JP2023128453A - 光ファイバの製造方法、及び光ファイバの製造装置 - Google Patents

光ファイバの製造方法、及び光ファイバの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】線引された光ファイバ裸線を効率的に冷却する光ファイバの製造方法を提供する。【解決手段】光ファイバの製造方法は、光ファイバ母材を溶融して光ファイバ裸線を線引きする工程と、少なくとも1つの非接触ガイドにより光ファイバ裸線の進行方向を変更しつつ光ファイバ裸線を冷却する工程と、光ファイバ裸線に樹脂を被覆して光ファイバ素線を形成する工程と、を備える。冷却する工程では、非接触ガイドの内側から光ファイバ裸線に向けて気体が噴出される。この気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。【選択図】図1

Description

本開示は、光ファイバの製造方法、及び光ファイバの製造装置に関する。
特許文献1には、光ファイバの製造方法が開示されている。この光ファイバの製造方法では、光ファイバ母材を溶融して線引きした光ファイバ裸線の進行方向を方向変更器によって変更し、光ファイバ裸線の経路長を調整している。そして、この経路長の調整により、樹脂被覆される光ファイバ裸線の温度を調整している。
特開2016-147771号公報
特許文献1に記載の光ファイバの製造方法では、光ファイバ裸線の進行方向を水平方向に移動させることで光ファイバの経路長を長くし、これにより、光ファイバ裸線が冷却ガス雰囲気に触れる時間を長くして冷却を行っている。しかしながら、光ファイバ裸線を冷却ガス雰囲気中に通過させることで冷却しているため、光ファイバ裸線の冷却に時間がかかる。そこで、光ファイバ裸線の冷却をより効率的に行う光ファイバの製造方法及び製造装置が望まれている。
本開示は、光ファイバ裸線の冷却を効率的に行う、光ファイバの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
本開示は、光ファイバの製造方法を提供する。この光ファイバの製造方法は、光ファイバ母材を溶融して光ファイバ裸線を線引きする工程と、少なくとも1つの非接触ガイドにより光ファイバ裸線の進行方向を変更しつつ光ファイバ裸線を冷却する工程と、光ファイバ裸線に樹脂を被覆して光ファイバ素線を形成する工程と、を備える。冷却する工程では、非接触ガイドの内側から光ファイバ裸線に向けて気体が噴出される。気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。
本開示は、光ファイバの製造装置を提供する。この光ファイバの製造装置は、溶融装置、冷却装置、供給装置、及び、被覆装置を備える。溶融装置は、光ファイバ母材から光ファイバ裸線を線引きするために光ファイバ母材を溶融する。冷却装置は、光ファイバ裸線を冷却する。供給装置は、冷却装置に気体を供給する。被覆装置は、光ファイバ裸線を樹脂により被覆して光ファイバ素線を形成する。冷却装置は、少なくとも3つの非接触ガイドを有する。非接触ガイドのそれぞれは、光ファイバ裸線の進行方向を非接触で変更するように内側から外側に向けて気体が噴出するように構成される。供給装置から非接触ガイドに供給される気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。
本開示によれば、光ファイバ裸線の冷却を効率的に行うことができる。
図1は、一実施形態に係る光ファイバの製造装置の概略図である。 図2は、非接触ガイドを示す斜視図である。 図3は、図2に示す非接触ガイドのガイド領域の拡大断面図である。 図4は、図2に示す非接触ガイドをIV-IV線に沿って切断した際の断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。一実施形態に係る光ファイバの製造方法は、光ファイバ母材を溶融して光ファイバ裸線を線引きする工程と、少なくとも1つの非接触ガイドにより光ファイバ裸線の進行方向を変更しつつ光ファイバ裸線を冷却する工程と、光ファイバ裸線に樹脂を被覆して光ファイバ素線を形成する工程と、を備える。冷却する工程では、非接触ガイドの内側から光ファイバ裸線に向けて気体が噴出される。気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。
