JP2023110247A - カラオケ装置 - Google Patents

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Norihisa Ito
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Abstract

Figure 2023110247000001
【課題】リストに登録した楽曲のカラオケ演奏を行う機会を設けることを可能とするカラオケ装置を提供する。
【解決手段】利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する設定部、選曲された楽曲の楽曲識別情報と、設定された条件の条件識別情報とを紐付けて、利用者のリストに登録する登録部、所定のタイミングにおいて、利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件が満たされているかどうかを判定する判定部、条件が満たされていると判定された場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲識別情報に対応する楽曲の予約を行う予約部を有するカラオケ装置。
【選択図】図2

Description

本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ装置専用のアプリケーションソフトウェア(以下、カラオケアプリ)がある。利用者は、カラオケアプリをインストールしたスマートフォン等を用いて、各種機能を利用できる。
カラオケアプリの機能としては、たとえば、利用者のお気に入りの曲を登録したリストを作成することができる。
「お気に入りの曲でMYリストを作ろう!」、株式会社第一興商、[令和4年1月23日検索]、インターネット、<URL:https://www.clubdam.com/denmokuapp/#list>
しかしながら、リストに楽曲を登録しただけでは、楽曲のカラオケ演奏を行うことはできない。
本発明の目的は、リストに登録した楽曲のカラオケ演奏を行う機会を設けることを可能とするカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する設定部と、選曲された前記楽曲の楽曲識別情報と、設定された前記条件の条件識別情報とを紐付けて、前記利用者のリストに登録する登録部と、利用者がカラオケ装置を利用している所定のタイミングにおいて、当該利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件が満たされているかどうかを判定する判定部と、前記条件が満たされていると判定された場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲識別情報に対応する楽曲の予約を行う予約部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、リストに登録した楽曲のカラオケ演奏を行う機会を設けることができる。
実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。 実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。 実施形態に係る条件のテーブルを示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るリストを示す図である。
<実施形態>
図1~図5を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
==カラオケ装置==
カラオケ装置Kは、楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。カラオケ装置Kは、装置識別情報が付与されている。装置識別情報は、カラオケ装置を識別するための装置ID等、各カラオケ装置に固有の情報である。
図1に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
カラオケ本体10は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ演奏やカラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者のカラオケ歌唱の歌唱音声をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。
図2に示すように、本実施形態に係るカラオケ本体10は、記憶手段10a、通信手段10b、入力手段10c、演奏手段10d、及び制御手段10eを備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶手段]
記憶手段10aは、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶手段10aは、楽曲データを記憶する。
楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲識別情報が付与されている。楽曲識別情報は、楽曲を識別するための楽曲ID等、各楽曲に固有の情報である。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ等を含む。伴奏データは、カラオケ演奏音の元となるデータである。リファレンスデータは、カラオケ演奏された楽曲の主旋律を示すデータである。
記憶手段10aは、各楽曲に対応する歌詞テロップをカラオケ演奏に合わせて表示装置30等に表示させるための歌詞テロップデータ、カラオケ演奏時に表示装置30等に表示される背景映像のデータ、及び楽曲の属性情報を記憶する。
