JP2023137860A - 浮体構造物の製造方法 - Google Patents

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沙代 山田
sayo Yamada
東熙 高
Dongxi Gao
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

【課題】大量生産をすることが可能な浮体構造物の製造方法を提供する。【解決手段】陸上の作業場31で少なくとも浮力を発生し得る浮体構造物1を製造し、浮体構造物1を水域に進水させる、浮体構造物の製造方法であって、水域の作業場31に隣接する場所に設けられた、浮体構造物1を載置可能な載置部23を水面から露出した状態と、水中に位置した状態と、を取りうるリフト2を用い、リフト2の載置部23を水面から露出した状態から水中に位置した状態として浮体構造物1を進水させつつ、作業場31で別の浮体構造物を製造可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、浮体構造物の製造方法に関するものである。
従来から、船のような浮体構造物は、造船ドックで製造され、造船ドックに水を注入することにより進水させられるようになっている(下記の特許文献1参照)。
特開2010-179757号公報
しかしながら、特許文献1に記載された製造方法では、1つの浮体構造物を製造して進水し終わるまで、造船ドックで次の浮体構造物を製造することは難しく、大量生産には適していないという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、大量生産をすることが可能な浮体構造物の製造方法を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る浮体構造物の製造方法は、陸上の作業場で少なくとも浮力を発生し得る浮体構造物を製造し、前記浮体構造物を水域に進水させる、浮体構造物の製造方法であって、前記水域の前記作業場に隣接する場所に設けられた、前記浮体構造物を載置可能な載置部を水面から露出した状態と、水中に位置した状態と、を取りうるリフトを用い、前記リフトの前記載置部を水面から露出した状態から水中に位置した状態として前記浮体構造物を進水させつつ、前記作業場で別の浮体構造物を製造可能とする。
このように構成された浮体構造物の製造方法では、リフトによる浮体構造物の進水作業と、作業場での別の浮体構造物の製作作業と、を同時並行でできる。このため、スムーズ且つ迅速に浮体構造物の製造を進められ、大量生産をすることができる。
また、本発明に係る浮体構造物の製造方法は、前記作業場から前記リフトの前記載置部に前記浮体構造物を移動可能とする溝が前記作業場及び前記載置部に設けられていてもよい。
このように構成された浮体構造物の製造方法では、作業場からリフトの載置部まで繋がる溝に沿って浮体構造物を移動させることができるため、作業性を高めることができる。
また、本発明に係る浮体構造物の製造方法は、前記作業場から前記リフトの前記載置部に前記浮体構造物を移動可能とするベルトコンベアが前記作業場及び前記載置部に設けられていてもよい。
このように構成された浮体構造物の製造方法では、作業場からリフトの載置部まで繋がるベルトコンベアで浮体構造物を移動させることができるため、作業性を高めることができる。
本発明に係る浮体構造物の製造方法によれば、大量生産をすることができる。
本発明の一実施形態に係る浮体構造物の製造方法を説明する模式図である。 リフトの構成を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係る浮体構造物の製造方法について、図面を参照しつつ説明する。
まず初めに浮体構造物1を製造する際に用いられる設備について、説明を行う。浮体構造物1を製造する設備は、岸壁などの陸地からなる作業場31と、作業場31に隣接する水域Wと、を有する。作業場31は、図1では図示しないものの、工場等の建屋を備えていてもよく、少なくとも浮力を発生し得る構成となるように組み立てられた浮体構造物1を形成するためのエリアである。
水域Wは、海や湖などであり、浮体構造物1が進水させられるエリアである。水域Wには、浮体構造物1を進水可能とするリフト2が設けられている。図2は、リフト2の構成を示す概略図である。
