JP2023135806A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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穂高 角谷
Hotaka Kakutani
篤司 加藤
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Abstract

【課題】筐体内における供給ローラ及びトナー掻取り体よりも下方にトナーが滞留することを抑制できる現像装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】現像装置3は、現像ローラ31と、供給ローラ32と、トナー収容室41及び現像室43を有する筐体40と、現像室43に配置され、供給ローラ32に当接して供給ローラ32の表面に付着するトナーT1を掻き取るトナー掻取り体33と、トナー収容室41内で回転してトナーT1を攪拌するアジテータ35と、を備える。トナー収容室41と現像室43とは、前後方向に並ぶ。筐体40は、前後方向においてトナー収容室41とトナー掻取り体33との間に配置され、アジテータ35の先端部35Aと当接可能なリブ50であって、回転するアジテータ35の先端部35Aから、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方において離れるように設けられたリブ50を有する。【選択図】図2

Description

本発明は現像装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1の図3に従来の現像装置の一例が開示されている。この現像装置は、感光体ドラムと共に画像形成装置の一例である電子写真プリンタに備えられている。
この現像装置は、現像ローラとしてのトナー担持体、供給ローラとしてのスポンジローラ、筐体としてのトナーカートリッジ、及びアジテータとしてのトナー攪拌シャフトを備えている。
スポンジローラは、トナー担持体にトナーを供給する。トナーカートリッジは、トナーを収容するトナー収容室と、トナー担持体及びスポンジローラが配置される現像室と、を有している。トナー攪拌シャフトは、トナー収容室内で回転してトナーを攪拌する。
特許文献1の図1に示されているように、現像装置は、トナー掻取り体としての補助ローラをさらに備えている。補助ローラは、スポンジローラに当接してスポンジローラの表面に付着するトナーを掻き取る。
現像装置は、このような構成により、感光体ドラムにトナーを供給する。この際、現像装置は、補助ローラがスポンジローラから余分なトナーを掻き取ることにより、スポンジローラがトナー担持体に供給するトナーの量の安定化を図っている。
特開平11-15246号公報
ところで、上記従来の現像装置において、補助ローラがスポンジローラから掻き取ったトナーは、スポンジローラの回転の慣性力によりトナー収容室に向かって流れて、トナー収容室に戻ろうとする。
しかしながら、トナー収容室に戻ろうとするトナーの流れは、トナー攪拌シャフトに攪拌されてトナー収容室から現像室に向かうトナーの流れにぶつかり易く、トナー収容室に戻ることが阻害され易い。その結果、この現像装置は、トナーカートリッジ内におけるスポンジローラ及び補助ローラよりも下方にトナーが滞留することを抑制し難くなるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、筐体内における供給ローラ及びトナー掻取り体よりも下方にトナーが滞留することを抑制できる現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の現像装置は、現像ローラと、
前記現像ローラにトナーを供給する供給ローラと、
トナーを収容するトナー収容室と、前記現像ローラ及び前記供給ローラが配置される現像室と、を有する筐体と、
前記現像室に配置され、前記供給ローラに当接して前記供給ローラの表面に付着するトナーを掻き取るトナー掻取り体と、
前記トナー収容室内で回転してトナーを攪拌するアジテータと、を備え、
前記トナー収容室と前記現像室とは、前後方向に並び、
前記筐体は、前記前後方向において前記トナー収容室と前記トナー掻取り体との間に配置され、前記アジテータの先端部と当接可能なリブであって、回転する前記アジテータの前記先端部から、前記トナー掻取り体の下端よりも上方において離れるように設けられた前記リブを有することを特徴とする。
本発明の現像装置において、トナー掻取り体が供給ローラから掻き取ったトナーは、供給ローラの回転の慣性力によりトナー収容室に向かって流れて、トナー収容室に戻ろうとする。
この際、回転するアジテータの先端部は、当接するリブに拘束されながら移動し、トナー掻取り体の下端よりも上方においてリブが先端部から離れたときに、リブに拘束されなくなる。
これにより、アジテータに攪拌されてトナー収容室から現像室に向かうトナーの流れは、リブの上端よりも上方において発生し易い。つまり、アジテータの先端部は、少なくともトナー掻取り体の下端以下において、そのトナー収容室に戻ろうとするトナーの流れを阻害し難い。
したがって、本発明の現像装置は、筐体内における供給ローラ及びトナー掻取り体よりも下方にトナーが滞留することを抑制できる。
