JP2017173425A - 画像形成ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の端部に駆動ギヤ27が設けられている清掃ローラ25に、軸方向に亘って均一な押圧力を得ること。
【解決手段】感光ドラム22を帯電させる帯電ローラ23と、帯電ローラ23に当接し帯電ローラ23の表面を清掃する清掃ローラ25と、両端部において清掃ローラ25を支持する清掃ローラ軸受部材29、30と、清掃ローラ軸受部材29、30に取り付けられ清掃ローラ25を帯電ローラ23へ押圧するための付勢部材31、32を有し、清掃ローラ軸受部材29、30は、付勢部材31、32に付勢力を両端部において異ならせることにより、一方の駆動側端部10aに設けた駆動ギヤ27によって発生する反力があっても、両端部の押圧力が同一となるようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナー等の現像剤を用いた電子写真方式の画像形成ユニット及び画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真方式の画像形成装置における画像形成ユニットでは、感光ドラムの表面を帯電させるための帯電ローラを備える。この帯電ローラ表面には、現像剤であるトナーの付着力を向上するための外添剤がトナーから脱離して付着する。この帯電ローラ表面に付着した外添剤を除去するために清掃ローラを設け、清掃ローラを帯電ローラに当接させて外添剤を除去するようにしている。
そして、この清掃ローラの清掃能力を高めるために、ばね性を有する付勢部材によって清掃ローラの両端部を帯電ローラへ押圧する。更に、清掃ローラの一方の端部に駆動ギヤを設け、清掃ローラを駆動することにより帯電ローラに対して線速差を設けて回転させることによって外添剤を除去する技術があった(例えば、特開2008−89636号公報(特許文献1)参照)。
特開2008−89636号公報
しかしながら、上記構成の画像形成ユニットでは、駆動ギヤが設けられている清掃ローラの駆動側の端部では、駆動ギヤが帯電ローラ側からの反力を受けて付勢部材による押圧力が減少する。このため、帯電ローラを押圧する押圧力が帯電ローラの軸方向に亘って不均一となり、外添剤が帯電ローラに不均一に付着するなどといった現象が発生する。その結果、感光ドラム表面の帯電不良、更には印刷不良が発生するといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、駆動側の端部に設けられた駆動ギヤへの反力がある場合であっても、清掃ローラの両端部における帯電ローラへの押圧力が同一となるようにして帯電ローラの軸方向に亘って均一な押圧力が得られる画像形成ユニット及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の本発明に関する画像形成ユニットは、像担持体と、前記像担持体を帯電させる回転可能な帯電部材と、前記帯電部材に当接し、前記帯電部材の表面を清掃する回転可能な清掃部材と、前記清掃部材を両端部において支持する第1の軸受部材と、前記両端部の前記第1の軸受部材に取り付けられ、前記清掃部材を前記帯電部材へ付勢するための付勢部材を有し、前記第1の軸受部材は、前記付勢部材の付勢力を両端部において異ならせることにより前記付勢部材の前記両端部の押圧力が同一となるようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の本発明に関する画像形成ユニットは、前記清掃部材は、一方の端部に前記帯電部材を回転駆動するための駆動部材を有し、前記駆動部材が受ける反力に基づいて、前記一方の端部側にある第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置を、他方の端部側にある前記第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置と異ならせることにより前記付勢部材の付勢力を両端において異ならせるようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明に関する画像形成ユニットは、前記帯電部材を両端部において支持する第2の軸受部材を有し、前記第2の軸受部材は、前記第1の軸受部材を挿脱可能に支持するとともに前記第1の軸受部材に架け渡した前記付勢部材の両端部を支持することを特徴とする。
請求項4記載の本発明に関する画像形成ユニットは、前記第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置は、前記付勢部材の前記帯電部材方向への付勢を規制する複数の規制部上であり、前記複数の規制部は、前記付勢部材の付勢を規制する位置を異ならせることにより、前記付勢部材の作用長を異ならせ、前記付勢部材による付勢力を両端部において異ならせることを特徴とする。
請求項5記載の本発明に関する画像形成ユニットは、前記第1の軸受部材は前記帯電部材方向へ長い長円形であり、前記清掃部材を支持する支持孔が前記長円形の内部に偏って設けられ、更に、前記複数の規制部は前記長円形の円弧状部分に設けられることを特徴とする。
請求項6記載の本発明に関する画像形成ユニットは、前記第1の軸受部材を前記清掃部材の軸方向を回転軸として180度異ならせることにより、前記規制部が前記付勢部材の付勢を規制する位置を異ならせることを特徴とする。
本発明によれば、清掃部材の両端部を支持する第1の軸受部材及び付勢部材を設け、付勢部材の付勢力を両端部において異ならせたので、駆動側端部に設けた駆動ギヤによって発生する反力があっても当該反力を相殺することができ、清掃部材の両端部の押圧力を同一とし、帯電部材の軸方向に亘って均一な押圧力が得られる。従って、外添剤が不均一に付着して像担持体表面の帯電不良、更には印刷不良が発生することを防止することができる。
