を解除し、ユーザーが画面から指を離した場合は、タッチを検知しなくなってから予め定められた表示時間(例えば1秒)が経過したときに、黒塗り表示を再開するようにしてもよい。
また、ユーザーが指をタッチしている間のみ黒塗り表示を解除するようにしてもよい。
この発明によれば、センサを新たに設けたり、液晶パネルの構造を変更したりすることなく、従来よりも簡便かつ安価にタッチパネルの覗き見を防止するタッチ入力装置が実現される。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
この発明によるタッチ入力装置において、前記個人情報は、名前、住所および電話番号のうち少なくとも1つの項目を含み、前記項目は、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられ、前記制御部は、前記複数の小部分をそれぞれ前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された小部分に対応する前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する小部分の黒塗り表示を一時的に解除して前記タッチパネルに表示させるものであってもよい。
「予め定められた区切り単位」は、例えば、名前の場合は姓と名の区切りであり、住所の場合は市町村等の区切りであり、電話番号の場合はハイフンで分けられた区切りである。
このようにすれば、個人情報を所定の区切り単位ごとに複数の小部分に分けて黒塗り表示し、ユーザーがタッチした部分のみ黒塗り表示を解除することで、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の一部の内容のみが表示されるため、周囲から覗き見されるリスクを効果的に減らすタッチ入力装置が実現される。
この発明によるタッチ入力装置において、前記個人情報は、名前、住所および電話番号のうち少なくとも1つの項目を含み、前記項目は、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられ、前記制御部は、前記複数の小部分をそれぞれ前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された前記複数の小部分からなるグループに対応する前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応するグループに係る前記複数の小部分の黒塗り表示をタッチされるたびに予め定められた順に一時的に解除して前記タッチパネルに表示させるものであってもよい。
「黒塗り表示された前記複数の小部分からなるグループ」は、名前の場合は姓と名で分けられた小部分からなるグループであり、住所の場合は市町村等で分けられた小部分からなるグループであり、電話番号の場合はハイフンで分けられた小部分からなるグループである。
「予め定められた順に一時的に解除」は、例えば、左から右に順次小部分の黒塗り表示を一時的に解除し、一番右の小部分の黒塗り表示を解除したら、再び一番左の小部分の黒塗り表示の解除を行うなどである。
「予め定められた順に一時的に解除」は、例えば、左から右に順次小部分の黒塗り表示を一時的に解除し、一番右の小部分の黒塗り表示を解除したら、再び一番左の小部分の黒塗り表示の解除を行うなどである。
このようにすれば、ユーザーが黒塗り解除領域を指でタッチするたび、当該解除領域に対応するグループに係る複数の小部分の黒塗り表示を順次解除することにより、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の一部の内容のみが順次表示されるため、周囲から覗き見されるリスクを効果的に減らすタッチ入力装置が実現される。
この発明によるタッチ入力装置において、前記黒塗り解除領域は、対応する前記黒塗り表示された部分と同じ位置か、あるいは対応する前記黒塗り表示された部分の左上部の予め定められた位置に表示されるものであってもよい。
このようにすれば、ユーザーが黒塗り表示された部分と同じ位置か、あるいは黒塗り表示された部分の左上部に表示された黒塗り解除領域を指でタッチしたとき、当該黒塗り解除領域に対応する部分の黒塗り表示を解除することで、背後から見てユーザーの手で隠される領域に個人情報の内容が表示されるため、周囲からの覗き見を防止するタッチ入力装置が実現される。
前記制御部が、時間の経過を計測するタイマをさらに備え、前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、前記制御部は、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する部分の前記黒塗り表示を予め定められた表示時間の間、解除して表示させるものであってもよい。
「予め定められた表示時間」は、例えば1秒である。
また、表示時間を0秒に設定することにより、ユーザーが指をタッチしている間のみ黒塗り表示を解除するようにしてもよい。
また、表示時間を0秒に設定することにより、ユーザーが指をタッチしている間のみ黒塗り表示を解除するようにしてもよい。
このようにすれば、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する部分の前記黒塗り表示を予め定められた表示時間の間、解除して表示させることにより、周囲から覗き見されるリスクを効果的に減らすタッチ入力装置が実現される。
前記タッチ入力装置と、前記タッチ入力装置から入力された操作指令に基づき、画像データを処理して画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置であってもよい。
