JP2023131749A - シール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材 - Google Patents

シール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材 Download PDF

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Abstract

Figure 2023131749000001
【課題】表面性状に優れ、加工性向上を図ることができるシール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材を提供する。
【解決手段】シール部材の成形用金型1の製造方法は、内周側面と外周側面とを備えた環状のシール部材を成形するための製造方法である。成形用金型は、型割り面2a,3aで分割された一対の成形型2,3を備えている。一対の成形型の少なくとも一方の成形型において、内周側面及び外周側面のうち少なくとも一方の側面を凹凸面に加工する凹凸面加工工程と、凹凸面加工工程により加工した凹凸面に隣接する他方の側面を光沢面に切削加工する光沢面加工工程と、を備えている。
【選択図】図1B

Description

本発明は、シール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材に関する。
自動車などの車両に搭載されるブレーキ液圧制御装置として、ピストンポンプを備えたものが知られている。ピストンポンプは、例えば、偏心カムなどの駆動部材と、駆動部材の動きに伴ってシリンダ室内で往復動するピストン(プランジャとも呼ばれる)とを備えている。このピストンポンプでは、シリンダ室とピストンとの間にシール部材が介設されており、このシール部材によってポンプ室とカム室とを区画(シール)している。
仮に、シール部材の外周面がシリンダ室の内面に対して摺動してしまうと、ポンプ室のブレーキ液の昇圧に影響を及ぼすおそれがある。そこで、内周側面を外周側面よりも低摩擦になるようにするのが好ましいため、シール部材は、その外周面がシリンダ室に対して摺動し難い光沢面等の表面性状とすることが好ましい。一方、シール部材は、その内周面がピストンに対して摺動するように、低摩擦化及び低粘着性化された凹凸面等の表面性状とすることが好ましい。
従来、凹凸面等の表面性状に係る技術として、シール部材の表面に1~30μmの深さで凹凸面を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、成形用金型の成形面をブラスト等によって荒らすことで、凹凸面等の表面性状に形成する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4940519号公報 特公平2-1619号公報
シール部材に凹凸面と光沢面とを形成する場合、成形用金型に凹凸面を形成する領域と形成しない領域とを区画する加工が必要である。
本発明は、表面性状に優れ、加工性向上を図ることができるシール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明のシール部材の成形用金型の製造方法は、内周側面と外周側面とを備えた環状のシール部材を成形するための成形用金型の製造方法である。成形用金型は、型割り面で分割された一対の成形型を備えており、前記一対の成形型の少なくとも一方の成形型において、前記内周側面及び前記外周側面のうち少なくとも一方の側面を凹凸面に加工する凹凸面加工工程と、前記凹凸面加工工程により加工した凹凸面に隣接する他方の側面を光沢面に切削加工する光沢面加工工程と、を備えている。
本発明によれば、凹凸面加工工程による加工及び光沢面加工工程による切削加工は、成形型単位で行われるため、成形型の型割の位置に関係なく加工を行うことができる。
また、凹凸面と光沢面とを簡単に形成できるので、1つの成形用金型で複数個取りを行う場合にも、バラツキが生じるおそれがなく、シール部材を安価かつ容易に成形できる。
また、前記光沢面加工工程は、前記凹凸面加工工程後に行われ、前記凹凸面加工工程により加工した凹凸面の一部を光沢面に切削加工することが好ましい。
この構成では、凹凸面加工工程により成形型に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。
また、前記凹凸面は、前記成形型の成形面の内周側に残されることが好ましい。
この構成では、成形面の面積が大きい外周側が光沢面加工工程により切削加工されるので、切削加工が行い易く、成形用金型を容易に製造できる。
また、このような成形用金型により成形されたシール部材は、例えばシリンダ室内で往復動するピストンを備えたピストンポンプに好適に用いることができる。この場合、ピストンの摺動をシール部材の内周側面の摺接により確保しつつ、シリンダ室に対するシール部材の移動をシール部材の外周側面の当接により抑制することが可能である。
