JP2023137616A - 電動作業機 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023137616000001
【課題】電動作業機の重量の増大を抑制し、コイルの熱を放散すること。
【解決手段】電動作業機は、コイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータと、ロータに固定されるロータシャフトと、を有するモータと、ロータシャフトにより駆動される出力部と、挿入口を有する本体部と、本体部よりも軸方向一方側に配置され挿入口を塞ぐように本体部に接続される蓋部と、を有し、ステータ及びロータが収容されるモータケースと、コイルを覆う第1部分と、第1部分よりも軸方向一方側に配置される第2部分と、を有し、モータケースに収容される樹脂部と、を備える。第1部分と第2部分とは、一体である。第1部分及び第2部分のそれぞれは、筒状である。第2部分の内径を示す第2内径は、第1部分の内径を示す第1内径よりも大きい。
【選択図】図4

Description

本明細書で開示する技術は、電動作業機に関する。
電動作業機に係る技術分野において、特許文献1に開示されているような電動工具が知られている。
特開2006-067639号公報
電動作業機は、動力源としてモータを備える。モータは、コイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータとを有する。コイルに駆動電流が供給されると、コイルが発熱する。そのため、コイルの熱を放散できる技術が要望される。また、コイルは、コイルモールドと呼ばれる樹脂部に覆われる。樹脂部に起因して電動作業機の重量が増大する可能性がある。
本明細書で開示する技術は、電動作業機の重量の増大を抑制し、コイルの熱を放散することを目的とする。
本明細書は、電動作業機を開示する。電動作業機は、モータと、出力部と、モータケースと、樹脂部とを備えてもよい。モータは、コイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータと、ロータに固定されるロータシャフトと、を有してもよい。出力部は、ロータシャフトにより駆動されてもよい。ステータ及びロータは、モータケースに収容されてもよい。モータケースは、挿入口を有する本体部と、本体部よりも軸方向一方側に配置され挿入口を塞ぐように本体部に接続される蓋部と、を有してもよい。樹脂部は、モータケースに収容されてもよい。樹脂部は、コイルを覆う第1部分と、第1部分よりも軸方向一方側に配置される第2部分と、を有してもよい。第1部分と第2部分とは、一体でもよい。第1部分及び第2部分のそれぞれは、筒状でもよい。第2部分の内径を示す第2内径は、第1部分の内径を示す第1内径よりも大きくてもよい。
本明細書で開示する技術によれば、電動作業機の重量の増大が抑制され、コイルの熱が放散される。
図1は、本実施形態に係る電動作業機を示す左方からの斜視図である。 図2は、本実施形態に係るモータアセンブリを示す左方からの斜視図である。 図3は、本実施形態に係るモータアセンブリを示す側面図である。 図4は、本実施形態に係るモータアセンブリを示す縦断面図である。 図5は、本実施形態に係るモータアセンブリを示す横断面図である。 図6は、本実施形態に係るモータアセンブリの一部を拡大した縦断面図である。 図7は、本実施形態に係るモータアセンブリを示す左方からの分解斜視図である。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、モータと、出力部と、モータケースと、樹脂部とを備えてもよい。モータは、コイルを含むステータと、ステータに対して回転するロータと、ロータに固定されるロータシャフトと、を有してもよい。出力部は、ロータシャフトにより駆動されてもよい。ステータ及びロータは、モータケースに収容されてもよい。モータケースは、挿入口を有する本体部と、本体部よりも軸方向一方側に配置され挿入口を塞ぐように本体部に接続される蓋部と、を有してもよい。樹脂部は、モータケースに収容されてもよい。樹脂部は、コイルを覆う第1部分と、第1部分よりも軸方向一方側に配置される第2部分と、を有してもよい。第1部分と第2部分とは、一体でもよい。第1部分及び第2部分のそれぞれは、筒状でもよい。第2部分の内径を示す第2内径は、第1部分の内径を示す第1内径よりも大きくてもよい。
上記の構成では、コイルの熱は、樹脂部を介して放散される。コイルは、樹脂部の第1部分に覆われる。第1部分よりも軸方向一方側に配置される第2部分の第2内径は、第1部分の第1内径よりも大きい。そのため、樹脂部の重量の増大が抑制される。樹脂部の重量の増大が抑制されることにより、電動作業機の重量の増大が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、ロータの回転を検出する磁気センサを支持するセンサ基板を備えてもよい。センサ基板は、第2部分の径方向内側に配置されてもよい。
上記の構成では、第2部分の第2内径が第1部分の第1内径よりも大きいので、第2部分の径方向内側の空間の狭小化が抑制される。センサ基板を配置する空間が狭小である場合、センサ基板を小型化する必要が生じる。センサ基板を小型化すると、センサ基板に実装される電子部品の大きさ、位置、及び数等が制約を受けたり、実装の難易度が高まったりする可能性がある。センサ基板を配置する空間の狭小化が抑制されることにより、センサ基板を小型化しなくても済む。
1つ又はそれ以上の実施形態において、センサ基板は、蓋部に固定されてもよい。
上記の構成では、挿入口を介して本体部の内側にステータが挿入され、ステータの少なくとも一部が樹脂部で覆われた後、本体部の内側にロータが挿入される。ステータ、樹脂部、及びロータが本体部の内側に配置された後、センサ基板が固定された蓋部と本体部とが接続される。これにより、ステータ、樹脂部、ロータ、及びセンサ基板のそれぞれが、モータケースに適正に収容される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、センサ基板を蓋部に固定する基板ねじを備えてもよい。基板ねじは、第2部分の径方向内側に配置されてもよい。
上記の構成では、センサ基板及び基板ねじを配置する空間の狭小化が抑制されるので、基板ねじは、センサ基板と蓋部とを適正に固定することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、センサ基板の第1表面の少なくとも一部は、軸方向一方側を向くロータの端面に対向してもよい。
上記の構成では、センサ基板の磁気センサは、ロータの回転を適正に検出することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第1表面の反対側を向くセンサ基板の第2表面は、蓋部に対向してもよい。
上記の構成では、モータケースの大型化が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第1表面の周縁領域は、軸方向一方側を向く第1部分の端面に対向してもよい。
