JP2023119166A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体サイズを小型化しても動作の安定性に問題を生じることがない画像読取り装置を提供する。【解決手段】画像読取り装置は、原稿搬送路の原稿読読取り位置に配置される読取ガラス16を含み、この読取ガラス16の原稿搬送方向下流に透明の原稿ガイド58を配置する。搬送中の原稿は、読読取り位置においていわゆる流し読み方式で読取られる。原稿ガイド58は、原稿搬送方向下流側に向かって上昇する傾斜面を有し、読取り後の原稿はその傾斜面によって案内される。原稿台14は、介在物なしに、原稿ガイド58に隣接して配置される。原稿ガイド58の下面、原稿ダイ14を支持する支持台60の上面若しくは下面に、サイズ記号74を形成する。サイズ記号74は、透明の原稿ガイド58を通して上方から容易に視認することができる。【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成装置に関し、特に、原稿台に原稿を載置する際の目安となる原稿サイズ表示を有する、画像形成装置に関する。
通常、原稿台に原稿を載置する際の目安となる原稿サイズ表示は、原稿台端部に設けられ、所定の幅を有している。一方でサイズ表示版を設けない技術の一例が、特許文献1に開示されている。この特許文献1では、プラテンガラス6の上方に設けられ、読取位置17において搬送される搬送原稿D1をガイドする透明フィルム28と、透明フィルム28の原稿搬送方向下流側で該透明フィルム28と重なる搬送ガイドシート35とを有し、搬送ガイドシート35の原稿搬送方向下流側端部が下流側ガイド部材19の上側に配置される。
特開2011‐114433号公報
特許文献1の技術では、サイズ表示板を設けていないので、本体を小型化できる可能性があるものの、読取位置上に配置された透明フィルムが下流側ガイド部材と係合していないので、透明フィルムの傷や剥がれなどによって動作の安定性に問題を生じることがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、本体サイズを小型化しても動作の安定性に問題を生じることがない、画像形成装置を提供することである。
第1の発明は、原稿を搬送する搬送路に設定された読取位置に設けられる光透過部材、光透過部材の原稿の搬送方向下流側に設けられ、下流側に向かって上昇する傾斜面を形成する、透明部材からなる原稿ガイド、原稿ガイドの下流側に隣接するように配置される透明部材からなる原稿台、および原稿ガイドを通して視認可能に設けられるサイズ記号表示部を備える、画像形成装置である。
第1の発明では、画像形成装置(10:実施例において相当する部分を例示する参照符号。以下同様。)は、搬送路(42)に設定された読取位置(P1)に設けられた光透過部材(16)を備える。原稿ガイド(58)は、光透過部材の原稿搬送方向下流側に設けられ、その搬送方向下流に向かって上昇する傾斜面形成する。搬送路を搬送され、読取位置(P1)を通過した原稿がその傾斜面によって案内されて、たとえば原稿排出口(48)に向かって搬送される。この原稿ガイドのさらに下流側に、介在物なしに、隣接するように、原稿台(14)が設けられる。サイズ記号表示部(58、60)は、原稿ガイドを通して視認可能に、サイズ記号を表示する。したがって、ユーザは、透明の原稿ガイドを通してサイズ記号(74)を視認することができる。
第1の発明によれば、透明の原稿ガイドまたはその下方にサイズ記号表示部を形成しているので、従来の原稿サイズ表示板を省略することができ、画像形成装置のサイズを小さくすることができる。さらに、搬送路を搬送された原稿は、原稿ガイドによって確実に案内されるので、画像形成動作の安定性に問題を生じることがない。
第2の発明は、第1の発明に従属し、サイズ記号表示部は原稿ガイドの下面である、画像形成装置である。
第2の発明では、透明の原稿ガイドの下面(底面)にサイズ記号(74)が形成される。
第3の発明は、第1の発明に従属し、原稿ガイドの下方に設けられて原稿ガイドを支持する支持台をさらに備え、サイズ記号表示部は支持台の上面および下面の一方である、画像形成装置である。
第3の発明では、原稿ガイド(58)の下方に支持台(60)を設け、その支持台の上面または下面にサイズ記号(74)を形成する。
第4の発明は、第1の発明に従属し、原稿ガイドおよび原稿台は透明部材で一体的に形成されていて、原稿ガイドを形成している位置に対応する透明部材の下面側に形成される収容部をさらに備え、サイズ記号表示部は収容部に収容される、画像形成装置である。
