JP2023137585A - 回路保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路保護素子の遮断時における放電電流を抑制可能な回路保護装置を提供する。【解決手段】監視回路22を保護する回路保護装置は、電源部と監視回路とを接続する複数の検出ラインM間に接続され過電圧の印加時に短絡故障する過電圧保護素子212と、各検出ラインに設けられ所定電流値以上の電流が検出ラインに流れた際に電源部と監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子211と、検出ラインの少なくとも1つに設けられ電源部と回路保護素子との間に配置されるインピーダンス25とを備える。過電圧発生時に、過電圧保護素子は短絡故障して検出ライン間を短絡状態に維持し、回路保護素子は過電圧保護素子を介して検出ライン間に流れる短絡電流により電源部と監視回路との間の電気的接続を遮断する。インピーダンスは、短絡電流により回路保護素子が電源部と監視回路との間の電気的接続を遮断した際に放電電流の発生を抑制する。【選択図】 図1

Description

電源部の電圧を監視する監視回路を保護する回路保護装置に関する。
例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車では、多数の電池セルが直列に接続された組電池を電源部として備え、当該電源部で発生させた電圧により走行用電動モータを駆動させている。特許文献1のように、この種の電源部は、電圧異常に伴う発熱、焼損、劣化等を防止すべく、その電圧を監視する監視回路に接続され、電源部および監視回路間に、監視回路を保護する回路保護装置が設けられる。
ここで、電源部および監視回路間は、電圧検出用の複数の検出ラインによって電気的に接続されており、周辺機器等の影響によって電源部に過電圧が発生したり、検出ラインに大電流が流れたりすると、監視回路が破壊されてしまう虞がある。それ故、電源部および監視回路間に、監視回路を保護する回路保護装置を設ける必要がある。
特許文献1の回路保護装置は、電源部および監視回路との間を接続する電圧検出用の複数の検出ライン間に接続され、過電圧が印加された際に短絡故障する過電圧保護素子(例えば、ツェナーダイオード)と、複数の検出ラインそれぞれに設けられ、所定電流値以上の電流が検出ラインに流れた際に電源部と監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子(例えば、ヒューズ)とを備える。電源部に過電圧が発生した際、過電圧保護素子によって複数の検出ライン間が短絡状態に維持されると共に、回路保護素子によって電源部と監視回路との間の電気的接続を遮断されるので、電源部に発生した過電圧から監視回路を適切に保護することができる。
特開2014-7883号公報
特許文献1の回路保護装置において、ヒューズ等の回路保護素子によって電源部と監視回路との間の電気的接続が遮断された箇所において、アーク放電等により放電電流が流れる可能性がある。
上記を鑑み、本発明は、回路保護素子の遮断時における放電電流を抑制可能な回路保護装置を提供することを目的とする。
本発明は、電源部の電圧を監視する監視回路を保護する回路保護装置を提供する。この回路保護装置は、前記電源部および前記監視回路との間を接続する電圧検出用の複数の検出ライン間に接続され、過電圧が印加された際に短絡故障する過電圧保護素子と、前記複数の検出ラインそれぞれに設けられ、所定電流値以上の電流が検出ラインに流れた際に前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子と、前記検出ラインの少なくとも1つに設けられ、前記電源部と前記回路保護素子との間となる位置に配置されるインピーダンスと、を備える。前記過電圧保護素子は、前記電源部に過電圧が発生した際に、短絡故障して前記複数の検出ライン間を短絡状態に維持するように構成される。
前記回路保護素子は、前記電源部に過電圧が発生した際に、前記過電圧保護素子を介して前記検出ライン間に流れる短絡電流によって、前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断するように構成される。前記インピーダンスは、前記短絡電流によって前記回路保護素子が前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するように構成される。