上記の構成では、センサ基板の小型化が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、センサ基板の外周面は、径方向内側を向く第2部分の内周面に対向してもよい。
上記の構成では、モータケースの大型化が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、センサ基板と樹脂部とは離れてもよい。
上記の構成では、コイルの熱が樹脂部を介してセンサ基板に伝達されることが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第2部分の少なくとも一部は、蓋部に接触してもよい。
上記の構成では、コイルの熱は、樹脂部の第1部分及び第2部分を介して蓋部に伝達される。蓋部に伝達されたコイルの熱は、モータケースの周囲の空間に放散される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第2部分の外径を示す第2外径は、第1部分の外径を示す第1外径よりも大きくてもよい。
上記の構成では、例えばモータのバスバーユニットが樹脂部の第2部分に適正に覆われる。樹脂部は、伝熱機能のみならず、防水機能も有する。そのため、例えばバスバーユニットが樹脂部の第2部分に覆われることにより、バスバーユニットが防水される。また、第2部分の第2外径が第1部分の第1外径よりも大きいので、第2部分は、バスバーユニットのみならず、モータケースに収容される様々なパーツを覆うことができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第2部分の少なくとも一部は、本体部に接触してもよい。
上記の構成では、コイルの熱は、樹脂部の第1部分及び第2部分を介して本体部に伝達される。本体部に伝達されたコイルの熱は、モータケースの周囲の空間に放散される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第1部分の少なくとも一部は、本体部に接触してもよい。
上記の構成では、コイルの熱は、樹脂部の第1部分を介して本体部に伝達される。本体部に伝達されたコイルの熱は、モータケースの周囲の空間に放散される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ステータは、ティースを有するステータコアと、ステータコアに固定されるインシュレータと、を有してもよい。コイルは、インシュレータを介してティースに巻かれてもよい。第1部分は、ステータコア及びインシュレータの少なくとも一部を覆ってもよい。
上記の構成では、コイルのみならず、ステータコア及びインシュレータの少なくとも一部が樹脂部の第1部分に覆われる。これにより、ステータコア及びインシュレータは、樹脂部により保護される。また、上述のように、樹脂部は、伝熱機能のみならず、防水機能も有する。そのため、ステータコア及びインシュレータが防水される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第1内径は、ステータコアの内径に実質的に等しくてもよい。
上記の構成では、第1部分の体積の不必要な増大が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、一対のコイルを接続する短絡部材と、短絡部材を覆う絶縁部材と、を含むバスバーユニットを備えてもよい。第2部分は、バスバーユニットを覆ってもよい。
上記の構成では、バスバーユニットは、樹脂部により保護される。また、バスバーユニットは、樹脂部により防水される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、バスバーユニットは、電源線に接続される外部端子を有してもよい。コイルの駆動電流は、電源線、外部端子、及び短絡部材を介して、コイルに供給されてもよい。
上記の構成では、バスバーユニットの外部端子は、樹脂部により防水される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、バスバーユニットは、インシュレータに固定されてもよい。
上記の構成では、バスバーユニットとインシュレータとの相対位置の変化が抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、バスバーユニットをインシュレータに固定するバスバーねじを備えてもよい。第2部分は、バスバーねじを覆ってもよい。
上記の構成では、バスバーねじは、樹脂部により保護される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動作業機は、本体部と蓋部との境界をシールするシール部材を備えてもよい。
上記の構成では、モータケースの周囲の異物がモータケースの内部空間に侵入することが抑制される。モータケースの周囲の異物は、塵埃及び水分を含む。
[実施形態]
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
実施形態においては、「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、及び「下」の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、電動作業機1の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
電動作業機1は、モータ12を有する。実施形態においては、モータ12の回転軸AXに平行な方向を適宜、軸方向、と称する。モータ12の回転軸AXの放射方向を適宜、径方向、と称する。モータ12の回転軸AXを周回する方向を適宜、周方向又は回転方向、と称する。
軸方向において、モータ12の中心に近い位置又は接近する方向を適宜、軸方向内側、と称し、モータ12の中心から遠い位置又は離隔する方向を適宜、軸方向外側、と称する。軸方向の一方側の位置又は一方側の方向を適宜、軸方向一方側、と称し、軸方向の他方側の位置又は他方側の方向を適宜、軸方向他方側、と称する。径方向において、モータ12の回転軸AXに近い位置又は接近する方向を適宜、径方向内側、と称し、モータ12の回転軸AXから遠い位置又は離隔する方向を適宜、径方向外側、と称する。周方向の一方側の位置又は一方側の方向を適宜、周方向一方側、と称し、周方向の他方側の位置又は他方側の方向を適宜、周方向他方側、と称する。
<電動作業機>
図1は、本実施形態に係る電動作業機1を示す左方からの斜視図である。本実施形態において、電動作業機1は、園芸工具(Outdoor Power Equipment)の一種であるチェーンソーである。
電動作業機1は、ハウジング2と、フロントグリップ部3と、ハンドガード4と、バッテリカバー5と、コントローラ6と、トリガロックレバー7と、トリガスイッチ8と、ガイドバー9と、ソーチェーン10と、モータアセンブリ11Aとを備える。
ハウジング2は、合成樹脂により形成される。ハウジング2は、モータ収容部14と、バッテリ保持部15と、リヤグリップ部16とを有する。
