JP2023123208A - 車両用表示制御装置、表示制御方法、表示制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、車両用表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
特許文献1には、車両前方に存在する障害物を運転者へ警告する際に、当該障害物の存在を強調する強調画像の虚像を、外界風景である実景に重畳して表示させる表示制御装置が、開示されている。この表示制御装置は、障害物と重なる表示位置から、障害物とはずらした表示位置へ、強調画像の虚像表示を変位させている。
特許文献1に開示の表示制御装置のように、障害物と重なる表示位置に強調画像が虚像表示される状況では、強調画像の虚像表示によって障害物の全体が覆い隠されることで、運転者にとって障害物が視認しづらくなるおそれがある。また、障害物と重なる表示位置から、障害物とはずらした表示位置へ、強調画像の虚像表示が変位させられる状況では、実際の障害物ではない強調画像の虚像表示に運転者の視線が誘導されることで、運転者が障害物を誤認識するおそれがある。
本開示の課題は、運転者による障害物の認識性を高める表示制御装置を、提供することにある。本開示の別の課題は、運転者による障害物の認識性を高める表示制御方法を、提供することにある。本開示のさらに別の課題は、運転者による障害物の認識性を高める表示制御プログラムを、提供することにある。
以下、課題を解決するための本開示の技術的手段について、説明する。尚、特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
本開示の第一態様は、
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、当該虚像表示を制御する車両用表示制御装置(54)であって、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識する外界認識部(540,2540,3540,4540,5540,6540,7540,8540)と、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御する表示制御部(542,2542,3542,4542,5542,6542,7542,8542,9542)と、を備える。
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、当該虚像表示を制御する車両用表示制御装置(54)であって、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識する外界認識部(540,2540,3540,4540,5540,6540,7540,8540)と、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御する表示制御部(542,2542,3542,4542,5542,6542,7542,8542,9542)と、を備える。
本開示の第二態様は、
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行される表示制御方法であって、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識することと、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御することと、を含む。
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行される表示制御方法であって、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識することと、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御することと、を含む。
本開示の第三態様は、
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行させる命令を含む表示制御プログラムであって、
命令は、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識させることと、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御させることと、を含む。
自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行させる命令を含む表示制御プログラムであって、
命令は、
外界風景中に存在する障害物(91)を、認識させることと、
表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、障害物の輪郭に沿って制御させることと、を含む。
第一~第三態様によると、表示画像(56)としての輪郭画像(560)の虚像表示は、外界風景(9)中に存在する障害物(91)の輪郭に沿って制御される。これによれば、輪郭画像(560)の虚像表示によって障害物(91)の全体を覆い隠すことを抑制しつつ、障害物(91)の存在を強調することができる。故に、運転者による障害物(91)の認識性を高めることが、可能となる。
以下、本開示の実施形態を図面に基づき複数説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことで、重複する説明を省略する場合がある。また、各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。さらに、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。
(第一実施形態)
本開示が適用される第一実施形態の走行アシストシステム1は、図1に示すように、自車両2に搭載される。
本開示が適用される第一実施形態の走行アシストシステム1は、図1に示すように、自車両2に搭載される。
図1に示すように走行アシストシステム1は、外界センサ3、車両制御系4、及び表示系5を含んで構成されている。これら走行アシストシステム1の各構成要素,3,4,5は、例えばLAN(Local Area Network)等の車内ネットワーク6を介して互いに接続されている。
外界センサ3は、例えば他車両、人工構造物、人間、動物、及び交通表示等といった、自車両2の外界に存在する物標を検知する。外界センサ3は、例えばソナー、レーダ、及び車載カメラ30等のうち、少なくとも車載カメラ30を含む少なくとも一種類である。
具体的にソナーは、自車両2における例えばフロント部及びリア部等のうち少なくとも一箇所に設置される、超音波センサである。ソナーは、自車両2の外界のうち検知エリアへと送信した超音波の反射波を受信することで、当該検知エリア内の物標を検知して検知信号を出力する。レーダは、自車両2における例えばフロント及びリア部等のうち少なくとも一箇所に設置される、ミリ波センサ又はレーザセンサである。レーダは、自車両2の外界のうち検知エリアへと送信したミリ波若しくは準ミリ波、又はレーザの反射波を受信することで、当該検知エリア内の物標を検知して検知信号を出力する。