本発明の回路保護装置は、検出ラインの少なくとも1つにインピーダンスを備える。インピーダンスは、電源部と回路保護素子との間となる位置に配置される。インピーダンスは、抵抗(レジスタンス)およびリアクタンス(誘導性リアクタンスおよび容量性リアクタンス)を含む概念であり、具体的な構成としては抵抗器、インダクタ、キャパシタ等のインピーダンス素子や、インピーダンスとして機能する配線を例示できる。短絡電流によって回路保護素子が電源部と監視回路との間の電気的接続が遮断された際に、インピーダンスの電圧降下により、放電が発生するおそれのある箇所の電界(すなわち、電位差)を低減できるため、放電電流が発生することを抑制できる。破断した回路保護素子に発生する放電電流によって監視回路が破壊される可能性を低減できるため、従来よりも確実に監視回路22を保護し得る回路保護部20を提供することができる。
第1実施形態に係る回路保護装置を含む電源システムの全体図。 第1実施形態に係る回路保護装置を含む電池監視装置の要部を示す図。 第1実施形態に係る回路保護装置の機能を説明する図。 変形例に係る回路保護装置を含む電池監視装置の要部を示す図。 第2実施形態に係る回路保護装置を含む電池監視装置の要部を示す図。
(第1実施形態)
第1実施形態では、ハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電源システムに、本発明の回路保護装置を適用している。図1に示すように、本実施形態の電源システムは、主たる構成要素として、組電池1、および電池監視装置2を備えている。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
組電池1は、図示しない走行用電動モータを主として、車載された各種電気負荷に給電するものであり、本発明の電源部を構成している。本実施形態の組電池1は、リチウムイオン電池等の二次電池からなる電池セル10を複数直列に接続したもので、互いに隣接する所定数の電池セル10毎にグループ化した複数の電池ブロックB1~Bnの直列接続体として構成されている。
電池監視装置2は、組電池1の電圧等の各種状態を検出して、組電池1を監視する装置であり、電圧検出用の検出ラインM等を介して組電池1の各電池セル10の両端子に接続されている。
本実施形態の電池監視装置2は、主たる構成要素として、回路保護部20、複数の監視回路22、制御部23、絶縁部24を備えている。
回路保護部20は、組電池1から監視回路22を保護する回路保護装置であり、回路保護素子211、過電圧保護素子212、およびインピーダンス素子25を備えている。回路保護素子211および過電圧保護素子212は、同一の回路基板21上に設けられており、インピーダンス素子25は、回路基板21の外に設けられている。なお、後述するように、インピーダンス素子25は、回路基板21上に設けられていてもよい。
回路保護素子211は、各検出ラインMに設けられ、所定電流値以上の電流が検出ラインMに流れた際に組電池1側と監視回路22との間の電気的接続を遮断する素子である。また、過電圧保護素子212は、各検出ラインM間に接続され、監視回路22に印加される電圧を一定電圧に保持する素子である。過電圧保護素子212は、過電圧が印加された際に短絡故障する素子によって構成されている。
インピーダンス素子25は、検出ラインMの少なくとも1つに設けられ、電源部と回路保護素子211との間となる位置に配置される。本実施形態では、各検出ラインMにそれぞれインピーダンス素子25が設けられている。
回路保護部20における回路保護素子211、過電圧保護素子212、およびインピーダンス素子25の詳細については後述する。
監視回路22は、組電池1の電池ブロックB1~Bn毎に対応して複数設けられ、組電池1における電池ブロックB1~Bnのブロック電圧や電池セル10のセル電圧を監視する回路である。本実施形態の監視回路22は、絶縁部24を介して組電池1の電圧状態等を示す信号を制御部23に対して出力するように構成されている。
制御部23は、CPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等からなるマイクロコンピュータ、およびその周辺機器で構成され、ROM等の記憶手段に記憶された制御プログラムに従って各監視回路22の制御処理や組電池1の電圧異常の判定処理等といった各種処理を実行するように構成されている。
