JP2023116271A - 包装用袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋以外の他の部材を一切用いずとも袋本体だけで商品を袋内にしっかりと固定することができ、それによって運搬時や展示又は載置作業時に発生しがちな商品の破損事故を防止することができるとともに、窓が形成されている場合には、窓に合わせて商品をきれいに外部に見せることのできる包装用袋を提供する。【解決手段】両ガゼット部3L,3Rの袋本体2内において対峙する折目4L,4R同士の間隔Dを、袋本体2内に収容される被包装物Pの幅寸法Wと等しいか又はそれよりやや大きい寸法に設定し、被包装物Pが袋本体2内において両ガゼット部3L,3Rの折目4L,4R同士の間に挟持固定されるようにした。【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、口紅やスティック状の糊といった筒状或いは筆記具など棒状の商品をはじめ、少量の流体や粉体などが入った筒状のサンプル品、さらには薬液が封入されたアンプル瓶などを容易に包装することができ、また必要に応じて展示にも使用することのできる包装用袋に関する。
従来、この種の包装用袋しては、特許文献1に所載の吊下兼用展示袋が知られている。この袋は、包装袋の上部に吊下げ用のヘッダ部が設けられ、該包装袋の下端部が開口し該下端部から延長された封止片で開口部が封止され、商品を収容した状態で吊下げて展示する吊下用の展示袋であって、包装袋の側面に横マチ部が形成され、前記封止片にて横マチ部の幅に沿って開口部を封止するように形成され、該封止片に対向する開口部の下端部に、封止片の内側に一部又は全体を重合せしめる補強片を延長したものである。そして、この吊下兼用展示袋によれば、展示手段を吊り下げ用と載置用とから選択することができる結果、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の如く、商品の展示方法に合理化が望まれる環境での使用に極めて有効である、とされている。
実用新案登録第3147336号公報
しかしながら、上記従来の袋にあっては、商品を単に袋内に収容するだけであるから、運搬時や展示又は載置作業時に袋内で商品が自由に動くこととなる。その結果、商品が破損したりする虞があるだけでなく、商品を取り出す際、思わぬ向きで商品が出てくる場合があり、そのため取り出し時に慌ててしまい商品を落としてしまうといった事故を招来しかねなかった。また、袋内で商品が自由に動くことができることから袋内で商品の天地が定まらないため、袋に窓が形成されていた場合には展示に際して袋内の商品が窓の位置と一致しないため、商品をきれいに見せることができないといった問題があった。
ところで、上記のような問題は、例えば袋内に商品を固定するための部材を別途用意しておき商品と一緒に収容することで解決できる。しかしながら、その場合、包装コストがかかるとともに包装作業が煩瑣になるといった新たな問題が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、袋以外の他の部材を一切用いずとも袋本体だけで商品を袋内にしっかりと固定することができ、それによって運搬時や展示又は載置作業時に発生しがちな商品の破損事故を防止することができるとともに、窓が形成されている場合には、窓に合わせて商品をきれいに外部に見せることのできる包装用袋を提供することにある。
上記目的を達するために、本発明は次のとおりの構成としている。
本発明に係る包装用袋は、袋本体の内方に向かって突出する折目を有するガゼット部が両側部に設けられ、前記袋本体を構成する前壁部と後壁部とがそれぞれの上端部において重畳一体化される一方それぞれの下端部において開口されるとともに、該開口が前記前壁部及び前記後壁部からそれぞれ延設された封止用フラップにより開閉可能に封止される包装用袋であって、前記両ガゼット部の前記袋本体内において対峙する前記折目同士の間隔が、前記袋本体内に収容される被包装物の幅寸法と等しいか又はそれよりやや大きい寸法に設定され、前記被包装物が前記袋本体内において前記両ガゼット部の折目同士の間に挟持固定されることを特徴とするものである。