車載カメラ30は、自車両2の進行方向に撮像方向を向けた姿勢にて車室内のバックミラー近傍に設置される、フロントカメラを少なくとも含んでいる。車載カメラ30は、自車両2の側方を撮影可能な側方カメラ、及び、自車両2の後方を撮影可能な後方カメラ等をさらに含んでもよい。車載カメラ30は、検知エリア内における外界風景9を撮影した、画像信号を逐次出力する。
図1に示す車両制御系4は、車両状態センサ40、乗員センサ41、及び車両ECU42を備えている。車両状態センサ40は、車内ネットワーク6に接続されている。車両状態センサ40は、自車両2の走行状態を検知する。車両状態センサ40は、例えば車速センサ、回転数センサ、舵角センサ、燃料センサ、水温センサ、及び電波受信機等のうち、少なくとも一種類である。
具体的に車速センサは、自車両2の車速を検知することで、当該検知に応じた車速信号を出力する。回転数センサは、自車両2におけるエンジン回転数を検知することで、当該検知に応じた回転数信号を出力する。舵角センサは、自車両2の舵角を検知することで、当該検知に応じた舵角信号を出力する。燃料センサは、自車両2の燃料タンクにおける燃料残量を検知することで、当該検知に応じた燃料信号を出力する。水温センサは、自車両2における内燃機関の冷却水温度を検知することで、当該検知に応じた水温信号を出力する。電波受信機は、例えば測位衛星、車車間通信用の他車両送信機、及び路車間通信用の路側機等のうち少なくとも一種類からの出力電波を受信することで、交通信号を出力する。ここで交通信号は、例えば走行位置、走行方向、走行路状態、及び制限速度等のうち、自車両2に関連する少なくとも一種類の交通情報を表す。
乗員センサ41は、車内ネットワーク6に接続されている。乗員センサ41は、自車両2の車室内に搭乗した、例えば運転者等の乗員の状態又は操作を検知する。ここで運転者とは、自車両2の運転席上の乗員である。乗員センサ41は、例えばユーザ状態モニタ411、パワースイッチ、表示設定スイッチ、ターンスイッチ、及び自動制御スイッチ412等のうち、ユーザ状態モニタ411及び自動制御スイッチ412を含む複数種類である。
ユーザ状態モニタ411は、近赤外光源及び近赤外カメラを含む構成である。図2に示すユーザ状態モニタ411は、運転席のヘッドレスト部分に近赤外カメラを向けた姿勢にて、例えばステアリングコラム部7の上面又はインストルメントパネル8の上面等に設置されている。ユーザ状態モニタ411は、近赤外光源からの近赤外光を照射された運転者の頭部を近赤外カメラによって撮影し、画像を逐次出力する。
パワースイッチは、自車両2における例えば内燃機関及びモータジェネレータ等のうち少なくとも一種類の駆動源を始動させるために車室内にて乗員によりオン操作されることで、当該操作に応じたパワー信号を出力する。表示設定スイッチは、自車両2の車室内における表示状態を設定するために乗員により操作されることで、当該操作に応じた表示設定信号を出力する。ターンスイッチは、自車両2の方向指示器を作動させるために車室内にて乗員によりオン操作されることで、当該操作に応じたターン信号を出力する。自動制御スイッチ412は、自車両2の走行状態に対する自動制御を指令するために、車室内にて乗員によりオン操作されることで、当該操作に応じた自動制御信号を出力する。
図1に示す車両ECU(Electronic Control Unit)42は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータを主体として構成され、車内ネットワーク6に接続されている。車両ECU42は、駆動源ECU、ブレーキECU、ステアリングECU及び統合ECU421等のうち、統合ECU421を含む少なくとも一種類である。
具体的に駆動源ECUは、自車両2における例えば内燃機関及びモータジェネレータ等のうち少なくとも一種類の駆動源の作動を、車室内でのアクセルペダルの操作に従って又は自動で制御することで、自車両2の車速を加減速する。ブレーキECUは、自車両2におけるブレーキアクチュエータの作動を、車室内でのブレーキペダルの操作に従って又は自動で制御することで、自車両2の車速を加減速する。ステアリングECUは、自車両2における電動パワーステアリングの作動を、車室内でのステアリングホイールの操作に従って自動で制御することで、自車両2の舵角を調整する。統合ECU421は、例えば車両ECU42の他ECUによる制御情報等に基づき、当該他ECUの作動を同期制御する。
図1に示すように表示系5は、視覚情報を提示するために自車両2に搭載されている。表示系5は、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)50、MFD(Multi Function Display)51、コンビネーションメータ52及びHCU(HMI(Human Machine Interface) Control Unit)54を備えている。
HUD50は、図2示すように、自車両2の車室内においてインストルメントパネル8に設置されている。HUD50は、例えば液晶パネル又はプロジェクタ等の表示器50iにて形成した表示画像56を、自車両2におけるフロントウインドシールド21に対して、光学系50oを通して投影する。図4に示すようにフロントウインドシールド21は、透光性ガラスにより形成されることで、車室外のうち自車両2の前方に存在する外界風景9を透過させる。その結果、フロントウインドシールド21で反射した表示画像56の光束と、フロントウインドシールド21を透過した外界風景9からの光束とが、自車両2の運転者により知覚される。以上により、フロントウインドシールド21よりも前方位置に結像される表示画像56の虚像は、図5に示すように外界風景9の一部に重畳して表示されて、運転者により視認可能となる。また、インストルメントパネル8に配置されてフロントウインドシールド21と共同して外界風景9を透過させる透光性コンバイナを用いることで、当該コンバイナに表示画像56を投影することによっても、虚像表示の実現が可能である。
HUD50には、図2に示すように画角VAが設定される。HUD50にて表示画像56の虚像を結像可能な空間中の仮想範囲を結像面ISとすると、画角VAは、運転者のアイポイントEPと結像面ISの外縁とを結ぶ仮想線に基づき規定される視野角である。画角VAは、運転者がアイポイントEPから虚像を視認可能な角度範囲となる。一例として、結像面ISは、アイポイントEPから見て、概ね十数m~数十m程度の前方路面に重なるよう設定される。
HUD50は、自車両2の走行に関連する情報を示す表示画像56として、自車両2の走行の障害となる障害物91の輪郭画像560(図5参照)を、虚像として表示可能である。輪郭画像560は、障害物91の輪郭に沿って生成される。
