JP2023135497A - 受注時母材引当業務支援装置、受注時母材引当業務支援方法および受注時母材引当業務支援プログラム - Google Patents

受注時母材引当業務支援装置、受注時母材引当業務支援方法および受注時母材引当業務支援プログラム Download PDF

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Hiroki Michioka
剛光 上野
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Abstract

【課題】母材を製品の受注時に引当する業務を支援する装置等の提供を課題とする。【解決手段】本実施形態では、(1)受注入力画面に製品識別データ及び製品数量が入力された上で「母材引当」が押下されると母材引当画面を表示し、(2)母材引当画面で「在庫検索」が押下されると在庫照会画面を表示し、(3)在庫データから、在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出して在庫照会画面に表示し、(4)在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で「確定」が押下されると、選択された明細中の母材識別データ及びロット識別データを引当対象として、選択された明細中の在庫数量又は変更後の数量を引当数量として、母材引当画面に表示し、(5)母材引当画面で「確定」が押下されると、受注入力画面を表示し、受注入力画面において「登録」が押下されると、受注データ及び母材引当データを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、受注時母材引当業務支援装置、受注時母材引当業務支援方法および受注時母材引当業務支援プログラムに関する。
特許文献1には、素材型製造業において、製番管理手法を導入した生産計画・管理を可能とし、生産効率を向上した上で納期管理等を行いやすくする生産管理装置が開示されている(特許文献1の0009段落参照)。
特開2011-123829号公報
上記特許文献1に記載のように、素材(母材)を加工して製品の製造を行う業界においては、製品の受注時に、当該製品の製造に必要となる母材を確保しておくことが重要である。なぜなら、母材を早めに確保しておかないと、自分が使う予定だった母材を他の担当者に使われてしまい、その結果、製品の製造ができない、または、製造納期が遅くなる等の問題が発生するためである。
つまり、母材を加工して製品の製造を行う業界においては、製品の「受注時に」母材を引当できるようにすることが重要であるが、従来においては実現できていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる受注時母材引当業務支援装置、受注時母材引当業務支援方法および受注時母材引当業務支援プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える受注時母材引当業務支援装置であって、前記記憶部には、母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データが格納されており、前記制御部は、製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示手段と、前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示手段と、前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示手段と、前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示手段と、前記引当母材表示手段で表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示手段が表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記在庫数量に基づく数量が、前記製品数量と同じになるように前記在庫数量から変更された数量であること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、新たな受注を受けた場合、前記明細表示手段は、新たに抽出した明細中の在庫数量から、当該新たに抽出した明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと紐付く前記母材引当データ中の引当数量を差し引いて求めた数量を、現時点の引当可能数量として前記在庫照会画面に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記制御部は、母材の加工指示入力を行うための画面である加工指示入力画面を表示し、前記受注データ中の前記受注番号、前記製品識別データおよび前記製品数量を、受入する製品についての情報として前記加工指示入力画面に表示する受入製品表示手段と、前記加工指示入力画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当データ中の前記受注番号、前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量の組合せを前記母材引当画面に表示し、当該情報の中から指定された組合せについての情報を、払出する母材についての情報として前記加工指示入力画面に表示する払出母材表示手段と、前記加工指示入力画面に前記受入する製品についての情報および前記払出する母材についての情報が表示された状態で、加工指示データを生成するための箇所が選択されると、加工指示番号および加工指示行番号ならびに前記受入製品表示手段で前記加工指示入力画面に表示した前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受入製品情報と、前記加工指示番号および前記加工指示行番号ならびに前記払出母材表示手段で前記加工指示入力画面に表示した組合せについての前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む払出母材情報と、からなる加工指示データを生成する加工指示データ生成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記払出母材表示手段は、前記母材引当画面において特定の受注番号が抽出条件として指定されると、前記母材引当データから、当該指定された受注番号を含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記払出母材表示手段は、前記母材引当画面において特定のロット識別データが抽出条件として指定されると、前記母材引当データから、当該指定されたロット識別データを含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示すること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記制御部は、前記払出母材情報中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと同じ前記母材引当データ中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データに対して、前記払出母材情報中の前記加工指示番号および前記加工指示行番号を付加することにより、前記母材引当データを更新する母材引当データ更新手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記制御部は、前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く受注番号を取得し、前記受注データにおいて、当該ロット識別データに対応する受注した前記製品についての前記製品識別データおよび当該取得した受注番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記制御部は、前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く加工指示番号および加工指示行番号を取得し、前記受入製品情報において当該取得した加工指示番号および加工指示行番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置においては、