本発明によれば、商品を両ガゼット部の折目同士の間で挟持固定することができるため、商品を袋内で固定するための部材を別途用意する必要が一切ない。したがって、商品を袋内で固定するためにコストが嵩んだりまた包装作業が煩瑣になることがない。
また、本発明に係る包装用袋において、前記後壁部に、ミシン目により画成された易開封部が設けられたものであってもよい。
また、本発明に係る包装用袋において、前記前壁部及び後壁部の両方又はいずれか一方に、前記袋本体内に収容された被包装物を展示可能な窓部が設けられたものであってもよい。
また、本発明に係る包装用袋において、前記前壁部と後壁部とが重畳一体化された前記上端部に、吊下用の貫通孔が設けられたものであってもよい。
また、本発明に係る包装用袋において、前記封止用フラップに、前記ガゼット部内に嵌入され該ガゼット部と係合するロック部が設けられたものであってもよい。
本発明によれば、袋以外の他の部材を一切用いずとも袋本体だけで商品を袋内にしっかりと固定することができ、それによって運搬時や展示又は載置作業時に発生しがちな商品の破損事故を防止することができるとともに、窓が形成されている場合には、窓に合わせて商品をきれいに外部に見せることのできる包装用袋を提供することができる。
本願開示の包装用袋の一実施形態に係るブランクを示す正面図である。 図1に示すブランクの組立手順を示す正面図である。 図2に続く組立手順の最初を示す正面図である。 図3に続く組立手順を示す正面図である。 図4に続く組立手順を示す正面図である。 図5に続く組立手順を示す斜視図である。 袋本体内に商品を収容した状態を示す概略横断面図である。 図6に続く組立手順を示す斜視図である。 図8に続く組立手順を示す斜視図である。 図9に続く組立手順を示す部分側面図である。 図10に続く組立手順の最後を示す部分側面図である。 組立を完了した状態を示す包装用袋の斜視図である。 本願開示の包装用袋の他の実施形態に係るブランクを示す正面図である。 図13に示すブランクを組み立てて商品を収容した状態を示す斜視図である。 本願開示の包装用袋の一実施形態に係るブランクの他の例を示す正面図である。 図15に示すブランクによる包装用袋の図8相当図である。 図15に示すブランクの組立手順の途中を示す図9相当の底面図である。
以下、本発明の実施形態について詳述する。なお、以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術範囲を限定する性格のものではない。
<包装用袋の全体構成>
本願開示の包装用袋1は、図1、図7、図12及び図14に示すように、袋本体2の内方に向かって突出する折目4,5を有するガゼット部3L,3Rが両側部に設けられ、袋本体2を構成する前壁部6と後壁部7とがそれぞれの上端部61,71において重畳一体化される一方それぞれの下端部において開口8(図6参照)されるとともに、開口8が、図6、図8及び図9に示すように、前壁部6及び後壁部7からそれぞれ延設された封止用フラップ9(図では後述する下フラップ91及び上フラップ92の符号のみを示す)により開閉可能に封止される袋である。
上記包装用袋1にあっては、両ガゼット部3L,3Rの袋本体2内において対峙する折目4L,4R同士の間隔Dが、図7に示すように、袋本体2内に収容される被包装物Pの幅寸法Wと等しいか又はそれよりやや大きい寸法に設定され、被包装物Pが袋本体2内において両ガゼット部3L,3Rの折目4L,4R同士の間に挟持固定されるようになっている。
このような包装用袋1によれば、被包装物Pを両ガゼット部3L,3Rの折目4L,4R間で挟持固定することができるため、被包装物Pを袋内で固定するための部材を別途用意する必要が一切ない。したがって、被包装物Pを袋内で固定するためにコストが嵩んだりまた包装作業が煩瑣になることがない。
<ブランクの構成>
上記包装用袋1は、図1に示すようなブランク10から組み立てられる。以下、順次、ブランク10及びその組立手順について説明する。なお、以下の説明における上下左右の用語は、あくまでも説明の便宜上用いているにすぎず本発明の解釈を限定するものではない。
ブランク10は、後壁部7、右ガゼット部3R、前壁部6、左ガゼット部3L、貼着片11がこの順で折目15,16,17,18を介して連設されるとともに、後壁部7の下端に下フラップ91及び差込片12がこの順で折目19,20を介して連設される一方、前壁部6の下端に上フラップ92及び係止片13がこの順で折目21,22を介して連設されている。また、上フラップ92の両側にはそれぞれ折目23,23を介してロック片14,14が連設されている。
