JP2023118200A - 見守り監視システム、見守り監視方法、および見守り監視プログラム - Google Patents

見守り監視システム、見守り監視方法、および見守り監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プライバシーに配慮しつつ日常の被看介護者を確認でき、かつ異常発生時に被看介護者の詳細な状況が確認できる、見守り監視システムを提供する。
【解決手段】距離画像を取得する距離画像取得部と、撮像光学系と2次元撮像素子とを含む撮像部と、距離画像取得部により取得された距離画像に基づいて、人物の第1の状態を判定する判定部と、距離画像、および撮像部により撮像された映像を表示する表示部と、を有し、第1の状態が判定される前は、表示部は距離画像取得部により取得された距離画像を表示し、第1の状態が判定された場合、表示部は前記撮像部で撮影された映像を表示可能である、見守り監視システム。
【選択図】図12

Description

本発明は、見守り監視システム、見守り監視方法、および見守り監視プログラムに関する。
介護老人福祉施設や病院等の看介護施設において、入居または入院している被看護者や被介護者(以下、「被看介護者」という)は、看介護施設内で、歩行中に転倒したり、ベッドから転落して怪我したりするおそれがある。そのため、入居者がこのような状態になったときに看護師や介護士(以下、「看介護者」という)がすぐに対応可能で、かつ看介護者の負担を軽減するための、入居者の見守りを行うシステムの開発が進められている。
下記特許文献1には、次の先行技術が開示されている。寝床を含む所定領域の距離画像を取得し、距離画像に基づいて人物の動作を検出し、検出された動作を考慮して寝床上の人物の生体情報を計測し、計測された生体情報と正常基準値とを比較することで生体情報の異常を検出する。そして、異常が検出された場合、携帯端末等に通知する。
下記特許文献2には、次の先行技術が開示されている。検知ユニットにおいて、体動センサーの出力および画像センサーの出力に基づいて被監視者の状態を判定する。検知ユニットは、被監視者が予め設定された、起床、離床、転倒転落、および微体動異常等のいずれかの状態である場合、動画像をダウンロードする通信先(自機のIPアドレス)を収容した監視情報通信信号を、サーバーを介して携帯端末ユニットへ送信する。そして、携帯端末ユニットは、監視情報通信信号に基づく監視情報画面を表示し、監視情報画面において動画表示を指示する入力を受け付けた場合に、検知ユニットから被監視者の動画をダウンロードして表示する。
特開2020-110422号公報 国際公開第2016/152424号
特許文献1に開示された先行技術は、距離画像を利用するため、人物の動作や姿勢を判断しやすい。また、距離画像をモニター上に表示することで、表示されたシルエット状の人物の画像に基づいて、人物のプライバシーに配慮した状態で、人物の状態をいつでも確認できる。
しかし、特許文献1に開示された先行技術は、距離画像がシルエット状であるため、被看介護者を識別することが困難であり、また、被看介護者の異常発生時に被看介護者の詳細な状況が確認できないという問題がある。
特許文献2に開示された先行技術は、被監視者が異常の状態になったときに映像を確認できる。
しかし、特許文献2に開示された先行技術は、プライバシーに配慮しつつ日常の被看介護者を確認できないという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものである。すなわち、プライバシーに配慮しつつ日常の被看介護者を確認でき、かつ異常発生時に被看介護者の詳細な状況が確認できる、見守り監視システム、見守り監視方法、および見守り監視プログラムを提供することを目的とする。
本発明の上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)距離画像を取得する距離画像取得部と、撮像光学系と2次元撮像素子とを含む撮像部と、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像に基づいて、人物の第1の状態を判定する判定部と、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像、および前記撮像部により撮像された映像を表示する表示部と、を有し、前記第1の状態が判定される前は、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、前記第1の状態が判定された場合、前記表示部は前記撮像部で撮影された映像を表示可能である、見守り監視システム。
(2)前記第1の状態は、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかを含む、上記(1)に記載の見守り監視システム。
(3)前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記撮像部により撮像された映像を表示する、上記(1)に記載の見守り監視システム。
(4)前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示する、上記(1)に記載の見守り監視システム。
(5)前記第2の状態は、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかを含む、上記(3)または(4)に記載の見守り監視システム。
(6)前記第1の状態が判定された場合、前記表示部は、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を、所定の操作により、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示する、上記(1)に記載の見守り監視システム。
(7)前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示する、上記(6)に記載の見守り監視システム。
(8)前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、所定の操作により前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示する、上記(6)に記載の見守り監視システム。
(9)距離画像を取得するステップ(a)と、前記ステップ(a)において取得された前記距離画像に基づいて、人物の第1の状態を判定するステップ(b)と、前記第1の状態が判定される前は、表示部に前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を表示させ、前記第1の状態が判定された場合、前記表示部に、撮像光学系と2次元撮像素子とを含む撮像部で撮影された映像を表示可能にするステップ(c)と、を有する見守り監視方法。
(10)前記第1の状態は、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかを含む、上記(9)に記載の見守り監視方法。
(11)前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記撮像部により撮像された映像を表示させるステップ(d)を有する、上記(9)に記載の見守り監視方法。
(12)前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示させるステップ(e)を有する、上記(9)に記載の見守り監視方法。
(13)前記第2の状態は、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかを含む、上記(11)または(12)に記載の見守り監視方法。
(14)前記第1の状態が判定された場合、前記表示部に、前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を表示し、前記距離画像を、所定の操作により、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示するステップ(f)を有する、上記(9)に記載の見守り監視方法。
(15)前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示するステップ(g)を有する、上記(14)に記載の見守り監視方法。