同時に、清掃部材の両端部を支持する第1の軸受部材と付勢部材、更には帯電部材の両端部を支持する第2の軸受部材を同じ形状にすることができるので、異なる部品を減らことができ、装置の低コスト化も可能となる。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の画像形成ユニット及びトナー貯蔵容器の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの構成を示す外観斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの両端部の構成を示す拡大斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの両端部を矢印G方向から見た左側面図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の断面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの駆動側端部及び他方側端部の断面図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材及び帯電ローラ軸受部材の分解斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラの駆動側端部における反力の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの比較例の清掃ローラの駆動側端部におけるばね力の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの比較例の押圧力の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の取付方向を変える動作の説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の押圧力の説明図である。 第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の構成を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの構成を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの他の動作を示す説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。以下、第1の実施の形態の画像形成装置及び画像形成ユニットの構成を説明する。
図1は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置100は、後述するK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像形成ユニット1K、1Y、1M、1Cを有する。画像形成ユニット1K、1Y、1M、1Cには、露光ヘッド2がそれぞれ設置されている。
トレイ3に貯蔵された媒体4は、給紙ローラ5及び搬送ローラ6によって搬送される。媒体4の搬送路上には画像形成ユニット1K、1Y、1M、1Cが配置されている。更に、搬送路上には、画像形成ユニット1K、1Y、1M、1Cによって形成された画像を媒体4に転写するための転写ベルト7が配置されている。更に、搬送下流側には、媒体4に転写された画像を定着するための定着器8が配置されている。その搬送下流側には、装置外部に媒体4を排出するための排出ローラ9−1及び9−2が配置され、排出された媒体4を保持するためのスタッカーカバー11が設けられている。
画像形成ユニット1K、1Y、1M、1C上部のトナー貯蔵容器12K、12Y、12M、12Cには画像形成ユニット1K、1Y、1M、1Cに対応した4色のトナーK、Y、M、Cが貯蔵されている。
なお、画像形成ユニット1K、1Y、1M、1C、及びトナー貯蔵容器12K、12Y、12M、12Cは、いずれもその構成が同じであるので、以下の説明では、K(ブラック)の画像形成ユニット1K及びトナー貯蔵容器12Kについて説明する。
図2は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の画像形成ユニット及びトナー貯蔵容器の内部構成を示す内部構成図である。画像形成装置100の画像形成ユニット1Kは、その内部にトナー量検出部材16と、トナー撹拌のための撹拌部材17、18を有する。更にトナー担持体である現像ローラ20と、現像ローラ20にトナー13aを供給するためのトナー供給ローラ19を有する。トナー量検出部材16は、矢印16Rのように回転可能で、トナー残量による回転速度の変化を検出することによってトナー量を検出するための部材である。
更に、画像形成ユニット1Kは、現像ブレード21、感光ドラム22、帯電ローラ23、クリーニングブレード24、清掃ローラ25及び廃トナー搬送部材26を有する。現像ブレード21は、現像ローラ20に供給されたトナー13aを薄層化するため、現像ローラ20に当接して設置される。像担持体としての感光ドラム22は、現像ローラ20に当接して設置される。帯電部材としての帯電ローラ23は、感光ドラム22に当接して設置されることにより感光ドラム22を所定の電位に帯電させ、露光ヘッド2により感光ドラム22に静電潜像を形成させる。クリーニングブレード24は、感光ドラム22の表面に付着したトナー13aを廃トナーとして除去するものである。クリーニングブレード24は、感光ドラム22に当接して設置される。
清掃部材としての清掃ローラ25は帯電ローラ23に当接し、帯電ローラ23の表面に付着した現像剤であるトナーから脱離した外添剤を除去して清掃するものである。廃トナー搬送部材26は、クリーニングブレード24の下部に配置され、回転させることによって廃トナーを廃トナー貯蔵容器12Kbまで搬送し廃トナー13bとして貯蔵させる。
一方、画像形成ユニッド1Kの上部に備えられたトナー貯蔵容器12Kは、トナー貯蔵部12Kaと廃トナー貯蔵部12Kbから成り、内部にトナー13aを撹拌するための回転可能な撹拌部材14を有する。トナー貯蔵容器12Kは、画像形成ユニッド1Kとは内部的にトナー供給口15で連結された構造となっている。
図3は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの構成を示す外観斜視図である。第1の実施の形態に関する画像形成ユニット1Kの清掃ローラ25は、一方の端部としての駆動側端部10aに駆動ギヤ27が設けられている。同様に、帯電ローラ23の駆動側端部10aに駆動ギヤ27に噛合するアイドルギヤ28が設けられている。一方、帯電ローラ23及び清掃ローラ25の他方の端部としての他方側端部10bには、駆動ギヤ及びアイドルギヤは設けられていない構成となっている。
なお、以下の説明では清掃ローラ25と帯電ローラ23の軸間の方向、即ち図中上下の方向をy軸とし、帯電ローラ23の帯電ローラ回転軸123及び清掃ローラ25の清掃ローラ回転軸125の軸方向をz軸とし、y軸及びz軸に垂直な方向をx軸として説明する。
帯電ローラ23及び清掃ローラ25の両端部の構成を更に詳細に説明する。図4は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの両端部の構成を示す拡大斜視図である。また、図5は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの帯電ローラ及び清掃ローラの両端部を矢印G方向から見た左側面図である。なお、矢印G方向はx軸に平行な方向である。図4(a)及び図5(a)は、帯電ローラ23及び清掃ローラ25に関して駆動ギヤ27及びアイドルギヤ28が設けられた駆動側端部10aの構成を示し、図4(b)及び図5(b)は、帯電ローラ23及び清掃ローラ25の他方側端部10bの構成を示している。