この光ファイバの製造方法では、光ファイバ裸線の進行方向を非接触で変更する非接触ガイドの内側から光ファイバ裸線に向けて気体(乾燥エア)が噴出される。この場合、光ファイバ裸線に近い領域において光ファイバ裸線に直接乾燥エアを吹き付けることになるため、光ファイバ裸線を効率的に冷却することができる。また、乾燥エアを噴出することで光ファイバ裸線に触れずに方向変更させる非接触ガイドには、光ファイバ裸線を受けてガイドする部分(例えば溝部分)があり、光ファイバ裸線の進行方向が変更される際に、噴出する乾燥エアは、非接触ガイドに沿う部分全体で、その狭いガイド部分から広い領域に急激に解放されることになる。この際、断熱膨張の影響により局所的な温度低下が生じ、乾燥エアの結露が起こり、当該結露が光ファイバ裸線に接触して断線を生じさせてしまう虞がある。しかしながら、本開示の一実施形態に係る製造方法では、乾燥エアの露点が0℃以下になるように管理されているため、かかる結露が防止される。よって、この製造方法によれば、結露による光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を効率的に冷却することが可能となる。なお、乾燥エアは、空気に限定されるものではなく、気体であればよい。乾燥エアは、例えば窒素であってもよい。
上記光ファイバの製造方法の一実施形態として、冷却する工程では、ろ過精度が0.03μm以下のガスフィルタを介して乾燥エアを非接触ガイドに供給してもよい。この場合、非接触ガイドから光ファイバ裸線に直接吹き付けられる乾燥エアから不純物等が除去されることから、乾燥エアに含まれる不純物等が衝突することによる光ファイバ裸線の断線を防止することができる。これにより、光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を効率的に冷却することが可能となる。
上記光ファイバの製造方法の一実施形態として、冷却する工程では、金属摺動部を有しない開閉バルブにより、非接触ガイドに供給される乾燥エアの供給量が調整されてもよい。この場合、非接触ガイドへの乾燥エアの供給量を調整する開閉バルブからの発塵(金属粉等)を低減して、発塵による光ファイバ裸線の断線を防止することができる。金属摺動部を有しない開閉バルブとしては、例えば、エアオペレートバルブなどを用いることができる。エアオペレートバルブの開閉制御にはソレノイドバルブを用いることができる。
また、一実施形態に係る光ファイバの製造装置は、溶融装置、冷却装置、供給装置、及び、被覆装置を備える。溶融装置は、光ファイバ母材から光ファイバ裸線を線引きするために光ファイバ母材を溶融する。冷却装置は、光ファイバ裸線を冷却する。供給装置は、冷却装置に気体を供給する。被覆装置は、光ファイバ裸線を樹脂により被覆して光ファイバ素線を形成する。冷却装置は、少なくとも3つの非接触ガイドを有する。非接触ガイドのそれぞれは、光ファイバ裸線の進行方向を非接触で変更するように内側から外側に向けて気体が噴出するように構成される。供給装置から非接触ガイドに供給される気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。
この光ファイバの製造装置では、光ファイバ裸線の進行方向を非接触で変更する非接触ガイドの内側から光ファイバ裸線に向けて気体(乾燥エア)が噴出される。この場合、光ファイバ裸線に近い領域において光ファイバ裸線に直接乾燥エアを吹き付けることになるため、光ファイバ裸線を効率的に冷却することができる。また、乾燥エアを噴出することで光ファイバ裸線に触れずに方向変更させる非接触ガイドには、光ファイバ裸線を受けてガイドする部分(例えば溝部分)があり、光ファイバ裸線の進行方向が変更される際に、噴出する乾燥エアは、非接触ガイドに沿う部分全体で、その狭いガイド部分から広い領域に急激に解放されることになる。この際、断熱膨張の影響により局所的な温度低下が生じ、乾燥エアの結露が起こり、当該結露が光ファイバ裸線に接触して断線を生じさせてしまう虞がある。しかしながら、本開示の一実施形態に係る製造装置では、乾燥エアの露点が0℃以下になるように管理されているため、かかる結露が防止される。よって、この製造方法によれば、結露による光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を効率的に冷却することが可能となる。