図2に示すように、リフト2は、浮体構造物1が載置可能なリフト底盤(載置部)23と、複数の杭21と、センターホールジャッキ22と、ロッド22aと、を有している。複数の杭21は、鉛直方向に延び、上端部にセンターホールジャッキ22が固定され、下端部が水域Wの海底地盤Gに打ち込まれ、海底に設置される。ロッド22aは、一端がリフト底盤23に固定され、他端がセンターホールジャッキ22に挿通されている。このようにして、リフト底盤23は、センターホールジャッキ22でロッド22aが引っ張られることで水域Wの水面から露出した状態と、センターホールジャッキ22でロッド22aの移動が許容され、水域Wの水中に位置する状態と、を取りうるよう構成されている。つまり、センターホールジャッキ22は、杭21の反力を利用して、リフト底盤23を上下に移動可能としている。リフト底盤23が下方に移動し、水中に移動することによって、リフト底盤23上に載置された浮体構造物1は、進水可能とされている。
なお、浮体構造物1を作業場31からリフト2のリフト底盤23へ種々の方法を用いて移動可能としてもよい。例えば、上下昇降するジャッキ及び水平移動用ジャッキが搭載された設置台の上に浮体構造物1を載せて、スライド移動させる方法(IP-CCVシステム)を用いてもよい。この他、エアーキャスターが設けられた設置台の上に浮体構造物1を載せて、ジャッキまたはウィンチを使用して移動させる方法や浮体構造物1を載せた設置台をベルトコンベアで移動させたり、設置台に無限軌道や車輪等を設けて移動させたりする方法を用いてもよい。作業場31の製造場所からリフト2までの道のり、及びリフト2のリフト底盤23には、上記の移動装置が活用できるように、IP-CCVシステム、エアーキャスター、無限軌道や車輪の走行が可能なレールや溝を設けたり、ベルトコンベア等の装置を取り付けたりしておくことが好ましい。
次に、本発明の一実施形態に係る浮体構造物の製造方法を説明する。
図1に示すように、浮体構造物1のうち、少なくとも浮力を発生し得る構成を作業場31で製造する。作業場31で製造した、少なくとも浮力を発生し得る構成を有する浮体構造物1は、水域Wに設置されたリフト2の水面から露出したリフト底盤23上に移動させられる。そして、リフト2のリフト底盤23を降下させ、リフト底盤23を水面から露出した状態から水中に位置した状態とすることで、浮体構造物1を水域Wに進水させる。水域Wへ浮体構造物1の進水をさせつつ、作業場31では新たな浮体構造物(1の製造を開始する。上記の作業を繰り返すことによって、順次浮体構造物1を製造する。
このように構成された浮体構造物の製造方法では、リフト2による浮体構造物1の進水作業と、作業場31での別の浮体構造物1の製作作業と、を同時並行でできる。このため、スムーズ且つ迅速に浮体構造物1の製造を進められ、大量生産をすることができる。
また、作業場31からリフト底盤23まで繋がる溝に沿って浮体構造物1を移動させたり、作業場31からリフト底盤23まで繋がるベルトコンベアで浮体構造物1を移動させたりできるため、作業性を高めることができる。
また、リフト2を利用した進水では、浮体構造物1を吊るすことがないため、浮体構造物1に補強等をする必要がなく、補強の手間を省略して短工期で製造が可能であるとともに、低コストで量産が可能である。
なお、上述した実施の形態において示した組立手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
1 浮体構造物
2 リフト
21 杭
22 センターホールジャッキ(ジャッキ)
23 リフト底盤(載置部)
31 作業場
W 水域

Claims (3)

  1. 陸上の作業場で少なくとも浮力を発生し得る浮体構造物を製造し、
    前記浮体構造物を水域に進水させる、浮体構造物の製造方法であって、
    前記水域の前記作業場に隣接する場所に設けられた、前記浮体構造物を載置可能な載置部を水面から露出した状態と、水中に位置した状態と、を取りうるリフトを用い、
    前記リフトの前記載置部を水面から露出した状態から水中に位置した状態として前記浮体構造物を進水させつつ、前記作業場で別の浮体構造物を製造可能とする浮体構造物の製造方法。
  2. 前記作業場から前記リフトの前記載置部に前記浮体構造物を移動可能とする溝が前記作業場及び前記載置部に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の浮体構造物の製造方法。
  3. 前記作業場から前記リフトの前記載置部に前記浮体構造物を移動可能とするベルトコンベアが前記作業場及び前記載置部に設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の浮体構造物の製造方法。
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