モータ収容部14は、モータアセンブリ11Aを収容する。モータアセンブリ11Aは、モータ12を有する。
バッテリ保持部15は、バッテリパック(不図示)を保持する。バッテリ保持部15は、バッテリパックが装着されるバッテリ装着部を有する。バッテリ保持部15は、バッテリ装着部を介してバッテリパックを保持する。バッテリ保持部15は、モータ収容部14の後端部に接続される。バッテリカバー5は、バッテリ保持部15に保持されたバッテリパックを覆うように配置される。
バッテリパックは、バッテリ保持部15に着脱可能である。バッテリパックは、二次電池を含む。本実施形態において、バッテリパックは、充電式のリチウムイオン電池を含む。バッテリパックは、電動作業機1の電源部として機能する。バッテリパックは、バッテリ保持部15に保持されることにより、電動作業機1に電力を供給可能である。
リヤグリップ部16は、電動作業機1を使用する作業者の手で握られる。リヤグリップ部16は、バッテリ保持部15の後端部に接続される。リヤグリップ部16の一部は、バッテリ保持部15の後端部の上部に接続される。リヤグリップ部16の一部は、バッテリ保持部15の後端部の下部に接続される。
モータ収容部14の左部に吸気口2Aが設けられる。モータ収容部14の前部に排気口2Bが設けられる。ハウジング2の外部の空気は、吸気口2Aを介してハウジング2の内部に流入することができる。ハウジング2の内部の空気は排気口2Bを介してハウジング2の外部に流出することができる。
フロントグリップ部3は、作業者の手で握られる。フロントグリップ部3は、合成樹脂により形成される。フロントグリップ部3は、パイプ状の部材である。フロントグリップ部3は、ハウジング2に接続される。フロントグリップ部3の左端部は、モータ収容部14の左側面に接続される。フロントグリップ部3の右端部は、バッテリ保持部15の右側面に接続される。
ハンドガード4は、フロントグリップ部3を握った作業者の手を保護する。ハンドガード4は、フロントグリップ部3の前方に配置される。ハンドガード4は、モータ収容部14の上部に接続される。
コントローラ6は、電動作業機1を制御する制御信号を出力する。コントローラ6は、バッテリパックからモータ12に供給される駆動電流を制御する。コントローラ6は、モータ収容部14に収容される。
トリガロックレバー7は、トリガスイッチ8が操作可能な状態になるように電動作業機1の作業者に操作される。トリガロックレバー7は、リヤグリップ部16に配置される。
トリガスイッチ8は、モータ12を駆動するために電動作業機1の作業者に操作される。トリガスイッチ8は、リヤグリップ部16に配置される。作業者は、リヤグリップ部16を手で握って、トリガロックレバー7を操作した後、指でトリガスイッチ8を操作することができる。トリガスイッチ8が操作されることにより、モータ12に駆動電流が供給され、モータ12が駆動される。
ガイドバー9は、ソーチェーン10をガイドする。ガイドバー9は、前後方向に長い板状の部材である。ガイドバー9は、ハウジング2から前方に延伸する。
ソーチェーン10は、モータ12により駆動される電動作業機1の出力部である。ソーチェーン10は、相互に連結された複数のカッタを含む。ソーチェーン10は、ガイドバー9の周縁部に配置される。モータ12とソーチェーン10とは、スプロケットを含む動力伝達機構(不図示)を介して連結される。トリガスイッチ8が操作され、モータ12が駆動されると、ソーチェーン10がガイドバー9の周縁部を移動する。
<モータアセンブリ>
図2は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aを示す左方からの斜視図である。図3は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aを示す側面図である。図4は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aを示す縦断面図である。図5は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aを示す横断面図である。図6は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aの一部を拡大した縦断面図である。図7は、本実施形態に係るモータアセンブリ11Aを示す左方からの分解斜視図である。
モータアセンブリ11Aは、モータ12と、モータケース13Aと、ベアリング18と、冷却ファン20と、センサ基板22と、シール部材25と、シール部材26と、シール部材23と、樹脂部19とを有する。
モータ12は、電動作業機1の動力源である。モータ12は、バッテリパックから供給される駆動電流に基づいて駆動する電動モータである。
モータ12は、インナロータ型のブラシレスモータである。モータ12は、ステータ27と、ステータ27に対して回転するロータ28と、ロータ28に固定されるロータシャフト29とを有する。ステータ27は、ロータ28の少なくとも一部を囲むように配置される。ロータ28は、回転軸AXを中心に回転する。ソーチェーン10は、ロータシャフト29により駆動される。
本実施形態において、ロータ28の回転軸AXは、左右方向に延伸する。回転軸AXに平行な軸方向と左右方向とは、一致する。本実施形態において、軸方向一方側は、左側であり、軸方向他方側は、右側である。
ステータ27は、ステータコア30と、インシュレータ31と、コイル32と、バスバーユニット33とを有する。
ステータコア30は、積層された複数の鋼板を含む。鋼板は、鉄を主成分とする金属製の板である。ステータコア30は、環状のヨーク34と、ヨーク34の内面から径方向内側に突出するティース35とを有する。ヨーク34は、回転軸AXを囲むように配置される。ティース35は、周方向に複数配置される。本実施形態において、ティース35は、12個配置される。複数のティース35は、周方向に等間隔で配置される。
インシュレータ31は、ステータコア30の表面の少なくとも一部を覆う。インシュレータ31は、少なくともコイル32が巻かれるティース35のコイル支持面を覆う。インシュレータ31は、合成樹脂製である。インシュレータ31は、ステータコア30に固定される。インシュレータ31は、ステータコア30と一体成型される。インシュレータ31は、インサート成形によりステータコア30に固定される。
コイル32は、インシュレータ31を介してティース35に巻かれる。コイル32とステータコア30とは、インシュレータ31により絶縁される。コイル32は、周方向に複数設けられる。本実施形態において、コイル32は、12個設けられる。
バスバーユニット33は、バスバーねじ53によりインシュレータ31に固定される。バッテリパックからの駆動電流は、コントローラ6を介してバスバーユニット33に供給される。
バスバーユニット33は、外部端子42と、短絡部材44と、絶縁部材45とを有する。