実施例の現像装置を備えた画像形成装置の模式断面図である。 実施例の現像装置の模式断面図である。 図2の矢視Z方向から見た複数のリブ等を示す部分上面図である。 実施例の現像装置の部分模式断面図であって、回転するアジテータの先端部が当接するリブに拘束されながら移動する状態を示す図である。 図4と同様の部分模式断面図であって、リブがアジテータの先端部から離れるときの先端部の挙動を示す図である。
以下、本発明を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の現像装置3は、本発明の現像装置の具体的態様の一例である。現像装置3は、画像形成装置1に備えられている。画像形成装置1は、電子写真方式によりシートSHに画像を形成するモノクロレーザプリンタである。
画像形成装置1は、装置本体9、シート供給部20、現像装置3、感光体5、スキャナ部8、定着部7及び排出部29を備えている。
装置本体9は略箱状体であり、その内部に図示しない複数のフレーム部材を有している。装置本体9内の下部には、シートカセット9Cが着脱可能に設けられている。シートカセット9Cの内部には、画像形成されるシートSHが積層状態で収容される。シートSHは、用紙やOHPシート等である。
装置本体9の上面には、排出トレイ9Dが設けられている。排出トレイ9Dには、画像形成を終えたシートSHが排出される。装置本体9の前部には、シート供給部20が設けられている。シート供給部20は、排出トレイ9Dに収容されたシートSHを現像装置3に搬送する。装置本体9の後部には、定着部7が設けられている。定着部7は、現像装置3を通過したシートSHを加熱及び加圧する。
装置本体9内には、搬送経路P1が設けられている。搬送経路P1は、シートカセット9Cの前端部から上向きにUターンしながらシート供給部20を経由した後、後向きに略水平に進んで現像装置3及び定着部7を経由し、さらに上向きにUターンしながら排出部29を経由して排出トレイ9Dに至る経路である。
シート供給部20は、シートカセット9Cに収容されたシートSHを給送ローラ21、分離ローラ22及び分離パッド22Aにより1枚ずつ搬送経路P1に送り出す。そして、シート供給部20は、搬送経路P1に沿って配設された搬送ローラ23A及びピンチローラ23Pと、レジストローラ24A及びピンチローラ24Pとにより、シートSHを現像装置3に向けて搬送する。
感光体5と、感光体5にトナーT1を供給する現像装置3とは、所謂現像カートリッジを構成しており、装置本体9に着脱可能に設けられている。
図2に示すように、現像装置3は、筐体40を有している。筐体40は、複数の樹脂成形品が内部空間を区画するように組み合わされてなる。
筐体40は、その内部にトナー収容室41及び現像室43を有している。トナー収容室41と現像室43とは、前後方向に並んでいる。本実施例では、トナー収容室41が現像室43よりも前方に位置している。
感光体5は、筐体40における現像室43から後方に離れた位置において、感光体軸心X5周りに回転可能に筐体40に支持されている。感光体軸心X5は、前後方向及び上下方向に直交する幅方向と平行に延びている。
感光体5は、感光体軸心X5を中心とする円筒状の回転体である。感光体5の表面には、正帯電トナーであるトナーT1に対応して、正帯電性の感光層が形成されている。なお、感光体5の表面に負帯電性の感光層が形成される場合もあるが、この場合は、負帯電トナーを使用することになる。感光体5は、図示しない駆動源から駆動力が伝達されることにより、図2の紙面時計方向に回転する。
感光体5の下部分は、筐体40よりも下方に突出しており、シート供給部20によって現像装置3に向けて搬送されるシートSHに上から当接可能である。
筐体40の内壁面44は、湾曲内壁面46及び下内壁面45を有している。
湾曲内壁面46は、筐体40の前部分に位置し、トナー収容室41を下から区画している。湾曲内壁面46は、幅方向と平行な回転軸心X35を中心とする円筒面の一部と同じ湾曲面、又はその円筒面の一部に沿って延びる湾曲面である。
湾曲内壁面46の後端は、湾曲内壁面46の最下部よりも後方かつ上方に位置している。回転軸心X35は、幅方向に沿って見て、トナー収容室41の略中央に位置している。
下内壁面45は、筐体40における前後方向の中間部分に位置し、現像室43を下から区画している。下内壁面45の前端は、湾曲内壁面46の後端に接続している。下内壁面45は、その前端から後方に向かって下り傾斜する傾斜面である。下内壁面45の後端は、感光体5の下部分から前方に若干離れた位置にある。
トナー収容室41と現像室43とは、下内壁面45の前端と湾曲内壁面46の後端とが接続する稜線47よりも上方において連通している。
図1に示すように、トナー収容室41は、トナーT1を収容している。現像室43には、トナー収容室41からトナーT1が移送される。なお、図2以降の各図では、トナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れに関する説明に必要な領域のみにトナーT1を図示している。