(16)前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示させ、所定の操作により前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示するステップ(h)を有する、上記(14)に記載の見守り監視方法。
(17)上記(9)~(16)のいずれかに記載の見守り監視方法をコンピューターに実行させるための見守り監視プログラム。
距離画像に基づいて人物の第1の状態を判定するとともに、第1の状態が判定される前は距離画像を表示し、第1の状態が判定された場合、映像を表示可能とする。これにより、プライバシーに配慮しつつ日常の被看介護者を確認でき、かつ異常発生時に被看介護者の詳細な状況が確認できる。
見守り監視システムの全体構成を示す図である。 検出部が配置された、被看介護者の部屋内を示す図である。 検出部のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバーのハードウェア構成を示すブロック図である。 管理テーブルを示す図である。 携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 端末一覧表示画面を示す図である。 ライブ表示画面の例を示す図である。 ライブ表示画面の他の例を示す図である。 検知履歴画面を示す図である。 ポップアップ画面を説明するための説明図である。 ライブ映像表示画面を示す図である。 映像等の記録に関する見守り監視システムの動作を示すフローチャートである。 映像等の表示に関する見守り監視システム1の動作を示すフローチャートである。 リアルタイムの映像等の表示に関する見守り監視システムの動作の例を示すフローチャートである。 リアルタイムの映像等の表示に関する見守り監視システムの動作の他の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る、見守り監視システム、見守り監視方法、および見守り監視プログラムについて説明する。なお、図面において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係る見守り監視システム1の全体構成を示す図である。看介護施設等で用いられる見守り監視システム1は、検出部10、サーバー20、複数の携帯端末30、および無線AP(アクセスポイント)31を含む。検出部10、サーバー20、携帯端末30、および検出部10は、LAN(Local Area Network)および無線アクセスポイント31を介して相互に通信可能に接続される。携帯端末30は、被看介護者80の看護または介護をする看介護者70に携帯される。
(検出部10)
図2は、検出部10が配置された、被看介護者80の部屋(以下、「居室」とも称する)内を示す図である。図3は、検出部10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、距離画像センサー104、カメラ105、および体動センサー106は、例えば居室の天井に配置される。距離画像センサー104、カメラ105、および体動センサー106は、壁の上部に配置されてもよく、ベッド90に取り付けられてもよい。
図3に示すように、検出部10は、制御部101、通信部102、記憶部103、距離画像センサー104、カメラ105、および体動センサー106を備え、これらの構成要素はバスにより相互に接続される。各構成要素は、単一の筐体内に実装されてもよく、それぞれ個別の筐体に実装されてもよい。制御部101は単独で、または距離画像センサーとともに距離画像取得部を構成する。制御部101は判定部を構成する。カメラ105は撮像部を構成する。
制御部101は、CPU、RAMおよびROM等を備える。制御部101は、プログラムに従って検出部10の各部の制御および演算処理を行う。制御部101の機能の詳細については後述する。
通信部102は、LANを介して、例えば、サーバー20等と通信するためのインターフェース回路(例えばLANカード、無線通信回路等)である。
記憶部103は、HDDおよび/またはSSD等を備える。記憶部103は、各種プログラムおよび各種データを記憶する。
距離画像センサー104は距離画像3045(図8参照)を計測することで取得する。距離画像センサー104は、所定範囲内に投射した投射光が反射光として戻るまでの往復時間を計測することで、3次元画像である距離画像3045を取得し得る。距離画像センサー104は、例えば、レーザーレーダー等のToF(Time of Flight)方式を用いた測定器で構成され得る。距離画像3045には、動画、静止画(画像)および所定の時間間隔で時系列に並ぶ複数の静止画が含まれる。
カメラ105は、少なくともベッド90を含む撮影領域を撮像し得る。カメラ105は、撮像光学系と2次元撮像素子とを含んで構成される。カメラ105は、撮影された映像3049(図12参照)を出力する。以下、カメラ105により出力される映像3049を単に「映像3049」とも称する。撮影領域は、ベッド90の周辺領域のみを含む領域であってもよい。
映像3049には、動画、静止画(画像)および所定の時間間隔で時系列に並ぶ複数の静止画が含まれる。カメラ105は近赤外線カメラであるが、これに換えて可視光カメラを用いてもよく、これらを併用してもよい。
体動センサー106は、所定の照射領域にマイクロ波を送信し、反射波を受信することにより、被看介護者80の体動(例えば呼吸動)によって生じたマイクロ波のドップラシフトを体動として検出する。所定の照射領域は、被看介護者80に対しマイクロ波の照射が可能な領域であり、例えば、ベッド60の一部または全部を含む領域とし得る。体動センサー106により、被看介護者80の呼吸動作に伴う胸部の体動(胸部の上下動)を検出し、その胸部の体動における周期の乱れや、予め設定された閾値以下の、胸部の体動における振幅を検知することで、微体動異常を検出する。
制御部101の機能について説明する。
制御部101は、距離画像センサー104により距離画像3045を計測することで取得する。制御部101は、距離画像3045に基づいて、被看介護者80の状態を検出する。制御部101は、公知の技術を用いて、例えば次のように被看介護者80の状態を検出し得る。制御部101は、背景差分法や時間差分法を用いて距離画像3045から人領域として動体領域を抽出する。制御部101は、抽出した動体領域の縦横比から被看介護者80の姿勢(例えば、立位、座位、および横臥位等)を検出し、当該姿勢と動体領域の位置(ベッド90等の物体の位置(範囲)との相対的な位置(範囲)を含む)に基づいて、被看介護者80の状態を検出する。
被看介護者80の状態には、第1の状態、および第1の状態と異なる第2の状態等が含まれる。第1の状態は、被看介護者80へのケアを要する状態であり得る。第1の状態には、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかが含まれ得る。第1の状態は、ユーザーにより任意に設定され得る。第2の状態は、被看介護者80への注視が望ましいが、被看介護者80へのケアの必要性が比較的低い状態であり得る。第2の状態には、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかが含まれる。第2の状態は、ユーザーにより任意に設定され得る。
制御部101は、検出した被看介護者80の状態について、第1の状態かどうかを判定する。このことは、距離画像3045に基づいて、被看介護者80の第1の状態を判定することに対応する。生体異常は、体動センサー106により検出される体動に基づいて、第1の状態として判定されてもよい。第1の状態は、イベントを構成し得る。イベントは看介護者70に発報(報知)を行うべき事象である。
制御部101は、検出した被看介護者80の状態について、第2の状態かどうかを判定する。このことは、距離画像3045に基づいて、第2の状態を判定することに対応する。