外部端子42は、短絡部材44及び接続端子47のそれぞれに接続される。外部端子42は、短絡部材44を介してコイル32に接続される。短絡部材44は、径方向に対向する一対のコイル32を接続(短絡)する。接続端子47は、電源線46に接続される。外部端子42は、接続端子47を介して電源線46に接続される。外部端子42と接続端子47とは、ねじ52により固定される。外部端子42は、接続端子47、電源線46、及びコントローラ6を介してバッテリパックに接続される。電源線46は、接続端子47、外部端子42、及び短絡部材44を介してコイル32に接続されるリード線である。バッテリパックからコイル32の駆動電流が出力される。バッテリパックから出力されたコイル32の駆動電流は、コントローラ6、電源線46、接続端子47、外部端子42、及び短絡部材44を介して、コイル32に供給される。
絶縁部材45は、合成樹脂製である。絶縁部材45は、回転軸AXを囲むように設けられる。絶縁部材45は、短絡部材44を覆う。短絡部材44は、絶縁部材45の内部に配置される。絶縁部材45は、外部端子42及び短絡部材44を支持する。
コントローラ6は、バッテリパックからバスバーユニット33に供給される駆動電流を制御する。バッテリパックからの駆動電流は、コントローラ6、電源線46、及び接続端子47を介して、バスバーユニット33の外部端子42に供給される。バッテリパックから外部端子42に供給された駆動電流は、短絡部材44を流れた後、コイル32に供給される。
ロータ28は、ロータコア54と、ロータ磁石55とを有する。
ロータコア54は、積層された複数の鋼板を含む。鋼板は、鉄を主成分とする金属製の板である。ロータコア54は、回転軸AXを囲むように配置される。ステータコア30は、ロータコア54の周囲に配置される。
ロータ磁石55は、永久磁石である。ロータ磁石55は、ロータコア54に支持される。ロータ磁石55は、ロータコア54の内部に配置される。ロータ磁石55は、周方向に複数設けられる。本実施形態において、ロータ磁石55は、8個設けられる。
ロータコア54は、周方向に間隔をあけて設けられた複数の磁石孔56を有する。磁石孔56は、ロータコア54の左端面と右端面とを貫くように形成される。ロータ磁石55は、磁石孔56に配置される。
本実施形態において、ロータコア54は、周方向に間隔をあけて設けられた複数の中空孔57を有する。中空孔57は、ロータコア54の左端面と右端面とを貫くように形成される。中空孔57は、磁石孔56よりも径方向内側に設けられる。本実施形態において、中空孔57は、4個設けられる。中空孔57により、ロータコア54が軽量化される。
ロータシャフト29は、軸方向に延伸する。ロータシャフト29の中心軸と回転軸AXとは、一致する。ロータシャフト29は、ロータコア54の内側に配置される。ロータコア54とロータシャフト29とは固定される。本実施形態において、ロータシャフト29の周囲に筒状部材58が配置される。筒状部材58は、電気絶縁性材料により形成される。ロータシャフト29は、筒状部材58を介してロータコア54に固定される。ロータシャフト29の左部は、ロータコア54の左端面から左方側に突出する。ロータシャフト29の右部は、ロータコア54の右端面から右方側に突出する。
コントローラ6を介してバッテリパックからコイル32に駆動電流が供給されることにより、ステータ27において回転磁界が生成される。回転磁界が生成されることにより、ロータ28及びロータシャフト29が回転軸AXを中心に回転する。
モータケース13Aは、モータ12の少なくとも一部を収容する。本実施形態において、モータケース13Aは、少なくともステータ27及びロータ28を収容する。モータケース13Aは、ステータ27及びロータ28が配置される内部空間を有する。モータケース13Aの内部空間において、ステータ27は、ロータ28の少なくとも一部を囲むように配置される。内部空間は、閉鎖空間である。本実施形態において、内部空間は、実質的に密閉された密閉空間である。内部空間に、ロータシャフト29の一部が配置される。
モータケース13Aは、金属製である。本実施形態において、モータケース13Aは、アルミニウム製である。なお、モータケース13Aは、アルミダイカスト(ADC12)製でもよい。
モータケース13Aは、本体部60Aと、蓋部62Aとを含む。
本体部60Aは、ステータ27及びロータ28を収容する。ステータ27及びロータ28は、本体部60Aの内側に配置される。
本体部60Aは、円筒部601と、リード線保持部602と、壁部603とを含む。円筒部601は、回転軸AXを囲むように設けられる。リード線保持部602は、円筒部601の前部に設けられる。リード線保持部602は、円筒部601の前部から前方に突出する。壁部603は、円筒部601の右端部に接続される。本体部60Aの左端部に挿入口63が設けられる。ステータ27は、挿入口63を介して本体部60Aの内側に挿入される。
円筒部601の外面に放熱フィン61が設けられる。放熱フィン61は、円筒部601の外面から径方向外側に突出するように設けられる。放熱フィン61は、円筒部601の外面において軸方向に延伸するように配置される。放熱フィン61は、周方向に間隔をあけて複数設けられる。
本体部60Aは、電源線46が配置される配線通路79を有する。配線通路79は、モータケース13Aの内部空間とモータケース13Aの外部空間とを繋ぐように設けられる。配線通路79は、リード線保持部602に設けられる。
蓋部62Aは、本体部60Aの挿入口63を塞ぐように本体部60Aに接続される。本実施形態において、蓋部62Aは、本体部60Aよりも左側に配置される。挿入口63が蓋部62Aにより塞がれるように本体部60Aと蓋部62Aとが接続されることにより、本体部60Aと蓋部62Aとの間に内部空間が形成される。ステータ27を含むモータ12の少なくとも一部が本体部60Aの内側に配置された後、本体部60Aの挿入口63が蓋部62Aで塞がれることにより、モータ12の少なくとも一部が内部空間に配置される。
本体部60Aにおいて挿入口63の周囲に複数のねじボス部69が設けられる。本実施形態において、ねじボス部69は、周方向に間隔をあけて4つ設けられる。複数のねじボス部69のそれぞれにねじ孔が設けられる。蓋部62Aの周縁部に複数のねじボス部70が設けられる。本実施形態において、ねじボス部70は、周方向に間隔をあけて4つ設けられる。複数のねじボス部70のそれぞれに開口が設けられる。ねじボス部70の開口にねじ71の中間部が配置された状態で、ねじ71の先端部がねじボス部69のねじ孔に結合されることにより、本体部60Aと蓋部62Aとが固定される。
蓋部62Aは、円板部621と、リード線保持部622とを含む。円板部621は、円筒部601に接続される。リード線保持部622は、リード線保持部602に接続される。リード線保持部622は、円板部621の前部に設けられる。
ベアリング18は、ロータシャフト29を支持する。ロータシャフト29は、ベアリング18に回転可能に支持される。ベアリング18は、モータケース13Aに支持される。
モータケース13Aは、ロータシャフト29の少なくとも一部が配置されるシャフト孔72を有する。シャフト孔72は、モータケース13Aの内部空間とモータケース13Aの外部空間とを繋ぐように設けられる。シャフト孔72は、ロータシャフト29の左部が配置されるシャフト孔72Lと、ロータシャフト29の右部が配置されるシャフト孔72Rとを含む。シャフト孔72Lは、蓋部62Aの円板部621に設けられる。シャフト孔72Rは、本体部60Aの壁部603に設けられる。