一実施形態として、上記の光ファイバの製造装置は、非接触ガイドと供給装置との間に配置されるフィルタを更に備えてもよい。フィルタは、ろ過精度が0.03μm以下のガスフィルタであってもよい。この場合、非接触ガイドから光ファイバ裸線に直接吹き付けられる乾燥エアからフィルタにより不純物等が除去されていることから、乾燥エアに含まれる不純物等が衝突することによる光ファイバ裸線の断線を防止することができる。これにより、光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を効率的に冷却することが可能となる。
一実施形態として、上記の光ファイバの製造装置は、非接触ガイドと供給装置との間に配置され、非接触ガイドに供給する乾燥エアの供給量を調整する開閉バルブを更に備えてもよい。開閉バルブは、金属摺動部を有しない開閉バルブであってもよい。この場合、非接触ガイドへの乾燥エアの供給量を調整する開閉バルブからの発塵(金属粉等)を低減して、発塵による光ファイバ裸線の断線を防止することができる。なお、金属摺動部を有しない開閉バルブとしては、例えば、エアオペレートバルブなどを用いることができる。エアオペレートバルブの開閉制御にはソレノイドバルブを用いることができる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示に係る光ファイバの製造方法及び光ファイバの製造装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。以下の説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1を参照して、一実施形態に係る光ファイバの製造方法及び光ファイバの製造装置について説明する。図1は、一実施形態に係る光ファイバの製造装置1の概略図である。製造装置1は、図1に示されるように、光ファイバ母材Faを加熱溶融して光ファイバ裸線Fbの線引きを行い、光ファイバ裸線Fbの外周に被覆樹脂を設けることにより光ファイバ素線Fcを製造する装置である。製造装置1は、線引き炉2(溶融装置)、冷却装置3、コーティング部4(被覆装置)、硬化部5、直下ローラ6、牽引ローラ7及び巻取部8を、光ファイバ裸線Fb及び光ファイバ素線Fcの通過経路に沿って順に備えている。製造装置1は、更に、ガス供給装置10、制御装置11、フィルタ12、開閉バルブ13を備えている。
線引き炉2は、光ファイバ母材Faを加熱溶融して鉛直方向(図1に示す方向X)に沿って線引きすることにより光ファイバ裸線Fbを形成する。線引き炉2は、光ファイバ母材Faの周囲に位置するヒータを有する。光ファイバ母材Faは、例えば石英ガラスを含むガラス体(プリフォーム)である。光ファイバ裸線Fbは、例えばコアと、コアの外周を覆うクラッドを含むガラス線である。線引き炉2は、光ファイバ母材Faの下端をヒータによって加熱し軟化させた後に線引きを行う。線引きされた光ファイバ裸線Fbは、冷却装置3へと送られる。
冷却装置3は、光ファイバ裸線Fbを冷却する。冷却装置3は、例えばハウジング3aによって囲まれる内部空間Sを有し、当該内部空間Sの中を光ファイバ裸線Fbが通過する。冷却装置3のハウジング3aを構成する外壁は、冷却装置3の内部を確認できるように透明なガラス又は樹脂によって構成されていてもよい。
光ファイバ裸線Fbは、複数の非接触ガイド20によって進行方向を変化させながら蛇行するように内部空間Sを通過する。光ファイバ裸線Fbは、各非接触ガイド20の間を方向X及び方向Yに対して傾斜する方向に通過する。本実施形態において、製造装置1の高さ方向を方向Xとし、幅方向を方向Yとし、奥行き方向を方向Zとする。本実施形態においては、方向X、方向Y及び方向Zは互いに直交する。冷却装置3は、7個の非接触ガイド20(非接触ローラ)を有する。非接触ガイド20A,20B,20C,20D,20E,20F,20Gは、光ファイバ裸線Fbの走行路において、この順に設けられている。以下、各非接触ガイド20を区別して説明する必要のない場合には、単に非接触ガイド20と総称して説明を行う。冷却装置3が有する非接触ガイド20の個数は複数であればよく、7個に限定されない。例えば、冷却装置3は、少なくとも3個の非接触ガイド20を有してもよく、5個以上15個以下の非接触ガイド20を有していてもよい。