「画像形成装置」は、トナーによる像形成に電子写真方式を用いるプリンタなどの複写(コピー機能)機能を有する複写機や複合機、または複写以外の機能をも含むMFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)など、画像を形成して出力する装置である。
このようにすれば、センサを新たに設けたり、液晶パネルの構造を変更したりすることなく、従来よりも簡便かつ安価にタッチパネルの覗き見を防止するタッチ入力部20を備えた画像形成装置が実現される。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
〔実施形態1〕
図1および図2に基づき、この発明のタッチ入力装置を備えた装置の一実施形態であるタッチ入力部20を備えたデジタル複合機1について説明する。
図1は、この発明のタッチ入力部20を備えたデジタル複合機1の外観を示す説明図である。
図1および図2に基づき、この発明のタッチ入力装置を備えた装置の一実施形態であるタッチ入力部20を備えたデジタル複合機1について説明する。
図1は、この発明のタッチ入力部20を備えたデジタル複合機1の外観を示す説明図である。
なお、この発明は、デジタル複合機1に限定されるものではなく、例えば、スマートフォンやタブレット等の携帯端末、パーソナルコンピュータ、乗車券や食券等を販売する自動券売機、病院や銀行等の精算機、セルフのガソリンスタンド、キャッシュレジスタなどのタッチ入力装置を備えたすべての機器に適用可能である。
デジタル複合機1は、画像データをデジタル処理し、複写機能やスキャナ機能、ファクシミリ機能を有する複合機やMFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)などの装置である。
図1および図2に示すように、デジタル複合機1は、操作パネル16を備える。
デジタル複合機1は、操作部162や通信部11を介して受付けたユーザーからの指示に基づき、印刷、コピー、スキャンまたは画像送信(Scan to Email, Scan to Ftp)等のジョブを実行する。
続いて、図2に基づき、デジタル複合機1の電気的な構成を説明する。
図2は、図1に示すデジタル複合機1の電気的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、デジタル複合機1は、制御部10、通信部11、画像データ取得部12、画像処理部13、記憶部14、画像形成部15、操作パネル16およびタイマ17を備える。
図2に示すように、デジタル複合機1は、制御部10、通信部11、画像データ取得部12、画像処理部13、記憶部14、画像形成部15、操作パネル16およびタイマ17を備える。
この発明の実施形態1のタッチ入力部20は、制御部10、記憶部14、操作パネル16およびタイマ17からなる。
なお、この発明の「タッチ入力装置」は、タッチ入力部20によって実現される。
以下、デジタル複合機1の各構成要素を説明する。
制御部10は、デジタル複合機1を統合的に制御するものであって、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、各種のインターフェース回路等からなる。
制御部10は、デジタル複合機1全体の動作をコントロールするために、各センサの検知、モーター、クラッチ、操作パネル16等、あらゆる負荷の監視・制御を行う。
通信部11は、有線または無線のネットワークを介して、外部のコンピュータや携帯情報端末等の情報処理装置やファクシミリ装置との通信をおこない、メールやFAXなどの種々のデータをこれら外部の装置と送受信する部分である。
画像データ取得部12は、原稿台に置かれた原稿や原稿トレイから搬送されてきた原稿を検知して読み取り、画像データを生成する部分である。
また、外部の情報処理装置(不図示)またはファクシミリ装置(不図示)等で生成された画像データを取得する部分である。
また、外部の情報処理装置(不図示)またはファクシミリ装置(不図示)等で生成された画像データを取得する部分である。
画像処理部13は、画像データ取得部12によって生成または取得された画像データを操作部162からの指令に従い、拡大・縮小等の出力に適するように処理を行う部分である。
記憶部14は、デジタル複合機1の各種機能を実現するために必要な情報や、制御プログラムなどを記憶する素子や記憶媒体である。例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュ記憶部、SSD等の記憶媒体が用いられる。
なお、データを保持する領域がハードディスクドライブで、プログラムを保持する領域がフラッシュ記憶部で構成するといったように、プログラムとデータが異なる装置に保持されてもよい。
画像形成部15は、画像データ取得部12によって生成または取得され、画像処理部13によって処理された画像データを用紙上に印刷出力する部分である。
操作パネル16は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)を備えたユニットであり、表示部161および操作部162を備える。
表示部161は、各種情報の表示を行う部分である。
表示部161は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
制御部10は、表示部161を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
表示部161は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