第4の発明では、少なくとも原稿ガイド(58)および原稿台(14)が透明部材(76)で一体的に形成されていて、原稿ガイドを形成している位置に対応する透明部材の下面側に形成される収容部(82)をさらに備え、サイズ記号表示部(60)は収容部に収容される、画像形成装置である。
第4の発明によれば、少なくとも原稿ガイドおよび原稿台を、たとえば射出成型によって1つの透明部材として形成するようにしたので、別々に組み立てる手間が省けるだけでなく、寸法精度を確保し易い。
この発明によれば、透明の原稿ガイドまたはその下方にサイズ記号表示部を形成しているので、画像形成装置のサイズを小さくすることができる。
図1はこの発明の一実施例に係る画像形成装置を示す図解図である。 図2はこの実施例における自動原稿送り装置の一例を示す図解図である。 図3は実施例の要部の構成を示す図解図であり、図3(A)はこの実施例の要部を示す平面図であり、図3(B)はその断面構造を示す。 図4はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 図5はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 図6は図5実施例の変形例を示す図解図である。 図7はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 図8はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 図9はこの発明の他の実施例を示す図解図である。
図1を参照して、この発明の一実施例である画像形成装置10は、一例として複合機(MFP)であり、コピー機能、イメージスキャナ機能、プリンタ機能、ファクス機能などの複数の機能を備える。ただし、この発明は、少なくとも原稿台から1枚ずつ送出される原稿を読み取る、いわゆる流し読み方式の原稿読取機能を備えた、画像形成装置に適用できる。
画像形成装置10の上部には、画像読取手段の一例としての画像読取部12が設けられる。この画像読取部12は、後に詳しく説明するが、原稿(図示せず)の画像を読み取って、原稿画像データを出力する。画像読取部12は、原稿が載置される透明の原稿台14および原稿台14の左の固定(流し読取方式での)位置に設けられる透明の読取ガラス16を含む。なお、この読取ガラス16は、後に説明する原稿台カバー22に設けられている自動原稿送り装置が、SPF(Single Pass Feeder)と呼ばれるものであれば、SPFガラスと呼ばれることがある。また、ここでは読取ガラス16と呼ぶが、ガラスではなく透明なプラスチックであってよいので、読取ガラス16はこのような透明プラスチックによるものを含む概念であると理解されたい。つまり、読取ガラス16は、読取位置での光透過部材ということができる。
画像形成装置10の上部であって、画像読取部12の前には、操作部18が設けられる。この操作部18の操作面には、たとえば、タッチパネル付きのディスプレイ20が設けられる。
原稿台カバー22は、画像読取部12の上方において、たとえば原稿台14の奥側の一辺においてヒンジを用いて、開閉可能に設けられる。原稿台カバー22の下面には原稿台14に載置された原稿を押さえる原稿押え24が設けられる。この原稿押え24の左には、読取ガラス16に対向する(読取)対向板26が設けられる。
画像読取部12の下方に、画像形成手段の一例としての画像形成部28が設けられる。画像形成部28は、画像処理部(図示せず)による画像処理、たとえば原稿画像を抽出(検知)してクロップ処理するなどの後の画像データに基づく画像を、記録媒体としての用紙(シート)に印刷する。この画像形成処理は、たとえば感光体ドラム等の画像形成用のコンポーネントを備えた公知の電子写真方式により行われる。
画像形成部28の下方に、給紙手段の一例としての給紙部30が設けられる。この給紙部30は、この実施例では4つの給紙カセット32を有する。各給紙カセット32には、それぞれ所定のサイズの用紙が所定の方向で収容される。なお、図示していないが、画像形成装置10の右側面には、手差しトレイが設けられる。給紙部30は、各給紙カセット32および手差しトレイのいずれかを給紙元として、画像形成部28へ用紙(シート)を1枚単位で供給する。
給紙部30から送られて、画像形成部28によって画像の印刷が行われた後の用紙は、排紙トレイ34に排出される。なお、この実施例では、排紙トレイ34は、画像形成部28と画像読取部12との間の胴内空間に設けられる。
