JP2023111417A - レーザブランキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を向上することが可能なレーザブランキング装置を提供すること【解決手段】レーザブランキング装置5は、上流側レーザヘッド11と、下流側レーザヘッド13と、ヘッド間コンベア15と、を備える。上流側レーザヘッド11は、レーザを射出する。下流側レーザヘッド13は、ワークWの搬送方向X1における上流側レーザヘッド11の下流側に配置され、レーザを射出する。ヘッド間コンベア15は、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の間でワークWが載置される載置部21aを有し、載置されたワークWを搬送する。載置部21aの上流側の端部21bは、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。載置部21aの下流側の端部21cは、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、レーザブランキング装置に関する。
近年、プレスラインにおいて、プレス機によるブランキングに代えて、レーザ切断機によるブランキングを行うレーザブランキング装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、レーザヘッドと、レーザヘッドの下方に配置され、端材を回収するベルトコンベアと、レーザヘッドの下方に隙間を形成するとともに、ベルトコンベアを取り囲むように配置され、ワークを搬送するベルトとを備えたレーザブランキング装置が開示されている。
特許第4705139号明細書
レーザブランキング装置は、一般的にプレス機よりも生産性が劣るため、処理の高速化を図るためにレーザヘッドを例えば2つ配置することが提案されている。
しかしながら、例えば特許文献1に示すようにレーザヘッドに付随する機構があるため、2つのレーザヘッドの寄り付き性が悪くなり、ワークの切断形状によっては生産性が向上し難かった。
本開示は、生産性を向上することが可能なレーザブランキング装置を提供することを目的とする。
本開示の態様にかかるレーザブランキング装置は、第1レーザヘッドと、第2レーザヘッドと、ヘッド間コンベアと、を備える。第1レーザヘッドは、レーザを射出する。第2レーザヘッドは、ワークの搬送方向における第1レーザヘッドの下流側に配置され、レーザを射出する。ヘッド間コンベアは、第1レーザヘッドと第2レーザヘッドの間でワークが載置される第1載置部を有し、載置されたワークを搬送する。第1載置部の上流側の第1端部は、第1レーザヘッドとともに搬送方向に沿って移動可能である。第1載置部の下流側の第2端部は、第2レーザヘッドとともに搬送方向に沿って移動可能である。
本開示の態様によれば、生産性を向上することが可能なレーザブランキング装置を提供することができる。
本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置を用いたレーザブランキングラインを示す模式図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置を示す斜視図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置を示す側面図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置のコンベアを示す斜視図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置のテークアップ機構を示す斜視図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置の上流側支持フレーム、複数のプーリ、上流側レーザヘッドおよび上流側集塵容器の構成を示す斜視図である。 図6のレーザヘッド近傍を示す拡大斜視図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置の上流側レーザヘッドと下流側レーザヘッドが移動した状態を示す側面図である。 本開示にかかる実施形態のレーザブランキング装置の上流側レーザヘッドと下流側レーザヘッドが移動した状態を示す側面図である。 (a)コイル材を切断した形状の一例を示す図、(b)コイル材が停止している状態において、コイル材から図10(a)に示す部材を切断する際の上流側レーザヘッドと下流側レーザヘッドの移動経路を示す図である。 (a)上流側レーザヘッドの移動可能範囲と下流側レーザヘッドの移動可能範囲が重ならない場合の各々のレーザヘッドの移動経路を示す図、(b)上流側レーザヘッドの移動可能範囲と下流側レーザヘッドの移動可能範囲が重なる場合の各々のレーザヘッドの移動経路を示す図。 (a)、(b)本開示の変形例にかかる実施形態のレーザブランキング装置を示す側面図である。
本開示にかかるレーザブランキング装置について図面を参照しながら以下に説明する。
(レーザブランキングライン1の概要)
図1は、本実施の形態のレーザブランキング装置を用いたレーザブランキングライン1を示す模式図である。
レーザブランキングライン1は、コイル材Wから所望の形状を切断する。レーザブランキングライン1は、アンコイラ2と、レベラ3と、フィーダ4と、レーザブランキング装置5と、洗浄装置6と、パイラ7と、を備える。
アンコイラ2は、回転してコイル材を巻きほぐす。レベラ3は、複数のローラを有しており、コイル材Wを複数のローラの間に通過させて送り出しながら、コイル材Wの巻き癖を修正する。フィーダ4は、例えば一対のローラを有し、ローラを回転させてコイル材Wをレーザブランキング装置5に搬送する。レーザブランキング装置5は、コイル材を所望形状の部材に切断する。洗浄装置6は、所望形状の部材の洗浄を行う。パイラ7は、吸着装置等を用いて所望形状の部材を積み重ねる。
(レーザブランキング装置5)
図2は、本実施の形態のレーザブランキング装置5を示す斜視図である。図3は、レーザブランキング装置5の正面模式図である。コイル材Wの搬送方向X1が示されており、搬送方向X1の上流方向および下流方向を含む方向が第1方向Xとして示されており、第1方向Xに対して垂直且つ水平な幅方向が第2方向Yとして示されている。また、第1方向Xと第2方向Yに対して垂直な上下方向が第3方向Zとして示されている。
レーザブランキング装置5は、図2および図3に示すように、上流側レーザヘッド11と、上流側集塵容器12と、下流側レーザヘッド13と、下流側集塵容器14と、ヘッド間コンベア15と、上流側コンベア16と、下流側コンベア17と、上流側支持フレーム18と、下流側支持フレーム19と、を備える。
図2から図4に示すように、上流側レーザヘッド11は、下方に向かってレーザを照射し、搬送されるワークWを切断する。上流側集塵容器12は、上流側レーザヘッド11によるレーザ切断によって発生する粉塵、ヒューム、または端材等のダストを捕集する。上流側集塵容器12は、上流側レーザヘッド11とともに第1方向Xに沿って移動可能である。下流側レーザヘッド13は、上流側レーザヘッド11の下流側に配置されている。下流側集塵容器14は、下流側レーザヘッド13の下方に配置されている。下流側集塵容器14は、下流側レーザヘッド13とともに第1方向Xに沿って移動可能である。下流側集塵容器14は、下流側レーザヘッド13によるレーザ切断によって発生する粉塵、ヒューム、または端材等のダストを捕集する。
ヘッド間コンベア15は、上流側レーザヘッド11から下流側レーザヘッド13にワークを搬送する。ヘッド間コンベア15は、ワークが載置されて搬送される載置部21aを有する。載置部21aは、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の間に配置される。
上流側コンベア16は、上流側レーザヘッド11の上流側に配置されている。上流側コンベア16は、上流側レーザヘッド11に向かってワークを搬送する。上流側コンベア16は、ワークが載置されて搬送される載置部31aを含む。上流側コンベア16は、ヘッド間コンベア15と所定間隔のレーザ通過開口を空けて配置されている。レーザ通過開口の上方に上流側レーザヘッド11が配置され、レーザ通過開口の下方に上流側集塵容器12が配置されている。
下流側コンベア17は、下流側レーザヘッド13の下流側に配置されている。下流側コンベア17は、下流側レーザヘッド13で切断されたワークWを洗浄装置6へ搬送する。下流側コンベア17は、ワークが載置されて搬送される載置部41aを含む。下流側コンベア17は、ヘッド間コンベア15と所定間隔のレーザ通過開口を空けて配置されている。レーザ通過開口の上方に下流側レーザヘッド13が配置され、レーザ通過開口の下方に下流側集塵容器14が配置されている。
上流側支持フレーム18は、上流側レーザヘッド11、上流側集塵容器12、および後述する複数の可動プーリを支持する。上流側支持フレーム18は、第1方向Xに沿って移動可能である。
下流側支持フレーム19は、下流側レーザヘッド13、下流側集塵容器14、および後述する複数の可動プーリを支持する。下流側支持フレーム19は、第1方向Xに沿って移動可動である。
(ヘッド間コンベア15)
図4は、ヘッド間コンベア15、上流側コンベア16および下流側コンベア17を示す斜視図である。ヘッド間コンベア15は、図3および図4に示すように、ベルト21と、上流側可動プーリ22と、上流側ガイドプーリ23と、上流側固定プーリ24と、下流側可動プーリ25と、下流側ガイドプーリ26と、下流側固定プーリ27と、上流側支持ローラ28と、下流側支持ローラ29と、を含む。