絶縁部24は、各監視回路22および制御部23の間を絶縁した状態で、双方向に信号を伝達する信号伝達手段であり、例えば、フォトカプラ等で構成されている。
続いて、本実施形態の回路保護部20の詳細ついて図2に示す要部構成図を用いて説明する。なお、説明の便宜上、図2では、複数の電池ブロックB1~Bnのうち、1つの電池ブロックBi、当該電池ブロックBiを監視する監視回路22、および当該監視回路22を保護する回路保護部20を図示している。
本実施形態の過電圧保護素子212は、電池ブロックBiに発生した過電圧が監視回路22に印加されることを防止する素子であり、電池ブロックBiを構成する電池セル10の一部に過電圧が発生した際に、当該電池セル10の両端子に接続された検出ライン間を短絡状態(導通状態)に維持するように構成されている。
本実施形態では、過電圧保護素子212をツェナダイオードZDで構成しており、図2に示すように、ツェナダイオードZD1~ZDnが、各検出ラインM1~Mn+1間に接続されている。
本実施形態のツェナダイオードZDは、電池セル10の電圧、および監視回路22の耐電圧を考慮して降伏電圧(例えば、電池セル10の満充電電圧の数倍)が設定されている。なお、各ツェナダイオードZD1~ZDnは、電池セル10の両端子に接続された一対の検出ラインのうち、電池セル10の高電位側の端子に接続された検出ラインにカソードが接続され、低電位側の端子に接続された検出ラインにアノードが接続されている。
また、本実施形態では、過電圧が印加された際に、短絡故障(ショート故障)する構造のツェナダイオードZDを採用している。具体的には、例えば、ツェナダイオードZDは、PN接合型のICチップ、一端側にて当該ICチップを挟持する一対のリードフレーム、ICチップおよびリードフレームの一部を覆う樹脂性の外装部で構成されていてもよい。なお、ツェナダイオードZDが、ICチップとリードフレームとをワイヤでボンディングする構造であると、過電圧が印加された際に、ワイヤが破断してオープン故障してしまう可能性がある。このため、一対のリードフレームにてICチップを直接挟持する構造のツェナダイオードZDを採用することが好ましい。
続いて、本実施形態の回路保護素子211は、過電圧発生時に、過電圧保護素子212を介して検出ラインM間に流れる短絡電流によって、過電流が発生した電池セル10の両端子と監視回路22との間の電気的接続を遮断するように構成されている。つまり、回路保護素子211は、過電圧発生時に、過電圧保護素子212を介して検出ラインM間に流れる短絡電流によって破断する素子を用いている。
具体的には、本実施形態では、回路保護素子211を定格電流以上の電流が流れた際に破断するヒューズFで構成しており、図2に示すように、ヒューズF1~Fn+1が各検出ラインM1~Mn+1に設けられている。
本実施形態のヒューズFは、過電圧にてツェナダイオードZDが短絡故障した際に、検出ラインMに流れる大電流によって破断するように構成されている。つまり、ヒューズFの定格電流が、過電圧にてツェナダイオードZDが短絡故障した際の検出ラインMに流れる大電流を基準に設定している。なお、ヒューズFにおける抵抗成分が大きいと、監視回路22における電圧監視の精度等に影響があるため、小さい抵抗値となるヒューズFを選定することが望ましい。
本実施形態のインピーダンス素子25は、検出ラインMの少なくとも1つに設けられ、組電池1と回路保護素子211との間となる位置に配置される。インピーダンス素子25は、過電圧発生時に、過電圧保護素子212を介して検出ラインM間に流れる短絡電流によって、回路保護素子211が、過電流が発生した電池セル10の両端子と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、回路保護素子211において放電電流が発生することを抑制するように構成されている。例えば、インピーダンス素子25は、過電圧発生時に、過電圧保護素子212を介して検出ラインM間に流れる短絡電流によって、回路保護素子211が、過電流が発生した電池セル10の両端子と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、回路保護素子211において放電電流が発生することを抑制するように、その抵抗値やインダクタンス等の電気特性が設計されている。