図4及び図5に示すように、清掃ローラ25は清掃ローラ回転軸125を有し、清掃ローラ回転中心軸225を中心軸として回転する。そして、駆動ギヤ27が設けられた駆動側端部10aにおいては、清掃ローラ回転軸125が第1の軸受部材としての清掃ローラ軸受部材29によって支持される。また、他方側端部10bにおいては、同様に清掃ローラ回転軸125が第1の軸受部材としての清掃ローラ軸受部材30によって支持される。
一方、帯電ローラ23は、帯電ローラ回転軸123を有し、帯電ローラ回転中心軸223を中心軸として回転する。そして、駆動側端部10aにおいては、帯電ローラ回転軸123が第2の軸受部材としての帯電ローラ軸受部材33によって支持される。また、他方側端部10bにおいては、同様に帯電ローラ回転軸123が第2の軸受部材としての帯電ローラ軸受部材34によって支持される。
更に、駆動側端部10aにおいては、付勢部材としてのコイルバネ31が取り付けられ、同様に、他方側端部10bにおいては、付勢部材としてのコイルバネ32が取り付けられる。
前述のように清掃ローラ軸受部材29は、駆動部材としての駆動ギヤ27が設けられた駆動側端部10aにおいて、清掃ローラ25の清掃ローラ回転軸125を支持する。また、清掃ローラ軸受部材30は、他方側端部10bにおいて、清掃ローラ25の清掃ローラ回転軸125を支持する。
清掃ローラ軸受部材29及び30の取付方向は、後述するようにz軸方向を回転軸として180度異ならせて、これによりコイルバネ31及び32の付勢力を異ならせている。清掃ローラ軸受部材29及び30の部品を同一の形状としたので部品点数を少なくすることができる。このように、清掃ローラ軸受部材29、30は、その取付方向を変更できる構成とし、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の取付方向を、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材29の取付方向と異ならせて取り付けている。
付勢部材としてのコイルバネ31は、駆動側端部10aにおいて、清掃ローラ軸受部材29及び帯電ローラ軸受部材33によって取り付けられ、清掃ローラ25を帯電ローラ23側へ押圧する。また、付勢部材としてのコイルバネ32は、他方側端部10bにおいて、清掃ローラ軸受部材30及び帯電ローラ軸受部材34によって取り付けられ、清掃ローラ25を帯電ローラ23側へ押圧する。コイルバネ31の両端には、後に図7で示すようにフック形状部31a、31bが設けられ、コイルバネ32の両端には、同様にフック形状部32a、32bが設けられる。
コイルバネ31及び32は、例えば、ゴム等の弾性部材であってもよい。コイルバネ31及び32は両端にフック形状部31a、31b及び32a、32bを有した引張ばねである。なお、コイルバネ31及び32も、異なる部品を少なくするために形伏及びばね乗数を同一のものとするのがよい。
前述のように駆動側端部10aにおいて、帯電ローラ軸受部材33は、アイドルギヤ28が設けられた帯電ローラ23の帯電ローラ回転軸123を支持する。また、帯電ローラ軸受部材33は、清掃ローラ軸受部材29を挿脱可能に支持するとともに、コイルバネ31を取付可能に支持する。
一方、同様に他方側端部10bにおいて、帯電ローラ軸受部材34も、帯電ローラ23の帯電ローラ回転軸123を支持する。また、帯電ローラ軸受部材34は、清掃ローラ軸受部材30を挿脱可能に支持するとともに、コイルバネ32を取付可能に支持する。これら帯電ローラ軸受部材33及び34についても、異なる部品を少なくするために同一の形状とするのがよい。
次に、清掃ローラ軸受部材29及び30の構成を詳細に説明する。図6は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の断面を示す説明図である。図6(a)は駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の図5(a)で図示するD1−D1断面を示し、図6(b)は他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30の図5(b)で図示するD2−D2断面を示す。
駆動側端部10aにおいて、y軸方向に長い二辺29−1、29−2を有する長円形からなる清掃ローラ軸受部材29は、規制部29aの方向へ偏心した位置に、清掃ローラ回転軸125を貫通させて支持する支持孔29−5を有する。他方側端部10bにおいても同様に、y軸方向に長い二辺30−1、30−2を有する長円形からなる清掃ローラ軸受部材30は、規制部30aの方向へ偏心した位置に清掃ローラ回転軸125を貫通させて支持する支持孔30−5を有する。
図6(a)に示すように、コイルバネ31は清掃ローラ軸受部材29を跨ぐように架け渡されることにより、円弧状の規制部29bに当接する。コイルバネ31が規制部29bに当接することにより、コイルバネ31はy軸下方向への付勢が規制される。規制部29aはコイルバネ31に当接していないので機能していない。
ここで、清掃ローラ軸受部材29は、清掃ローラ回転中心軸225から規制部29a及び29bまでの距離(以下、「作用長」という)をそれぞれ作用長L29a及び作用長L29bとすると、長い作用長L29b>短い作用長L29aとなるようにしている。即ち、清掃ローラ軸受部材29は、清掃ローラ軸受部材29の回転中心軸225を偏心させて保持するようにしている。そして、図6(a)に示す清掃ローラ軸受部材29は、円弧状の規制部29bがy軸上側となるように、即ち、長い作用長L29bに対応する規制部29bがコイルバネ31に当接するように取り付けられる。
一方、図6(b)に示すように、コイルバネ32は清掃ローラ軸受部材30を跨ぐように架け渡されることにより、円弧状の規制部30aに当接する。コイルバネ32が規制部30aに当接することにより、コイルバネ32はy軸下方向への付勢が規制される。規制部30bはコイルバネ32に当接していないので機能していない。
ここで、清掃ローラ軸受部材30は、作用長をそれぞれ作用長L30a及び作用長L30bとすると、長い作用長L30b>短い作用長L30aとなるようにしている。即ち、清掃ローラ軸受部材30は、清掃ローラ軸受部材30の回転中心軸225を偏心させて保持するようにしている。そして、図6(b)に示す清掃ローラ軸受部材30は、駆動側端部10aと同様に、規制部30aがy軸上側となるように即ち、短い作用長L30aに対応する規制部30aがコイルバネ32に当接するように取り付けられる。