図2に示すように、原稿台カバー22の上面には、原稿載置トレイ36が形成される。原稿載置トレイ36にはそこに載置された原稿38の両側面を規制する原稿ガイド36が設けられる。
原稿台カバー22の内部に設けられる、原稿の搬送部を構成する自動原稿送り装置40は、ADF(Automatic Document Feeder)または前述のSPFであり、原稿載置トレイ36に積層された原稿38を、原稿搬送路42を通って原稿排出トレイ44まで1枚ずつ搬送する。つまり、原稿搬送路42は、原稿載置トレイ36の給紙口46から原稿排出トレイ44の側の排紙口48に至る。
原稿搬送路42の給紙口46の近傍には、原稿載置トレイ36に載置された原稿38を1枚ずつ取り出すためのピックアップローラ50が設けられる。このピックアップローラ50により原稿載置トレイ36から取り出された原稿38は、給紙口46から原稿搬送路42に取り込まれる。そのために、原稿搬送路40の給紙口46の側の端部に、給紙ローラ対52が設けられる。
なお、原稿搬送路40には、複数の搬送ローラ対54が適宜の位置に設けられる。これらの搬送ローラ対は、原稿搬送路42に取り込まれた原稿38を原稿搬送路42に沿って(倣うように)搬送させる。
原稿搬送路42は、原稿台14の左の読取ガラス16の上面に接する部分を有し、画像読取部12の読取位置P1がこの読取ガラス16とそれに対向する読取対向板26の部分に設定される。
つまり、原稿38が原稿搬送路42に沿って搬送されると、原稿38は、その途中で、読取位置P1を通過する。これにより、原稿38の表面の画像が、いわゆる流し読み方式により読み取られる。なお、原稿100の搬送方向における読取位置P1の直前(上流側の直近の位置)には、その読取位置P1への原稿38の供給タイミングを調整するためのレジストローラ56が設けられる。
さらに、図2を参照して分かるように、読取位置P1を通過した原稿は、原稿ガイド58によって案内されて、原稿搬送路42に戻されて、原稿排出口48まで搬送される。つまり、原稿ガイド58は、原稿搬送路の下流側に向かって所定角度で上昇するように傾斜された傾斜面を有し、原稿38は、この傾斜面によって上向きに案内されて排出口48へ至る。
この実施例では、特徴的に、原稿ガイド58の傾斜面の終端側(右端)に、左端が接するように、原稿台14が設置される。つまり、原稿台14が、介在物なしに、原稿ガイド16に隣接する。そして、原稿ガイド58の下方にはその原稿ガイド58を支持するための支持台60が設けられる。これらについて、詳細は、図3などを参照して後に説明する。
つまり、この実施例では、通常であれば、読取ガラス16と原稿台14との間に設けられるはずの原稿サイズ表示板を省略している。原稿サイズ表示板は、原稿台14へ原稿を載置するときの載置位置を示す、「A3」、「A4」、「A4R」、「B4」、「B5」等のサイズ記号および標線(目印線)を表示した、たとえば金属またはプラスチックの薄板である。このような原稿サイズ表示板を省略することによって、画像形成装置10の横幅の縮小が可能になる。
画像読取部12は、上述のように、透明の原稿台14が上面に設けられた筐体を有し、その筐体の内部には、主走査方向および副走査方向に移動(走査)できる走査ユニット62が設けられる。主走査方向は、図2において紙面に直交する方向であり、副走査方向は、図2において紙面に平行な方向(原稿の搬送方法)である。走査ユニット62には、原稿38の表面に光を照射する(露光する)光源64およびその光源64で照射された原稿表面からの反射光を反射するためのミラー66を含む。画像読取部12は、さらに、走査ユニット62のミラー66で反射した原稿からの反射光を受ける結像レンズ68および読取センサ(ラインセンサ)70等を備える。
画像読取部12で原稿38の表面の画像を読み取るとき、走査ユニット62の光源64が読取位置P1において原稿38の表面を露光し、原稿表面から反射した反射光がミラー64で反射され、結像レンズ68に導かれる。そして、結像レンズ68がその反射光を読取センサ70の受光素子(図示せず)に結像させる。CCD(Charge Coupled Device)などの読取センサ70は、結像された反射光の輝度や色度を検出し、原稿画像および対向板26による背景色画像を含む画像データを生成する。
画像読取部12は、上述のような自動原稿送り装置40によって原稿搬送路42を搬送される原稿38の画像を読み取る流し読み原稿だけでなく、原稿台14上に載置された原稿の画像を読み取る固定読みに対応する。
図3を参照して、先に説明したように、原稿台14は、その左端が原稿ガイド58の右端面に接するように、配置される。なお、図3において参照番号「72」は画像形成装置10の本体(の外形線)を示している。