図2に示すように、現像装置3は、帯電器37及びアジテータ35を備えている。帯電器37は、筐体40の後端部に配置され、感光体5に後方から対向している。帯電器37は、周知のスコロトロン帯電器である。アジテータ35は、トナー収容室41に配置されており、アジテータ本体35B及び可撓板35Fを有している。
アジテータ本体35Bは、回転軸心X35周りに回転可能に筐体40に支持されている。アジテータ本体35Bは、トナー収容室41の内幅に近い長さで幅方向に延びる剛体である。本実施例では、アジテータ本体35Bは、剛性が高い樹脂材料によって構成されている。
アジテータ本体35Bは、図示しない駆動源から駆動力が伝達されることにより、図2の紙面時計方向に回転する。
可撓板35Fは、アジテータ本体35Bよりも剛性が低い材料によって構成され、力を受けることにより撓み易く、かつその力を受け無くなることにより初期形状に復帰し易い平板部材である。
本実施例では、可撓板35Fは、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の可撓製を有するフィルム材料によって構成されている。なお、可撓板35Fをゴム材料や軟質樹脂材料等によって構成することも可能である。
可撓板35Fの一端は、アジテータ本体35Bに貼着されている。可撓板35Fは、可撓板35Fの径外方向に突出している。可撓板35Fも、アジテータ本体35Bと同様に、トナー収容室41の内幅に近い長さで幅方向に延びている。可撓板35Fは、アジテータ本体35Bと一体で図2の紙面時計方向に回転する。
図2に実線で示すアジテータ35は、アジテータ本体35Bと一体回転する可撓板35Fにおける回転軸心X35から遠い先端部35Aが拘束されておらず、可撓板35Fが初期形状となっている状態を示している。
その一方、図2に二点鎖線で示すアジテータ35は、アジテータ本体35Bと一体回転する可撓板35Fの先端部35Aが湾曲内壁面46に当接し、湾曲内壁面46に拘束されながら移動する状態であって、可撓板35Fがアジテータ本体35Bの回転方向とは逆向きに撓んだ状態を示している。
アジテータ35は、アジテータ本体35B及び可撓板35Fがトナー収容室41内で一体回転することにより、トナー収容室41に収容されたトナーT1を攪拌する。そして、可撓板35Fは、図2に二点鎖線で示すように撓んだ状態から、図2に実線で示す初期形状に復帰することにより、トナー収容室41から現像室43にトナーT1を移送する。
現像装置3は、現像室43に配置された現像ローラ31、層厚規制ブレード38、供給ローラ32及びトナー掻取り体33を備えている。
現像ローラ31は、回転軸心X31周りに回転可能に筐体40に支持されている。回転軸心X31は、感光体軸心X5から前方に離れた位置、かつ感光体軸心X5よりも若干上方にずれた位置にあって、幅方向と平行に延びている。
現像ローラ31は、感光体5よりも小径であり、感光体5に前方から当接している。現像ローラ31は、図示しない駆動源から駆動力が伝達されることにより、図2の紙面反時計方向に回転する。
層厚規制ブレード38は、筐体40の上壁における現像ローラ31よりも上方に位置する部分に片持ち梁状に支持されている。層厚規制ブレード38は、下方かつ前方に傾斜するように延びている。層厚規制ブレード38の先端は、現像ローラ31における上方かつ前方に位置する部分に当接している。
供給ローラ32は、回転軸心X32周りに回転可能に筐体40に支持されている。回転軸心X32は、現像ローラ31の回転軸心X31から前方に離れた位置、かつ回転軸心X31よりも若干下方にずれた位置にあって、幅方向と平行に延びている。
供給ローラ32は、現像ローラ31よりも小径であり、現像ローラ31に前方から当接している。供給ローラ32は、下内壁面45における前後方向の中間部よりも上方に位置している。
供給ローラ32の下端と下内壁面45との隙間は、狭くなっている。供給ローラ32は、図示しない駆動源から駆動力が伝達されることにより、図2の紙面反時計方向に回転する。
トナー掻取り体33は、回転軸心X33周りに回転可能に筐体40に支持されたローラである。回転軸心X33は、供給ローラ32の回転軸心X32から前方に離れた位置、かつ回転軸心X32よりも若干上方にずれた位置にあって、幅方向と平行に延びている。
トナー掻取り体33は、供給ローラ32よりも小径であり、供給ローラ32に前方から当接している。本実施例では、トナー掻取り体33の直径は、供給ローラ32の直径の半分未満である。
トナー掻取り体33は、下内壁面45よりも上方に位置している。トナー掻取り体33の下端33Dと下内壁面45との隙間は、供給ローラ32の下端と下内壁面45との隙間と比較して、ある程度大きい。
トナー掻取り体33の上端33Uは、供給ローラ32の上端32Uよりも下方に位置している。トナー掻取り体33は、供給ローラ32に従動回転することにより、図2の紙面時計方向に回転する。
図2及び図3に示すように、筐体40は、複数のリブ50を有している。図3に示すように、各リブ50は、幅方向において互いに間隔を空けて並ぶように設けられている。
図3において、トナー収容室41の幅方向の中央を通過して前後方向に延びる中央線をCL1とする。図3では、図面を簡略化するため、トナー収容室41の内幅を実際よりも小さく図示し、また、リブ50の数を実際よりも少なく図示している。
