JP2023113998A - 天井扇風機 - Google Patents

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Takafumi Miyata
敏宏 松本
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Abstract

【課題】増幅部の特性ばらつきが存在してもモータ電流の算出精度を向上させる天井扇風機を提供する。【解決手段】羽根4と、羽根4を回転させる回転モータ3と、回転モータ3に流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部21と、第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部23と、所定電圧を入力可能な電圧入力部28と、第二電圧を検出する検出部24と、を備える。さらに、回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出される第二電圧と、第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部25と、補正電圧差を記憶する記憶部29と、補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する逆算部26と、を備える。これにより、上記課題を解決するものである。【選択図】図2

Description

本発明は、天井扇風機に関する。
天井に取り付けられる天井扇風機が知られている。例えば、特許文献1には、羽根を回転させるためのモータを搭載した天井扇風機が開示されている。
特開2006-109580号公報
天井扇風機は、設置環境によって天井から天井扇風機の羽根までの距離が変わる。天井から天井扇風機の羽根までの距離が変わると、回転時に羽根にかかる空気抵抗が変化する。そのため、モータ回転数一定制御を行うと設置環境によってはモータが故障してしまう可能性があり、モータ電流一定制御を行うことが望ましい。
モータ電流一定制御を行うには、モータ電流を精度よく算出することが求められる。モータ電流を算出する方法として、例えばモータ電流を電圧に変換し、変換された電圧を増幅させ、増幅させた電圧を検出し、検出された電圧からモータ電流を算出する方法がある。
しかしながら、電圧を増幅するための増幅部である増幅器には特性ばらつきが存在し、特性ばらつきによりモータ電流を精度良く算出できない可能性があった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、増幅部の特性ばらつきが存在してもモータ電流の算出精度を向上させる天井扇風機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る天井扇風機は、回転により送風する羽根と、
羽根を回転させる回転モータと、回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、電圧変換部に所定電流を入力する電流入力部と、電圧変換部により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、増幅部により増幅された第二電圧を検出する検出部と、回転モータの回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部に所定電圧が入力された場合に検出部で検出される第二電圧と、増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータの回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部に所定電圧が入力された場合に検出部で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、補正算出部が算出した補正電圧差を記憶する記憶部と、記憶部が記憶した補正電圧差と、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備える。
また、この目的を達成するために、本発明に係る天井扇風機は、回転により送風する羽根と、
羽根を回転させる回転モータと、回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、電圧変換部により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、電圧変換部により変換された第一電圧の代わりに所定電圧を入力可能な電圧入力部と、増幅部により増幅された第二電圧を検出する検出部と、回転モータの回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部で検出される第二電圧と、増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータの回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、補正算出部が算出した補正電圧差を記憶する記憶部と、記憶部が記憶した補正電圧差と、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備える。
本発明によれば、増幅部の特性ばらつきが存在してもモータ電流の算出精度を向上させる天井扇風機を提供することができる。
本実施の形態に係る天井扇風機の側面図である。 実施の形態1に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。 実施の形態1に係る補正電圧差算出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。 実施の形態2に係る補正電圧差算出処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。 実施の形態4に係る第一電圧補正量設定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態5に係る天井扇風機の概略機能ブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するために例示するものであって、本発明は以下のものに特定しない。特に実施の形態に記載されている材質、形状、構成要素、構成要素の配置及び相対的配置等は一例であって、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施例を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
以下、天井扇風機を天井扇と記載する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態である天井扇Aについて説明する。天井扇Aは、天井30に取り付けられ、羽根4を回転させることにより上向きまたは下向きの気流を生じさせる扇風機として機能する。図1は、天井扇Aの側面図である。
図1に示す通り、天井扇Aは、本体1、シャフト2、回転モータ3、羽根4、モータ軸5、回路基板6および回転体7を備える。