制御部101は、第1の状態の判定に応じて映像3049を記録する。具体的には、例えば、制御部101は、リングバッファに一定期間の映像3049を上書きしつつ記憶させておき、第1の状態を判定したとき(第1の状態が生じたと判定したとき)に、第1の状態が生じたときから所定時間遡った映像3049をリングバッファから抽出して、記憶部103に記憶させることで記録する。以下、第1の状態の判定に応じて記録される映像3049を「第1特定映像」と称する。制御部101は、第1の状態の発生前後所定時間の映像3049を記録し得る。制御部101は、第1の状態の発生前所定時間から第1状態の発生までの映像3049を記録してもよい。所定時間は、例えば30秒であるが、ユーザーにより任意に設定され得る。第1特定映像は、第1の状態が生じた被看介護者80の氏名、部屋番号、第1の状態が判定された日時、および第1の状態の内容の情報(例えば、「転倒」)が付加されて記録され得る。
第1特定映像は、サーバー20の記憶部203(図4参照)に記録(記憶)されてもよい。この場合、第1特定映像は、記憶部103には記録されずに、サーバー20へ送信され得る。
制御部101は、第2の状態を判定したとき(第2の状態が生じたと判定したとき)、距離画像3045を記録し得る。具体的には、制御部101は、リングバッファに一定期間の距離画像3045を上書きしつつ記憶させておき、第2の状態を判定したときに、第2の状態が生じたときから所定時間遡った距離画像3045をリングバッファから抽出して、記憶部103に記憶させることで記録し得る。以下、第2の状態の判定に応じて記録された距離画像3045を「特定距離画像」と称する。制御部101は、第2の状態の発生前後所定時間の距離画像3045を記録し得る。制御部101は、第2の状態の発生前所定時間から第2状態の発生までの距離画像3045を記録してもよい。所定時間は、例えば30秒であるが、ユーザーにより任意に設定され得る。制御部101は、第2の状態を判定したとき、第2の状態が生じたときから所定時間遡った映像3049を記録してもよい。以下、第2の状態の判定に応じて記録される映像3049を「第2特定映像」と称する。この場合、制御部101は、第1の状態を判定したときと同様に、第2の状態の判定に応じて、映像3049を第2特定映像として記録する。第2の状態も第1の状態と同様に、イベントを構成し得る。第2特定映像および特定距離画像は、第2の状態が生じた被看介護者80の氏名、部屋番号、第2の状態が判定された日時、および第2の状態の内容の情報(例えば、「起き上がり」)が付加されて記録され得る。
特定距離画像および第2特定映像は、サーバー20の記憶部203に記録(記憶)されてもよい。この場合、特定距離画像および第2特定映像は、記憶部103には記録されずに、サーバー20へ送信され得る。
なお、上述したように、第1の状態には「入室」が含まれ得るが、これにより、居室内に侵入する不審者(泥棒等)や被看介護者80への暴力を行う加害者を識別できる。「入室」は、ドアが開かれたことを検知する周知のセンサーを用いて検出(判定)されてもよい。制御部101は、距離画像3045に基づいて、ベッド90上で人を検知しているときは、データ量削減の観点から、「入室」が検知されてから、任意に設定される所定時間(例えば、数秒~数十秒)経過するまでは映像3049で記録し、所定時間経過後は距離画像3045を記録してもよい。
第1の状態が判定されたとき(または第1の状態および第2の状態のいずれかが判定されたとき)に、映像3049を記録することで、第1の状態(または第2の状態)が発生したとき(例えば、事故時)の状況を鮮明に記録でき、エビデンス能力の高い映像3049を記録できる。また、第1の状態等が発生した状況を詳細に把握できる。
第1の状態に含ませる状態と、第2の状態に含ませる状態は、プライバシーを重視するか、エビデンス能力を重視するかにより、被看介護者80ごとに個別に設定され得る。当該設定は、管理者の権限で行われ得る。同様に、第1の状態および第2の状態が発生したときの映像3049または距離画像3045の記録の有無や報知の有無等の設定は被看介護者80ごとに個別に行われ得る。
制御部101は、距離画像3045等に基づいて検出した各被看介護者80の状態を、状態通知としてサーバー20へ送信する。状態通知には、検出部10を特定する情報(例えば、各検出部10に設定されたユニークなセンサーIDやIPアドレス)、および被看介護者80の状態の内容(例えば、「就寝中」)が含まれ得る。制御部101は、被看介護者80の状態が変化したときに状態通知をサーバー20へ送信し得る。制御部101は、任意に設定される所定時間(例えば、数分)が経過するごとに状態通知をサーバー20へ送信してもよい。
制御部101は、第1の状態を判定したとき、第1の状態が発生したことをイベントとして通知するイベント通知をサーバー20へ送信し得る。第1の状態が発生したことを通知するイベント通知には、検出部10を特定する情報、第1の状態の内容、および第1の状態が発生した時間が含まれ得る。第1の状態が発生したことを通知するイベント通知には、第1特定映像が記録(記憶)された記憶部103における格納場所(ディレクトリ)がさらに含まれ得る。第1の状態が発生したことを通知するイベント通知には、第1特定映像の格納場所に代えて当該第1の状態の発生に関する第1特定映像(具体的には第1特定映像のデータファイル)が含まれてもよい。以下、説明を簡単にするために、第1の状態が発生したことを通知するイベント通知には、第1特定映像が記録された記憶部103における格納場所が含まれる場合を例に説明する。
制御部101は、第2の状態を判定したとき、第2の状態が発生したことをイベントとして通知するイベント通知をサーバー20へ送信し得る。第2の状態が発生したことを通知するイベント通知には、検出部10を特定する情報、第2の状態の内容、および第2の状態が発生した時間が含まれ得る。第2の状態が発生したことを通知するイベント通知には、特定距離画像(または第2特定映像)が記録(記憶)された記憶部103における格納場所(ディレクトリ)が含まれ得る。第2の状態が発生したことを通知するイベント通知には、特定距離画像(または第2特定映像)の格納場所に代えて当該第2の状態の発生に関する特定距離画像(具体的には特定距離画像のデータファイル)または第2特定映像(具体的には第2特定映像のデータファイル)が含まれてもよい。以下、説明を簡単にするために、第2の状態が発生したことを通知するイベント通知には、特定距離画像(または第2特定映像)が記録された記憶部103における格納場所が含まれる場合を例に説明する。
制御部101は、サーバー20からの要求に応じて距離画像3045を通信部102によりサーバー20へ送信し得る。制御部101は、常時、リアルタイムの距離画像3045を通信部102によりサーバー20へ送信してもよい。
制御部101は、サーバー20からの要求に応じて、第1の状態が発生した被看介護者80の映像3049をカメラ105で撮影して、リアルタイムの映像3049をサーバー20へ送信し得る。制御部101は、サーバー20からの要求に応じて、第2の状態が発生した被看介護者80の映像3049をカメラ105で撮影して、リアルタイムの映像3049をサーバー20へ送信してもよい。
上述したように、カメラ105は、距離画像センサー104とともに単一の筐体内に実装され得る。しかし、検出部10は、カメラ105をオプションとして追加可能な構成であってもよい。この場合、制御部101は、新たなデバイスとしてカメラ105が通信可能に接続されたことを公知の技術により検知したときは、第1の状態を判定(または、第1の状態および第2の状態のいずれかを判定)したときに映像3049を記録し得る。制御部101は、カメラ105が通信可能に接続されたことを検知していないときは、第1の状態を判定(または、第1の状態および第2の状態のいずれかを判定)したとき、距離画像3045を記録および/または表示し得る。
(サーバー20)
図4は、サーバー20のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバー20は、制御部201、通信部202、記憶部203、およびモニター204を備え、これらはバスにより相互に接続される。制御部201は、距離画像取得部および判定部を構成し得る。モニター204は表示部を構成し得る。
制御部201は、CPU、RAM、およびROM等を備える。制御部201は、プログラムに従ってサーバー20の各部の制御および演算処理を行う。制御部201の機能の詳細については後述する。