図2に示すように、各リブ50は、前後方向においてトナー収容室41とトナー掻取り体33との間に配置されている。より詳しくは、各リブ50の前端は、下内壁面45の前端と湾曲内壁面46の後端とが接続する稜線47に接している。各リブ50の後端は、トナー掻取り体33から前方に離れた位置にある。
各リブ50は、下内壁面45から上向きに突出している。各リブ50は、幅方向に沿って見て、上端50Uを頂点とする略三角形状である。各リブ50は、当接面50Aを有している。当接面50Aは、各リブ50の前端から、前後方向においてトナー掻取り体33に向かって上り傾斜して上端50Uに至る傾斜面である。
図2において、トナー掻取り体33の下端33Dを通過して前後方向に水平に延びる仮想線をK1とする。トナー掻取り体33の上端32Uを通過して前後方向に水平に延びる仮想線をK2とする。
アジテータ35の回転軸心X35を通過して前後方向に水平に延びる仮想線をK3とする。供給ローラ32の上端32Uを通過して前後方向に水平に延びる仮想線をK4とする。
各リブ50の上端50Uは、仮想線K1との上下関係の比較から明らかなように、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方に位置している。より詳しくは、各リブ50の上端50Uは、仮想線K2との上下関係の比較から明らかなように、トナー掻取り体33の上端33Uよりも上方に位置している。
各リブ50の上端50Uは、仮想線K3との上下関係の比較から明らかなように、アジテータ35の回転軸心X35よりも下方に位置している。各リブ50の上端50Uは、仮想線K4との上下関係の比較から明らかなように、供給ローラ32の上端32Uよりも下方に位置している。
図3に示すように、各リブ50は、前後方向に沿って延びている。より詳しくは、各リブ50は、稜線47に接する前端からトナー掻取り体33に向かって後向きに延びている。
各リブ50は、複数の傾斜リブ52A~52F、53A~53F及び1つの中央リブ51を含んでいる。
中央線CL1よりも幅方向の一方に位置する各傾斜リブ52A~52Fと、中央線CL1よりも幅方向の他方に位置する各傾斜リブ53A~53Fとは、中央線CL1を対称軸とする線対称である。このため、各傾斜リブ52A~52Fの具体的構成について説明し、各傾斜リブ53A~53Fの具体的構成については、説明を適宜省略する。
各傾斜リブ52A~52F、53A~53Fは、前後方向において現像室43からトナー収容室41に向かうにつれて、すなわちトナー掻取り体33からトナー収容室41に向かって前向きに進むにつれて、幅方向の中央(中央線CL1)に近づくように傾斜している。
1つの中央リブ51は、各傾斜リブ52A~52F、53A~53Fよりも幅方向の中央に位置し、中央線CL1と一致するように前後方向と平行に延びている。
幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブ(傾斜リブ52F、52E)の間隔W6は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブ(傾斜リブ52E、52D)の間隔W5よりも大きい。
幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブ(傾斜リブ52E、52D)の間隔W5は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブ(傾斜リブ52D、52C)の間隔W4よりも大きい。
幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブ(傾斜リブ52D、52C)の間隔W4は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブ(傾斜リブ52C、52B)の間隔W3よりも大きい。
幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブ(傾斜リブ52C、52B)の間隔W3は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブ(傾斜リブ52B、52A)の間隔W2よりも大きい。
幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブ(傾斜リブ52B、52A)の間隔W2は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブ(傾斜リブ52A、中央リブ51)の間隔W1よりも大きい。
各傾斜リブ53A~53F及び中央リブ51についても、同様の大小関係が成立している。
図4及び図5に示すように、各リブ50の当接面50A及び上端50Uは、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aと当接可能である。
図5に実線で示す可撓板35Fは、先端部35Aが各リブ50の当接面50A及び上端50Uから離れる直前の状態を示している。
その一方、図5に二点鎖線で示す可撓板35Fは、先端部35Aが各リブ50の上端50Uから離れた後、即座に初期形状に復帰した状態を示している。
