JP2023134889A - 車両用フロントバンパ周辺構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる車両用フロントバンパ周辺構造を提供する。【解決手段】本発明にかかる車両用フロントバンパ周辺構造100は、車体前端に設置されるフロントバンパ102と、フロントバンパの下部104に固定され車幅方向に延びるガーニッシュ108とを備え、ガーニッシュは、車両後方に向かうほど下降しフロントバンパの下部よりも車両後方まで延びる延出壁114を有することを特徴とする。【選択図】図5
Description
本発明は、車両用フロントバンパ周辺構造に関するものである。
自動車などの車両は、車体前端に設置されるフロントバンパを備える。このため、車両では、走行時にフロントバンパの下部から車体下面に走行風が流れ込み、空力的な抵抗(空気抵抗)が増加する場合がある。このような走行時に発生する空気抵抗を低減するために、例えば、空気を塞き止める形状を有する整流板であるエアダムやデフレクタ、ストレイクなどの部品が知られている。
特許文献1には、自動車の前部整流構造が記載されている。この前部整流構造は、アンダーカバーのカバー前部と、フロントバンパに装着したエアダムと、デフレクタとを備える。デフレクタは、エアダムと前輪ホイールハウスとの間において、エアダムと所定の間隔を隔てた位置にある。
また前部整流構造は、カバー前部と、エアダムと、デフレクタとで車幅方向の内側が開口したポケット部を構成している。さらにエアダムは、ポケット部へ向けて走行風を取り込むように開口形成した走行風取込部を備える。
特許文献1では、エアダムによって車両前方からの走行風を車両下方へ偏向することができるため、前輪ホイールハウスへの走行風の侵入を抑制して、車両側面の側面流が撹乱されることによる空気抵抗を抑制することができる、としている。また特許文献1では、走行風取込部がポケット部の内部へ走行風を導入することで、ポケット部の外部を流動する走行風の流速と、ポケット部の内部を流動する走行風の流速との差を小さくして、車両前部の揚力を容易に調整できる、としている。
ここで、フロントバンパの下部の後方には、足回り品(例えばドライブシャフトやディファレンシャル)などの構造物が配置されている。このため、フロントバンパの下部から車体下面に流れ込んだ走行風が構造物に衝突することで、走行抵抗(空気抵抗)が増加して空力性能が低下する可能性がある。
特許文献1の前部整流構造では、単にエアダムによって前輪ホイールハウスに走行風が侵入することを抑制したり、走行風取込部によってポケット部の内部に走行風を導入したりするものに過ぎない。
このため、特許文献1の前部整流構造では、フロントバンパの下部の後方に配置された構造物に走行風が衝突して空気抵抗が増加して空力性能が低下してしまう。なおエアダムと所定の間隔を隔てたデフレクタによって走行風が急激に偏向すると、空力上不利な影響が生じることもある。
本発明は、このような課題に鑑み、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる車両用フロントバンパ周辺構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用フロントバンパ周辺構造の代表的な構成は、車体前端に設置されるフロントバンパを備える車両用フロントバンパ周辺構造において、車両用フロントバンパ周辺構造はさらに、フロントバンパの下部に固定され車幅方向に延びるガーニッシュを備え、ガーニッシュは、車両後方に向かうほど下降しフロントバンパの下部よりも車両後方まで延びる延出壁を有することを特徴とする。
本発明によれば、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる車両用フロントバンパ周辺構造を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る車両用フロントバンパ周辺構造の代表的な構成は、車体前端に設置されるフロントバンパを備える車両用フロントバンパ周辺構造において、車両用フロントバンパ周辺構造はさらに、フロントバンパの下部に固定され車幅方向に延びるガーニッシュを備え、ガーニッシュは、車両後方に向かうほど下降しフロントバンパの下部よりも車両後方まで延びる延出壁を有することを特徴とする。
