JP2023140260A - 西瓜自動考察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】西瓜の育種過程のコストダウン及び作業ばらつきの改善を図ることにより、西瓜の育種効率を向上させることができる西瓜自動考察装置を提供する。【解決手段】西瓜自動考察装置は、計量固定部と、吸引部と、調整可能カット部と、撮像部と、糖度測定部と、横方向プッシュ部と、粉砕押圧部と、種分離部と、架台と、を備え、吸引部は、西瓜を吸着し、上昇させ又は解放し、計量固定部は、可動作業台と、計量センサと、V字状固定用溝と、を有し、調整可能カット部は、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットし、糖度測定部は、計量固定部の上方に設置され、撮像部は、西瓜外郭画像の情報と断面画像の情報とを取得し、横方向プッシュ部は、V字状固定用溝に位置する西瓜を粉砕押圧部へプッシュし、粉砕押圧部は、間隙が形成されるように西瓜の押圧粉砕を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、西瓜自動考察装置に関する。
西瓜は、スイカ属、ウリ科の一年生の蔓生植物で、「夏の果物の王様」として評判され、世界的に重要な経済作物である。中国は世界最大の西瓜生産国及び消費国であると同時に、西瓜の育種大国でもあり、育種過程において考察することは非常に重要である。西瓜の考察は、計量、外郭及び断面画像の解析、果肉糖度測定などの西瓜の表現型と品質情報を収集し、最終的に西瓜種の収集が便利となるように西瓜種を果肉から分離する必要がある。
特許文献1には、西瓜の内部品質を非破壊に検査する方法が記載されている。
特開平09-101273号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法は、非破壊による検査方法であるため、西瓜の断面の解析や西瓜の種の精密解析を行うことができない。
また、一般的な破壊検査方法は、主に手作業に依存しているため、育種コストがかかるだけではなく、手作業による作業基準の統一化が困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みて、西瓜の育種過程のコストダウン及び作業ばらつきの改善を図ることにより、西瓜の育種効率を向上させることができる西瓜自動考察装置を提供することを目的とする。
本発明の態様によれば、西瓜自動考察装置であって、
計量固定部と、吸引部と、調整可能カット部と、撮像部と、糖度測定部と、横方向プッシュ部と、粉砕押圧部と、種分離部と、架台と、を備え、
前記吸引部は、前記架台に設置され、西瓜を吸着し、上昇させ又は解放し、
前記計量固定部は、前記吸引部の下方に設置され、測定位置とカット位置との切り替えが可能な可動作業台と、計量センサと、西瓜の前後の転動を防止するV字状固定用溝と、を有し、
前記調整可能カット部は、前記計量固定部の片側に設置され、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットし、
前記糖度測定部は、前記計量固定部の上方に設置され、
前記撮像部は、西瓜外郭画像の情報と断面画像の情報とを取得し、搭載されたコンピュータによって、当該西瓜の外郭形状、断面形状、サイズ、皮の厚さ及び形状歪み係数パラメータを取得し、
前記横方向プッシュ部は、前記V字状固定用溝に位置する西瓜を前記粉砕押圧部へプッシュし、その位置が前記可動作業台がカット位置に移動した際の前記V字状固定用溝に対応し、
前記粉砕押圧部は、間隙が形成されるように西瓜の押圧粉砕を行い、
前記種分離部は、前記粉砕押圧部によって押圧粉砕された西瓜の残骸から、西瓜種、西瓜果汁及び西瓜皮を分離し、西瓜種を収集する西瓜自動考察装置が提供される。
西瓜自動考察装置は、前記可動作業台に設けられ伸縮可能なピストンロッドを有する移動シリンダと、
前記架台に設けられたガイドレールと、
前記可動作業台に設けられるとともに前記ガイドレールに対して摺動する第1スライダと、