また、凹凸面加工工程は、ブラスト処理法により前記凹凸面を加工する処理を含むことが好ましい。
この構成では、凹凸面を簡単に形成できるので、コストの低減を図ることができる。
また、本発明のシール部材は、前記シール部材の成形用金型の製造方法を用いて製造された成形用金型により成形されることを特徴とする。
本発明によれば、異なる表面性状を備えるシール部材が得られる。
また、本発明のシール部材は、被摺動部材と、前記被摺動部材に対して相対的に移動する摺動部材との間に配置した場合に、前記凹凸面は、前記摺動部材に摺接する摺接面として機能し、前記光沢面は、前記被摺動部材に当接する非摺接面として機能することが好ましい。
この構成では、摺動部材への凹凸面の摺接により摺動部材の摺動を確保しつつ、被摺動部材への光沢面の当接により被摺動部材に対する移動を抑制することが可能である。このように、表面性状の異なる面を摺動部材及び被摺動部材に対して的確に配置することで、シール部材の移動を抑制でき、シール部材の耐久性向上が実現される。
また、本発明のシール部材は、被摺動部材と、前記被摺動部材に対して相対的に移動する摺動部材との間に配置され、内周側面及び外周側面のそれぞれにシール部を備えた環状のシール部材である。前記内周側面及び前記外周側面のうち前記摺動部材に摺接する面は凹凸面であり、前記被摺動部材に当接する面は光沢面であることが好ましい。
本発明によれば、摺動部材への凹凸面の摺接により摺動部材の摺動を確保しつつ、被摺動部材への光沢面の当接により被摺動部材に対する移動を抑制することが可能である。また、表面性状の異なる面を摺動部材及び被摺動部材に対して的確に配置することで、シール部材の移動を抑制でき、シール部材の耐久性向上が実現される。
本発明に係るシール部材の成形用金型の製造方法及びシール部材によれば、表面性状に優れ、加工性向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の下型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造手順を説明する図であり、凹凸面加工工程により凹凸面が形成された成形用金型の下型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造手順を説明する図であり、光沢面加工工程により光沢面を形成する途中の成形用金型の下型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を用いたピストンポンプを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。
以下では、本発明の実施形態について、適宜図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、同一の要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1Bに示すように、本実施形態のシール部材の成形用金型1は、上下一対に分割され成形型(上型2及び下型3)により構成されている。上型2と下型3とは、上下方向の略中央部となる中央割り(センター割り)の分割面(パーティングライン、型割り面)2a,3aにより分割されている。成形用金型1は、図4に示すシール部材50を圧縮成形するための金型であり、断面略X字状を呈する成形面を備えている。上型2及び下型3の成形面は、上下略対称の断面形状を呈している。はじめに、下型3について詳細に説明する。
下型3は、図1A,1Bに示すように、内周成形面32と、内周成形面32に連続する外周成形面33とを備えている。内周成形面32及び外周成形面33は、湾曲凹形状の断面形状を有しており、分割面3aに臨む部分に溝部31,31を備えている。各溝部31,31は、シール部材50(図4参照)のオーバーフロー部55a,55aを形成するためのスペースとして機能する。
内周成形面32は、下型3の径方向内側に形成される面であり、図1A,図1Bにおいて一点鎖線で示す領域50aのことを言う。内周成形面32は、凹凸面に形成されている。凹凸面は、表面に高低差をつけることにより形成可能である。本実施形態では、表面に研磨材を吹き付けて凹凸を形成するブラスト処理法により凹凸面を形成している。ブラスト処理法としては、例えば、サンドブラスト法、研磨剤を含むブラスト用流体を吹き付けて凹凸を形成するウエットブラスト法等が挙げられる。なお、ブラスト処理法によらず薬剤を用いて表面を荒らす手法により凹凸面を形成してもよい。
外周成形面33は、下型3の径方向外側に形成される面であり、光沢面に形成されている。光沢面は、切削加工により形成可能である。
上型2は、図1Bに示すように、内周成形面22と、内周成形面22に連続する外周成形面23とを備えている。内周成形面22及び外周成形面23は、下型3に備わる溝部31,31を有していない点を除いて、下型3の内周成形面32、外周成形面33と上下対称の断面形状を呈している。