前記記憶部には、前記母材についての前記ロット識別データと、前記母材の品質を証明する情報である品質証明情報と、を含む母材品質データと、出荷番号と、前記受注番号と、を含む出荷データと、が更に格納されており、前記制御部は、前記母材引当データから、前記出荷データ中の前記出荷番号に対応する前記受注番号と紐付くロット識別データを取得し、前記母材品質データから、当該取得したロット識別データと紐付く品質証明情報を取得し、当該取得した品質証明情報を含む書類である品質証明書類を発行する品質証明書類発行手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援方法においては、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される受注時母材引当業務支援方法であって、前記記憶部には、母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データが格納されており、前記制御部で実行される、製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示ステップと、前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示ステップと、前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示ステップと、前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示ステップと、前記引当母材表示ステップで表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示ステップで表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る受注時母材引当業務支援プログラムにおいては、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための受注時母材引当業務支援プログラムであって、前記記憶部には、母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データが格納されており、前記制御部に実行させるための、製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示ステップと、前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示ステップと、前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示ステップと、前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示ステップと、前記引当母材表示ステップで表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示ステップで表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができるという効果を奏する。
図1は、受注時母材引当業務支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図3は、在庫データおよび母材引当データの一例を示す図である。 図4は、受注した製品の情報が入力された受注入力画面の一例を示す図である。 図5は、起動直後の母材引当画面の一例を示す図である。 図6は、抽出条件が入力された在庫照会画面の一例を示す図である。 図7は、在庫データから抽出された明細が表示された在庫照会画面の一例を示す図である。 図8は、引当候補とする母材についての明細が表示された母材引当画面の一例を示す図である。 図9は、受注データ、在庫データおよび母材引当データの一例を示す図である。 図10は、別の得意先から受注した製品の情報が入力された受注入力画面の一例を示す図である。 図11は、在庫データから抽出された明細が表示された在庫照会画面の一例を示す図である。 図12は、更新された受注データおよび更新された母材引当データの一例を示す図である。 図13は、受入情報のみが表示された加工指示入力画面の一例を示す図である。 図14は、引当した母材が受注番号単位で表示された母材引当画面の一例を示す図である。 図15は、引当した母材がロットNo単位で表示された母材引当画面の一例を示す図である。 図16は、受入情報および払出情報が表示された加工指示入力画面の一例を示す図である。 図17は、加工指示登録後における、受注データ、在庫データ、母材引当データおよび加工指示データの一例を示す図である。 図18は、引当状況の照会の対象とする明細が選択された在庫照会画面の一例を示す図である。 図19は、母材引当データの一例を示す図である。 図20は、「受注情報」のタブを選択した場合における引当情報照会画面の一例を示す図である。 図21は、「加工指示情報」のタブを選択した場合における引当情報照会画面の一例を示す図である。 図22は、出荷時ミルシート発行にチェックが入れられた受注入力画面の一例を示す図である。 図23は、出荷データ、母材引当データおよびミルシートデータの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る受注時母材引当業務支援装置、受注時母材引当業務支援方法および受注時母材引当業務支援プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[1.構成]
本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、受注時母材引当業務支援装置100の構成の一例を示すブロック図である。
受注時母材引当業務支援装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、受注時母材引当業務支援装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
受注時母材引当業務支援装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。受注時母材引当業務支援装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、受注時母材引当業務支援装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、受注時母材引当業務支援装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、母材在庫データとしての在庫データ106aと、受注データ106bと、母材引当データ106cと、加工指示データ106dと、母材品質データとしてのミルシートデータ106eと、出荷データ106fと、を備えている。
本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100によれば、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる。
在庫データ106aは、前記母材についての在庫情報を管理するデータである。在庫データ106aは、図3等に示すように、例えば、前記母材を識別するための母材識別データ(商品コードおよび商品名)と、前記母材についてのロット識別データ(ロットNo)と、前記母材についての在庫数量(員数および資産数量)と、当該在庫数量についての単位(員数単位および資産単位)と、形状と、寸法(厚みおよび幅)と、等を含む明細を含む。
受注データ106bは、受注した前記製品についての情報を管理するデータである。受注データ106bは、図9等に示すように、例えば、受注番号と、受注行番号(行)と、得意先識別データ(得意先)と、受注した製品についての製品識別データ(商品)と、受注した製品についての製品数量(員数および資産数量)と、当該製品数量についての単位(単位および資産単位)と、等を含む。
母材引当データ106cは、引当した前記母材についての情報を管理するデータである。母材引当データ106cは、図9等に示すように、例えば、引当した前記母材についての前記母材識別データ(商品コードおよび商品名)と、引当した前記母材についての前記ロット識別データ(ロットNo)と、引当した前記母材についての引当数量(引当員数および引当資産数量)と、当該引当数量についての単位(員数単位および資産単位)と、前記受注番号と、加工指示番号と、加工指示行番号(行)と、引当した前記母材についての加工指示が済んだか否かを識別するためのフラグ(展開済)と、等を含む。