本体1は、回転モータ3およびその他の構成要素を包囲する外殻として機能する。
シャフト2は、天井30から下方に延びて、下端に本体1を支持する。
回転モータ3は、回転体7を介して羽根4を回転させるDC(Direct Current)モータである。回転モータ3は、モータ軸5に固定されたステータと、このステータの外周を回転するロータとを有するアウターロータ構造を有する。回転体7はロータに固定されている。
モータ軸5は、シャフト2から下方に延びて、回転モータ3を支持する中空の回転軸である。
羽根4は、回転により鉛直方向に風を送風する。羽根4は、回転体7の外周に複数取り付けられており、回転モータ3のロータと一体に回転する。
回路基板6は、回転モータ3を駆動する駆動回路や、駆動回路を含む各回路に電力を供給する電源回路等を備える。駆動回路および電源回路により回転モータ3を回転させることができるが、その回路構成は既知の技術であり詳細な説明は省略する。回路基板6は、電圧変換部21、増幅部23および電圧入力部28および制御部31を備えるが、詳細は後述する。
次に図2を用いて、回路基板6について説明する。図2は、天井扇Aを概略的に示す概略機能ブロック図である。図2に示す各機能ブロックは、ハードウェアとしては、半導体集積回路(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、または各回路素子部品を含む1つまたは複数の電子回路で実現できる。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。また、各機能ブロックは、ソフトウェアとしてはコンピュータプログラム等によって実現される。ここでの機能ブロックは、ハードウェアおよびソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックである。したがって、これらの機能ブロックはハードウェア、ソフトウェアの組合せによって様々な構成で実現できることは、本明細書に触れた当業者には理解されるところである。
回路基板6は、電圧変換部21、増幅部23、電圧入力部28および制御部31を備える。
電圧変換部21は、回転モータ3に流れるモータ電流を第一電圧に変換する。電圧変換部21は抵抗部品であり、モータ電流と抵抗部品の抵抗値との乗算値が第一電圧となる。電圧変換部21として使用される抵抗部品は、一般的に小さい抵抗値の抵抗部品が用いられる。もし、小さい抵抗値の抵抗部品が用いられなかった場合、回転モータ3に流れるモータ電流により、電圧変換部21である抵抗部品が大きく発熱してしまい、抵抗部品が故障してしまうからである。小さい抵抗値の一例は、1.0[Ω]である。ただし、回転モータ3に流れるモータ電流により、抵抗部品が故障しないのであればこれより大きくても小さくても良い。
増幅部23は、電圧変換部21により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする。増幅部23は、一般的に増幅器と呼ばれる電圧を増幅する回路部品であり、半導体集積回路により構成される。増幅部23にはあらかじめ増幅率が設定されており、増幅率は増幅器の仕様書に定義されている。
ここで、増幅部23である増幅器は特性ばらつきを有し、仕様書には特性ばらつきも定義されている。増幅器は、必ず目標の特性値になっているわけではなく、目標の特性値から多少ずれているものも存在する。目標の特性値からのずれを特性ばらつきという。
例えば増幅器が特性ばらつきを有していないと、第二電圧=第一電圧×増幅率となるが、特性ばらつきを有していると、第二電圧=(第一電圧+特性ばらつき)×増幅率となる。特性ばらつきはプラスの特性ばらつきとマイナスの特性ばらつきがある。
電圧入力部28は、電圧変換部21により変換された第一電圧の代わりに所定電圧を入力可能である。本実施の形態では、電圧入力部28は、増幅部23に所定電圧を入力可能である。所定電圧は、例えば電源回路により生成される。
制御部31は、検出部24、記憶部29、補正算出部25、逆算部26、回転制御部20および入力指示部32を備える。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する。本実施の形態では、検出部24は、電圧の検出可能範囲の最小値が第一電圧よりも大きい。第一電圧は、モータ電流と抵抗部品の抵抗値との乗算値であるが、先述したように抵抗部品の抵抗値は小さい。つまり、第一電圧も小さい電圧値となり、検出部24は第一電圧を検出することが出来ない。第一電圧を増幅部23にて増幅させて第二電圧にすることで、検出部24は第二電圧を検出することができる。
記憶部29は、いわゆるメモリであり、種々の値を記憶している。
補正算出部25は、回転モータ3の回転が停止しておりかつ電圧入力部28から所定電圧を入力した場合に検出部24で検出される第二電圧と、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する。詳細な算出方法は後述する。補正算出部25は、算出した補正電圧差を記憶部29に記憶させる。
逆算部26は、記憶部29が記憶した補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する。具体的には、逆算部26は、第二電圧から補正電圧差を減算し、減算した値を増幅率で除算し、除算した値を電圧変換部21の抵抗値で除算することでモータ電流を逆算する。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるように回転モータ3による回転を制御する。つまり回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行う。モータ電流一定制御については既知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
入力指示部32は、電圧入力部28により所定電圧の入力を行うか否かを指示する。入力指示部32により所定電圧の入力を行う旨の指示がされた場合、電圧入力部28は所定電圧の入力を行う。また、入力指示部32により所定電圧の入力を行わない旨の指示がされた場合、電圧入力部28は所定電圧の入力を行わない。
ここで、逆算部26が、記憶部29が記憶した補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する理由について説明する。
一般的に、回転モータ3に流れるモータ電流は、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて逆算することができる。具体的には、回転モータ3に流れるモータ電流は、第二電圧を増幅率で除算し、除算した値を抵抗値で除算することでモータ電流を逆算することができる。この逆算方法を従来の逆算方法と定義する。
しかし、増幅部23である増幅器は特性ばらつきを有する。
増幅器がマイナスの特性ばらつきを有する場合、第二電圧は第一電圧に増幅率を乗算した値よりも小さい値となる。つまり、従来の逆算方法で逆算されたモータ電流は実際に回転モータ3に流れている電流よりも小さい値となる。