制御部10は、表示部161を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
操作部162は、タッチパネルおよび電源キー等の物理的な操作キーからなり、ユーザーからの指令を受け付ける部分でもある。
タイマ17は、時間を計測してカウントする部分であり、例えば、内蔵時計や有線/無線ネットワークを通じて時刻を取得する。
<この発明のデジタル複合機1の個人情報を含む画面の表示方法>
次に、図3~図7に基づき、この発明の実施形態1に係るデジタル複合機1の個人情報を含む画面の表示方法について説明する。
次に、図3~図7に基づき、この発明の実施形態1に係るデジタル複合機1の個人情報を含む画面の表示方法について説明する。
図3は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む確認画面の一例を示す説明図である。
図3の画面は、住民票の確認画面であり、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージとともに、「本籍」として「奈良県大和郡山市美濃庄町432番地」、「戸籍筆頭者氏名」として「シャープ太郎」、「電話番号」として、「0743-55-4375」が表示される。
また、各項目の右側に、各項目を修正する「修正」ボタンが表示され、画面の右上に確認画面を終了させる「終了」ボタンが表示され、画面の右下に次の画面を表示する「つぎへ」ボタンが表示される。
図4は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された確認画面の表示方法の流れを示すフローチャートである。
図4において、所定の画面を表示した後、ステップS1において、制御部10は、「終了」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS1)。
「終了」ボタンが押下された場合(ステップS1の判定がYesの場合)、ステップS2において、制御部10は、表示部161に画面の表示を終了させる(ステップS2)。
一方、「終了」ボタンが押下されなかった場合(ステップS1の判定がNoの場合)、ステップS3において、制御部10は、「つぎへ」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS3)。
「つぎへ」ボタンが押下された場合(ステップS3の判定がYesの場合)、ステップS4において、制御部10は、表示部161に次の画面を表示させる(ステップS4)。
一方、「つぎへ」ボタンが押下されなかった場合(ステップS3の判定がNoの場合)、ステップS5において、制御部10は、「修正」ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS5)。
「修正」ボタンが押下されなかった場合(ステップS5の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS1の判定に処理を戻す。
一方、「修正」ボタンが押下された場合(ステップS5の判定がYesの場合)、ステップS6において、制御部10は、表示部161に修正用の画面を表示させる(ステップS6)。
続くステップS7において、制御部10は、修正が確定またはキャンセルされたか否かを判定する(ステップS7)。
修正が確定またはキャンセルされた場合(ステップS7の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS1の判定に処理を戻す。
一方、修正が確定またはキャンセルされていない場合(ステップS7の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS6に処理を戻す。
次に、この発明の実施形態1のデジタル複合機1の個人情報を含む画面の表示方法について説明する。
図5は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の表示方法の流れを示すフローチャートである。
図5のステップS11において、表示部161に表示された情報に個人情報を含まれるか否かを判定する(ステップS11)。
個人情報が含まれない場合(ステップS11の判定がNoの場合)、ステップS12において、制御部10は、通常の表示処理を表示部161に実行させる(ステップS12)。
一方、個人情報が含まれる場合(ステップS11の判定がYesの場合)、ステップS13において、制御部10は、表示部161に個人情報を黒塗り表示させる(ステップS13)。
表示部161は、戸籍の「本籍」や「戸籍筆頭者氏名」、「電話番号」など、個人情報として予め定められた部分を黒塗り表示する。
なお、個人情報を隠す表示方法としては、黒塗り表示に限られず、個人情報が読み取られず、かつ、個人情報が記載された位置が分かるものであれば、どのような表示であってもよい。
例えば、個人情報が記載された部分に空白のフォームを表示したり、下線部のみを表示したりしてもよい。
例えば、個人情報が記載された部分に空白のフォームを表示したり、下線部のみを表示したりしてもよい。
続いて、ステップS14において、予め定められた黒塗り解除領域がタッチされたか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、予め定められた黒塗り解除領域としては、それぞれの黒塗り部分に対応して、画面の予め定められた部分に表示された領域である。
黒塗り解除領域は、それぞれの黒塗り部分に対して予め定められた位置(例えば、図10に示すように、各黒塗り部分の左上部)にあってもよいし、また、図6に示すように、各黒塗り部分と同じ位置にあってもよい。