図2に示すように、本実施形態では、例示的に、インピーダンス素子25としてインダクタLを用い、検出ラインM1~Mn+1の全てにそれぞれインダクタL1~Ln+1を配置している。具体的には、インダクタL1~Ln+1は、それぞれ対応するヒューズF1~Fn+1が破断した際に、その破断したヒューズにおける放電電流の発生を抑制するインダクタンスを有するように設計されている。インダクタL1~Ln+1のインダクタンスは、例えば、実際にヒューズF1~Fn+1のいずれかを破断させて求めたアーク電流が流れないようなインダクタンスに基づいて設定する等により、実験的な手法に基づいて設計することができる。
次に、組電池1に過電圧が発生した際の回路保護部20の作用について説明する。組電池1に過電圧が発生し、ツェナダイオードZD1~ZDnに降伏電圧を超える電圧が印加されると、組電池1およびツェナダイオードZD1~ZDn間に形成される閉回路に大電流(短絡電流)が流れる。
この際、ツェナダイオードZD1~ZDnが短絡故障すると、組電池1およびツェナダイオードZD1~ZDn間に形成される閉回路に大電流(短絡電流)が流れ続け、組電池1と監視回路22との間の電気的接続が遮断される。これによれば、監視回路22側に過電圧が印加されないので、組電池1にて発生した過電圧から監視回路22が適切に保護される。
例えば、図2に示す電池ブロックBiの2番目に高電位となる電池セル10に過電圧が発生し、ツェナダイオードZD2に降伏電圧を超える電圧が印加されると、図2に矢印で示すように、電池セル10、検出ラインM2、M3、およびツェナダイオードZD2で形成される閉回路に大電流(短絡電流)が流れる。
この際、図3(a)に示すように、ツェナダイオードZD1~ZDnが短絡故障すると、電池セル101およびツェナダイオードZD2間に形成される閉回路に大電流(短絡電流)が流れ続ける。この際、インダクタL2には、逆起電力として、短絡電流を妨げる向きの起電力が発生する。図3(b)に示すように、ヒューズF2に短絡電流が流れることにより、図3(c)に示すように、ヒューズF2が破断すると、電池セル10と監視回路22との間の電気的接続が遮断される。この際、インダクタL2には、逆起電力として、短絡電流を流し続けようとする向きの起電力が発生する。また、溶断したヒューズF2間における電位差は大きくなり、電界も大きくなる。
破断により電気的接続が遮断されたヒューズF2において、図3(d)に矢印で示すように、アーク放電等により放電電流が流れる可能性がある。この際、インダクタL2には、逆起電力として、放電電流を妨げる向きの起電力が発生する。インダクタL2は、対応するヒューズF2が破断した際に、ヒューズF2における放電電流の発生を抑制するインダクタンスを有するように設計されている。このため、インダクタL2において生じる逆起電力により、溶断したヒューズF2間の電位差を小さくし、電界を小さくすることができ、放電電流の発生を抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の回路保護部20は、過電圧保護素子212と、回路保護素子211と、インピーダンス素子25とを備えている。過電圧保護素子212は、過電圧が印加された際に短絡故障する素子によって構成され、組電池1に過電圧が発生した際に、短絡故障して各検出ラインM間が短絡状態に維持する。回路保護素子211は、組電池1に過電圧が発生した際に過電圧保護素子212を介して各検出ラインM間に流れる短絡電流によって破断する。これにより、組電池1に過電圧が発生した際に、過電圧保護素子212によって各検出ラインM間が短絡状態に維持されると共に、回路保護素子211によって組電池1と監視回路22との間の電気的接続を遮断されるので、組電池1に発生した過電圧から監視回路22を適切に保護することができる。
また、回路保護素子211が組電池1と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、インピーダンス素子25の電圧降下により、破断した回路保護素子211の破断部における電位差を低減して、破断部間の空間における電界を低減できるため、破断した回路保護素子211に放電電流が発生することを抑制できる。破断した回路保護素子211に発生する放電電流によって監視回路22が破壊される可能性を低減できるため、従来よりも確実に監視回路22を保護し得る回路保護部20を提供することができる。
