JP2023133955A - 表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】処方された薬剤を正しく服用するための情報を表示することができる表示制御装置を提供する。【解決手段】表示制御装置1は、薬剤3を含むパッケージ4の第1画像41を取得する画像取得部21と、薬剤3の処方情報を取得する処方情報取得部31と、第1画像41と薬剤3の処方情報とに基づいて、第2画像42を生成する画像生成部32と、第1画像41に第2画像42を重ねて表示するように、表示部22を制御する制御情報を生成する制御情報生成部33とを含む。第2画像42は、薬剤3の服用情報を含む。【選択図】 図3
Description
本発明は、表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法に関する。
患者に処方された薬剤は、予め指定された服用時間及び分量を守って服用する必要がある。しかしながら、薬剤を飲み忘れたり、薬剤を飲んだことを失念して二重に薬剤を飲んでしまったり、薬剤を飲んだか飲まなかったか不明となり、結果として薬剤を飲まなかったりなど、医師に処方された薬剤を正しく服用できないことがある。このように、誤って薬剤を服用すると副作用が起こる場合もあり、好ましくない。
このため、薬剤を処方された通りに服用するために、種々の対策が考えられている。例えば、特許文献1では、薬剤を含むパッケージの側方に記入ラベルを突出させ、薬剤を服用したときに記入ラベルの記入欄に薬剤を服用した日などを記入し、薬剤を正しく服用したかを確認できる服薬管理ラベルが提案されている。
しかしながら、特許文献1の服薬管理ラベルは、患者自身が記入ラベルに服薬した日などを記入する必要がある。そのため、薬剤を服用しても記入ラベルに記入し忘れていると、薬剤を服用していないのか記入ラベルに記入し忘れているだけなのかが分からなくなり、薬剤を正しく服用できなくなることがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、処方された薬剤を正しく服用するための情報を表示することができる表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、表示制御装置は、薬剤を含むパッケージの第1画像を取得する画像取得部と、薬剤の処方情報を取得する処方情報取得部と、第1画像と薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成する画像生成部と、第1画像に第2画像を重ねて表示するように、表示部を制御する制御情報を生成する制御情報生成部とを含む。第2画像は、薬剤の服用情報を含む。
また、本発明によれば、表示制御システムは、薬剤を処方する医療機関に設けられるサーバ装置と、薬剤の服用を管理するユーザが保持する携帯端末とを含む。サーバ装置は、薬剤の処方情報を保持する。携帯端末は、薬剤を含むパッケージの第1画像を取得する画像取得部と、画像を表示する表示部とを含む。サーバ装置及び携帯端末の一方は、薬剤の処方情報を取得する処方情報取得部と、第1画像と薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成する画像生成部と、第1画像に第2画像を重ねて表示するように、表示部を制御する制御情報を生成する制御情報生成部とを含む。第2画像は、薬剤の服用情報を含む。
また、本発明によれば、表示制御方法は、画像取得部によって、薬剤を含むパッケージの第1画像を取得するステップと、処方情報取得部によって、薬剤の処方情報を取得するステップと、画像生成部によって、第1画像と薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成するステップと、制御情報生成部によって、第1画像に第2画像を重ねて表示するように、表示部を制御する制御情報を生成するステップとを含む。第2画像は、薬剤の服用情報を含む。
本発明によれば、処方された薬剤を正しく服用するための情報を表示することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
本発明の表示制御装置及び表示制御システムは、患者が正しく薬剤を服用することをサポートする情報を表示するために使用する。
まず、図1を参照して、患者に処方される薬剤3及び薬剤3を包装するパッケージ4について説明する。図1は、表示制御システム及び表示制御装置で取得される薬剤3を含むパッケージ4の第1画像41の一例を示す正面図である。
医療機関で提供される薬剤3には、錠剤、カプセル、粉末などがある。これらの薬剤3は、製薬メーカーでパッケージ4に包装されて供給される。例えば、錠剤及びカプセルの場合、パッケージ4として一般にPTP(Press through pack)シートが用いられる。PTPシートは、錠剤又はカプセルを1錠ずつ収容するための複数のポケットを有する透明なプラスチックフィルムと、収容される錠剤又はカプセルの名称、内容量、製造元などが印刷されたアルミシートとからなる。複数のポケットは、1列又は複数列、且つ、複数行に配列されている。