本実施形態における記憶手段10aは、カラオケ演奏を行うための条件を予め記憶している。カラオケ演奏を行うための条件は、たとえば、条件識別情報、条件名、及び条件の具体的な内容を対応付けたテーブルの形式で記憶されている。条件識別情報は、条件を識別するための条件ID等、各条件に固有の情報である。条件名は、各条件に付与された名称である。条件の具体的な内容は、条件を満たしているかどうかを判定する際(後述)に用いる情報である。
図3は、条件のテーブルの一例である。この例では、「ひとりカラオケ」、「採点コンテンツ」、「カップル」、「とりあえずの1曲」の条件が示されている。
「ひとりカラオケ」は、利用者が歌ってみたい楽曲や、現在特訓中の楽曲等に適した条件である。「採点コンテンツ」は、利用者が得意な楽曲や、採点コンテンツで高得点が期待できる楽曲等に適した条件である。「カップル」は、デュエット楽曲や、異性に聴かせたい楽曲等に適した条件である。「とりあえずの1曲」は、誰でも知っている楽曲や、場の雰囲気を盛り上げる楽曲等に適した条件である。
図3に示すように、「ひとりカラオケ」の条件には、条件ID***C1、条件名として「ひとりカラオケ」、具体的な内容として「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが1つのみ」が対応付けられている。また、「採点コンテンツ」の条件には、条件ID***C2、条件名として「採点コンテンツ」、具体的な内容として「採点コンテンツを実施中」が対応付けられている。また、「カップル」の条件には、条件ID***C3、条件名として「カップル」、具体的な内容として「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが2つ、利用者の性別が異なる、且つ年齢差が12歳未満」が対応付けられている。また、「とりあえずの1曲」の条件には、条件ID***C4、条件名として「とりあえずの1曲」、具体的な内容として「楽曲のカラオケ演奏が無い状態で5分経過」が対応付けられている。
なお、上述した条件の具体的な内容は一例である。たとえば、「カップル」の条件の具体的な内容における年齢差を「6歳未満」としたり、「とりあえずの1曲」の条件の具体的な内容における経過時間を「3分」としてもよい。
[通信手段・入力手段]
通信手段10bは、リモコン装置50との通信を行うためのインターフェースを提供する。入力手段10cは、利用者が各種の操作入力を行うための構成である。入力手段10cは、カラオケ本体10に設けられたボタン等である。或いは、リモコン装置50が入力手段10cとして機能してもよい。
[演奏手段]
演奏手段10dは、制御手段10eの制御に基づき、楽曲のカラオケ演奏、及びマイク40を通じて入力された歌唱音声に基づく信号の処理を行う。演奏手段10dは、音源、ミキサ、アンプ等を含む(いずれも図示なし)。
[制御手段]
制御手段10eは、カラオケ装置Kにおける各種の制御を行う。制御手段10eは、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
本実施形態においてはCPUがメモリに記憶されるプログラムを実行することにより、制御手段10eは、設定部100、登録部200、判定部300、及び予約部400として機能する。
(設定部)
設定部100は、利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する。
カラオケ装置Kを利用する場合、利用者は、リモコン装置50を操作し、自己の利用者識別情報を入力する。利用者識別情報は、利用者を識別するための利用者ID等、各利用者に固有の情報である。
カラオケ装置Kは、入力された利用者の利用者識別情報を記憶手段10aに記憶させることにより(すなわち、ログイン処理を行うことにより)、カラオケ装置Kに対する利用者のログインを完了させる。
カラオケ装置Kにログインした利用者は、リモコン装置50を操作し、リスト登録モードを選択する。リスト登録モードは、利用者が選曲した楽曲をリストに登録するためのモードである。その後、利用者は、リモコン装置50を操作し、リストへの登録を希望する楽曲を選曲する。楽曲の選曲は、カラオケ歌唱を希望する楽曲を選曲する場合と同様に行うことができる。
ここで、本実施形態に係る設定部100は、利用者の操作入力に基づいて、条件を設定する。
具体的に、利用者が楽曲を選曲した場合、設定部100は、たとえばリモコン装置50の表示画面に、設定可能な条件の一覧を表示させる。
利用者は、リモコン装置50を操作し、表示された条件の中から、選曲した楽曲に適していると考える条件を選択する。
設定部100は、利用者の選択した条件を、選曲した楽曲のカラオケ演奏を行うための条件として設定する。なお、利用者は、一の楽曲に対して複数の条件を選択してもよい。この場合、設定部100は、選択された複数の条件を、選曲した楽曲のカラオケ演奏を行うための条件として設定する。
(登録部)
登録部200は、選曲された楽曲の楽曲識別情報と、設定された条件の条件識別情報とを紐付けて、利用者のリストに登録する。
登録部200は、設定部100が条件を設定した場合に、設定された条件の条件IDと、選曲された楽曲の楽曲IDとを紐付けてリストへの登録を行う。リストへの登録は、利用者が楽曲を選曲する都度(条件が設定される都度)行われる。
リストは、利用者IDと紐付けられて記憶手段10aに記憶される。なお、過去に作成したリストに対して新たに楽曲を追加することも可能である。過去に作成されたリストは、記憶手段10aに記憶されていてもよいし、カラオケ装置Kとは別のサーバ装置(図示なし)に記憶されていてもよい。