ベルト21は、無端状である。ベルト21は、例えばタイミングベルトを用いることができる。ベルト21は、ワークが載置されて搬送される載置部21aを含む。載置部21aは水平に配置されている。ベルト21は、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側固定プーリ24、下流側固定プーリ27、下流側ガイドプーリ26および下流側可動プーリ25に巻き掛けられている。ベルト21の所定方向への回転によって、載置部21aに載置されたワークWが搬送される。以下、各プーリにおけるベルトのガイド方向は、ワークを搬送する際のベルト21の回転方向を基準にして説明する。
上流側可動プーリ22は、無端状のベルト21の内側に配置されている。上流側可動プーリ22は、ベルト21の載置部21aにおける上流側の端部21bに配置されている。上流側可動プーリ22は、上流側ガイドプーリ23から下流側可動プーリ25に向かってベルト21をガイドする。上流側可動プーリ22は、端部21bにおいてベルト21を斜め上方向から第1方向Xの下流方向にガイドする。上流側可動プーリ22は、上流側レーザヘッド11とともに第1方向Xに沿って移動可能である。図3は、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23および上流側レーザヘッド11が最も上流側に移動した状態を示す。詳細は後述するが、上流側可動プーリ22は、上流側支持フレーム18に回転可能に支持されている。
上流側ガイドプーリ23は、無端状のベルト21の外側に配置されている。上流側ガイドプーリ23は、高さ方向において上流側可動プーリ22の下方に配置されている。上流側ガイドプーリ23は、上流側可動プーリ22の鉛直下方よりも若干下流側に配置されている。これにより、ベルト21のうち上流側ガイドプーリ23から上流側可動プーリ22の間の部分21dは、上方に向かうに従って上流側に向かうように傾斜している。上流側ガイドプーリ23は、上流側固定プーリ24から上流側可動プーリ22に向かってベルト21をガイドする。上流側ガイドプーリ23は、搬送方向X1の下流方向から斜め上方に向かうようにベルト21をガイドする。上流側ガイドプーリ23は、上流側レーザヘッド11および上流側可動プーリ22とともに第1方向Xに沿って移動可能である。上流側ガイドプーリ23、上流側レーザヘッド11および上流側可動プーリ22は、それらの位置関係が保たれた状態で、第1方向Xに沿って移動可能である。詳細は後述するが、上流側ガイドプーリ23は、上流側支持フレーム18に回転可能に支持されている。
上流側固定プーリ24は、無端状のベルト21の内側に配置されている。上流側固定プーリ24は、高さ方向において上流側可動プーリ22よりも下方に配置されている。上流側固定プーリ24は、高さ方向において上流側ガイドプーリ23より下方に配置されている。上流側固定プーリ24は、第1方向Xにおいて上流側可動プーリ22および上流側ガイドプーリ23よりも上流側に配置されている。上流側固定プーリ24は、取り付け位置が固定されている。上流側固定プーリ24は、後述するテークアップ機構71によるベルト21の撓み防止のための移動を除き、第1方向Xに沿って移動しない。本明細書において、固定プーリの取り付け位置が固定されているとは、ボルト等によって固定プーリの取り付け位置が完全に固定されていることだけでなく、テークアップ機構によるベルトの撓み防止のために固定プーリの取り付け位置が移動することも含む。上流側固定プーリ24は、下流側固定プーリ27から上流側ガイドプーリ23に向かってベルト21をガイドする。上流側固定プーリ24は、第1方向Xの上流方向から下流方向に向かうようにベルト21をガイドする。ベルト21の上流側固定プーリ24と上流側ガイドプーリ23の間の部分21eは、載置部21aと平行に配置されている。
下流側可動プーリ25は、無端状のベルト21の内側に配置されている。下流側可動プーリ25は、上流側可動プーリ22の第1方向Xにおける下流側に配置されている。下流側可動プーリ25は、ベルト21の載置部21aにおける下流側の端部21cに配置されている。下流側可動プーリ25の高さ方向の位置は、上流側可動プーリ22の位置と同じである。下流側可動プーリ25は、上流側可動プーリ22から下流側ガイドプーリ26までベルト21をガイドする。下流側可動プーリ25は、端部21cにおいてベルト21を第1方向Xの下流方向から斜め下方向に向かうようにガイドする。下流側可動プーリ25は、下流側レーザヘッド13とともに第1方向Xに沿って移動可能である。図3は、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26および下流側レーザヘッド13が最も下流側に移動した状態を示す。詳細は後述するが、下流側可動プーリ25は、下流側支持フレーム19に回転可能に支持されている。
下流側ガイドプーリ26は、無端状のベルト21の外側に配置されている。下流側ガイドプーリ26は、高さ方向において上流側ガイドプーリ23と同じ位置に配置されている。下流側ガイドプーリ26は、高さ方向において下流側可動プーリ25の下方に配置されている。下流側ガイドプーリ26は、下流側可動プーリ25の鉛直下方よりも若干上流側に配置されている。これにより、ベルト21のうち下流側可動プーリ25から下流側ガイドプーリ26の部分21fは、下方に向かうに従って上流側に向かうように傾斜している。下流側ガイドプーリ26は、下流側可動プーリ25から下流側固定プーリ27に向かってベルト21をガイドする。下流側ガイドプーリ26は、斜め下方から第1方向Xの下流方向に向かってベルト21をガイドする。下流側ガイドプーリ26は、下流側レーザヘッド13および下流側可動プーリ25とともに第1方向Xに沿って移動可能である。下流側ガイドプーリ26、下流側レーザヘッド13および下流側可動プーリ25は、それらの位置関係が保たれた状態で、第1方向Xに沿って移動可能である。詳細は後述するが、下流側ガイドプーリ26は、下流側支持フレーム19に回転可能に支持されている。
下流側固定プーリ27は、無端状のベルト21の内側に配置されている。下流側固定プーリ27は、高さ方向において上流側固定プーリ24と同じ位置に配置されている。下流側固定プーリ27は、高さ方向において下流側可動プーリ25よりも下方に配置されている。下流側固定プーリ27は、高さ方向において下流側ガイドプーリ26より下方に配置されている。下流側固定プーリ27は、第1方向Xにおいて下流側可動プーリ25および下流側ガイドプーリ26よりも下流側に配置されている。下流側固定プーリ27は、取り付け位置が固定されている。下流側固定プーリ27は、第1方向Xに沿って移動しない。下流側固定プーリ27は、下流側ガイドプーリ26から上流側固定プーリ24に向かってベルト21をガイドする。下流側固定プーリ27は、第1方向Xの下流方向から上流方向に向かうようにベルト21をガイドする。ベルト21の下流側ガイドプーリ26と下流側固定プーリ27との間の部分21gは、載置部21aと平行に配置されている。
なお、ベルト21の下流側固定プーリ27と上流側固定プーリ24の間の部分21hも載置部21aと平行に配置されている。
上流側支持ローラ28は、上流側可動プーリ22の下流側に配置されている。上流側支持ローラ28は、ベルト21の載置部21aの下側に配置されており、載置部21aを下方から支持する。上流側支持ローラ28は、ベルト21の撓みを抑制するために設けられている。上流側支持ローラ28は、上流側可動プーリ22とともに第1方向Xに沿って移動する。詳細は後述するが、上流側支持ローラ28は、上流側支持フレーム18に回転可能に支持されている。
下流側支持ローラ29は、下流側可動プーリ25の上流側に配置されている。下流側支持ローラ29は、ベルト21の載置部21aの下側に配置されており、載置部21aを下方から支持する。下流側支持ローラ29は、ベルト21の撓みを抑制するために設けられている。下流側支持ローラ29は、下流側可動プーリ25とともに第1方向Xに沿って移動する。詳細は後述するが、下流側支持ローラ29は、下流側支持フレーム19に回転可能に支持されている。
下流側固定プーリ27が、モータ等の駆動源に接続されており、駆動源の駆動力によって回転する。上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側固定プーリ24、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、上流側支持ローラ28および下流側支持ローラ29は、下流側固定プーリ27の回転に伴うベルト21の回転によって従動する。
また、図2~図4には示されていないが、ベルト21の撓みを防止するためにヘッド間コンベア15には、テークアップ機構71が配置されている。図5は、テークアップ機構71を示す斜視図である。テークアップ機構71は、左右一対のシリンダ機構72を含む。左右一対のシリンダ機構72の各々は、軸支持部73と、スライドキャリア74(一方のみ示す)と、スライドレール75(一方のみ示す)と、エアシリンダ76と、を含む。一対のシリンダ機構72の軸支持部73は、上流側固定プーリ24の軸を第2方向Yの両端において回転可能に支持する。スライドキャリア74は、軸支持部73が固定されている。スライドキャリア74の下面には、第1方向Xに沿って溝が形成されている。スライドレール75は、第1方向Xに沿って配置されている。スライドレール75は、スライドキャリア74の溝に嵌っている。これにより、スライドキャリア74はスライドレール75に沿って移動可能に構成される。エアシリンダ76は、スライドキャリア74よりも第1方向Xの上流側に配置されている。エアシリンダ76のロッド76aの先端がスライドキャリア74に回転可能に取り付けられている。エアシリンダ76がロッド76aを引き込むことによって、スライドキャリア74が第1方向Xの上流側に引っ張られ、スライドキャリア74に固定されている軸支持部73とともに上流側固定プーリ24も上流側に引っ張られる。このため、ベルト21に張力を付与することができ、ベルト21の撓みを防止できる。