上型2と下型3とを組み合わせた状態で、上型2の内周成形面22と下型3の内周成形面32とは、図1Bに示すように、分割面2a,3aを跨いで連続している。つまり、成形用金型1は、分割面2a,3aを跨いで上下に亘る領域50aに凹凸面を備えている。また、上型2の外周成形面23と下型3の外周成形面33とは、同様に、分割面2a,3aを跨いで連続している。そして、上型2において、内周成形面22と外周成形面23とは、分割面2a,3aを跨がずに上型2内で連続している。同様に、下型において、内周成形面32と外周成形面33とは、分割面2a,3aを跨がずに下型3内で連続している。
次に、成形用金型1の製造方法について説明する。成形用金型1の製造方法は、凹凸面加工工程と、光沢面加工工程とを備えている。凹凸面加工工程及び光沢面加工工程は、上型2と下型3との両方に対して同様に行うものであるため、以下では、下型3を加工する場合を例に挙げて説明する。
凹凸面加工工程は、下型3の内周成形面32を凹凸面に加工する工程である。一方、光沢面加工工程は、下型3の外周成形面33を光沢面に加工する工程である。なお、これらの工程に先立って、下型3には、図2に示すように、内周成形面32を切削加工しておく。また、これと一緒に、下型3の外周側に予備成形面33aを切削加工しておく。予備成形面33aは、内周成形面32に連続する平らな底面33a2と、底面33a2の外周縁部から立ち上がる周壁面33a1とを備えている。
凹凸面加工工程では、下準備として、下型3の分割面3aにマスキングを施す。そして、サンドブラスト法により、下型3の溝部31を含む内周成形面32の全体及び予備成形面33aの全体に研磨材を吹き付ける。これにより、下型3の成形面の全体が研磨剤により削られ、成形面の全体に亘る領域50b(破線で図示)が凹凸面に形成されている。
その後、光沢面加工工程により、図3に示すように、下型3の外周部を切削加工し外周成形面33を形成する。図3は光沢面を加工する際の加工途中の状態を示している。光沢面加工工程により、下型3の外周部の予備成形面33aが切削加工され、光沢面とされた外周成形面33が形成される。内周成形面32と外周成形面33との境(凹凸面と光沢面との境)となる境界部35は、下型3の成形面全体の径方向の中央部に位置している。
以上のような工程を経ることにより、凹凸面とされた内周成形面32と、光沢面とされた外周成形面33とを有する下型3が製造される。なお、同様の工程を経ることにより、凹凸面とされた内周成形面22と、光沢面とされた外周成形面23とを有する上型2が製造される。つまり、凹凸面は、成形型の成形面の内周側に残される。
次に、以上のような上型2及び下型3を有する成形用金型1で製造されるシール部材50について、図4を参照して詳細に説明する。
シール部材50は、図4に示すように、固定部材側となる被摺動部材W1と、被摺動部材W1に対して相対的に移動する摺動部材W2との間に好適に配置される。シール部材50は、四方に突出するリップ部51を有しており、断面略X字状を呈している。シール部材50は、摺動部材W2との摺動抵抗(摩擦係数)が小さく、靭性と耐摩耗性とを有する樹脂製の環状部材である。
シール部材50は、摺動部材W2に摺接する内周側面52と、被摺動部材W1に当接する外周側面53とを備えている。内周側面52は、成形用金型1の内周成形面22,32(図1B参照)により成形される面である(図4に二点鎖線で図示)。内周側面52は、オーバーフロー部55aを跨いで上下のリップ部51,51の全体に亘っている。また、外周側面53は、内周側面52以外の残りの面である。
内周側面52には、成形用金型1によって梨地状の凹凸面が全体的に形成されている。一方、外周側面53は、成形用金型1によって光沢面に形成されている。これにより、内周側面52は、外周側面53との境界部56,56を境にして外周側面53よりも摩擦係数の小さい低摩擦面に設定され、外周側面53との間に摩擦係数の差を有している。このような摩擦係数の差を設けることで、シール部材50は、内周側面52が摺動部材W2に対して摺動性を有し、外周側面53が被摺動部材W1に対して密着性を有するものとなっている。なお、シール部材50の軸方向X1は、摺動部材W2の軸方向(摺動方向)と同じ方向である。
図5は本実施形態のシール部材を用いたピストンポンプを示す断面図である。図5に示すように、ピストンポンプ10は、上記した摺動部材として機能するピストン110と、上記した被摺動部材として機能するシリンダ室102とを備えている。
ピストンポンプ10は、車両に搭載されるブレーキ液圧制御装置に設けられるものである。ブレーキ液圧制御装置は、車輪ブレーキに作用するブレーキ液圧を制御するものであり、図示しないマスタシリンダ室と車輪ブレーキとの間に接続される。
ブレーキ液圧制御装置は、ポンプボディとしての基体100を備えている。基体100には図示しない電磁弁やモータ(電動モータ)が取り付けられている。基体100の側面101には、シリンダ室102の一端が開口している。シリンダ室102の一端開口は、蓋部材114で封止されている。なお、基体100内には、液体としてのブレーキ液が通流する複数の流路(不図示)が形成されている。