モータケース13Aは、シャフト孔72を規定する周壁部101を有する。周壁部101は、実質的に円筒状である。周壁部101は、シャフト孔72Lを規定する周壁部101Lと、シャフト孔72Rを規定する周壁部101Rとを含む。周壁部101Lは、蓋部62Aの円板部621に設けられる。周壁部101Lは、円板部621の左面から左方に突出する。周壁部101Rは、本体部60Aの壁部603に設けられる。周壁部101Rは、壁部603の右面から右方に突出する。
ベアリング18は、ロータシャフト29の左部を支持する左ベアリング18Lと、ロータシャフト29の右部を支持する右ベアリング18Rとを含む。左ベアリング18Lは、シャフト孔72Lに配置される。右ベアリング18Rは、シャフト孔72Rに配置される。
ロータシャフト29の左端部及び右端部のそれぞれは、モータケース13Aの外部に配置される。ロータシャフト29の右端部は、スプロケットを含む動力伝達機構(不図示)を介してソーチェーン10に連結される。ソーチェーン10は、ロータシャフト29により駆動される。ロータシャフト29が回転することにより、ソーチェーン10が駆動する。
冷却ファン20は、モータケース13Aの外部に配置される。冷却ファン20は、モータケース13Aの外面の少なくとも一部に対向する。冷却ファン20は、ロータシャフト29に固定される。冷却ファン20は、ロータシャフト29により回転される。
本実施形態において、冷却ファン20は、モータケース13Aよりも左方に配置される。冷却ファン20は、モータケース13Aの外部に配置されたロータシャフト29の左端部に固定される。冷却ファン20は、モータケース13Aの外面の少なくとも一部に対向する。本実施形態において、冷却ファン20は、蓋部62Aの少なくとも一部に対向するように配置される。
本実施形態において、冷却ファン20は、遠心ファンである。冷却ファン20は、冷却ファン20の左端部に設けられる吸込口20Aと、冷却ファン20の周縁部に設けられる吹出口20Fとを有する。冷却ファン20は、モータケース13Aを冷却する空気の流れを生成する。ロータシャフト29が回転すると、ロータシャフト29と一緒に冷却ファン20が回転する。冷却ファン20が回転すると、冷却ファン20の周囲の空気が吸込口20Aに吸い込まれる。吸込口20Aに吸い込まれた空気は、吹出口20Fから吹き出される。吹出口20Fから吹き出された空気の少なくとも一部は、モータケース13Aの外面に当たる。これにより、モータケース13Aが冷却される。
本実施形態において、冷却ファン20は、ファンブッシュ73を介してロータシャフト29に固定される。ファンブッシュ73は、ロータシャフト29と冷却ファン20とを繋ぐ中間部材である。ファンブッシュ73は、モータケース13Aの外部において、ロータシャフト29の左端部と冷却ファン20とを繋ぐように配置される。冷却ファン20が回転すると、ファンブッシュ73は、冷却ファン20と一緒に回転する。
センサ基板22は、磁気センサ74を支持する。センサ基板22は、モータケース13Aの内部空間に配置される。センサ基板22は、円環状である。センサ基板22は、ロータシャフト29の周囲に配置される。センサ基板22は、磁気センサ74が実装される回路基板22Aと、磁気センサ74及び回路基板22Aの表面の少なくとも一部を覆う樹脂膜22Bとを含む。回路基板22Aは、プリント配線板(PWB:Printed Wiring Board)を含む。回路基板22Aを形成する材料として、エポキシ樹脂が例示される。なお、回路基板22Aは、アルミニウムのような金属製でもよいし、エポキシ樹脂よりも熱伝導率が高い放熱樹脂製でもよい。樹脂膜22Bは、断熱膜として機能する。
軸方向において、センサ基板22は、蓋部62Aとステータ27との間に配置される。センサ基板22は、モータケース13Aに固定される。センサ基板22は、基板ねじ78により蓋部62Aに固定される。
磁気センサ74は、ロータ磁石55を検出する。磁気センサ74は、ロータ磁石55に対向するようにセンサ基板22に支持される。磁気センサ74として、ホール素子が例示される。磁気センサ74は、ロータ磁石55を検出することによって、ロータ28の回転を検出する。センサ基板22に信号線75が接続される。信号線75は、5本配置される。磁気センサ74の検出信号は、信号線75を介してコントローラ6に送信される。
シール部材25は、ロータシャフト29とモータケース13Aとの境界をシールする。シール部材25は、オイルシールを含む。シール部材25は、シャフト孔72に配置される。シール部材25は、ロータシャフト29と周壁部101との間に圧入される。シール部材25は、周壁部101に支持される。シール部材25は、ロータシャフト29の左部とモータケース13Aとの境界をシールするシール部材25Lと、ロータシャフト29の右部とモータケース13Aとの境界をシールするシール部材25Rとを含む。シール部材25Lは、シャフト孔72Lに配置される。シール部材25Rは、シャフト孔72Rに配置される。
シール部材25Lの左側にストッパ部材108Lが配置される。シール部材25Rの右側にストッパ部材108Rが配置される。ストッパ部材108Lは、シール部材25Lがシャフト孔72Lから抜け出ることを抑制する。ストッパ部材108Rは、シール部材25Rがシャフト孔72Rから抜け出ることを抑制する。ストッパ部材108L及びストッパ部材108Rとして、サークリップが例示される。
シール部材26は、本体部60Aと蓋部62Aとの境界をシールする。シール部材26は、Oリングを含む。シール部材26は、挿入口63を囲むように配置される。本体部60Aの左端部は、蓋部62Aの内面(右面)に対向するように配置される。本体部60Aの左端部に凹部109が形成される。凹部109は、挿入口63を囲むように形成される。シール部材26は、凹部109に配置される。
シール部材23は、電源線46を保持した状態で、配線通路79に配置される。シール部材23は、電源線46と本体部60Aとの境界をシールする。シール部材23は、実質的に円柱状である。シール部材23は、ゴム製である。シール部材23は、電源線46が配置される孔を有する。孔は、3つ設けられる。3つの孔は、相互に平行に設けられる。電源線46は、3本存在する。3つの孔のそれぞれに電源線46が配置される。電源線46の外面と孔の内面とは密着する。
シール部材23は、配線通路79に配置された状態で、固定部材92によりモータケース13Aに固定される。固定部材92は、シール部材23を覆う周壁部95と、モータケース13Aに固定される固定部96とを有する。周壁部95がシール部材23を覆った状態でねじ99により固定部96がモータケース13Aに固定されると、固定部材92は、モータケース13Aに接近するように後方に移動する。これにより、シール部材23がモータケース13Aに固定される。