加工指示データ106dは、受入製品情報106dと払出母材情報106dとからなる。
払出母材情報106dは、加工指示(払出)した前記母材についての情報を管理する情報である。払出母材情報106dは、図17に示すように、例えば、前記加工指示番号と、前記加工指示行番号(行)と、加工指示した前記母材についての前記母材識別データ(払出商品(母材)および商品名)と、加工指示した前記母材についての前記ロット識別データ(ロットNo)と、加工指示した前記母材についての母材数量(払出員数および払出資産数量)と、当該母材数量についての単位(員数単位および資産単位)と、等を含む。なお、加工指示した前記母材についての母材数量は、通常、前記引当数量と同じとなる。
受入製品情報106dは、受注(受入)した前記製品についての情報を管理する情報である。受入製品情報106dは、図17に示すように、例えば、前記加工指示番号と、前記加工指示行番号(行)と、前記受注番号と、前記受注行番号(行)と、受注した前記製品についての前記製品識別データ(受入商品(製品)および商品名)と、受注した前記製品についてのロット識別データ(ロットNo)と、受注した前記製品についての前記製品数量(受入員数および受入資産数量)と、当該製品数量についての単位(員数単位および資産単位)と、等を含む。
ミルシートデータ106eは、前記母材についての品質を証明する情報を管理するデータである。ミルシートデータ106eは、図23に示すように、例えば、前記母材についての前記ロット識別データ(ロットNo)と、前記母材の品質を証明する情報である品質証明情報(データ)と、等を含む。当該品質証明情報とは、いわゆるミルシートが含む情報である。
出荷データ106fは、出荷する前記製品についての情報を管理するデータである。出荷データ106fは、図23に示すように、例えば、出荷番号と、出荷行番号(行)と、出荷する前記製品についての前記製品識別データ(商品)と、出荷する前記製品についての前記製品数量(出荷数および資産出荷数)と、当該製品数量についての単位(単位および資産単位)と、前記受注番号と、等を含む。
制御部102は、受注時母材引当業務支援装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示手段としての母材引当画面表示部102aと、(2)前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示手段としての在庫照会画面表示部102bと、(3)前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示手段としての明細表示部102cと、(4)前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示手段としての引当母材表示部102dと、(5)前記引当母材表示手段で表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示手段が表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成手段としての受注・母材引当生成部102eと、(6)母材の加工指示入力を行うための画面である加工指示入力画面を表示し、前記受注データ中の前記受注番号、前記製品識別データおよび前記製品数量を、受入する製品についての情報として前記加工指示入力画面に表示する受入製品表示手段としての受入製品表示部102fと、(7)前記加工指示入力画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当データ中の前記受注番号、前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量の組合せを前記母材引当画面に表示し、当該情報の中から指定された組合せについての情報を、払出する母材についての情報として前記加工指示入力画面に表示する払出母材表示手段としての払出母材表示部102gと、(8)前記加工指示入力画面に前記受入する製品についての情報および前記払出する母材についての情報が表示された状態で、加工指示データを生成するための箇所が選択されると、加工指示番号および加工指示行番号ならびに前記受入製品表示手段で前記加工指示入力画面に表示した前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受入製品情報と、前記加工指示番号および前記加工指示行番号ならびに前記払出母材表示手段で前記加工指示入力画面に表示した組合せについての前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む払出母材情報と、からなる加工指示データを生成する加工指示データ生成手段としての加工指示データ生成部102hと、(9)前記払出母材情報中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと同じ前記母材引当データ中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データに対して、前記払出母材情報中の前記加工指示番号および前記加工指示行番号を付加することにより、前記母材引当データを更新する母材引当データ更新手段としての母材引当データ更新部102iと、(10)前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く受注番号を取得し、前記受注データにおいて、当該ロット識別データに対応する受注した前記製品についての前記製品識別データおよび当該取得した受注番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段(前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く加工指示番号および加工指示行番号を取得し、前記受入製品情報において当該取得した加工指示番号および加工指示行番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段)としての引当情報照会画面表示部102jと、(11)前記母材引当データから、前記出荷データ中の前記出荷番号に対応する前記受注番号と紐付くロット識別データを取得し、前記母材品質データから、当該取得したロット識別データと紐付く品質証明情報を取得し、当該取得した品質証明情報を含む書類である品質証明書類を発行する品質証明書類発行手段としての品質証明書類発行部102kと、を備えている。なお、各部が実行する処理の内容については、以下の[3.処理の具体例]において説明する。
[2.処理の概要等]
本項目では、本実施形態における課題、処理の概要および効果について説明する。なお、本実施形態における処理フローは、図2に示すとおりである。
[2-1.課題]
従来、受注時に製品在庫の引当は可能であったが、加工業においては、加工前の母材を基に引当を行い、受注可否の判断を行うことが必要となる。受注時に必要な母材を引当出来るかどうかの判断および引当する行為は、受注計画および生産計画を組み立てる上で重要であり、受注生産が中心の加工業界にとってはほぼ必須の要件といってよい。
[2-2.処理の概要]
そこで、本実施形態においては、例えば、以下のことを可能とした。
・受注時に母材引当を行えるようにすることで、製品の受注可否判断を行えるようにした。また、その後の加工指示入力時に受注時に引当した母材を呼び出せるようにすることで、在庫管理を厳密化し、また、入力を簡便化した。
・取合せと呼ばれる取引に対応するため、複数受注から1つの母材を員数または重量を指定して引当することができるようにした。
・在庫引当にあたっては、寸法および需要家等を検索キーとして追加することで、コイルセンターの扱い品の検索性を高めた。
・加工計画の判断を適切にできるようにするために、母材がどの受注に引当されているか、および、母材がどの加工で使われようとしているか、を閲覧出来るようにした。
・母材引当は受注伝票単位とし、1注文に対して必要な母材を引当できるようにした。
・受注入力に母材引当ボタンを追加、ボタン押下先の画面にて母材の在庫検索を行い、引当したい母材を選択し、予め引当できる最大の数量および資産数量を表示できるようにした。そして、最大数引当する場合はそのままとし、引当数を変更したい場合は変更を行い今回引当する数を決定できるようにし、最終的に、受注登録と同時に母材引当が確定するようにした。