ピストンポンプ10は、シリンダ室102と、ピストン110と、シート部材111と、偏心カム112と、コイルばね113と、蓋部材114と、を備えている。
シリンダ室102は、基体100の側面101から中心部に向けて段状に窄まる段付き円筒状を呈している。シリンダ室102は、側面101に開口する大径部104と、大径部104の一端に連続する第一中径部105と、第一中径部105の一端に連続する第二中径部106と、第二中径部106の一端に連続する小径部107とを備えている。
大径部104には蓋部材114が装着され、第一中径部105にはシート部材111が装着されている。そして、シール部材50は、第二中径部106の内側に配置されている。そして第一中径部105の内側から小径部107の内側に亘ってピストン110が配置されている。
蓋部材114の凹状の内空部には、吐出弁115を構成する付勢スプリング115aと、球状の弁体115bとが収容されている。弁体115bは、付勢スプリング115aによりシート部材111に向けて付勢され、シート部材111の一端の底部に開口形成された孔部に着座している。
蓋部材114の周壁部には、凹状の内空に連通する吐出口114aが形成されている。この吐出口114aを通じてピストンポンプ10からブレーキ液が吐出される。
シート部材111は、有底円筒状を呈しており、凹状の内空部からなるポンプ室118を形成している。シート部材111の周壁部には、第一中径部105の内側に形成されるスペース部105aに連通する吸入口117が形成されている。スペース部113aには、図示しない吸入弁及び吸入口117を介してブレーキ液が流入するように構成されている。
ポンプ室118は、ブレーキ液の液圧を高めるための空間である。ポンプ室118には、コイルばね113が配置されている。コイルばね113は、ポンプ室118内に配置されるピストン110の一端部に当接して、ピストン110を他端側の偏心カム112に向けて付勢している。偏心カム112は不図示の電動モータの出力軸121に取り付けられている。
シール部材50は、第二中径部106の内側に配置され、ピストン110の略中間位置に外嵌されている。シール部材50は、シリンダ室102の第二中径部106の内周面とピストン110の外周面とにより挟圧され、第二中径部106の内周面とピストン110の外周面との間を液密にシールしている。このようなシール部材50は、図5に示すような第二中径部106の内面に内嵌された二体の環状のストッパ126a,126bの間に位置決めされている。
このようなピストンポンプ10は、偏心カム112によりピストン110がシリンダ室102内で軸方向に往復動する。そして、ピストン110が他端側(カム室120側)に移動することで吸入口117からポンプ室118内にブレーキ液を吸入し、ピストン110が一端側(ポンプ室118側)に移動することで、ポンプ室118内から吐出弁115及び吐出口114aを介して吐出路108にブレーキ液を吐出する。
このようなピストンポンプ10において、シール部材50は、ピストン110の外周面への凹凸面の摺接によりピストン110の摺動を確保しつつ、ポンプ室118の壁面への光沢面の当接によりシリンダ室102に対する移動を抑制することが可能である。
以上説明した本実施形態によれば、凹凸面加工工程により成形用金型1の成形面の全体に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。また、凹凸面加工工程による加工及び光沢面加工工程による切削加工は、成形型単位で行われるため、成形型の型割の位置(分割面2a,3a)に関係なく加工を行うことができる。したがって、表面性状に優れ、加工性向上を図ることができる。
また、凹凸面と光沢面とを簡単に形成できるので、1つの成形用金型1で複数個取りを行う場合にも、バラツキが生じるおそれがなく、シール部材50を安価かつ容易に成形できる。
また、成形用金型1において、成形面の面積が大きい外周側が光沢面加工工程により切削加工されるので、切削加工が行い易く、製造が容易である。
また、シール部材50は、シリンダ室102内で往復動するピストン110を備えたピストンポンプ10に好適に用いることができる。この場合、ピストン110の摺動をシール部材50の内周側面52の摺接により確保しつつ、シリンダ室102に対するシール部材50の移動をシール部材50の外周側面53の当接により抑制することが可能である。
また、シール部材50は、ピストンポンプ10以外にも、被摺動部材と、被摺動部材に対して相対的に移動する摺動部材との間に好適に配置することができる。この場合、凹凸面が、摺動部材に摺接する摺接面として機能し、光沢面が、被摺動部材に当接する非摺接面として機能する。これにより、摺動部材の摺動を凹凸面の摺接により確保しつつ、被摺動部材に対する移動を光沢面の当接により抑制することが可能である。このように、表面性状の異なる面を摺動部材及び被摺動部材に対して的確に配置できるため、シール部材50の耐久性向上が実現される。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法について説明する。図6Aは、本発明の第2実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図、図6Bは、本発明の第2実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。
