JP2023132717A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源系統を多重化した場合でも、デバイスへの電力供給を適切に動作させることができる端末装置を提供する。【解決手段】端末装置(6C)は、外部電源(8)からの受電を検出する第1電圧計(71a)と、外部電源(8)から受電する電力の複数の電力供給回路(73a及び73b)への出力の有無を切り替える第1スイッチ(71b)と、上位機器(2)からの受電を検出する第2電圧計(71c)と、上位機器(2)から受電する電力の複数の電力供給回路(73a及び73b)への出力の有無を切り替える第2スイッチ(71d)とを有する切替回路(71)と、切替回路(71)を制御する制御部(72a)とを備える。制御部(72a)は、第1のモードに設定されている場合に、第1電圧計(71a)及び第2電圧計(71c)のいずれもが受電を検出すると、第1スイッチ(71b)及び第2スイッチ(71d)のいずれもが遮断動作をするように制御する。【選択図】図2
Description
本開示は、端末装置に関する。
ファクトリーオートメーション(Factory Automation:FA)の分野においては、作業の工程を分担する様々な種類の装置の制御が行われる。工場施設等一定の領域において作業に用いられる各種のコントローラ、リモートI/O、および製造装置を連携して動作させるために、これらの装置を接続する、フィールドネットワークとも呼ばれる産業用ネットワークが構築されている。
一般的な産業用ネットワークでは、各種のスレーブ装置と、マスタ装置などから構成されるマスタスレーブ方式が採用される。スレーブ装置は、工場内に設置される設備の制御あるいはデータ収集を行う装置である。マスタ装置は、これらのスレーブ装置を集中管理する、例えば(PLC:Programmable Logic Controller)と呼ばれる装置である。
また、産業用ネットワークでは、ハブとしての端末装置を介して複数のデバイスが接続されるスレーブ装置が用いられることがある。上述のデバイスとしては、例えば、モータ、アクチュエータ、各種のセンサ、センサ通信ユニット、インバータ、サーボ等が挙げられる。ハブとしての端末装置は、複数のデバイスとの間で信号を送受信するとともに、これらのデバイスに対して外部電源から受電した電力の供給を行うことがある。
ところが、上記のような従来技術では、複数のデバイスが接続される端末装置において、複数のデバイスへの電力供給を電源の接続状態に応じて適切に動作させることについては開示されていなかった。
本開示は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、電源系統を多重化した場合でも、デバイスへの電力供給を適切に動作させることができる端末装置を提供することを目的とする。
本開示は、上述の課題を解決するために、以下の構成を採用する。
本開示の一側面に係る端末装置は、上位機器と通信する通信部と、複数のデバイスとの間で、それぞれ信号を送信または受信するための、複数のデバイス通信部と、前記複数のデバイスに対して、それぞれ電力を供給するための、複数の電力供給回路と、を備えた端末装置であって、前記端末装置に接続される外部電源から受電する電力の、前記複数の電力供給回路への出力の有無を切り替える第1スイッチと、前記外部電源からの受電を検出する第1検出部と、前記上位機器から受電する電力の、前記複数の電力供給回路への出力の有無を切り替える第2スイッチと、前記上位機器からの受電を検出する第2検出部と、を有した切替回路と、前記切替回路を制御する、制御部と、を更に備えており、前記制御部は、前記端末装置が第1のモードに設定されている場合に、前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのいずれもが遮断動作をするように制御する。
上記構成によれば、第1のモードに設定されている場合において、制御部は、外部電源及び上位機器からの電力の受電が検出されると、第1スイッチ及び第2スイッチの双方が遮断動作をするように制御する。この結果、電源系統を多重化した場合でも、ユーザが端末装置を第1のモードに設定することによって、端末装置から外部電源または上位機器への電力の逆流が生じる事態を抑えることができる。従って、制御部は、電源系統を多重化した場合でも、端末装置からデバイスへの電力供給を適切に動作させることができる。
上記一側面に係る端末装置において、前記制御部は、前記端末装置が前記第1のモードに設定されている場合に、前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第1検出部のみが受電を検出すると、前記第1スイッチが通電動作をするように制御し、前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第2検出部のみが受電を検出すると、前記第2スイッチが通電動作をするように制御してもよい。
上記構成によれば、第1のモードに設定されている場合において、制御部は、第1検出部及び第2検出部のいずれか一方が受電を検出すると、受電を検出した外部電源または上位機器からのデバイスへの電力の供給を行わせる。これにより、制御部は、電源系統を多重化した場合でも、端末装置をより適切に動作することができる。