樹脂部19は、合成樹脂製である。樹脂部19は、モータケース13Aに収容される。樹脂部19は、モータケース13Aの内部空間に配置される。樹脂部19は、モータケース13Aの内部空間において、少なくともコイル32を覆うように配置される。本実施形態において、樹脂部19は、モータケース13Aの内部空間において、ステータコア30及びインシュレータ31のそれぞれを覆うように配置される。また、樹脂部19は、モータケース13Aの内部空間において、バスバーユニット33及びバスバーねじ53を覆うように配置される。
図4、図6、及び図7に示すように、樹脂部19は、第1部分191と、第1部分191よりも左側に配置される第2部分192とを有する。第1部分191及び第2部分192のそれぞれは、筒状である。樹脂部19の左面の中央部に凹部190が設けられる。凹部190は、樹脂部19の左面から右側に凹むように形成される。第1部分191は、凹部190よりも右側に配置される樹脂部19の一部分である。第2部分192は、凹部190よりも径方向外側に配置される樹脂部19の一部分である。第1部分191と第2部分192とは、一体である。
図4に示すように、第2部分192の内径を示す第2内径Di2は、第1部分191の内径を示す第1内径Di1よりも大きい。
また、第2部分192の外径を示す第2外径Do2は、第1部分191の外径を示す第1外径Do1よりも大きい。
第1内径Di1は、ステータコア30の内径に実質的に等しい。ステータコア30の内径は、ティース35の内周面における内径である。ティース35の内周面とは、ティース35の最も径方向内側の部分である。第1外径Do1は、ステータコア30の外径に実質的に等しい。
第1部分191は、コイル32を覆う。第1部分191は、ステータコア30の少なくとも一部を覆う。第1部分191は、インシュレータ31の少なくとも一部を覆う。第1部分191は、ティース35の内周面を覆ってもよいし、覆わなくてもよい。
第2部分192は、インシュレータ31の一部を覆う。第2部分192は、バスバーユニット33を覆う。第2部分192は、バスバーねじ53を覆う。
樹脂部19は、モータケース13Aの内面に接触するように配置される。樹脂部19は、本体部60Aの内面及び蓋部62Aの内面(右面)のそれぞれに接触するように配置される。
本実施形態において、第1部分191の少なくとも一部は、本体部60Aの内面に接触する。第2部分192の少なくとも一部は、本体部60Aの内面に接触する。第2部分192の少なくとも一部は、蓋部62Aの内面に接触する。
センサ基板22は、凹部190の内側に配置される。センサ基板22は、第2部分192の径方向内側に配置される。基板ねじ78も、第2部分192の径方向内側に配置される。センサ基板22と樹脂部19とは離れている。
図6に示すように、センサ基板22は、径方向外側を向く外周面220と、右側を向く第1表面221と、左側を向く第2表面222とを有する。第1表面221の少なくとも一部は、回転軸AXに直交する平面を含む。第2表面222は、第1表面221の反対側を向く。第2表面222の少なくとも一部は、回転軸AXに直交する平面を含む。センサ基板22の第1表面221の少なくとも一部は、左側を向くロータ28の端面281に対向する。ロータ28の端面281は、左側を向くロータコア54の端面及び左側を向くロータ磁石55の端面を含む。端面281は、回転軸AXに直交する平面を含む。
また、第1表面221の周縁領域は、左側を向く第1部分191の端面193に対向する。端面193は、回転軸AXに直交する平面を含む。
センサ基板22の第2表面222は、右側を向く蓋部62Aの内面に対向する。
センサ基板22の外周面220は、第1表面221の径方向外側の端部と第2表面222の径方向外側の端部とを結ぶように配置される。外周面220は、センサ基板22の外周面220は、径方向内側を向く第2部分192の内周面194に対向する。内周面194の少なくとも一部は、回転軸AXに平行である。内周面194の右側の端部と端面193の径方向外側の端部とは、繋がる。
樹脂部19は、高熱伝導性且つ電気絶縁性である。例えばインシュレータ31がナイロン樹脂製であり、ナイロン樹脂の熱伝導率が0.2[W/m・K]である場合、樹脂部19に使用される合成樹脂の熱伝導率は、0.2[W/m・K]よりも高い。
熱伝導率が0.2[W/m・K]よりも高い絶縁性の合成樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂が例示される。なお、樹脂部19は、絶縁性の熱伝導性フィラーが含有されたナイロン樹脂製でもよい。
ステータ27が挿入口63を介して本体部60Aの内側に挿入された後、金型が本体部60Aの内側に挿入される。金型が本体部60Aの内側に挿入された後、加熱溶融された合成樹脂が挿入口63を介して金型に供給される。金型は、樹脂部19に第1部分191及び第2部分192が形成されるように本体部60Aの内側に配置される。本体部60Aの内側に供給された合成樹脂が固化されることにより、樹脂部19が本体部60Aの内側に形成される。ステータ27及び樹脂部19が本体部60Aの内側に配置された後、ロータ28が挿入口63を介して本体部60Aの内側に挿入される。ロータ28が本体部60Aの内側に配置された後、センサ基板22が固定された蓋部62Aと本体部60Aとがねじ71により固定される。
<効果>
以上説明したように、実施形態において、電動作業機1は、モータ12と、出力部であるソーチェーン10と、モータケース13Aと、樹脂部19とを備える。モータ12は、コイル32を含むステータ27と、ステータ27に対して回転するロータ28と、ロータ28に固定されるロータシャフト29と、を有する。ソーチェーン10は、ロータシャフト29により駆動される。ステータ27及びロータ28は、モータケース13Aに収容される。モータケース13Aは、挿入口63を有する本体部60Aと、本体部60Aよりも軸方向一方側(左側)に配置され挿入口63を塞ぐように本体部60Aに接続される蓋部62Aと、を有する。樹脂部19は、モータケース13Aに収容される。樹脂部19は、コイル32を覆う第1部分191と、第1部分191よりも軸方向一方側(左側)に配置される第2部分192と、を有する。第1部分191と第2部分192とは、一体である。第1部分191及び第2部分192のそれぞれは、筒状である。第2部分192の内径を示す第2内径Di2は、第1部分191の内径を示す第1内径Di1よりも大きい。
上記の構成では、コイル32の熱は、樹脂部19を介して放散される。コイル32は、樹脂部19の第1部分191に覆われる。第1部分191よりも軸方向一方側に配置される第2部分192の第2内径Di2は、第1部分191の第1内径Di1よりも大きい。そのため、樹脂部19の重量の増大が抑制される。樹脂部19の重量の増大が抑制されることにより、モータアセンブリ11Aの重量の増大が抑制される。モータアセンブリ11Aの重量の増大が抑制されることにより、電動作業機1の重量の増大が抑制される。
実施形態において、電動作業機1は、ロータ28の回転を検出する磁気センサ74を支持するセンサ基板22を備える。センサ基板22は、第2部分192の径方向内側に配置される。