・同一母材を別の受注で取り合っていた場合は、先に受注登録を行った順に確定とするようにした。引当してから登録までのタイムラグを考慮し、受注登録時に再度母材の在庫チェックを行い、引当可能数を下回っている場合はその旨を通知できるようにした。
・在庫検索では、母材の形状および寸法等の条件により母材を抽出できるようにし、最大で例えば5つの条件を指定できるようにした。なお、単独で在庫照会としても活用可能である。
・「引当情報」というファンクションキーから、選択した母材がどの受注に紐づいているか、および、選択した母材がどの加工指示に使用される予定か、を一覧形式で確認または伝票入力画面で照会できるようにした。
・予め母材のミルシート情報(メーカーより発行される品質管理情報)を登録しておくことで、在庫照会のミルシート発行ボタン押下によりいつでも母材のミルシート情報を発行できるようにした。
・加工指示または加工実績の入力画面の母材展開ボタン押下により、引当した母材からどの母材を使用するかを選択できるようにした。そして、選択後、使用する母材についての明細を、手動ではなく自動で生成できるようにした。
・加工指示の伝票登録を行ったタイミングで、選択した引当母材は使用目途がたったものとしてフラグが立ち、引当情報から解放されるようにした。
[2-3.効果]
本実施形態においては、例えば、以下の効果を奏する。
・取引先の希望納期に間に合うかどうかの判断を受注時にできるようになり、また、適切な納期回答をできるようになった。
・引当可能数の把握ができることにより、定期的な取引がある取引先に対しては、適切な発注点を早期に把握できるようになった。
・同一の母材を複数の受注で使用する予定がある場合には、先の加工予定をみながら一緒に加工するという判断をできるようになった。特に加工準備としてのコイル等の付け替え作業は、手間と時間がかかるため、同じ母材から加工する場合はなるべく同じタイミングで加工作業をすることが望ましいが、本実施形態においてはこれが可能となった。この結果、生産効率の向上に伴う売上上昇、短納期での納品に伴う顧客満足度の向上、および、現場作業員の残業抑止に伴う原価低減等の効果を期待できる。
・受注と母材が紐づいているため、出荷時に出荷製品に対する母材のミルシートも同時に発行できるようになった。
・使用する母材を受注時点で引当することで、受注可能かどうかの判断を迅速かつ正確にできるようになった。
・受注時点で個別の材料を指定することで、正確な予定原価をとらえる事が可能となった。
[3.処理の具体例]
本項目では、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。以下、まず、[3-1]において受注入力時の母材引当について説明し、次に、[3-2]において加工指示入力について説明し、最後に、[3-3]において引当状況の照会について説明する。
[3-1.受注入力時の母材引当]
本項目では、受注入力時の母材引当について、図3~図12を参照して説明する。
処理の前提として、母材についての仕入入力により、図3に示す在庫データ106aが登録される。本例では、図3に示すように、ロットNO:L001~L006の6つの母材が登録されるものとする。なお、母材についての仕入入力の段階では、当然、母材の引当はまだ行われていないため、図3に示すように、母材引当データ106c中の具体的データはこの段階では存在しない。
以下、[3-1-1]において1回目の受注入力について説明し、次に、[3-1-2]において2回目の受注入力について説明する。
[3-1-1.1回目の受注入力]
(1)母材引当画面表示処理
母材引当画面表示部102aは、製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する。
具体的には、図4の受注入力画面中の「受注明細」に示すように、2つの製品(シートS010およびシートS020)について、商品(「製品識別データ」に相当)、形状、員数および資産数量(「製品数量」に相当)が入力されるものとする。すなわち、2つの製品を受注するものとする。その上で、図4の受注入力画面においてMA1を付した四角形で囲んで示す「母材引当」のボタンが押下されると、母材引当画面表示部102aは、図5の母材引当画面を表示する。
(2)在庫照会画面表示処理
在庫照会画面表示部102bは、前記母材引当画面において、在庫データ106a中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する。
具体的には、図5に示す起動直後の母材引当画面において、新規母材の引当を行うために、MB1を付した四角形で囲んで示す「在庫検索」のボタンが押下されると、在庫照会画面表示部102bは、図6の在庫照会画面を表示する。
(3)明細表示処理
明細表示部102cは、在庫データ106aから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する。
具体的には、図6の在庫照会画面においてMC1を付した四角形で囲んで示すように、抽出条件として、形状、厚みおよび幅が入力されると、明細表示部102cは、当該入力された抽出条件に合致する明細として、図3の在庫データ106aから、ロットNO:L001の明細、ロットNO:L002の明細およびロットNO:L004の明細を抽出する。
このように、形状および寸法等を指定して母材を抽出できるようにすることで、検索性を高めることができる。前記寸法とは、例えば、前記母材についての厚み、幅および長さ等である。
なお、本例では、形状および寸法を抽出条件として指定する例について説明したが、図7の在庫照会画面に示すように、倉庫、ロットNo、得意先および需要家等を抽出条件として指定してもよい。
そして、明細表示部102cは、図7に示すように、当該抽出した3つの明細を在庫照会画面に表示する。
(4)引当母材表示処理
引当母材表示部102dは、前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する。
具体的には、図7の在庫照会画面に表示された明細のうち、引当の対象としたい明細にチェックをつけることで、引当対象とする明細を選択することができる。本例では、ロットNO:L001の明細およびロットNO:L002の明細が、引当対象として選択されている。
また、図7の在庫照会画面に表示された明細においては、今回母材引当数および今回母材資産引当数として、それぞれ、在庫データ106aから抽出した明細中の員数および資産数量が初期セットされる。今回母材引当数および今回母材資産引当数を変更したい場合には、変更対象としたい明細を選択した上で、引当数量および引当資産数量を入力すればよい。本例では、図7の在庫照会画面においてMD1を付した四角形で囲んで示すように、ロットNO:L001の明細についての今回母材資産引当数が、1,000kgから300kgに変更されている。このような変更がなされる理由は、図4の受注入力画面に示したように、シートS010についての資産数量(=受注数量)が300kgであるため、シートS010の製造に用いるロットNO:L001の母材も、300kgで良いためである。
このように、引当対象とする明細が選択され、今回母材資産引当数の変更がある場合には変更された上で、図7の在庫照会画面においてMD2を付した四角形で囲んで示す「確定」のボタンが押下されると、引当母材表示部102dは、図8の母材引当画面に示すように、商品:コイルS001 0.35×850×Cおよびロット:L001で特定される引当対象ならびに当該引当対象についての引当数量300kgを含む明細と、商品:コイルS001 0.40×600×Cおよびロット:L002で特定される引当対象ならびに当該引当対象についての引当数量800kgを含む明細と、を表示する。
このようにして、図7の在庫照会画面から在庫検索により引当した母材が、図8の母材引当画面において明細として追加される。ただし、既に同じ明細が母材引当画面に存在する場合には、数量が上書きされ、新たな明細は追加されない。
(5)受注・母材引当生成処理
受注・母材引当生成部102eは、引当母材表示部102dで表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示する。
具体的には、図8の母材引当画面においてME1を付した四角形で囲んで示す「確定」のボタンが選択されると、受注・母材引当生成部102eは、図4の受注入力画面を表示する。なお、引当する母材は、この段階では仮確定の状態であり、以下で説明する受注の登録時に本確定する。
