JP2023125344A - 銀ペーストの製造方法および銀ペースト - Google Patents

銀ペーストの製造方法および銀ペースト Download PDF

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建典 笹井
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Abstract

【課題】低温焼成可能で高導電性で基材密着性に優れる銀ペーストの製造方法を提供する。【解決手段】体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以上3.0μm以下で体積基準の累積90%粒子径が3.0μm以上180μm以下の銀ナノ粒子凝集体を、有機溶媒中で、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンと混合し、この混合液をジェットミルで攪拌することにより、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下の、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を形成し、該アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を含む銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程と、前記銀ナノ粒子分散液を濃縮する分散液濃縮工程と、濃縮後の銀ナノ粒子分散液に対し、銀フィラーおよびバインダー樹脂を混合して、銀ナノ粒子および銀フィラーを含むペーストを作るペースト化工程と、を有する銀ペーストの製造方法とする。【選択図】なし

Description

本発明は、銀ペーストの製造方法および銀ペーストに関し、さらに詳しくは、導電回路の形成に好適な銀ペーストの製造方法および銀ペーストに関するものである。
基板上に導電回路を形成するために、導電インクを用いることが知られている。導電インクとしては、銀フィラーや銀ナノ粒子などの銀粒子を含むものが知られている。銀ナノ粒子は、例えば熱分解法や湿式還元法により合成され、合成後に銀ナノ粒子が凝集しないように、溶媒へ分散させたり、分散剤で被覆したりしている。
国際公開2016/052033号
導電インクにおいて、導電材が銀フィラーのようなマイクロ粒子では、フィラーどうしの接触で導電パスが形成されるため、接触抵抗により高い導電性が得られにくい。また、導電材が銀ナノ粒子では、低温で焼成するためにバインダー成分を含まないため、基材との密着性に乏しい。さらに、導電材が銀フィラーと銀ナノ粒子であっても、単に複合化しただけでは、銀ナノ粒子の分散不足や銀フィラーおよび銀ナノ粒子の扁平化により、高い導電性が得られにくい。
本発明が解決しようとする課題は、低温焼成可能で高導電性で基材密着性に優れる銀ペーストの製造方法および銀ペーストを提供することにある。
本発明に係る銀ペーストの製造方法は、体積基準の累積50%粒子径が 0.2μm以上3.0μm以下で体積基準の累積90%粒子径が3.0μm以上180μm以下の銀ナノ粒子凝集体を、有機溶媒中で、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンと混合し、この混合液をジェットミルで攪拌することにより、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下の、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を形成し、該アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を含む銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程と、前記銀ナノ粒子分散液を濃縮する分散液濃縮工程と、濃縮後の銀ナノ粒子分散液に対し、銀フィラーおよびバインダー樹脂を混練りして、銀ナノ粒子および銀フィラーを含むペーストを作るペースト化工程と、を有するものである。
前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率は、60質量%以上90質量%以下であることが好ましい。前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率は、1.0質量%以上20質量%以下であることが好ましい。前記銀ナノ粒子凝集体100質量部に対する前記アルキルアミンの混合量は、1.0質量部以上10質量部以下であることが好ましい。前記分散液調製工程における前記有機溶媒の分散液全体における比率は、50質量%以上であり、前記濃縮後の銀ナノ粒子分散液における前記有機溶媒の比率は、40質量%以下であることが好ましい。