上記の構成では、第2部分192の第2内径Di2が第1部分191の第1内径Di1よりも大きいので、第2部分192の径方向内側の空間の狭小化が抑制される。センサ基板22を配置する空間が狭小である場合、センサ基板22を小型化する必要が生じる。センサ基板22を小型化すると、センサ基板22に実装される電子部品の大きさ、位置、及び数等が制約を受けたり、実装の難易度が高まったりする可能性がある。センサ基板22を配置する空間の狭小化が抑制されることにより、センサ基板22を小型化しなくても済む。
実施形態において、センサ基板22は、モータケース13Aの内部空間において、蓋部62Aに固定される。
上記の構成では、挿入口63を介して本体部60Aの内側にステータ27が挿入され、ステータ27の少なくとも一部が樹脂部19で覆われた後、本体部60Aの内側にロータが28挿入される。ステータ27、樹脂部19、及びロータ28が本体部60Aの内側に配置された後、センサ基板22が固定された蓋部62Aと本体部60Aとが接続される。これにより、ステータ27、樹脂部19、ロータ28、及びセンサ基板22のそれぞれが、モータケース13Aに適正に収容される。
実施形態において、電動作業機1は、センサ基板22を蓋部62Aに固定する基板ねじ78を備える。基板ねじ78は、第2部分192の径方向内側に配置される。
上記の構成では、センサ基板22及び基板ねじ78を配置する空間の狭小化が抑制されるので、基板ねじ78は、センサ基板22と蓋部62Aとを適正に固定することができる。
実施形態において、センサ基板22の第1表面221の少なくとも一部は、軸方向一方側(左側)を向くロータ28の端面281に対向する。
上記の構成では、センサ基板22の磁気センサ74は、ロータ28の回転を適正に検出することができる。
実施形態において、第1表面221の反対側を向くセンサ基板22の第2表面222は、蓋部62Aに対向する。
上記の構成では、モータケース13Aの大型化が抑制される。
実施形態において、第1表面221の周縁領域は、軸方向一方側(左側)を向く第1部分191の端面193に対向する。
上記の構成では、センサ基板22の小型化が抑制される。
実施形態において、センサ基板22の外周面220は、径方向内側を向く第2部分192の内周面194に対向する。
上記の構成では、モータケース13Aの大型化が抑制される。
実施形態において、センサ基板22と樹脂部19とは離れている。
上記の構成では、コイル32の熱が樹脂部19を介してセンサ基板22に伝達されることが抑制される。
実施形態において、第2部分192の少なくとも一部は、蓋部62Aに接触する。
上記の構成では、コイル32の熱は、樹脂部19の第1部分191及び第2部分192を介して蓋部62Aに伝達される。蓋部62Aに伝達されたコイル32の熱は、モータケース13Aの周囲の空間に放散される。
実施形態において、第2部分192の外径を示す第2外径Do2は、第1部分191の外径を示す第1外径Do1よりも大きい。
上記の構成では、例えばモータ12のバスバーユニット33が樹脂部19の第2部分192に適正に覆われる。樹脂部19は、伝熱機能のみならず、防水機能も有する。そのため、例えばバスバーユニット33が樹脂部19の第2部分192に覆われることにより、バスバーユニット33が防水される。また、第2部分192の第2外径Do2が第1部分191の第1外径Do1よりも大きいので、第2部分192は、バスバーユニット33のみならず、モータケース13Aに収容されるモータアセンブリ11Aの様々なパーツを覆うことができる。
実施形態において、第2部分192の少なくとも一部は、本体部60Aに接触する。
上記の構成では、コイル32の熱は、樹脂部19の第1部分191及び第2部分192を介して本体部60Aに伝達される。本体部60Aに伝達されたコイル32の熱は、モータケース13Aの周囲の空間に放散される。
実施形態において、第1部分191の少なくとも一部は、本体部60Aに接触する。
上記の構成では、コイル32の熱は、樹脂部19の第1部分191を介して本体部60Aに伝達される。本体部60Aに伝達されたコイル32の熱は、モータケース13Aの周囲の空間に放散される。
実施形態において、ステータ27は、ティース35を有するステータコア30と、ステータコア30に固定されるインシュレータ31と、を有する。コイル32は、インシュレータ31を介してティース35に巻かれる。第1部分191は、ステータコア30及びインシュレータ31の少なくとも一部を覆う。
上記の構成では、コイル32のみならず、ステータコア30及びインシュレータ31の少なくとも一部が樹脂部19の第1部分191に覆われる。これにより、ステータコア30及びインシュレータ31は、樹脂部19により保護される。また、上述のように、樹脂部19は、伝熱機能のみならず、防水機能も有する。そのため、ステータコア30及びインシュレータ31が防水される。
実施形態において、第1内径Di1は、ステータコア30の内径に実質的に等しい。
上記の構成では、第1部分191の体積の不必要な増大が抑制される。
実施形態において、電動作業機1は、一対のコイル32を接続する短絡部材44と、短絡部材44を覆う絶縁部材45と、を含むバスバーユニット33を備える。第2部分192は、バスバーユニット33を覆う。
上記の構成では、バスバーユニット33は、樹脂部19により保護される。また、バスバーユニット33は、樹脂部19により防水される。
実施形態において、バスバーユニット33は、電源線46に接続される外部端子42を有する。コイル32の駆動電流は、電源線46、外部端子42、及び短絡部材44を介して、コイル32に供給される。
上記の構成では、バスバーユニット33の外部端子42は、樹脂部19により防水される。
実施形態において、バスバーユニット33は、インシュレータ31に固定される。
上記の構成では、バスバーユニット33とインシュレータ31との相対位置の変化が抑制される。
実施形態において、電動作業機1は、バスバーユニット33をインシュレータ31に固定するバスバーねじ53を備える。第2部分192は、バスバーねじ53を覆う。
上記の構成では、バスバーねじ53は、樹脂部19により保護される。
実施形態において、電動作業機1は、本体部60Aと蓋部62Aとの境界をシールするシール部材26を備える。
上記の構成では、モータケース13Aの周囲の異物がモータケース13Aの内部空間に侵入することが抑制される。モータケース13Aの周囲の異物は、塵埃及び水分を含む。
[その他の実施形態]
上述の実施形態において、外部端子42及び接続端子47が省略されてもよい。
上述の実施形態において、モータ12は、インナロータ型のブラシレスモータであることとした。モータ12は、アウタロータ型のブラシレスモータでもよい。アウタロータ型のブラシレスモータにおいては、ティースは、環状のヨークから径方向外側に突出する。
上述の実施形態において、電動作業機1は、園芸工具の一種であるチェーンソーであることとした。園芸工具は、チェーンソーに限定されない。園芸工具として、ヘッジトリマ、芝刈り機、草刈機、及びブロワが例示される。また、電動作業機1は、電動工具でもよい。電動工具として、ドライバドリル、震動ドライバドリル、アングルドリル、インパクトドライバ、グラインダ、ハンマ、ハンマドリル、マルノコ、及びレシプロソーが例示される。