各非接触ガイド20は、光ファイバ裸線Fbの移動方向を変更する部材である。非接触ガイド20は、円盤形状の部材であり、外周に設けられた隙間80(図2を参照)に沿って光ファイバ裸線Fbが通される。各非接触ガイド20は、内部空間Sを横切るように方向Yに沿って移動可能であってもよいし、移動せずに所定の位置にあってもよい。非接触ガイド20が移動可能な場合、冷却装置3の内部空間Sを通過する光ファイバ裸線Fbの長さが調整可能となる。本実施形態においては、3個の非接触ガイド20(非接触ガイド20B,20D,20F)が図1の紙面右側に向かって方向Yに沿って移動する。
また、各非接触ガイド20は、光ファイバ裸線Fbを冷却する部材としても機能する。即ち、非接触ガイド20の隙間80からは、ガス供給装置10から非接触ガイド20の内部に供給された気体(乾燥エア)が径方向の外側に向かって吹き出すようになっている。吹き出された乾燥エアは、隙間80に通された光ファイバ裸線Fbに内側から吹き付けられる。光ファイバ裸線Fbは、乾燥エアが直接吹き付けられることにより、浮遊した状態で冷却される。このような冷却装置3によって冷却された光ファイバ裸線Fbは、コーティング部4へと送られる。ガス供給装置10及び非接触ガイド20の詳細については後述する。なお、乾燥エアは、空気に限定されるものではなく、気体であればよい。乾燥エアは、例えば窒素であってもよい。
コーティング部4は、光ファイバ裸線Fbの外周に被覆樹脂を塗布する。被覆樹脂は、例えば紫外線硬化型樹脂である。コーティング部4は、種類の異なる2つの被覆樹脂を光ファイバ裸線Fbの外周に塗布してもよい。コーティング部4は、例えばプライマリ樹脂を光ファイバ裸線Fbに塗布した後、セカンダリ樹脂をプライマリ樹脂の外側に塗布してもよい。コーティング部4は、プライマリ樹脂とセカンダリ樹脂とを略同時に光ファイバ裸線Fbに塗布してもよい。被覆樹脂が塗布された光ファイバ裸線Fbは、硬化部5に送られる。
硬化部5は、紫外線を照射することにより、光ファイバ裸線Fbに塗布された被覆樹脂を硬化させる。硬化部5は、紫外線を出射する紫外線ランプ等の発光素子を有している。光ファイバ裸線Fbに塗布された被覆樹脂が硬化することにより、光ファイバ素線Fcが完成する。完成した光ファイバ素線Fcは、直下ローラ6へと送られる。
直下ローラ6は、光ファイバ素線Fcの移動方向を方向Xに沿う方向から所定の方向へと変更する。直下ローラ6によって移動方向が変更された光ファイバ素線Fcは牽引ローラ7へと送られる。牽引ローラ7は、光ファイバ素線Fcを牽引し移動させる。牽引ローラ7の回転速度を変更することにより、光ファイバ素線Fcの移動速度を調整可能となっていてもよい。光ファイバ素線Fcは、牽引ローラ7から巻取部8へと送られ、巻取部8によって巻き取られる。以上で光ファイバ素線Fcの製造工程が終了する。
次に、冷却装置3(非接触ガイド20)へ冷却ガス(乾燥エア)を供給するガス供給装置10及び制御装置11について、図1を参照して、説明する。ガス供給装置10は、制御装置11による制御に基づいて露点が0℃以下となるように管理された乾燥エアを冷却装置3へ供給する。より具体的には、ガス供給装置10は、フィルタ12及び開閉バルブ13を介して各非接触ガイド20へ乾燥エアを供給する。なお、冷却装置3のハウジング3a内には、別のガス供給装置から別の冷却ガスを供給してもよい。