また、インピーダンス素子25は、インダクタL1~Ln+1であり、回路保護素子211が組電池1と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するインダクタンスを有するように設計することができる。また、インダクタL1~Ln+1は、回路保護素子211および過電圧保護素子212が設けられている回路基板21には設けられておらず、回路基板21の外において、組電池1と回路基板21との間に設けられている。このため、従来のように回路保護素子211および過電圧保護素子212が設けられている回路基板21に対して、インダクタLを追加するだけで本実施形態にかかる回路保護部20を実現できる。
なお、本実施形態では、過電圧保護素子212を過電圧が印加された際に短絡故障するツェナダイオードZDで構成しているため、ツェナダイオードZDが短絡故障した際に、各検出ラインM間に流れる短絡電流によって各検出ラインMを遮断する回路保護素子211であれば使用することができる。このため、回路保護素子211の選択肢が増え、回路保護素子211の選定が容易となる。
(変形例)
図4に示すように、回路保護素子211、過電圧保護素子212、およびインダクタLの全てが同一の回路基板21上に設けられていてもよい。図4に示す回路保護部20のようにインダクタLが回路基板21上に設けられていても、図2に示す回路保護部20と同様に、破断した回路保護素子211に放電電流が発生することを抑制でき、従来よりも確実に監視回路22を保護し得る回路保護部20を提供することができる。監視回路22と電源部とを備える電源システムに対して、回路保護素子211、過電圧保護素子212、およびインダクタLを備える回路基板21を設置するだけで、本願に係る回路保護装置を備える電源システムを実現できる。
また、インダクタLは、少なくとも、検出ラインMの最も高電位側である最上位検出ラインM1および最も低電位側である最下位検出ラインMn+1に設けられていればよい。すなわち、回路保護部20は、インダクタLとして、インダクタL1およびインダクタLn+1を少なくとも備えていればよい。
例えば、図1において、電池ブロックB1~Bnのそれぞれを互いに接続する結線部材が外れる等した場合に、外れた箇所において過電圧が発生し、その検出ラインに設けられたヒューズが破断する。例えば、電池ブロックB1と電池ブロックB2とを接続する結線部材が外れると、電池ブロックB1の最下位検出ラインMn+1に設けられたヒューズFn+1と、電池ブロックB2の最上位検出ラインM1に設けられたヒューズF1が破断する。すると、電池ブロックB1では、最下位検出ラインMn+1から最上位検出ラインM1に向かって、ヒューズが連鎖的に破断していく。電池ブロックB2では、最上位検出ラインM1から最下位検出ラインMn+1に向かって、ヒューズが連鎖的に破断していく。ヒューズの連鎖的な破断が進行するに従って、過電圧は大きくなる。最終的には、電池ブロックB1では、最上位検出ラインM1に発生する過電圧が最も大きくなり、ヒューズF1が破断する。このため、最上位検出ラインM1にインダクタL1を設けることにより、放電電流が発生することを抑制できる。また、最終的には、電池ブロックB2では、最下位検出ラインMn+1に発生する過電圧が最も大きくなり、ヒューズFn+1が破断する。このため、最下位検出ラインMn+1にインダクタLn+1を設けることにより、放電電流が発生することを抑制できる。インダクタL1およびインダクタLn+1のみが備えられる場合、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車の電源システムにおいて、組電池1に並列接続された平滑コンデンサに充電された電圧と、ヒューズが連鎖的に破断した後の最終的な電流経路の経路抵抗から、その経路電流を計算することにより、インダクタL1およびインダクタLn+1のインダクタンスを設計できる。
(第2実施形態)