前記架台に設けられ、前記可動作業台の測定位置とカット位置との切替が行われるように前記移動シリンダの前記ピストンロッドの先端と接続されたストッパと、をさらに備えることが好ましい。
前記吸引部は、鉛直となるように前記架台に設置された直立シリンダと、前記直立シリンダのピストンロッドの先端に設置された吸着盤と、を有し、
前記直立シリンダは、前記可動作業台がカット位置に移動したときに前記V字状固定用溝の真上に取り付けられていることが好ましい。
前記調整可能カット部は、カッタと、カッタホルダと、カッタ高さ調整スライダモジュールと、カッタホルダ座と、カットシリンダと、を有し、
前記カッタが前記カッタホルダに固定され、前記カッタホルダがカッタ高さ調整スライダモジュールを介して前記カッタホルダ座と接続されることで、異なるカット高さが実現され、
前記カッタホルダ座と前記計量固定部が位置する前記可動作業台とは、同一の前記ガイドレールで移動し、
前記カットシリンダは、前記カッタをプッシュすることで、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットし、カットされた断面と前記撮像部との距離があらかじめ把握され、断面の画像解析が行われることが好ましい。
前記カッタホルダ座の底部には、前記ガイドレールに係合される第2スライダが設置されていることが好ましい。
前記粉砕押圧部は、第1押圧ローラと、第2押圧ローラと、第2粉砕ローラと、調整ボルトと、第1粉砕ローラと、ライナープレートと、モータと、を有し、
前記モータは、出力軸が第1押圧ローラに接続され、
前記第1押圧ローラと前記第2押圧ローラとは、互いに反対方向に運動するように互いに平行に設置されることで、間隙が形成されるように西瓜が押圧され、
前記第1押圧ローラ及び前記第2押圧ローラは、それぞれ前記第1粉砕ローラ及び第2粉砕ローラの運動と同期し、
前記調整ボルトは、前記第1粉砕ローラと前記第2粉砕ローラとの動作間隙、及び、前記第1押圧ローラと前記第2押圧ローラとの動作間隙を調整し、
前記ライナープレートは、各ローラに密着されていることが好ましい。
前記種分離部は、押圧された西瓜の残骸が載置されるストレーナと、西瓜の残骸を洗浄することによって、西瓜種、西瓜果汁と西瓜皮とを分離する高圧噴射ガンと、洗浄された西瓜種、西瓜果汁及び水を受け入れ、西瓜種を収集するフィルタを有する種出口と、を有することが好ましい。
本発明の態様によれば、西瓜の育種過程のコストダウン及び作業ばらつきの改善を図ることにより、西瓜の育種効率を向上させることができる。
本発明の実施例の斜視図である。 本発明の実施例の正面図である。 本発明の実施例の左側面図である。 本発明の実施例に係る粉砕押圧装置の斜視図である。 本発明の実施例に係る粉砕押圧装置の正面図である。 本発明の実施例に係る粉砕押圧装置のA-A断面図である。 本発明の実施例に係る粉砕押圧装置のB-B断面図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、単に実施形態ともいう。)について詳細に説明する。
図1~図8に示すように、本実施形態によれば、計量固定部8と、吸引部17と、調整可能カット部25と、撮像部16と、糖度測定部12と、横方向プッシュ部29と、粉砕押圧部4、種分離部3と、架台1と、制御部としてのコンピュータと、を備える西瓜自動考察装置が提供される。
計量固定部8は、可動作業台と、計量センサ9と、V字状固定用溝10と、を有する。可動作業台には、第1スライダ27が設けられている。架台1には、第1水平方向(図2における左右方向/Y軸方向)に沿って延在するとともに第1スライダ27と係合するガイドレール26が設けられている。そして、第1スライダ27は、ガイドレール26に対して摺動することで、可動作業台は、第1水平方向に沿って移動する。西瓜自動考察装置は、可動作業台の測定位置とカット位置との切替を行うための移動シリンダ7と、架台1に設けられたストッパ6とをさらに備える。移動シリンダ7は、可動作業台に設けられ伸縮可能なピストンロッドを有する。具体的には、移動シリンダ7は、その伸縮可能なピストンロッドが第1水平方向に沿って延在するように設けられている。そして、ストッパ6は、可動作業台の測定位置とカット位置との切替が行われるように移動シリンダ7のピストンロッドの先端と接続されている。V字状固定用溝10は、西瓜の前後の転動を防止し、かつ、吸着時の応力分布を改善し、西瓜をより適切に固定すると同時に西瓜の損傷を低減させることができる。