そして、本発明に係る銀ペーストは、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子と、銀フィラーと、バインダー樹脂と、有機溶媒と、を含み、前記アルキルアミンのアルキル基の炭素数が9以上16以下であり、前記アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子の粒子径は、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下であるものである。
前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率は、60質量%以上90質量%以下であり、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率は、1.0質量%以上20質量%以下であることが好ましい。
本発明に係る銀ペーストの製造方法によれば、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンを分散剤に用い、ジェットミルにて有機溶媒中で銀ナノ粒子を分散させるので、ナノ粒子形状が維持され、凝集抑制された銀ナノ粒子分散液を調製することができる。そして、得られた銀ナノ粒子分散液を濃縮することで、銀フィラーおよびバインダー樹脂と混練りしたときに、粘度の高い銀ペーストが得られ、高い導電性が得られる。得られた銀ペーストは、ナノ粒子形状が維持され凝集抑制された低融点の銀ナノ粒子と銀フィラーとを焼成によって複合化するものであり、さらにバインダー樹脂を含むことから、低温焼成可能で高導電性で基材密着性に優れたものとなる。
そして、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率が60質量%以上90質量%以下であると、低温で高導電の導電膜が得られやすい。
そして、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率が1.0質量%以上20質量%以下であると、基材密着性を維持しつつ、高粘度を確保して、高導電の導電膜が得られやすい。
そして、前記銀ナノ粒子凝集体100質量部に対する前記アルキルアミンの混合量が1.0質量部以上10質量部以下であると、銀ナノ粒子の凝集抑制効果と低温焼成の効果のバランスに優れる。
そして、前記分散液調製工程における前記有機溶媒の分散液全体における比率が50質量%以上であると、分散液調製工程における銀ナノ粒子の分散効果に優れ、前記濃縮後の銀ナノ粒子分散液における前記有機溶媒の比率が40質量%以下であると、ペースト化工程において、高粘度の銀ペーストが得られやすく、高導電の導電膜が得られやすい。
そして、本発明に係る銀ペーストによれば、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子と、銀フィラーと、バインダー樹脂と、有機溶媒と、を含み、前記アルキルアミンのアルキル基の炭素数が9以上16以下であり、前記アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子の粒子径は、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下であることから、低温焼成可能で高導電性で基材密着性に優れる。
そして、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率が60質量%以上90質量%以下であり、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率が1.0質量%以上20質量%以下であると、低温で基材密着性に優れる高導電の導電膜が得られやすい。
本発明に係る銀ペーストの製造方法について詳細に説明する。
本発明に係る銀ペーストの製造方法は、銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程と、銀ナノ粒子分散液を濃縮する分散液濃縮工程と、銀ナノ粒子および銀フィラーを含むペーストを作るペースト化工程と、を有する。
銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程において、分散処理前の原料となる銀ナノ粒子凝集体は、一次粒子径はナノサイズであるが凝集等により粒子径が比較的大きいものを用いる。具体的には、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以上3.0μm以下で体積基準の累積90%粒子径が3.0μm以上180μm以下の銀ナノ粒子凝集体を用いる。原料となる銀ナノ粒子凝集体は、市販の乾粉であってもよいし、公知の熱分解法や還元法などによって合成した合成品であってもよい。原料となる銀ナノ粒子凝集体は、これらのうちでは、扱いやすさなどから、市販の乾粉が好ましい。原料となる銀ナノ粒子凝集体は、予めアミンやカルボン酸などの分散剤により覆われているものであってもよい。なお、ナノサイズとは、1000nm未満であることをいう。また、0.1nm以上1000nm未満をいう。
銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程では、分散処理前の原料となる銀ナノ粒子凝集体を有機溶媒中でアルキルアミンと混合し、この混合液をジェットミルで攪拌する。ジェットミルで攪拌することで、銀ナノ粒子は高分散され、ナノ粒子形状を維持することができる。ビーズミルや3本ロールなどで攪拌すると、銀ナノ粒子の分散不足や銀ナノ粒子の扁平化が生じる。
アルキルアミンは、銀ナノ粒子の分散剤となる。アルキルアミンは、銀ナノ粒子を覆うことで銀ナノ粒子の凝集を抑えることができる。アルキルアミンは、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンを用いる。アルキルアミンのアルキル基の炭素数が9未満であると、銀ナノ粒子の凝集を抑える効果が低く、銀ナノ粒子が有機溶媒中で沈降する。また、アルキルアミンのアルキル基の炭素数が16超であると、所望の高導電性が得られない。アルキルアミンのアルキル基の炭素数は、銀ナノ粒子の分散性と高導電性などの観点から、より好ましくは10以上14以下である。また、アルキルアミンのアルキル基は、銀ナノ粒子の分散性の向上効果に優れるなどの観点から、直鎖アルキル基が好ましい。また、アルキルアミンは、銀ナノ粒子への吸着性に優れるなどの観点から、モノアルキルアミンが好ましい。
アルキルアミンの混合量は、分散処理前の原料となる銀ナノ粒子凝集体100質量部に対し、1.0質量部以上10質量部以下が好ましい。分散処理前の原料となる銀ナノ粒子凝集体100質量部に対し、アルキルアミンの混合量が1質量部以上であると、銀ナノ粒子の凝集抑制効果に優れる。また、アルキルアミンの混合量が10質量部以下であると、低温焼成の効果に優れる。アルキルアミンの混合量は、より好ましくは1.5質量部以上7.0質量部以下、さらに好ましくは2.0質量部以上5.0質量部以下である。
有機溶媒は、銀ナノ粒子の分散媒となる。分散液調製工程において、銀ナノ粒子を高分散するには、銀ナノ粒子の濃度が低いことが好ましい。この観点から、銀ナノ粒子分散液における有機溶媒の量は、50質量%以上であることが好ましい(固形分濃度は50質量%以下が好ましい。)。より好ましくは60質量%以上、さらに好ましくは70質量%以上である。一方、有機溶媒の量の上限は、特に限定されるものではないが、取り扱い性などの観点から、90質量%以下が好ましい。
分散液調製工程において、有機溶媒は、1種のみで構成されていてもよいし、2種以上で構成されていてもよい。有機溶媒は、主に銀ナノ粒子の分散目的で用いられるものであるが、後述するバインダー樹脂の溶解目的も兼ねていてもよい。有機溶媒は、好ましくは、高沸点溶媒と低沸点溶媒の2種の組み合わせがよい。低沸点溶媒は、分散液調製工程の後、分散液濃縮工程において留去するものである。高沸点溶媒は、分散液濃縮工程において留去しないでペースト化工程でバインダー樹脂を溶解するものである。
低沸点溶媒としては、沸点100℃以下のものがよい。低沸点溶媒としては、2-プロパノール、エタノール、2-ブタノン、アセトン、シクロヘキサンなどが挙げられる。これらのうちでは、バインダー樹脂の溶解性などの観点から、2-プロパノール、エタノール、2-ブタノンが好ましい。
高沸点溶媒としては、沸点140℃以上のものがよい。また、高沸点溶媒としては、高粘度のペーストを作製するなどの観点から、粘度45mPa・s以上1800mPa・s以下のものがよい。高沸点溶媒としては、テルピネオール、2,4-ジメチル-1,5-ペンタンジオール、リモネン、メンタノール、3,5,5-トリメチル-1-ヘキサノール、3,5,5-トリメチル-1-ヘキサナール、2-(2-ブトキシエトキシ)エタノール、メタクリル酸-2-メチルプロピル、2-エチルヘキサン酸などが挙げられる。
分散液調製工程の分散処理により、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を形成することができる。アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子は、粒子径がナノサイズに維持される。具体的には、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下である。
分散液濃縮工程では、分散液調製工程で得られた銀ナノ粒子分散液を濃縮する。ここでは、分散媒である有機溶媒の一部を加熱または減圧によって留去する。濃縮後の銀ナノ粒子分散液における有機溶媒の比率は、後述するペースト化工程において高粘度のペーストを作製するなどの観点から、40質量%以下が好ましい(固形分濃度は60質量%以上が好ましい。)。より好ましくは35質量%以下、さらに好ましくは30質量%以下である。一方で、銀ナノ粒子分散液を濃縮すると、銀ナノ粒子が凝集しやすくなる。このため、分散液濃縮工程では、有機溶媒の一部を残すことが好ましい。後述するペースト化工程において、バインダー樹脂を溶解する溶媒が必要なことから、ここでは、バインダー樹脂を溶解するのに必要な量の有機溶媒を残すことが好ましい。銀ナノ粒子の凝集を抑える、バインダー樹脂の溶解に用いるなどの観点から、濃縮後の銀ナノ粒子分散液における有機溶媒の比率は、10質量%以上であることが好ましい。より好ましくは20質量%以上である。有機溶媒が高沸点溶媒と低沸点溶媒の2種の組み合わせである場合には、分散液濃縮工程において低沸点溶媒を留去し、高沸点溶媒は留去しないことが好ましい。