本実施形態の成形用金型1Aは、図6Aに示すように、上型2A及び下型3Aが軸方向X1に対して傾斜する斜め割りのパーティングラインを形成する分割面2a,3aを備えている。
上型2Aは、内周成形面22Aと、内周成形面22Aに連続する外周成形面23Aとを備えている。一方、下型3Aは、内周成形面32Aと、内周成形面32Aに連続する外周成形面33Aとを備えている。つまり、上型2A及び下型3Aは、分割面2a,3aで区切られることのない2つの成形面をそれぞれ有している。なお、上型2Aの内周成形面22A及び外周成形面23Aは、分割面2aに臨む溝部31,31を備えている。
上型2Aの内周成形面22A及び下型3Aの内周成形面32Aには、第1実施形態と同様に、凹凸面がブラスト処理法により形成されている。
このような成形用金型1Aは、第1実施形態と同様に、凹凸面加工工程及び光沢面加工工程により製造される。凹凸面加工工程により、上型2A及び下型3Aに凹凸面とされた内周成形面22A,32Aが形成される。また、光沢面加工工程により、上型2A及び下型3Aに光沢面とされた外周成形面23A,33Aが形成される。
成形用金型1Aで製造されるシール部材50Aは、図6Bに示すように、内周側面52Aと、外周側面53Aとを備えている。内周側面52Aは、成形用金型1Aの内周成形面22A,32A(図6A参照)により成形される面である(図6Bにおいて二点鎖線で図示)。内周側面52Aは、オーバーフロー部55aを跨いで上下のリップ部51,51の全体に亘っている。また、外周側面53Aは、内周側面52A以外の残りの面である。外周側面53Aも、オーバーフロー部55aを跨いで上下のリップ部51,51の全体に亘っている。
内周側面52Aには、成形用金型1Aによって梨地状の凹凸面が全体的に形成されている。一方、外周側面53Aは、成形用金型1Aによって光沢面に形成されている。これにより、内周側面52Aは、外周側面53Aとの境界部56,56を境にして外周側面53Aよりも摩擦係数の小さい低摩擦面に設定され、外周側面53Aとの間に摩擦係数の差を有している。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、凹凸面加工工程により成形用金型1Aの成形面の全体に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法について説明する。図7Aは、本発明の第3実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図、図7Bは、本発明の第3実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。
図7Aに示す成形用金型1Bは、軸方向X1(摺動方向)が長軸となり、これに直交するシール部材50Bの径方向が短軸となる断面略楕円形状の成形面を備えている。なお、上型2Bと下型3Bとは、上下方向の略中央部となる中央割り(センター割り)の分割面(パーティングライン)2a,3aにより分割されている。
上型2Bは、内周成形面22Bと、内周成形面22Bに連続する外周成形面23Bとを備えている。一方、下型3Bは、内周成形面32Bと、内周成形面32Bに連続する外周成形面33Bとを備えている。つまり、上型2B及び下型3Bは、分割面2a,3aで区切られることのない2つの成形面をそれぞれ有している。なお、下型3Bの内周成形面32B及び外周成形面33Bは、分割面2aに臨む溝部31,31を備えている。
上型2Bの内周成形面22B及び下型3Bの内周成形面32Bには、第1実施形態と同様に、凹凸面がブラスト処理法により形成されている。
このような成形用金型1Bは、第1,第2実施形態と同様に、凹凸面加工工程及び光沢面加工工程により製造される。凹凸面加工工程により、上型2B及び下型3Bに凹凸面とされた内周成形面22B,32Bが形成される。また、光沢面加工工程により、上型2B及び下型3Bに光沢面とされた外周成形面23B,33Bが形成される。
成形用金型1Bで製造されるシール部材50Bは、図7Bに示すように、内周側面52Bと、外周側面53Bとを備えている。内周側面52Bは、成形用金型1Bの内周成形面22B,32B(図7A参照)により成形される面である(図7Bにおいて二点鎖線で図示)。内周側面52Bは、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。また、外周側面53Bは、内周側面52B以外の残りの面である。外周側面53Bも、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。