図5の構成図に示すように、第2実施形態に係る回路保護部20では、インピーダンス素子25を、インダクタLに替えて、抵抗器Rで構成している点において、図2に示す第1実施形態に係る回路保護部20と相違している。なお、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図5に示すように、本実施形態では、例示的に、インピーダンス素子25として抵抗器Rを用い、検出ラインM1~Mn+1の全てにそれぞれ抵抗器R1~Rn+1を配置している。具体的には、抵抗器R1~Rn+1は、それぞれ対応するヒューズF1~Fn+1が破断した際に、その破断したヒューズにおける放電電流の発生を抑制する抵抗値を有するように設計されている。抵抗器R1~Rn+1の抵抗値は、第1実施形態に係るインダクタL1~Ln+1のインダクタンスと同様に、実験的な手法に基づいて設計することができる。
第1実施形態と同様に、例えば、図5に示す電池ブロックBiの2番目に高電位となる電池セル10に過電圧が発生し、ツェナダイオードZD2に降伏電圧を超える電圧が印加されると、電池セル10、検出ラインM2、M3、およびツェナダイオードZD2で形成される閉回路に短絡電流が流れる。ツェナダイオードZD1~ZDnが短絡故障し、ヒューズF2が破断すると、電池セル10と監視回路22との間の電気的接続が遮断される。電気的接続が遮断されたヒューズF2において、アーク放電等により放電電流が流れる可能性がある。抵抗器R2は、ヒューズF2における放電電流の発生を抑制する抵抗値を有するように設計されている。このため、抵抗器R2により、溶断したヒューズF2間の電位差を小さくし、電界を小さくすることができ、放電電流の発生を抑制できる。
本実施形態のように、インピーダンス素子25を抵抗器Rで構成しても、第1実施形態と同様に、電気的接続が遮断されたヒューズFにおいて放電電流が発生することを抑制できるという作用効果を奏する。また、抵抗器R1~Rn+1は、回路保護素子211および過電圧保護素子212が設けられている回路基板21には設けられておらず、回路基板21の外において、組電池1と回路基板21との間に設けられている。このため、従来のように回路保護素子211および過電圧保護素子212が設けられている回路基板21に対して、抵抗器Rを追加するだけで本実施形態にかかる回路保護部20を実現できる。
なお、図4に示す回路保護部20と同様に、回路保護素子211、過電圧保護素子212、および抵抗器Rの全てが同一の回路基板21上に設けられていてもよい。この場合でも、図4に示す回路保護部20と同様に、破断した回路保護素子211に放電電流が発生することを抑制でき、従来よりも確実に監視回路22を保護し得る回路保護部20を提供することができる。監視回路22と電源部とを備える電源システムに対して、回路保護素子211、過電圧保護素子212、および抵抗器Rを備える回路基板21を設置するだけで、本願に係る回路保護装置を備える電源システムを実現できる。
また、抵抗器Rは、少なくとも、最上位検出ラインM1または最下位検出ラインMn+1のうちのいずれか一方に設けられていればよい。すなわち、回路保護部20は、抵抗器Rとして、抵抗器R1もしくは抵抗器Rn+1のいずれか一方を少なくとも備えていればよい。
例えば、図1において、例えば、電池ブロックB1と電池ブロックB2とを接続する結線部材が外れると、上述したとおり、最終的には、電池ブロックB1では、最上位検出ラインM1に発生する過電圧が最も大きくなり、ヒューズF1が破断する。電池ブロックB2では、最下位検出ラインMn+1に発生する過電圧が最も大きくなり、ヒューズFn+1が破断する。このため、抵抗器R1もしくは抵抗器Rn+1のいずれか一方を少なくとも備えていることにより、放電電流の発生を抑制できる。抵抗器R1もしくは抵抗器Rn+1のいずれか一方のみが備えられる場合、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車の電源システムにおいて、組電池1に並列接続された平滑コンデンサに充電された電圧と、ヒューズが連鎖的に破断した後の最終的な電流経路の経路抵抗から、その経路電流を計算することにより、抵抗器R1もしくは抵抗器Rn+1の抵抗値を設計できる。
また、上記の各実施形態では、回路保護素子211をヒューズFで構成する例を説明したが、ヒューズFに限らず、ヒューズFと同等の機能を発揮可能な素子であれば、回路保護素子211として採用することができる。例えば、過電圧発生時に、過電圧保護素子212を介して検出ラインM間に流れる短絡電流によって破断する抵抗素子を回路保護素子211として用いてもよい。なお、回路保護素子211としての抵抗素子は、監視回路22における電圧検出性能への影響を抑えるために、低い抵抗値を有する低抵抗素子により構成することが望ましい。