通信部202は、LANを介して、例えば、検出部10および携帯端末30等と通信するためのインターフェース回路により構成される。
記憶部203は、HDDまたはSSDにより構成され、各種プログラムおよび各種データを記憶する。
モニター204は、各居室の被看介護者80の状態、ならびに映像3049および距離画像3045を含む各種情報を表示する。
制御部201の機能について説明する。
制御部201は、検出部10から距離画像3045を受信してモニター204に表示する。制御部201は、携帯端末30の要求に応じて、検出部10から受信した距離画像3045を携帯端末30へ送信する。
制御部201は、通信部202により各検出部10から状態通知を受信する。制御部201は、状態通知に基づいて各被看介護者80の状態を表示する一覧表示画面(図示せず)を作成してモニター204に表示する。一覧表示画面には、被看介護者80ごとに、例えば、被看介護者80の氏名、被看介護者80の状態、および見守り状態が表示される。被看介護者80の氏名は、状態通知に含まれる、検出部10を特定する情報(例えば、センサーID)に基づいて、各検出部10と被看介護者80の氏名との対応関係を参照することで特定される。各検出部10と被看介護者80の氏名との対応関係は、後述する管理テーブル2031(図5参照)においてあらかじめ設定され得る。見守り状態には、後述するように、例えば、「見守り中」、「見守り一時停止」、および「見守り停止」が含まれる。制御部201は、見守り状態を、携帯端末30において看介護者70により入力された見守り状態の入力情報を携帯端末30から受信することで認識し得る。
制御部201は、検出部10から受信した状態通知を各携帯端末30へ送信(転送)する。
図5は、管理テーブル2031を示す図である。制御部201は、検出部10を特定する情報に含まれるセンサーID、検出部10の配設場所、および被看介護者80の氏名の対応関係を管理テーブル2031で管理する。以下、説明を簡単にするために、検出部10を特定する情報は、センサーIDであるものとして説明する。管理テーブル2031はユーザーにより設定および更新される。管理テーブル2031は、記憶部203に記憶され得る。
図5に示す管理テーブル2031の例においては、例えば、SU-1というセンサーIDと、配設場所である101号室と、被看介護者80であるAさんとが対応付けされている。
制御部201は、管理テーブル2031を参照して、被看介護者80の状態を送信した検出部10のセンサーIDに基づいて、検出部10の配設場所と被監視者である被看介護者80の氏名を特定し得る。
制御部201は、管理テーブル2031に設定されるセンサーIDごとに、被看介護者80の状態、ならびに、第1特定映像、第2特定映像、および特定距離画像の各検出部10の記憶部103における格納場所を、管理テーブル2031に関連付けて記憶部203に記憶し得る。
制御部201は、第1の状態が発生したことを通知するイベント通知、および第2の状態が発生したことを通知するイベント通知を各検出部10から受信する。
制御部201は、検出部10から第1の状態が発生したことを通知するイベント通知を受信したときは、モニター204に第1の状態が発生したことを報知するためのポップアップ画面をモニター204に表示し得る。当該ポップアップ画面には、例えば、被看介護者80の氏名、第1の状態の内容、および第1の状態が発生した時間が表示される。
制御部201は、検出部10から第2の状態が発生したことを通知するイベント通知を受信したときは、モニター204に第2の状態が発生したことを報知するためのポップアップ画面をモニター204に表示し得る。当該ポップアップ画面には、例えば、被看介護者80の氏名、第2の状態の内容、および第2の状態が発生した時間が表示される。
制御部201は、携帯端末30のアドレスを管理し、検出部10からイベント通知を受信したときは、管理されているアドレスの携帯端末30へ、イベント通知を送信(転送)して、携帯端末30の入力表示部304に、例えばポップアップ画面3047(図11参照)等により表示させる。これにより、各被看介護者80の第1の状態および第2の状態が携帯端末30に報知される。制御部201は、携帯端末30のアドレスを管理しない場合は、イベント通知を、宛先を指定せずに発信し得る。なお、各携帯端末30からサーバー20にアクセスしてイベント通知を取得するためのポート番号がサーバー20において予め設定されてもよい。この場合、各携帯端末30において、サーバー20のIPアドレスと、設定されたポート番号が入力されることで、各携帯端末30からサーバー20にアクセスでき、サーバー20からイベント情報を取得できる。
制御部201は、第1の状態が発生したことを通知するイベント通知に含まれるセンサーIDの検出部10のカメラ105により撮像される被看介護者80のリアルタイムの映像3049を表示させるためのボタンをモニター204に表示し得る。制御部201は、ユーザーによる当該ボタンの選択を受け付けたときは、当該イベント通知の送信元の検出部10にリアルタイムの映像3049を要求することで検出部10からリアルタイムの映像3049を取得して、モニター204に表示し得る。
制御部201は、第2の状態が発生したことを通知するイベント通知に含まれるセンサーIDの検出部10の距離画像センサー104により取得される被看介護者80のリアルタイムの距離画像3045を表示させるためのボタンをモニター204に表示し得る。制御部201は、ユーザーによる当該ボタンの選択を受け付けたときは、リアルタイムの距離画像3045をモニター204に表示し得る。なお、制御部201は、第2の状態が発生することを通知するイベント通知に含まれるセンサーIDの検出部10のカメラ105により取得される被看介護者80のリアルタイムの映像3049を表示させるためのボタンをモニター204に表示してもよい。制御部201は、ユーザーによる当該ボタンの選択を受け付けたときは、リアルタイムの映像3049をモニター204に表示し得る。
なお、制御部201は、携帯端末30において表示される、後述する、端末一覧表示画面3041(図7参照)、ライブ表示画面3044(図8、図9参照)、検知履歴画面3046(図10参照)、およびポップアップ画面3047(図11参照)、およびライブ映像表示画面3048(図12参照)と同じ画面をモニター204に表示してもよい。
制御部201は、検出部10の制御部101、または携帯端末30の制御部301の機能の一部または全部を制御部101、301に代替して実行してもよい。
(携帯端末30)
図6は、携帯端末30のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末30は、制御部301、無線通信部302、記憶部303、入力表示部304、および音声入出力部305を有し、これらはバスにより相互に接続される。携帯端末30は、例えば、タブレット型コンピューター、スマートフォン、または携帯電話等の、持ち運び可能な通信端末機器によって構成され得る。入力表示部304は表示部を構成する。
制御部301は、CPU、RAM、およびROM等を備える。制御部301は、プログラムに従って携帯端末30の各部の制御および演算処理を行う。制御部301の機能の詳細については後述する。
無線通信部302はWi-Fi、Bluetooth(登録商標)等の規格を用いた無線通信により、無線AP31を経由して、または直接的に各装置と無線通信する。上述したように、携帯端末30では、無線LANの設定に加え、サーバー20との接続情報(サーバー20のIPアドレス、サーバー20で設定したポート番号)を入力することで、携帯端末30からサーバー20へのアクセスが可能となるようにしてもよい。接続情報は、サーバー20を特定するための情報であり、記憶部303に記憶されてもよい。
記憶部303は、SSDやSDカードにより構成され、各種プログラムおよび各種データを記憶する。
入力表示部304は、例えば、液晶等の表示面にタッチセンサーを重畳させたタッチパネルにより構成される。入力表示部304は、各種情報を表示するとともに、各種入力を受け付ける。
音声入出力部305は、例えばスピーカーとマイクであり、無線通信部302を介して他の携帯端末30との間で看介護者70による音声通話を可能にする。
制御部301の機能について説明する。