内周側面52Bには、成形用金型1Bによって梨地状の凹凸面が全体的に形成されている。一方、外周側面53Bは、成形用金型1Bによって光沢面に形成されている。これにより、内周側面52Bは、外周側面53Bとの境界部56,56を境にして外周側面53Bよりも摩擦係数の小さい低摩擦面に設定され、外周側面53Bとの間に摩擦係数の差を有している。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、凹凸面加工工程により成形用金型1Bの成形面の全体に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法について説明する。図8Aは、本発明の第4実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図、図8Bは、本発明の第4実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。
図8Aに示す成形用金型1Cは、断面略D字形状の成形面を備えている。なお、上型2Cと下型3Cとは、軸方向X1に対して傾斜する斜め割りのパーティングラインを形成する分割面2a,3aを備えている。
上型2Cは、内周成形面22Cと、内周成形面22Cに連続する外周成形面23Cとを備えている。一方、下型3Cは、内周成形面32Cと、内周成形面32Cに連続する外周成形面33Cとを備えている。つまり、上型2C及び下型3Cは、分割面2a,3aで区切られることのない2つの成形面をそれぞれ有している。なお、上型2Cの内周成形面22C及び外周成形面23Cは、分割面2aに臨む溝部31,31を備えている。
上型2Cの内周成形面22C及び下型3Cの内周成形面32Cには、第1実施形態と同様に、凹凸面がブラスト処理法により形成されている。
このような成形用金型1Cは、第1実施形態と同様に、凹凸面加工工程及び光沢面加工工程により製造される。凹凸面加工工程により、上型2C及び下型3Cに凹凸面とされた内周成形面22C,32Cが形成される。また、光沢面加工工程により、上型2C及び下型3Cに光沢面とされた外周成形面23C,33Cが形成される。
成形用金型1Cで製造されるシール部材50Cは、図8Bに示すように、内周側面52Cと、外周側面53Cとを備えている。内周側面52Aは、成形用金型1Cの内周成形面22C,32C(図8A参照)により成形される面である(図8Bにおいて二点鎖線で図示)。内周側面52Cは、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。内周側面52Cの上下方向中央部には、径方向内側に向けて突出するリップ部51Cが設けられている。外周側面53Cは、内周側面52C以外の残りの面である。外周側面53Cも、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。
内周側面52Cには、成形用金型1Cによって梨地状の凹凸面が全体的に形成されている。一方、外周側面53Cは、成形用金型1Cによって光沢面に形成されている。これにより、内周側面52Cは、外周側面53Cとの境界部56,56を境にして外周側面53Cよりも摩擦係数の小さい低摩擦面に設定され、外周側面53Cとの間に摩擦係数の差を有している。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、凹凸面加工工程により成形用金型1Cの成形面の全体に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。
(第5実施形態)
次に本発明の第5実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法について説明する。図9Aは、本発明の第5実施形態に係るシール部材の成形用金型の製造方法により製造される成形用金型の成形面を示す断面図、図9Bは、本発明の第5実施形態に係るシール部材の成形用金型により成形されたシール部材を示す断面図である。
図9Aに示す成形用金型1Dは、断面略四角形状の成形面を備えている。なお、上型2Cと下型3Dとは、上下方向の略中央部となる中央割り(センター割り)の分割面(パーティングライン)2a,3aにより分割されている。
上型2Dは、内周成形面22Dと、内周成形面22Dに連続する外周成形面23Dとを備えている。一方、下型3Dは、内周成形面32Dと、内周成形面32Dに連続する外周成形面33Dとを備えている。つまり、上型2D及び下型3Dは、分割面2a,3aで区切られることのない2つの成形面をそれぞれ有している。なお、上型2Dの内周成形面22D及び外周成形面23Dは、分割面2aに臨む溝部31,31を備えている。
上型2Dの内周成形面22D及び下型3Dの内周成形面32Dには、第1実施形態と同様に、凹凸面がブラスト処理法により形成されている。
このような成形用金型1Dは、第1実施形態と同様に、凹凸面加工工程及び光沢面加工工程により製造される。凹凸面加工工程により、上型2D及び下型3Dに凹凸面とされた内周成形面22D,32Dが形成される。また、光沢面加工工程により、上型2D及び下型3Dに光沢面とされた外周成形面23D,33Dが形成される。