錠剤及びカプセルの薬剤3は、複数のポケットに1錠ずつ収容された後、プラスチックフィルムの裏面側にアルミシートを加熱接着させてパッケージ4に包装される。パッケージ4は、薬剤3の処方量に応じて、1個のパッケージで収容される薬剤3が多いもの、少ないものなどを選択できるよう、列数の異なる複数種類が準備されている。
次に、図2~図4も参照して、表示制御システム1及び表示制御装置30について説明する。図2は、本実施形態に係る表示制御システム1の機能ブロック図である。図3は、本実施形態に係る表示制御システム1の構成を示す図である。図4は、画像生成部32で生成される第2画像42の一例を示す正面図である。
図2に示すように、表示制御システム1は、サーバ装置10と、携帯端末20とを備える。サーバ装置10と、携帯端末20とは、ネットワーク2を介して互いに接続されている。また、サーバ装置10と、携帯端末20とは、ネットワーク2を介して互いに情報及びデータを送受信することが可能である。
サーバ装置10及び携帯端末20は、制御部及び記憶部(不図示)を備える。制御部は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサを備える。制御部は、制御プログラムを実行することによって、後述する画像取得部21、表示部22、操作受付部23、処方情報取得部31、画像生成部32、制御情報生成部33、未服薬判断部34及び処方薬判断部35の動作を制御する。記憶部は、プロセッサが実行する制御プログラム及びデータ等を記憶するROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備える。
また、図3に示すように、表示制御システム1は、表示制御装置30を備える。表示制御装置30は、少なくとも画像取得部21、表示部22、処方情報取得部31、画像生成部32及び制御情報生成部33を備える。表示制御装置30は、さらに操作受付部23、未服薬判断部34及び処方薬判断部35を備えてもよい。画像取得部21、表示部22及び操作受付部23は、携帯端末20に備えられる。処方情報取得部31、画像生成部32、制御情報生成部33、未服薬判断部34及び処方薬判断部35は、サーバ装置10及び携帯端末20の一方に備えられる。図3では、処方情報取得部31、画像生成部32、制御情報生成部33、未服薬判断部34及び処方薬判断部35は、サーバ装置10に備えられている。
図2に示すように、サーバ装置10は、薬剤3(図1参照)を処方する医療機関に設けられる。サーバ装置10は、少なくとも医師が患者に処方した薬剤3の処方情報を記憶する電子処方箋データ11を保持する。サーバ装置10は、医療機関に設けられるレセプトコンピュータとLAN(Local Area Network)で接続されており、レセプトコンピュータより電子処方箋データ11を取得する。また、サーバ装置10は、患者の個人情報を記録する患者情報データベース12と、各薬剤3の情報を記憶する薬剤情報データベース13と、患者を介護する介護者の情報を記憶する介護者情報データベース14とを保持してもよい。ここで、介護者とは、患者の世話をする親族、患者が入院している病院の看護師、患者が入所している高齢者施設の職員など、患者を介護する者である。
電子処方箋データ11は、患者ごとに、薬剤3を処方するたびに作成される。電子処方箋データ11は、少なくとも患者に処方する薬剤3の種類を示す薬剤コードと、患者に処方する薬剤3の処方情報とを含む。処方情報は、薬剤3の服用量(例えば、1回1錠、1回2錠など)、薬剤3の服用時間帯(例えば、起床後、朝食後、昼食後、夕食後、寝る前など)、薬剤3の処方量(処方された薬剤3の総数)及び薬剤3の処方日時である。また、電子処方箋データ11は、薬剤3を処方された患者を示す患者コード、及び、電子処方箋データ11を識別する処方箋コードを含んでもよい。
患者情報データベース12は、少なくとも患者に今までに処方された薬剤3の薬剤コード及び処方情報を含む。薬剤コード及び処方情報は、患者ごとに整理されて患者情報データベース12に記録されている。このとき、薬剤コード及び処方情報は、患者コード及び処方箋コードと関連付けて患者情報データベース12に記録されてもよい。患者情報データベース12は、新たな電子処方箋データ11がサーバ装置10に取り込まれるたびに更新される。
薬剤情報データベース13は、少なくともパッケージ4に関する情報を示すパッケージコードを含む。パッケージ4は、薬剤3ごとに列数の異なる複数種類が準備されている。パッケージコードは、各薬剤3の各パッケージ4にそれぞれ付されている。パッケージコードは、薬剤コードと関連付けて薬剤情報データベース13に記録されている。また、薬剤情報データベース13は、各薬剤3の製薬メーカー名、色、形状及びパッケージ4の色を含んでもよい。