乾燥エアの供給に用いられるフィルタ12は、例えば、乾燥エア中の不純物を取り除くためのガスフィルタであり、例えば、ろ過精度(「ろ過度」ともいう)が0.03μm以下のガスフィルタを用いることができる。フィルタ12としては、ろ過精度が0.01μm以下のガスフィルタを用いてもよい。乾燥エアの中には0.01μmオーダーの異物が多いため、フィルタ12のろ過精度を0.03μm以下とすることで、不純物等が衝突することによる光ファイバ裸線Fbの断線頻度を半分程度に低減することができる。使用するフィルタ12のろ過精度を0.01μm以下とすることで、その断線頻度を更に低減することができる。ここでいう「ろ過精度」は、該当する大きさの粒子(例えば、ろ過精度が0.01μmの場合、0.01μm以上の粒子)の捕集効率が99.99%以上であることを意味する。また、乾燥エアの流量調整を行うための開閉バルブ13は、例えば、金属摺動部を有しないバルブ(調整弁)であり、摺動に伴う発塵(金属粉)の発生が抑制されている。このような開閉バルブ13としては、例えば、エアオペレートバルブを用いることができる。エアオペレートバルブの開閉制御には、ソレノイドバルブを用いてもよい。下流に配置されているフィルタ12での集塵能力が十分である場合には、開閉バルブ13、ソレノイドバルブであってもよい。
ガス供給装置10は、ガス供給源10a、乾燥機10b、及び露点計10cを有する。ガス供給源10aからは、所定の圧力で気体が供給される。この気体は、例えば空気であるが、窒素であってもよい。乾燥機10bは、ガス供給源10aから供給された気体を乾燥させることで、乾燥エアを生成する。乾燥機10bによる乾燥により、ガス供給源10aから供給された乾燥エアに含まれる水蒸気の含有量が低減され、これにより、乾燥エアの露点が下げられる。より具体的には、乾燥エアの露点が0℃以下となるように、乾燥機10bにより乾燥される。水蒸気の低減は、例えば水蒸気の蒸発または吸着により行ってもよい。なお、「露点」とは、水蒸気を含む気体を冷却したときに、水蒸気から水への凝縮が始まる温度を意味し、露点が0℃以下である場合、水蒸気を含むガスを露点まで冷却すると、水蒸気から水への凝縮と、水から氷への凝固とが始まる。なお、ここで使用される乾燥エアは、露点が-10℃以下となるように乾燥機10bにより乾燥されてもよく、露点が-20℃以下となるように乾燥機10bにより乾燥されてもよい。
ガス供給装置10の露点計10cは、乾燥機10bによって乾燥された乾燥エアの露点を測定する。乾燥エアは、露点計10cで測定される露点が予め設定された露点である0℃以下となるまで乾燥機10bにより乾燥される。つまり、ガス供給装置10は、制御装置11の制御により、冷却装置3の非接触ガイド20等に供給する乾燥エアの露点が0℃以下となるように管理する。露点管理された乾燥エアは、上述したように、フィルタ12を介して、冷却装置3(非接触ガイド20等)に供給され、冷却装置3内の内部空間Sは、露点管理された乾燥エアで充填される。
制御装置11は、上述したように、ガス供給装置10を制御する装置である。制御装置11は、例えばコンピュータであり、CPU、メモリなどの記憶媒体、及び、入出力インターフェイス等を備えて構成される。制御装置11は、ガス供給装置10から供給される乾燥エアが露点計10cによる測定で所定の露点である0℃以下となるように、ガス供給源10aから供給される気体の流量及び乾燥機10bによる気体の乾燥等を制御する。
次に、図2及び図3を参照して、非接触ローラの一例である非接触ガイド20の構造について説明する。図2は、非接触ガイド20を示す斜視図である。図3は、図2の隙間80近傍の拡大図である。
非接触ガイド20は、光ファイバ裸線Fbの移動方向を非接触の状態で変更する部材である。非接触ガイド20は、平面視において円形状を有している。非接触ガイド20は、図2に示すように、第1フランジ30と第2フランジ70との間に隙間80を有している。隙間80は、非接触ガイド20の外周に沿って環状に設けられている。隙間80には、光ファイバ裸線Fbが通される。隙間80からは、非接触ガイド20の内部に導入された乾燥エアが径方向の外側に向かって吹き出されている。吹き出された乾燥エアは、隙間80に通された光ファイバ裸線Fbに吹き付けられる。光ファイバ裸線Fbは、乾燥エアが吹き付けられることにより浮遊し、第1フランジ30及び第2フランジ70と接触しないようになっている。また、光ファイバ裸線Fbは、上述したように、この乾燥エアが吹き付けられることにより、冷却される。なお、非接触ガイド20では、第2フランジ70は、第1フランジ30に対して移動可能に構成されており、両者の間の隙間80の幅を調整することができる。