上記一側面に係る端末装置において、前記制御部は、前記端末装置が第2のモードに設定されている場合に、前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、前記端末装置に接続された前記デバイスの合計電力容量に応じて、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの、いずれか一方が通電動作をし、他方が遮断動作をするように制御してもよい。
上記構成によれば、第2のモードに設定されている場合において、制御部は、デバイスの合計電力容量に応じて、外部電源及び上位機器のいずれか一方からのデバイスへの電力の供給を行わせるとともに、他方からのデバイスへの電力の供給を停止させる。これにより、制御部は、電源系統を多重化した場合でも、端末装置をより適切に動作することができる。
上記一側面に係る端末装置において、前記制御部は、前記端末装置が第3のモードに設定されている場合に、前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、前記第1スイッチが通電動作をし、前記第2スイッチが遮断動作をするように制御してもよい。
上記構成によれば、第3のモードに設定されている場合において、制御部は、上位機器よりも外部電源を優先して、当該外部電源からのデバイスへの電力の供給を行わせる。これにより、制御部は、電源系統を多重化した場合でも、端末装置をより適切に動作することができる。
上記一側面に係る端末装置において、前記制御部は、前記端末装置が前記第3のモードに設定されている場合に、前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第1検出部のみが受電を検出すると、前記第1スイッチが通電動作をするように制御し、前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第2検出部のみが受電を検出すると、前記第2スイッチが通電動作をするように制御してもよい。
上記構成によれば、第3のモードに設定されている場合において、制御部は、第1検出部及び第2検出部のいずれか一方が受電を検出すると、受電を検出した外部電源または上位機器からのデバイスへの電力の供給を行わせる。これにより、制御部は、電源系統を多重化した場合でも、端末装置をより適切に動作することができる。
本開示によれば、電源系統を多重化した場合でも、適切に動作することができる端末装置を提供することができる。
〔実施形態〕
§1 適用例
まず、図1及び図2を用いて、本開示が適用される場面の一例について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る端末装置6Cが適用されたネットワークシステム100の構成例を説明する説明図である。図2は、本開示の実施形態に係る端末装置6Cの構成例を示す機能ブロック図である。
§1 適用例
まず、図1及び図2を用いて、本開示が適用される場面の一例について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る端末装置6Cが適用されたネットワークシステム100の構成例を説明する説明図である。図2は、本開示の実施形態に係る端末装置6Cの構成例を示す機能ブロック図である。
本実施形態のネットワークシステム100は、例えば、工場内に設けられた産業用ネットワークである。ネットワークシステム100は、マスタ装置1と、当該マスタ装置1により制御される複数のスレーブ装置2A、2B、2Cとを備えている。
また、本実施形態のネットワークシステム100は、情報処理装置3を備えている。ネットワークシステム100の管理者等のユーザは、情報処理装置3を通じて、マスタ装置1及びスレーブ装置2A~2Cの各種設定の実行、データの取得等を行うことが可能になっている。
また、本実施形態のネットワークシステム100は、表示装置4を備えており、当該ネットワークシステム100での動作状況などを表示可能になっている。
また、本実施形態のネットワークシステム100では、本開示の端末装置6A、6B、6Cがそれぞれスレーブ装置2A、2B、2Cに接続されている。
各端末装置6A~6Cは、接続端子61、62を備えている。図1及び図2に示すように、端末装置6Cの接続端子61には、上位機器としてのスレーブ装置2Cからの電力を受電することができるケーブルK1が接続される。また端末装置6Cの接続端子62には、外部電源8からの電力を受電するための電力線T1が接続される。
各端末装置6A~6Cは、例えば8つの、入出力端子63を備えている。各端末装置6A~6Cには、入出力端子63に接続されたケーブルを介してデバイスSが接続可能となっている。
図2に示すように、本実施形態の端末装置6Cは、切替回路71と、切替回路71の制御を行う制御回路72とを備えている。また、端末装置6Cには、上記デバイスSとして、例えば、デバイスS1及びS2が接続される。端末装置6Cには、デバイスS1及びS2に対応して、電力供給回路73a及び73bが設けられている。
切替回路71は、外部電源8に順次接続される第1電圧計71a及び第1スイッチ71bと、上位機器2に順次接続される第2電圧計71c及び第2スイッチ71dとを備えている。