続けて、受注・母材引当生成部102eは、当該受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データ106bと、当該受注番号ならびに引当母材表示部102dが表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データ106cと、を生成する。
具体的には、図4の受注入力画面においてMA2を付した四角形で囲んで示す「登録」のボタンが選択されると、受注・母材引当生成部102eは、以下のようにして、受注データ106bおよび母材引当データ106cを生成する。
受注・母材引当生成部102eは、図9に示すように、自動生成された受注番号ならびに図4の受注入力画面に入力された(1)で説明した商品(「製品識別データ」に相当)および資産数量(「製品数量」に相当)等を含む受注データ106bを生成する。
また、受注・母材引当生成部102eは、図9に示すように、前記受注番号ならびに引当母材表示部102dが(4)で母材引当画面に表示した商品名(「母材識別データ」に相当)、ロットNo(「ロット識別データ」に相当)および引当資産数量(「引当数量」に相当)等を含む母材引当データ106cを生成する。
このようにして、受注登録と同時に、母材引当も確定となる。言い換えると、受注データ106bの生成と同時に、母材引当データ106cも生成される。
なお、在庫データ106aについては、図9に示すように、図3の状態から変更はない。
[3-1-2.2回目の受注入力]
続けて、1回目の受注入力の次の日に、別の得意先から、1回目の受注と同じ製品であるシートS010の受注を受けたとする。この場合、図10の受注入力画面中の「受注明細」に示すように、シートS010について、商品、形状、員数および資産数量が入力される。
以下、各部が行う処理は、[3-1-1]で説明した内容と同様であるため、詳細な説明は割愛するが、明細表示部102cが行う処理については、若干の相違があるため、説明する。
新たな受注を受けた場合、明細表示部102cは、新たに抽出した明細中の在庫数量から、当該新たに抽出した明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと紐付く母材引当データ106c中の引当数量を差し引いて求めた数量を、現時点の引当可能数量として前記在庫照会画面に表示する。
具体的には、[3-1-1]での(3)で説明したのと同じ抽出条件が指定されるとすると、明細表示部102cは、ロットNO:L001の明細、ロットNO:L002の明細およびロットNO:L004の明細を抽出して図11の在庫照会画面に示すように表示できるが、ここでは、ロットNO:L001の明細に注目する。ここで、生成された図9の母材引当データ106cを参照すると、図11に示すロットNO:L001の明細中の商品:コイルS001 0.35×850×CおよびロットNo:L001と同じ商品およびロットNoを有するのは、1行目のレコードである。そして、当該1行目のレコード中の引当数量は、「300kg」である。つまり、商品:コイルS001 0.35×850×CおよびロットNo:L001の母材については、既に、300kgの引当がなされている。
この場合、明細表示部102cは、図11の在庫照会画面において、ロットNO:L001の明細の「今回母材資産引当数」に示すように、商品:コイルS001 0.35×850×CおよびロットNo:L001の母材について、在庫数量1,000kgから、既に引当された300kgを差し引いて求めた数量「700kg」を、現時点の引当可能数量として表示する。
このように、母材引当画面を経由して在庫検索した時は、既に引当された同一母材分を考慮した数量が、今回母材資産引当数(=引当可能数量)として、在庫照会画面に表示される。
ここで、本例[3-1-2]においても、[3-1-1]の(4)と同様に、今回母材資産引当数が変更されるものとする。本例では、図10の受注入力画面に示すようにシートS010についての資産数量(=受注数量)が600kgであるため、今回母材資産引当数は、図11にMF1の四角形で囲んで示すように、700kgから600kgに変更される。
そして、図11の在庫照会画面においてMF2の四角形で囲んで示す「確定」ボタンの選択およびこれに続く受注入力画面における「登録」ボタンの選択により、受注・母材引当生成部102eは、[3-1-1]の(5)と同様の方法で、受注データ106bおよび母材引当データ106cを、図12に示すように更新する。
ここまでの処理により、図12の母材引当データ106cに示すように、受注番号JU001の受注(1回目の受注)に対してはロットNo:L001の母材およびロットNo:L002の母材が引当され、また、受注番号JU002の受注(2回目の受注)に対してはロットNo:L001の母材が引当されたこととなる。
以上、[3-1]で説明したように、本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100によれば、製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる。これにより、例えば、自分が使う予定だった母材を他の担当者に使われてしまうのを防ぐことができる。
[3-2.加工指示入力]
本項目では、加工指示入力について、図13~図17を参照して説明する。加工指示入力においては、受注した製品を製造するために、引当された母材(=[3-1]で生成された母材引当データ106c中の母材)からどの母材を用いて加工を行うかが決定される。
(1)受入製品表示処理
受入製品表示部102fは、母材の加工指示入力を行うための画面である加工指示入力画面を表示し、受注データ106b中の前記受注番号、前記製品識別データおよび前記製品数量を、受入する製品についての情報として前記加工指示入力画面に表示する。
具体的には、図12の受注データ106b中の1行目の製品について加工指示を行うとすると、受入製品表示部102fは、図13の加工指示入力画面における<受入情報>に示すように、受注番号:JU001-1、商品:シートS010 0.35×850×650および資産数量:300kg等を表示する。
(2)払出母材表示処理
払出母材表示部102gは、前記加工指示入力画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、母材引当データ106c中の前記受注番号、前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量の組合せ前記母材引当画面に表示する。
具体的には、図13の加工指示入力画面においてMG1の四角形で囲んで示す「母材展開」が押下されると、払出母材表示部102gは、母材引当データ106c中の情報を母材引当画面に表示する。
ここで、母材引当データ106c中の情報の表示の仕方としては、受注番号単位での表示とロットNo単位での表示とがある。
受注番号単位での表示の場合、払出母材表示部102gは、前記母材引当画面において特定の受注番号が抽出条件として指定されると、母材引当データ106cから、当該指定された受注番号を含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示する。
具体的には、図14の母材引当画面に示すように、抽出条件として、受注番号:JU001が指定されたとすると、払出母材表示部102gは、図12の母材引当データ106cから、受注番号:JU001を含む2つの明細を抽出して、図14に示すように表示する。
これに対して、ロットNo単位での表示の場合、払出母材表示部102gは、前記母材引当画面において特定のロット識別データが抽出条件として指定されると、母材引当データ106cから、当該指定されたロット識別データを含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示する。
具体的には、図15の母材引当画面に示すように、抽出条件として、ロットNo:L001が指定されたとすると、払出母材表示部102gは、図12の母材引当データ106cから、ロットNo:L001を含む2つの明細を抽出して、図15に示すように表示する。
このように、ロットNo単位での抽出を行えることで、例えば、複数の受注に跨っている同一の母材を一度に確認することができる。また、図15の例でいえば、受注番号:JU001の受注について加工指示を行っていたが、受注番号:JU002についても同じ母材が引き当ており、かつ、当該母材は加工指示前であることがわかる。つまり、図15の母材引当画面に表示された2つの明細は、受注番号が違うが同じ母材を含む明細であるため、当該2つの明細については一つの加工指示にまとめるという対応が可能である。