各リブ50は、回転するアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aから、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方において離れるように設けられている。より詳しくは、各リブ50は、回転するアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aから、トナー掻取り体33の上端33Uよりも上方、かつ供給ローラ32の上端32Uよりも下方において、離れるように設けられている。
スキャナ部8は、現像装置3よりも上方に設けられている。スキャナ部8は、周知の構成であるレーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ及び反射鏡等を有している。スキャナ部8は、感光体5の表面に対し、上方からレーザビームを照射する。
感光体5の表面は、その回転に伴って帯電器37により一様に正帯電された後、スキャナ部8から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光体5の表面には、シートSHに形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
供給ローラ32は、アジテータ35によってトナー収容室41から現像室43に移送されたトナーT1を現像ローラ31に供給する。
この際、トナー掻取り体33は、供給ローラ32の表面に付着するトナーT1を掻き取ることで、供給ローラ32が現像ローラ31に供給するトナーT1の量を確実性高く安定化させる。
層厚規制ブレード38は、現像ローラ31の表面に付着するトナーT1が所定の層厚となるように、余分なトナーT1を掻き取る。
そして、現像ローラ31は、感光体5の表面に形成された静電潜像に対応して、感光体5にトナーT1を供給する。これにより、感光体5の表面上にトナー像が担持される。そのトナー像は、現像装置3の下方を通過するシートSHに転写される。
定着部7は、現像装置3よりも後方に設けられている。定着部7は、搬送経路P1に対して上側に位置する加熱ローラ7Aと、搬送経路P1を挟んで下から加熱ローラ7Aに対向する加圧ローラ7Bとを備えている。
定着部7は、加熱ローラ7A及び加圧ローラ7BによってシートSHを加熱及び加圧しながら排出部29に向けて搬送し、シートSH上にトナー像を熱定着させる。
排出部29は、排出ローラ29A及び排出ピンチローラ29Pにより、トナー像が定着したシートSHを排出トレイ9Dに排出する。
<作用効果>
実施例の現像装置3において、図4に示すように、トナー掻取り体33が供給ローラ32から掻き取ったトナーT1は、下内壁面45に向かって落下し、さらに、供給ローラ32の回転の慣性力によりトナー収容室41に向かって前向きに流れて、トナー収容室41に戻ろうとする。
この際、回転するアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aは、当接する各リブ50の当接面50Aに拘束されながら移動する。
そして、図5に示すように、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方において各リブ50の上端50Uが可撓板35Fの先端部35Aから相対的に離れたときに、可撓板35Fの先端部35Aは、各リブ50に拘束されなくなり、図5に二点鎖線で示す初期形状に即座に復帰する。
これにより、アジテータ35に攪拌されてトナー収容室41から現像室43に向かうトナーT1の流れは、各リブ50の上端50Uよりも上方において発生し易い。つまり、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aは、少なくともトナー掻取り体33の下端33D以下において、より詳しくは、少なくともトナー掻取り体33の上端33U以下において、そのトナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを阻害し難い。
したがって、実施例の現像装置3は、筐体40内における供給ローラ32及びトナー掻取り体33よりも下方にトナーT1が滞留することを抑制できる。現像装置3を備える実施例の画像形成装置1も同様である。
また、この現像装置3において、各リブ50は、筐体40の下内壁面45から上向きに突出し、かつトナー掻取り体33に向かって前後方向に沿って延びる構成により、下内壁面45上でトナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを阻害し難い。
さらに、この現像装置3において、各リブ50の上端50Uは、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方に位置している。この構成により、各リブ50は、回転するアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aから、トナー掻取り体33の下端33Dよりも上方において確実性高く離れることができる。