制御回路72は、制御部72aと、通信部72bと、デバイス通信部72cとを備えている。制御回路72では、不図示の記憶部に、デバイスS1、S2等に対する電力の供給モードとして、第1、第2、または第3のモードを指定する情報がユーザによって適宜記憶されることで、端末装置6Cに設定されるようになっている。制御部72aは、端末装置6Cに設定されたモードに応じて、切替回路71に対する制御信号を出力することにより、切替回路71を制御する。
制御部72aは、端末装置6Cが第1のモードとしての安全動作優先モードに設定されている場合に、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれもが受電を検出すると、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dのいずれもが遮断動作をするように制御する。これにより、本実施形態の端末装置6Cでは、デバイスへの電力供給系統に、外部電源8及び上位機器2から同時に接続が行われて、端末装置6Cから外部電源8または上位機器2への電力の逆流が生じる事態の発生を極力防ぐことができる。
よって本実施形態によれば、端末装置6Cへの電源系統を多重化した場合でも、端末装置6Cが適切に動作して、電力の逆流による上位機器2等の破損の発生の可能性を低減させることができる。
§2 構成例
<ネットワークシステム100>
図1の例では、本実施形態のネットワークシステム100は、マスタ装置1と、通信装置5を介してマスタ装置1に接続される複数のスレーブ装置2A~2Cとを備えている。また、ネットワークシステム100は、通信装置5を介してマスタ装置1に接続される情報処理装置3及び表示装置4を備えている。
<ネットワークシステム100>
図1の例では、本実施形態のネットワークシステム100は、マスタ装置1と、通信装置5を介してマスタ装置1に接続される複数のスレーブ装置2A~2Cとを備えている。また、ネットワークシステム100は、通信装置5を介してマスタ装置1に接続される情報処理装置3及び表示装置4を備えている。
また、本実施形態のネットワークシステム100では、通信装置5とスレーブ装置2A~2Cとの間のネットワークシステムとして、例えば、Ether CAT(Ethernet for Control Automation Technology:登録商標)規格またはEtherNet/IP規格(EtherNet:登録商標)のネットワークシステムが適用できる。
マスタ装置1は、PLC(Programmable Logic Controller)を含んでいる。また、マスタ装置1は、例えば情報処理装置3から設定される所定のプログラムに従って動作することにより、各スレーブ装置2A~2Cの制御を行うように構成されている。
情報処理装置3は、例えば、コンピュータ(Personal Computer)を用いて構成されている。情報処理装置3は、マスタ装置1、スレーブ装置2A~2C、及び表示装置4の各部にアクセスして、各装置における様々な設定を行い、あるいは各装置からの情報の取得を行うことができる。
表示装置4は、例えば、タッチパネル機能を有する、液晶パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネル等を用いて構成されている。表示装置4は、HMI(Human Machine Interface)と称される、所定の情報表示やマスタ装置1、スレーブ装置2A~2C、または端末装置6A~6Cへの指示などの入力操作を行う装置であってよい。
スレーブ装置2A~2Cには、例えば、国際規格IEC61131-9規格に準拠したIO-linkによって、それぞれ端末装置6A~6Cと双方向の通信が可能に接続されている。各端末装置6A~6Cには、モータ、アクチュエータ、各種のセンサ、センサ通信ユニット、インバータ、サーボ等のデバイスSが接続されている。すなわち、本実施形態のネットワークシステム100では、各スレーブ装置2A~2CがIO-link マスタユニット(上位機器2)を構成し、各端末装置6A~6CがIO-link I/Oハブを構成している。
<端末装置6A~6C>
端末装置6A~6Cでは、上位機器2及び外部電源(例えば、DC24V電源)の2系統の電源系統から電力を受電可能に構成されるとともに、接続されたデバイスSに対して、受電した電力を供給することが可能となっている。具体的には、図1及び図2に示すように、端末装置6Cは、ケーブルK1を介してスレーブ装置2Cに接続される接続端子61と、電力線T1を介して外部電源8に接続される接続端子62とを備えている。また、端末装置6Cは、ケーブルK2、K3等を介してデバイスS1、S2等にそれぞれ接続される入出力端子63を備えている。
端末装置6A~6Cでは、上位機器2及び外部電源(例えば、DC24V電源)の2系統の電源系統から電力を受電可能に構成されるとともに、接続されたデバイスSに対して、受電した電力を供給することが可能となっている。具体的には、図1及び図2に示すように、端末装置6Cは、ケーブルK1を介してスレーブ装置2Cに接続される接続端子61と、電力線T1を介して外部電源8に接続される接続端子62とを備えている。また、端末装置6Cは、ケーブルK2、K3等を介してデバイスS1、S2等にそれぞれ接続される入出力端子63を備えている。