介護者情報データベース14は、介護者と介護者が介護する患者の情報を含む。介護者が複数の患者を介護する場合は、複数の患者が介護者と関連付けられて記録されている。また、特定の患者を複数の介護者が介護する場合は、特定の患者が介護を受ける各介護者に関連付けられて記憶されている。介護者が介護する患者は、患者コードによって介護者と関連付けられてもよい。
図3に示すように、携帯端末20は、薬剤3の服用を管理するユーザが保持する。ユーザは、例えば、患者自身、又は、患者を介護する介護者である。
携帯端末20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、ノートパソコン、その他の携帯可能な電子機器である。携帯端末20は、少なくとも画像取得部21と、表示部22とを備える。また、携帯端末20は、操作受付部23をさらに備えてもよい。
画像取得部21は、図1に示すような薬剤3を含むパッケージ4の第1画像41を取得する。画像取得部21は、カメラなどの撮像装置である。画像取得部21で取得された画像は、時系列で携帯端末20の記憶部に保存される。画像は、サーバ装置10に送られたあと、サーバ装置10の記憶部に保存されてもよい。
表示部22は、画像を表示するための装置である。表示部22は、液晶ディスプレイなどの表示装置である。
操作受付部23は、薬剤3の服用を管理するユーザの操作を受け付ける。操作受付部23は、表示部22上をタッチすると、タッチされた表示部22上の位置を特定できるタッチセンサによって構成される。
サーバ装置10及び携帯端末20の一方、図3ではサーバ装置10は、少なくとも処方情報取得部31と、画像生成部32と、制御情報生成部33とを備える。また、サーバ装置10及び携帯端末20の一方は、未服薬判断部34及び処方薬判断部35をさらに備えてもよい。
処方情報取得部31は、ユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報に基づいて、サーバ装置10に保持されている患者情報データベース12から薬剤3の処方情報を取得する。ここで、ユーザ情報とは、ユーザ(患者自身及び介護者)の情報である。なお、処方情報取得部31は、ユーザ情報を取得せずに、サーバ装置10に保持されている患者情報データベース12から薬剤3の処方情報を取得してもよい。
具体的には、図1に示すように、患者に処方される薬剤3には、薬剤3を処方する際に、薬剤3の処方情報を取得するのに必要な患者の情報及び電子処方箋の情報を含んだQR(Quick Response)コード(登録商標)5がパッケージ4に付けられている。また、介護者が患者の薬剤3の服用を管理する場合には、介護者の情報と、介護者が薬剤3の服用をサポートする必要がある患者であるか否かの情報とを含んだバーコード7がパッケージ4に付けられている。
処方情報取得部31は、画像取得部21で取得した第1画像41からバーコード7を認識し、バーコード7に含まれている介護者の情報に基づいて、介護者情報データベース14から介護者が介護する患者の情報(患者コード)を特定し、患者情報データベース12から薬剤3の処方情報を取得する。なお、処方情報取得部31が薬剤3の処方情報を取得する患者の情報を取得する手段は、バーコード7の読み取りに限らず、ユーザが介護者の情報を入力するなどして患者の情報を取得してもよい。
また、バーコード7が付されていないパッケージ4では、画像取得部21で取得した第1画像41からQRコード(登録商標)5を認識し、QRコード5に含まれているに基づいて、患者情報データベース12から薬剤3の処方情報を取得する。なお、処方情報取得部31が薬剤3の処方情報を取得する患者の情報を取得する手段は、QRコード5の読み取りに限らず、ユーザが患者の情報を入力するなどして患者の情報を取得してもよい。
画像生成部32は、画像取得部21で取得した第1画像41と処方情報取得部31で取得した薬剤3の処方情報とに基づいて、図4に示すような第2画像42を生成する。この第2画像42は、薬剤3の服用情報を含む。ここで、薬剤3の服用情報とは、薬剤3を服用する日時、薬剤3の服用可否、薬剤3が未服用である警告及び薬剤3が処方薬でない警告などである。第2画像42は、服用情報のうちの少なくとも1つの情報を含む。具体的には、処方情報取得部31で取得された薬剤3の処方情報には、薬剤3の服用量、薬剤3の服用時間帯及び薬剤3の処方日時が含まれている。薬剤3の処方日時を基準に、薬剤3の1回の服用量と、服用時間帯とに基づいて、どの薬剤3をいつ服用するかを示した第2画像42を生成する。
例えば、X月Y日の午前中に薬剤3が処方され、毎食後に1回3錠服用する場合、昼食後から飲み始めるため、図4に示すように、一番上の一番左端から右側へ、下側へと順に、3錠分ずつ、X/Yの昼食後、X/Yの夕食後、X/Zの朝食後という表示を生成する。このとき、今すぐ服用する薬剤3がどの薬剤3かを分かりやすくするため、図4において一点鎖線で示すような領域421を色分けして表示したり、囲って表示したり、マークを付けて表示したりしてもよい。また、今服用しない薬剤3を明確にするために、図4において一点鎖線で示した領域421以外の領域に服用すべきでない薬剤3であることを明確にする表示をしてもよい。例えば、服用する薬剤3(図4の一点鎖線で示す領域421)を明るい色にし、他の領域を暗い色にして表示するなどである。