黒塗り解除領域がタッチされていない場合(ステップS14の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS13に処理を戻して、個人情報の黒塗り表示を継続する。
一方、黒塗り解除領域がタッチされた場合(ステップS14の判定がYesの場合)、ステップS15において、制御部10は、タッチされた黒塗り解除領域に対応する部分の黒塗り表示を解除して表示部161に表示させる(ステップS15)。
続くステップS16において、制御部10は、予め定められた表示時間(例えば1秒など)が経過したか否かを判定する(ステップS16)。
所定の表示時間が経過していない場合(ステップS16の判定がNoの場合)、制御部10は、ステップS15に処理を戻し、黒塗り部分の解除表示を継続する。
一方、所定の表示時間が経過した場合(ステップS16の判定がYesの場合)、制御部10は、ステップS13に処理を戻し、当該黒塗り部分の表示を再開する。
次に、図6および図7に基づき、この発明の実施形態1に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
図6は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の一例を示す説明図である。
図7は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図7は、図1に示すデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図6の例において、「本籍」、「戸籍筆頭者氏名」および「電話番号」の3つの個人情報が黒塗り表示されている。
ここでは、黒塗り解除領域が黒塗り部分と一致する場合について説明する。
なお、ユーザーの選択の利便性を考慮して、黒塗り解除領域が黒塗り部分と厳密に一致している必要はなく、黒塗り解除領域が黒塗り部分より多少広がっていてもよい。
なお、ユーザーの選択の利便性を考慮して、黒塗り解除領域が黒塗り部分と厳密に一致している必要はなく、黒塗り解除領域が黒塗り部分より多少広がっていてもよい。
ここで、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージの下に、「黒塗り部分を指で触れると、内容が表示されます」というメッセージが表示部161に表示される。
ここで、図7に示すように、ユーザーが「電話番号」の下の黒塗り表示を指でタッチすると、当該黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743-55-4375」が表示される。
また、ユーザーが、黒塗り表示が解除された部分をよく見ようとして、画面に指をタッチしたまま、黒塗り解除領域から予め定められた範囲に指をずらしたとしても、画面に指がタッチしているかぎり、黒塗り表示を解除したままにしてもよい。
黒塗り表示が解除される時間としては、予め定められた設定にしたがうものとする。
例えば、ユーザーが指をタッチしている間は黒塗り表示を解除し、ユーザーが画面から指を離した場合は、タッチを検知しなくなってから予め定められた表示時間(例えば1秒)が経過したときに、黒塗り表示を再開するようにしてもよい。
例えば、ユーザーが指をタッチしている間は黒塗り表示を解除し、ユーザーが画面から指を離した場合は、タッチを検知しなくなってから予め定められた表示時間(例えば1秒)が経過したときに、黒塗り表示を再開するようにしてもよい。
また、表示時間を0秒に設定することにより、ユーザーが指をタッチしている間のみ黒塗り表示を解除するようにしてもよい。
このようにして、ユーザーが画面に指でタッチした後、所定の表示時間のみ、あるいは指でタッチしている間のみ黒塗り表示を解除することで、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の内容のみが表示されるため、周囲からの覗き見を防止することができる。
それゆえ、センサを新たに設けたり、液晶パネルの構造を変更したりすることなく、従来よりも簡便かつ安価にタッチパネルの覗き見を防止するデジタル複合機1を実現することが可能となる。
〔実施形態2〕
次に、図8および図9に基づき、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
次に、図8および図9に基づき、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
図8は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除の一例を示す説明図である。
図9は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図9は、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
実施形態2のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図1および図2)と同様であるため、説明を省略する。
また、実施形態2のデジタル複合機1の画面の表示処理も、実施形態1のデジタル複合機1の処理(図4および図5)と同様であるため、説明を省略する。
図8の例において、実施形態1(図6)と同様に、「本籍」、「戸籍筆頭者氏名」および「電話番号」の3つの個人情報が黒塗り表示されている。
実施形態1と異なる点は、例えば、「シャープ太郎」などの個人情報が「シャープ」と「太郎」の2つに分けられるなど、個人情報を予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けた上で、各小部分が別個に黒塗り表示される点である。