制御部301は、サーバー20から状態通知を受信する。制御部301は、状態通知に基づいて、各被看介護者80の状態を表示する端末一覧表示画面3041(図7参照)を作成して入力表示部304に表示する。端末一覧表示画面3041は、サーバー20のモニター204に表示される一覧表示画面に対応する画面であり得る。
図7は、端末一覧表示画面3041を示す図である。
端末一覧表示画面3041には、被看介護者80ごとに、例えば、被看介護者80の氏名、被看介護者80の状態、および見守り状態が表示される。なお、被看介護者80の状態が第1の状態および第2の状態のいずれにも該当しない場合は、被看介護者80の状態に代えて被看介護者80の居場所が表示されてもよい。各被看介護者80の氏名、被看介護者80の状態、および見守り状態は、被看介護者80ごとの個別表示区域3042にそれぞれ表示され得る。被看介護者80の氏名は、状態通知に含まれるセンサーIDに基づいて特定される。制御部301は、各検出部10のセンサーIDと被看介護者80の氏名との対応関係を、サーバー20から管理テーブル2031の情報を取得することで特定し得る。見守り状態には、上述したように、「見守り中」、「見守り一時停止」、および「見守り停止」が含まれる。
図7に示す端末一覧表示画面3041の例においては、例えば、被看介護者80の氏名として「入居者様C」が、被看介護者80の状態として「離床」が、見守り状態として「見守り中」が表示されている。
制御部301は、イベント通知をサーバー20から受信したときは、端末一覧表示画面3041において、イベント通知に含まれるセンサーIDに基づいて特定した被看介護者80の個別表示区域3042を強調表示する。個別表示区域3042の強調表示は、例えば、色付けや点滅等により行い得る。制御部301は、個別表示区域3042を強調表示することで、強調表示された個別表示区域3042に表示された被看介護者80が、第1の状態または第2の状態であること報知する。後述するように、制御部301は、イベント通知をサーバー20から受信したときは、イベント通知を報知するためのポップアップ画面3047(図11参照)を入力表示部304に表示し得る。これにより、ポップアップ画面3047によっても被看介護者80が、第1の状態または第2の状態であるこが報知され得る。図7に示す端末一覧表示画面3041の例においては、Cさんの状態が表示された個別表示区域3042が、色付けにより強調されている。これは、無線通信部302により、Cさんが第2の状態である「離床」の状態にあることを報知するイベント通知が受信されたからである。
イベント通知時の強調表示は、後述する、担当者の入力がされるまで、あるいは看介護者70の誰かが強調表示された(イベント通知された)被看介護者80のライブ表示を行うまで継続され得る。
制御部301は、個別表示区域3042に、リアルタイムの距離画像3045を表示させるための「ライブ」ボタン3043を表示する。制御部301は、個別表示区域3042の「ライブ」ボタン3043が選択(タップ)されたときは、ライブ表示画面3044(図8、図9参照)に切替えて、当該個別表示区域3042に表示された被看介護者80の居室に設置された距離画像センサー104のリアルタイムの距離画像3045をサーバー20から取得(受信)し、ライブ表示画面3044に表示する。
図8は、ライブ表示画面3044の例を示す図である。
ライブ表示画面3044には、リアルタイムの距離画像3045、被看介護者80の氏名、被看介護者80の状態、見守り状態、担当者、および被看介護者80の居場所が表示され得る。ライブ表示画面3044には、さらに、「検知履歴」ボタン、「一時停止」ボタン、および「見守り停止」ボタンが表示され得る。
図8のライブ表示画面3044の例においては、被看介護者80の氏名として「入居者様A」が、被看介護者80の最近の通知時の状態として「起き上がり」が、見守り状態として「見守り中」が表示され、担当者が無く、被看介護者80の居場所がベッドであることが表示されている。ライブ表示画面3044には、距離画像3045がシルエット画像として表示されている。
上述したように、被看介護者80の状態によらず、「ライブ」ボタン3043が選択されたときは、ライブ表示画面3044にリアルタイムの距離画像3045が表示される。しかし、制御部301は、ライブ表示画面3044に表示する画像に関し、被看介護者80ごとに、以下のように制御してもよい。
(1)第1の状態(または、第1の状態および第2の状態のいずれか)が判定される前は、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045をライブ表示画面3044に表示する。第1の状態(または、第1の状態および第2の状態のいずれか)が判定された場合、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの映像3049を表示する。
(2)第1の状態および第2の状態のいずれかが判定される前は、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045をライブ表示画面3044に表示する。第1の状態が判定された場合、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの映像3049を表示する。第2の状態が判定された場合、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045を表示する。
(3)第1の状態および第2の状態のいずれかが判定される前は、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045をライブ表示画面3044に表示する。第1の状態および第2の状態のいずれかが判定された場合、リアルタイムの映像3049を表示可能にする。
図9は、ライブ表示画面3044の他の例を示す図である。図9に示すライブ表示画面3044は、第1の状態および第2の状態のいずれかが判定された場合に表示される(切り替えられる)ライブ表示画面3044であり、「カメラ映像」ボタン3050が表示される。
制御部301は、「カメラ映像」ボタン3050が選択されると、ライブ表示画面3044に表示されていた、リアルタイムの距離画像3045をリアルタイムの映像3049に切り替えて表示する。
(4)第1の状態および第2の状態のいずれかが判定される前は、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045をライブ表示画面3044に表示する。第1の状態が判定された場合、リアルタイムの映像3049を表示可能にする(例えば、ライブ表示画面3044に「カメラ映像」ボタン3050を表示させる)。第2の状態が判定された場合、リアルタイムの映像3049を表示可能にせず(例えば、ライブ表示画面3044に「カメラ映像」ボタン3050を表示させない)、リアルタイムの距離画像3045を継続する。
上記第1の状態または第2の状態判定時の、「ライブ」ボタン3043の選択によるリアルタイムの映像表示は、担当者の入力がされるまで、看介護者70の誰かが「ライブ」ボタン3043を選択しリアルタイムの映像3049を表示させるまで、あるいは所定時間が経過するまで継続され得る。
制御部301は、ライブ表示画面3044の「一時停止」ボタンが選択されると、見守り機能を一時停止するための制御信号をサーバー20へ送信する。サーバー20の制御部201は、当該制御信号を受信すると、(1)イベント通知の送信による第1の状態および第2の状態の報知、(2)映像3049の記録、および(3)イベントの検知履歴(判定履歴)の記憶部203への保存、の3つの制御を所定時間一時停止させる。「一時停止」ボタンが選択された際、距離画像3045に基づく第1の状態および第2の状態の判定は継続して行われてもよいが、一時停止されてもよい。また、「一時停止」ボタンが選択された際、上記(1)~(3)のうち、(1)の報知のみが一時停止されてもよい。一時停止させる所定時間は例えば3分間であるが、ユーザーにより任意の時間に設定され得る。例えば、看介護者70が被看介護者80の居室に入室する直前に、「一時停止」ボタンが選択されることで、居室に被看介護者80以外の看介護者70がいることによる、イベントの誤検出(誤報)を防止できる。