また、増幅器がプラスの特性ばらつきを有する場合、第二電圧は第一電圧に増幅率を乗算した値よりも大きい値となる。つまり、従来の逆算方法で逆算されたモータ電流は実際に回転モータ3に流れている電流よりも大きい値となる。
つまり、従来の逆算方法では、増幅器が特性ばらつきを有するため、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離している。
この状態で回転制御部20が、逆算されたモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行うと、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量が目標の風量とならない可能性がある。また、回転モータ3に定格を超えた電流が流れてしまう危険性もある。
しかし、本実施の形態における逆算部26は、記憶部29が記憶した補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する。これにより、増幅器の特性ばらつきが存在しても、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流との乖離を抑制することができる。即ち、増幅器の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。これは、補正電圧差が増幅器の特性ばらつきを基に算出された値であるからである。
本実施の形態において回転制御部20が、逆算されたモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行うと、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量が目標の風量となる。また、回転モータ3に定格を超えた電流が流れてしまう危険性もない。
以上の構成による天井扇Aの動作について説明する。天井扇Aは、まず補正電圧差を算出する補正電圧差算出処理を行い、次に通常処理を行う。まず、補正電圧差算出処理について図3を用いて説明する。図3は本実施の形態に係る補正電圧差算出処理の手順を示すフローチャートである。ここで、フローチャートではSを頭文字にして番号を割り振った。例えばS21などは処理ステップを指す。但し、処理ステップを示す数値の大小と処理順序は関係しない。
まず、回転制御部20は、回転モータ3の回転を停止する。入力指示部32が所定電圧の入力を行う旨の指示を電圧入力部28に行い、電圧入力部28は、所定電圧を増幅部23に入力する(S21)。本実施の形態では、一例として所定電圧=0.10[V]とする。所定電圧は、所定電圧が増幅部23により増幅された電圧が検出部24にて検出可能な電圧範囲となるような電圧値が設定される。
増幅部23は、所定電圧を増幅する。つまり、所定電圧は増幅部23により増幅されて第二電圧となる(S22)。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S23)。一例として、検出部24により検出された第二電圧=2.7[V]とする。
補正算出部25は、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値を算出する。ここで、一例として増幅部23の増幅率=30とする。増幅率は増幅器の仕様書に定義されており、あらかじめ記憶部29に記憶されている。第二電圧の理論値の計算式は、
第二電圧の理論値
=所定電圧×増幅部23の増幅率
=0.10×30=3.0[V]
である。
つまり、増幅部23の特性ばらつきがなければ検出部24により検出される第二電圧=3.0[V]となるはずが、増幅部23の特性ばらつきがあることにより検出部24により検出される第二電圧=2.7[V]となる。
次に、補正算出部25は、補正電圧差を算出する(S24)。計算式は、
補正電圧差=検出部24にて検出される第二電圧-第二電圧の理論値
=2.7-3.0=-0.3[V]
である。
補正算出部25は、算出した補正電圧差を記憶部29に記憶させる(S25)。以上が補正電圧差算出処理である。
次に、通常処理について図4を用いて説明する。図4は本実施の形態に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態にかかる通常処理では、入力指示部32は、所定電圧の入力を行う旨の指示を電圧入力部28に行わない。
まず、回転制御部20は、回転モータ3を回転させる(S31)。ここでは、回転モータ3が故障しない初期印加電圧を回転モータ3に印加する。これにより回転モータ3にモータ電流が流れる。
電圧変換部21は、回転モータ3に流れるモータ電流を第一電圧に変換する(S32)。増幅部23は、電圧変換部21により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする。(S33)。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S34)。一例として、検出部24により検出された第二電圧=2.7[V]とする。
逆算部26は、補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する(S35)。一例として電圧変換部21の抵抗値=1.0[Ω]とする。逆算部26により逆算されるモータ電流の具体的な計算式は、
逆算部26により逆算されるモータ電流
=(検出部24により検出された第二電圧-補正電圧差)÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値
=(2.7+0.3)÷30÷1.0=0.1[A]
である。
ところで、もし実際に回転モータ3に流れている電流が0.1[A]である場合、従来の方法で逆算すると、
従来の方法で逆算されたモータ電流
=検出部24により検出された第二電圧÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値
=2.7÷30÷1.0=0.09[A]
となる。
つまり、増幅部23の特性ばらつきがあることで、従来の逆算方法で逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離する。しかし本実施の形態では、逆算部26が検出部24により検出される第二電圧を補正電圧差にて補正することで、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流との乖離を抑制することができる。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行う(S36)。これにより、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができる。さらに、回転モータ3に定格を超えた電流が流れてしまう危険性を排除することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では実施の形態1との差異を中心に図5を用いて説明する。図5は実施の形態2における天井扇を概略的に示す概略機能ブロック図である。実施の形態2の回路基板は実施の形態1の回路基板と一部異なり、その差異について説明する。