上記の各実施形態では、過電圧保護素子212をツェナダイオードZDで構成する例を説明したが、ツェナダイオードZDに限らず、ツェナダイオードZDと同等の機能を発揮可能な素子であれば、過電圧保護素子212として採用することができる。
上記の各実施形態では、インピーダンスとして、抵抗器またはインダクタを用いた回路保護装置を例示して説明したが、これに限定されない。インピーダンスとしては、抵抗器、インダクタ以外のインピーダンス素子(例えば、キャパシタ)を用いてもよいし、インピーダンスとして機能する配線等を用いてもよい。また、上記に例示したインピーダンスの具体例は、同じ種類のもののみを用いてもよいし、複数の種類を併せて用いてもよい。例えば、インピーダンスとして、インダクタおよび抵抗器の双方を備えた回路保護装置であってもよい。
上記の各実施形態では、本発明の回路保護装置を、車両に搭載される組電池1の電圧を関する監視回路22に適用する例を説明したが、これに限らず、他の用途に用いられる電源部の電圧を関する監視回路に適用することができる。なお、電源部は電池に限らず、各種電気負荷に給電可能な電源であればよい。
上記の各実施形態によれば、下記の効果を得ることができる。
回路保護部20は、電源部(例えば、組電池1)の電圧を監視する監視回路22を保護する回路保護装置として機能する。回路保護部20は、電源部および監視回路22との間を接続する電圧検出用の複数の検出ラインM間に接続され、過電圧保護素子212と、回路保護素子211と、インピーダンス素子25と、を備える。過電圧保護素子212は、過電圧が印加された際に短絡故障する素子であり、電源部に過電圧が発生した際に、短絡故障して複数の検出ラインM間を短絡状態に維持するように構成される。回路保護素子211は、複数の検出ラインMそれぞれに設けられ、所定電流値以上の電流が検出ラインMに流れた際に電源部と監視回路22との間の電気的接続を遮断する素子であり、電源部に過電圧が発生した際に、過電圧保護素子212を介して検出ライン間に流れる短絡電流によって、電源部と監視回路22との間の電気的接続を遮断するように構成されている。
インピーダンス素子25は、検出ラインMの少なくとも1つに設けられ、電源部と回路保護素子211との間となる位置に配置され、短絡電流によって回路保護素子211が電源部と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するように構成される。
インピーダンス素子25は、電流を流れにくくする要素であり、具体的には抵抗器RやインダクタLを例示できる。短絡電流によって回路保護素子211が電源部と監視回路22との間の電気的接続が遮断された際に、インピーダンス素子25の電圧降下により、電気的接続を遮断した回路保護素子211において、放電が発生するおそれのある箇所の電界(すなわち、電位差)を低減できるため、アーク放電等の放電電流が発生することを抑制できる。放電電流によって監視回路22が破壊される可能性を低減できるため、従来よりも確実に監視回路22を保護し得る回路保護部20を提供することができる。
インピーダンス素子25は、放電電流によって回路保護素子211が電源部と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するインダクタンスを有するインダクタL(より具体的にはインダクタL1~Ln+1)であってもよい。
インダクタLは、少なくとも、検出ラインMの最も高電位側である最上位検出ラインM1および最も低電位側である最下位検出ラインMn+1に設けられることが好ましい。
過電圧保護素子212および回路保護素子211は、同一の回路基板21上に設けられ、インダクタLは、回路基板21の外に設けられていてもよい。過電圧保護素子212および回路保護素子211を備える従来の回路基板21に対してインダクタLを追加することにより、簡易に、この構成を実現できる。また、過電圧保護素子212と、回路保護素子211と、インダクタLとは、同一の回路基板21上に設けられていてもよい。監視回路22と電源部とを備える電源システムに回路基板21を設置するだけで、本願に係る回路保護装置を備える電源システムを実現できる。さらには、インダクタLは、回路基板21上および回路基板外の双方に設けられていてもよい。