制御部301は、ライブ表示画面3044の「見守り停止」ボタンが選択されると、見守り機能を停止するための制御信号をサーバー20へ送信する。サーバー20の制御部201は、当該制御信号を受信すると、(1)イベント通知の送信による第1の状態および第2の状態の報知、(2)映像3049の記録、および(3)イベントの検知履歴(判定履歴)の記憶部203への保存、の3つの制御を停止させる。この際、サーバー20の制御部201は、距離画像3045に基づく第1の状態および第2の状態の判定を停止させる制御は行わなくてもよい。例えば、被看介護者80が自立する等により、ケアが不要になった場合に、「見守り停止」ボタンが選択され得る。
制御部301は、ライブ表示画面3044の「検知履歴」ボタンが選択されたときは、検知履歴画面3046(図10参照)に切替えて、入力表示部304に表示させる。検知履歴画面3046は、ライブ表示画面3044において氏名が表示された被看介護者80に関するイベント通知の内容の履歴である。
図10は、検知履歴画面3046を示す図である。
図10に示す検知履歴画面3046の例においては、被看介護者80であるAさんに関するイベント通知の内容の履歴が表示されている。イベント通知の内容は、第1の状態および第2の状態の検知(判定)履歴に対応し得る。
検知履歴画面3046に表示される各履歴には、第1の状態および第2の状態が判定された日時と、判定された状態の内容(例えば、「起き上がり」)が表示される。
検知履歴画面3046に表示される各履歴には、「再生」ボタンが表示され得る。
制御部301は、「再生」ボタンが選択されたときは、当該「再生」ボタンが選択された履歴に対応するイベント通知がされる際に検出部10(またはサーバー20)に記憶された第1特定映像、第2特定映像、または特定距離画像を、サーバー20を介して当該検出部10から取得し、再生することで入力表示部304に表示する。上述したように、第1特定映像、第2特定映像、または特定距離画像の格納場所はイベント通知に含まれているため、これを用いて、検出部10から第1特定映像、第2特定映像、または特定距離画像を取得し得る。
制御部301は、イベント通知をサーバー20から受信したときは、イベント通知を報知するためのポップアップ画面3047を入力表示部304に表示し得る。
図11は、ポップアップ画面3047を説明するための説明図である。
図11に示すポップアップ画面3047の例においては、端末一覧表示画面3041が表示されているタイミングでポップアップ画面3047が表示されている。しかし、ポップアップ画面3047は、イベント通知が受信された任意のタイミングで表示され得る。ポップアップ画面3047には、被看介護者80の氏名、判定された第1の状態または第2の状態の内容、および判定された時間が表示され得る。ポップアップ画面3047には、被看介護者80の部屋番号が表示されてもよい。ポップアップ画面3047は所定時間(例えば5秒)経過後に表示されなくなり得る。
制御部301は、ポップアップ画面3047が選択(タップ)されると、ライブ映像表示画面3048(図12参照)に切替えて入力表示部304に表示する。
図12は、ライブ映像表示画面3048を示す図である。
ライブ映像表示画面3048には、ポップアップ画面3047において報知されたイベント通知に含まれるセンサーIDに対応する検出部10のカメラ105により撮像されるリアルタイムの映像3049であるライブ映像が表示され得る。すなわち、イベント通知に含まれるイベントが第1の状態であっても第2の状態であっても、リアルタイムの映像3049が表示され得る。なお、イベント通知に含まれるイベントが第2の状態である場合は、リアルタイムの映像3049に代えて、リアルタイムの距離画像が表示されてもよい。
制御部301は、ポップアップ画面3047が選択(タップ)されると、イベント通知に含まれるセンサーIDに対応する検出部10のカメラ105により撮像されるリアルタイムの映像3049を要求する制御信号をサーバー20へ送信する。サーバー20は、当該制御信号を受信すると、当該検出部10へカメラ105による映像3049を要求する制御信号を送信する。
制御部301は、ライブ映像表示画面3048に表示されるリアルタイムの映像3049上でピンチアウトによる操作入力があったときは、映像3049を拡大表示させ得る。これにより、被看介護者80の状態の確認が容易になる。
ライブ映像表示画面3048には、ライブ表示画面3044と同様に、被看介護者80の氏名、被看介護者80の状態、見守り状態、担当者、および被看介護者80の居場所が表示され得る。ライブ映像表示画面3048には、さらに、「検知履歴」ボタン、「一時停止」ボタン、および「見守り停止」ボタンが表示され得る。
ライブ映像表示画面3048には、「担当する」ボタンが表示され得る。「担当する」ボタンが選択されると、制御部301は、担当者の表示を、例えば「担当者なし」から「自分が担当」に切り替える。さらに、制御部301は、自端末を使用する看介護者70が、ライブ映像表示画面3048に氏名が表示された被看介護者80の担当になったことをサーバー20へ通知する。サーバー20は、当該通知をした携帯端末30以外の他の携帯端末30に、当該通知の内容を通知する。当該他の携帯端末30は、受信した当該通知に基づき、被看介護者80の担当となった看介護者70の氏名(または苗字)を、当該被看介護者80の担当者として、例えば、「EKさんが担当」と表示する。
見守り監視システム1の動作について説明する。
図13は、映像3049等の記録に関する見守り監視システム1の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、プログラムに従い、検出部10の制御部101により実行され得る。なお、サーバー20が検出部10の制御部101の機能の一部または全部を代替する場合、本フローチャートは、プログラムに従い、サーバー20の制御部201により実行され得る。
制御部101は、距離画像センサー104により距離画像を取得する(S101)。
制御部101は、取得した距離画像に基づいて、被看介護者80の状態を検出する(S102)。
制御部101は、検出した状態が第1の状態かどうか判定する(S103)。制御部101は、検出した状態が第1の状態と判定したときは(S103:YES)、カメラ105により撮像された、第1の状態の発生前後所定時間の映像3049をリングバッファから抽出して記憶部103に記録し(S105)、第1の状態が発生したことを通知するイベント通知をサーバー20へ送信する(S107)。
制御部101は、検出した状態が第1の状態ではないと判定したときは(S103:NO)、第2の状態かどうか判定する(S104)。制御部101は、検出した状態が第2の状態と判定したときは(S104:YES)、距離画像センサー104により取得された、第2の状態の発生前後所定時間の距離画像3045をリングバッファから抽出して記憶部103に記録し(S106)、第2の状態が発生したことを通知するイベント通知をサーバー20へ送信する(S107)。
制御部101は、検出した状態が第2の状態ではないと判定したときは(S104:NO)、検出した状態を通知する状態通知をサーバー20へ送信する(S108)。
制御部101は、見守り停止の指示があるかどうか判断する(S109)。制御部101は、見守り停止の指示がないと判断した場合は(S109:NO)、ステップS101に戻って処理を継続する。見守り停止の指示があると判断した場合は(S109:YES)、処理を終了する。
図14は、映像3049等の表示に関する見守り監視システム1の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、プログラムに従い、サーバー20の制御部201により実行され得る。なお、検出部10は、サーバー20の機能の一部または全部を代替してもよい。その場合、本フローチャートは、プログラムに従い、検出部10の制御部101により実行されてもよい。
制御部201は、イベント通知を取得したかどうか判断する(S201)。制御部101は、イベント通知を取得していないと判断したときは(S201:NO)、ステップS201を再度実行する。
制御部201は、イベント通知を取得していると判断したときは(S201:YES)、イベント通知を携帯端末30へ送信する(S202)。