また、この現像装置3において、各リブ50の上端50Uは、トナー掻取り体33の上端33Uよりも上方に位置している。この構成により、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aは、少なくともトナー掻取り体33の上端33U以下において、トナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを阻害し難い。その結果、この現像装置3は、筐体40内における供給ローラ32及びトナー掻取り体33よりも下方にトナーT1が滞留することを一層抑制できる。
さらに、この現像装置3において、各リブ50の上端50Uは、アジテータ35の回転軸心X35よりも下方に位置している。この構成により、アジテータ35の可撓板35Fがトナー収容室41から現像室43に向けてトナーT1を移送する能力を確保した上で、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aがトナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを阻害し難くなるようにすることができる。
また、この現像装置3において、各リブ50の上端50Uは、供給ローラ32の上端32Uよりも下方に位置している。この構成により、アジテータ35の可撓板35Fがトナー収容室41から現像室43に向けてトナーT1を移送する能力を充分に確保した上で、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aがトナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを阻害し難くなるようにすることができる。
さらに、この現像装置3において、図3に示すように、各リブ50は、幅方向において互いに間隔を空けて並ぶように設けられている。この構成により、図4に示すように、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aが各リブ50の当接面50Aに拘束されながら移動するときの可撓板35Fの先端部35Aの挙動、及び、図5に示すように、各リブ50の上端50Uがアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aから相対的に離れたときの可撓板35Fの先端部35Aの挙動について、幅方向のばらつきを抑制できる。
また、この現像装置3において、図3に示すように、各リブ50は、前後方向において現像室43からトナー収容室41に向かうにつれて、すなわちトナー掻取り体33からトナー収容室41に向かって前向きに進むにつれて、幅方向の中央(中央線CL1)に近づくように傾斜する複数の傾斜リブ52A~52F、53A~53Fを含んでいる。この構成により、各傾斜リブ52A~52F、53A~53Fによって、トナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れを幅方向の中央に寄せることができる。
さらに、この現像装置3において、各リブ50は、各傾斜リブ52A~52F、53A~53Fよりも幅方向の中央に位置し、前後方向と平行に延びる1つの中央リブ51を含んでいる。この構成により、中央リブ51は、トナー収容室41に戻ろうとするトナーT1の流れが幅方向の中央に寄ることを阻害することなく、上述した各リブ50の作用効果を発揮できる。
また、この現像装置3において、図3に間隔W1~W6を示すように、各リブ50(傾斜リブ52A~52F、53A~53F及び中央リブ51)のうち、幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブの間隔は、第1リブよりも幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブの間隔よりも大きい。この構成により、各リブ50は、幅方向の中央に近い位置にあるものほど、上述した作用効果を確実性高く発揮できる。
さらに、この現像装置3において、図4に示すように、トナー掻取り体33は、筐体40に回転可能に支持されたローラである。この構成により、回転するトナー掻取り体33が供給ローラ32から余分なトナーT1を効果的に掻き取るので、供給ローラ32が現像ローラ31に供給するトナーT1の量を確実性高く安定化させることができる。
また、この現像装置3において、各リブ50におけるアジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aに当接する当接面50Aは、前後方向においてトナー掻取り体33に向かって上り傾斜して各リブ50の上端50Uに至る。この構成により、アジテータ35の可撓板35Fの先端部35Aは、各リブ50の当接面50Aに当接しながら、各リブ50の上端50Uまで円滑に移動できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
実施例では、トナー掻取り体33が供給ローラ32に従動回転するローラであるが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、トナー掻取り体は、図示しない駆動源から駆動力が伝達されることにより、供給ローラと同じ方向又は逆方向に回転する駆動ローラであってもよい。また、トナー掻取り体は、回転不能な掻取りブレードやシャフト等であってもよい。