実施の形態2における回路基板6は、電圧変換部21、第一電圧補正部22、増幅部23、電圧入力部28および制御部31を備える。つまり、実施の形態1の回路基板から第一電圧補正部22をさらに備える。
電圧変換部21は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
第一電圧補正部22は、電圧変換部21で変換された第一電圧を所定の第一電圧補正量補正する。第一電圧補正部22は例えば電源と抵抗部品とで構成され、第一電圧補正量は電源の電圧値や抵抗部品の抵抗値により決定される。第一電圧補正量は、任意に設定可能である。第一電圧補正量は、例えば増幅部23におけるマイナスの特性ばらつきの最大値以上の正数である。
増幅部23は、第一電圧補正部22により第一電圧補正量補正された第一電圧を増幅して第二電圧にする。増幅部23は実施の形態1と同様に増幅器で構成される。
電圧入力部28は、電圧変換部21により変換された第一電圧の代わりに所定電圧を入力可能である。本実施の形態では、電圧入力部28は、第一電圧補正部22に所定電圧を入力する。
制御部31は、検出部24、記憶部29、補正算出部25、逆算部26、回転制御部20および入力指示部32を備える。
検出部24、記憶部29、補正算出部25、回転制御部20および入力指示部32は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
逆算部26は、記憶部29が記憶した補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、第一電圧補正部22により補正された第一電圧補正量と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する。具体的には、逆算部26は、第二電圧から補正電圧差を減算し、第二電圧から補正電圧差を減算した値を増幅率で除算し、増幅率で除算した値を第一電圧補正量で減算し、第一電圧補正量で減算した値を電圧変換部21の抵抗値で除算することでモータ電流を逆算する。
以上の構成による天井扇の動作について説明する。本実施の形態に係る天井扇も、まず補正電圧差を算出する補正電圧差算出処理を行い、次に通常処理を行う。まず、本実施の形態における補正電圧差算出処理について図6を用いて説明する。図6は本実施の形態に係る補正電圧差算出処理の手順を示すフローチャートである。
まず、実施の形態1と同様にステップS21を行う。本実施の形態において、所定電圧=0.10[V]とする。
第一電圧補正部22は、所定電圧を所定の第一電圧補正量補正する(S41)。具体的には、第一電圧補正部22は、所定電圧に第一電圧補正量を加算する。本実施の形態では一例として、第一電圧補正量=0.02[V]とする。つまり、
第一電圧補正部22による補正後の電圧
=所定電圧+第一電圧補正量
=0.10+0.02=0.12[V]
である。
増幅部23は、第一電圧補正部22による補正後の電圧を増幅する(S42)。増幅された電圧は第二電圧となる。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S43)。本実施の形態では一例として、検出部24により検出された第二電圧=3.3[V]とする。
補正算出部25は、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値を算出する。ここで、増幅部23の増幅率=30とする。第二電圧の理論値の計算式は、
第二電圧の理論値
=(所定電圧+第一電圧補正量)×増幅部23の増幅率
=(0.10+0.02)×30
=3.6[V]である。
つまり、増幅部23の特性ばらつきがなければ検出部24により検出される第二電圧=3.6[V]となるはずが、増幅部23の特性ばらつきがあることにより検出部24により検出される第二電圧=3.3[V]となる。
次に、補正算出部25は、補正電圧差を算出する(S44)。
計算式は、
補正電圧差
=検出部24にて検出された第二電圧-第二電圧の理論値
=3.3-3.6=-0.3[V]
である。
補正算出部25は、算出した補正電圧差を記憶部29に記憶させる(S45)。以上が補正電圧差算出処理である。
次に、本実施の形態における通常処理について図7を用いて説明する。図7は本実施の形態に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態にかかる通常処理では、入力指示部32は、所定電圧の入力を行う旨の指示を電圧入力部28に行わない。
まず、回転制御部20は、回転モータ3を回転させる(S51)。ここでは、回転モータ3が故障しない初期印加電圧を回転モータ3に印加する。これにより回転モータ3にモータ電流が流れる。
電圧変換部21は、回転モータ3に流れるモータ電流を第一電圧に変換する(S52)。
第一電圧補正部22は、電圧変換部21で変換された第一電圧を所定の第一電圧補正量補正する(S53)。具体的には、第一電圧補正部22は、第一電圧に第一電圧補正量を加算する。
増幅部23は、第一電圧補正部22により第一電圧補正量補正された第一電圧を増幅して第二電圧にする。(S54)。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S55)。一例として、検出部24により検出された第二電圧=3.3[V]とする。
逆算部26は、補正電圧差と、検出部24により検出された第二電圧と、増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、第一電圧補正量と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する(S56)。電圧変換部21の抵抗値=1.0[Ω]とする。逆算部26により逆算されるモータ電流の具体的な計算式は、
逆算部26により逆算されるモータ電流
=((検出部24により検出された第二電圧-補正電圧差)÷増幅率-第一電圧補正量)÷電圧変換部21の抵抗値
=((3.3+0.3)÷30-0.02)÷1.0
=0.1[A]
である。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行う(S57)。
ところで、もし実施の形態1において、増幅部23である増幅器がマイナスの特性ばらつきを有していたとする。例えば、増幅部23の特性ばらつき=-0.01とする。この状態で、実際に回転モータ3に流れている電流=0.005[A]とすると、
第一電圧
=実際に回転モータ3に流れている電流×電圧変換部21の抵抗値
=0.005×1.0=0.005[V]
となる。
実施の形態1では第一電圧補正部22がないため、第一電圧が増幅部23で増幅された後の第二電圧は、
増幅部23で増幅された後の第二電圧
=(第一電圧+特性ばらつき)×増幅率
=(0.005-0.01)×30
=-0.15[V]
となるが、実際に第二電圧がマイナスになることはなく、上記計算にて第二電圧がマイナスの値である場合は、増幅部23で増幅された後の第二電圧=0[V]となる。つまり検出部24により検出された第二電圧=0[V]となり、
実施の形態1の逆算部26により逆算されるモータ電流