制御部201は、イベント通知が携帯端末30へ送信された後、検知履歴画面3046において、イベントのいずれかの履歴の「再生」ボタンが選択されること等により、携帯端末30から第1特定映像、第2特定映像、および特定距離画像のいずれか(以下、「第1特定映像等」とも称する)の要求があるかどうか判断する(S203)。携帯端末30において、第1の状態が発生したことを通知するイベント通知のいずれかの履歴の「再生」ボタンが選択された場合、第1特定映像の要求がされ得る。携帯端末30において、第2の状態が発生したことを通知するイベント通知のいずれかの履歴の「再生」ボタンが選択された場合、第2特定映像または特定距離画像の要求がされ得る。
制御部201は、第1特定映像等の要求がないと判断したときは(S203:NO)、ステップS201に戻って処理を継続する。
制御部201は、第1特定映像等の要求があると判断したときは(S203:YES)、要求された第1特定映像等を検出部10に要求する(S204)。制御部201は、要求した第1特定映像等を検出部10から受信することで取得する(S205)。
制御部201は、取得した第1特定映像等を、第1特定映像等を要求した携帯端末30へ送信して、携帯端末30で再生して表示させる(S206)。
制御部201は、見守り停止の指示があるかどうか判断する(S207)。制御部201は、見守り停止の指示がないと判断した場合は(S207:NO)、ステップS201に戻って処理を継続する。見守り停止の指示があると判断した場合は(S207:YES)、処理を終了する。
図15は、リアルタイムの映像3049等の表示に関する見守り監視システム1の動作の例を示すフローチャートである。本フローチャートは、プログラムに従い、携帯端末30の制御部301により実行され得る。なお、サーバー20または検出部10は、携帯端末30の機能の一部または全部を代替してもよい。その場合、本フローチャートは、プログラムに従い、サーバー20の制御部201、または検出部10の制御部101により実行されてもよい。
制御部301は、イベント通知を取得したかどうか判断する(S301)。制御部101は、イベント通知を取得していないと判断したときは(S301:NO)、ステップS301を再度実行する。
制御部301は、イベント通知を取得していると判断したときは(S301:YES)、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知かどうか判断する(S302)。
制御部301は、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知だと判断したときは(S302:YES)、リアルタイムの映像3049を入力表示部304に表示する。例えば、制御部301は、端末一覧表示画面3041において、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの映像3049を入力表示部304に表示する。
制御部301は、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知ではないと判断したときは(S302:NO)、リアルタイムの距離画像3045を入力表示部304に表示する。例えば、制御部301は、端末一覧表示画面3041において、「ライブ」ボタン3043が選択されたときに、リアルタイムの距離画像3045を入力表示部304に表示する。
制御部301は、見守り停止の指示があるかどうか判断する(S305)。制御部301は、見守り停止の指示がないと判断した場合は(S305:NO)、ステップS301に戻って処理を継続する。見守り停止の指示があると判断した場合は(S305:YES)、処理を終了する。
図16は、リアルタイムの映像3049等の表示に関する見守り監視システム1の動作の他の例を示すフローチャートである。本フローチャートは、プログラムに従い、携帯端末30の制御部301により実行され得る。なお、サーバー20または検出部10は、携帯端末30の機能の一部または全部を代替してもよい。その場合、本フローチャートは、プログラムに従い、サーバー20の制御部201、または検出部10の制御部101により実行されてもよい。
制御部301は、リアルタイムの距離画像3045を入力表示部304に表示する(S401)。例えば、制御部301は、ライブ表示画面3044において、リアルタイムの距離画像3045を表示する。
制御部301は、イベント通知を取得したかどうか判断する(S402)。制御部101は、イベント通知を取得していないと判断したときは(S402:NO)、ステップS401を再度実行する。
制御部301は、イベント通知を取得していると判断したときは(S402:YES)、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知かどうか判断する(S403)。
制御部301は、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知だと判断したときは(S403:YES)、リアルタイムの映像3049の表示の要求があるかどうか判断する(S404)。例えば、制御部301は、リアルタイムの距離画像3045が表示されているライブ表示画面3044に表示された「カメラ映像」ボタン3050(図9参照)が選択されたかどうかによって、リアルタイムの映像3049の表示の要求があるかどうか判断する。
制御部301は、リアルタイムの映像3049の表示の要求がないと判断したときは(S404:NO)、リアルタイムの距離画像3045の入力表示部304への表示を継続する(S406)。
制御部301は、リアルタイムの映像3049の表示の要求があると判断したときは(S404:YES)、リアルタイムの映像3049に切り替えて入力表示部304に表示する(S405)。例えば、制御部301は、リアルタイムの距離画像3045が表示されているライブ表示画面3044に表示された「カメラ映像」ボタン3050が選択されたときに、リアルタイムの映像3049に切り替えて入力表示部304に表示する。
制御部301は、イベント通知が第1の状態が発生したことを通知するイベント通知ではないと判断したときは(S403:NO)、リアルタイムの距離画像3045の入力表示部304への表示を継続する(S406)。
制御部301は、見守り停止の指示があるかどうか判断する(S407)。制御部301は、見守り停止の指示がないと判断した場合は(S407:NO)、ステップS402に戻って処理を継続する。見守り停止の指示があると判断した場合は(S407:YES)、処理を終了する。
本実施形態は以下の効果を奏する。
距離画像に基づいて人物の第1の状態を判定するとともに、第1の状態が判定される前は距離画像を表示し、第1の状態が判定された場合、映像を表示可能とする。これにより、プライバシーに配慮しつつ日常の被看介護者を確認でき、かつ異常発生時に被看介護者の詳細な状況が確認できる。
さらに、第1の状態を、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかを含むものとする。これにより、事故の可能性がある被看介護者の異常の発生に関しては被看介護者の詳細な状況を確認できるとともに、日常の被看介護者についてプライバシー保護を実現できる。
さらに、人物の、第1の状態とは異なる第2の状態が判定された場合、映像を表示する。これにより、これにより、事故の可能性が比較的低い被看介護者の状態の変化に関しても、被看介護者の詳細な状況を確認できる。
さらに、人物の、第1の状態とは異なる第2の状態が判定された場合、距離画像を表示する。これにより、事故の可能性が比較的低い被看介護者の状態の変化に関して、プライバシー保護を重視しつつ状態の変化を確認できる。
さらに、第2の状態を、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかを含むものとする。これにより、被看介護者の詳細な状況を確認する、被看介護者の状態の変化を適切なものにすることができる。
さらに、第1の状態が判定された場合、距離画像を表示するとともに、距離画像を、所定の操作により、映像に切り替えて表示する。これにより、プライバシー保護を重視しつつ被看介護者の詳細な状況を確認したいというユーザーの要望に柔軟に応えることができる。
さらに、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態が判定された場合、距離画像を表示する。これにより、事故の可能性が比較的低い被看介護者の状態の変化に関して、プライバシー保護を重視しつつ状態の変化の記録を残すことができる。