ケーブルK1は、上位機器2から端末装置6Cの切替回路71への電力を供給するための電力線T4と、上位機器2から端末装置6Cの制御回路72への電力を供給するための電力線D1と、上位機器2と端末装置6Cの通信部72bとの間で双方向の通信を行うための通信線C1とを含んでいる。
ケーブルK2は、端末装置6Cの電力供給回路73aからデバイスS1への電力を供給するための電力線D2と、端末装置6Cのデバイス通信部72c1とデバイスS1との間で双方向の通信を行うための通信線C2とを含んでいる。ケーブルK3は、端末装置6Cの電力供給回路73bからデバイスS2への電力を供給するための電力線D3と、端末装置6Cのデバイス通信部72c2とデバイスS2との間で双方向の通信を行うための通信線C3とを含んでいる。なお、通信線C2及びC3は、各々端末装置6CとデバイスS1及びS2との間で、IO-linkによるデジタル入出力、すなわちデジタル信号による通信が可能であり、更に、アナログ入出力を行うことが可能なように構成されている。
切替回路71は、外部電源8または上位機器2と、デバイスS1、S2等との間の電力の供給を切り替える。制御回路72は、切替回路71の制御を行うとともに、上位機器2とデバイスS1、S2等との間の通信を行う。
切替回路71は、外部電源8からの受電の有無を検出し得る第1検出部としての第1電圧計71aと、上位機器2からの受電の有無を検出し得る第2検出部としての第2電圧計71cとを備えている。
第1電圧計71aは、電力線T2を介して第1スイッチ71bに接続されている。第1スイッチ71bは、電力線T3を介して電力供給回路73a及び73bに接続されている。第1スイッチ71bは、制御回路72からの指示に従って、外部電源8から受電する電力の電力供給回路73a及び73bへの出力の有無を切り替える。
第2電圧計71cは、電力線T4を介して上位機器2(スレーブ装置2C)に接続される。第2電圧計71cは、電力線T5を介して第2スイッチ71dに接続されている。第2スイッチ71dは、電力線T6及びT3を介して電力供給回路73a及び73bに接続されている。第2スイッチ71dは、制御回路72からの指示に従って、上位機器2から受電する電力の電力供給回路73a及び73bへの出力の有無を切り替える。
電力供給回路73a及び73bは、それぞれ電力線D2及びD3を介してデバイスS1及びS2に接続されている。電力供給回路73a及び73bは、それぞれデバイスS1及びS2に対して、電力を供給するための回路であり、図1に示した8つの入出力端子63毎に設けられている。つまり、図2に示した例では、2つの電力供給回路73a及び73bのみ図示して、残り6つの電力供給回路の図示は省略している。
以上のように、端末装置6Cでは、電力線T1~T3及びD2及びD3を介して外部電源8から各デバイスS1及びS2への電力の供給系統が構成されている。また、端末装置6Cでは、電力線T3~T6及びD2及びD3を介して上位機器2から各デバイスS1及びS2への電力の供給系統が構成されている。
尚、上記の説明では、第1検出部及び第2検出部にそれぞれ第1電圧計71a及び第2電圧計71cを用いた場合について説明した。しかしながら、本実施形態の第1検出部及び第2検出部は、これに限定されるものではなく、外部電源8及び上位機器2からの受電をそれぞれ検出できるものであれば何等限定されない。
制御回路72は、電力線D1を介して上位機器2から電力を受電するように構成されており、受電した電力を用いて動作するようになっている。また、制御回路72は、通信線C1を介して上位機器2との間で双方向の通信を行うようになっている。
制御部72aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う機能ブロックである。また、制御部72aは、ユーザの設定動作に応じて、端末装置6Cに対し安全動作優先モード(第1のモード)、冗長運転モード(第2のモード)、及び外部電源優先モード(第3のモード)のいずれかのモードが設定されると、設定されたモードに従って、切替回路71を制御する。尚、上記ユーザの設定動作は、例えば、ユーザが情報処理装置3を操作することによって実行される。
制御部72aは、制御線cc1を介して切替回路71に接続されている。制御部72aは、制御線cc1を介して第1電圧計71a及び第2電圧計71cの各検出結果を取得する。また、制御部72aは、制御線cc1を介して第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dに対して、動作指示(スイッチングのオン/オフ指示)の制御信号を出力する。
通信部72bは、通信線C1を介して上位機器2との間で双方向の通信を行う機能ブロックである。
デバイス通信部72c1及び72c2は、それぞれ通信線C2及びC3を介してデバイスS1及びS2との間で双方向の通信を行う機能ブロックである。デバイス通信部72c1及び72c2は、図1に示した8つの入出力端子63毎に設けられている。つまり、図2に示した例では、2つのデバイス通信部72c1及び72c2のみ図示して、残り6つのデバイス通信部の図示は省略している。
また、端末装置6Cでは、ケーブルK2及びK3を介してデバイスS1及びS2がそれぞれ接続されたときに、デバイスS1及びS2の合計電力容量(合計負荷の大きさ)が端末装置6Cに対し設定されてもよい。尚、この合計電力容量の設定動作は、ユーザが、例えば、情報処理装置3を操作することによって実行される。