吸引部17は、鉛直方向に沿って移動可能なピストンロッドを有する直立シリンダ18と、ピストンロッドの先端(図2の下端)に設けられた吸着盤32と、を有する。前記直立シリンダ18は、可動作業台がカット位置に移動した際にV字状固定用溝10の真上に位置するように架台1に取り付けられる。吸着盤32は、負圧により駆動されることで、西瓜の吸着、上昇及び解放が実現される。
調整可能カット部25は、ロープ長さ測定センサ19と、カッタ20と、カッタホルダ21と、カッタ高さ調整スライダモジュール22と、カッタホルダ座23と、カットシリンダ24と、を有する。ロープ長さ測定センサ19は、並行に直立シリンダ18の片側に取り付けられ、直立シリンダ18のピストンロッドの伸縮量を測定する測定ロープが直立シリンダ18のピストンロッドの先端に固定されている。また、ロープ長さ測定センサ19は、吸着盤32が西瓜の頂部と当接する際に直立シリンダ18のピストンロッドの伸縮量を測定し、コンピュータへ出力する。コンピュータは、測定した直立シリンダ18のピストンロッドの伸縮量に基づいて、西瓜の直径を算出することができる。そして、コンピュータは、算出した西瓜の直径に基づいて、西瓜の直径に対応するカッタ20のカット高さを算出し、カッタ高さ調整スライダモジュール22に出力する。前記カッタ20がカッタホルダ21に固定され、カッタホルダ21がカッタ高さ調整スライダモジュール22を介してカッタホルダ座23と接続されることで、異なるカット高さが実現される。カッタホルダ座の底部には、ガイドレール26に係合される第2スライダ271が設置されている。カッタホルダ座23は、第2スライダ271及びガイドレール26を介して架台1に接続されることで、計量固定部8が位置する可動作業台とガイドレール26で移動することが実現される。カットシリンダ24は、そのピストンロッドが第1水平方向に沿って延在するように架台1に設けられている。また、カットシリンダ24のピストンロッドの先端は、カッタホルダ座23と接続されている。カットシリンダ24は、カッタホルダ座23を介してカッタ20をプッシュすることで、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットする。カットされた断面と撮像部16との距離があらかじめ把握されているため、西瓜の断面の画像解析がコンピュータにより行われる。
撮像部16は、可動作業台の上方に位置するように架台1に取り付けられている。撮像部16は、V字状固定用溝10に載置された半分の西瓜の西瓜外郭画像の情報及び断面画像の情報を取得し、搭載されたコンピュータによって、当該西瓜の外郭形状、断面形状、サイズ、皮の厚さ及び形状歪み係数パラメータを取得し、画像解析により西瓜断面の中心と西瓜の辺縁箇所における測定点座標値を取得する。
糖度測定部12は、糖度センサ11と、糖度センサ11を鉛直方向(図1における上下方向/Z軸方向)に沿って昇降させるZ軸スライダモジュール13と、第1水平方向と直交する第2水平方向(図3における左右方向/X軸方向)に沿ってZ軸スライダモジュール13を移動させるX軸スライダモジュール14と、第1水平方向に沿ってX軸スライダモジュール14を移動させるY軸スライダモジュール15と、を有する。