同一の薬剤3が複数のパッケージ4で処方された場合、図1に示すように、パッケージ4にはインデックス番号6が付されている。この場合、インデックス番号6の小さい順に、どの薬剤3をいつ服用するかを示した第2画像42が生成される。
また、処方情報取得部31で取得した薬剤3の処方情報には、以前に処方された薬剤3の処方量の情報も含まれる。以前に処方された薬剤3の処方量の情報から以前に処方された薬剤3が残っていると判断された場合は、画像生成部32は、以前に処方された薬剤3の残数を考慮し、まずは以前に処方された薬剤3を服用し、続けて新しく処方された薬剤3を服用するように服用日時を計算して第2画像42を生成する。
例えば、上記したX月Y日の午前中に薬剤3が処方され、毎食後に1回3錠服用する場合で、以前に処方された薬剤3にX月Y日の昼食後の分が残っている場合、X月Y日の昼食後は以前の残りの薬剤3を服用するように促し、新しく処方された薬剤3には、一番上の一番左端から右側へ、下側へと順に、3錠分ずつ、X/Yの夕食後、X/Zの朝食後、X/Zの昼食後という表示を生成する。
また、画像生成部32は、操作受付部23でユーザの操作を受け付けた場合、第1画像41と、薬剤3の処方情報と操作受付部23で受け付けたユーザの操作情報とに基づいて、第2画像42を生成する。ユーザの操作情報は、薬剤3のパッケージにおける薬剤3の服用開始位置を含む。ユーザが画像取得部21で取得し表示部22に表示される第1画像41上において、服用を開始する薬剤3を指示(タップなど)すると、操作受付部23は、ユーザが服用を開始する薬剤3の位置を取得する。この場合、画像生成部32は、ユーザが指示した服用を開始する薬剤3を基準に、右側へ、下側へと順に服用日時を示した第2画像42を生成する。これにより、例えば以前の薬剤3の誤った服用で薬剤3が無い場所に服用日時が示された場合でも、服用を開始したい場所から改めて服用日時を表示し直すことができ、正しく薬剤3を服用することができる。
制御情報生成部33は、画像取得部21で取得された第1画像41に、画像生成部32で生成された第2画像42を重ねて表示するように、表示部22を制御する制御情報を生成する。具体的には、画像生成部32は、AR(Augmented Reality)技術を用いて、第1画像41に、第2画像42を合成して表示部22に表示させる制御情報を生成する。これにより、第1画像41に薬剤3の服用日時を示した第2画像42が重なって表示部22に表示され、今どの薬剤3を服用すれば良いか容易に視認でき、誤った服用を防止できる。
未服薬判断部34は、薬剤3の服用忘れを判断する。具体的には、未服薬判断部34は、画像取得部21で取得された今回の第1画像41と、サーバ装置10又は携帯端末20の記憶部に保存されている前回の第1画像41とを比較して、薬剤3の服用忘れを判断する。すなわち、前回(例えば朝食後)の第1画像41と、今回(例えば昼食後)の第1画像41とを比較し、画像処理で認識される薬剤3の個数に変化がなければ、未服薬判断部34は前回に薬剤3を服用し忘れていると判断する。
未服薬判断部34は、薬剤3を未服薬と判断したとき、画像生成部32に薬剤3が未服用であることの情報を伝える。画像生成部32は、薬剤3が未服用であることの情報を受け取ると、薬剤3の服用情報として、薬剤3が未服用である警告を含んだ第2画像42を生成する。これにより、未服用の薬剤3があると表示部22に表示され、ユーザが薬剤3の服用忘れを認識することができる。
処方薬判断部35は、画像取得部21で取得された第1画像41と処方情報取得部31で取得された薬剤3の処方情報とに基づいて、薬剤3が処方された薬剤3か否かを判断する。具体的には、処方薬判断部35は、画像取得部21で取得された第1画像41から、薬剤3の種類を特定する。薬剤3の種類の特定は、QRコード5に薬剤3の薬剤コードを含ませておき、薬剤コードによって特定してもよいし、パッケージ4に薬剤3の名称が記載されており、画像処理でパッケージ4に記載の薬剤3の名称を読み取って特定してもよい。また、パッケージ4の色並びに薬剤3の色及び形状を読み取り、薬剤情報データベース13と照合して薬剤3の種類を特定してもよい。処方薬判断部35は、特定された薬剤3を処方情報と照らして、薬剤3を服用する患者に処方された薬剤3であるかを判断する。
処方薬判断部35は、薬剤3を処方薬でないと判断したとき、画像生成部32に薬剤3が処方薬でないことの情報を伝える。画像生成部32は、薬剤3が処方薬でないことの情報を受け取ると、薬剤3の服用情報として、薬剤3が処方薬でない警告を含んだ第2画像42を生成する。この場合は、第2画像42は、薬剤3を服用する日時を含まない。これにより、処方薬でない薬剤3があると表示部22に表示され、患者が服用すべきでない薬剤3を誤って服用することを防止することができる。