図8の例において、「本籍」は、市町村等の区切りで「奈良県」「大和郡山市」「美濃庄町」「432番地」の4つの小部分に分けられた上で、各小部分がそれぞれ黒塗り表示されている。
また、「戸籍筆頭者氏名」は、姓と名の区切りで「シャープ」「太郎」の2つの小部分に分けられた上で、各小部分がそれぞれ黒塗り表示されている。
また、「電話番号」は、ハイフンで「0743」「55」「4375」が3つの小部分に分けられた上で、各小部分がそれぞれ黒塗り表示されている。
なお、実施形態2においても、実施形態1と同様に、黒塗り解除領域が黒塗り部分と一致するが、ユーザーの選択の利便性を考慮して、黒塗り解除領域が黒塗り部分より多少広がっていてもよい。
ここで、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージの下に、「黒塗り部分を指で触れると、内容が表示されます」というメッセージが表示部161に表示される。
ここで、図9に示すように、ユーザーが「電話番号」の下の一番左の黒塗り表示を指でタッチすると、当該黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743」のみが表示される。
なお、隣り合う2つの黒塗り表示の両方にユーザーの指が検知された場合、当該2つの黒塗り表示を両方とも解除するようにしてもよいし、また、予め定められた優先順位に従って一方の黒塗り表示のみ(例えば、左側の黒塗り表示のみ)を解除するようにしてもよい。
このようにして、個人情報を所定の区切り単位ごとに複数の小部分に分けて黒塗り表示し、ユーザーがタッチした小部分のみ黒塗り表示を解除することで、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の内容のみが表示されるため、周囲から覗き見されるリスクを効果的に減らすデジタル複合機1を実現することが可能となる。
〔実施形態3〕
次に、図10および図11に基づき、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
次に、図10および図11に基づき、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
図10は、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除の一例を示す説明図である。
図11は、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図11は、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
実施形態3のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図1および図2)と同様であるため、説明を省略する。
また、実施形態3のデジタル複合機1の画面の表示処理も、実施形態1のデジタル複合機1の処理(図4および図5)と同様であるため、説明を省略する。
図10の例において、実施形態1(図6)と同様に、「本籍」、「戸籍筆頭者氏名」および「電話番号」の3つの個人情報が黒塗り表示されている。
実施形態1と異なる点は、黒塗り解除領域が黒塗り部分の左上部に位置している点である。
図10に示すように、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージの下に、「黒塗り部分の上のバーを指で触れると、内容が表示されます」というメッセージが表示部161に表示される。
ここで、図11に示すように、ユーザーが「電話番号」の下のバーを指でタッチすると、その下の黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743-55-4375」が表示される。
このようにして、個人情報を所定の区切り単位ごとに複数の小部分に分けて黒塗り表示し、ユーザーが黒塗り表示の左上部に表示されたバーを指でタッチしたとき、その下の黒塗り表示を解除することで、背後から見てユーザーの手で隠される領域に個人情報の内容が表示されるため、周囲からの覗き見を防止するデジタル複合機1を実現することが可能となる。
〔実施形態4〕
次に、図12および図13に基づき、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
次に、図12および図13に基づき、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
図12は、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除の一例を示す説明図である。
図13は、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図13は、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
実施形態4のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図1および図2)と同様であるため、説明を省略する。
また、実施形態4のデジタル複合機1の画面の表示処理も、実施形態1のデジタル複合機1の処理(図4および図5)と同様であるため、説明を省略する。
図12の例において、実施形態2(図8)と同様に、「本籍」、「戸籍筆頭者氏名」および「電話番号」の3つの個人情報が、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられた上で、各部分が別個に黒塗り表示されている。
実施形態2と異なる点は、黒塗り解除領域が、黒塗り表示された各小部分の左上部にそれぞれ位置している点である。