さらに、第1の状態とは異なる第2の状態が判定された場合、距離画像を表示し、所定の操作により、距離画像を映像に切り替えて表示する。これにより、事故の可能性が比較的低い被看介護者の状態の変化に関しても、被看介護者の詳細な状況を確認したいというユーザーの要望に柔軟に応えることができる。
以上説明した、見守り監視システム1の構成は、上述の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上述の構成に限られず、特許請求の範囲内において、種々改変できる。例えば、上述したフローチャートにおいては、フローチャートに示したステップ以外のステップを含んでもよく、一部のステップを含まなくてもよい。また、ステップの順序は、上述した実施形態に限定されない。さらに、各ステップは、他のステップと組み合わされて一つのステップとして実行されてもよく、他のステップに含まれて実行されてもよく、複数のステップに分割されて実行されてもよい。
また、カメラ105は常時起動されていなくてもよい。制御部101は、第1状態(または、第1状態および第2状態のいずれか)を判定したときから映像を撮像してもよい。また、被看介護者80の事故はベッド90外で起こることが多いため、被看介護者80がベッド90外にいるときのみ映像を撮像するようにしてもよい。
また、上述した実施形態における各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピューターのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、例えば、USBメモリやDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等のコンピューター読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶装置に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、一機能として装置のソフトウエアに組み込まれてもよい。
1 見守り監視システム、
10 検出部、
101 制御部、
102 通信部、
103 記憶部、
104 距離画像センサー、
105 カメラ、
106 体動センサー、
20 サーバー、
201 制御部、
202 通信部、
203 記憶部、
2031 管理テーブル、
204 モニター、
30 携帯端末、
301 制御部、
302 無線通信部、
303 記憶部、
304 入力表示部、
3041 端末一覧表示画面、
3042 個別表示区域、
3043 「ライブ」ボタン、
3044 ライブ表示画面、
3045 距離画像、
3046 検知履歴画面、
3047 ポップアップ画面、
3048 ライブ映像表示画面、
3049 映像、
305 音声入出力部、
70 看介護者、
80 被看介護者、
90 ベッド。

Claims (17)

  1. 距離画像を取得する距離画像取得部と、
    撮像光学系と2次元撮像素子とを含む撮像部と、
    前記距離画像取得部により取得された前記距離画像に基づいて、人物の第1の状態を判定する判定部と、
    前記距離画像取得部により取得された前記距離画像、および前記撮像部により撮像された映像を表示する表示部と、を有し、
    前記第1の状態が判定される前は、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、
    前記第1の状態が判定された場合、前記表示部は前記撮像部で撮影された映像を表示可能である、見守り監視システム。
  2. 前記第1の状態は、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかを含む、請求項1に記載の見守り監視システム。
  3. 前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記撮像部により撮像された映像を表示する、請求項1に記載の見守り監視システム。
  4. 前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示する、請求項1に記載の見守り監視システム。
  5. 前記第2の状態は、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかを含む、請求項3または4に記載の見守り監視システム。
  6. 前記第1の状態が判定された場合、前記表示部は、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を、所定の操作により、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示する、請求項1に記載の見守り監視システム。
  7. 前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示する、請求項6に記載の見守り監視システム。
  8. 前記判定部は、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部は、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示し、所定の操作により前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示する、請求項6に記載の見守り監視システム。
  9. 距離画像を取得するステップ(a)と、
    前記ステップ(a)において取得された前記距離画像に基づいて、人物の第1の状態を判定するステップ(b)と、
    前記第1の状態が判定される前は、表示部に前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を表示させ、前記第1の状態が判定された場合、前記表示部に、撮像光学系と2次元撮像素子とを含む撮像部で撮影された映像を表示可能にするステップ(c)と、
    を有する見守り監視方法。
  10. 前記第1の状態は、ずり落ち、転落、転倒、横たわり、うずくまり、入室、および生体異常の少なくともいずれかを含む、請求項9に記載の見守り監視方法。
  11. 前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記撮像部により撮像された映像を表示させるステップ(d)を有する、請求項9に記載の見守り監視方法。
  12. 前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示させるステップ(e)を有する、請求項9に記載の見守り監視方法。
  13. 前記第2の状態は、起き上り、端座位、および離床の少なくともいずれかを含む、請求項11または12に記載の見守り監視方法。
  14. 前記第1の状態が判定された場合、前記表示部に、前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を表示し、前記距離画像を、所定の操作により、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示するステップ(f)を有する、請求項9に記載の見守り監視方法。
  15. 前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示するステップ(g)を有する、請求項14に記載の見守り監視方法。
  16. 前記ステップ(b)においては、人物の、前記第1の状態とは異なる第2の状態を判定し、
    前記第2の状態が判定された場合、前記表示部に、前記距離画像取得部により取得された前記距離画像を表示させ、所定の操作により前記ステップ(a)において取得された前記距離画像を、前記撮像部により撮像された映像に切り替えて表示するステップ(h)を有する、請求項14に記載の見守り監視方法。
  17. 請求項9~16のいずれか一項に記載の見守り監視方法をコンピューターに実行させるための見守り監視プログラム。
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