前壁部6と後壁部7の上端部61,71、具体的には両ガゼット部3L,3Rの上辺より上方に突出する領域が重畳され糊着されて一体化される。この一体化される上端部61,71は、吊下展示の際の吊下部として使用されるため、上端部61,71には吊下展示の際に利用されるフックを挿通するための貫通孔24,24がそれぞれ形成されている。なお、包装用袋1を吊下展示に使用しない場合は、貫通孔24,24は形成しなくてもよい。
前壁部6の略中央には、展示窓25が開口されており、この展示窓25はその周縁部に貼着された例えば透明なフィルム26で覆われている。一方、後壁部7には、その上端部71寄りに、略門型を呈するジッパー状のミシン目27で画成された易開封部28が設けられている。このミシン目27の上端に形成された押込部28aを押し込んでこの部分28aを破断し易開封部28を引き開くことにより、包装用袋1から被包装物Pを取り出すことができるようになっている。なお、上記の展示窓25及び易開封部28はいずれも必須ではなく、それらのいずれか一方又は両方を設けなくともよい。
両ガゼット部3L,3Rには、その幅方向中央にそれぞれ折目4L,4Rが形成されている。この両ガゼット部3L,3Rの幅寸法は、ブランク10の組立完了時に、袋本体2内において対峙する折目4L,4R同士の間隔Dが、図7に示すように、被包装物Pの幅寸法Wと等しいか又はそれよりやや大きい寸法となるように設定されている。両ガゼット部3L,3Rがこのように構成されているため、袋本体2内に被包装物Pを収容すると、被包装物Pが袋本体2内において両ガゼット部3L,3Rの折目4L,4R同士の間に挟持固定される。また、両ガゼット部3L,3Rの下端縁32,32は上端縁31,31とは平行ではなく、下端縁32の中央部に向かう上り勾配の一対の傾斜辺33,34で構成されている。すなわち、両ガゼット部3L,3Rの各折目4L,4Rの寸法は、両ガゼット部3L,3Rの各両側の折目15,16,17,18より極僅かに短い寸法となっている。これにより組立時に両ガゼット部3L,3Rの下端縁32,32が下フラップ91と干渉するのを緩和することができ、下フラップ91及び上フラップ92の納まりが良くなるとともに、下端縁32,32と下フラップ91との間に極僅かな隙間が形成され、この隙間にロック片14,14の縁部が嵌入されるようになっている。これによりロック片14,14のロック機能が発揮されるように図られている。なお、両ガゼット部3L,3Rに形成される折目4L,4Rは、本例のような1本に限るものではなく、例えば3本とし、袋本体2内に突出して被包装物Pと接する折目が左右2つずつとなるようにしてもよい。この場合、被包装物Pを挟持する折目が左右2つずつとなるため、被包装物Pをより安定して固定することができる。
後壁部7と下フラップ91の境界における折目19には、係止用スリット29が形成されている。この係止用スリット29は、上フラップ92の下端に折目22を介して連設された係止片13に対応するものである。また、上フラップ92の両側にそれぞれ連設されたロック片14,14は、請求項5の特定事項であるロック部に相当するものであり、図11及び図12に示すように、組立時において両ガゼット部3L,3R内に嵌入され各ガゼット部3L,3Rと係合するものである。なお、前壁部6と後壁部7の下端部に形成される開口8は、下フラップ91だけで封止するようにしてもよく、その場合、下フラップ91は粘着テープによって前壁部6に固定するようにして、上フラップ92及び係止用スリット29を省いてもよい。
<ブランクの組立手順>
次に、上記ブランク10の組立手順について、図2~図12を参照して説明する。
まず、図2に示すように、左ガゼット部3Lと前壁部6との境界の折目17を谷折りするとともに、左ガゼット部3Lの折目4Lを山折りする。
次に、図3に示すように、上記左ガゼット部3Lと対称的に、右ガゼット部3Rと前壁部6との境界の折目16を谷折りするとともに、右ガゼット部3Rの折目4Rを山折りする。
続いて、図4に示すように、貼着片11と左ガゼット部3Lとの境界の折目18を谷折りして貼着片11を左ガゼット部3L上に重ねる。