このようにコイルバネ31とコイルバネ32の取付位置を異ならせることにより、作用長L29b及び作用長L30aが異なり、両者の付勢力を異ならせている。
以上の清掃ローラ軸受部材29及び30を有する清掃ローラ25及び帯電ローラ23の両端部の構成を更に詳細に説明する。図7は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの駆動側端部及び他方側端部の断面図である。図7(a)は、駆動側端部10aにおける清掃ローラ軸受部材29及び帯電ローラ軸受部材33のD1−D1断面を示す。図7(b)は、他方側端部10bにおける清掃ローラ軸受部材30及び帯電ローラ軸受部材34のD2−D2断面を示す。
図7(a)に示すように、駆動側端部10aの帯電ローラ軸受部材33はそのほぼ中央部に、帯電ローラ23の帯電ローラ回転軸123を貫通させて支持する支持孔33−1を有する。
更に、帯電ローラ軸受部材33はコイルバネ31の両端に設けたフック形状部31a、31bを引掛ける突起部33a及び33bを有する。突起部33a及び33bは、帯電ローラ回転軸123方向に対して直交する方向としてのx軸方向に沿って設けられる。そして、突起部33a及び33bに両端が引掛けられたコイルバネ31は、清掃ローラ軸受部材29を跨ぐように架け渡される。コイルバネ31は、清掃ローラ軸受部材29の円弧状の規制部29bにより、y軸下方向、即ち帯電ローラ23方向への付勢が規制され、清掃ローラ軸受部材29が帯電ローラ23方向に付勢される。この場合、コイルバネ31の作用長は長い作用長L29bとなり、コイルバネ31は強い付勢力が発生する。こうして駆動側端部10aのコイルバネ31は、強い付勢力により清掃ローラ軸受部材29を付勢する。
更に、帯電ローラ軸受部材33は、清掃ローラ軸受部材29のx軸方向の移動を規制する規制部33c及び33dを有する。規制部33c及び33dは、二本の角(つの)のようにy軸方向へ延びている。規制部33c及び33dは、図6(a)で説明した清掃ローラ軸受部材29の長円形の左右の二辺29−1、29−2に適合する間隔で設けられる。こうして、規制部33c及び33dが、清掃ローラ軸受部材29のx軸方向への移動を規制することにより、規制部33c及び33dは、清掃ローラ軸受部材29をX軸方向である左右両側から挿脱可能に支持することができる。
同様に、図7(b)に示すように、他方側端部10bの帯電ローラ軸受部材34はそのほぼ中央部に帯電ローラ23の帯電ローラ回転軸123を貫通させて支持する支持孔34−1を有する。
更に、帯電ローラ軸受部材34はコイルバネ32の両側に設けたフック形状部32a、32bを引掛ける突起部34a及び34bを有する。突起部34a及び34bは、Z軸方向としての帯電ローラ回転軸123方向に対して直交する方向としてのx軸方向に沿って設けられる。そして、突起部34a及び34bに両端が引掛けられたコイルバネ32は、清掃ローラ軸受部材30を跨ぐように架け渡される。コイルバネ32は、清掃ローラ軸受部材30の円弧状の規制部30aにより、y軸下方向、即ち帯電ローラ23方向への付勢が規制され、清掃ローラ軸受部材30が帯電ローラ23方向に付勢される。この場合、コイルバネ32の作用長は短い作用長L30aとなり、コイルバネ31は弱い付勢力となる。こうして他方側端部10bのコイルバネ32は、弱い付勢力により清掃ローラ軸受部材30を付勢する。
更に、同様に帯電ローラ軸受部材34は、清掃ローラ軸受部材30のx軸方向の移動を規制する規制部34c及び34dを有する。規制部34c及び34dは、二本の角(つの)のようにy軸方向へ延びている。規制部34c及び34dは、図6(b)で説明した清掃ローラ軸受部材30の長円形の左右の二辺30−1、30−2に適合する間隔で設けられる。こうして、規制部34c及び34dが、x軸方向への清掃ローラ軸受部材30の移動を規制することにより、規制部34c及び34dは、清掃ローラ軸受部材30を左右両側から挿脱可能に支持することができる。
図8は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材及び帯電ローラ軸受部材の分解斜視図である。図8(a)は、駆動側端部10aにおける清掃ローラ軸受部材29及び帯電ローラ軸受部材33に係る分解斜視図であり、図8(b)は、他方側端部10bにおける清掃ローラ軸受部材30及び帯電ローラ軸受部材34に係る分解斜視図である。
図8(a)に示すように、清掃ローラ軸受部材29は、長円形の筒部分29−3と前後両側に結合した長円形の板部分29−4からなるあたかもボビン(糸巻き)の形状である。長円形の筒部分29−3は、図6(a)で説明した円弧状の規制部29a、規制部29b及びこれらを結合する左右の二辺29−1、29−2からなる。清掃ローラ軸受部材29は、規制部29bをy軸方向上側にして帯電ローラ軸受部材33の規制部33c、33d間に挿入される。すると、帯電ローラ軸受部材33の規制部33c、33dが長円形の筒部分29−3の左右の二辺29−1、29−2に当接することになり、清掃ローラ軸受部材29のx軸方向への移動を規制する。
そして、コイルバネ31は、清掃ローラ軸受部材29の円弧状の規制部29b上に当接し、そのフック形状部31a、31bを帯電ローラ軸受部材33の突起部33a及び33bに引掛けることによって取り付けられる。そして、清掃ローラ軸受部材29の長い作用長L29bに対応する規制部29bにより、コイルバネ31は、y軸下方向、即ち帯電ローラ23方向への付勢が規制され、強い付勢力で清掃ローラ軸受部材29が帯電ローラ23方向に付勢される。
よって、換言すると円弧状の規制部29bは、清掃ローラ軸受部材29におけるコイルバネ31の取付位置である。
同様に、図8(b)に示すように、清掃ローラ軸受部材30は、長円形の筒部分30−3と前後両側に結合した長円形の板部分30−4からなるボビン形状である。長円形の筒部分30−3は、図6(b)で説明した円弧状の規制部30a、規制部30b及びこれらを結合する左右の二辺30−1、30−2からなる。清掃ローラ軸受部材30は、規制部30aをy軸方向上側にして帯電ローラ軸受部材34の規制部34c、34d間に挿入される。すると、帯電ローラ軸受部材34の規制部34c、34dが長円形の筒部分30−3の左右の二辺30−1、30−2に当接することにより、清掃ローラ軸受部材30のx軸方向への移動を規制する。
そして、コイルバネ32は、清掃ローラ軸受部材30の円弧状の規制部30a上に当接し、そのフック形状部32a、32bを帯電ローラ軸受部材34の突起部34a及び34bに引掛けることによって取り付けられる。そして、清掃ローラ軸受部材30の短い作用長L30aに対応する規制部30aにより、コイルバネ32は、y軸下方向、即ち帯電ローラ23方向への付勢が規制され、弱い付勢力で清掃ローラ軸受部材30が帯電ローラ23方向に付勢される。