そして、払出母材表示部102gは、前記母材引当画面に表示された情報の中から、指定された組合せについての情報を、払出する母材についての情報として前記加工指示入力画面に表示する。
本例においては、母材引当画面において、図14に示すように、抽出条件として受注番号が指定され、かつ、抽出されて表示された明細のうち1行目の明細が選択されるものとする。この場合、払出母材表示部102gは、図16の加工指示入力画面にMH1の四角形で囲んで示すように、当該選択された1行目の明細中の情報として、商品:コイルS001 0.35×850×Cおよび資産数量:300g等を表示する。
なお、図14の母材引当画面において複数の明細が選択された場合には、図16の加工指示入力画面にも、当該選択された複数の明細が表示される。
(3)加工指示データ生成処理
加工指示データ生成部102hは、前記加工指示入力画面に前記受入する製品についての情報および前記払出する母材についての情報が表示された状態で、加工指示データ106dを生成するための箇所が選択されると、加工指示番号および加工指示行番号ならびに受入製品表示部102fで前記加工指示入力画面に表示した前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受入製品情報と、前記加工指示番号および前記加工指示行番号ならびに払出母材表示部102gで前記加工指示入力画面に表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む払出母材情報と、からなる加工指示データ106dを生成する。
具体的には、図16の加工指示入力画面においてMH2の四角形で囲んで示す「登録」のボタンが押下されると、加工指示データ生成部102hは、以下のようにして、加工指示データ106dとして、受入(製品)情報106dおよび払出(母材)情報106dを生成する。
加工指示データ生成部102hは、図17に示すように、加工指示番号:KS001および加工指示行番号:1、ならびに、受入製品表示部102fで図16の加工指示入力画面の<受入情報>に表示した商品:シートS010 0.35×850×650および資産数量:300kg等を含む受入(製品)情報106dを生成する。
また、加工指示データ生成部102hは、図17に示すように、加工指示番号:KS001および加工指示行番号:1、ならびに、払出母材表示部102gで図16の加工指示入力画面の<払出情報>に表示した組合せについての商品名:コイルS001 0.35×850×C、ロットNo:L001および資産数量:300kg等を含む払出(母材)情報106dを生成する。
(4)母材引当データ更新処理
母材引当データ更新部102iは、払出母材情報106d中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと同じ母材引当データ106c中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データに対して、払出母材情報106d中の前記加工指示番号および前記加工指示行番号を付加することにより、母材引当データ106cを更新する。
具体的には、図12の母材引当データ106cを参照すると、図17の払出母材情報106d中の商品名:コイルS001 0.35×850×CおよびロットNo:L001と同じものを含むのは、1行目の明細である。このため、母材引当データ更新部102iは、当該1行目の明細に対して、図17の払出母材情報106d中の加工指示番号:KS001および加工指示行番号:1、ならびに、「済」のフラグを付加することにより、母材引当データ106cを図17に示すように更新する。
以上、(1)~(4)の処理の完了をもって、加工指示入力が完了する。すなわち、加工指示登録が行われたこととなる。加工指示登録完了後の各データを図17にまとめて示す。なお、加工指示登録と同時に、引当した母材の情報は開放されることとなる。
以上、[3-2]で説明したように、本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100によれば、引当した母材を呼び出して(=[3-1]で生成された母材引当データ106cを呼び出して)、母材の加工指示を行うことができる。これにより、例えば、加工指示を効率よく行うことができる。
[3-3.引当状況の照会]
本項目では、在庫照会画面からの引当状況の照会およびミルシートの発行について、図18~図24を参照して説明する。引当状況の照会は、受注データ106bの照会と加工指示データ106dの照会とに分かれる。
(1)引当情報照会画面表示処理(受注データ106bの照会)
引当情報照会画面表示部102jは、明細表示部102cが在庫データ106aから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、母材引当データ106cから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く受注番号を取得し、受注データ106bにおいて、当該ロット識別データに対応する受注した前記製品についての前記製品識別データおよび当該取得した受注番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する。
具体的には、図18の在庫照会画面において、ロットNo:L001の明細が選択された上で、MJ1の四角形で囲んで示す「引当情報」のボタンが押下されると、引当情報照会画面表示部102jは、図19に改めて示す母材引当データ106cから、ロットNo:L001と紐付く受注番号である「JU001」および「JU002」を取得する。
ここで、ロットNo:L001に対応する受注製品は、商品:シートS010 0.35×850×650である。そして、図17の受注データ106bにおいて、商品:シートS010 0.35×850×650および受注番号:JU001を含む受注明細は、1行目の受注明細であり、一方で、商品:シートS010 0.35×850×650および受注番号:JU002を含む受注明細は、3行目の受注明細である。この場合、引当情報照会画面表示部102jは、当該取得した2つの受注明細を、図20に示すように、引当情報照会画面に表示する。なお、図20に示す画面は、引当情報照会画面において、「受注情報」のタブが選択された場合の画面である。
ここで、図20の引当情報照会画面に表示された2つの受注明細を参照すると、受注番号:JU001の明細は展開済のフラグとして「済」が付されているのに対して、受注番号:JU002の明細は展開済のフラグとして「済」が付されていないことから、受注番号:JU001で特定される受注については加工指示が完了しているのに対して、受注番号:JU002で特定される受注については加工指示が完了しておらず引当だけされている状態であるということがわかる。このため、担当者は、受注番号:JU002で特定される受注について、受注番号:JU001で特定される受注についての加工指示と一緒に加工できないか、または、別の加工指示と一緒に加工できないか、等を、後述する加工指示データ106dの照会をしながら検討することができる。
なお、図20の引当情報照会画面において、特定の受注明細を選択した上で、MK1の四角形で囲んで示す「伝票照会」のボタンを押下することで、当該選択した受注明細の情報を、受注入力画面で確認することができる。
(2)引当情報照会画面表示処理(加工指示データ106dの照会)
引当情報照会画面表示部102jは、明細表示部102cが在庫データ106aから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、母材引当データ106cから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く加工指示番号および加工指示行番号を取得し、受入製品情報106dにおいて当該取得した加工指示番号および加工指示行番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する。
具体的には、図18の在庫照会画面において、ロットNo:L001の明細が選択された上で、MJ1の四角形で囲んで示す「引当情報」のボタンが押下されると、引当情報照会画面表示部102jは、図19に改めて示す母材引当データ106cから、ロットNo:L001と紐付く加工指示番号:KS001および加工指示行番号:1を取得する。