上述の実施形態において、電動作業機の電源としてバッテリ装着部に装着されるバッテリパックが使用されることとした。電動作業機の電源として、商用電源(交流電源)が使用されてもよい。
1…電動作業機、2…ハウジング、2A…吸気口、2B…排気口、3…フロントグリップ部、4…ハンドガード、5…バッテリカバー、6…コントローラ、7…トリガロックレバー、8…トリガスイッチ、9…ガイドバー、10…ソーチェーン(出力部)、11A…モータアセンブリ、12…モータ、13A…モータケース、14…モータ収容部、15…バッテリ保持部、16…リヤグリップ部、18…ベアリング、18L…左ベアリング、18R…右ベアリング、19…樹脂部、20…冷却ファン、20A…吸込口、20F…吹出口、22…センサ基板、22A…回路基板、22B…樹脂膜、23…シール部材、25…シール部材、25L…シール部材、25R…シール部材、26…シール部材、27…ステータ、28…ロータ、29…ロータシャフト、30…ステータコア、31…インシュレータ、32…コイル、33…バスバーユニット、34…ヨーク、35…ティース、42…外部端子、44…短絡部材、45…絶縁部材、46…電源線、47…接続端子、52…ねじ、53…バスバーねじ、54…ロータコア、55…ロータ磁石、56…磁石孔、57…中空孔、58…筒状部材、60A…本体部、61…放熱フィン、62A…蓋部、63…挿入口、69…ねじボス部、70…ねじボス部、71…ねじ、72…シャフト孔、72L…シャフト孔、72R…シャフト孔、73…ファンブッシュ、74…磁気センサ、75…信号線、78…基板ねじ、79…配線通路、92…固定部材、95…周壁部、96…固定部、99…ねじ、101…周壁部、101L…周壁部、101R…周壁部、108L…ストッパ部材、108R…ストッパ部材、109…凹部、190…凹部、191…第1部分、192…第2部分、193…端面、194…内周面、220…外周面、221…第1表面、222…第2表面、281…端面、601…円筒部、602…リード線保持部、603…壁部、621…円板部、622…リード線保持部、AX…回転軸、Di1…第1内径、Di2…第2内径、Do1…第1外径、Do2…第2外径。

Claims (20)

  1. コイルを含むステータと、前記ステータに対して回転するロータと、前記ロータに固定されるロータシャフトと、を有するモータと、
    前記ロータシャフトにより駆動される出力部と、
    挿入口を有する本体部と、前記本体部よりも軸方向一方側に配置され前記挿入口を塞ぐように前記本体部に接続される蓋部と、を有し、前記ステータ及び前記ロータが収容されるモータケースと、
    前記コイルを覆う第1部分と、前記第1部分よりも軸方向一方側に配置される第2部分と、を有し、前記モータケースに収容される樹脂部と、を備え、
    前記第1部分と前記第2部分とは、一体であり、
    前記第1部分及び前記第2部分のそれぞれは、筒状であり、
    前記第2部分の内径を示す第2内径は、前記第1部分の内径を示す第1内径よりも大きい、
    電動作業機。
  2. 前記第2部分の径方向内側に配置され、前記ロータの回転を検出する磁気センサを支持するセンサ基板を備える、
    請求項1に記載の電動作業機。
  3. 前記センサ基板は、前記蓋部に固定される、
    請求項2に記載の電動作業機。
  4. 前記センサ基板を前記蓋部に固定する基板ねじを備え、
    前記基板ねじは、前記第2部分の径方向内側に配置される、
    請求項3に記載の電動作業機。
  5. 前記センサ基板の第1表面の少なくとも一部は、軸方向一方側を向く前記ロータの端面に対向する、
    請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の電動作業機。
  6. 前記第1表面の反対側を向く前記センサ基板の第2表面は、前記蓋部に対向する、
    請求項5に記載の電動作業機。
  7. 前記第1表面の周縁領域は、軸方向一方側を向く前記第1部分の端面に対向する、
    請求項5又は請求項6に記載の電動作業機。
  8. 前記センサ基板の外周面は、径方向内側を向く前記第2部分の内周面に対向する、
    請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の電動作業機。
  9. 前記センサ基板と前記樹脂部とは離れている、
    請求項2から請求項8のいずれか一項に記載の電動作業機。
  10. 前記第2部分の少なくとも一部は、前記蓋部に接触する、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の電動作業機。
  11. 前記第2部分の外径を示す第2外径は、前記第1部分の外径を示す第1外径よりも大きい、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電動作業機。
  12. 前記第2部分の少なくとも一部は、前記本体部に接触する、
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の電動作業機。
  13. 前記第1部分の少なくとも一部は、前記本体部に接触する、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の電動作業機。
  14. 前記ステータは、ティースを有するステータコアと、前記ステータコアに固定されるインシュレータと、を有し、
    前記コイルは、前記インシュレータを介して前記ティースに巻かれ、
    前記第1部分は、前記ステータコア及び前記インシュレータの少なくとも一部を覆う、
    請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の電動作業機。
  15. 前記第1内径は、前記ステータコアの内径に実質的に等しい、
    請求項14に記載の電動作業機。
  16. 一対のコイルを接続する短絡部材と、前記短絡部材を覆う絶縁部材と、を含むバスバーユニットを備え、
    前記第2部分は、前記バスバーユニットを覆う、
    請求項14又は請求項15に記載の電動作業機。
  17. 前記バスバーユニットは、電源線に接続される外部端子を有し、
    前記コイルの駆動電流は、前記電源線、前記外部端子、及び前記短絡部材を介して、前記コイルに供給される、
    請求項16に記載の電動作業機。
  18. 前記バスバーユニットは、前記インシュレータに固定される、
    請求項16又は請求項17に記載の電動作業機。
  19. 前記バスバーユニットを前記インシュレータに固定するバスバーねじを備え、
    前記第2部分は、前記バスバーねじを覆う、
    請求項18に記載の電動作業機。
  20. 前記本体部と前記蓋部との境界をシールするシール部材を備える、
    請求項1から請求項19のいずれか一項に記載の電動作業機。
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