以下、図5~図8を参照して、本実施形態に係る表示制御方法を、フローチャートを用いて説明する。詳しくは、患者が薬剤3を服用する前後に正しい薬剤3の服用をサポートするために携帯端末20に表示される画像の制御を行う表示制御システム1及び表示制御装置30の動作を説明する。
[実施形態1]
まず、図5~図7を参照して、薬剤3を服用する患者が表示制御システム1及び表示制御装置30を使用する場合について説明する。図5及び図7は、本実施形態に係る表示制御方法を示すフローチャートである。図5及び図7では、患者が薬剤3を正しく服用することをサポートするフロー(以下、「服用サポート処理」ともいう)を示している。図5は薬剤3を服用する前のフロー、図7は薬剤3を服用した後のフローを示す。図6は、携帯端末20の表示部22に表示される画像の一例を示す正面図である。
まず、図5~図7を参照して、薬剤3を服用する患者が表示制御システム1及び表示制御装置30を使用する場合について説明する。図5及び図7は、本実施形態に係る表示制御方法を示すフローチャートである。図5及び図7では、患者が薬剤3を正しく服用することをサポートするフロー(以下、「服用サポート処理」ともいう)を示している。図5は薬剤3を服用する前のフロー、図7は薬剤3を服用した後のフローを示す。図6は、携帯端末20の表示部22に表示される画像の一例を示す正面図である。
表示制御システム1及び表示制御装置30を使用して服薬を管理する薬剤3のパッケージ4は、少なくともQRコード5及びインデックス番号6を有する。QRコード5及びインデックス番号6は、医療機関において薬剤3が処方される際にパッケージ4に付けられる。例えば、QRコード5及びインデックス番号6が印刷されたシールをパッケージ4に貼り付ける、QRコード5及びインデックス番号6をパッケージ4に直接印刷するなどによって、QRコード5及びインデックス番号6はパッケージ4に付けられる。QRコード5及びインデックス番号6が付けられる場所は、パッケージ4の表面側、すなわち、パッケージ4の透明なプラスチックフィルムであることが好ましい。
また、医療機関において処方される薬剤3のパッケージ4は、患者の誤用を防ぐため、1回に服用する個数の列数のパッケージ4が好ましい。例えば、1回に3錠服用する場合であれば、薬剤3が3列に配列されているもの、1回に2錠服用する場合であれば、薬剤3が2列に配列されているものが好ましい。医療機関で準備された薬剤3は、患者に渡される。
患者(ユーザ)は、処方された薬剤3を服用する際、携帯端末20の画像取得部21を利用して、パッケージ4に付けられているQRコード5を読み込む(ステップS10)。読み込まれたQRコード5は、処方情報取得部31に送られる。
処方情報取得部31は、QRコード5に含まれている患者の情報(患者コード)に基づいて、患者情報データベース12から薬剤3の処方情報を取得する(ステップS12)。具体的には、患者に最も新しく処方された薬剤3の種類、各薬剤3の服用量、各薬剤3の服用時間帯の情報を取得する。処方情報取得部31は、患者が服用する薬剤3の種類を携帯端末20の制御部に送り、携帯端末20の制御部が表示部22に服用する薬剤3の情報を表示する(ステップS14)。
患者は、表示部22に表示された薬剤3の情報を参照し、画像取得部21によって、該当する薬剤3を含むパッケージ4の第1画像41を取得する(ステップS16)。取得された第1画像41は、画像生成部32、制御情報生成部33、未服薬判断部34及び処方薬判断部35に送られる。また、取得された第1画像41は、携帯端末20又はサーバ装置10の記憶部に、第1画像41を取得した日時情報とともに記憶される。
処方薬判断部35は、第1画像41と処方情報取得部31で取得された薬剤3の処方情報とに基づいて、薬剤3が処方された薬剤3か否かを判断する(ステップS18)。具体的には、処方薬判断部35は、第1画像41から、薬剤3の種類を特定し、処方情報に特定した種類の薬剤3が含まれているかを判断する。
処方薬判断部35は、薬剤3を処方薬でないと判断すると、画像生成部32に薬剤3が処方薬でないことの情報を伝える。画像生成部32は、薬剤3が処方薬でない警告を含んだ第2画像42を生成し、制御情報生成部33に送る。
制御情報生成部33は、第1画像41に第2画像42を重ねて表示するように表示部22を制御する制御情報を生成する。表示部22は、制御情報生成部33で生成された制御情報に基づいて、薬剤3が処方薬でない警告を表示する(ステップS20)。そして、表示部22は、別の薬剤3のパッケージ4を画像取得部21で取得することの指示を表示する。
処方薬判断部35において薬剤3が処方薬であると判断されると、未服薬判断部34によって、薬剤3の服用忘れを判断する(ステップS22)。未服薬判断部34は、今回の第1画像41及び記憶部に記憶されている前回の第1画像41から画像処理によって薬剤3の個数を算出する。そして、前回の薬剤3の個数から1回の服用量分だけ薬剤3の個数が減っていれば服用忘れはないと判断する。一方で、薬剤3の個数が異なれば服用忘れがあると判断する。なお、未服薬判断部34は、1回の服用量の情報を、処方情報取得部31から取得している。未服薬判断部34は、未服薬があると判断すると、画像生成部32に未服薬があることの情報を伝える。同時に、未服薬判断部34は、患者情報データベース12に未服薬があったことの情報を書き加える。