続いて、図3及び図4を参照して、隙間80に光ファイバ裸線Fbを通した際の非接触ガイド20の構成について説明する。図4は、非接触ガイド20を図2に示すIV-IV線に沿って切断した際の断面図である。第1フランジ30及び第2フランジ70は、図3に示すように、第1フランジ30の外縁部と第2フランジ70の外縁部との間に隙間80が設けられるように内部部材40に取り付けられる。本実施形態においては、第1フランジ30の周壁部32の外周面32aと第2フランジ70の周壁部72の外周面72aとの間に隙間80が設けられる。
隙間80は、図4に示すように、非接触ガイド20の周方向に沿って中心軸Cを囲むように設けられている。隙間80には、光ファイバ裸線Fbが通される。具体的には、光ファイバ裸線Fbは、入線部81から隙間80に入り、隙間80に沿って移動した後、出線部82から外部へ出る。図4に示す例では、光ファイバ裸線Fbは、隙間80のおよそ2分の1の領域を移動する。すなわち、非接触ガイド20によって光ファイバ裸線Fbの移動方向が約180°変更される。上述した入線部81及び出線部82の位置は、光ファイバ裸線Fbの移動方向の変更量によって定まる。本実施形態においては、上述のように光ファイバ裸線Fbの移動方向を約180°変更する。そのため、出線部82は、隙間80のおよそ周方向の2分の1の長さだけ入線部81からずれた位置に設定される。例えば、光ファイバ裸線Fbの移動方向を約90°変更する場合、出線部82は、隙間80のおよそ周方向の4分の1の長さだけ入線部81からずれた位置(図4における隙間80の最上部)に設定されてもよい。
隙間80は、図3及び図4に示すように、バッファ溝51及び噴出口47と空間的に接続されている。これにより、噴出口47から噴出された乾燥エアは、バッファ溝51を通って隙間80から非接触ガイド20の外部へと吹き出す。隙間80から吹き出された乾燥エアは、隙間80に通された光ファイバ裸線Fbに吹き付けられる。乾燥エアの風圧により、第1フランジ30の外周面32a及び第2フランジ70の外周面72aから光ファイバ裸線Fbが浮いた状態が維持される。すなわち、光ファイバ裸線Fbは、隙間80において浮遊した状態となる。
隙間80から吹き出される乾燥エアの圧力(吹出圧)は、非接触ガイド20内の気体流路(不図示)に供給される乾燥エアの圧力(入口圧)、隙間80の幅W等の要素に応じて変化し、非接触ガイド20の巻き付け径D1等の要素にも影響を受ける。ここで巻き付き径D1とは、隙間80の全周に亘って光ファイバ裸線Fbを通した際に、光ファイバ裸線Fbによって形成される円(図4において実線及び破線で示す円B)の直径をいう。吹出圧は、光ファイバ裸線Fbの張力、又は光ファイバ裸線Fbの径等に応じて上記各要素を調整することにより最適化される。
一般に、光ファイバ裸線Fbの線速(移動速度)を上昇させている過程では光ファイバ裸線Fbにかかる張力が小さく、吹き付けられる乾燥エアの圧力が大きいと光ファイバ裸線Fbが共振し、非接触ガイド20に接触してしまう。そのため、光ファイバ裸線Fbの線速を上昇させている過程では吹出圧を小さくする。一方、線速が安定した状態では光ファイバ裸線Fbの張力が高く維持されるので吹出圧を大きくする。吹出圧を大きくする方法としては、例えば、入口圧を大きくする、隙間80の幅Wを小さくする、という方法を採用することができる。
例えば直径125μmの光ファイバ裸線Fbを浮遊させる場合、入口圧を50kPa以上200kPa以下、隙間80の幅Wを約0.2mm、にそれぞれ設定してもよい。このとき、1つの非接触ガイド20の隙間80から吹き出されるエアの流量は、30L/分以上150L/分以下であってもよい。
吹出圧を適切な大きさに調整する際には、まず一定流量の乾燥エアを流した状態において、入口圧が所定の値(例えば200kPa)になるまで隙間80の幅Wを小さくする。このとき、例えば第2フランジ70を第1フランジ30に向かって近づけることにより隙間80の幅Wを小さくしてもよい。その後、吹出圧が最適な大きさ(光ファイバ裸線Fbが適切に浮遊する大きさ)になるまで隙間80の幅Wを徐々に大きくする。このとき、例えば第2フランジ70を第1フランジ30から離間させることにより隙間80の幅Wを大きくしてもよい。この吹出圧の調整作業は、図1に示す各非接触ガイド20に対して行われてもよい。また、調整作業は、光ファイバ素線Fcの製造工程において任意のタイミングで行われてもよい。