§3 動作例
次に、本実施形態の端末装置6Cの動作例について具体的に説明する。尚、以下の説明では、端末装置6Cに対して、安全動作優先モード(第1のモード)、冗長運転モード(第2のモード)、または外部電源優先モード(第3のモード)が設定された場合のそれぞれについて主に説明する。
次に、本実施形態の端末装置6Cの動作例について具体的に説明する。尚、以下の説明では、端末装置6Cに対して、安全動作優先モード(第1のモード)、冗長運転モード(第2のモード)、または外部電源優先モード(第3のモード)が設定された場合のそれぞれについて主に説明する。
<安全動作優先モード>
まず、安全動作優先モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
まず、安全動作優先モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
制御部72aは、第1電圧計71aから検出結果を取得して、接続端子62を通じて外部電源8から電力を受電しているか否かについて判断する。また、制御部72aは第2電圧計71cから検出結果を取得して、接続端子61を通じて上位機器2から電力を受電しているか否かについて判断する。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第1電圧計71aのみが外部電源8からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第2電圧計71cのみが上位機器2からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第2スイッチ71dが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、上位機器2からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、制御部72aは、外部電源8及び上位機器2から同時に電力を受電していると判断すると、制御部72aは第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dに対して、遮断動作を指示する制御信号を出力する。これにより、外部電源8及び上位機器2からの電力は、瞬時に遮断されて、デバイスS1、S2等に供給されない。これにより、端末装置6Cでは、安全動作優先モードにおいて、電力の逆流が発生することを抑制することができる。
<冗長運転モード>
次に、冗長運転モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
次に、冗長運転モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
制御部72aは、第1電圧計71aから検出結果を取得して、接続端子62を通じて外部電源8から電力を受電しているか否かについて判断する。また、制御部72aは第2電圧計71cから検出結果を取得して、接続端子61を通じて上位機器2から電力を受電しているか否かについて判断する。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第1電圧計71aのみが外部電源8からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第2電圧計71cのみが上位機器2からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第2スイッチ71dが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、上位機器2からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
制御部72aは、外部電源8及び上位機器2からの電力を受電していると判断すると、制御部72aは予め設定されているデバイスS1、S2等の合計電力容量に応じて、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dへの制御信号を瞬時に出力する。このとき、制御部72aは、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dの、いずれか一方が通電動作をするように制御信号を出力する。さらに、制御部72aは、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dの、他方が遮断動作をするように制御信号を出力する。これにより、端末装置6Cでは、冗長運転モードにおいて、外部電源8及び上位機器2の一方を電力の供給源とし、他方をバックアップ電源とすることができる。
具体的には、制御部72aは、上記合計電力容量(例えば、26.4W=24V×(1A(デバイスS1)+0.1A(デバイスS2))と、予め設定されている外部電源8の供給電力容量(例えば、216W=24V×9A)及び上位機器2の供給電力容量(例えば、48W=24V×2A)との比較を行う。