(上流側コンベア16)
上流側コンベア16は、図3および図4に示すように、ベルト31と、可動プーリ32と、可動ガイドプーリ33と、固定プーリ34と、固定ガイドプーリ35と、固定プーリ36と、固定プーリ37と、複数の支持ローラ38と、を含む。
ベルト31は、無端状である。ベルト31は、例えばタイミングベルトを用いることができる。ベルト31は、ワークが載置されて搬送される載置部31aを含む。載置部31aは水平に配置されている。ベルト31は、可動プーリ32、可動ガイドプーリ33、固定プーリ34、固定ガイドプーリ35、固定プーリ36および固定プーリ37に巻き掛けられている。
可動プーリ32は、無端状のベルト31の内側に配置されている。可動プーリ32は、ベルト31の載置部31aにおける下流側の端部31bに配置されている。可動プーリ32は、上流側可動プーリ22の上流側に配置されている。上流側コンベア16の可動プーリ32と、前述のヘッド間コンベア15の上流側可動プーリ22とは、所定間隔のレーザ通過開口を空けて配置されている。このレーザ通過開口に向かって上流側レーザヘッド11からレーザが照射される。可動プーリ32は、固定プーリ37から可動ガイドプーリ33に向かってベルト41をガイドする。可動プーリ32は、ベルト31を第1方向Xの下流方向から上流方向に向かうようにガイドする、可動プーリ32は、上流側レーザヘッド11とともに第1方向Xに沿って移動可能である。図3は、可動プーリ32が最も上流側に移動した状態を示す。詳細は後述するが、可動プーリ32は、上流側支持フレーム18に回転可能に支持されている。
可動ガイドプーリ33は、無端状のベルト31の外側に配置されている。可動ガイドプーリ33は、高さ方向において可動プーリ32の下側に配置されている。可動ガイドプーリ33は、可動プーリ32の第1方向Xにおける上流側に配置されている。可動ガイドプーリ33は、可動プーリ32から固定プーリ34に向かってベルト31をガイドする。可動ガイドプーリ33は、ベルト31を第1方向Xの上流方向から下流方向に向かうようにガイドする。ベルト31の可動プーリ32と可動ガイドプーリ33の間の部分31cは、載置部31aと平行に配置されている。
固定プーリ34は、無端状のベルト31の内側に配置されている。固定プーリ34は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ34は、テークアップ機構によるベルト21の撓み防止のための移動を除き、第1方向Xに沿って移動しない。なお、テークアップ機構の構造の詳細は省略するが、図5を用いて説明した構造と基本的に同じ構造を用いることができる。固定プーリ34は、高さ方向において、可動ガイドプーリ33よりも下方に配置されている。固定プーリ34は、可動プーリ32が最も上流側に移動した状態において、固定プーリ34の概ね鉛直下方に配置されている。固定プーリ34は、可動ガイドプーリ33から固定ガイドプーリ35に向かってベルト31をガイドする。固定プーリ34は、ベルト31を第1方向Xの下流方向から上流方向に向かうようにガイドする。ベルト31の可動ガイドプーリ33から固定プーリ34までの部分31dは、載置部31aと平行に配置されている。
固定ガイドプーリ35は、無端状のベルト31の外側に配置されている。固定ガイドプーリ35は、高さ方向において固定プーリ34の下側に配置されている。固定ガイドプーリ35は、固定プーリ34の第1方向Xにおける上流側に配置されている。固定ガイドプーリ35は、可動ガイドプーリ33が最も上流側に移動した状態において、可動ガイドプーリ33の概ね鉛直下方に配置されている。固定ガイドプーリ35は、取り付け位置が固定されている。固定ガイドプーリ35は、固定プーリ34から固定プーリ36までベルト31をガイドする。固定ガイドプーリ35は、ベルト31を搬送方向X1の上流方向から下方に向かうようにガイドする。ベルト31の固定プーリ34から固定ガイドプーリ35までの部分31eは、載置部31aと平行に配置されている。
固定プーリ36は、無端状のベルト31の内側に配置されている。固定プーリ36は、高さ方向において固定ガイドプーリ35よりも下方に配置されている。固定プーリ36は、固定ガイドプーリ35よりも第1方向Xの上流側に配置されている。固定プーリ36は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ36は、レーザブランキング装置5が設置されるマシンルームに固定されている。固定プーリ36は、固定ガイドプーリ35から固定プーリ37までベルト21をガイドする。固定プーリ36は、ベルト21を下向きから上向きにガイドする。ベルト21の固定ガイドプーリ35から固定プーリ36までの部分31fは、鉛直方向に沿って配置されている。
固定プーリ37は、無端状のベルト31の内側に配置されている。載置部31aにおける上流側の端部31hに配置されている。固定プーリ37は、可動プーリ32の下流側に配置されている。固定プーリ37の高さ方向における位置は、可動プーリ32と同じである。固定プーリ37は、固定プーリ36の鉛直上方に配置されている。固定プーリ37は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ37は、レーザブランキング装置5が設置されるマシンルームに固定されている。固定プーリ37は、固定プーリ36から可動プーリ32までベルト31をガイドする。固定プーリ37は、ベルト31を上向きから搬送方向X1の下流方向に向かってガイドする。ベルト31のうち固定プーリ36と固定プーリ37の間の部分31gは、鉛直方向に沿って配置されている。
複数の支持ローラ38は、固定プーリ37と可動プーリ32の間に配置されている。複数の支持ローラ38は、ベルト31の載置部31aの下側に配置されており、載置部31aを下方から支持する。複数の支持ローラ38は、ベルト31の撓みを抑制するために設けられている。
固定プーリ37が、モータ等の駆動源に接続されており、駆動源の駆動力によって回転する。可動プーリ32、可動ガイドプーリ33、固定プーリ34、固定ガイドプーリ35、固定プーリ36および複数の支持ローラ38は、固定プーリ37の回転に伴うベルト31の回転によって従動する。
(下流側コンベア17)
下流側コンベア17は、図3および図4に示すように、ベルト41と、可動プーリ42と、可動ガイドプーリ43と、固定プーリ44と、固定ガイドプーリ45と、固定プーリ46と、固定プーリ47と、複数の支持ローラ48と、を含む。
ベルト41は、無端状である。ベルト41は、例えばタイミングベルトを用いることができる。ベルト41は、ワークが載置されて搬送される載置部41aを含む。載置部41aは水平に配置されている。ベルト41は、可動プーリ42、可動ガイドプーリ43、固定プーリ44、固定ガイドプーリ45、固定プーリ46および固定プーリ47に巻き掛けられている。
可動プーリ42は、無端状のベルト41の内側に配置されている。可動プーリ42は、ベルト41の載置部41aにおける上流側の端部41bに配置されている。可動プーリ42は、下流側可動プーリ25の下流側に配置されている。下流側コンベア17の可動プーリ42と、前述のヘッド間コンベア15の下流側可動プーリ25とは、所定間隔のレーザ通過開口を空けて配置されている。このレーザ通過開口に向かって下流側レーザヘッド13からレーザが照射される。可動プーリ42は、可動ガイドプーリ43から固定プーリ47に向かってベルト41をガイドする。可動プーリ42は、ベルト41を搬送方向X1の上流方向から下流方向に向かうようにガイドする。可動プーリ42は、下流側レーザヘッド13とともに第1方向Xに沿って移動可能である。図3は、可動プーリ42が最も下流側に移動した状態を示す。詳細は後述するが、可動プーリ42は、下流側支持フレーム19に回転可能に支持されている。
可動ガイドプーリ43は、無端状ベルト41の外側に配置されている。可動ガイドプーリ43は、高さ方向において可動プーリ42の下側に配置されている。可動ガイドプーリ43は、可動プーリ42の第1方向Xにおける下流側に配置されている。可動ガイドプーリ43は、可動プーリ42から固定プーリ44に向かってベルト41をガイドする。可動ガイドプーリ43は、ベルト41を第1方向Xの下流方向から上流方向に向かうようにガイドする。ベルト41の可動プーリ42と可動ガイドプーリ43の間の部分41cは、載置部41aと平行に配置されている。
固定プーリ44は、無端状のベルト41の内側に配置されている。固定プーリ44は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ44は、テークアップ機構によるベルト21の撓み防止のための移動を除き、第1方向Xに沿って移動しない。なお、テークアップ機構の構造の詳細は省略するが、図5を用いて説明した構造と基本的に同じ構造を用いることができる。固定プーリ44は、高さ方向において、可動ガイドプーリ43よりも下方に配置されている。固定プーリ44は、可動プーリ42が最も上流側に移動した状態において、可動プーリ42の概ね鉛直下方に配置されている。固定プーリ44は、ベルト41を固定ガイドプーリ45から可動ガイドプーリ43に向かってガイドする。固定プーリ44は、ベルト41を第1方向Xの上流方向から下流方向に向かうようにガイドする。ベルト41の可動ガイドプーリ43から固定プーリ44までの部分41dは、載置部41aと平行に配置されている。