=(検出部24により検出された第二電圧-補正電圧差)÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値
=(0-(-0.3))÷30÷1.0
=0.01[A]
となる。
つまり、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離している。この乖離した状態は、増幅部23で増幅された後の第二電圧がマイナスの値であるときに発生する。即ち、実際に回転モータ3に流れている電流が小さい状態において、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離しているため、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができない。
そこで本実施の形態では、第一電圧補正部22による第一電圧補正量を、増幅部23におけるマイナスの特性ばらつきの最大値以上の正数とする。増幅部23におけるマイナスの特性ばらつきの最大値は、増幅部23である増幅器の仕様書を見ればわかる。本実施の形態における増幅部23で増幅された後の第二電圧=(第一電圧+第一電圧補正量+特性ばらつき)×増幅率である。つまり、第一電圧補正部22による第一電圧補正量を、増幅部23におけるマイナスの特性ばらつきの最大値以上の正数にすることで、本実施の形態における増幅部23で増幅された後の第二電圧は必ずマイナスの値にならない。
第一電圧補正量=0.02[V]とすると、補正電圧差-0.3[V]、検出部24により検出された第二電圧=0.45[V]となる。この状態で逆算部26が、補正電圧差と、第二電圧と、増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、第一電圧補正量と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算すると、
逆算部26により逆算されるモータ電流
=((検出部24により検出された第二電圧-補正電圧差)÷増幅率-第一電圧補正量)÷電圧変換部21の抵抗値
=((0.45+0.3)÷30-0.02)÷1.0
=0.005[A]
となる。
つまり本実施の形態では、増幅部23がマイナスの特性ばらつきを有していたとしても、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流との乖離を抑制することができる。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行うので、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3も、実施の形態2同様に回転モータ3に流れるモータ電流の逆算に関する。実施の形態3と実施の形態2との差異を中心に説明する。実施の形態3における天井扇を概略的に示す概略機能ブロック図は実施の形態2と同じである。実施の形態3と実施の形態2とでは第一電圧補正量の設定のみ異なり、その差異について説明する。
第一電圧補正量は、増幅部23におけるプラスの特性ばらつきの最大値以下の値をマイナスに反転した負数であってもよい。
もし、増幅部23である増幅器がプラスの特性ばらつきを有していたとする。増幅器がプラスの特性ばらつきを有していることで、回転モータ3に流れる電流が大きくなると、第二電圧が検出部24の電圧の検出可能範囲の最大値よりも大きくなってしまう可能性がある。第二電圧が検出部24の電圧の検出可能範囲の最大値よりも大きくなってしまうと、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離する。即ち、実際に回転モータ3に流れている電流が大きい状態において、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができない。
そこで本実施の形態では、第一電圧補正部22による第一電圧補正量を、増幅部23におけるプラスの特性ばらつきの最大値以下の値をマイナスに反転した負数とする。これにより、回転モータ3に流れる電流が大きい場合でも、第二電圧が検出部24の電圧の検出可能範囲の最大値よりも大きくなってしまうことを抑制することができる。つまり本実施の形態では、増幅部23がプラスの特性ばらつきを有していたとしても、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流との乖離を抑制することができる。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行うので、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4も、回転モータ3に流れるモータ電流の逆算に関する。実施の形態4では実施の形態2との差異を中心に図8を用いて説明する。図8は実施の形態4における天井扇を概略的に示す概略機能ブロック図である。実施の形態4の回路基板は実施の形態2の回路基板と一部異なり、その差異について説明する。
実施の形態4における回路基板6は、電圧変換部21、第一電圧補正部22、増幅部23、電圧入力部28および制御部31を備える。
電圧変換部21、増幅部23および電圧入力部28は、実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
第一電圧補正部22は、電圧変換部21で変換された第一電圧を第一電圧補正量補正するが、実施の形態2と異なり、第一電圧補正量を可変することができる。第一電圧補正部22は構成される電源の電圧値や抵抗の抵抗値を可変可能であり、これにより第一電圧補正量を可変することができる。
制御部31は、検出部24、記憶部29、補正算出部25、逆算部26、回転制御部20、入力指示部32および補正量算出部33を備える。つまり、実施の形態2から補正量算出部33をさらに備える。
検出部24、記憶部29、補正算出部25、回転制御部20および入力指示部32は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
補正量算出部33は、第一電圧補正量を、補正電圧差と増幅率とに基づいて算出する。詳細な算出方法は後述する。第一電圧補正部22は、補正量算出部33により算出された第一電圧補正量を補正量として設定する。つまり、第一電圧補正部22は、第一電圧補正量を、補正電圧差と増幅率とに基づいて設定する。
逆算部26は、検出部24により検出された第二電圧と、増幅部23の増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する。詳細な算出方法は後述する。
以上の構成による天井扇の動作について説明する。本実施の形態に係る天井扇は、まず、第一電圧補正量を設定する第一電圧補正量設定処理を行い、次に通常処理を行う。まず、本実施の形態における第一電圧補正量設定処理について図9を用いて説明する。図9は本実施の形態に係る第一電圧補正量設定処理の手順を示すフローチャートである。
まず、実施の形態2のステップS21を行う。本実施の形態において、所定電圧=0.10[V]とする。