糖度センサ11は、果汁に接触してその糖度含有量を測定するために果肉に挿入してもよく、非接触測定センサに置き換えて同様の機能を実現してもよい。Z軸スライダモジュール13は、鉛直方向に沿って延在するように設けられた鉛直ガイドポールと、鉛直ガイドポールに対して摺動するように糖度センサ11と接続された昇降スライダと、を有する。X軸スライダモジュール14は、第1水平方向に沿って延在するように設けられた第1水平ガイドポールと、第1水平ガイドポールに対して摺動するようにZ軸スライダモジュール13と接続された第1水平スライダと、を有する。Y軸スライダモジュール15は、第2水平方向に沿って延在するように設けられた第2水平ガイドポールと、第2水平ガイドポールに対して摺動するようにX軸スライダモジュール14と接続された第2水平スライダと、を有する。このようなX軸スライダモジュール14、Y軸スライダモジュール15及びZ軸スライダモジュール13により、糖度センサ11を指定された測定位置に移動させるための三軸ロボットアーム機能が実現される。
横方向プッシュ部29は、V字状固定用溝10に位置する西瓜をフィードホッパ5へプッシュし、その位置が計量固定部8が位置する可動作業台がカット位置に移動した際のV字状固定用溝10に対応するように架台1に設けられている。具体的には、横方向プッシュ部29は、第2方向に沿って伸縮可能なピストンロッドを有するシリンダから構成されている。そして、当該ピストンロッドは、伸長することにより、そのピストンロッドの先端がカットされた西瓜をプッシュしてフィードホッパ5に突き落とすことができる。
粉砕押圧部4は、第1押圧ローラ34と、第2押圧ローラ35と、第2粉砕ローラ36と、調整ボルト37と、UCP軸受38と、第1粉砕ローラ39と、ライナープレート40と、モータ41と、を有する。モータ41の出力軸と第1押圧ローラ34との間には、スプロケットが用いられることにより、モータ41の動力が第1押圧ローラ34に伝達される。第1押圧ローラ34と第2押圧ローラ35との間は、ギア伝動であることで、二つのローラの逆方向運動を実現することができる。これにより、間隙が形成されるように西瓜が押圧される。第1押圧ローラ34及び第2押圧ローラ35は、それぞれ第1粉砕ローラ39及び第2粉砕ローラ36との間でスプロケット伝動を採用し、二つの粉砕ローラと二つの押圧ローラの運動を同期させるように維持することを実現することができる。そして、粉砕ローラに円周状に均一に分布された歯片によって半分にカットされた西瓜を粉砕し、下向きに搬送することで、西瓜の表面が滑らかすぎ、又は西瓜の皮の強度が高すぎるため、押圧作業が正常に動作しにくい問題を回避することができる。第2押圧ローラ35及び第2粉砕ローラ36は、いずれもUCP軸受38を採用して機体に固定され、より広い範囲の西瓜品種の押圧作業のニーズに適応するために、調整ボルト37によりそれぞれ粉砕ローラの動作隙間、押圧ローラの動作隙間を調整してもよい。この場合に、具体的には、調整ボルト37をねじ込み又は緩むことにより、第1押圧ローラ34及び第1粉砕ローラ39に対してそれぞれ第2押圧ローラ35及び第2粉砕ローラ36を近接又は離間させることができる。ライナープレート40は、各ローラに密着されており、隙間ばめを採用することで、粉砕及び押圧作業時の西瓜の破片、種などが入りにくくなり、清掃に便利であり、種の混同をより良好に回避することができる。
種分離部3は、押圧された西瓜の残骸が載置されるストレーナ2と、西瓜の残骸を洗浄することによって、西瓜種、西瓜果汁と西瓜皮とを分離する高圧噴射ガン33と、洗浄された西瓜種、西瓜果汁及び水を受け入れ、西瓜種を収集するフィルタを有する種出口31と、を有する。
本発明の実施例の作業過程は、以下のとおりである。使用者が西瓜を、その長軸が第2方向と平行になるようにV字状固定用溝10に載置し、計量センサ9により測定される西瓜の重量を取得し、撮像部16により西瓜の外郭画像情報を取得する。移動シリンダ7により西瓜をカット位置に駆動し、直立シリンダ18により西瓜を下向きに押さえつけるように吸着盤32を駆動し、吸着盤変位量は、ロープ長さ測定センサ19によって測定され、架台1、計量固定部8、V字状固定用溝10の幾何学的構造情報から西瓜の中心位置高さを推定し、調整可能カット部25のカッタホルダ21の高さを制御することにより、中位水平カットが実現することができる。