たとえば、カラオケ装置Kは、ログインした利用者の利用者IDをサーバ装置に送信する。サーバ装置は、受信した利用者IDが紐付けられたリストを記憶手段から読み出し、カラオケ装置Kに送信する。登録部200は、新たに選曲された楽曲の楽曲ID、及び当該楽曲に対して設定された条件の条件IDを紐付け、受信したリストに登録することで、リストの更新を行う。更新されたリストは、たとえば利用者がログアウトした場合に、サーバ装置に送信され記憶される。
(判定部)
判定部300は、所定のタイミングにおいて、当該利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件が満たされているかどうかを判定する。
所定のタイミングは、利用者がカラオケ装置を利用している間のいずれかのタイミングである。たとえば、利用者の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングや、ログイン処理が行われた30分後のタイミングのように、一のタイミングを所定のタイミングとすることができる。或いは、複数のタイミングを所定のタイミングとしてもよい。たとえば、利用者の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミング、及びログイン処理が行われた20分後のタイミングを所定のタイミングとすることができる。
所定のタイミングが到来した場合、判定部300は、利用者のリストに登録されている条件IDに対応する条件が満たされているかどうか(すなわち、当該条件の具体的な内容が満たされているかどうか)を判定する。
ある条件が満たされていると判定した場合、判定部300は、当該ある条件の条件IDを予約部400に出力する。
(予約部)
予約部400は、条件が満たされていると判定された場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲識別情報に対応する楽曲の予約を行う。
判定部300からある条件の条件IDが出力された場合(すなわち、ある条件を満たしていると判定された場合)、予約部400は、リストを参照し、ある条件の条件IDに紐付けられた楽曲IDを特定する。予約部400は、特定した楽曲IDを予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲IDに対応する楽曲の予約を行う。なお、ある条件の条件IDに紐付けられた楽曲IDが複数ある場合、予約部400は、それらの楽曲ID全てを予約待ち行列に登録してもよいし、一の楽曲IDのみを予約待ち行列に登録することでもよい。
==カラオケ装置Kの動作について==
次に、図4Aから図5を参照して本実施形態におけるカラオケ装置Kの動作の具体例について述べる。図4Aは、リストへの登録時の処理(すなわち、設定部100及び登録部200の動作例)を示すフローチャートである。図4Bは、予約待ち行列への登録時の処理(すなわち、判定部300及び予約部400の動作例)を示すフローチャートである。図5は記憶手段10aに記憶された利用者U1のリストの一例である。この例では、利用者U1がカラオケ装置Kを利用するとする。また、リストへの登録時の処理と予約待ち行列への登録時の処理とは別のタイミング(たとえば、別々の日)に行われるとする。
[リストへの登録時の処理]
利用者U1は、リモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力する。カラオケ装置Kは、入力された利用者U1の利用者IDを記憶手段10aに記憶させることにより、カラオケ装置Kに対する利用者U1のログインを完了させる(ログイン処理。ステップ10)。
利用者U1は、リモコン装置50を操作し、リスト登録モードを選択する。その後、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、リストへの登録を希望する楽曲を選曲する(楽曲を選曲。ステップ11)。
設定部100は、ステップ11で利用者U1が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する(選曲した楽曲に対して条件を設定。ステップ12)。
登録部200は、ステップ11で利用者U1が選曲した楽曲の楽曲IDと、ステップ12で設定された条件の条件IDとを紐付けて、利用者U1のリストに登録する(楽曲IDと条件IDとを紐付けてリストに登録。ステップ13)。
カラオケ装置Kは、利用者U1がログアウトするまで(ステップ14でYの場合)、ステップ11からステップ13の処理を繰り返し行う。
具体例として、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、楽曲X1を選曲する。設定部100は、楽曲X1のカラオケ演奏を行うための条件として設定可能な条件の一覧をリモコン装置50の表示画面に表示させる。この例では、「ひとりカラオケ」、「採点コンテンツ」、「カップル」、「とりあえずの1曲」の4つの条件(図3参照)が表示されたとする。
利用者は、4つの条件の中から楽曲X1に最も適していると考える条件「ひとりカラオケ」を選択(操作入力の一例)する。
設定部100は、利用者U1の選択に基づいて、楽曲X1の条件を「ひとりカラオケ」と設定する。登録部200は、楽曲X1の楽曲ID***X1と、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1とを紐付けて、利用者U1のリストに登録する。
次に、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、楽曲X2を選曲する。利用者U1は、4つの条件の中から楽曲X2に最も適していると考える条件「採点コンテンツ」を選択(操作入力の一例)する。
設定部100は、利用者U1の選択に基づいて、楽曲X2の条件を「採点コンテンツ」と設定する。登録部200は、楽曲X2の楽曲ID***X2と、「採点コンテンツ」の条件ID***C2とを紐付けて、利用者U1のリストに登録する。