そして、制御部72aは、外部電源8の供給電力容量及び上位機器2の供給電力容量がいずれも合計電力容量を超えないと判断すると、上位機器2を優先して供給源と決定する。制御部72aは、第2スイッチ71dが通電動作をするように制御信号を出力するとともに、第1スイッチ71bが遮断動作をするように制御信号を出力する。これにより、上位機器2からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、上述の上位機器2を優先する冗長運転モードを実行中に、制御部72aが、第2電圧計71cからの検出結果を基に上位機器2からの電力の供給が停止されたことを検知すると、制御部72aは、外部電源8からの電力の供給を開始させる。すなわち、制御部72aは、第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力するとともに、第2スイッチ71dが遮断動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、制御部72aは、上位機器2の供給電力容量が合計電力容量を超えると判断すると、外部電源8を供給源と決定する。制御部72aは、第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力するとともに、第2スイッチ71dが遮断動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
尚、上記の説明では、予め設定されたデバイスS1、S2等の合計電力容量を用いた構成について説明したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、各電力供給回路73a及び73bに電流計を設置して、制御部72aが対応するデバイスS1、S2等に供給される電流の大きさを取得する。制御部72aが、取得した電流の大きさを使用して、上記合計電力容量を算出する構成でもよい。
<外部電源優先モード>
次に、外部電源優先モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
次に、外部電源優先モードが端末装置6Cに対し設定された場合について説明する。
制御部72aは、第1電圧計71aから検出結果を取得して、接続端子62を通じて外部電源8から電力を受電しているか否かについて判断する。また、制御部72aは第2電圧計71cから検出結果を取得して、接続端子61を通じて上位機器2から電力を受電しているか否かについて判断する。
そして、制御部72aは、外部電源8及び上位機器2からの電力を受電していると判断すると、制御部72aは、第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力するとともに、第2スイッチ71dが遮断動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、上位機器2からの電力よりも優先されて、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。これにより、端末装置6Cでは、外部電源優先モードにおいて、外部電源8を優先して電力の供給源とすることができる。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第1電圧計71aのみが外部電源8からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第1スイッチ71bが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、外部電源8からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
また、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第2電圧計71cのみが上位機器2からの電力の受電を検出すると、制御部72aは第2スイッチ71dが通電動作をするように制御信号を出力する。これにより、上位機器2からの電力は、端末装置6Cを介してデバイスS1、S2等に供給される。
以上のように、本実施形態の端末装置6Cは、切替回路71、及び切替回路71を制御する制御部72aを有する制御回路72を備えている。切替回路71は、外部電源8からの受電を検出する第1電圧計(第1検出部)71aと、外部電源8から受電する電力の複数の電力供給回路73a及び73bへの出力の有無を切り替える第1スイッチ71bと、を備えている。切替回路71は、上位機器2からの受電を検出する第2電圧計(第2検出部)71cと、上位機器2から受電する電力の複数の電力供給回路73a~73bへの出力の有無を切り替える第2スイッチ71dと、を有している。制御部72aは、安全動作優先モード(第1のモード)に設定されている場合に、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれもが受電を検出すると、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dのいずれもが遮断動作をするように制御する。
<作用、効果>