ペースト化工程では、濃縮後の銀ナノ粒子分散液に対し、銀フィラーおよびバインダー樹脂を混練りして、銀ナノ粒子および銀フィラーを含むペーストを作る。混練りは、特に限定されるものではないが、3本ロールなどの公知の手法を用いることができる。
銀フィラーは、焼成時に銀ナノ粒子と複合化する。これにより、高い導電性を有するものとなる。銀フィラーは、板状(扁平状)であってもよいし、針状であってもよいし、球状であってもよい。銀フィラーは、粒子の使用量を低減し、コストに優れる、導電性を高くできるなどの観点から、扁平状、針状などのアスペクト比の高いものが好ましい。銀フィラーのアスペクト比としては、好ましくは1.2以上、より好ましくは1.5以上である。銀フィラーは、粒子径がマイクロサイズの銀粒子で構成される。銀フィラーの粒子径(最長部分の長さ)は、マイクロサイズであれば特に限定されるものではないが、1.0μm以上20μm以下が好ましい。より好ましくは1.0μm以上10μm以下、さらに好ましくは1.0μm以上5.0μm以下である。銀フィラーの粒子径(最長部分の長さ)は、マイクロトラック(粒子径分布測定装置)を用いて測定することができる。銀フィラーの粒子径(最長部分の長さ)は、メジアン径で表すことができる。
銀フィラーの配合量は、銀ナノ粒子と銀フィラーの合計に対し、10質量%以上40質量%以下が好ましい。同様に、銀ナノ粒子の配合量は、銀ナノ粒子と銀フィラーの合計に対し、60質量%以上90質量%以下が好ましい。銀ナノ粒子と銀フィラーの配合量が上記範囲内であると、低温で高導電の導電膜が得られやすい。銀フィラーの配合量は、銀ナノ粒子と銀フィラーの合計に対し、より好ましくは15質量%以上35質量%以下、さらに好ましくは20質量%以上30質量%以下である。
バインダー樹脂としては、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース誘導体などが挙げられる。これらのうちでは、耐熱性、耐候性などの観点から、PVBが好ましい。銀ペーストがバインダー樹脂を含むことで、基材密着性に優れる。
バインダー樹脂の量は、銀ナノ粒子と銀フィラーとバインダー樹脂の合計に対し、1.0質量%以上20質量%以下が好ましい。バインダー樹脂の量が上記合計の20質量%以下であると、高い導電性を確保しやすい。また、この観点から、バインダー樹脂の量は、上記合計に対し、より好ましくは15質量%以下である。一方、バインダー樹脂の量が上記合計の1.0質量%以上であると、高粘度を確保しやすい。また、この観点から、バインダー樹脂の量は、上記合計に対し、より好ましくは2.0質量%以上、さらに好ましくは5.0質量%以上である。そして、バインダー樹脂の量が、上記合計に対し、1.0質量%以上20質量%以下であると、基材密着性を維持しつつ、高粘度を確保して、高導電の導電膜が得られやすい。
銀ペーストにおいて、有機溶媒は、含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。バインダー樹脂の溶解性などの観点から、有機溶媒は含まれていることが好ましい。有機溶媒が含まれている場合には、銀ペーストにおいて、有機溶媒の含有量は、40質量%以下が好ましい。
以上の本発明に係る銀ペーストの製造方法によれば、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子と、銀フィラーと、バインダー樹脂と、有機溶媒と、を含む銀ペーストが得られる。アルキルアミンのアルキル基の炭素数が9以上16以下であり、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子の粒子径は、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下である。
以上の本発明に係る銀ペーストの製造方法によれば、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンを分散剤に用い、ジェットミルにて有機溶媒中で銀ナノ粒子を分散させるので、ナノ粒子形状が維持され、凝集抑制された銀ナノ粒子分散液を調製することができる。そして、得られた銀ナノ粒子分散液を濃縮することで、銀フィラーおよびバインダー樹脂と混練りしたときに、粘度の高い銀ペーストが得られ、高い導電性が得られる。得られた銀ペーストは、ナノ粒子形状が維持され凝集抑制された低融点の銀ナノ粒子と銀フィラーとを焼成によって複合化するものであり、さらにバインダー樹脂を含むことから、低温焼成可能で高導電性で基材密着性に優れたものとなる。
