JP2023120305A5 - 医療用装置 - Google Patents

Claims (5)

1. 制御可能な流体ポンプ、供給流路、前記供給流路中の圧力センサ、及び前記供給流路に接続される医療機器を含み、治療処置中に体内圧力を決定及び制御しながら、体腔中に流体を供給する医療用装置であって、
   体腔から流体を流出するための少なくとも１つの第２の流路を含み、
   抵抗係数ζ_１および抵抗係数ζ_２を決定するための方法を実行するように構成され、
   少なくとも１つのマイクロプロセッサ、異なる医療機器の抵抗係数ζ_２を記憶する少なくとも１つのメモリデバイス及び少なくとも１つのソフトウェアを含み、
   前記圧力センサにより計測される圧力により体腔中の実際の圧力である前記体内圧力が推定され、かつ前記体内圧力を推定するために前記流体ポンプの出力が変更され、
   各前記医療機器の抵抗係数ζ_１及び抵抗係数ζ_２は、前記流体ポンプを起動した後、起動を停止する時刻ｔ _２ から一定時間後の時刻ｔ _３ までの間に計測される圧力の挙動を評価することによって決定され、
   抵抗係数ζ _２ は、供給される流体の特定の速度範囲内で一定となるように想定され、所定時間の一定速度の流体の供給により計測される圧力の上昇に基づいて前記メモリデバイスから選択され、
   抵抗係数ζ_１は、前記流体ポンプの計測可能速度ｎ_１、前記圧力センサにより計測される圧力である計測可能流圧ｐ_１、体腔中の計測不能なよどみ点圧力ｐ_２、及び抵抗係数ζ_２に対する所定値の関数として、以下の数１の式によって決定され、
   ｎ_１＞０の場合、ｐ_１＝Δｐ＋ｐ_２を考慮に入れ、
   体腔中の計測不能なよどみ点圧力ｐ_２は、時間ｔ≧ｔ_３の計測可能流圧ｐ_１として計測し、Δｐは、時間ｔ＝ｔ_２のときの計測可能流圧ｐ_１から時間ｔ≧ｔ_３の計測可能流圧ｐ_１を引いたものとして計測し、
   特性曲線が以下の数２の式によって決定され、
   決定された特性曲線が前記流体ポンプの前記メモリデバイスに記憶されることにより特徴付けられる医療用装置。
2. 前記医療用装置は、流体排出デバイスと共に作動可能であることにより特徴付けられる、請求項１に記載の体腔中に流体を供給する医療用装置。
3. 前記医療用装置は関節鏡検査、泌尿器科、子宮鏡検査、腹腔鏡法用、または脊柱検査用の液体ポンプと共に使用可能であることにより特徴付けられる、請求項１または２に記載の体腔中に流体を供給する医療用装置。
4. 前記抵抗係数ζ _１ 及びζ _２ の決定は前記流体ポンプを２回起動することにより行われることにより特徴付けられる、請求項１に記載の医療用装置。
5. 前記流体は気体または液体であることにより特徴付けられる、請求項１に記載の医療用装置。