図12に示すように、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージの下に、「黒塗り部分の上のバーを指で触れると、内容が表示されます」というメッセージが表示部161に表示される。
ここで、図13に示すように、ユーザーが「電話番号」の下の一番左のバーを指でタッチすると、その右下の小部分の黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743」のみが表示される。
なお、ユーザーが画面にタッチしたまま、指を横にスライドさせた場合に、指で触れている黒塗り表示が一時的に解除されるようにしてもよい。
このようにして、個人情報を所定の区切り単位ごとに複数の小部分に分けて黒塗り表示し、ユーザーがタッチした黒塗り解除領域に対応する小部分のみを解除することで、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の内容のみが表示されるため、周囲から覗き見されるリスクを減らすデジタル複合機1を実現することが可能となる。
〔実施形態5〕
次に、図14~図16に基づき、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
次に、図14~図16に基づき、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示およびその解除の一例を説明する。
図14は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の表示方法の流れを示すフローチャートである。
図15は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除の一例を示す説明図である。
図16は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
図15は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除の一例を示す説明図である。
図16は、この発明の実施形態5に係るデジタル複合機1の表示部161に表示された個人情報を含む画面の黒塗り表示の解除操作の一例を示す説明図である。
実施形態5のデジタル複合機1の構成は、実施形態1のデジタル複合機1の構成(図1および図2)と同様であるため、説明を省略する。
また、実施形態5のデジタル複合機1の画面の表示処理も、実施形態1のデジタル複合機1の処理(図4)と同様である。
図14のフローチャートのステップS21~S24の処理はそれぞれ、図5(実施形態1)のステップS11~S14の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、図14のステップS25およびS26の処理について説明する。
図14のステップS24において、黒塗り解除領域がタッチされた場合(ステップS24の判定がYesの場合)、ステップS25において、制御部10は、タッチされた黒塗り解除領域に対応するグループに係る複数の黒塗り表示された小部分の黒塗り表示を予め定められた順に解除して表示部161に表示させる(ステップS25)。
続くステップS26において、制御部10は、最後の黒塗り表示された小部分の表示から予め定められた表示時間(例えば1秒など)が経過したか否かを判定する(ステップS26)。
図15の例において、実施形態4(図12)と同様に、「本籍」、「戸籍筆頭者氏名」および「電話番号」の3つの個人情報が、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられた上で、各部分が別個に黒塗り表示されている。
実施形態4と異なる点は、黒塗り解除領域が個人情報の各項目の左側に位置している点である。
図15に示すように、「内容を確認し、よろしければ[つぎへ]を押してください。」というメッセージの下に、「黒塗り部分の左上の丸印を指で触れると、内容が表示されます」「また、タッチするたびに表示箇所が切り替わります」というメッセージが表示部161に表示される。
図15の例において、「本籍」の左側の丸印は、「奈良県」「大和郡山市」「美濃庄町」「432番地」の4つの小部分からなるグループ1に対応する黒塗り解除領域である。
また、「戸籍筆頭者氏名」の左側の丸印は、「シャープ」「太郎」の2つの小部分からなるグループ2に対応する黒塗り解除領域である。
また、「電話番号」の左側の丸印は、「0743」「55」「4375」が3つの小部分からなるグループ3に対応する黒塗り解除領域である。
ここで、図16に示すように、ユーザーが「電話番号」の左側の丸印を指でタッチすると、その下の黒塗り表示されたグループ3の3つの小部分のうち、一番左の小部分の黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743」のみが表示される。
続いて、ユーザーが当該丸印をもう一度タッチすると、「0743」の黒塗り表示が再開され、「0743」の右隣の小部分の黒塗り表示が一時的に解除されて、「55」のみが表示される。
ユーザーが当該丸印をもう一度タッチすると、「55」の黒塗り表示が再開され、「55」の右隣の小部分の黒塗り表示が一時的に解除されて、「4375」のみが表示される。
さらに、ユーザーが当該丸印をもう一度タッチすると、「4375」の黒塗り表示が再開され、再び一番左の小部分の黒塗り表示が一時的に解除されて、「0743」のみが表示される。
そして、以下、ユーザーが当該丸印をタッチするたびに、同じグループ3の小部分の黒塗り表示の解除位置がループする。