以上の構成により、本実施形態では、安全動作優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、外部電源8及び上位機器2からの電力の受電が検出されると、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dのいずれもが遮断動作をするように制御する。この結果、本実施形態では、電源系統を多重化した場合でも、制御部72aは、デバイスSへの電力供給系統に、外部電源8及び上位機器2から同時に接続が行われて、端末装置6Cから外部電源8または上位機器2への電力の逆流が生じるのを抑えることができる。従って、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6CからデバイスSへの電力供給を適切に動作させることができる。
以上の構成により、本実施形態では、安全動作優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、外部電源8及び上位機器2からの電力の受電が検出されると、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dのいずれもが遮断動作をするように制御する。この結果、本実施形態では、電源系統を多重化した場合でも、制御部72aは、デバイスSへの電力供給系統に、外部電源8及び上位機器2から同時に接続が行われて、端末装置6Cから外部電源8または上位機器2への電力の逆流が生じるのを抑えることができる。従って、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6CからデバイスSへの電力供給を適切に動作させることができる。
また、本実施形態では、安全動作優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第1電圧計71aのみが受電を検出すると、第1スイッチ71bが通電動作をするように制御する。また、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第2電圧計71cのみが受電を検出すると、第2スイッチ71dが通電動作をするように制御する。このように、安全動作優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれか一方が受電を検出すると、受電を検出した外部電源8または上位機器2からのデバイスS1、S2等への電力の供給を行わせる。この結果、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6Cをより適切に動作することができる。
また、本実施形態では、冗長運転モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれもが受電を検出すると、端末装置6Cに接続されたデバイスS1、S2等の合計電力容量に応じて、第1スイッチ71b及び第2スイッチ71dの、いずれか一方が通電動作をし、他方が遮断動作をするように制御する。このように、冗長運転モードが設定されている場合において、制御部72aは、デバイスS1、S2等の合計電力容量に応じて、外部電源8及び上位機器2のいずれか一方からのデバイスS1及びS2への電力の供給を行わせるとともに、他方からのデバイスS1、S2等への電力の供給を停止させる。この結果、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6Cをより適切に動作することができる。
また、本実施形態では、外部電源優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれもが受電を検出すると、第1スイッチ71bが通電動作をし、第2スイッチ71dが遮断動作をするように制御する。このように、外部電源優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、上位機器2よりも外部電源8を優先する。そして、制御部72aは、外部電源8からのデバイスS1、S2等への電力の供給を行わせる。この結果、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6Cをより適切に動作することができる。
また、本実施形態では、外部電源優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第1電圧計71aのみが受電を検出すると、第1スイッチ71bが通電動作をするように制御する。また、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのうち、第2電圧計71cのみが受電を検出すると、第2スイッチ71dが通電動作をするように制御する。このように、外部電源優先モードが設定されている場合において、制御部72aは、第1電圧計71a及び第2電圧計71cのいずれか一方が受電を検出すると、受電を検出した外部電源8または上位機器2からのデバイスS1、S2等への電力の供給を行わせる。この結果、本実施形態では、制御部72aは、電源系統を多重化した場合でも、端末装置6Cをより適切に動作することができる。
尚、上記の説明では、第1~第3のモードが設定される場合について説明したが。本実施形態はこれに限定されるものではなく、少なくとも第1のモード(安全動作優先モード)を設定可能なものであれば何等限定されない。具体的には、第1のモードと第2のモードが設定される構成、第1のモードと第3のモードが設定される構成、または第1のモードとその他のモード、例えば外部電源8のみから電力を受電するモードが設定される構成でもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