引当情報照会画面表示部102jは、図17の受入製品情報106dから、当該取得した加工指示番号:KS001および加工指示行番号:1を含む加工指示明細として1つの加工指示明細を取得する。そして、引当情報照会画面表示部102jは、当該取得した1つの加工指示明細を、図21に示すように、引当情報照会画面に表示する。なお、図21に示す画面は、引当情報照会画面において、「加工指示情報」のタブが選択された場合の画面である。
図21の引当情報照会画面には、鑑部の母材を使用して加工される製品の指示情報一覧が表示されるため、担当者は、当該一覧のそれぞれについて加工済か否かを見ながら、加工計画を練ることができる。
なお、図20の引当情報照会画面において、特定の受注明細を選択した上で、ML1の四角形で囲んで示す「伝票照会」のボタンを押下することで、当該選択した加工指示明細の情報を、加工指示入力画面で確認することができる。
以上、(1)および(2)で説明したように、本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100によれば、在庫照会画面からの起動により、母材に紐付く受注データ106bおよび加工指示データ106dを引当情報照会画面で確認することができる。なお、在庫照会画面においては、複数の明細を選択することはできず、1つの明細のみが選択されるものとする。
また、続けて、引当情報照会画面から、受注明細については受注入力画面で、加工指示明細については加工指示入力画面で確認することができる。なお、引当情報照会画面は、単独で起動することはできず、在庫照会画面から起動することとなる。
(3)品質証明書類発行処理
品質証明書類発行部102kは、母材引当データ106cから、出荷データ106f中の前記出荷番号に対応する前記受注番号と紐付く前記ロット識別データを取得し、ミルシートデータ106eから、当該取得したロット識別データと紐付く品質証明情報を取得し、当該取得した品質証明情報を含む書類である品質証明書類を発行する。
具体的には、受注入力時に、図22の受注入力画面においてMM1の四角形で囲んで示す「出荷時ミルシート発行」にチェックが入れることにより、出荷時にミルシート発行を行う旨を指定できる。なお、ミルシートが必要か否かは得意先によって異なるため、ミルシートの発行は必須ではない。
受注入力画面から在庫照会画面を起動し、図18の在庫照会画面においてMJ2の四角形で囲んで示す「ミルシート発行」のボタンが押下されると、以下のようにして、母材についての品質証明情報が記載されたミルシートが発行される。
品質証明書類発行部102kは、図23に改めて示す母材引当データ106cから、図23の出荷データ106f中の出荷番号:SU001に対応する受注番号:JU001と紐付くロットNOである「L001」および「L002」を取得する。
次に、品質証明書類発行部102kは、図23のミルシートデータ106eから、当該取得したロットNO:L001と紐付く情報としてミルシート情報1を取得し、当該取得したロットNO:L002と紐付く情報としてミルシート情報2を取得する。
そして、品質証明書類発行部102kは、当該取得したミルシート情報1およびミルシート情報2を含むミルシートを発行する。当該ミルシートは、得意先に対して納品される製品に添付される。
以上、(3)で説明したように、本実施形態に係る受注時母材引当業務支援装置100によれば、母材についての品質証明書類であるミルシートを、製品の出荷時に発行することができる。これにより、例えば、従来のように、ミルシート発行のための情報を製品の出荷の際に手動で探すといった作業をする必要がなくなる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、受注時母材引当業務支援装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、受注時母材引当業務支援装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて受注時母材引当業務支援装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、受注時母材引当業務支援装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、受注時母材引当業務支援装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、受注時母材引当業務支援装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、素材(母材)を用いて製品の製造を行う業界において有用であり、特に、鉄鋼業界および化学業界においては極めて有用である。
100 受注時母材引当業務支援装置
102 制御部
102a 母材引当画面表示部
102b 在庫照会画面表示部
102c 明細表示部
102d 引当母材表示部
102e 受注・母材引当生成部
102f 受入製品表示部
102g 払出母材表示部
102h 加工指示データ生成部
102i 母材引当データ更新部
102j 引当情報照会画面表示部
102k 品質証明書類発行部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 在庫データ
106b 受注データ
106c 母材引当データ
106d 加工指示データ
106e ミルシートデータ
106f 出荷データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (12)

  1. 製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える受注時母材引当業務支援装置であって、
    前記記憶部には、
    母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部は、
    製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示手段と、
    前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示手段と、
    前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示手段と、
    前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示手段と、
    前記引当母材表示手段で表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示手段が表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする受注時母材引当業務支援装置。
  2. 前記在庫数量に基づく数量が、
    前記製品数量と同じになるように前記在庫数量から変更された数量であること、
    を特徴とする請求項1に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  3. 新たな受注を受けた場合、前記明細表示手段は、
    新たに抽出した明細中の在庫数量から、当該新たに抽出した明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと紐付く前記母材引当データ中の引当数量を差し引いて求めた数量を、現時点の引当可能数量として前記在庫照会画面に表示すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  4. 前記制御部は、
    母材の加工指示入力を行うための画面である加工指示入力画面を表示し、前記受注データ中の前記受注番号、前記製品識別データおよび前記製品数量を、受入する製品についての情報として前記加工指示入力画面に表示する受入製品表示手段と、
    前記加工指示入力画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当データ中の前記受注番号、前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量の組合せを前記母材引当画面に表示し、当該情報の中から指定された組合せについての情報を、払出する母材についての情報として前記加工指示入力画面に表示する払出母材表示手段と、