固定ガイドプーリ45は、無端状のベルト41の外側に配置されている。固定ガイドプーリ45は、高さ方向において固定プーリ44の下側に配置されている。固定ガイドプーリ45は、固定プーリ44の第1方向Xにおける下流側に配置されている。固定ガイドプーリ45は、可動ガイドプーリ43が最も上流側に移動した状態において、可動ガイドプーリ43の概ね鉛直下方に配置されている。固定ガイドプーリ45は、取り付け位置が固定されている。固定ガイドプーリ45は、固定プーリ46から固定プーリ44に向かってベルト41をガイドする。固定ガイドプーリ45は、ベルト31を搬送方向X1の上方から下流方向に向かうようにガイドする。ベルト41の固定プーリ44から固定ガイドプーリ45までの部分41eは、載置部41aと平行に配置されている。
固定プーリ46は、無端状のベルト41の内側に配置されている。固定プーリ46は、高さ方向において固定ガイドプーリ45よりも下方に配置されている。固定プーリ46は、固定ガイドプーリ45よりも第1方向Xの下流側に配置されている。固定プーリ46は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ46は、レーザブランキング装置5が設置されるマシンルームに固定されている。固定プーリ46は、固定プーリ47から固定ガイドプーリ45に向かってベルト41をガイドする。固定プーリ46は、ベルト41を下向きから上向きにガイドする。ベルト41の固定プーリ46から固定ガイドプーリ45までの部分41fは、鉛直方向に沿って配置されている。
固定プーリ47は、無端状のベルト41の内側に配置されている。載置部41aにおける下流側の端部41hに配置されている。固定プーリ47は、可動プーリ42の下流側に配置されている。固定プーリ47の高さ方向における位置は、可動プーリ42と同じである。固定プーリ47は、固定プーリ46の鉛直上方に配置されている。固定プーリ47は、取り付け位置が固定されている。固定プーリ47は、レーザブランキング装置5が設置されるマシンルームに固定されている。固定プーリ47は、可動プーリ32から固定プーリ46までベルト41をガイドする。固定プーリ47は、ベルト41を第1方向Xの下流方向から下方に向かってガイドする。ベルト41のうち固定プーリ46と固定プーリ47の間の部分41gは、鉛直方向に沿って配置されている。
複数の支持ローラ48は、固定プーリ47と可動プーリ42の間に配置されている。複数の支持ローラ48は、ベルト41の載置部41aの下側に配置されており、載置部41aを下方から支持する。複数の支持ローラ48は、ベルト41の撓みを抑制するために設けられている。
ヘッド間コンベア15の載置部21aと、上流側コンベア16の載置部31aと、下流側コンベア17の載置部41aは、水平に配置されている。
固定プーリ47が、モータ等の駆動源に接続されており、駆動源の駆動力によって回転する。可動プーリ42、可動ガイドプーリ43、固定プーリ44、固定ガイドプーリ45、固定プーリ46、および複数の支持ローラ48は、固定プーリ47の回転に伴うベルト41の回転によって従動する。
(上流側支持フレーム18、下流側支持フレーム19)
上流側支持フレーム18は、図3および図4に示すように、上流側集塵容器12、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側支持ローラ28、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33を支持する。上流側支持フレーム18は、上流側レーザヘッド11、上流側集塵容器12、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側支持ローラ28、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33を支持した状態で第1方向Xに沿って移動可能である。図3および以下の図8、9において上流側支持フレーム18が点線で囲まれている。
下流側支持フレーム19は、図3に示すように、下流側集塵容器14、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、下流側支持ローラ29、可動プーリ42、および可動ガイドプーリ43を支持する。下流側支持フレーム19は、下流側レーザヘッド13、下流側集塵容器14、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、下流側支持ローラ29、可動プーリ42、および可動ガイドプーリ43を支持した状態で第1方向Xに沿って移動可能である。図3および以下の図8、9において下流側支持フレーム19が点線で囲まれている。
上流側支持フレーム18と下流側支持フレーム19は、同様の形状であり、図3に示すように左右対称に配置されている。
上流側支持フレーム18は、図3および図4に示すように、第1枠部18aと、第2枠部18bと、第3枠部18cと、を含む。第1枠部18aは、上流側可動プーリ22と可動プーリ32を第1方向Xにおいて所定間隔を空けて回転可能に支持する。第1枠部18aは、上流側支持ローラ28も回転可能に支持する。第2枠部18bは、第1枠部18aから斜め下方に延びる。第2枠部18bは、下方に向かうに従って下流側に位置するように斜めに延びている。第2枠部18bの下端には、上流側ガイドプーリ23が回転可能に支持されている。第3枠部18cは、第1枠部18aから上流側に延びる。第3枠部18cの第1方向Xの上流側の端には、可動ガイドプーリ33が回転可能に支持されている。
下流側支持フレーム19は、第1枠部19aと、第2枠部19bと、第3枠部19cと、を含む。第1枠部19aは、下流側可動プーリ25と可動プーリ42を第1方向Xにおいて所定間隔を空けて回転可能に支持する。第1枠部19aは、下流側支持ローラ29も回転可能に支持する。第2枠部19bは、第1枠部19aから斜め下方に延びる。第2枠部19bは、下方に向かうに従って上流側に位置するように斜めに延びている。第2枠部19bの下端には、下流側ガイドプーリ26が回転可能に支持されている。第3枠部19cは、第1枠部19aから下流側に延びる。第3枠部18cの第1方向Xの下流側の端には、可動ガイドプーリ43が回転可能に支持されている。
レーザブランキング装置5は、図2に示すように、上流側支持フレーム18と下流側支持フレーム19を第1方向Xに沿って移動する移動機構51を更に含む。上流側支持フレーム18を第1方向Xに移動する構成と、下流側支持フレーム19を第1方向Xに移動する構成は、同様であるため、上流側支持フレーム18を用いて説明する。
図6は、上流側集塵容器12、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側支持ローラ28、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33が上流側支持フレーム18に支持された構成、並びに、上流側レーザヘッド11および移動機構61(後述する)を示す図である。
移動機構51は、図2および図6に示すように、側方キャリッジ52と、コイル53と、側方フレーム54と、ガイドレール55と、磁石56を含む。
上流側支持フレーム18は、後述するキャリッジ支持部65に取り付けられており、一対の側方キャリッジ52は、キャリッジ支持部65に取り付けられている。一対の側方キャリッジ52は、上流側支持フレーム18の幅方向(Y方向)における左右両側に配置されている。同様に、下流側支持フレーム19のY方向における左右両側にも一対の側方キャリッジ52が配置されており、一対の側方キャリッジ52は、下流側支持フレーム19が取り付けられているキャリッジ支持部65に取り付けられている。
側方フレーム54は、ヘッド間コンベア15、上流側コンベア16および下流側コンベア17の幅方向における左右の各々に配置されている。一対の側方フレーム54は、ヘッド間コンベア15、上流側コンベア16および下流側コンベア17を挟むように配置されている。ガイドレール55は、側方フレーム54に配置されている。ガイドレール55は、上下方向に並んで配置されている。各々のガイドレール55は、第1方向Xに沿って配置されている。側方キャリッジ52は、図2に示すように、側方フレーム54の幅方向(Y方向)における外側に配置されている。側方キャリッジ52の幅方向内側には複数のスライダが配置されており、複数のスライダが上下一対のガイドレール55にスライド可能に嵌合している。側方キャリッジ52に取り付けられたスライダがガイドレール55に沿ってスライドすることによって上流側支持フレーム18が第1方向Xに沿って移動する。
本実施形態では、スライダは、リニアモータを駆動源としてガイドレール55に対して移動する。各々の側方キャリッジ52には、第1方向Xに沿って複数のコイル53が配置されている。各々の側方フレーム54には、ガイドレール55に沿って複数の磁石56が配置されている。コイル53に流す電気を制御することによって、スライダがガイドレール55に沿って第1方向Xに移動する。
(上流側レーザヘッド11、下流側レーザヘッド13)