画像生成部32は、第1画像41と処方情報取得部31で取得した薬剤3の処方情報とに基づいて、薬剤3を服用する日時を計算し、薬剤3を服用する日時を含んだ第2画像42を生成する(ステップS24)。画像生成部32は、今すぐ服用する薬剤3を区別しやすくするように強調した第2画像42を生成することが好ましい。
また、画像生成部32は、未服薬判断部34から未服薬があることの情報を受け取っていると、薬剤3が未服用である警告を含んだ第2画像42を生成する(ステップS26)。このとき、未服用の薬剤3を本来服用すべきであった日時を飛ばし、未服用となっていた薬剤3から今回服用できるように薬剤3を服用する日時を計算する。
また、画像生成部32は、処方情報取得部31で取得した薬剤3の処方情報に基づいて、以前に処方された薬剤3が残っていると判断した場合は、まずは以前に処方された薬剤3を服用し、続けて新しく処方された薬剤3を服用するように服用日時を計算して第2画像42を生成する。
制御情報生成部33は、第1画像41に第2画像42を重ねて表示するように表示部22を制御する制御情報を生成する(ステップS28)。表示部22は、制御情報生成部33で生成された制御情報に基づいて、薬剤3の服用情報、具体的には、薬剤3を服用する日時と、未服薬がある場合は薬剤3が未服用である警告とを表示する(ステップS30)。このとき、図6に示すような画像が表示部22に表示される。警告がある場合は、警告表示部422に警告が表示される。
患者は、表示部22に表示された画像を見ながら、今服用すべき薬剤3をパッケージ4から取り出して服用する。服用が終わると、再度画像取得部21でパッケージ4の第1画像41を取得する(ステップS32)。取得された第1画像41は、未服薬判断部34に送られる。
未服薬判断部34は、ステップS22の処理と同様にして薬剤3の服薬忘れを判断する(ステップS34)。未服薬判断部34は、未服薬があると判断すると、画像生成部32に未服薬があることの情報を伝える。画像生成部32は、ステップS24で生成した薬剤3を服用する日時を含んだ第2画像42に、まだ服用しないといけない薬剤3があることの警告を含んだ第2画像42を生成し、制御情報生成部33に送る。
制御情報生成部33は、第1画像41に第2画像42を重ねて表示するように表示部22を制御する制御情報を生成する。表示部22は、制御情報生成部33で生成された制御情報に基づいて、まだ服用しないといけない薬剤3があることの警告を表示する(ステップS36)。患者は、表示部22に表示された画像を見ながら、服用を忘れていた薬剤3を服用し、再度画像取得部21でパッケージ4の第1画像41を取得する(ステップS32)。
未服薬判断部34で未服薬がないと判断されると、サーバ装置10又は携帯端末20の制御部は、処方情報取得部31で取得した薬剤3の処方情報に基づいて他に服用する薬剤3があるか否かを判断する(ステップS38)。他に服用する薬剤3があると、携帯端末20の制御部が表示部22に次に服用する薬剤3の情報を表示する(ステップS14)。他に服用する薬剤3がない場合は処理を終了する。
[実施形態2]
次に、図5~図8を参照して、介護者が表示制御システム1及び表示制御装置30を使用する場合について説明する。図8は、本実施形態に係る表示制御方法を示すフローチャートである。図8では、介護者が患者の薬剤3の服用をサポートする場合において、サポートが必要な患者であるかを介護者が判別するフローを示している。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明する。
次に、図5~図8を参照して、介護者が表示制御システム1及び表示制御装置30を使用する場合について説明する。図8は、本実施形態に係る表示制御方法を示すフローチャートである。図8では、介護者が患者の薬剤3の服用をサポートする場合において、サポートが必要な患者であるかを介護者が判別するフローを示している。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明する。
本実施形態2の表示制御システム1及び表示制御装置30を使用する場合は、介護者が多数の患者の薬剤3の服用を管理することもあるため、薬剤3のパッケージ4は、QRコード5、インデックス番号6に加えて、患者情報を含むバーコード7が付けられる。バーコード7の付け方及びバーコード7を付ける位置は、実施形態1で説明したQRコード5及びインデックス番号6と同様である。
介護者(ユーザ)は、処方された薬剤3を患者に服用させる際、携帯端末20の画像取得部21を利用して、パッケージ4に付けられているバーコード7を読み込む(ステップS40)。読み込まれたバーコード7は、携帯端末20又はサーバ装置10の制御部で情報が読み取られ、薬剤3の服用をサポートする患者であるか否かの判断が行われる(ステップS42)。薬剤3の服用をサポートする患者でない場合、その旨を携帯端末20の表示部22に表示して(ステップS44)、処理を終了する。