インピーダンス素子25は、放電電流によって回路保護素子211が電源部と監視回路22との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制する抵抗値を有する抵抗器R(より具体的には抵抗器R1~Rn+1)であってもよい。
抵抗器Rは、少なくとも、最上位検出ラインM1または最下位検出ラインMn+1のうちのいずれか一方に設けられることが好ましい。
過電圧保護素子212および回路保護素子211は、同一の回路基板21上に設けられ、抵抗器Rは、回路基板21外に設けられていてもよい。過電圧保護素子212および回路保護素子211を備える従来の回路基板21に対して抵抗器Rを追加することにより、簡易に、この構成を実現できる。また、過電圧保護素子212と、回路保護素子211と、抵抗器Rとは、同一の回路基板21上に設けられていてもよい。監視回路22と電源部とを備える電源システムに回路基板21を設置するだけで、本願に係る回路保護装置を備える電源システムを実現できる。さらには、抵抗器Rは、回路基板21上および回路基板外の双方に設けられていてもよい。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1…組電池(電源部)、20…回路保護部(回路保護装置)、21…基板、211…回路保護素子、212…過電圧保護素子、22…監視回路、25…インピーダンス素子、M…検出ライン

Claims (5)

  1. 電源部(1)の電圧を監視する監視回路(22)を保護する回路保護装置であって、
    前記電源部および前記監視回路との間を接続する電圧検出用の複数の検出ライン(M)間に接続され、過電圧が印加された際に短絡故障する過電圧保護素子(212)と、
    前記複数の検出ラインそれぞれに設けられ、所定電流値以上の電流が検出ラインに流れた際に前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断する回路保護素子(211)と、
    前記検出ラインの少なくとも1つに設けられ、前記電源部と前記回路保護素子との間となる位置に配置されるインピーダンス(25)と、を備え、
    前記過電圧保護素子は、前記電源部に過電圧が発生した際に、短絡故障して前記複数の検出ライン間を短絡状態に維持するように構成され、
    前記回路保護素子は、前記電源部に過電圧が発生した際に、前記過電圧保護素子を介して前記検出ライン間に流れる短絡電流によって、前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断するように構成され、
    前記インピーダンスは、前記短絡電流によって前記回路保護素子が前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するように構成される回路保護装置(20)。
  2. 前記インピーダンスは、前記短絡電流によって前記回路保護素子が前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制するインダクタンスを有するインダクタ(L1~Ln+1)である請求項1に記載の回路保護装置。
  3. 前記過電圧保護素子および前記回路保護素子は、同一の回路基板(21)上に設けられ、
    前記インダクタは、前記回路基板の外または前記回路基板上に設けられ、少なくとも、前記検出ラインの最も高電位側である最上位検出ライン(M1)および最も低電位側である最下位検出ライン(Mn+1)に設けられる請求項2に記載の回路保護装置。
  4. 前記インピーダンスは、前記短絡電流によって前記回路保護素子が前記電源部と前記監視回路との間の電気的接続を遮断した際に、放電電流の発生を抑制する抵抗値を有する抵抗器(R1~Rn+1)である請求項1に記載の回路保護装置。
  5. 前記過電圧保護素子および前記回路保護素子は、同一の回路基板(21)上に設けられ、
    前記抵抗器は、前記回路基板の外または前記回路基板上に設けられ、少なくとも、前記検出ラインの最も高電位側である最上位検出ライン(M1)または最も低電位側である最下位検出ライン(Mn+1)のうちのいずれか一方に設けられる請求項4に記載の回路保護装置。
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