次に、貼着片11の表面及び前壁部6の上端部61に糊を塗布しておき、右ガゼット部3Rと後壁部7との境界の折目15を谷折りし、図5に示すように、後壁部7の上端部71を前壁部6の上端部61に重ねるとともに後壁部7の左端縁部72を貼着片11に重ねて、前壁部6と後壁部7の上端部61,71を重畳一体化するとともに、後壁部7の左端縁部72を貼着片11に貼着する。これにより、袋本体2内に被包装物Pの収容空間30が形成されることとなる。
続いて、前壁部6と後壁部7の下端における開口8から被包装物Pを袋本体2内の収容空間30に差し入れる。被包装物Pは、図7に示すように、両ガゼット部3L,3Rの対峙する折目4L,4R同士の間隔Dが被包装物Pの幅寸法Wと等しいか又はそれよりやや大きい寸法に設定されているので、被包装物Pが収容空間30内において両ガゼット部3L,3Rの折目4L,4R同士の間に挟持固定される。
次に、下フラップ91と後壁部7との境界の折目19を谷折りするとともに、下フラップ91と差込片12との境界の折目20を谷折りして、差込片12を収容空間30内に差し込む。この状態を図8に示す。
次に、上フラップ92と前壁部6との境界の折目21を谷折りするとともに、上フラップ92と係止片13との境界の折目22を谷折りし、上フラップ92を下フラップ91に重ねて係止片13を係止用スリット29に差し込む。この状態を図9に示す。
最後に、図10及び図11に示すように、上フラップ92の両側の折目23,23をそれぞれ谷折りしてロック片14,14をそれぞれ両ガゼット部3L,3Rの空間35,35内に強制的に嵌入する。ここでロック片14,14はその先端部が両ガゼット部3L,3Rの空間35,35の形状に対応して先細に形成されているので、ロック片14,14を空間35,35内に容易に嵌まり込ませることができるとともに、ガゼット部3R、3Lの下端縁32,32と下フラップ91との間の極僅かな隙間にロック片14,14の縁部を容易に嵌入させることができる。これによりロック片14,14は空間35,35内においてロック状態となり、空間35,35から容易に抜け外れることはない。これにより、袋本体2の開口8が封止用フラップ9(91,92)により完全に封止され、図12に示すように、包装用袋が完成する。なお、最後に、係止用スリット29の部分に封函用シールを貼付しておくとよく、そうすることで、係止片13が係止用スリット29から不測に抜け外れるのを防止することができる。
図13は、例えば、筆記具など、上記の実施形態で示した被包装物P(例えば、口紅やスティック状の糊など)よりも長尺の被包装物Pを収容するのに対応した包装用袋のブランク10を示し、図14はそのブランク10を組み立てて被包装物である筆記具Pを収容した状態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態の同一の構成要素には同一の符号を付し、各部の説明については上記実施形態と重複するので省略する。
図15は、図1に示したブランク10の変形例を示す。この例では、上フラップ92及び上フラップ92に設けられる係止片13の形態と、係止片13に対応する係止用スリット29の形態と、易開封部28の形態とが、図1に示した例と異なっている。
すなわち、係止片13は、上フラップ92の端縁を、該上フラップ92の両側からその中央に向かって折目21側に傾斜するテーパ状に切り欠く93,93ことにより形成されている。これにより、上記の例で示した折目22は省かれている。一方、係止用スリット29は、折目19ではなく下フラップ91の中程に係止片13に対応して門型に形成されている。図16は、この変形例における組立手順を示し、前記の例における図8に対応する図である。ここでも、下フラップ91と後壁部7との境界の折目19を谷折りするとともに、下フラップ91と差込片12との境界の折目20を谷折りして、差込片12を収容空間30内に差し込む。その後、図17に示すように、上フラップ92と前壁部6との境界の折目21を谷折りして上フラップ92を下フラップ91に重ねるとともに係止片13を係止用スリット29に差し込む。その後の手順は、前記の例と同様である。ここで、係止片13は上下フラップ91,92と平行であるため、収容空間30側から被包装物Pの重みが上下フラップ91,92に加わっても係止片13が係止用スリット29から抜け外れる虞はない。したがって、前記した例の係止片13では場合によっては封函用シールを係止用スリット29の部分に貼付するのが係止片13の抜け外れ防止の点で好ましいとしたが、この例ではその封函用シールの貼付を省くことができ、被包装物Pの包装作業を効率化することができる。