上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の各々は、第1方向X、第2方向Yおよび第3方向Zに移動可能に構成されている。
レーザブランキング装置5は、図2に示すように、上流側レーザヘッド11を第2方向Yおよび第3方向Zに移動する移動機構61と、下流側レーザヘッド13を第2方向Yおよび第3方向Zに移動する移動機構62と、を更に含む。
なお、移動機構61と移動機構62は、同様の構成であるため、上流側レーザヘッド11を用いて説明する。
移動機構61は、図6に示すように、第1キャリッジ63と、第2キャリッジ64と、キャリッジ支持部65と、を含む。
図7は、図6の上流側レーザヘッド11近傍を示す拡大図である。図7に示すように、上流側レーザヘッド11は、下方に向かってレーザを照射するように、第1キャリッジ63に配置されている。上流側レーザヘッド11は、第1キャリッジ63を介して第2キャリッジ64に配置されている。第1キャリッジ63は、略板状であり、上流側の面に第3方向Zに沿って形成された溝63aを有する。溝63aには、第3方向Zに沿ってボールスクリュー66が挿入されている。ボールスクリュー66は、第2キャリッジ64に回転可能に支持されている。ボールスクリュー66の上部には駆動モータ67が配置されている。溝63aの内側にはナット68が配置されており、ナット68は第1キャリッジ63に固定されている。ナット68は、ボールスクリュー66と螺合している。駆動モータ67によってボールスクリュー66が回転すると、ナット68が第3方向Zに移動し、ナット68と固定されている第1キャリッジ63が上下方向に移動する。これにより、上流側レーザヘッド11を第3方向Zに移動することができる。なお、上流側レーザヘッド11を第3方向Zに沿って移動する機構はボールスクリューに限らなくてもよく、ラック・ピニオンまたはリニアモータを用いた機構であってもよい。
キャリッジ支持部65は、図1に示すように、上流側支持フレーム18に接続されている。キャリッジ支持部65は、上流側支持フレーム18の上側に取り付けられている。キャリッジ支持部65は、第2方向Yに沿って配置されている。キャリッジ支持部65は、第2キャリッジ64を第2方向Yに沿って移動可能に支持する。図2に示すように、キャリッジ支持部65の下流側の面には、第2方向Yに沿って一対のガイドレール65aが配置されている。一対のガイドレール65aに第2キャリッジ64のスライダが嵌合している。このような構成によって、第2キャリッジ64は、ガイドレール65aに沿って第2方向Yにスライド移動する。第2キャリッジ64は、リニアモータを駆動源としてキャリッジ支持部65に対して移動する。ガイドレール65aに沿って複数の磁石65bが並べて配置されている。第2キャリッジ64にコイル(図示せず)が設けられ、コイルに流す電気を制御することによって、第2キャリッジ64をキャリッジ支持部65に対して第2方向Yに沿って移動することができる。
また、前述した上流側支持フレーム18の第1方向Xに沿った移動によって、上流側支持フレーム18が取り付けられているキャリッジ支持部65に、第1キャリッジ63および第2キャリッジ64を介して支持されている上流側レーザヘッド11も第1方向Xに沿って移動できる。同様に、下流側レーザヘッド13も第1方向Xに沿って移動できる。
以上のように、上流側レーザヘッド11は、ガントリ構造によって第1方向X、第2方向Yおよび第3方向Zに移動可能に構成されている。下流側レーザヘッド13も同様に、ガントリ構造によって第1方向X、第2方向Yおよび第3方向Zに移動可能に構成されている。
(移動範囲)
次に、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の移動範囲について説明する。図3は、上流側レーザヘッド11が最も上流側に移動し、下流側レーザヘッド13が最も下流側に移動した状態を示す図である。図8は、図3の状態から上流側レーザヘッド11が下流側に移動し、下流側レーザヘッド13が上流側に移動した状態を示す図である。図8では、ヘッド間コンベア15の載置部21aの搬送方向Xにおける長さが短くなり、上流側コンベア16の載置部31aの長さが長くなり、下流側コンベア17の載置部41aの長さが長くなっている。
図3および図8に示すように、上流側レーザヘッド11は、ベルト21の載置部21aと部分21eの平行が保たれ、ベルト31の載置部31aと部分31c、31d、31eの平行が保たれた状態で、第1方向Xに沿って移動する。また、下流側レーザヘッド13は、ベルト21の載置部21aと部分21gの平行が保たれ、ベルト41の載置部41aと部分41c、41d、41eの平行が保たれた状態で第1方向Xに沿って移動する。
上流側支持フレーム18が上流側レーザヘッド11、上流側集塵容器12、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側支持ローラ28、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33を支持した状態で移動する。そのため、上流側レーザヘッド11、上流側集塵容器12、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、上流側支持ローラ28、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33は、それらの位置関係が保持された状態で移動することができる。すなわち、上流側レーザヘッド11によってレーザを照射するための上流側可動プーリ22と可動プーリ32の間隔を保持した状態で移動することができる。なお、下流側支持フレーム19も同様に、下流側レーザヘッド13、下流側集塵容器14、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、下流側支持ローラ29、可動プーリ42、および可動ガイドプーリ43を支持した状態で移動する。
図9は、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド12が最も接近した状態を示す図である。図9では、図3の状態から下流側レーザヘッド13の上流側への移動量よりも上流側レーザヘッド11の下流側への移動量の方が大きい。図9には、中間位置Mが示されている。中間位置Mは、図3に示すように載置部21aの上流側の端部21bを最も上流側に移動し、載置部21aの下流側の端部21cを最も下流側に移動した場合の端部21bと端部21cの中間位置である。なお、中間位置Mは、上流側レーザヘッド11を最も上流側に移動し、下流側レーザヘッド13を最も下流側に移動した場合の上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の中間位置ともいえる。上流側レーザヘッド11は中間位置Mを超えて下流側に移動可能である。下流側レーザヘッド13は中間位置Mを超えて上流側に移動可能である。
図3には、第1方向Xにおける上流側レーザヘッド11が最も上流側に移動した位置R1aと最も下流側に移動した位置R1bと、移動可能範囲R1が示されている。図3には、第1方向Xにおける下流側レーザヘッド13が最も上流側に移動した位置R2aと最も下流側に移動した位置R2bと、移動可能範囲R2が示されている。また、図3には、中間位置Mも示されている。
本実施形態のレーザブランキング装置5では、図9に示すように、上流側ガイドプーリ23と下流側ガイドプーリ26が接触しない限り、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13は寄り付くことができる。
そのため、図3に示すように、移動可能範囲R1と移動可能範囲R2を、第1方向Xにおいてオーバーラップさせることができる。
図10(a)に示すような、湾曲した形状の部材W1にコイル材を切断する場合について説明する。図10(b)は、コイル材に対する上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の移動を示す図である。上流側レーザヘッド11の移動が実線の矢印A(1)、A(2)、A(3)、A(4)で示されている。下流側レーザヘッド13の移動が点線の矢印B(1)、B(2)、B(3)、B(4)で示されている。部材W1の第1方向Xにおける長さをD1とする。
上流側レーザヘッド11は、矢印A(1)に示すように、第1方向Xの下流側を向いて左端を出発点として左側から右側に移動しながらコイル材の切断を行い、その後矢印A(2)に示すように、第1方向Xの上流側に向かって移動する。さらに矢印A(3)に示すように、右側から左側に移動しながらコイル材の切断を行い、矢印A(4)に示すように、第1方向Xの上流側に向かって移動する。下流側レーザヘッド13も同様に、矢印B(1)に示すように、第1方向Xの下流側を向いて左端を出発点として左側から右側に移動しながらコイル材の切断を行い、その後矢印B(2)に示すように、第1方向Xの上流側に向かって移動する。さらに矢印B(3)に示すように、右側から左側に移動しながらコイル材の切断を行い、矢印B(4)に示すように、第1方向Xの上流側に向かって移動する。
図11(b)では、切断後の形状がイメージしやすいように静止状態にあるコイル材に対する各レーザヘッドの移動を示したが、実際には、コイル材を搬送しながら各レーザヘッドによる切断が行われる。