得られた銀ペーストを基材に塗布し、焼成することにより、導電回路の形成に好適な導電膜を形成することができる。低温焼成可能であることから、耐熱性の低い基材への導電膜の形成が可能となる。高導電となることで、効率的に電気を流すことができるため、より細い配線を描画することができ、視認性を求められる場所などへの展開も可能である。また、高導電となることで、高周波用アンテナなどにも適用可能となる。
銀ペーストを塗布する基材としては、ガラス基板、樹脂基板、セラミック基板などが挙げられる。樹脂基板としては、ポリカーボネート基板、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリブチレンテレフタレート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリエーテルサルホン基板などが挙げられる。
銀ペーストを塗布する方法は、バーコート法、ブレードコート法、ダイコート法、ロールコート法などの方法が挙げられる。細線パターンを形成する場合には、インクジェット法、ディスペンサー法、スクリーン印刷法などの方法を用いることができる。
銀ペーストの焼成は、空気雰囲気、不活性ガス雰囲気、脱気雰囲気のいずれの雰囲気でもよい。焼成温度は、銀ペーストの組成から、比較的低い温度とすることができる。具体的には、高い導電性を発揮できる温度として、80℃以上150℃以下とすることができる。焼成温度は、導電性の観点から、より好ましくは100℃以上である。銀ペーストの焼成時間は、焼成温度や膜厚、線幅などにもよるが、数分から1時間程度とすることができる。
銀ペーストの焼成を行うと、焼成過程において、低融点の銀ナノ粒子と銀フィラーが複合化し、高い導電性を発揮することができるようになる。導電膜の導電性は、体積抵抗で、10-6Ω・cmレベルの高い導電性を得ることができる。体積抵抗の好ましい範囲としては、1.0×10-6Ω・cm~9.0×10-6Ω・cm、2.0×10-6Ω・cm~8.0×10-6Ω・cmなどである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。
以下、実施例および比較例を用いて本発明を詳細に説明する。
(実施例1)
<銀ナノ粒子分散液の調製>
市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉)100質量部に対し、分散媒としてのターピネオールを22質量部、2-プロパノールを208質量部、分散剤としてのドデシルアミンを3.0質量部混合し、この混合液をジェットミルで攪拌することにより、銀ナノ粒子分散液を調製した(固形分濃度31質量%)。
(ジェットミル条件)
ジェットミル:吉田機械興業製「NanoVater」
パス回数:ストレートノズル(φ210μm)1回
クロスノズル(φ180μm)4回
圧力:100MPa
<銀ペーストの調製>
調製した銀ナノ粒子分散液を50℃の温浴で加熱し、500Pa以下の減圧環境(EYELA製「N-1110」)にて分散媒の一部を留去し、固形分濃度が31質量%から80質量%になるように濃縮した。次いで、濃縮後の銀ナノ粒子分散液100質量部に対し、銀フィラーを26.5質量部、バインダー樹脂を2.4質量部混合して、3本ロール(小平製作所製)にて混練りすることにより、銀ペースト(固形分濃度78質量%)を調製した。銀ペースト中の銀ナノ粒子および銀フィラーの合計の比率は、80質量%であった。また、銀ペースト中の銀粒子における銀ナノ粒子の比率は、75質量%であり、銀フィラーの比率は25質量%であった。
(3本ロール条件)
ロール間ギャップ:0.3mm
パス回数:5回
(市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉)の粒度測定)
市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉)の粒度測定を行った。市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉)100質量部に対し、分散媒としてのターピネオールを22質量部、2-プロパノールを208質量部混合し、この混合液を手で攪拌した後、粒度分布計(マイクロトラックベル製「Microtrac MT3300EX II」)を用い、粒度分布、体積基準の累積50%粒子径、体積基準の累積90%粒子径を測定した。それぞれ2回測定したところ、D50=2.2μm、3.0μm、D90=172.7μm、22.2μmであった。
(銀ナノ粒子分散液の粒度測定)
銀ナノ粒子分散液(固形分濃度31質量%)について、粒度分布計(マイクロトラックベル製「Microtrac MT3300EX II」)を用い、粒度分布、体積基準の累積50%粒子径、体積基準の累積90%粒子径を測定したところ、D50=0.1μm、D90=0.2μmであった。
(銀ペーストの粒度測定)
銀ペースト(固形分濃度78質量%)について、粒度分布計(マイクロトラックベル製「Microtrac MT3300EX II」)を用い、粒度分布、体積基準の累積50%粒子径、体積基準の累積90%粒子径を測定したところ、D50=0.4μm、D90=2.1μmであった。