吸着盤32が負圧で起動され、カットされた上半分の西瓜を吸引して上昇させ、下半分の西瓜は移動シリンダ7の駆動によって測定位置に戻される。撮像部16により、西瓜断面の画像情報を取得し、画像解析を行い、既知の断面と撮像部の距離に基づいて、皮の厚さ、断面積などのパラメータを解析し、中心箇所及び皮の辺縁箇所における糖度測定点のデカルト座標値を算出する。XYZの三軸スライダモジュールを制御することにより、糖度センサカッタによって指定された測定点を駆動し、果汁に接触するために果肉に挿入し、又は非接触センシングによって各西瓜断面の各領域の糖度を測定する。吸着盤32が解放され、上半分の西瓜は重力によりフィードホッパ5に落下して粉砕押圧部4に入り込み、第1粉砕ローラ39及び第2粉砕ローラ36により半球状の西瓜が押し潰されて第1押圧ローラ34及び第2押圧ローラ35に下向きに送り込まれ、西瓜種と果肉との間に顕著な圧縮強度差があるため、押圧ローラ間の隙間を西瓜の最大包絡球径よりも常に大きくすることで、西瓜種が押圧されて損傷することなく、果肉がいずれも果汁として押圧されるように確保することができる。押圧された後に生成された西瓜の残骸は、ストレーナ2から滑り落ち、高圧噴射ガン33により、西瓜種及び果汁が洗浄されて種出口31に入り込み、フィルタの濾過により西瓜種が収集され、西瓜皮の残骸は、機外に排出される。フィードホッパ5の上方に配置されたスプリンクラヘッドにより、フィードホッパ5及び粉砕押圧部4の清掃が実現され、押圧装置の構造が簡単であるため、良好な清掃効果を実現することができ、種の混同の問題を回避することができる。
本実施形態によれば、西瓜の育種過程のコストダウン及び作業ばらつきの改善を図ることにより、西瓜の育種効率を向上させることができる。
以上の内容は、具体的な実施形態と併せて本発明をさらに詳細に説明したものであるが、本発明の具体的な実施はこれらの説明に限定されるものとは考えられない。当業者にとって、本発明の考え方を逸脱することなく、いくつかの簡単な推論又は置換を行ってもよい。
1、架台
2、ストレーナ
3、種分離部
4、粉砕押圧部
5、フィードホッパ
6、ストッパ
7、移動シリンダ
8、計量固定部
9、計量センサ
10、V字状固定用槽
11、糖度センサ
12、糖度測定部
13、Z軸スライダモジュール
14、X軸スライダモジュール
15、Y軸スライダモジュール
16、撮像部
17、吸引部
18、直立シリンダ
19、ロープ長さ測定センサ
20、カッタ
21、カッタホルダ
22、カッタ高さ調整スライダモジュール
23、カッタホルダ座
24、カットシリンダ
25、調整可能カット部
26、ガイドレール
27、第1スライダ
28、横方向プッシュシリンダ
29、横方向プッシュ部
30、押圧種取り器固定プレート
31、種出口
32、吸着盤
33、高圧噴射ガン
34、第1押圧ローラ
35、第2押圧ローラ
36、第2粉砕ローラ
37、調整ボルト
38、UCP軸受
39、第1粉砕ローラ
40、ライナープレート
41、モータ

Claims (7)

  1. 西瓜自動考察装置であって、
    計量固定部と、吸引部と、調整可能カット部と、撮像部と、糖度測定部と、横方向プッシュ部と、粉砕押圧部と、種分離部と、架台と、を備え、
    前記吸引部は、前記架台に設置され、西瓜を吸着し、上昇させ又は解放し、
    前記計量固定部は、前記吸引部の下方に設置され、測定位置とカット位置との切り替えが可能な可動作業台と、計量センサと、西瓜の前後の転動を防止するV字状固定用溝と、を有し、
    前記調整可能カット部は、前記計量固定部の片側に設置され、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットし、
    前記糖度測定部は、前記計量固定部の上方に設置され、
    前記撮像部は、西瓜外郭画像の情報と断面画像の情報とを取得し、搭載されたコンピュータによって、当該西瓜の外郭形状、断面形状、サイズ、皮の厚さ及び形状歪み係数パラメータを取得し、