薬剤3の服用をサポートする患者である場合、服用サポート処理(ステップS46)を行う。その後の服用サポート処理は、実施形態1と同様である。
以上のように、本発明の表示制御システム1及び表示制御装置30では、医療機関が保持する電子処方箋データ11及び患者情報データベース12を利用して、自動で薬剤3を服用する日時を計算し、薬剤3を含むパッケージ4を写した第1画像41の上に重ねて薬剤3の服用日時を示した第2画像42を表示できる。これにより、今すぐ服用すべき薬剤3が視認可能に表示され、処方された薬剤を正しく服用するための情報を表示することができる。結果、服用忘れや誤った服用を防止し、処方された薬剤3を正しく服用することができる。
また、未服薬判断部34において未服薬の有無を判断し、未服用の薬剤3があると表示部22に表示することで、ユーザが薬剤3の服用忘れを認識することができる。さらに、処方薬判断部35において患者が服用しようとしている薬剤3が処方薬か否かを判断し、処方薬でない薬剤3があると表示部22に表示することで、患者が服用すべきでない薬剤3を誤って服用することを防止することができる。
また、前回処方されて残っている薬剤3を加味して薬剤3の服用日時を計算している。これにより、患者は表示部22に表示される画像に従って薬剤3を服用するだけで、前回処方されて残っている薬剤3を無駄にすることなく、また、前回処方されて残っている薬剤3と今回処方された薬剤3とを混同することなく、処方情報に則って正しく薬剤3を服用することができる。
また、実施形態2では、介護者が表示制御システム1及び表示制御装置30を使用できる。これにより、高齢者施設などで、薬剤3を服用する高齢者が大勢いる場合でも、高齢者(患者)の情報を入力することで、その高齢者が服用する薬剤3を判別でき、不慣れな職員でも間違いなく薬剤3の服用をサポートすることができる。
以上、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、処方情報取得部31は、QRコード5を利用して患者の情報を取得しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、処方情報取得部31は、表示部22に表示されたメニューから患者を選択する、表示部22に表示された欄に患者名を入力するなど、ユーザが入力した患者の情報に基づいて患者の情報を取得してもよい。
上記の実施形態では、未服用の薬剤3があった場合に、未服用の薬剤3を本来服用すべきであった日時を自動で飛ばして、今から服用すべき薬剤3の日時を表示するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、前回未服用の薬剤3を今回服用させ、処方情報に則った次回の薬剤3の服用時間帯までの間に、今回服用する薬剤3を服用させたい場合には、未服用の薬剤3に本来服用すべき日時を表示してもよい。このとき、前回未服用の薬剤3及び今回服用する予定の薬剤3をどのタイミングで服用するかを、警告表示部422を利用して示してもよい。
上記の実施形態では、一旦QRコード5を読み込んで処方情報を取得したあとでパッケージ4の全体の第1画像41を取得しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、パッケージ4の第1画像41を取得し、そこからQRコード5を読み取ってもよい。これにより、ユーザは、画像取得部21を1回操作するだけで薬剤3の服用のサポートを受けられる。
上記の実施形態の服薬サポート処理は、上記の処理に限定されず、以下の処理を含むことができる。例えば、ユーザが表示部22に表示された画像を見て、ここから薬剤3を服用したいと指示をすると、ユーザの指示した場所から薬剤3を服用できるように服用日時を計算し直す処理を含んでもよい。具体的には、ユーザが薬剤3を服用したい場所を指示すると、操作受付部23がユーザの指示を受け付けて画像生成部32に送る。画像生成部32は、ユーザから指示を受けた薬剤3を起点として服用する日時を計算して第2画像42を生成する。これにより、例えば、以前に誤って服用して薬剤3が無い場所に服用日時が示された場合でも、薬剤3の服用を開始したい場所から改めて服用日時を表示し直せるため、正しく薬剤3を服用することができる。
また、インデックス番号6の大きいパッケージ4の第1画像41が取得された場合、未服薬を判断するステップS22の前に、何番のインデックス番号6のパッケージ4の第1画像41を取得するように警告する処理を含んでもよい。この場合、警告したあと、画像取得部21で第1画像41を取得する処理に戻る。
本発明は、薬剤の服用に関する情報の表示を制御する表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法の分野に利用可能である。
1 表示制御システム
3 薬剤