フロントバンパの下部の後方には、足回り部品などの構造物が配置されている。このため、フロントバンパの下部から車体下面に流れ込んだ走行風が構造物に衝突することで、空気抵抗が増加して空力性能が低下する可能性がある。
そこで上記構成では、フロントバンパの下部に車幅方向に延びるガーニッシュを固定し、ガーニッシュには、車両後方に向かうほど下降しフロントバンパの下部よりも車両後方まで延びる延出壁を設けている。
このように、ガーニッシュの延出壁が車両後方に向かうほど下降するように傾斜したり湾曲したりしているため、走行風は、延出壁に沿って流れるように誘導されて整流される。すなわち延出壁は、車両後方に向かうほど下方に流れるように走行風を整流することができる。
また、延出壁に沿って整流された走行風は、延出壁が途切れる箇所すなわち後端から拡散される。延出壁は、フロントバンパの下部よりも車両後方まで延びているため、走行風をより下方に誘導しつつ、さらに拡散された走行風の下方に向かう流れを維持することができる。このため、ガーニッシュの後方に構造物が配置されている場合であっても、走行風が構造物に衝突し難くなり、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる。
上記の車両用フロントバンパ周辺構造はさらに、ガーニッシュの車幅方向外側に配置され車両下方に延びるストレイクを備え、ガーニッシュは、ストレイクに車両前側から重なる前壁と、延出壁と前壁とをつなぐ立壁とを有するとよい。
このように、ストレイクがガーニッシュの車幅方向外側に配置されているため、ガーニッシュの前壁やストレイクに衝突した走行風が車幅方向に流れた場合に、ストレイクは、走行風を車幅方向外側に誘導する。これにより、ガーニッシュの後方に配置された構造物に走行風が衝突することを低減することができる。
また、ガーニッシュの前壁やストレイクに衝突した走行風を、ガーニッシュの前壁から立壁を介して延出壁まで誘導し、車幅方向内側かつ車両下方に流れるように整流することができる。このように上記構成によれば、ガーニッシュの前壁やストレイクに衝突した走行風を車幅方向外側だけでなく、車幅方向内側かつ車両下方に誘導することができる。このため、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる。さらにガーニッシュの延出壁は、ストレイクに重なる前壁に立壁を介してつながっているため、剛性を確保することができる。
上記の立壁は、車両後方に向かうほど車幅方向内側に傾斜していて、車両後方に向かうほど高さ寸法が小さくなるとよい。
これにより、走行風は、ガーニッシュの前壁から、車幅方向内側に傾斜した立壁に沿って車幅方向内側に流れて、さらに延出壁まで誘導される。このためガーニッシュの導風性能が発揮され易くなり、走行風を車幅方向内側かつ車両下方により確実に誘導することができる。これにより、ガーニッシュの後方に構造物が配置されている場合であっても、走行風を下方に向けることができるため、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる。
また、ガーニッシュの立壁の高さ寸法が車両後方に向かうほど小さくなるので、立壁の走行風に衝突する面積が車両後方に向かうほど小さくなり、空気抵抗の増加を抑制することができる。
上記のガーニッシュはさらに、延出壁に立設していてフロントバンパの下部に当接するリブを有するとよい。
このように、ガーニッシュの延出壁に立設したリブがフロントバンパの下部に当接しているため、延出壁の形状を維持することができる。このため上記構成では、走行風が延出壁に衝突して風圧を受けた場合であっても、フロントバンパの下部が後ろ盾となって、リブを車両下方に押し付けることで、延出壁が車両上方に変形することを抑制することができる。
上記のフロントバンパは、ガーニッシュが固定されている車幅方向に延びる固定面と、固定面の後端から下方に屈曲して延びる壁面と、壁面の下端から車両後方に延びてリブと当接する当接面とを有し、リブは、車両前後方向に延びていて、その前端が固定面の下方に位置し、後端が当接面よりも車両後方に位置しているとよい。