    前記加工指示入力画面に前記受入する製品についての情報および前記払出する母材についての情報が表示された状態で、加工指示データを生成するための箇所が選択されると、加工指示番号および加工指示行番号ならびに前記受入製品表示手段で前記加工指示入力画面に表示した前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受入製品情報と、前記加工指示番号および前記加工指示行番号ならびに前記払出母材表示手段で前記加工指示入力画面に表示した組合せについての前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む払出母材情報と、からなる加工指示データを生成する加工指示データ生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の受注時母材引当業務支援装置。
  5. 前記払出母材表示手段は、
    前記母材引当画面において特定の受注番号が抽出条件として指定されると、前記母材引当データから、当該指定された受注番号を含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示すること、
    を特徴とする請求項4に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  6. 前記払出母材表示手段は、
    前記母材引当画面において特定のロット識別データが抽出条件として指定されると、前記母材引当データから、当該指定されたロット識別データを含む前記組合せを抽出して前記母材引当画面に表示すること、
    を特徴とする請求項4に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  7. 前記制御部は、
    前記払出母材情報中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データと同じ前記母材引当データ中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データに対して、前記払出母材情報中の前記加工指示番号および前記加工指示行番号を付加することにより、前記母材引当データを更新する母材引当データ更新手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項4から6のいずれか一つに記載の受注時母材引当業務支援装置。
  8. 前記制御部は、
    前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く受注番号を取得し、前記受注データにおいて、当該ロット識別データに対応する受注した前記製品についての前記製品識別データおよび当該取得した受注番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項7に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  9. 前記制御部は、
    前記明細表示手段が前記母材在庫データから抽出して前記在庫照会画面に表示した前記明細の中から特定の明細が指定された上で、当該指定された明細についての引当情報を照会するための箇所が選択されると、前記母材引当データから、当該指定された明細中の前記ロット識別データと紐付く加工指示番号および加工指示行番号を取得し、前記受入製品情報において当該取得した加工指示番号および加工指示行番号を含む情報を、引当情報を照会するための画面である引当情報照会画面に表示する引当情報照会画面表示手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項7に記載の受注時母材引当業務支援装置。
  10. 前記記憶部には、
    前記母材についての前記ロット識別データと、前記母材の品質を証明する情報である品質証明情報と、を含む母材品質データと、
    出荷番号と、前記受注番号と、を含む出荷データと、
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記母材引当データから、前記出荷データ中の前記出荷番号に対応する前記受注番号と紐付くロット識別データを取得し、前記母材品質データから、当該取得したロット識別データと紐付く品質証明情報を取得し、当該取得した品質証明情報を含む書類である品質証明書類を発行する品質証明書類発行手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載の受注時母材引当業務支援装置。
  11. 製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される受注時母材引当業務支援方法であって、
    前記記憶部には、
    母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示ステップと、
    前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示ステップと、
    前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示ステップと、
    前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示ステップと、
    前記引当母材表示ステップで表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示ステップで表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする受注時母材引当業務支援方法。
  12. 製品の製造に必要となる母材を前記製品の受注時に引当する業務を支援することができる、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための受注時母材引当業務支援プログラムであって、
    前記記憶部には、
    母材を識別するための母材識別データと、母材についてのロット識別データと、母材についての在庫数量と、を含む明細を含む母材在庫データ
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    製品の受注入力を行うための画面である受注入力画面に、受注した製品についての製品識別データおよび受注した製品についての製品数量が入力された上で、前記受注入力画面において、前記母材の引当を行うための画面である母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、前記母材引当画面を表示する母材引当画面表示ステップと、
    前記母材引当画面において、前記母材在庫データ中の在庫情報を照会するための画面である在庫照会画面に遷移するための箇所が選択されると、前記在庫照会画面を表示する在庫照会画面表示ステップと、
    前記母材在庫データから、前記在庫照会画面に入力された抽出条件に合致する明細を抽出し、当該抽出した明細を前記在庫照会画面に表示する明細表示ステップと、
    前記在庫照会画面に表示された明細から、母材引当の対象とする明細が選択された上で、前記在庫照会画面において、前記母材引当画面に遷移するための箇所が選択されると、当該選択された明細中の前記母材識別データおよび前記ロット識別データを引当対象として、当該選択された明細中の前記在庫数量または前記在庫数量に基づく数量を引当数量として、前記母材引当画面に表示する引当母材表示ステップと、
    前記引当母材表示ステップで表示された前記母材引当画面において、前記受注入力画面に遷移するための箇所が選択されると、前記受注入力画面を表示し、前記受注入力画面において、受注登録を行うための箇所が選択されると、受注番号ならびに前記受注入力画面に入力された前記製品識別データおよび前記製品数量を含む受注データと、当該受注番号ならびに前記引当母材表示ステップで表示した前記母材識別データ、前記ロット識別データおよび前記引当数量を含む母材引当データと、を生成する受注・母材引当生成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする受注時母材引当業務支援プログラム。
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