第一電圧補正部22は、所定電圧を初期設定の第一電圧補正量補正する(S61)。具体的には、第一電圧補正部22は、所定電圧に初期設定の第一電圧補正量を加算する。初期設定の第一電圧補正量は、任意に設定可能である。本実施の形態では一例として、初期設定の第一電圧補正量=0.02[V]とする。つまり、
第一電圧補正部22による補正後の電圧
=所定電圧+初期設定の第一電圧補正量
=0.10+0.02
=0.12[V]
である。
増幅部23は、第一電圧補正部22による補正後の電圧を増幅する(S62)。増幅された電圧は第二電圧となる。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S63)。本実施の形態では一例として、検出部24により検出された第二電圧=3.3[V]とする。
補正算出部25は、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値を算出する。ここで、増幅部23の増幅率=30とする。第二電圧の理論値の計算式は、
第二電圧の理論値
=(所定電圧+第一電圧補正量)×増幅部23の増幅率
=(0.10+0.02)×30
=3.6[V]
である。
つまり、増幅部23の特性ばらつきがなければ検出部24により検出される第二電圧=3.6[V]となるはずが、増幅部23の特性ばらつきがあることにより検出部24により検出される第二電圧=3.3[V]となる。
次に、補正算出部25は、補正電圧差を算出する(S64)。計算式は、
補正電圧差
=検出部24にて検出された第二電圧-第二電圧の理論値
=3.3-3.6
=-0.3[V]
である。
補正量算出部33は、設定すべき第一電圧補正量を、補正電圧差と増幅率とに基づいて算出する(S65)。補正量算出部33は、ゼロから、補正電圧差を増幅率で除算した値を、減算することで設定すべき第一電圧補正量を算出する。つまり、
設定すべき第一電圧補正量
=0-(補正電圧差÷増幅率)
=0-(-0.3÷30)
=0.01[V]
となる。
ここで、補正電圧差を増幅率で除算した値は増幅部23の特性ばらつきであり、本実施の形態では増幅部23の特性ばらつきは-0.01である。
第一電圧補正部22は、補正量算出部33により算出された第一電圧補正量を補正量として設定する(S66)。即ち、第一電圧補正量は、初期設定の第一電圧補正量から補正量算出部33により算出された第一電圧補正量に変更される。
以上が第一電圧補正量設定処理である。
次に、本実施の形態における通常処理について図10を用いて説明する。図10は本実施の形態に係る通常処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態にかかる通常処理では、入力指示部32は、所定電圧の入力を行う旨の指示を電圧入力部28に行わない。
まず、実施の形態2と同様にステップ51、ステップ52を行う。
第一電圧補正部22は、電圧変換部21で変換された第一電圧を補正量算出部33により算出された第一電圧補正量補正する(S71)。具体的には、第一電圧補正部22は、第一電圧に補正量算出部33により算出された第一電圧補正量を加算する。
増幅部23は、第一電圧補正部22により補正された第一電圧を増幅して第二電圧にする。(S72)。
検出部24は、増幅部23により増幅された第二電圧を検出する(S73)。一例として、検出部24により検出された第二電圧=3.0[V]とする。
逆算部26は、検出部24により検出された第二電圧と、増幅率と、電圧変換部21の抵抗値と、に基づいて回転モータ3に流れるモータ電流を逆算する(S74)。具体的には、逆算部26は、検出部24により検出された第二電圧を増幅率で除算し、除算した値を電圧変換部21の抵抗値で除算することでモータ電流を逆算する。電圧変換部21の抵抗値=1.0[Ω]とすると、逆算部26により逆算されるモータ電流は、
逆算部26により逆算されるモータ電流
=検出部24により検出された第二電圧÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値
=3.0÷30÷1.0
=0.1[A]
である。
ここで、逆算部26は、計算式「検出部24により検出された第二電圧÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値」によりモータ電流を逆算したが、正しくは、計算式「(検出部24により検出された第二電圧÷増幅率-補正量算出部33により算出された第一電圧補正量-増幅部23の特性ばらつき)÷電圧変換部21の抵抗値」によりモータ電流を逆算すべきである。しかし、第一電圧補正量設定処理により、第一電圧補正量は、初期設定の第一電圧補正量から補正量算出部33により算出された第一電圧補正量に変更されているため、「-補正量算出部33により算出された第一電圧補正量-増幅部23の特性ばらつき」はゼロとなる。即ち、逆算部26により逆算されるモータ電流は、「検出部24により検出された第二電圧÷増幅率÷電圧変換部21の抵抗値」とすることができる。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行う(S57)。
ところで、増幅部23である増幅器の特性バラツキとして、プラスの特性を有するものと、マイナスの特性ばらつきを有するものが存在する場合、実施の形態2または実施の形態3のように第一電圧補正量を固定値にすると、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流とが乖離している可能性がある。
本実施の形態では、第一電圧補正部22による第一電圧補正量を、補正量算出部33により算出された第一電圧補正量に設定することができる。第一電圧補正量が補正量算出部33により算出された第一電圧補正量に設定されることで、先述したように「-補正量算出部33により算出された第一電圧補正量-増幅部23の特性ばらつき」はゼロとなる。即ち、補正量算出部33により算出された第一電圧補正量により増幅部23の特性ばらつきが吸収される。即ち、特性ばらつきがない増幅部23と同じ状態にすることができる。つまり本実施の形態では、増幅部23がマイナスまたはプラスのどちらの特性ばらつきを有していたとしても、逆算されたモータ電流と実際に回転モータ3に流れている電流との乖離を抑制することができる。
回転制御部20は、逆算部26により逆算されるモータ電流が目標電流になるようにモータ電流一定制御を行うので、回転モータ3により回転する羽根4から送風される風量を目標の風量とすることができる。
(実施の形態5)
実施の形態5も、回転モータ3に流れるモータ電流の逆算に関する。実施の形態5では実施の形態1との差異を中心に図11を用いて説明する。図11は実施の形態5における天井扇を概略的に示す概略機能ブロック図である。実施の形態5の回路基板は実施の形態1の回路基板と一部異なり、その差異について説明する。
実施の形態5における回路基板6は、電圧変換部21、増幅部23、電流入力部27および制御部31を備える。つまり、実施の形態1の回路基板から電圧入力部28がなくなり、電流入力部27をさらに備える。
電流入力部27は、電圧変換部21に所定電流を入力する。所定電流は、例えば電源回路と抵抗により生成される。電圧変換部21に所定電流が入力されることで、所定電圧が発生する。これにより、増幅部23に所定電圧が入力される。