非接触ガイド20は、図4に示すように、封止部材68を有する。説明の便宜上、図4以外の図においては封止部材68の図示を省略している。封止部材68は、複数の噴出口47のうち少なくとも一つを封止し、噴出口47における乾燥エアの通過を妨げる。封止部材68は、例えば樹脂等の弾性を有する材料から構成されてもよい。封止部材68は、細長い形状を有しており、噴出口47を塞ぐようにバッファ溝51の一部の領域に嵌め込まれる。本実施形態においては、バッファ溝51のおよそ半分の領域に封止部材68が嵌め込まれている。封止部材68によって噴出口47が封止された一部のエア流路46には乾燥エアが流れ込まず、噴出口47が封止されていない他のエア流路46に乾燥エアが流れ込む。
中心軸Cから非接触ガイド20の外周に向かう方向(非接触ガイド20の径方向)において、封止部材68の大部分は、隙間80に通される光ファイバ裸線Fbと重ならないように設けられる。図4に示す例では、封止部材68のうち両端部を除いた部分は、隙間80に通された光ファイバ裸線Fbと周方向位置が重ならないように設けられている。また、封止部材68の両端部と、光ファイバ裸線Fbとの間にはバッファ溝51内部の乾燥エアが流れ出る一対のエア逃げ部84が設けられている。エア逃げ部84からバッファ溝51に溜まった乾燥エアがスムーズに流れ出ることにより、隙間80から過度に高圧の乾燥エアが吹き出さず、光ファイバ裸線Fbを安定した状態で浮遊させることが可能となる。封止部材68の形状は上述したものに限られない。本実施形態においては、複数の噴出口47が、連続した1本の封止部材68によって封止されているが、例えば各々分離した複数の封止部材68によって複数の噴出口47がそれぞれ封止されていてもよい。
ここで、図1を参照して、上述した光ファイバの製造装置1を用いて光ファイバを製造する方法について説明する。まず、線引き炉2を用いて光ファイバ母材Faを溶融して、巻取部8により溶融した光ファイバ素線Fcを巻き取ることで、線引きを開始する。この際、線引き予定の光ファイバ裸線Fbは、各非接触ガイド20で進行方向が変更されるように配置される。
続いて、光ファイバ母材Faから線引きされた光ファイバ裸線Fbの進行方向を各非接触ガイド20により変更しつつ、各非接触ガイド20の内側から光ファイバ裸線Fbに向けて噴出される乾燥エアにより、光ファイバ裸線Fbを冷却する。この乾燥エアは、上述したように、ガス供給装置10及び制御装置11により、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである。また、この露点調整された乾燥エアは、ガス供給装置10から開閉バルブ13及びフィルタ12を介して、各非接触ガイド20に供給される。
続いて、十分に冷却された光ファイバ裸線Fbは冷却装置3から出て、コーティング部4で所定の樹脂を被覆する。その後、硬化部5で被覆樹脂が硬化され、光ファイバ素線Fcとして、巻取部8により巻き取られる。
以上、本実施形態に係る光ファイバの製造方法及び製造装置によれば、光ファイバ裸線Fbの進行方向を非接触で変更する非接触ガイド20の内側から光ファイバ裸線Fbに向けて乾燥エアが噴出される。この場合、光ファイバ裸線Fbに近い領域において光ファイバ裸線Fbに直接乾燥エアを吹き付けることになるため、光ファイバ裸線Fbを効率的に冷却することができる。また、乾燥エアを噴出することで光ファイバ裸線に触れずに方向変更させる非接触ガイド20には、光ファイバ裸線Fbを受けてガイドする部分(例えば隙間80)があり、光ファイバ裸線Fbの進行方向が変更される際、噴出する乾燥エアは、非接触ガイド20に沿う部分全体で、その狭い隙間80から広い領域に急激に解放されることになる。この際、断熱膨張の影響により局所的な温度低下が生じ、乾燥エアの結露が起こり、当該結露が光ファイバ裸線Fbに接触して断線を生じさせてしまう虞がある。しかしながら、上記実施形態に係る製造方法では、乾燥エアの露点が0℃以下になるように管理されているため、かかる結露の発生が防止される。よって、この製造方法によれば、結露による光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を非接触ガイド20等により効率的に冷却することが可能となる。