よって、換言すると円弧状の規制部30aは、清掃ローラ軸受部材30におけるコイルバネ32の取付位置である。
なお、以上の第1の実施の形態の画像形成装置100の構成の説明では、画像形成ユニット1K及びトナー貯蔵容器12Kを例として説明したが、画像形成ユニット1Y、1M、1C、及びトナー貯蔵容器12Y、12M、12Cの構成も同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像形成装置100は以下のように動作する。最初に、図1を用いて画像形成装置100の印刷動作を説明する。
先ず、画像形成装置100の図示しない制御部からの印刷命令を受けると、媒体4は、給紙ローラ5によって一枚ずつ分離させられ、搬送ローラ6によって転写ローラ7まで搬送される。このとき、画像形成ユニット1Kは、後述する現像工程によって感光ドラム22上にトナー13aにより画像を現像し、転写ローラ7上を搬送されてくる媒体4に現像されたトナー13aを転写する。トナー13aが転写された媒体4は、定着器8を通ることによって定着された後、排出ローラ9−1及び9−2によってスタッカーカバー11に排出され、保持される。
次に、図2を用いて画像形成ユニット1K及びトナー貯蔵容器12Kによるその現像工程を説明する。
先ず、画像形成装置100の制御部からの印刷命令を受けると、モータ等の駆動源によって供給ローラ19を矢印19Rの方向に回転し、矢印20Rの方向に回転する現像ローラ20にトナー13aを供給する。このとき撹拌部材17、18もそれぞれ矢印17R、矢印18Rの方向へ回転し、トナー13aを撹拌する。現像ローラ20に供給されたトナー13aは、現像ブレード21によって薄層状に形成され、帯電される。
一方、矢印22Rの方向へ回転する感光ドラム22は、帯電ローラ23によって表面が帯電される。そして、露光ヘッド2によって露光され、感光ドラム22上に静電潜像が形成される。この静電潜像に現像ローラ20上のトナー13aが移動することによって露光された部分が現像され、媒体4へと転写される。
感光ドラム22上に残留したトナーは、クリーニングブレード24によって掻きとられる。その後、掻きとられたトナーは、廃トナー搬送部材26によって搬送され、廃トナー貯蔵容器12Kbに廃トナー13bとして貯蔵される。
また、上記動作と並行して、トナー貯蔵容器12Ka内の撹絆部材14を、矢印14Rの方向に回転することによってトナー貯蔵容器12Ka内のトナー13aを撹絆する。そして、トナー供給口15で連結された画像形成ユニッド1Kのトナー室内にトナー13aを供給する。
また、上記動作と並行して、帯電ローラ23に当接させた清掃ローラ25は、帯電ローラ23の表面に付着した現像剤であるトナーから脱離した外添剤を除去して清掃する。
次に、清掃ローラ25による外添剤を除去する清掃動作の際に、駆動側端部10aにおいて駆動ギヤ27が受ける帯電ローラ23側からの反力について説明する。
先ず、図3に示すように、清掃ローラ25を駆動する駆動ギヤ27がモータ等の駆動源によって駆動されると、駆動ギヤ27は矢印25Rの方向に回転し、帯電ローラ23のアイドルギヤ28は矢印23Rの方向に回転する。このとき、アイドルギヤ28と噛合する駆動ギヤ27は、帯電ローラ23側から反力を受ける。
図9は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの駆動側端部10aにおける駆動ギヤの反力の説明図である。清掃ローラ25の駆動ギヤ27は、帯電ローラ23のアイドルギヤ28と噛合する状態を示す。駆動ギヤ27は矢印25Rの方向に回転し、アイドルギヤ28は矢印23Rの方向に回転する。
このとき、駆動ギヤ27は矢印F1のように反力F1を受ける。図中上下方向をy軸方向とし、図中左右方向をx軸方向とすると、この反力F1のx軸方向成分はF1xとなり、y軸方向成分はF1yとなる。なお、通常反力F1は連続的に変化する場合があるが、その場合は換算された平均値を使用する。
次に、コイルバネ31のばね力及びコイルバネ31によって清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧する押圧力について説明する。
先ず、比較例として、駆動側端部10aにおける清掃ローラ軸受部材29の規制部29aがy軸上方向取り付けられている場合、即ち短い作用長L29aとなっている場合のばね力及び押圧力について説明する。
図10は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの比較例の駆動側端部10aにおける清掃ローラのばね力の説明図である。コイルバネ31は、フック部31a、31bによって、それぞれ帯電ローラ軸受部材33の突起部33a、33bに引掛けられて支持されているため、帯電ローラ軸受部材33に対して清掃ローラ軸受部材29を付勢するばね力が発生する。コイルバネ31は、帯電ローラ軸受部材33に清掃ローラ軸受部材29を付勢する付勢力としてのばね力F2及びF3を発生させる。そして、付勢力としてのばね力F2とF3の合力が、コイルバネ31によって清掃ローラ軸受部材29を帯電ローラ軸受部材33に付勢する付勢力F4となる。
清掃ローラ軸受部材29は帯電ローラ軸受部材33の規制部33c及び規制部33dによってx軸方向への移動を規制されているため、付勢力F4は、反力F1のy軸方向成分F1yと略平行となる。従って、駆動側端部10aにおいて、コイルバネ31によって清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧する押圧力をF5aとすると、付勢力F4と、反力F1のy軸方向成分F1yの差が、押圧力F5aとなる。その関係は式1のようになる。
F5a = F4 − F1y (式1)
一方、他方側端部10bにおいても、清掃ローラ軸受部材30、コイルバネ32及び帯電ローラ軸受部材34の形状は、図10で示した比較例の駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29、コイルバネ31及び帯電ローラ軸受部材33と同一の形状となっている。従って、駆動側端部10aと同様に、他方側端部10bのコイルバネ32によるばね力F2とF3の合力が、コイルバネ32によって清掃ローラ軸受部材30を帯電ローラ軸受部材34に付勢する付勢力F4となる。
また、他方側端部10bにおいては、駆動ギヤ27を設けておらず駆動ギヤ27への反力を受けない。従って、他方側端部10bにおいて、コイルバネ32によって清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧する押圧力をF5bとすると、式2のようになる。即ち、