    前記横方向プッシュ部は、前記V字状固定用溝に位置する西瓜を前記粉砕押圧部へプッシュし、その位置が前記可動作業台がカット位置に移動した際の前記V字状固定用溝に対応し、
    前記粉砕押圧部は、間隙が形成されるように西瓜の押圧粉砕を行い、
    前記種分離部は、前記粉砕押圧部によって押圧粉砕された西瓜の残骸から、西瓜種、西瓜果汁及び西瓜皮を分離し、西瓜種を収集する、
    西瓜自動考察装置。
  2. 請求項1に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記可動作業台に設けられ伸縮可能なピストンロッドを有する移動シリンダと、
    前記架台に設けられたガイドレールと、
    前記可動作業台に設けられるとともに前記ガイドレールに対して摺動する第1スライダと、
    前記架台に設けられ、前記可動作業台の測定位置とカット位置との切替が行われるように前記移動シリンダの前記ピストンロッドの先端と接続されたストッパと、をさらに備える、
    西瓜自動考察装置。
  3. 請求項2に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記吸引部は、鉛直となるように前記架台に設置された直立シリンダと、前記直立シリンダのピストンロッドの先端に設置された吸着盤と、を有し、
    前記直立シリンダは、前記可動作業台がカット位置に移動したときに前記V字状固定用溝の真上に取り付けられている、
    西瓜自動考察装置。
  4. 請求項3に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記調整可能カット部は、カッタと、カッタホルダと、カッタ高さ調整スライダモジュールと、カッタホルダ座と、カットシリンダと、を有し、
    前記カッタが前記カッタホルダに固定され、前記カッタホルダがカッタ高さ調整スライダモジュールを介して前記カッタホルダ座と接続されることで、異なるカット高さが実現され、
    前記カッタホルダ座と前記計量固定部が位置する前記可動作業台とは、前記ガイドレールで移動し、
    前記カットシリンダは、前記カッタをプッシュすることで、カット位置に位置する西瓜を水平方向にカットし、カットされた断面と前記撮像部との距離があらかじめ把握され、断面の画像解析が行われる、
    西瓜自動考察装置。
  5. 請求項4に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記カッタホルダ座の底部には、前記ガイドレールに係合される第2スライダが設置されている、
    西瓜自動考察装置。
  6. 請求項1に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記粉砕押圧部は、第1押圧ローラと、第2押圧ローラと、第2粉砕ローラと、調整ボルトと、第1粉砕ローラと、ライナープレートと、モータと、を有し、
    前記モータは、出力軸が第1押圧ローラに接続され、
    前記第1押圧ローラと前記第2押圧ローラとは、互いに反対方向に運動するように互いに平行に設置されることで、間隙が形成されるように西瓜が押圧され、
    前記第1押圧ローラ及び前記第2押圧ローラは、それぞれ前記第1粉砕ローラ及び第2粉砕ローラの運動と同期し、
    前記調整ボルトは、前記第1粉砕ローラと前記第2粉砕ローラとの動作間隙、及び、前記第1押圧ローラと前記第2押圧ローラとの動作間隙を調整し、
    前記ライナープレートは、各ローラに密着されている、
    西瓜自動考察装置。
  7. 請求項1に記載の西瓜自動考察装置であって、
    前記種分離部は、押圧された西瓜の残骸が載置されるストレーナと、西瓜の残骸を洗浄することによって、西瓜種、西瓜果汁と西瓜皮とを分離する高圧噴射ガンと、洗浄された西瓜種、西瓜果汁及び水を受け入れ、西瓜種を収集するフィルタを有する種出口と、を有する、
    西瓜自動考察装置。
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