MFD51は、自車両2の車室内においてセンターコンソールに設置される。MFD51は、少なくとも一つの液晶パネルにて所定情報を示すように形成した画像の実像を、乗員により視認可能に表示する。MFD51による実像表示としては、ナビゲーション情報、オーディオ情報、映像情報及び通信情報等のうち、少なくとも一種類の情報を示す画像の表示が採用される。
コンビネーションメータ52は、自車両2の車室内においてインストルメントパネル8に設置される。コンビネーションメータ52は、自車両2に関する車両情報を、運転者により視認可能に表示する。コンビネーションメータ52は、例えば液晶パネルに形成した画像により車両情報を表示するデジタルメータ、及び指針により目盛を指示して車両情報を表示するアナログメータ等のうち、少なくとも一種類である。コンビネーションメータ52による表示としては、例えば車速、エンジン回転数、燃料残量、冷却水温度、並びにターンスイッチ、自動制御スイッチ412の操作状態等のうち、少なくとも一種類の情報を示す表示が採用される。
図1に示すようにHCU54は、プロセッサ54p及びメモリ54mを有するマイクロコンピュータを主体として、構成されている。HCU54は、自車両2に搭載されて表示系5の表示要素50,51,52及び車内ネットワーク6に接続されている。HCU54は、表示要素50,51,52の作動を同期制御する。このときHCU54は、例えば外界センサ3の出力信号、車両ECU42での制御情報、メモリ54mの記憶情報、及びHCU54自身での取得情報等に基づき、表示要素50,51,52の作動を制御する。尚、HCU54のメモリ54m及び他の各種ECUのメモリは、例えば半導体メモリ、磁気媒体若しくは光学媒体等といった記憶媒体を、少なくとも一つ使用してそれぞれ構成される。
ここで特に本実施形態では、表示画像56をHUD50に虚像表示させるHCU54は、「車両用表示制御装置」として機能する。具体的にHCU54のプロセッサ54pは、メモリ54mに記憶された表示制御プログラムに含まれる複数の命令を、実行する。これによりHCU54は、自車両2においてHUD50での表示画像56の虚像表示を制御するための機能ブロックである機能部を、図3に示すように複数構築する。こうした複数の機能部には、外界認識部540、眼球情報取得部541、及び表示制御部542が含まれる。
外界認識部540は、車載カメラ30により自車両2の外界風景9を撮像した外界画像に基づくことで、自車両2の運転者により外界風景9中に視認可能な物標のうち、自車両2の障害となる障害物91を認識する。具体的に外界認識部540は、外界画像の解析により、外界風景9中の物標を、例えば当該物標のサイズ、位置、形状、相対距離、種類等と共に認識する。外界認識部540が認識する物標は、例えば歩行者、自転車、他車両、交通信号、ガードレール、道路標識、及び区画線等のうち、少なくとも一種類である。さ外界認識部540は、外界画像の変化に基づくことで外界風景9中の物標の、例えば進行方向、及び自車両2に対する相対速度等のうち、少なくとも一種類を認識する。外界認識部540は、こうした認識結果に基づいて、外界風景9中の物標が自車両2の走行の障害となるか否かを、判定する。外界認識部540は、自車両2との衝突リスクの想定された物標を、障害物91として認識する。
眼球情報取得部541は、ユーザ状態モニタ411からの撮像画像を解析することで、運転者のアイポイントEPに関する眼球情報を取得する。具体的に眼球情報取得部541は、運転者のアイポイントEPの座標データを算出することで、眼球情報を取得する。
表示制御部542は、外界認識部540より認識された障害物91の、例えばサイズ、及び位置等のうち少なくとも一種類の情報に基づくことで、図5に示すように障害物91の輪郭全域に沿う輪郭画像560を、生成する。表示制御部542は、障害物91の種類に対応する動作予測モデルを用いることで、規定時間後の障害物91の将来状態を予測して、当該将来状態における障害物91の輪郭に沿った輪郭画像560を生成してもよい。この場合に規定時間の一例は、輪郭画像560の生成から虚像表示までの時間である。こうして障害物91の将来状態が予測される場合、輪郭画像560の生成から虚像表示までの時間差を考慮した輪郭画像560生成を行うことが可能となる。
図3に示す表示制御部542は、運転者の視線上において輪郭画像560の虚像が障害物91の輪郭に正しく沿うように、輪郭画像560の虚像表示位置を眼球情報に基づいて逐次調整する。具体的に表示制御部542は、眼球情報と、車載カメラ30の設置位置とに基づいて、運転者の眼球上において輪郭画像560の虚像が障害物91の輪郭に沿うように、当該虚像の表示位置を調整する。
特に本実施形態の表示制御部542は、輪郭画像560の虚像が障害物91の輪郭全域上に正しく重畳されるように、当該虚像の表示位置を調整する。このとき表示制御部542は、障害物91の最外形線の座標データを算出して、眼球情報が表すアイポイントEPの座標データと当該算出座標データとの間をつなぐ視線を想定する。表示制御部542は、この想定視線上に輪郭画像560の虚像が重畳し、且つ障害物91の最外形線から内側に設定幅の輪郭線状に当該虚像が表示される位置を、設定する。こうした設定により輪郭画像560の虚像の内周側には、障害物91が視認されることとなる。
表示制御部542は、こうして表示位置を調整された輪郭画像560をHUD50へ向けて出力することで、輪郭画像560の虚像表示を障害物91の輪郭に沿って制御する。特に本実施形態の表示制御部542は、輪郭画像560の虚像表示を、障害物91の輪郭上に重畳制御する。また本実施形態の表示制御部542は、輪郭画像560の虚像表示を、連続表示状態に制御する。
以下、HCU54による表示制御方法の手順を、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。この表示制御フローは、少なくとも自車両2の手動運転モードにおいて定期的に実行される。
S101において外界認識部540は、外界風景9中に障害物91を認識したか否かを、判定する。障害物91を認識したと判定された場合、表示制御フローはS102に進む。一方、障害物91を認識したと判定されなかった場合、表示制御フローが終了する。
障害物91を認識したと判定された場合のS102において表示制御部542は、当該障害物91に関する情報に基づき、当該障害物91の輪郭画像560を生成する。
S102に続くS103において、眼球情報取得部541は、運転者のアイポイントEPに関する眼球情報を取得する。
S103に続くS104において、表示制御部542は、眼球情報に基づいて輪郭画像560の表示位置を調整する。
S104に続くS105において、表示制御部542は、輪郭画像560の画像データをHUD50へ向けて出力する。
(作用効果)
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態によると、表示画像56としての輪郭画像560の虚像表示は、外界風景9中に存在する障害物91の輪郭に沿って制御される。これによれば、輪郭画像560の虚像表示によって障害物91の全体を覆い隠すことを抑制しつつ、障害物91の存在を強調することができる。故に、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