F5b = F4 (式2)
図11は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの比較例における押圧力の説明図である。駆動側端部10aのコイルバネ31よって清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧する押圧力F5aは式1のようにF5a=F4−F1yとなる。また、他方側端部10bでは、コイルバネ32によって清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧する押圧力F5bは、式2のようにF5b=F4となる。従って、駆動側端部10aの押圧力F5aと他方側端部10bの押圧力F5bには、駆動ギヤ27に作用する反力F1のy軸方向成分F1y分の差が生じる。
従って、比較例の清掃ローラ25の両端部において、同一の力で清掃ローラ25を帯電ローラ23に押圧することができなくなり、帯電ローラ23の軸方向に亘って均一な押圧力を得ることができない。
このため、本実施の形態に関する画像形成ユニット1Kでは、帯電ローラ23の軸方向に亘って均一な押圧力を得るために、比較例に対して駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の取付方向を変えて長い作用長L29bとしている。これにより、ばね力F2及びF3を増加させて、それらの合力としての付勢力F4を増加させるようにして、コイルバネ31と32の付勢力を異ならせている。
図12は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の取付方向を変える動作の説明図である。図12(a)は、比較例としての駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の取付方向を変える前の状態を示し、図12(b)は、本実施の形態に関して駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の取付方向を変えた後の状態を示している。
仮に、駆動側端部10aにおける清掃ローラ軸受部材29が、図10に示す駆動側端部10aの比較例のようであったとする場合、比較例からの清掃ローラ軸受部材29の取付方向の変更は、以下のように行う。まず、図12(a)に示すように、コイルバネ31のフック形状部31a、31bを帯電ローラ軸受部材33の突起部33a、33bから取り外す。次に、清掃ローラ軸受部材29を規制部33c及び33dから取り外す。そして、清掃ローラ軸受部材29を矢印29Rに示すようにz軸方向を回転軸として180度回転させ、図7(b)のように清掃ローラ軸受部材29の規制部29bがy軸上側となるように、即ち、長い作用長L29bとなる規制部29bがコイルバネ31に当接するようにする。
即ち、図12(b)に示すように、再び、清掃ローラ軸受部材29を帯電ローラ軸受部材33の規制部33c及び33dの間に挿入することにより、清掃ローラ軸受部材29の取付方向を変える。更に、コイルバネ31のフック形状部31a、31bを帯電ローラ軸受部材33の突起部33a、33bに引掛ける。
このように、比較例に対し清掃ローラ軸受部材29の取付方向を変えることによって、コイルバネ31の取付位置を変え、駆動側端部10aでは、図7(a)に示すようにコイルバネ31の作用長L29bが長くなり、コイルバネ31の付勢力の増加によって押圧力F5aが増加する。他方側端部10bでは、コイルバネ32の作用長L30aは短いままとし、コイルバネ32による押圧力F5bの変化はない。
なお、比較例としての駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29は、短い作用長L29aであり、本実施の形態に関する他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30も同様に短い作用長L30aである。よって前記図10乃至図12の説明において、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29は、比較例としての清掃ローラ軸受部材29に対して取付方向を180度回転させることによって得られることを説明したが、本実施の形態に関する駆動側の端部10aの清掃ローラ軸受部材29は、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30に対して取付方向を180度異ならせることによって得られるとしても同じである。
換言すれば、本実施の形態に関する清掃ローラ軸受部材29及び30は取付方向を180度異ならせるだけで、駆動側端部10a及び他方側端部10bに使用することができるので、清掃ローラ軸受部材29及び30を同じ形状にすることができる。更に、コイルバネ31、32及び帯電ローラ軸受部材33、34についても、異なる部品を用いる必要はなく、図7及び図8(a)及び(b)に示すように同じ形状にすることができる。
ここで、駆動側端部10aにおけるコイルバネ31の作用長となる短い作用長L29a及び長い作用長L29bの値は、以下のように設定する。即ち、図8に示すように、他方側端部10bに対する駆動側端部10aにおける清掃ローラ軸受部材29の取付方向を異ならせ、コイルバネ31の取付位置を異ならせると、コイルバネ31の作用長は短い作用長L29aから長い作用長L29bへと変化する。このときのコイルバネ31の変位Xは、式3となる。即ち、
X = L29b− L29a (式3)
コイルバネ31のばね乗数をkとすると、変位Xにより増加するコイルバネ31の付勢力ΔFは、k×Xとなり、式4のようになる。即ち、
ΔF = k×(L29b− L29a) (式4)
従って、変位Xにより増加する付勢力ΔFが、反力F1のy軸方向成分F1yに等しくなるように、短い作用長L29a及び長い作用長L29bの値を設定しておけば、押圧力F5aは、反力F1のy軸方向成分F1y分増加させることができ、反力F1のy軸方向成分F1yは相殺することができる。
即ち、駆動側端部10aの押圧力F5aは、式5のように、式2により表される他方側端部10bの押圧力5bである付勢力F4と等しくすることができる。
F5a = F4+F1y−F1y = F4 (式5)
なお、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30における作用長L30a、L30bの値は、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29と同一形状とするときは清掃ローラ軸受部材29と同様に設定しておけばよい。