図3(A)はこの実施例の要部を示す平面図であり、図3(B)はその断面構造を示す。ただし、図面の混雑を排除するために、図3(B)では厚みを誇張していることに留意されたい。さらに、図3(B)や図4以降の図面において、図2においても同様であるが、原稿ガイド58および支持台60などは各図の紙面に直交する方向、すなわち、走査ユニット62の主走査方向に長手に延びて形成されている点にも留意されたい。
この実施例では、原稿ガイド58をプラスチックのような透明部材で形成し、その原稿ガイド58の下面(底面)または支持台60の上面もしくは下面(底面)にサイズ記号74を形成する。このような、サイズ記号74は、原稿ガイド58の下面または支持台60の上面もしくは下面に、たとえば凹溝によって形成することができる。原稿ガイド58を透明部材で形成しているので、サイズ記号74が原稿ガイド58の下面または支持台60の上面もしくは下面に形成されていても、透明の原稿ガイド58を通して、上方から容易に視認することができる。ここで、サイズ記号とは、図3(A)に示す文字「A3」、「A4」、「B5」などのほか、それらの位置合わせのための標線を含むものであり、文字または標線だけしかない場合も、サイズ記号と呼ぶ。
ここで、サイズ記号74が原稿ガイド58の底面に形成された場合、原稿ガイド58自体がサイズ記号表示部となり、サイズ記号74が支持台60の上面または底面に形成された場合、支持台60がサイズ記号表示部となる。
なお、図3(A)では、数個の文字だけをサイズ記号74として図示しているが、必要に応じてより多くの文字を含むサイズ記号を形成することができるし、標線を併せて形成してもよい。
また、原稿ガイド58を支持台60上に固着する必要があるが、たとえば原稿ガイド58の下面と支持台60の上面を透明接着剤などで接着するようにしてもよい。
このように、原稿ガイド58に対して介在物なしに隣接するように原稿台14を配置することによって、画像形成装置10の本体72の横幅を小さくすることができる。つまり、図3において右端において2点鎖線で示す従来の大きさに比べて、従来の原稿サイズ表示板を省略した分だけ小型化できる。
図4の実施例では、以降の実施例と同じように、デボス加工であることを意味する点線で図3に示すようなサイズ記号74を表現していて、この実施例では、サイズ記号74は支持台60の上面に形成されていて、原稿ガイド58と支持台60とは透明接着剤で接着されている。この実施例でも、透明な原稿ガイト58を通して、支持台60に形成されたサイズ記号74を視認することができる。
図5の実施例でも同様にサイズ記号74は、支持台60の上面に形成されている。透明の原稿ガイド58と支持台60を接合するために、原稿ガイド58にそれぞれ長手方向に延びる凹溝58Aおよび凸条58Bを形成し、支持台60にそれぞれ長手方向に延びる凹溝60Aおよび凸条60Bを形成する。
そして、原稿ガイド58の凹溝58Aに支持台60の凸条60Bを嵌合させ、原稿ガイド58の凸条58Bを支持台60の凹溝60Aに嵌合させることによって、原稿ガイド58と支持台60を一体的に接合する。この実施例のように、両者の嵌め合いによって接合するようにすれば、接着剤を用いる場合に比べて、短時間で接合することができ、一方が破損しても一方だけを交換して補修することができる。
なお、図5のような嵌め合い接合の変形例が図6に示される。図6の実施例では、透明の原稿ガイド58に長手方向に延びる凹溝58Aを形成し、支持台60に長手方向に延びる凸条60Bを形成し、凹溝58Aに凸条60Bを嵌合することによって、原稿ガイド58および支持台60を接合することができる。
図5および図6の実施例でも、透明な原稿ガイト58を通して、支持台60に形成されたサイズ記号74を視認することができる。
図7を参照して、この実施例では、支持台60を、傾斜面を有する台形状に形成し、その傾斜面に平板の原稿ガイド58を貼り付けている。この実施例においても、原稿ガイド58は結果的に、原稿搬送下流側に向かって上昇する傾斜面を形成する。そして、支持台60の底面(下面)にサイズ記号を形成する。この実施例では、原稿台14は支持台60の右端面に接するように配置されるのであるが、この実施例においても、原稿台14が、介在物なしに原稿ガイド58に隣接するように配置されていることに変わりない。
なお、図7の実施例では、サイズ記号74は支持台60の下面(底面)に形成されているので、原稿ガイド58を通してサイズ記号74が見えるようにするためには、原稿ガイド58および支持台60はともに透明である必要がある。