図11(a)は、コイル材を所定の搬送速度で搬送しながら切断を行う場合の上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の移動を示す図であり、静止状態にあるレーザブランキング装置5に対する各レーザヘッドの移動を示している。図11(a)で示した移動と同じ符号が示されている。上流側レーザヘッド11の開始点がA(s)で示され、矢印A(4)に沿って移動した後の終了点がA(e)で示されている。開始点A(s)と終了点A(e)とは一致するよう設定される。下流側レーザヘッド13の開始点がB(s)で示され、矢印B(4)に沿って移動した後の終了点がB(e)で示されている。開始点B(s)と終了点B(e)とは一致するよう設定される。図11(a)に示す状態では、部材W1を切断する場合の上流側レーザヘッド11の移動範囲R1´と下流側レーザヘッド13の移動範囲R2´が重なっていない。
一方、コイル材から切断される部材の第1方向Xにおける長さが短い場合、図11(b)に示すように、上流側レーザヘッド11の移動範囲R1´´と下流側レーザヘッド13の移動範囲R2´´とを重ならせざるを得ない傾向がある。
本実施の形態のレーザブランキング装置5では、図3を用いて説明した通り上流側レーザヘッド11の移動可能範囲R1と下流側レーザヘッド13の移動可能範囲R2が第1方向Xにおいて重なっているため、図11(b)のように2つのレーザヘッドの移動範囲が重なる場合でも対応できる。
(特徴)
(1)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側レーザヘッド11(第1レーザヘッドの一例)と、下流側レーザヘッド13(第2レーザヘッドの一例)と、ヘッド間コンベア15と、を備える。上流側レーザヘッド11は、レーザを射出する。下流側レーザヘッド13は、ワークWの搬送方向X1における上流側レーザヘッド11の下流側に配置され、レーザを射出する。ヘッド間コンベア15は、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の間でワークWが載置される載置部21a(第1載置部の一例)を有し、載置されたワークWを搬送する。載置部21aの上流側の端部21b(第1端部の一例)は、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。載置部21aの下流側の端部21c(第2端部の一例)は、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。
このように、載置部21aの上流側の端部21bが、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能であり、載置部21aの下流側の端部21cが、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能に構成されている。これにより、端部21bと端部21cが接近可能な距離に応じて上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13も接近することができ、寄り付き性を向上することができる。
(2)
本実施形態のレーザブランキング装置5では、載置部21aの端部21bを最も上流側に移動し、端部21cを最も下流側に移動した場合における端部21bと端部21cの中間の位置を中間位置Mとした場合、上流側レーザヘッド11が中間位置Mを超えて下流側に移動可能、もしくは、下流側レーザヘッド13が中間位置Mを超えて上流側に移動可能である。
これにより、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の寄り付き性を向上することができる。
(3)
本実施形態のレーザブランキング装置5では、搬送方向において、上流側レーザヘッド11の移動可能範囲R1の下流側の端の位置R1bは、下流側レーザヘッド13の移動可能範囲R2の上流側の端の位置R2aよりも下流側に位置する。
これにより、搬送方向X1における上流側レーザヘッド11の移動可能範囲R1と下流側レーザヘッドの移動可能範囲R2が重なるため、上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13の寄り付き性を向上することができる。
(4)
本実施形態のレーザブランキング装置5では、ヘッド間コンベア15は、ベルト21(第1ベルトの一例)と、上流側可動プーリ22(第1可動プーリの一例)と、下流側可動プーリ25(第2可動プーリの一例)と、上流側固定プーリ24(第1固定プーリの一例)と、下流側固定プーリ27(第2固定プーリの一例)と、上流側ガイドプーリ23(第1ガイドプーリの一例)と、下流側ガイドプーリ26(第2ガイドプーリの一例)と、を有する。ベルト21は、無端状であって載置部21aを含む。上流側可動プーリ22は、ベルト21の載置部21aにおける端部21bが巻き掛けられ、ベルト21の内側に配置され、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。下流側可動プーリ25は、ベルト21の載置部21aにおける端部21cが巻き掛けられ、ベルト21の内側に配置され、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。上流側固定プーリ24は、上流側可動プーリ22よりも下方に配置され、取り付け位置が固定され、ベルト21が巻き掛けられる。下流側固定プーリ27は、下流側可動プーリ25よりも下方に配置され、取り付け位置が固定され、ベルト21が巻き掛けられる。上流側ガイドプーリ23は、上流側可動プーリ22と上流側固定プーリ24の間でベルト21をガイドし、上流側レーザヘッド11および上流側可動プーリ22とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。下流側ガイドプーリ26は、下流側可動プーリ25と下流側固定プーリ27の間でベルト21をガイドし、下流側レーザヘッド13および下流側可動プーリ25とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、ベルト21の長さを調整するための長尺のシリンダ等を用いずに、ヘッド間コンベア15の端部21bと端部21cを搬送方向X1に沿って移動することができるため、上流側レーザヘッド11および下流側レーザヘッド13を高速で動かすことが可能となる。
(5)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側集塵容器12(第1集塵容器の一例)と下流側集塵容器14(第2集塵容器の一例)とを更に備える。上流側集塵容器12は、上流側レーザヘッド11の下方に配置され、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。下流側集塵容器14は、下流側レーザヘッド13の下方に配置され、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。上流側集塵容器12は、ベルト21の外側であって、搬送方向X1において上流側固定プーリ24と上流側ガイドプーリ23の間に配置される。下流側集塵容器14は、ベルト21の外側であって、搬送方向X1において下流側固定プーリ27と下流側ガイドプーリ26の間に配置される。
これにより、搬送方向X1に沿って上流側集塵容器12と下流側集塵容器14を移動することができる。また、上流側集塵容器12が、搬送方向X1において上流側固定プーリ24と上流側ガイドプーリ23の間に配置され、下流側集塵容器14が、搬送方向X1において下流側固定プーリ27と下流側ガイドプーリ26の間に配置されるため、レーザブランキング装置5をコンパクトにすることができる。
(6)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側コンベア16を更に備える。上流側コンベア16は、ヘッド間コンベア15の上流側に配置され、ワークWが載置される載置部31a(第2載置部の一例)を含み、載置されたワークWを搬送可能である。上流側コンベア16は、無端状のベルト31(第2ベルトの一例)と、可動プーリ32(第3可動プーリの一例)と、固定プーリ34(第3固定プーリの一例)と、可動ガイドプーリ33(第3ガイドプーリの一例)と、を有する。可動プーリ32は、ベルト31の載置部31aにおける下流側の端部31b(第3端部の一例)が巻き掛けられ、ベルト31の内側に配置され、上流側レーザヘッド11とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。固定プーリ34は、可動プーリ32の下方においてベルト31に巻き掛けられ、ベルト31の内側に配置され、取り付け位置が固定されている。可動ガイドプーリ33は、可動プーリ32と固定プーリ34の間でベルト21をガイドし、上流側レーザヘッド11および可動プーリ32とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、上流側レーザヘッド11の下方に、上流側コンベア16とヘッド間コンベア15の間に形成される所定の間隔を保ったまま、上流側レーザヘッド11を搬送方向X1に沿って移動することが出来る。