図13は、第1の実施の形態に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の押圧力の説明図である。駆動側端部10aでは、押圧力F5aは式5に示す通りである。即ち、駆動側端部10aにおいては、駆動ギヤ27によって反力F1のy軸方向成分であるF1y分の反力を受けるが、コイルバネ31による付勢力を増加させ、F4+F1yとする。その結果、駆動側端部10aの押圧力F5aは、式5のようにF5a=F4となる。
このとき、他方側端部10bにおいては、図13に示すように、コイルバネ32による付勢力は変化がなく、他方側端部10bの押圧力F5bは、式2のようにF5b=F4となる。従って、駆動側端部10aの押圧力F5aは他方側端部10bの押圧力F5bと等しくなり、清掃ローラ25の両端部における帯電ローラ23への押圧力が同一となる。
なお、以上の第1の実施の形態の画像形成ユニット1Kの動作の説明では、画像形成ユニット1K及びトナー貯蔵容器12Kを例として説明したが、画像形成ユニット1Y、1M、1C、及びトナー貯蔵容器12Y、12M、12Cの動作も同様であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
以上のように、第1の実施の形態に関する画像形成装置100によれば、清掃ローラ25の両端部に軸受部材29及び30並びにコイルバネ31及び32を設け、清掃ローラ軸受部材29の取付方向を異ならせることによって、コイルバネ31の取付位置を異ならせ、両端部の軸受部材29及び30の付勢力を異ならせるようにした。これにより、駆動側端部10aに設けた駆動ギヤ27によって発生する反力F1のy軸方向成分F1yがあっても、y軸方向成分F1yを相殺し清掃ローラ25の両端部の帯電ローラ23への押圧力を同一とすることができる。従って、外添剤が不均一に帯電ローラ23に付着して感光ドラム表面の帯電不良、更には印刷不良が発生することを防止することができる。
更に、清掃ローラ25の両端部の清掃ローラ軸受部材29、30とコイルバネ31、32、更には帯電ローラ23の両端部の帯電ローラ軸受部材33、34を同じ形状にすることができるので、異なる部品を減らことができ、装置の低コスト化も可能となる。特に、コイルバネ31、32については、駆動側端部10a及び他方側端部10bにおいてそれぞれ異なる付勢力を有する複数種類のコイルバネを用意する必要がないという効果を有する。
(実施形態の変形例)
以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、画像形成ユニットを備えた画像形成装置を例として説明したが、本発明は、複写機、LEDブリンタ、レーザービームプリンク、ファクシミリ装置、MFP(マルチファンクションプリンタ)等にも適用することができる。
(第1の実施の形態の変形例1)
また、以上の実施の形態に関する画像形成装置100の説明では、比較例に対し清掃ローラ軸受部材29及び30の取付方向を180度異ならせて、コイルバネ31、32の取付位置を異ならせて軸受部材29及び30の付勢力を異ならせる例を説明したが、以下のようにしてもよい。
即ち、清掃ローラ軸受部材29及び30に、異なる作用長を有する複数の規制部を軸方向に備えておき、コイルバネ31及び32の取付位置をいずれかの位置に変えて、軸受部材29及び30の付勢力を異ならせるようにしてもよい。
図14は、第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの清掃ローラ軸受部材の構成を示す説明図である。図14(a)は、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の左側面図であり、図14(b)は駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29の正面図である。図14(c)は、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30の左側面図であり、図14(d)は、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30の正面図である。
図14(a)及び(b)に示すように、第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニット1Kでは、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29は、軸方向に作用長の異なる複数の規制部を備える。即ち、清掃ローラ軸受部材29は、作用長が短い作用長L29cの規制部29cと、作用長が中程度の長さである作用長L29dの規制部29dと、作用長が長い作用長L29eの規制部29eを備える。これら複数の規制部のいずれかにコイルバネ31を取り付けることによってコイルバネ31の作用長L29を変えて、軸受部材29の付勢力を軸受部材30の付勢力に対し異ならせるようにしている。
同様に、図14(c)、(d)に示すように、他方側端部10bの清掃ローラ軸受部材30も、作用長の異なる複数の規制部を軸方向に備える。即ち、清掃ローラ軸受部材30は、作用長が短い作用長L30cの規制部30cと、作用長が中程度の長さである作用長L30dの規制部30dと、作用長が長い作用長L30eの規制部30eを備える。これら複数の規制部のいずれかにコイルバネ32を取り付けるようにすればコイルバネ32の作用長L30を変えて、軸受部材30の付勢力を軸受部材29の付勢力に対し異ならせることもできる。なお、清掃ローラ軸受部材29及び30の作用長の異なる複数の規制部の数は図14に示した数以外、2個であってもよいし、4個以上としてもよい。
第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニット1Kの帯電ローラ軸受部材33及び34の構成は、前述の第1の実施の形態に関する画像形成ユニット1Kの帯電ローラ軸受部材33及び34と略同様の構成であるので、簡略化のためにその説明を省略する。
図15は、第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの構成を示す説明図である。なお、図15(a)は駆動ギヤ27が設けられた駆動側端部10aの左側面図であり、図15(b)は他方側端部10bの左側面図である。
図15に示すように、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29おいては、中程度の長さである作用長L29dの規制部29dをコイルバネ31の取付位置としている。この場合、次に説明する他方側端部10bのコイルバネ32は、短い作用長L30cの規制部30cによって規制されるため、コイルバネ31の付勢力はやや強い状態となる。