制御部31の補正算出部25は、回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部23に所定電圧が入力された場合に検出部24で検出される第二電圧と、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部23に所定電圧が入力された場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する。
制御部31の入力指示部32は、電流入力部27により所定電流の入力を行うか否かを指示する。入力指示部32により所定電流の入力を行う旨の指示がされた場合、電流入力部27は所定電流の入力を行う。また、入力指示部32により所定電流の入力を行わない旨の指示がされた場合、電流入力部27は所定電圧の入力を行わない。
回転モータ3に流れるモータ電流の逆算方法は実施の形態1と同様である。つまり、電圧入力部28の代わりに、電流入力部27を備えても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4においても、電圧入力部28の代わりに、電流入力部27を備えてもよい。これにより、電圧入力部28を備えた場合と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態6)
実施の形態5も、回転モータ3に流れるモータ電流の逆算に関する。実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4において、電圧入力部28は第一電圧補正部22に所定電圧を入力しているが、増幅部23に所定電圧を入力しても良い。
補正算出部は、回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出される第二電圧と、増幅部23の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータ3の回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部24で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する。
回転モータ3に流れるモータ電流の逆算方法は実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4と同様である。つまり、実施の形態6においても、実施の形態2、実施の形態3および実施の形態4と同様の効果を得ることが出来る。
以上、実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。また、上記実施の形態で挙げた数値は一例であり、本発明が実施の形態の説明において用いた数値を採用することに限定されないこともいうまでもない。
(発明の概要)
本発明に係る天井扇風機は、回転により送風する羽根と、羽根を回転させる回転モータと、回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、電圧変換部に所定電流を入力する電流入力部と、電圧変換部により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、増幅部により増幅された第二電圧を検出する検出部と、回転モータの回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部に所定電圧が入力された場合に検出部で検出される第二電圧と、増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータの回転が停止しておりかつ所定電流を入力することで増幅部に所定電圧が入力された場合に検出部で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、補正算出部が算出した補正電圧差を記憶する記憶部と、記憶部が記憶した補正電圧差と、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備える。これにより、増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、回転により送風する羽根と、羽根を回転させる回転モータと、回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、電圧変換部により変換された第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、電圧変換部により変換された第一電圧の代わりに所定電圧を入力可能な電圧入力部と、増幅部により増幅された第二電圧を検出する検出部と、回転モータの回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部で検出される第二電圧と、増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で回転モータの回転が停止しておりかつ所定電圧を入力した場合に検出部で検出されるべき第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、補正算出部が算出した補正電圧差を記憶する記憶部と、記憶部が記憶した前記補正電圧差と、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備えてもよい。これにより、増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、検出部は、電圧の検出可能範囲の最小値が第一電圧よりも大きくてもよい。これにより、第一電圧が検出不可能で増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、逆算部は、第二電圧から補正電圧差を減算し、減算した値を増幅率で除算し、除算した値を抵抗値で除算することでモータ電流を逆算してもよい。これにより、増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、さらに第一電圧を第一電圧補正量補正する第一電圧補正部を備え、逆算部は、記憶部が記憶した補正電圧差と、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、第一電圧補正部により補正された第一電圧補正量と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算してもよい。これにより、増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、逆算部は、第二電圧から補正電圧差を減算した値を、増幅率で除算し、除算した値を第一電圧補正量で減算した値を、電圧変換部の抵抗値で除算することでモータ電流を逆算してもよい。これにより、増幅部の特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、第一電圧補正量は、増幅部におけるマイナスの特性ばらつきの最大値以上の正数であってもよい。