4 パッケージ
10 サーバ装置
20 携帯端末
21 画像取得部
22 表示部
23 操作受付部
30 表示制御装置
31 処方情報取得部
32 画像生成部
33 制御情報生成部
34 未服薬判断部
35 処方薬判断部
41 第1画像
42 第2画像
3 薬剤
4 パッケージ
10 サーバ装置
20 携帯端末
21 画像取得部
22 表示部
23 操作受付部
30 表示制御装置
31 処方情報取得部
32 画像生成部
33 制御情報生成部
34 未服薬判断部
35 処方薬判断部
41 第1画像
42 第2画像
Claims (9)
- 薬剤を含むパッケージの第1画像を取得する画像取得部と、
前記薬剤の処方情報を取得する処方情報取得部と、
前記第1画像と前記薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成する画像生成部と、
前記第1画像に前記第2画像を重ねて表示するように、表示部を制御する制御情報を生成する制御情報生成部と
を含み、
前記第2画像は、前記薬剤の服用情報を含む、表示制御装置。 - 前記第2画像は、前記薬剤の服用情報として、前記薬剤を服用する日時及び前記薬剤の服用可否を含む請求項1に記載の表示制御装置。
- 前記処方情報取得部は、ユーザ情報をさらに取得し、取得したユーザ情報に基づいて前記薬剤の処方情報を取得する請求項1又は2に記載の表示制御装置。
- 前記薬剤の服用忘れを判断する未服薬判断部をさらに含み、
前記未服薬判断部が前記薬剤を未服用と判断したとき、前記第2画像は、前記薬剤の服用情報として、前記薬剤が未服用である警告をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記未服薬判断部は、前記画像取得部で取得された今回の前記第1画像と前回の前記第1画像とを比較して、前記薬剤の服用忘れを判断する、請求項4に記載の表示制御装置。
- 前記第1画像と前記薬剤の処方情報とに基づいて、前記薬剤が処方された薬剤か否かを判断する処方薬判断部をさらに備え、
前記処方薬判断部が前記薬剤を処方薬でないと判断したとき、前記第2画像は、前記薬剤の服用情報として、前記薬剤が処方薬でない警告をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 前記薬剤の服用を管理するユーザの操作を受け付ける操作受付部をさらに含み、
前記画像生成部は、前記第1画像と、前記薬剤の処方情報と、前記操作受付部で受け付けたユーザの操作情報とに基づいて、前記第2画像を生成し、
前記ユーザの操作情報は、前記薬剤のパッケージにおける前記薬剤の服用開始位置を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示制御装置。 - 薬剤を処方する医療機関に設けられるサーバ装置と、
前記薬剤の服用を管理するユーザが保持する携帯端末と
を含み、
前記サーバ装置は、前記薬剤の処方情報を保持し、
前記携帯端末は、前記薬剤を含むパッケージの第1画像を取得する画像取得部と、画像を表示する表示部とを含み、
前記サーバ装置及び前記携帯端末の一方は、
前記薬剤の処方情報を取得する処方情報取得部と、
前記第1画像と前記薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成する画像生成部と、
前記第1画像に前記第2画像を重ねて表示するように、前記表示部を制御する制御情報を生成する制御情報生成部と
を含み、
前記第2画像は、前記薬剤の服用情報を含む、表示制御システム。 - 画像取得部によって、薬剤を含むパッケージの第1画像を取得するステップと、
処方情報取得部によって、前記薬剤の処方情報を取得するステップと、
画像生成部によって、前記第1画像と前記薬剤の処方情報とに基づいて、第2画像を生成するステップと、
制御情報生成部によって、前記第1画像に前記第2画像を重ねて表示するように、表示部を制御する制御情報を生成するステップと
を含み、
前記第2画像は、前記薬剤の服用情報を含む、表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022039236A JP2023133955A (ja) | 2022-03-14 | 2022-03-14 | 表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2022039236A Pending JP2023133955A (ja) | 2022-03-14 | 2022-03-14 | 表示制御装置、表示制御システム及び表示制御方法 |
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2022
- 2022-03-14 JP JP2022039236A patent/JP2023133955A/ja active Pending
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