次に、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、楽曲X3を選曲する。利用者U1は、4つの条件の中から楽曲X3に最も適していると考える条件「カップル」を選択(操作入力の一例)する。
設定部100は、利用者U1の選択に基づいて、楽曲X3の条件を「カップル」と設定する。登録部200は、楽曲X3の楽曲ID***X3と、「カップル」の条件ID***C3とを紐付けて、利用者U1のリストに登録する。
次に、利用者U1は、リモコン装置50を操作し、楽曲X4を選曲する。利用者U1は、4つの条件の中から楽曲X4に最も適していると考える条件「とりあえずの1曲」を選択(操作入力の一例)する。
設定部100は、利用者U1の選択に基づいて、楽曲X4の条件を「とりあえずの1曲」と設定する。登録部200は、楽曲X4の楽曲ID***X4と、「とりあえずの1曲」の条件ID***C4とを紐付けて、利用者U1のリストに登録する。
このような処理を繰り返し行うことにより、図5に示した利用者U1のリストが完成する。なお、楽曲X3及び楽曲X5のように、一のリスト中において、同じ条件IDが紐付けられている楽曲があってもよい。
[予約待ち行列への登録時の処理]
利用者U1は、リモコン装置50を操作し、自己の利用者IDを入力する。カラオケ装置Kは、入力された利用者U1の利用者IDを記憶手段10aに記憶させることにより、カラオケ装置Kに対する利用者U1のログインを完了させる(ログイン処理。ステップ20)。利用者U1がログインした場合、カラオケ装置Kは、利用者U1のリストを記憶手段10aから読み出す。
判定部300は、所定のタイミングにおいて、利用者U1のリストに登録されている条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定する(リストに登録されている条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定。ステップ21)。
ステップ21で条件が満たされていると判定された場合(ステップ22でYの場合)、予約部400は、当該条件の条件IDに紐付けられた楽曲IDを予約待ち行列に登録することにより、楽曲IDに対応する楽曲の予約を行う(条件IDに紐付けられた楽曲IDを予約待ち行列に登録。ステップ23)。
(具体例1)
たとえば、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミング(所定のタイミングの一例)が到来した場合、判定部300は、利用者U1のリストに登録されている条件ID***C1に対応する「ひとりカラオケ」の条件が満たされているかどうかを判定する。
図3に示した通り「ひとりカラオケ」の具体的な内容は、「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが1つのみ」である。判定部300は、ログイン処理により記憶手段10aに記憶された利用者IDが1つかどうか(すなわち、ログインしている利用者が1名であるかどうか)を判定する。
この例において、カラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1のみである。よって、判定部300は、「ひとりカラオケ」の条件を満たすと判定する。この場合、判定部300は、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1を予約部400に出力する。
予約部400は、図5に示した利用者U1のリストを参照し、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1に紐付けられた楽曲X1の楽曲ID***X1を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X1の予約を行う。
また、図5に示した利用者U1のリストのように、複数の条件に対応する条件IDが登録されている場合、判定部300は、条件毎に判定処理を行う。
上記例において、判定部300は、利用者U1のリストに登録されている条件ID***C1以外の条件ID(ID***C2、ID***C3、ID***4)に対応する条件が満たされているかどうかを条件毎に判定する。
図3に示した通り「採点コンテンツ」の具体的な内容は、「採点コンテンツを実施中」である。判定部300は、カラオケ装置Kにおいて採点コンテンツが実施されているかどうかを判定する。
この例において、判定処理を行う所定のタイミングは、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングである。すなわち、利用者U1は、カラオケ装置Kにログインしたばかりであり、採点コンテンツを利用していない。よって、判定部300は、「採点コンテンツ」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、「採点コンテンツ」の条件ID***C2を予約部400に出力しない。
また、図3に示した通り「カップル」の具体的な内容は、「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが2つ、利用者の性別が異なる、且つ年齢差が12歳未満」である。判定部300は、ログイン処理により記憶手段10aに記憶された利用者IDが2つあるかどうか(すなわち、ログインしている利用者が2名であるかどうか)を判定する。
この例において、カラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1のみである。よって、判定部300は、「カップル」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、「カップル」の条件ID***C3を予約部400に出力しない。