第一実施形態では、輪郭画像560の虚像表示が障害物91の輪郭上に重畳制御される。これによれば、運転者の視線を障害物91の輪郭に誘導させて、当該障害物91の誤認識を抑制することができる。故に、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
第一実施形態では、運転者の視線上において輪郭画像560の虚像が障害物91の輪郭に沿うように、運転者の眼球情報に基づいて輪郭画像560の虚像表示位置が調整される。これによれば、運転者の姿勢変更に伴ってアイポイントEPが移動した場合にも、運転者の視線を障害物91の輪郭に誘導させ続けることができる。故に、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
(第二実施形態)
図7に示すように第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。
図7に示すように第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。
第二実施形態の外界認識部2540は、第一実施形態での外界認識部540と同一の機能を担うことに加え、認識した障害物91の周囲における外界風景9の色彩に関する色彩情報を認識する。色彩情報には、例えば色相、彩度、及び明度等のうち少なくとも一種類が含まれる。
第二実施形態の表示制御部2542は、輪郭画像560の虚像表示色と、障害物91の周囲における外界風景9の色彩と、のコントラスト比が視認性を確保可能な許容範囲となるように、輪郭画像560の虚像表示色を色彩情報に基づいて調整する。具体的に表示制御部2542は、メモリ54mに保存された例えば色彩テーブル等の参照データに従うことで、コントラスト比が許容範囲となるように虚像表示色を設定する。表示制御部2542は、障害物91の周囲における外界風景9の色彩情報に基づいて、色差が最大となるように虚像表示色を設定してもよい。例えば表示制御部2542は、障害物91の周囲において青色に認識された部分に隣接する輪郭画像560の表示色を、黄色に設定するとよい。
虚像表示色の調整には、輪郭画像560の虚像表示輝度を調整することも、含まれる。表示制御部2542は、障害物91の周囲における外界風景9の色彩情報に基づいて、虚像表示全体としての輝度を調整する。表示制御部2542は、輪郭画像560の虚像表示における色ごとの輝度を、色彩情報に基づいて調整してもよい。
こうした第二実施形態による表示制御フローでは、図8に示すように第一実施形態と同様なS101において障害物91が認識された場合、S106が実行される。S106において外界認識部2540は、障害物91の周囲における外界風景9の色彩情報を認識する。
さらに第二実施形態による表示制御フローでは、第一実施形態と同様なS102に続いて、S107が実行される。S107において表示制御部2542は、輪郭画像560の虚像表示色を、S106で認識された色彩情報に基づいて調整する。尚、S107の実行後には、第一実施形態と同様なS103~S105が順次実行される。
(作用効果)
以上説明した第二実施形態の作用効果を、以下に説明する。
以上説明した第二実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第二実施形態では、輪郭画像560の虚像表示色と、障害物91の周囲における外界風景9の色彩と、のコントラスト比が視認性を確保できる許容範囲となるように、障害物91の周囲における色彩情報に基づいて輪郭画像560の虚像表示色が調整される。これによれば、輪郭画像560の虚像表示に対する運転者の視認性を向上させて、運転者による障害物91の見落としを抑制することができる。故に、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
(第三実施形態)
図9に示すように第三実施形態は、第一実施形態の変形例である。
図9に示すように第三実施形態は、第一実施形態の変形例である。
第三実施形態の外界認識部3540は、第一実施形態での外界認識部540と同一の機能を担うことに加え、認識した障害物91の相対速度及び相対距離に基づいて、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
さらに第三実施形態の表示制御部3542は、外界認識部3540により認識された障害物91までの時間距離が所定の近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を連続表示制御状態に制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部3542は、輪郭画像560の虚像表示を点滅表示状態に制御する。ここで点滅表示状態とは、図10に示すように、障害物91の輪郭に輪郭画像560の虚像表示が重畳している状態と、輪郭画像560の虚像表示が消失している状態とを、交互に実現する状態である。
こうした第三実施形態による表示制御フローでは、図11に示すように第一実施形態と同様なS101において障害物91が認識された場合、S108が実行される。S108において表示制御部3542は、自車両2と障害物91との間の時間距離が近距離範囲内であるか否かを、判定する。時間距離が近距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS109に進む。一方、時間距離が近距離範囲内であると判定されなかった場合、つまり、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS110に進む。
時間距離が近距離範囲内であると判定された場合のS109において、表示制御部3542は、表示画像56の虚像表示を連続表示状態に設定する。一方、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合のS110において、表示制御部3542は、表示画像56の虚像表示を点滅表示状態に設定する。尚、S109の実行後及びS110の実行後には、第一実施形態と同様なS102~S105が順次実行される。
(作用効果)
以上説明した第三実施形態の作用効果を、以下に説明する。
以上説明した第三実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第三実施形態では、自車両2と障害物91の間の時間距離が近距離範囲内の場合に、輪郭画像560の虚像表示が連続表示状態に制御される一方、時間距離が遠距離範囲内である場合に、輪郭画像560の虚像表示が点滅表示状態に制御される。これによれば、時間距離が小さい場合には、自車両2に近い障害物91に対する輪郭画像560の連続表示により、継続的に当該障害物91の存在を強調することができる。一方で時間距離が大きい場合には、自車両2から離れた障害物91に対する点滅表示により、相対的に小さく視認される当該障害物91に運転者の注意を惹き易くなる。これらによれば、自車両2から障害物91までの時間距離に応じて、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