このように、リブは、フロントバンパの固定面の下方に位置する前端から、フロントバンパの当接面よりも車両後方に位置する後端まで車両前後方向に延びている。このため、ガーニッシュは、車両前後方向に延びるリブによって延出壁が変形し難くなり、走行風が衝突しても延出壁の後端が車両上方に撓むような変形を防止することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用フロントバンパ周辺構造(以下、周辺構造100)を示す図である。以下各図において、車両前後方向をそれぞれ矢印Front、Back、車幅方向の左右をそれぞれ矢印Left、Right、車両上下方向をそれぞれ矢印Up、Downで例示する。なお以下の説明では、図1の車両左側の周辺構造100を例示するが、車両右側に本実施例を適用してもよい。
周辺構造100は、車体前端に設置されるフロントバンパ102を備える。フロントバンパ102の下部104の後方には、図中模式的に示す足回り部品などの構造物106(図5(a)参照)が配置されている。このため、走行時にフロントバンパ102の下部104から車体下面に流れ込んだ走行風が構造物106に衝突することで、空気抵抗が増加して空力性能が低下する可能性がある。
そこで本実施例の周辺構造100では、空気整流用のガーニッシュ108とストレイク110とをさらに備え、これにより走行風が構造物106に衝突すること低減し、走行時の空気抵抗の増加を抑制する構成を採用した。
ガーニッシュ108は、フロントバンパ102の下部104に固定され、車幅方向に延びる部材である。ストレイク110は、ガーニッシュ108の車幅方向外側に配置され車両下方に延びる部材であり、例えば段差111などが形成されて剛性が高められている。なおストレイク110は、走行時に車輪112への空気の干渉を減らして空気抵抗を低減する機能を有する。
図2は、図1の周辺構造100の要部を斜め前方から見上げた状態を示す図である。図3は、図1の周辺構造100の要部を下方から見た状態を示す図である。
ガーニッシュ108は、車両後方に延びる延出壁114と、ストレイク110に車両前側から重なる前壁116と、延出壁114と前壁116とをつなぐ立壁118とを有する。立壁118は、図2に鎖線で示すように車両後方に向かうほど高さ寸法が小さくなっていて(図5参照)、さらに図3に示すように車両後方に向かうほど車幅方向内側に傾斜している。また、ガーニッシュ108の延出壁114は、剛性の高いストレイク110に重なる前壁116に立壁118を介してつながっているため、剛性を確保することができる。
またガーニッシュ108は、図3に示すように前壁116よりも後方においてフロントバンパ102の下部104およびストレイク110に上下方向に重ねられ、スクリュー120により締結されている。さらにガーニッシュ108の延出壁114は、上方に膨出した膨出部122を有する(図4参照)。
ガーニッシュ108は、膨出部122とフロントバンパ102の下部104とが上下方向に重ねられ、スクリュー124により締結されている。なお図3に示すように、フロントバンパ102とストレイク110の近傍には、車輪112の上側を囲うホイールハウス126が位置している。
図4は、図1の周辺構造100の要部を斜め後方から見た状態を示す図である。図5は、図4の周辺構造100のA-A断面図およびD矢視図である。なお図5(a)のA-A断面図では、ガーニッシュ108の立壁118とスクリュー124の位置を鎖線で示し、さらにフロントバンパ102の下部104の後方に配置された構造物106を示している。
ガーニッシュ108の延出壁114は、図5(a)に示すように車両後方に向かうほど下降するように湾曲または傾斜していて、さらに後端128がフロントバンパ102の下部104よりも車両後方に位置するように延びている。
フロントバンパ102の下部104は、図4に示すように車幅方向に延びる固定面130を有する。固定面130には、フロントバンパ102の下部104とガーニッシュ108とを固定するスクリュー120、124、132が車幅方向に離間して配置されている。
フロントバンパ102の下部104はさらに、壁面134と当接面136とを有する。壁面134は、固定面130の後端138から下方に屈曲して延びている。ガーニッシュ108はさらに、延出壁114から立設したリブ140を有する。また、当接面136は、図5(a)に示すように、壁面134の下端142から車両後方に延びていて、リブ140と当接する。