(銀ナノ粒子分散液の導電性評価)
銀ナノ粒子分散液(固形分濃度31質量%)を基板(ポリエステルフィルム)上に塗布し、150℃、30分の条件で焼成し、0.5μm厚の塗膜をスピンコートで形成した。得られた塗膜の抵抗値を抵抗率計(日東精工アナリテック製「ロレスターGX MCP-T700」)で測定したところ、5×10-6Ω・cmと良好な導電性を示した。
(銀ペーストの導電性評価)
銀ペースト(固形分濃度78質量%)を基板(ポリエステルフィルム)上に塗布し、150℃、30分の条件で焼成し、2μm厚の塗膜をバーコートで形成した。得られた塗膜の抵抗値を抵抗率計(日東精工アナリテック製「ロレスターGX MCP-T700」)測定したところ、8×10-6Ω・cmと良好な導電性を示した。
(基材密着性)
銀ペースト(固形分濃度78質量%)を基板(ポリエステルフィルム)上に塗布し、150℃、30分の条件で焼成し、2μm厚の塗膜をバーコートで形成した。得られた塗膜について、JIS K5600に準拠して、粘着テープ(ニチバン製)を用いてクロスカット・テープ剥離試験(25マス)を行った。剥離が全くなかった場合を良好「〇」、1マスでも剥離があった場合を不良「×」とした。
(比較例1)
銀ナノ粒子分散液の調製において、ジェットミル分散に代えてビーズミル分散を行った以外は実施例1と同様にして、銀ナノ粒子分散液の調製を行った。
得られた銀ナノ粒子分散液について、実施例1と同様に、粒度分布、体積基準の累積50%粒子径、体積基準の累積90%粒子径、体積抵抗を測定した。
(ビーズミル条件)
ビーズミル:シンマルエンタープライゼス製「DYNO-MILL」
ビーズ種:ジルコニア
ビーズ径:0.5mm
ベッセル容器中ビーズ体積率/銀体積率:4.5
回転数:3500rpm
パス回数:5
(比較例2)
<銀ペーストの調製>
市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉)80質量部に対し、分散剤としてのドデシルアミンを3.8質量部、銀フィラーを27質量部、バインダー樹脂を2.4質量部混合して、3本ロール(小平製作所製)にて混練りすることにより、銀ペースト(固形分濃度78質量%)を調製した。銀ペースト中の銀ナノ粒子および銀フィラーの合計の比率は、80質量%であった。また、銀ペースト中の銀粒子における銀ナノ粒子の比率は、75質量%であり、銀フィラーの比率は25質量%であった。
得られた銀ペーストについて、実施例1と同様に、粒度分布、体積基準の累積50%粒子径、体積基準の累積90%粒子径、体積抵抗を測定した。また、得られた銀ペーストについて、実施例1と同様に基材密着性を評価した。
(3本ロール条件)
ロール間ギャップ:0.3mm
パス回数:5回
使用材料は、以下の通りである。
(銀ナノ粒子)
・市販の銀ナノ粒子凝集体(乾粉):徳力本店製「AgNP」(球状)、平均粒径(一次粒径0.05μm)
(分散剤)
・アルキルアミン<1>:ドデシルアミン(直鎖モノアルキル、炭素数12)
・アルキルアミン<2>:オレイルアミン(直鎖モノアルキル、炭素数18)
・アルキルアミン<3>:ジオクチルアミン(直鎖ジアルキル、炭素数8)
(有機溶媒)
・ターピネオール:沸点220℃、水酸基1、粘度67mPa・s
・2-プロパノール:沸点
(銀フィラー)
・徳力本店製「TC-380」(板状)、平均粒径(一次粒径2.0μm)、アスペクト比1.2~1.7
(バインダー樹脂)
・ポリビニルブチラール樹脂(PVB):積水化学製「SV-16」
Figure 2023125344000001
実施例1によれば、銀ナノ粒子分散液の調製において、ジェットミルにて銀ナノ粒子を分散させているので、ナノ粒子形状が維持され、凝集抑制された銀ナノ粒子分散液を調製することができている。そして、得られた銀ナノ粒子分散液を濃縮することで、銀フィラーおよびバインダー樹脂と混合したときに、粘度の高い銀ペーストが得られている。得られた銀ペーストは、150℃の低温で焼成することができ、低温焼成でも高い導電性を有するものとなっている。また、銀ペーストは、バインダー樹脂を含むことから、基材との密着性も良好である。
これに対し、比較例1では、銀ナノ粒子分散液の調製において、ジェットミルではなくビーズミルにて銀ナノ粒子を分散させている。このため、ナノ粒子形状は維持されず、銀ナノ粒子の凝集が起こっている。得られた銀ナノ粒子分散液は、150℃の低温で焼成することはできるものの、低温焼成では導電性が低いものとなっている。なお、得られた銀ナノ粒子分散液は、180℃で焼成しても、導電性は低いままであった。また、比較例1では、銀ナノ粒子分散液の導電性が低いため、銀ペーストの調製や導電性等の測定は行わなかった。
比較例2では、銀ナノ粒子分散液を調製しないで、銀ナノ粒子凝集体の乾粉と分散剤と銀フィラーとバインダー樹脂を3本ロールで混合攪拌している。このため、ナノ粒子形状は維持されず、銀ナノ粒子の凝集が起こっている。得られた銀ペーストは、150℃の低温で焼成することはできるものの、低温焼成では導電性が低いものとなっている。なお、得られた銀ペーストは、180℃で焼成しても、導電性は低いままであった。