また、被包装物Pを取り出すには、後壁部7に形成された略門型を呈するジッパー状のミシン目27の上端に形成された摘み部28bを押し込んでこの部分28aを破断し易開封部28を引き開くことにより、包装用袋1から被包装物Pを取り出すことができるようになっている。ここで、摘み部28bは、図15に示すように、後壁部7の上端部71の下端縁71aに跨るように形成されている。これにより、被包装物Pを取り出す際に、前壁部6の上端部61と後壁部7の上端部71との重畳一体化部分を、下端縁71aをやや山折りするように前壁部6へ屈曲することで摘み部28bが浮き上がるので、容易に摘み部28bを摘まむことができ、易開封部28をスムーズに開けることができる。その余の構成は、上記した実施形態と同様であるので、上記実施形態の同一の構成要素に同一の符号を付し、各部の説明については省略する。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 包装用袋
2 袋本体
3L 左ガゼット部
3R 右ガゼット部
31 ガゼット部の上端縁
32 ガゼット部の下端縁
33 傾斜辺
34 傾斜辺
35 ガゼット部の空間
4L 左ガゼット部の折目
4R 右ガゼット部の折目
6 前壁部
61 前壁部の上端部
7 後壁部
71 後壁部の上端部
72 後壁部の左端縁部
8 開口
9 封止用フラップ
91 下フラップ
92 上フラップ
93 切欠
10 ブランク
11 貼着片
12 差込片
13 係止片
14 ロック片
15 折目(後壁部と右ガゼット部の間)
16 折目(右ガゼット部と前壁部の間)
17 折目(前壁部と左ガゼット部の間)
18 折目(左ガゼット部と貼着片の間)
19 折目(後壁部と下フラップの間)
20 折目(下フラップと差込片の間)
21 折目(前壁部と上フラップの間)
22 折目(上フラップと係止片の間)
23 折目(上フラップとロック片の間)
24 貫通孔
25 展示窓
26 フィルム
27 ミシン目
28 易開封部
28a 押込部
28b 摘み部
29 係止用スリット
30 収容空間
P 被包装物
D 折目の間隔
W 被包装物の幅寸法

Claims (5)

  1. 袋本体の内方に向かって突出する折目を有するガゼット部が両側部に設けられ、前記袋本体を構成する前壁部と後壁部とがそれぞれの上端部において重畳一体化される一方それぞれの下端部において開口されるとともに、該開口が前記前壁部及び前記後壁部からそれぞれ延設された封止用フラップにより開閉可能に封止される包装用袋であって、
    前記両ガゼット部の前記袋本体内において対峙する前記折目同士の間隔が、前記袋本体内に収容される被包装物の幅寸法と等しいか又はそれよりやや大きい寸法に設定され、前記被包装物が前記袋本体内において前記両ガゼット部の折目同士の間に挟持固定されることを特徴とする包装用袋。
  2. 請求項1に記載の包装用袋であって、
    前記後壁部に、ミシン目により画成された易開封部が設けられたことを特徴とする包装用袋。
  3. 請求項1又は2に記載の包装用袋であって、
    前記前壁部及び後壁部の両方又はいずれか一方に、前記袋本体内に収容された被包装物を展示可能な窓部が設けられたことを特徴とする包装用袋。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の包装用袋であって、
    前記前壁部と後壁部とが重畳一体化された前記上端部に、吊下用の貫通孔が設けられたことを特徴とする包装用袋。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の包装用袋であって、
    前記封止用フラップに、前記ガゼット部内に嵌入され該ガゼット部と係合するロック部が設けられたことを特徴とする包装用袋。
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