実施例では、アジテータ35が可撓板35Fを有しているが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、アジテータが可撓板を有しておらず、リブがそのアジテータの先端部と当接可能であって、回転するアジテータの先端部から、トナー掻取り体の下端よりも上方において離れるように設けられた構成も、本発明に含まれる。
実施例の現像装置3は、トナー収容室41と現像室43とが前後方向に並び、トナー収容室41に収容されるトナーが前後方向に沿って現像室43に供給される構成を備える、所謂横向きの現像装置であるが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、本発明の現像装置は、トナー収容室41が現像室43の上方に配置され、トナー収容室41から現像室43へ下向きにトナーが供給される構成、又は、トナー収容室41が現像室43の下方に配置され、トナー収容室41から現像室43へ上向きにトナーが供給される構成を備える、所謂縦向きの現像装置であってもよい。
実施例の画像形成装置1は、1つの現像装置3を備えたモノクロレーザプリンタであるが、本発明はこの構成には限定されない。例えば、本発明の画像形成装置は、複数色に対応する複数の現像装置を備えたカラープリンタであってもよい。
本発明は例えば、画像形成装置、又は、画像形成機能と画像読取機能とを備える複合機等に利用可能である。
1…画像形成装置、3…現像装置、31…現像ローラ、T1…トナー
32…供給ローラ、41…トナー収容室、43…現像室
40…筐体、33…トナー掻取り体、35…アジテータ
35A…アジテータの先端部、50…リブ
33D…トナー掻取り体の下端、44…筐体の内壁面
45…下内壁面、50U…リブの上端、33U…トナー掻取り体の上端
X35…アジテータの回転軸心、32U…供給ローラの上端
52A~52F、53A~53F…傾斜リブ、51…中央リブ
50A…リブの当接面、5…感光体

Claims (13)

  1. 現像ローラと、
    前記現像ローラにトナーを供給する供給ローラと、
    トナーを収容するトナー収容室と、前記現像ローラ及び前記供給ローラが配置される現像室と、を有する筐体と、
    前記現像室に配置され、前記供給ローラに当接して前記供給ローラの表面に付着するトナーを掻き取るトナー掻取り体と、
    前記トナー収容室内で回転してトナーを攪拌するアジテータと、を備え、
    前記トナー収容室と前記現像室とは、前後方向に並び、
    前記筐体は、前記前後方向において前記トナー収容室と前記トナー掻取り体との間に配置され、前記アジテータの先端部と当接可能なリブであって、回転する前記アジテータの前記先端部から、前記トナー掻取り体の下端よりも上方において離れるように設けられた前記リブを有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記筐体の内壁面は、前記供給ローラ及び前記トナー掻取り体よりも下方に位置する下内壁面を有し、
    前記リブは、前記下内壁面から上向きに突出し、かつ前記トナー掻取り体に向かって前記前後方向に沿って延びている請求項1記載の現像装置。
  3. 前記リブの上端は、前記トナー掻取り体の前記下端よりも上方に位置している請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 前記リブの前記上端は、前記トナー掻取り体の上端よりも上方に位置している請求項3記載の現像装置。
  5. 前記リブの前記上端は、前記アジテータの回転軸心よりも下方に位置している請求項3又は4記載の現像装置。
  6. 前記リブの前記上端は、前記供給ローラの上端よりも下方に位置している請求項5記載の現像装置。
  7. 複数の前記リブが前記アジテータの回転軸心と平行な幅方向において互いに間隔を空けて並ぶように設けられている請求項1乃至6のいずれか1項記載の現像装置。
  8. 各前記リブは、前記前後方向において前記現像室から前記トナー収容室に向かうにつれて前記幅方向の中央に近づくように傾斜する複数の傾斜リブを含んでいる請求項7記載の現像装置。
  9. 各前記リブは、各前記傾斜リブよりも前記幅方向の中央に位置し、前記前後方向と平行に延びる1つの中央リブを含んでいる請求項8記載の現像装置。
  10. 各前記リブのうち、前記幅方向の外側に位置して隣り合う2つの第1リブの前記間隔は、前記第1リブよりも前記幅方向の中央に位置して隣り合う2つの第2リブの前記間隔よりも大きい請求項7乃至9のいずれか1項記載の現像装置。
  11. 前記トナー掻取り体は、前記筐体に回転可能に支持されたローラである請求項1乃至10のいずれか1項記載の現像装置。
  12. 前記リブにおける前記アジテータの前記先端部に当接する当接面は、前記前後方向において前記トナー掻取り体に向かって上り傾斜して前記リブの上端に至る請求項1乃至11のいずれか1項記載の現像装置。
  13. 感光体と、
    前記感光体にトナーを供給する請求項1乃至12のいずれか1項記載の現像装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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