またガーニッシュ108は、図5(a)に示すように上壁144を有する。上壁144は、延出壁114から車両後方に屈曲して延びていて、固定面130に当接している。リブ140は、車両前後方向に延びていて、その前端146がガーニッシュ108の上壁144まで延びて固定面130の下方に位置し、後端148が当接面136よりも車両後方に位置している。
なお図4および図5(b)のD斜視図に示すように、ガーニッシュ108は、リブ140に車幅方向外側に離間して配置された他のリブ150を有する。リブ150は、延出壁114に立設し、フロントバンパ102の下部104の固定面136に当接している。
ここで周辺構造100において、走行時にフロントバンパ102の下部104から車体下面に流れ込んだ走行風の挙動について説明する。一例として、図3に示すように走行風Wがガーニッシュ108の前壁116やストレイク110に衝突して車幅方向に流れた場合を想定する。走行風Wは、ガーニッシュ108によって前壁116から、車両後方に向かうほど車幅方向内側に傾斜した立壁118に沿って車幅方向内側に流れて、さらに延出壁114まで誘導され、走行風Waとなる。
このように、立壁118が車幅方向内側に傾斜していることにより、ガーニッシュ108の導風性能が発揮され易くなり、走行風Waを車幅方向内側かつ車両下方により確実に誘導することができる。また、立壁118が車両後方に向かうほど高さ寸法が小さくなるため、立壁118の走行風に衝突する面積が車両後方に向かうほど小さくなり、空気抵抗の増加を抑制することができる。
また走行風Wの一部は、ガーニッシュ108の車幅方向外側に配置されたストレイク110によって車幅方向外側に誘導されて、走行風Wbとなる。走行風Wbは、車幅方向外側に流れるため、ガーニッシュ108の後方に配置された構造物106に衝突し難くなる。このように周辺構造100では、ガーニッシュ108の前壁116やストレイク110に衝突した走行風Wを車幅方向外側だけでなく、車幅方向内側かつ車両下方に誘導することができる。
さらに図5(a)に示すように、ガーニッシュ108の延出壁114が車両後方に向かうほど下降するように傾斜または湾曲しているため、走行風Waは、延出壁114に沿って流れるように誘導されて整流される。すなわち延出壁114は、車両後方に向かうほど下方に流れるように走行風Waを整流することができる。
さらに、延出壁114に沿って整流された走行風Waは、延出壁114が途切れる箇所すなわち後端128から拡散される。ここで延出壁114は、図5(a)に示すようにフロントバンパ102の下部104よりも車両後方まで延びている。このため、延出壁114は、走行風Waをより下方に誘導しつつ、さらに拡散された走行風Waの下方に向かう流れを維持することができる。
これにより、走行風Waは、ガーニッシュ108の後方に配置された構造物106に衝突し難くなり、仮に衝突したとしても、走行風Wcのように構造物106の下方に流れ易くなる。したがって周辺構造100によれば、走行時の空気抵抗を低下させて空力性能を向上させることができる。
また、ガーニッシュ108の延出壁114に立設したリブ140がフロントバンパ102の下部104の当接面136に当接しているため、延出壁114の形状を維持することができる。このため、走行風Waが延出壁114に衝突して風圧を受けた場合であっても、フロントバンパ102の当接面136が後ろ盾となって、リブ140を車両下方に押し付けることができる。これにより周辺構造100では、延出壁114が図5(a)の矢印Eに示す車両上方に変形することを抑制することができる。
さらにリブ140は、フロントバンパ102の固定面130の下方に位置する前端146から、フロントバンパ102の当接面136よりも車両後方に位置する後端148まで車両前後方向に延びている。このため、ガーニッシュ108は、車両前後方向に延びるリブ140によって延出壁114が変形し難くなる。これにより周辺構造100では、走行風Waが衝突しても延出壁114の後端128が車両上方に撓むような変形を防止することができる。
図6は、図4の周辺構造100のB-B断面図およびC-C断面図である。なお図中では各断面の奥行きの構成も示している。図4および図6(a)のB-B断面図に示すように、ガーニッシュ108は、リブ140に車幅方向内側に離間して配置された他のリブ152を有する。