また、図3に示した通り「とりあえずの1曲」の具体的な内容は、「楽曲のカラオケ演奏が無い状態で5分経過」である。判定部300は、楽曲のカラオケ演奏が無い状態が5分以上続いているかどうかを判定する。
この例において、判定処理を行う所定のタイミングは、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングである。すなわち、利用者U1は、カラオケ装置Kにログインしたばかりである。よって、判定部300は、「とりあえずの1曲」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、「とりあえずの1曲」の条件ID***C4を予約部400に出力しない。
このように、具体例1において、予約部400は楽曲X1の予約のみを行う。
(具体例2)
一方、所定のタイミングが、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われた30分後であるとする。また、その時点において、利用者U1以外にカラオケ装置Kにログインしている利用者はおらず、採点コンテンツは実施されておらず、且つ利用者U1は、ログイン処理から20分経過後にカラオケ歌唱を中断しているとする。
この場合、判定部300は、利用者U1のリストに登録されている各条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定する。
図3に示した通り「ひとりカラオケ」の具体的な内容は、「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが1つのみ」である。判定部300は、ログイン処理により記憶手段10aに記憶された利用者IDが1つかどうか(すなわち、ログインしている利用者が1名であるかどうか)を判定する。
この例において、カラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1のみである。よって、判定部300は、「ひとりカラオケ」の条件を満たすと判定する。この場合、判定部300は、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1を予約部400に出力する。
予約部400は、図5に示した利用者U1のリストを参照し、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1に紐付けられた楽曲X1の楽曲ID***X1を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X1の予約を行う。
また、判定部300は、利用者U1のリストに登録されている条件ID***C1以外の条件ID(ID***C2、ID***C3、ID***4)に対応する条件が満たされているかどうかを条件毎に判定する。
上述の通り、所定のタイミングにおいて、採点コンテンツは実施されていない。また、カラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1のみである。
よって、判定部300は、「採点コンテンツ」及び「カップル」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、「採点コンテンツ」の条件ID***C2及び「カップル」の条件ID***C3を予約部400に出力しない。
また、図3に示した通り「とりあえずの1曲」の具体的な内容は、「楽曲のカラオケ演奏が無い状態で5分経過」である。判定部300は、楽曲の予約が無い状態が5分以上続いているかどうかを判定する。
この例において、判定処理を行う所定のタイミングは、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われた30分後である。一方、利用者U1は、ログイン処理から20分経過後にカラオケ歌唱を中断している。すなわち、所定のタイミングにおいては、10分間、カラオケ演奏が行われていない。よって、判定部300は、「とりあえずの1曲」の条件を満たすと判定する。この場合、判定部300は、「とりあえずの1曲」の条件ID***C4を予約部400に出力する。
予約部400は、図5に示した利用者U1のリストを参照し、「とりあえずの1曲」の条件ID***C4に紐付けられた楽曲X1の楽曲ID***X4を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X4の予約を行う。
このように、具体例2において、予約部400は楽曲X1及び楽曲X4の予約を行う。
(具体例3)
或いは、所定のタイミングが、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミング、及びログイン処理が行われた20分後であるとする。また、20分後の時点において、利用者U1以外にカラオケ装置Kにログインしている利用者はおらず、採点コンテンツが実施されているとする。
この場合、判定部300は、まず利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングにおいて、利用者U1のリストに登録されている各条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定する。このタイミングにおいては、具体例1で述べたように、楽曲X1の予約が行われる。
次に、判定部300は、利用者U1の操作入力に基づくログイン処理が行われた20分後のタイミングにおいて、利用者U1のリストに登録されている各条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定する。