(第四実施形態)
図12に示すように第四実施形態は、第二実施形態の変形例である。
図12に示すように第四実施形態は、第二実施形態の変形例である。
第四実施形態の外界認識部4540は、第二実施形態での外界認識部2540と同一の機能を担うことに加え、認識した障害物91の相対速度及び相対距離に基づいて、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
さらに第四実施形態の表示制御部4542は、外界認識部4540により認識された障害物91までの時間距離が所定の近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を連続表示制御状態に制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部4542は、輪郭画像560の虚像表示を点滅表示状態に制御する。
こうした第四実施形態による表示制御フローでは、図13に示すように第二実施形態と同様なS106に続いて、S108が実行される。S108において表示制御部4542は、自車両2と障害物91との間の時間距離が近距離範囲内であるか否かを、判定する。時間距離が近距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS109に進む。一方、時間距離が近距離範囲内であると判定されなかった場合、つまり、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS110に進む。
時間距離が近距離範囲内であると判定された場合のS109において、表示制御部4542は、表示画像56の虚像表示を連続表示状態に設定する。一方、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合のS110において、表示制御部4542は、表示画像56の虚像表示を点滅表示状態に設定する。尚、S109の実行後及びS110の実行後には、第二実施形態と同様なS102,S107,S103~S105が順次実行される。
以上説明した第四実施形態は、第三実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第五実施形態)
図14に示すように第五実施形態は、第一実施形態の変形例である。
図14に示すように第五実施形態は、第一実施形態の変形例である。
第五実施形態のHUD550は、第一実施形態の輪郭画像560に加えて、障害物91の重畳画像561(図15参照)を、虚像として表示可能である。重畳画像561は、障害物91の輪郭に沿って生成される。
第五実施形態の外界認識部5540は、第一実施形態での外界認識部540と同一の機能を担うことに加え、認識した障害物91の相対速度及び相対距離に基づいて、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
さらに第五実施形態の表示制御部5542は、外界認識部5540により認識された障害物91までの時間距離が所定の近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を障害物91の輪郭上に重畳制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部5542は、表示画像56として輪郭画像560に代わる重畳画像561の虚像表示を、図15に示すように輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御する。
特に本実施形態の表示制御部5542は、重畳画像561の虚像が障害物91の輪郭上から輪郭内に跨って正しく重畳されるように、当該虚像の表示位置を調整する。このとき表示制御部5542は、障害物91の最外形線の座標データを算出して、眼球情報が表すアイポイントEPの座標データと当該算出座標データとの間をつなぐ視線を想定する。表示制御部5542は、この想定視線上に重畳画像561の虚像が重畳し、且つ障害物91の最外形線から内側全域に当該虚像が表示される位置を、設定する。こうした設定により重畳画像561の虚像表示は、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御される。
こうした第五実施形態による表示制御フローでは、図16に示すように第一実施形態と同様なS101において障害物91が認識された場合、S108が実行される。S108において表示制御部5542は、自車両2と障害物91との間の時間距離が近距離範囲内であるか否かを、判定する。時間距離が近距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS102に進む。一方、時間距離が近距離範囲内であると判定されなかった場合、つまり、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS111に進む。
時間距離が近距離範囲内であると判定された場合のS102において、表示制御部5542は、表示画像56として輪郭画像560を生成する。一方、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合のS111において、表示制御部5542は、表示画像56として重畳画像561を生成する。尚、S102の実行後及びS111の実行後には、第一実施形態と同様なS103~S105が順次実行される。
(作用効果)
以上説明した第五実施形態の作用効果を、以下に説明する。
以上説明した第五実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第五実施形態では、自車両2と障害物91の間の時間距離が近距離範囲内の場合に、輪郭画像560の虚像表示が輪郭上に重畳制御される一方、時間距離が遠距離範囲内である場合に、重畳画像561の虚像表示が、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御される。これによれば、時間距離が小さい場合には、自車両2に近い障害物91に対して輪郭上の輪郭画像560により、当該障害物91全体を覆い隠すことを抑制しつつ、当該障害物91の存在を強調することができる。一方で時間距離が大きい場合には、自車両2から離れた障害物91に対して輪郭上から輪郭内に跨ることで表示面積の増大する重畳画像561により、相対的に小さく視認される当該障害物91の存在を早目に強調することができる。これらによれば、自車両2から障害物91までの時間距離に応じて、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