これにより、増幅部にマイナスの特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、第一電圧補正量は、増幅部におけるプラスの特性ばらつきの最大値以下の値をマイナスに反転した負数であってもよい。これにより、増幅部にプラスの特性ばらつきが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、さらに、第一電圧を第一電圧補正量補正する第一電圧補正部を備え、第一電圧補正量は可変であり、第一電圧補正部は、第一電圧補正量を、補正電圧差と増幅率とに基づいて設定し、逆算部は、検出部により検出された第二電圧と、増幅部の増幅率と、電圧変換部の抵抗値と、に基づいて回転モータに流れるモータ電流を逆算してもよい。これにより、増幅部にプラスまたはマイナスの特性ばらつきのどちらが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、逆算部は、第二電圧を増幅率で除算し、除算した値を抵抗値で除算することでモータ電流を逆算してもよい。これにより、増幅部にプラスまたはマイナスの特性ばらつきのどちらが存在しても、モータ電流の算出精度を向上させることができる。
また、逆算部により逆算されるモータ電流が目標電流になるように回転モータによる回転を制御する回転制御部を備えてもよい。これにより、回転モータにより回転する羽根から送風される風量を目標の風量とすることができる。さらに、回転モータに定格を超えた電流が流れてしまう危険性を排除することができる。
本発明に係る天井扇風機は、天井に設置される扇風機として有用である。
A 天井扇
1 本体
2 シャフト
3 回転モータ
4 羽根
5 モータ軸
6 回路基板
7 回転体
20 回転制御部
21 電圧変換部
22 第一電圧補正部
23 増幅部
24 検出部
25 補正算出部
26 逆算部
27 電流入力部
28 電圧入力部
29 記憶部
30 天井
31 制御部
32 入力指示部
33 補正量算出部

Claims (11)

  1. 回転により送風する羽根と、
    前記羽根を回転させる回転モータと、
    前記回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、
    前記電圧変換部に所定電流を入力する電流入力部と、
    前記電圧変換部により変換された前記第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、
    前記増幅部により増幅された前記第二電圧を検出する検出部と、
    前記回転モータの回転が停止しておりかつ前記所定電流を入力することで前記増幅部に所定電圧が入力された場合に前記検出部で検出される前記第二電圧と、前記増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で前記回転モータの回転が停止しておりかつ前記所定電流を入力することで前記増幅部に所定電圧が入力された場合に前記検出部で検出されるべき前記第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、
    前記補正算出部が算出した前記補正電圧差を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶した前記補正電圧差と、前記検出部により検出された前記第二電圧と、前記増幅部の増幅率と、前記電圧変換部の抵抗値と、に基づいて前記回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備えた天井扇風機。
  2. 回転により送風する羽根と、
    前記羽根を回転させる回転モータと、
    前記回転モータに流れるモータ電流を第一電圧に変換する電圧変換部と、
    前記電圧変換部により変換された前記第一電圧を増幅して第二電圧にする増幅部と、
    前記電圧変換部により変換された前記第一電圧の代わりに所定電圧を入力可能な電圧入力部と、
    前記増幅部により増幅された前記第二電圧を検出する検出部と、
    前記回転モータの回転が停止しておりかつ前記所定電圧を入力した場合に前記検出部で検出される前記第二電圧と、前記増幅部の特性ばらつきが無いと仮定した状態で前記回転モータの回転が停止しておりかつ前記所定電圧を入力した場合に前記検出部で検出されるべき前記第二電圧の理論値と、の差である補正電圧差を算出する補正算出部と、
    前記補正算出部が算出した前記補正電圧差を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶した前記補正電圧差と、前記検出部により検出された前記第二電圧と、前記増幅部の増幅率と、前記電圧変換部の抵抗値と、に基づいて前記回転モータに流れるモータ電流を逆算する逆算部と、を備えた天井扇風機。
  3. 前記検出部は、
    電圧の検出可能範囲の最小値が前記第一電圧よりも大きい請求項1または2記載の天井扇風機。
  4. 前記逆算部は、
    前記第二電圧から前記補正電圧差を減算し、
    前記減算した値を前記増幅率で除算し、
    前記除算した値を前記抵抗値で除算することでモータ電流を逆算する請求項1から3のいずれかに記載の天井扇風機。
  5. さらに前記第一電圧を第一電圧補正量補正する第一電圧補正部を備え、
    前記逆算部は、
    前記記憶部が記憶した前記補正電圧差と、前記検出部により検出された前記第二電圧と、前記増幅部の増幅率と、前記電圧変換部の抵抗値と、前記第一電圧補正部により補正された前記第一電圧補正量と、に基づいて前記回転モータに流れるモータ電流を逆算する請求項1から3のいずれかに記載の天井扇風機。
  6. 前記逆算部は、
    前記第二電圧から前記補正電圧差を減算した値を、前記増幅率で除算し、
    前記除算した値を前記第一電圧補正量で減算した値を、前記電圧変換部の抵抗値で除算することでモータ電流を逆算する請求項5に記載の天井扇風機。
  7. 前記第一電圧補正量は、前記増幅部におけるマイナスの特性ばらつきの最大値以上の正数である請求項5または6に記載の天井扇風機。
  8. 前記第一電圧補正量は、前記増幅部におけるプラスの特性ばらつきの最大値以下の値をマイナスに反転した負数である請求項5または6に記載の天井扇風機。
  9. さらに、前記第一電圧を第一電圧補正量補正する第一電圧補正部を備え、
    前記第一電圧補正量は可変であり、
    前記第一電圧補正部は、前記第一電圧補正量を、前記補正電圧差と前記増幅率とに基づいて設定し、
    前記逆算部は、前記検出部により検出された第二電圧と、前記増幅部の増幅率と、前記電圧変換部の抵抗値と、に基づいて前記回転モータに流れるモータ電流を逆算する請求項1から3のいずれかに記載の天井扇風機。
  10. 前記逆算部は、前記第二電圧を前記増幅率で除算し、前記除算した値を前記抵抗値で除算することで前記モータ電流を逆算する請求項9記載の天井扇風機。
  11. 前記逆算部により逆算されるモータ電流が目標電流になるように前記回転モータによる回転を制御する回転制御部を備える請求項1から10のいずれかに記載の天井扇風機。
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