(7)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、下流側コンベア17を更に備える。下流側コンベア17は、ヘッド間コンベア15の下流側に配置され、ワークWが載置される載置部41a(第3載置部の一例)を含み、載置されたワークWを搬送可能である。下流側コンベア17は、無端状のベルト41(第3ベルトの一例)と、可動プーリ42(第4可動プーリの一例)と、固定プーリ44(第4固定プーリの一例)と、可動ガイドプーリ43(第4ガイドプーリの一例)と、を有する。可動プーリ42は、ベルト41の載置部41aにおける上流側の端部41b(第4端部の一例)が巻き掛けられ、ベルト41の内側に配置され、下流側レーザヘッド13とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。固定プーリ44は、可動プーリ42の下方においてベルト41に巻き掛けられ、ベルト41の内側に配置され、取り付け位置が固定されている。可動ガイドプーリ43は、可動プーリ42と固定プーリ44の間でベルト41をガイドし、下流側レーザヘッド13および可動プーリ42とともに搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、下流側レーザヘッド13の下方に、下流側コンベア17とヘッド間コンベア15の間に形成される所定の間隔を保ったまま、下流側レーザヘッドを搬送方向X1に沿って移動することが出来る。
(8)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側支持フレーム18(第1支持フレームの一例)を更に備える。上流側支持フレーム18は、上流側レーザヘッド11、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33を支持し、搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、上流側支持フレーム18は、上流側レーザヘッド11、上流側可動プーリ22、上流側ガイドプーリ23、可動プーリ32、および可動ガイドプーリ33を、それらの位置関係を保ったまま搬送方向X1に沿って移動することができる。
(9)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、下流側支持フレーム19(第2支持フレームの一例)を更に備える。下流側支持フレーム19は、下流側レーザヘッド13、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、可動プーリ42、および可動ガイドプーリ43を支持し、搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、下流側支持フレーム19は、下流側レーザヘッド13、下流側可動プーリ25、下流側ガイドプーリ26、可動プーリ42、および可動ガイドプーリ43を、それらの位置関係を保ったまま搬送方向X1に沿って移動することができる。
(10)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側レーザヘッド11(レーザヘッドの一例)と、ベルト21(第1ベルトの一例)と、上流側可動プーリ22(第1内プーリの一例)と、上流側ガイドプーリ23(第1外プーリの一例)と、ベルト31(第2ベルトの一例)と、可動プーリ32(第2内プーリの一例)と、可動ガイドプーリ33(第2外プーリの一例)と、を備える。ベルト31は、上流側レーザヘッド11の下流側に配置され、ワークWが載置される載置部31a(第1載置部の一例)を有し、載置されたワークWを搬送する。上流側可動プーリ22は、ベルト21の載置部21aにおける上流側の端部21bの内側に配置され、ベルト21が巻き掛けられている。上流側ガイドプーリ23は、ベルト21の外側に配置され、ベルト21が巻き掛けられている。ベルト31は上流側レーザヘッド11の上流側に配置され、ワークWが載置される載置部31a(第2載置部の一例)を有し、載置されたワークWを搬送する。可動プーリ32は、ベルト31の載置部31aにおける下流側の端部31bの内側に配置され、ベルト31が巻き掛けられている。可動ガイドプーリ33は、ベルト31の外側に配置され、ベルト31が巻き掛けられている。上流側可動プーリ22と可動プーリ32は所定間隔を保った状態で搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、上流側レーザヘッド11の下方においてヘッド間コンベア15と上流側コンベア16の間に所定の間隔を保ったまま、上流側レーザヘッド11を搬送方向X1に沿って移動することが出来る。
(11)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側支持フレーム18(支持フレームの一例)を更に備える。上流側支持フレームは、上流側可動プーリ22と、上流側ガイドプーリ23と、可動プーリ32と、可動ガイドプーリ33とを支持する。上流側支持フレーム18は、上流側可動プーリ22と、上流側ガイドプーリ23と、可動プーリ32と、可動ガイドプーリ33の位置関係を維持した状態で搬送方向X1に沿って移動可能である。
これにより、上流側支持フレーム18を移動することによって、上流側可動プーリ22と、上流側ガイドプーリ23と、可動プーリ32と、可動ガイドプーリ33は、位置関係を維持した状態で搬送方向X1に沿って移動可能である。
(12)
本実施形態のレーザブランキング装置5は、上流側固定プーリ24(第1固定プーリの一例)と、固定プーリ34(第2固定プーリの一例)と、を備える。上流側固定プーリ24は、ベルト21の内側に配置され、ベルト21が巻き掛けられ、取り付け位置が固定されている。固定プーリ34は、ベルト31の内側に配置され、ベルト31が巻き掛けられ、取り付け位置が固定されている。上流側固定プーリ24は上流側可動プーリ22よりも下方に配置され、上流側ガイドプーリ23は、上流側固定プーリ24と上流側可動プーリ22の間に配置される。固定プーリ34は可動プーリ32よりも下方に配置され、可動ガイドプーリ33は、固定プーリ34と可動プーリ32の間に配置される。ベルト21の上流側固定プーリ24と上流側ガイドプーリ23の間の部分21eと、ベルト21の載置部21aは平行である。ベルト31の固定プーリ34と可動ガイドプーリ33の間の部分31dと、ベルト31の載置部31aは平行である。
これにより、ベルトの長さを調整するための長尺のシリンダ等を用いずに、第1ベルトコンベアと第2ベルトコンベアの間隔を保ったままとレーザヘッドを搬送方向に移動することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、2つのレーザヘッドを備えるレーザブランキング装置について例示したが、これに限られなくてもよく、レーザブランキング装置5に3つ以上のレーザヘッドが設けられていてもよい。
(B)
上記実施形態では、ベルト21、ベルト31およびベルト41は、いずれも1条であるが、第2方向Yに2条以上のベルトが並んで配置されてもよい。
上記実施の形態では、上流側コンベア16、ヘッド間コンベア15および下流側コンベア17はモータの駆動力によって回転しているが、モータを省略できる場合がある。例えば、上流側コンベア16、ヘッド間コンベア15はモータによる能動的な回転は行わず、フィーダ4によるコイル材の搬送に伴って受動的に回転するものであっても良い。レーザ加工によってコイル材が完全に分断される前であれば、フィーダ4によってコイル材が搬送されるため、駆動力を用いて能動的に搬送を行う必要がなく、受動的に回転するコンベアとすることができる。
また、コンベアを受動的に回転するものとする場合には、プーリにベルトを巻きかけた構造とする必要はなく、コイル材を下方から支持するローラ等を用いることができる。この場合、第1方向Xに沿って形成される支持部材に複数のローラを配置するとともに、この支持部材を、第2方向Yに複数条並べて配置すればよい。
(C)
上記実施形態のレーザブランキング装置5では、コンベアとしてベルトコンベアを用いているが、ベルトに限らなくてもよくチェーンコンベアなどであってもよい。
(D)
上記実施形態のレーザブランキング装置5のプーリの構成に限らなくてもよく、例えば、図12に示すような構成であってもよい。図12(a)に示すレーザブランキング装置5´は、図3に示すレーザブランキング装置5の構成とプーリの配置が異なっている。図12(b)は、上流側レーザヘッド11が下流側に移動し、下流側レーザヘッド13が上流側に移動して上流側レーザヘッド11と下流側レーザヘッド13が寄り付いた状態を示す図である。
ヘッド間コンベア15’は、ヘッド間コンベア15と比較して、上流側ガイドプーリ123と下流側ガイドプーリ126を含む。上流側ガイドプーリ123は、ベルト21の外側に配置されている。上流側ガイドプーリ123には、ベルト21が巻き掛けられている。上流側ガイドプーリ123は、上流側ガイドプーリ23と上流側可動プーリ22の間に配置されている。上流側ガイドプーリ123は、上流側レーザヘッド11とともに第1方向Xに沿って移動する。下流側ガイドプーリ126は、ベルト21の外側に配置されている。下流側ガイドプーリ126には、ベルト21が巻き掛けられている。下流側ガイドプーリ126は、下流側ガイドプーリ26と下流側可動プーリ25の間に配置されている。下流側ガイドプーリ126は、下流側レーザヘッド13とともに第1方向Xに沿って移動する。
また、上流側コンベア16’には、上流側コンベア16と比較して、固定ガイドプーリ35および固定プーリ36に代えて固定ガイドプーリ135と固定プーリ136が配置されている。固定ガイドプーリ135は、固定ガイドプーリ35と異なり、無端状のベルト31の内側に配置されている。固定プーリ136は、固定プーリ36と異なり、無端状のベルト31の外側に配置されている。