(第六実施形態)
図17に示すように第六実施形態は、第二実施形態の変形例である。
図17に示すように第六実施形態は、第二実施形態の変形例である。
第六実施形態のHUD650は、第一実施形態の輪郭画像560に加えて、障害物91の重畳画像561(図15参照)を、虚像として表示可能である。重畳画像561は、障害物91の輪郭に沿って生成される。
第六実施形態の外界認識部6540は、第二実施形態での外界認識部6540と同一の機能を担うことに加え、認識した障害物91の相対速度及び相対距離に基づいて、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
特に本実施形態の表示制御部6542は、重畳画像561の虚像が障害物91の輪郭上から輪郭内に跨って正しく重畳されるように、当該虚像の表示位置を調整する。このとき表示制御部6542は、障害物91の最外形線の座標データを算出して、眼球情報が表すアイポイントEPの座標データと当該算出座標データとの間をつなぐ視線を想定する。表示制御部6542は、この想定視線上に重畳画像561の虚像が重畳し、且つ障害物91の最外形線から内側全域に当該虚像が表示される位置を、設定する。こうした設定により重畳画像561の虚像表示は、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御される。
さらに第六実施形態の表示制御部6542は、外界認識部6540により認識された障害物91までの時間距離が所定の近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を障害物91の輪郭上に重畳制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部6542は、表示画像56として輪郭画像560に代わる重畳画像561の虚像表示を、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御する。
こうした第六実施形態による表示制御フローでは、図18に示すように第二実施形態と同様なS106に続いて、S108が実行される。S108において表示制御部6542は、自車両2と障害物91との間の時間距離が近距離範囲内であるか否かを、判定する。時間距離が近距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS102に進む。一方、時間距離が近距離範囲内であると判定されなかった場合、つまり、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合、表示制御フローはS111に進む。
時間距離が近距離範囲内であると判定された場合のS102において、表示制御部6542は、表示画像56として輪郭画像560を生成する。一方、時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合のS111において、表示制御部6542は、表示画像56として重畳画像561を生成する。尚、S102の実行後及びS111の実行後には、第二実施形態と同様なS107,S103~S105が順次実行される。
以上説明した第六実施形態は、第五実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第七実施形態)
図19に示すように第七実施形態は、第三、第五実施形態の組み合わせによる変形例である。
図19に示すように第七実施形態は、第三、第五実施形態の組み合わせによる変形例である。
第七実施形態のHUD750は、第五実施形態のHUD550と同様に、輪郭画像560及び重畳画像561を、虚像として表示可能である。
第七実施形態の外界認識部7540は、第三、第五実施形態での外界認識部3540、5540と同様に、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
第七実施形態の表示制御部7542は、外界認識部7540にて認識された障害物91までの時間距離が近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を、連続表示状態にて、障害物91の輪郭上に重畳制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部7542は、表示画像56として輪郭画像560に代わる重畳画像561の虚像表示を、点滅表示状態にて、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御する。
こうした第七実施形態による表示制御フローでは、図20に示すように第三実施形態と同様なS109に続いて、S102が実行される。また、第三実施形態と同様なS110に続いて、S111が実行される。
S109に続くS102において表示制御部7542は、第五実施形態と同様に、表示画像56として輪郭画像560を生成する。一方、S110に続くS111において、表示制御部7542は、第五実施形態と同様に、表示画像56として重畳画像561を生成する。尚、S102の実行後及びS111の実行後には、第一実施形態と同様なS103~S105が順次実行される。
以上説明した第七実施形態は、第三、第五実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第八実施形態)
図21に示すように第八実施形態は、第四、第六実施形態の組み合わせによる変形例である。
図21に示すように第八実施形態は、第四、第六実施形態の組み合わせによる変形例である。
第八実施形態のHUD850は、第六実施形態と同様に、輪郭画像560及び重畳画像561を、虚像として表示可能である。
第八実施形態の外界認識部8540は、第四、第六実施形態での外界認識部4540、6540と同様に、自車両2と当該障害物91との時間距離を認識する。
第八実施形態の表示制御部8542は、外界認識部8540にて認識された障害物91までの時間距離が近距離範囲内(例えば、1s以下又は未満)である場合に、輪郭画像560の虚像表示を、連続表示状態にて、障害物91の輪郭上に重畳制御する。一方、時間距離が近距離範囲よりも自車両2から遠い遠距離範囲内(例えば、1s超過又は以上)である場合に、表示制御部8542は、表示画像56として輪郭画像560に代わる重畳画像561の虚像表示を、点滅表示状態にて、輪郭上から輪郭内に跨って障害物91に重畳制御する。
こうした第八実施形態による表示制御フローでは、図22に示すように第四実施形態と同様なS109に続いて、S102が実行される。また、第四実施形態と同様なS110に続いて、S111が実行される。
S109に続くS102において表示制御部8542は、第六実施形態と同様に、表示画像56として輪郭画像560を生成する。一方、S110に続くS111において、表示制御部8542は、第六実施形態と同様に、表示画像56として重畳画像561を生成する。尚、S102の実行後及びS111の実行後には、第二実施形態と同様なS107,S103~S105が順次実行される。