成形用金型1Dで製造されるシール部材50Dは、図9Bに示すように、内周側面52Dと、外周側面53Dとを備えている。内周側面52Aは、成形用金型1Dの内周成形面22D,32D(図8A参照)により成形される面である(図8Bにおいて二点鎖線で図示)。内周側面52Dは、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。外周側面53Dは、内周側面52D以外の残りの面である。外周側面53Dも、オーバーフロー部55aを跨いで上下に亘っている。
内周側面52Dには、成形用金型1Dによって梨地状の凹凸面が全体的に形成されている。一方、外周側面53Dは、成形用金型1Dによって光沢面に形成されている。これにより、内周側面52Dは、外周側面53Dとの境界部56,56を境にして外周側面53Dよりも摩擦係数の小さい低摩擦面に設定され、外周側面53Dとの間に摩擦係数の差を有している。
本実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。つまり、凹凸面加工工程により成形用金型1Dの成形面の全体に凹凸面を形成しておいてから、光沢面加工工程により凹凸面の一部をさらに切削加工して光沢面を形成できるので、成形面にマスキング等を施こさずに凹凸面と光沢面とを形成できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
前記第3実施形態及び第5実施形態では、成形用金型1B,1Dを中央割り(センター割り)の分割面2a,3aにより構成したが、これに限られることはなく、斜め割りのパーティングラインを形成する分割面により構成してもよい。
また、前記第4実施形態では、成形用金型1Cを斜め割りのパーティングラインを形成する分割面2a,3aにより構成したが、これに限られることはなく、中央割りの分割面により構成してもよい。
また、前記各実施形態では、凹凸面加工工程及び光沢面加工工程は、上型2,2A~2Dと下型3,3A~3Dとの両方に対して同様に行うものを示したが、これに限られることはなく、いずれか一方に対して行うものであってもよい。
さらに、前記各実施形態では、光沢面加工工程が凹凸面加工工程後に行われるものを示したが、これに限られることはなく、凹凸面加工工程が光沢面加工工程後に行われるものであってもよい。
1 成形用金型
1A~1D 成形用金型
2 上型(成形型)
2a 分割面(型割り面)
2A~2D 上型(成形型)
3 下型(成形型)
3a 分割面(型割り面)
3A~3D 下型(成形型)
10 ピストンポンプ
22 内周成形面
22A~22D 内周成形面
33 外周成形面
33A~33D 外周成形面
50 シール部材
50A~50D シール部材
102 シリンダ室(被摺動部材)
110 ピストン(摺動部材)

Claims (7)

  1. 内周側面と外周側面とを備えた環状のシール部材を成形するための成形用金型の製造方法であって、
    前記成形用金型は、型割り面で分割された一対の成形型を備えており、
    前記一対の成形型の少なくとも一方の成形型において、前記内周側面及び前記外周側面のうち少なくとも一方の側面を凹凸面に加工する凹凸面加工工程と、
    前記凹凸面加工工程により加工した凹凸面に隣接する他方の側面を光沢面に切削加工する光沢面加工工程と、を備えていることを特徴とするシール部材の成形用金型の製造方法。
  2. 前記光沢面加工工程は、前記凹凸面加工工程後に行われ、前記凹凸面加工工程により加工した凹凸面の一部を光沢面に切削加工することを特徴とする請求項1に記載のシール部材の成形用金型の製造方法。
  3. 前記凹凸面は、前記成形型の成形面の内周側に残されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシール部材の成形用金型の製造方法。
  4. 凹凸面加工工程は、ブラスト処理法により前記凹凸面を加工する処理を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシール部材の成形用金型の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシール部材の成形用金型の製造方法により製造されることを特徴とするシール部材。
  6. 請求項5に記載のシール部材において、
    被摺動部材と、前記被摺動部材に対して相対的に摺動する摺動部材との間に配置され、
    前記凹凸面は、前記摺動部材に摺接する摺接面として機能し、
    前記光沢面は、前記被摺動部材に当接する非摺接面として機能することを特徴とするシール部材。
  7. 被摺動部材と、前記被摺動部材に対して相対的に移動する摺動部材との間に配置され、内周側面及び外周側面のそれぞれにシール部を備えた環状のシール部材であって、
    前記内周側面及び前記外周側面のうち前記摺動部材に摺接する面は凹凸面であり、前記被摺動部材に当接する面は光沢面であることを特徴とするシール部材。
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