また、上記実施形態では、光ファイバ裸線Fbを冷却する際、ろ過精度が0.03μm以下のフィルタ12を介して乾燥エアを非接触ガイド20に供給している。この場合、非接触ガイド20から光ファイバ裸線Fbに直接吹き付けられる乾燥エアから不純物等が除去されていることから、乾燥エアに含まれる不純物等が衝突することによる光ファイバ裸線Fbの断線を防止することができる。これにより、光ファイバ裸線の断線を生じさせることなく、光ファイバ裸線を効率的に冷却することが可能となる。
また、上記実施形態では、金属摺動部を有しない開閉バルブ13により、非接触ガイド20に供給される乾燥エアの供給量が調整されている。この場合、非接触ガイド20への乾燥エアの供給量を調整する開閉バルブからの発塵(金属粉等)を低減して、発塵による光ファイバ裸線の断線を防止することができる。
1…製造装置
2…線引き炉(溶融装置)
3…冷却装置
4…コーティング部(被覆装置)
5…硬化部
6…直下ローラ
7…牽引ローラ
8…巻取部
10…ガス供給装置
10a…ガス供給源
10b…乾燥機
10c…露点計
11…制御装置
12…フィルタ
13…開閉バルブ
20、20A、20B、20C、20D、20E、20F、20G…エアガイド(非接触ガイド)
30…第1フランジ
32、72…周壁部
32a、72a…外周面
40…内部部材
46…エア流路
47…噴出口
51…バッファ溝
68…封止部材
70…第2フランジ
80…隙間
81…入線部
82…出線部
84…エア逃げ部
Fa…光ファイバ母材
Fb…光ファイバ裸線
Fc…光ファイバ素線
S…内部空間

Claims (6)

  1. 光ファイバ母材を溶融して光ファイバ裸線を線引きする工程と、
    少なくとも1つの非接触ガイドにより前記光ファイバ裸線の進行方向を変更しつつ前記光ファイバ裸線を冷却する工程と、
    前記光ファイバ裸線に樹脂を被覆して光ファイバ素線を形成する工程と、
    を備え、
    前記冷却する工程では、前記非接触ガイドの内側から前記光ファイバ裸線に向けて気体が噴出され、前記気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである、
    光ファイバの製造方法。
  2. 前記冷却する工程では、ろ過精度が0.03μm以下のガスフィルタを介して前記乾燥エアを前記非接触ガイドに供給する、
    請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  3. 前記冷却する工程では、金属摺動部を有しない開閉バルブにより、前記非接触ガイドに供給される前記乾燥エアの供給量が調整される、
    請求項1または請求項2に記載の光ファイバの製造方法。
  4. 光ファイバ母材から光ファイバ裸線を線引きするために前記光ファイバ母材を溶融する溶融装置と、
    前記光ファイバ裸線を冷却する冷却装置と、
    前記冷却装置に気体を供給する供給装置と、
    前記光ファイバ裸線を樹脂により被覆して光ファイバ素線を形成する被覆装置と、
    を備え、
    前記冷却装置は、前記光ファイバ裸線の進行方向を非接触で変更するように内側から外側に向けて前記気体が噴出するように構成された少なくとも3つの非接触ガイドを有し、
    前記供給装置から前記非接触ガイドに供給される前記気体は、露点が0℃以下に管理された乾燥エアである、
    光ファイバの製造装置。
  5. 前記非接触ガイドと前記供給装置との間に配置されるフィルタを更に備え、
    前記フィルタは、ろ過精度が0.03μm以下のガスフィルタである、
    請求項4に記載の光ファイバの製造装置。
  6. 前記非接触ガイドと前記供給装置との間に配置され、前記非接触ガイドに供給する前記乾燥エアの供給量を調整する開閉バルブを更に備え、
    前記開閉バルブは、金属摺動部を有しない開閉バルブである、
    請求項4または請求項5に記載の光ファイバの製造装置。


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