以上説明した第八実施形態は、第四、第六実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第九実施形態)
図23に示すように第九実施形態は、第一~第八実施形態と組み合わせ可能な変形例である。
図23に示すように第九実施形態は、第一~第八実施形態と組み合わせ可能な変形例である。
第九実施形態の車両ECU942は、自車両2の運転モードとして、自動運転モードと手動運転モードとの切り替えを行う。ここで車両ECU942は、例えば作動時のシステムが全ての運転タスクを実行する条件付運転自動化等によって、自動運転モードを実現する。車両ECU942は、こうした自動運転モードから手動運転モードへの切り替えに伴って、切り替えに対する準備時間を運転者へ与えるために、切り替え期間を設定する。
以下、一例として、第九実施形態を第一実施形態と組み合わせた場合の表示制御フローについて説明する。
第九実施形態による表示制御フローは、手動運転モード時に加えて、自動運転モード時においても定期的に実行される。第九実施形態による表示制御フローでは、図24に示すように第一実施形態と同様なS101において障害物が認識された場合、S112が実行される。
S112において表示制御部9542は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替え期間か否かを、判定する。自動運転モードから手動運転モードへの切り替え期間であると判定された場合、表示制御フローはS102に進む。一方、自動運転モードから手動運転モードへの切り替え期間でないと判定された場合、表示制御フローはS113に進む。
自動運転モードから手動運転モードへの切り替え期間でないと判定された場合のS113において、表示制御部9542は、運転モードが手動運転モードであるか否かを、判定する。運転モードが手動運転モードであると判定された場合、表示制御フローはS102に進む。一方、運転モードが手動運転モードでないと判定された場合、つまり、運転モードが自動運転モードであると判定された場合、表示制御フローが終了する。また、S112において自動運転モードから手動運転モードへの切り替え期間であると判定された場合、及び、S113において運転モードが手動モードであると判定された場合、第一実施形態と同様なS102~S105が順次実行される。
尚、このような第九実施形態は、第二~第八実施形態にも同様に組み合わせ可能である。具体的に、第九実施形態を第二、第四、第六、第八実施形態のうち一つに組み合わせた変形例では、S101において障害物が認識された場合、上記したS112,S113が実行される。S113において否定判定された場合、表示制御フローが終了する。一方、S112又はS113において肯定判定された場合、組み合わせられた実施形態と同様に、S106以降の処理が順次実行される。第九実施形態を第三、第五、第七実施形態のうち一つに組み合わせた変形例では、S101において障害物が認識された場合、上記したS112,S113が実行される。S113において否定判定された場合、表示制御フローが終了する。一方、S112又はS113において肯定判定された場合、組み合わせられた実施形態と同様に、S108以降の処理が順次実行される。
以上の表示制御によって表示制御部9542は、自車両2の運転モードのうち自動運転モードと手動運転モードとの切り替え前後に跨って、輪郭画像560を含む表示画像56の虚像表示を行うこととなる。さらに表示制御部9542は、切り替え期間での自動運転モードにおいて障害物91が認識された場合、手動運転モードに切り替えられる前に、輪郭画像560を含む表示画像56の虚像表示を行うこととなる。
(作用効果)
以上説明した第九実施形態の作用効果を、以下に説明する。
以上説明した第九実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第九実施形態では、自動運転モードと手動運転モードとの切り替え前後に跨って、輪郭画像560を含む表示画像56の虚像が表示される。これによれば、障害物91の存在を運転者に認識させた状態で、運転モードを切り替えることができる。故に、運転モードの切り替えに伴って、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
第九実施形態では、自動運転モードにおいて障害物91が認識された場合、手動運転モードに切り替えられる前に、輪郭画像560を含む表示画像56の虚像表示が開始される。これによれば、障害物91の存在を運転者に認識させた状態で、運転モードを自動運転モードから手動運転モードへ切り替えることができる。故に、手動運転モードへの切り替えに伴って必要となる、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
(他の実施形態)
以上、複数の実施形態について説明したが、本開示は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
以上、複数の実施形態について説明したが、本開示は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
第一~第九実施形態の変形例では、眼球情報取得部541は、ユーザ状態モニタ411が画像解析して特定した眼球情報を受信することで、眼球情報を取得してもよい。
第一、第二実施形態の変形例による表示制御部は、輪郭画像560の虚像表示を点滅状態に制御してもよい。こうした変形例では、障害物91の輪郭上に重畳表示される輪郭画像560の虚像が点滅表示状態に制御される。これによれば、点滅表示によって障害物91に対する運転者の注意を惹き易くなるだけでなく、輪郭画像560が障害物91の輪郭上から消失している間には、輪郭を含めた障害物91自体の視認性を向上させることができる。故に、運転者による障害物91の認識性を高めることが、可能となる。
第三、第四、第七、第八実施形態の変形例による表示制御部は、S108において時間距離が近距離範囲内であると判定された場合、表示画像56の虚像表示を点滅表示状態に設定してもよい。さらにこの場合に表示制御部は、S108において時間距離が遠距離範囲内であると判定された場合、表示画像56の虚像表示を連続表示状態に設定してもよい。
第七、第八実施形態の変形例による表示制御部は、表示画像56の虚像表示を、自車両2と障害物91との間の時間距離によらず点滅表示状態に設定してもよい。
第九実施形態では、手動運転モードにおいて障害物91が認識された場合において自動運転モードに切り替えられる前には、表示画像56の虚像表示が実行される。そこで第九実施形態の変形例では、自動運転モードと手動運転モードとの切り替え前後に跨るように、手動運転モードから自動運転モードへの切り替え期間にも、輪郭画像560を含む表示画像56の虚像表示が行われてもよい。