次に、銀ナノ粒子分散液の調製において、分散剤であるアルキルアミンの影響について調べた。その結果を表2に示す。
(比較例3-4)
銀ナノ粒子分散液の調製において、アルキルアミンを変更した以外は実施例1と同様にして、銀ナノ粒子分散液の調製を行った。
Figure 2023125344000002
表2から、分散剤であるアルキルアミンのアルキル基の炭素数が9未満では、比較例4に示すように、銀ナノ粒子の分散効果が低く、粒子の沈降が観察された。このため、比較例4では、濃縮工程において、粒子が凝集し、高い導電性が得られないという不具合があった。一方、アルキルアミンのアルキル基の炭素数が16超では、比較例3に示すように、高い導電性が得られなかった。この結果から、分散剤であるアルキルアミンのアルキル基の炭素数は、9以上16以下がよいことがわかる。
そして、銀ナノ粒子分散液の調製において、実施例1の固形分濃度(31質量%)よりも濃度を濃くすると(例えば60質量%)、銀ナノ粒子の凝集が多く発生することがわかった。このため、銀ナノ粒子分散液の調製においては、固形分濃度を50質量%以下にするのがよいことがわかった。また、固形分濃度の低い銀ナノ粒子分散液(例えば30質量%)をそのまま銀ペーストの調製に用いると、分散媒である有機溶媒の量が多すぎるため、バインダー樹脂を加えても粘度を高くすることができず、導電性の悪化や高精細の描画ができないといった不具合が生じることが分かった。このため、銀ペーストの調製に際し、固形分濃度の低い銀ナノ粒子分散液(例えば30質量%)を濃縮するのがよいことがわかった。
以上、本発明の実施形態・実施例について説明したが、本発明は上記実施形態・実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。

Claims (7)

  1. 体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以上3.0μm以下で体積基準の累積90%粒子径が3.0μm以上180μm以下の銀ナノ粒子凝集体を、有機溶媒中で、炭素数9以上16以下のアルキル基からなるアルキルアミンと混合し、この混合液をジェットミルで攪拌することにより、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下の、アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を形成し、該アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子を含む銀ナノ粒子分散液を調製する分散液調製工程と、
    前記銀ナノ粒子分散液を濃縮する分散液濃縮工程と、
    濃縮後の銀ナノ粒子分散液に対し、銀フィラーおよびバインダー樹脂を混練りして、銀ナノ粒子および銀フィラーを含むペーストを作るペースト化工程と、を有する、銀ペーストの製造方法。
  2. 前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率が、60質量%以上90質量%以下である、請求項1に記載の銀ペーストの製造方法。
  3. 前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率が、1.0質量%以上20質量%以下である、請求項1または請求項2に記載の銀ペーストの製造方法。
  4. 前記銀ナノ粒子凝集体100質量部に対する前記アルキルアミンの混合量が、1.0質量部以上10質量部以下である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の銀ペーストの製造方法。
  5. 前記分散液調製工程における前記有機溶媒の分散液全体における比率が、50質量%以上であり、前記濃縮後の銀ナノ粒子分散液における前記有機溶媒の比率が、40質量%以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の銀ペーストの製造方法。
  6. アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子と、銀フィラーと、バインダー樹脂と、有機溶媒と、を含み、
    前記アルキルアミンのアルキル基の炭素数が9以上16以下であり、
    前記アルキルアミンで覆われた銀ナノ粒子の粒子径は、体積基準の累積50%粒子径が0.2μm以下で体積基準の累積90%粒子径が1.0μm以下である、銀ペースト。
  7. 前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーの合計に対する前記銀ナノ粒子の比率が、60質量%以上90質量%以下であり、前記銀ナノ粒子と前記銀フィラーと前記バインダー樹脂の合計に対する前記バインダー樹脂の比率が、1.0質量%以上20質量%以下である、請求項6に記載の銀ペースト。
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