また、下流側コンベア17’には、下流側コンベア17と比較して、固定ガイドプーリ45と固定プーリ46に代えて固定ガイドプーリ145と固定プーリ146が配置されている。固定ガイドプーリ145は、固定ガイドプーリ45と異なり、無端状のベルト41の内側に配置されている。固定プーリ146は、固定プーリ46と異なり、無端状のベルト41の外側に配置されている。
本開示のレーザブランキング装置は、生産性を向上することが可能な効果を有し、レーザブランキングライン等に有用である。
5 :レーザブランキング装置
11 :上流側レーザヘッド
13 :下流側レーザヘッド
15 :ヘッド間コンベア
21a :載置部
21b :端部
21c :端部

Claims (12)

  1. レーザを射出する第1レーザヘッドと、
    ワークの搬送方向における前記第1レーザヘッドの下流側に配置され、レーザを射出する第2レーザヘッドと、
    前記第1レーザヘッドと前記第2レーザヘッドの間で前記ワークが載置される第1載置部を有し、載置された前記ワークを搬送するヘッド間コンベアと、を備え、
    前記第1載置部の上流側の第1端部は、前記第1レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能であり、
    前記第1載置部の下流側の第2端部は、前記第2レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能である、
    レーザブランキング装置。
  2. 前記第1載置部の前記第1端部を最も上流側に移動し、前記第2端部を最も下流側に移動した場合における前記第1端部と前記第2端部の中間の位置を中間位置とした場合、
    前記第1レーザヘッドが前記中間位置を超えて下流側に移動可能、もしくは
    前記第2レーザヘッドが前記中間位置を超えて上流側に移動可能である、
    請求項1に記載のレーザブランキング装置。
  3. 前記搬送方向において、前記第1レーザヘッドの移動可能範囲の下流側の端の位置は、前記第2レーザヘッドの移動可能範囲の上流側の端の位置よりも下流側に位置する、
    請求項1に記載のレーザブランキング装置。
  4. 前記ヘッド間コンベアは、
    前記第1載置部を含む無端状の第1ベルトと、
    前記第1ベルトの前記第1載置部における前記第1端部が巻き掛けられ、前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第1可動プーリと、
    前記第1ベルトの前記第1載置部における前記第2端部が巻き掛けられ、前記第1ベルトの内側に配置され、前記第2レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第2可動プーリと、
    前記第1可動プーリよりも下方に配置され、取り付け位置が固定され、前記第1ベルトが巻き掛けられる第1固定プーリと、
    前記第2可動プーリよりも下方に配置され、取り付け位置が固定され、前記第1ベルトが巻き掛けられる第2固定プーリと、
    前記第1可動プーリと前記第1固定プーリの間で前記第1ベルトをガイドし、前記第1レーザヘッドおよび前記第1可動プーリとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第1ガイドプーリと、
    前記第2可動プーリと前記第2固定プーリの間で前記第1ベルトをガイドし、前記第2レーザヘッドおよび前記第2可動プーリとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第2ガイドプーリと、を有する、
    請求項1に記載のレーザブランキング装置。
  5. 前記第1レーザヘッドの下方に配置され、前記第1レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第1集塵容器と、
    前記第2レーザヘッドの下方に配置され、前記第2レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第2集塵容器と、を更に備え、
    前記第1集塵容器は、無端状の前記第1ベルトの外側であって、前記搬送方向において前記第1固定プーリと前記第1ガイドプーリの間に配置され、
    前記第2集塵容器は、無端状の前記第1ベルトの外側であって、前記搬送方向において前記第2固定プーリと前記第2ガイドプーリの間に配置される、
    請求項4に記載のレーザブランキング装置。
  6. 前記ヘッド間コンベアの上流側に配置され、前記ワークが載置される第2載置部を含み、載置された前記ワークを搬送可能な上流側コンベアを更に備え、
    前記上流側コンベアは、
    無端状の第2ベルトと、
    前記第2ベルトの前記第2載置部における下流側の第3端部が巻き掛けられ、前記第2ベルトの内側に配置され、前記第1レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第3可動プーリと、
    前記第3可動プーリの下方において前記第2ベルトに巻き掛けられ、前記第2ベルトの内側に配置され、取り付け位置が固定された第3固定プーリと、
    前記第3可動プーリと前記第3固定プーリの間で前記第2ベルトをガイドし、前記第1レーザヘッドおよび前記第3可動プーリとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第3ガイドプーリと、を有する、
    請求項4に記載のレーザブランキング装置。
  7. 前記ヘッド間コンベアの下流側に配置され、前記ワークが載置される第3載置部を含み、載置された前記ワークを搬送可能な下流側コンベアを更に備え、
    前記下流側コンベアは、
    無端状の第3ベルトと、
    前記第3ベルトの前記第3載置部における上流側の第4端部が巻き掛けられ、前記第3ベルトの内側に配置され、前記第2レーザヘッドとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第4可動プーリと、
    前記第4可動プーリの下方において前記第3ベルトに巻き掛けられ、前記第3ベルトの内側に配置され、取り付け位置が固定された第4固定プーリと、
    前記第4可動プーリと前記第4固定プーリの間で前記第3ベルトをガイドし、前記第2レーザヘッドおよび前記第4可動プーリとともに前記搬送方向に沿って移動可能な第4ガイドプーリと、を有する、
    請求項4または6に記載のレーザブランキング装置。
  8. 前記第1レーザヘッド、前記第1可動プーリ、前記第1ガイドプーリ、前記第3可動プーリ、および前記第3ガイドプーリを支持し、前記搬送方向に沿って移動可能な第1支持フレームを更に備えた、
    請求項6に記載のレーザブランキング装置。
  9. 前記第2レーザヘッド、前記第2可動プーリ、前記第2ガイドプーリ、前記第4可動プーリ、および前記第4ガイドプーリを支持し、前記搬送方向に沿って移動可能な第2支持フレームを更に備えた、
    請求項7に記載のレーザブランキング装置。
  10. レーザを射出するレーザヘッドと、
    前記レーザヘッドの下流側に配置され、ワークが載置される第1載置部を有し、載置された前記ワークを搬送する無端状の第1ベルトと、
    前記第1ベルトの前記第1載置部における上流側の端部の内側に配置され、前記第1ベルトが巻き掛けられた第1内プーリと、
    前記第1ベルトの外側に配置され、前記第1ベルトが巻き掛けられた第1外プーリと、
    前記レーザヘッドの上流側に配置され、前記ワークが載置される第2載置部を有し、載置された前記ワークを搬送する第2ベルトと、
    前記第2ベルトの前記第2載置部における下流側の端部の内側に配置され、前記第2ベルトが巻き掛けられた第2内プーリと、
    前記第2ベルトの外側に配置され、前記第2ベルトが巻き掛けられた第2外プーリと、を備え、
    前記第1内プーリと前記第2内プーリは所定間隔を保った状態で搬送方向に沿って移動可能である、
    レーザブランキング装置。
  11. 前記第1内プーリと前記第1外プーリと前記第2内プーリと前記第2外プーリとを支持する支持フレームを更に備え、
    前記支持フレームは、前記第1内プーリと前記第1外プーリと前記第2内プーリと前記第2外プーリの位置関係を維持した状態で前記搬送方向に沿って移動可能である、
    請求項10に記載のレーザブランキング装置。
  12. 前記第1ベルトの内側に配置され、前記第1ベルトが巻き掛けられ、取り付け位置が固定された第1固定プーリと、
    前記第2ベルトの内側に配置され、前記第2ベルトが巻き掛けられ、取り付け位置が固定された第2固定プーリと、を更に備え、
    前記第1固定プーリは前記第1内プーリよりも下方に配置され、前記第1外プーリは、前記第1固定プーリと前記第1内プーリの間に配置され、
    前記第2固定プーリは前記第2内プーリよりも下方に配置され、前記第2外プーリは、前記第2固定プーリと前記第2内プーリの間に配置され、
    前記第1ベルトの前記第1固定プーリと前記第1外プーリの間の部分と、前記第1ベルトの前記第1載置部は平行であり、
    前記第2ベルトの前記第2固定プーリと前記第2外プーリの間の部分と、前記第2ベルトの前記第2載置部は平行である、
    請求項10に記載のレーザブランキング装置。
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