第一~第九実施形態の変形例による走行アシストシステムは、表示画像56の表示状態(即ち、連続表示状態及び点滅表示状態のうち各変形例に対応する状態)が乗員によって設定可能に構成されてもよい。具体的に、MFD51上に表示画像56の表示状態設定画面を表示させるとともに、乗員によるMFD51への入力操作に基づいて表示状態を設定するように構成されてもよい。
第一~第九実施形態の変形例では、HCUとHUDとが一体的に構成されてもよい。即ち、HUDの制御回路に、HCUの処理機能が実装されてもよい。こうした変形例では、HUDの制御回路が「車両用表示制御装置」に相当する。
第一~第九実施形態にてHCUによって提供されていた各機能は、変形例ではソフトウェア及びそれを実行するハードウェア、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、又はそれらの複合的な組合せによっても提供可能である。さらに、こうした機能がハードウェアとしての電子回路によって提供される場合に各機能は、多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路によっても提供可能である。
本開示のシステム及び方法は、少なくとも一つの機能を実行するようにプログラムされたプロセッサを構成する専用コンピュータにより、実現されてもよい。本開示のシステム及び方法は、専用ハードウェア論理回路により、実現されてもよい。本開示のシステム及び方法は、コンピュータプログラムを実行する少なくとも一つのプロセッサと、少なくとも一つのハードウェア論理回路との組み合わせにより構成された、専用コンピュータにより実現されてもよい。本開示のコンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
2:自車両、9:外界風景、50:ヘッドアップディスプレイ、54:車両用表示制御装置、54p:プロセッサ、56:表示画像、91:障害物、540,2540,3540,4540,5540,6540,7540,8540:外界認識部、541:眼球情報取得部、542,2542,3542,4542,5542,6542,7542,8542,9542:表示制御部、560:輪郭画像、561:重畳画像、EP:アイポイント
Claims (12)
- 自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を前記自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、当該虚像表示を制御する車両用表示制御装置(54)であって、
前記外界風景中に存在する障害物(91)を、認識する外界認識部(540,2540,3540,4540,5540,6540,7540,8540)と、
前記表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、前記障害物の輪郭に沿って制御する表示制御部(542,2542,3542,4542,5542,6542,7542,8542,9542)と、を備える車両用表示制御装置。 - 前記表示制御部は、前記輪郭画像の虚像表示を前記輪郭上に重畳制御する、請求項1に記載の車両用表示制御装置。
- 前記外界認識部は、前記障害物の周囲における前記外界風景の色彩に関する色彩情報を、認識し、
前記表示制御部は、前記輪郭画像の虚像表示色と、前記障害物の周囲における前記外界風景の色彩と、のコントラスト比が視認性を確保できる許容範囲となるように、前記輪郭画像の虚像表示色を前記色彩情報に基づいて調整する、請求項2に記載の車両用表示制御装置。 - 前記自車両を運転する運転者のアイポイント(EP)に関する眼球情報を、取得する眼球情報取得部(541)を、さらに備え、
前記表示制御部は、前記運転者の視線上において前記輪郭画像の虚像が前記障害物の前記輪郭に沿うように、前記輪郭画像の虚像表示位置を前記眼球情報に基づいて調整する、請求項1~3のいずれか一項に記載の車両用表示制御装置。 - 前記表示制御部は、前記輪郭画像の虚像表示を点滅表示状態に制御する、請求項2~4のいずれか一項に記載の車両用表示制御装置。
- 前記外界認識部は、前記自車両と前記障害物との間の時間距離を認識し、
前記表示制御部は、前記時間距離が近距離範囲内である場合に、前記輪郭画像の虚像表示を連続表示状態に制御する一方、前記時間距離が前記近距離範囲よりも前記自車両から遠い遠距離範囲内である場合に、前記輪郭画像の虚像表示を点滅表示状態に制御する、請求項5に記載の車両用表示制御装置。 - 前記外界認識部は、前記自車両と前記障害物との間の時間距離を認識し、
前記表示制御部は、前記時間距離が近距離範囲内である場合に、前記輪郭画像の虚像表示を前記輪郭上に重畳制御する一方、前記時間距離が前記近距離範囲よりも前記自車両から遠い遠距離範囲内である場合に、前記表示画像として前記輪郭画像に代わる重畳画像(561)の虚像表示を、前記輪郭上から前記輪郭内に跨って前記障害物に重畳制御する、請求項1~5のいずれか一項に記載の車両用表示制御装置。 - 前記表示制御部は、前記時間距離が近距離範囲内である場合に、前記輪郭画像の虚像表示を連続表示状態に制御する一方、前記時間距離が遠距離範囲内である場合に、前記重畳画像の虚像表示を点滅表示状態に制御する、請求項7に記載の車両用表示制御装置。
- 前記表示制御部は、前記自車両の運転モードのうち自動運転モードと手動運転モードとの切り替え前後に跨って、前記輪郭画像の前記虚像表示を行う、請求項1~8のいずれか一項に記載の車両用表示制御装置。
- 前記表示制御部は、前記自車両の前記自動運転モードにおいて前記障害物が認識された場合、前記運転モードが前記手動運転モードに切り替えられる前に、前記輪郭画像の前記虚像表示を開始する、請求項9に記載の車両用表示制御装置。
- 自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を前記自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、前記虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行される表示制御方法であって、
前記外界風景中に存在する障害物(91)を、認識することと、
前記表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、前記障害物の輪郭に沿って制御することと、を含む表示制御方法。 - 自車両(2)の走行に関連する表示画像(56)を前記自車両の外界風景(9)と重畳させて虚像表示するヘッドアップディスプレイ(50)での、前記虚像表示を制御するために、プロセッサ(54p)に実行させる命令を含む表示制御プログラムであって、
前記命令は、
前記外界風景中に存在する障害物(91)を、認識させることと、
前記表示画像としての輪郭画像(560)の虚像表示を、前記障害物の輪郭に沿って制御させることと、を含む表示制御プログラム。
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