また、ユーザーが黒塗り解除領域をタッチし続けている間、当該解除領域に対応する複数の黒塗りされた小部分を予め定められた時間(例えば1秒)ごとに順次解除するようにしてもよい。
そして、ユーザーが画面から指を離した場合は、最後に解除された小部分の黒塗り表示の解除時から予め定められた表示時間(例えば1秒)が経過したときに、黒塗り表示を再開するようにしてもよい。
このようにして、ユーザーが黒塗り解除領域を指でタッチするたび、当該解除領域に対応するグループに係る複数の小部分の黒塗り表示を順次解除することにより、背後から見てユーザーの手の陰に近い領域の個人情報の内容のみが表示されるため、周囲から覗き見されるリスクを効果的に減らすデジタル複合機1を実現することが可能となる。
この発明の好ましい態様には、上述した複数の態様のうちのいずれかを組み合わせたものも含まれる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:デジタル複合機、 10:制御部、 11:通信部、 12:画像データ取得部、 13:画像処理部、 14:記憶部、 15:画像形成部、 16:操作パネル、 17:タイマ、 20:タッチ入力部、 161:表示部、 162:操作部
Claims (6)
- ユーザーに各種情報を表示し、指のタッチ位置を検出するタッチパネルと、
前記タッチパネルを制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記タッチパネルに表示すべき情報に個人情報が含まれる場合、当該個人情報が表示された部分を前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された部分に対応する予め定められた黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する部分の黒塗り表示を一時的に解除して前記タッチパネルに表示させることを特徴とするタッチ入力装置。 - 前記個人情報は、名前、住所および電話番号のうち少なくとも1つの項目を含み、前記項目は、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられ、
前記制御部は、前記複数の小部分をそれぞれ前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された小部分に対応する前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する小部分の黒塗り表示を一時的に解除して前記タッチパネルに表示させる請求項1に記載のタッチ入力装置。 - 前記個人情報は、名前、住所および電話番号のうち少なくとも1つの項目を含み、前記項目は、予め定められた区切り単位ごとに複数の小部分に分けられ、
前記制御部は、前記複数の小部分をそれぞれ前記タッチパネルに黒塗り表示させ、黒塗り表示された前記複数の小部分からなるグループに対応する前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応するグループに係る前記複数の小部分の黒塗り表示をタッチされるたびに予め定められた順に一時的に解除して前記タッチパネルに表示させる請求項1に記載のタッチ入力装置。 - 前記黒塗り解除領域は、対応する前記黒塗り表示された部分と同じ位置か、あるいは対応する前記黒塗り表示された部分の左上部の予め定められた位置に表示される請求項1~3のいずれか1つに記載のタッチ入力装置。
- 時間の経過を計測するタイマをさらに備え、
前記黒塗り解除領域がタッチされたことを前記タッチパネルが検出した場合、前記制御部は、タッチされた前記黒塗り解除領域に対応する前記黒塗り表示がタッチされた後、予め定められた表示時間の間、解除して表示させる請求項1~4のいずれか1つに記載のタッチ入力装置。 - 請求項1~5のいずれか1つに記載のタッチ入力装置と、
前記タッチ入力装置から入力された操作指令に基づき、画像データを処理して画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022048725A JP2023142055A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | タッチ入力装置およびタッチ入力装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022048725A JP2023142055A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | タッチ入力装置およびタッチ入力装置を備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023142055A true JP2023142055A (ja) | 2023-10-05 |
Family
ID=88205906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022048725A Pending JP2023142055A (ja) | 2022-03-24 | 2022-03-24 | タッチ入力装置およびタッチ入力装置を備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023142055A (ja) |
-
2022
- 2022-03-24 JP JP2022048725A patent/JP2023142055A/ja active Pending
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