これに対して、図4実施例などのように、支持台60の上面にサイズ記号74を形成する場合には、原稿ガイド58だけを透明にすればよく、支持台60が透明である必要はない。
図8の実施例では、透明プラスチックからなる透明部材76によって読取ガラス(光透過部材)16の部分、原稿ガイド58の部分および原稿台14の部分を一体的に形成する。原稿ガイド58は上述の各実施例と同様に右上がり(図面上で)の傾斜面を形成している
そして、原稿ガイド58を形成した位置に対応する所定の位置において、透明部材76の下面(底面)に、垂下部78およびそこから平行に延びる平板部80によって、所定の厚み(空隙)のある収容部82を形成する。そして、その収容部82に支持台60を、収容部82の開口から、挿入することによって、収容部80内に支持台60を収容する。ただし、この実施例では、原稿ガイド58を透明部材76で一体的に形成しているため、支持台60には原稿ガイド58を支持する機能はない。しかしながら、この支持台60の上面にサイズ記号74を形成しているので、支持台60は、原稿ガイド58の下方に設けたサイズ記号表示部ということができる。
その結果、この実施例においても、支持台60の上面に形成されたサイズ記号74を原稿ガイド58を通して視認することができる。
図9の実施例でも図8実施例と同様に、透明プラスチックからなる透明部材76によって読取ガラス(光透過部材)16の部分、原稿ガイド58の部分および原稿台14の部分を一体的に形成する。ただし、この実施例では、透明部材76の表面を保護するための、通常の読取ガラスや原稿台の厚みに比べて比較的薄い透明の樹脂シート84を配置する。この樹脂シート84は、透明板76に接着する必要はなく、単に載せるだけでもよい。
原稿ガイド58は右上がりの傾斜面を有し、その底面が原稿台14の部分と読取ガラス16の部分の間において、その透明部材76の所定位置にたとえば透明接着剤で接合される。
図9実施例のその他の構成は、図8実施例において対応する構成と同様であるので、重複する説明は省略する。
この実施例においても、原稿ガイド58の下方に支持台60を配置し、サイズ記号表示部としての支持台60の上面にサイズ記号74を形成することによって、原稿ガイド58を通してそのサイズ記号74を視認することができる。
図8および図9の実施例では、原稿台14、読取ガラス16および原稿ガイド58を1つの透明部材76で一体的に形成した。しかしながら、透明部材76の成形の困難さを考えると、少なくとも原稿台14および原稿ガイド58のみを透明部材76で一体的に形成し、読取ガラス16は他の実施例と同様に、別体で形成することも考えられる。
上述のいずれの実施例においても、原稿ガイド58が形成する傾斜面にサイズ記号74形成していない。その理由は、もし傾斜面にデボス加工またはエンボス加工によってサイズ記号を形成した場合には、そのサイズ記号によって原稿の搬送が邪魔されて、いわゆる原稿ジャムが頻発する可能性があるからである。
また、傾斜面に、サイズ記号を印刷した印刷物を張り付ける構成も考えられるが、印刷物を張り付けるためのコストに比べて、一体成型によってサイズ記号を形成した方が安価であるばかりでなく、印刷物の摩耗やめくれや剥がれによって、原稿ジャムの発生が予見される。
10 …画像形成装置
58 …原稿ガイド
60 …支持台
74 …サイズ記号

Claims (4)

  1. 原稿を搬送する搬送路に設定された読取位置に設けられる光透過部材、
    前記光透過部材の原稿の搬送方向下流側に設けられ、下流側に向かって上昇する傾斜面を形成する、透明部材からなる原稿ガイド、
    前記原稿ガイドの下流側に隣接するように配置される透明部材からなる原稿台、および
    前記原稿ガイドを通して視認可能に設けられるサイズ記号表示部を備える、画像形成装置。
  2. 前記サイズ記号表示部は前記原稿ガイドの下面である、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿ガイドの下方に設けられて前記原稿ガイドを支持する支持台をさらに備え、
    前記サイズ記号表示部は前記支持台の上面および下面の一方である、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記原稿ガイドおよび前記原稿台は透明部材で一体的に形成されていて、
    前記原稿ガイドを形成している位置に対応する前記透明部材の下面側に形成される収容部をさらに備え、
    前記サイズ記号表示部は前記収容部に収容される、請求項1記載の画像形成装置。
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