一方、他方側端部10bでは、図15(b)に示すように短い作用長L30cの規制部30cをコイルバネ32の取付位置としている。この場合、コイルバネ32の作用長は短いので、付勢力は弱い状態となる。
このように、他方側端部10bのコイルバネ32の付勢力よりも駆動側端部10aのコイルバネ31の付勢力を強くし、軸受部材29と軸受部材30の付勢力を異ならせるので、駆動側端部10aに設けた駆動ギヤ27によって発生する反力F1のy軸方向成分F1yがあっても、清掃ローラ25の両端部の帯電ローラ23への押圧力を同一とすることができる。
図16は、第1の実施の形態の変形例1に関する画像形成ユニットの他の動作を示す説明図である。なお、図16は駆動ギヤ27が設けられた駆動側端部10aの左側面図であり、他方側端部10bの左側面図は図15(b)と同じであるので図示を省略する。
図16に示すように、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29を矢印29gのように軸方向に更にずらし、コイルバネ31を作用長が最も長い作用長L29eの規制部29eの位置とした状態を示している。一方、他方側端部10bのコイルバネ32の位置は、図15(b)の位置のままとする。この場合では、駆動側端部10aのコイルバネ31による付勢力は、他方側端部10bのコイルバネ32による付勢力に対し、更に増加させることができる。
例えば、清掃ローラ25による外添剤の除去能力を上げるために帯電ローラ23と清掃ローラ25の周速差を更に大きくすると、駆動ギヤ27が帯電ローラ23側から受ける反力F1は更に増加し、反力F1のy軸方向成分F1yも増加する。
このような場合においては、図16に示すように、駆動側端部10aの清掃ローラ軸受部材29を矢印29gのように軸方向に更にずらし、コイルバネ31を最も作用長の長い規制部29eの位置とすれば、駆動側端部10aに設けた駆動ギヤ27によって発生する更に強い反力F1のy軸方向成分F1yがあっても、清掃ローラ25の両端部の帯電ローラ23への押圧力を同一とすることができる。
また、以上の実施の形態及びその変形例に関する画像形成装置100の説明では、駆動側端部10aに駆動ギヤ27が設けられた清掃ローラ25によって帯電ローラ23を清掃する画像形成ユニット1Kを例として説明したが、清掃ローラ25に駆動ギヤ27を備えない画像形成ユニット1Kにおいても本発明を適用することができる。即ち、取付誤差や部品寸法の誤差等により、清掃ローラ25の両端部のコイルバネによる押圧力に差が発生する場合においても、本発明によれば付勢部材の取付位置を異ならせることによって清掃ローラ25の両端部の押圧力を異ならせ、その結果、両端部の押圧力を同一とすることができる。
1K 画像形成ユニット
10a 駆動側端部
10b 他方側端部
23 帯電ローラ
123 帯電ローラ回転軸
25 清掃ローラ
125 清掃ローラ回転軸
27 駆動ギヤ
29、30 清掃ローラ軸受部材
31、32 コイルバネ
33、34 帯電ローラ軸受部材
100 画像形成装置
F1 反力


Claims (11)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる回転可能な帯電部材と、
    前記帯電部材に当接し、前記帯電部材の表面を清掃する回転可能な清掃部材と、
    前記清掃部材を両端部において支持する第1の軸受部材と、
    前記両端部の前記第1の軸受部材に取り付けられ、前記清掃部材を前記帯電部材へ押圧するための付勢部材を有し、
    前記第1の軸受部材は、前記付勢部材の付勢力を両端部において異ならせることにより前記付勢部材による前記両端部の押圧力が同一となるようにしたことを特徴とする画像形成ユニット。
  2. 前記清掃部材は、一方の端部に前記帯電部材を回転駆動するための駆動部材を有し、
    前記駆動部材が受ける反力に基づいて、前記一方の端部側にある第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置を、他方の端部側にある前記第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置と異ならせることにより前記付勢部材の付勢力を両端部において異ならせるようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成ユニット。
  3. 前記帯電部材を両端部において支持する第2の軸受部材を有し、
    前記第2の軸受部材は、前記第1の軸受部材を挿脱可能に支持するとともに前記第1の軸受部材に架け渡した前記付勢部材の両端部を支持することを特徴とする請求項2記載の画像形成ユニット。
  4. 前記第1の軸受部材における前記付勢部材の前記取付位置は、前記付勢部材の前記帯電部材方向への付勢を規制する複数の規制部上であり、
    前記複数の規制部は、前記付勢部材の付勢を規制する位置を異ならせることにより、前記付勢部材の作用長を異ならせ、前記付勢部材による付勢力を両端部において異ならせることを特徴とする請求項3記載の画像形成ユニット。
  5. 前記第1の軸受部材は前記帯電部材方向へ長い長円形であり、前記清掃部材を支持する支持孔が前記長円形の内部に偏って設けられ、
    更に、前記複数の規制部は前記長円形の円弧状部分に設けられることを特徴とする請求項4記載の画像形成ユニット。
  6. 前記第1の軸受部材を前記清掃部材の軸方向を回転軸として180度異ならせることにより、前記規制部が前記付勢部材の付勢を規制する位置を異ならせることを特徴とする請求項5記載の画像形成ユニット。
  7. 前記付勢部材は、両端にフック形状を有し、
    前記第2の軸受部材は、前記付勢部材の前記フック形状部を引掛ける突起部を有することを特徴とする請求項4記載の画像形成ユニット。
  8. 前記第2の軸受部材は、前記第1の軸受部材の前記長円形の左右の二辺に適合する間隔で設けられる第2の規制部を有することを特徴とする請求項5記載の画像形成ユニット。
  9. 前記第1の軸受部材は、作用長の異なる複数の規制部を前記清掃部材の軸方向に配置したことを特徴とする請求項4記載の画像形成ユニット。
  10. 前記第1の軸受部材及び前記付勢部材は、前記清掃部材の両端部において同じ形状としたことを特徴とする請求項1乃至9いずれか一記載の画像形成ユニット。
  11. 請求項1乃至請求項10いずれか一記載の画像形成ユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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