端末装置6Cの機能ブロック(特に、制御部72a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
端末装置6Cの機能ブロック(特に、制御部72a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部72aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本開示の目的が達成される。
上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、磁気ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを更に備えていてもよい。
また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 マスタ装置(上位機器)
2、2A~2C スレーブ装置(上位機器)
3 情報処理装置(上位機器)
6A~6C 端末装置
71 切替回路
71a 第1電圧計(第1検出部)
71b 第1スイッチ
71c 第2電圧計(第2検出部)
71d 第2スイッチ
72a 制御部
S、S1、S2 デバイス
2、2A~2C スレーブ装置(上位機器)
3 情報処理装置(上位機器)
6A~6C 端末装置
71 切替回路
71a 第1電圧計(第1検出部)
71b 第1スイッチ
71c 第2電圧計(第2検出部)
71d 第2スイッチ
72a 制御部
S、S1、S2 デバイス
Claims (5)
- 上位機器と通信する通信部と、
複数のデバイスとの間で、それぞれ信号を送信または受信するための、複数のデバイス通信部と、
前記複数のデバイスに対して、それぞれ電力を供給するための、複数の電力供給回路と、を備えた端末装置であって、
前記端末装置に接続される外部電源から受電する電力の、前記複数の電力供給回路への出力の有無を切り替える第1スイッチと、
前記外部電源からの受電を検出する第1検出部と、
前記上位機器から受電する電力の、前記複数の電力供給回路への出力の有無を切り替える第2スイッチと、
前記上位機器からの受電を検出する第2検出部と、を有した切替回路と、
前記切替回路を制御する、制御部と、を更に備えており、
前記制御部は、
前記端末装置が第1のモードに設定されている場合に、
前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのいずれもが遮断動作をするように制御する、端末装置。 - 前記制御部は、
前記端末装置が前記第1のモードに設定されている場合に、
前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第1検出部のみが受電を検出すると、
前記第1スイッチが通電動作をするように制御し、
前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第2検出部のみが受電を検出すると、
前記第2スイッチが通電動作をするように制御する、請求項1に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
前記端末装置が第2のモードに設定されている場合に、
前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、
前記端末装置に接続された前記デバイスの合計電力容量に応じて、
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチの、いずれか一方が通電動作をし、他方が遮断動作をするように制御する、請求項1または2に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
前記端末装置が第3のモードに設定されている場合に、
前記第1検出部及び前記第2検出部のいずれもが受電を検出すると、
前記第1スイッチが通電動作をし、前記第2スイッチが遮断動作をするように制御する、請求項1から3のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記制御部は、
前記端末装置が前記第3のモードに設定されている場合に、
前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第1検出部のみが受電を検出すると、
前記第1スイッチが通電動作をするように制御し、
前記第1検出部及び前記第2検出部のうち、前記第2検出部のみが受電を検出すると、
前記第2スイッチが通電動作をするように制御する、請求項4に記載の端末装置。
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2022
- 2022-03-11 JP JP2022038206A patent/JP2023132717A/ja active Pending
-
2023
- 2023-01-17 WO PCT/JP2023/001098 patent/WO2023171131A1/ja unknown
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