またフロントバンパ102は、図6(a)に示すように、当接面136から車両前方に延びる延長面154を有する。リブ152は、延出壁114に立設して当接面136および延長面154に当接し、さらに延長面154と上壁144で挟み込まれている。
これにより、延出壁114の形状は、リブ152によって十分に維持することができる。このため周辺構造100では、走行風Wa(図5(a)参照)が延出壁114に衝突して風圧を受けた場合であっても、フロントバンパの当接面136および延長面154が後ろ盾となり、延出壁114が車両上方に変形し難くなる。
また図4および図6(a)に示すように、ガーニッシュ108は、車両後方に突出した突出部156を有する。この突出部156は、図4に示すフロントバンパ102の下部104の壁面134に形成された開口158に通されて、ガーニッシュ108をフロントバンパ102の下部104に仮止めすることができる。なお図6(a)には、ガーニッシュ108の車幅方向右側に位置する立壁160が示されている。この立壁160は、車幅方向左側に位置する立壁118(図5(b)参照)に対向した部位である。
またガーニッシュ108では、図6(b)のC-C断面図に示すように、延出壁124の上方に膨出した膨出部122の天壁162と、フロントバンパ102の下部104の固定面130とが重ねられ、スクリュー124が下方から挿入されている。このようにして周辺構造100では、ガーニッシュ108とフロントバンパ102の下部104を突出部156により仮止めして、さらにスクリュー124によって確実に固定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用フロントバンパ周辺構造に利用することができる。
100…車両用フロントバンパ周辺構造、102…フロントバンパ、104…フロントバンパの下部、106…構造物、108…ガーニッシュ、110…ストレイク、111…ストレイクの段差、112…車輪、114…延出壁、116…前壁、118、160…立壁、120、124、132…スクリュー、122…膨出部、126…ホイールハウス、128…延出壁の後端、130…固定面、134…壁面、136…当接面、138…固定面の後端、140、150、152…リブ、142…壁面の下端、144…上壁、146…リブの前端、148…リブの後端、154…延長面、156…突出部、158…壁面の開口、162…天壁
Claims (5)
- 車体前端に設置されるフロントバンパを備える車両用フロントバンパ周辺構造において、当該車両用フロントバンパ周辺構造はさらに、
前記フロントバンパの下部に固定され車幅方向に延びるガーニッシュを備え、
前記ガーニッシュは、車両後方に向かうほど下降し前記フロントバンパの下部よりも車両後方まで延びる延出壁を有することを特徴とする車両用フロントバンパ周辺構造。 - 当該車両用フロントバンパ周辺構造はさらに、前記ガーニッシュの車幅方向外側に配置され車両下方に延びるストレイクを備え、
前記ガーニッシュは、
前記ストレイクに車両前側から重なる前壁と、
前記延出壁と前記前壁とをつなぐ立壁とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用フロントバンパ周辺構造。 - 前記立壁は、車両後方に向かうほど車幅方向内側に傾斜していて、車両後方に向かうほど高さ寸法が小さくなることを特徴とする請求項2に記載の車両用フロントバンパ周辺構造。
- 前記ガーニッシュはさらに、前記延出壁に立設していて前記フロントバンパの下部に当接するリブを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用フロントバンパ周辺構造。
- 前記フロントバンパは、
前記ガーニッシュが固定されている車幅方向に延びる固定面と、
前記固定面の後端から下方に屈曲して延びる壁面と、
前記壁面の下端から車両後方に延びて前記リブと当接する当接面とを有し、
前記リブは、車両前後方向に延びていて、その前端が前記固定面の下方に位置し、後端が前記当接面よりも車両後方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の車両用フロントバンパ周辺構造。
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