図3に示した通り「採点コンテンツ」の具体的な内容は、「採点コンテンツを実施中」である。判定部300は、カラオケ装置Kにおいて採点コンテンツが実施されているかどうかを判定する。
この例において、所定のタイミングにおいては、採点コンテンツが実施されている。よって、判定部300は、「採点コンテンツ」の条件を満たすと判定する。この場合、判定部300は、「採点コンテンツ」の条件ID***C2を予約部400に出力する。
予約部400は、図5に示した利用者U1のリストを参照し、「採点コンテンツ」の条件ID***C2に紐付けられた楽曲X2の楽曲ID***X2を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X2の予約を行う。
また、判定部300は、利用者U1のリストに登録されている条件ID***C2以外の条件ID(ID***C1、ID***C3、ID***4)に対応する条件が満たされているかどうかを条件毎に判定する。
上述の通り、この時点ではカラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1のみであり、採点コンテンツが実施されていることから、楽曲のカラオケ演奏が無い状態で5分が経過していることはない。
よって、判定部300は、「カップル」及び「とりあえずの1曲」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、「カップル」の条件ID***C3、及び「とりあえずの1曲」の条件ID***C4を予約部400に出力しない。
このように、具体例3において、予約部400は楽曲X1及び楽曲X2の予約を行う。
なお、具体例3では、ログイン処理が行われた20分後の時点において「ひとりカラオケ」の条件ID***C1に対応する楽曲X1は、既に予約されている。このような場合、予約部400は、ログイン処理が行われた20分後の時点において楽曲X1の予約を重複して行ってもよいし、行わなくてもよい。或いは、ログイン処理が行われた20分後の時点において、先に予約した楽曲X1のカラオケ演奏が既に行われている場合にのみ、予約部400は、楽曲X1の予約を改めて行うようにしてもよい。
==まとめ==
以上から明らかなように、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する設定部100と、選曲された楽曲の楽曲識別情報と、設定された条件の条件識別情報とを紐付けて、利用者のリストに登録する登録部200と、利用者がカラオケ装置を利用している所定のタイミングにおいて、当該利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件が満たされているかどうかを判定する判定部300と、条件が満たされていると判定された場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲識別情報に対応する楽曲の予約を行う予約部400と、を有する。
このようなカラオケ装置Kによれば、利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定したうえで、リストに登録することができる。また、カラオケ装置Kは、所定のタイミングにおいて利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件を満たすと判定した場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に自動的に登録することができる。よって、選曲した楽曲に対してカラオケ演奏を行う条件を設定しておくだけで、利用者は、リストに登録した楽曲のカラオケ演奏の機会を得ることができる。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置Kによれば、リストに登録した楽曲のカラオケ演奏を行う機会を設けることができる。
また、本実施形態に係る判定部300は、利用者の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングにおいて、判定を行うことができる。この場合、ログイン処理が行われたタイミングにおいて適した楽曲の予約が可能となる。
また、本実施形態に係る設定部100は、利用者の操作入力に基づいて、条件を設定することができる。この場合、利用者が適していると考える条件を楽曲毎に設定することができる。
<変形例1>
所定のタイミングが、複数ある場合、あるタイミングにおいて条件を満たしていると判定されたものが、別のタイミングでは条件を満たさないと判定される場合もありうる。このような場合、判定部300は、予約待ち行列に登録された楽曲識別情報を削除するよう、予約部400に指示を行うことができる。
たとえば、あるタイミングにおいて、予約部400は、「ひとりカラオケ」の条件ID***C1に紐付けられた楽曲X1の楽曲ID***X1を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X1の予約を行ったとする。
その後、楽曲X1のカラオケ演奏を行う前の別のタイミングにおいて、カラオケ装置Kに利用者U2がログインしていたとする。また、利用者U2は、利用者U1と性別が異なり、年齢が同じであったとする。
図3に示した通り「カップル」の具体的な内容は、「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが2つ、利用者の性別が異なる、且つ年齢差が12歳未満」である。判定部300は、ログイン処理により記憶手段10aに記憶された利用者IDが2つかどうか(すなわち、ログインしている利用者が2名であるかどうか)、利用者の性別が異なるかどうか、及び年齢差が12歳未満であるかどうかを判定する。なお、利用者の性別や年齢は、利用者の属性情報(後述)により特定できる。
この例において、カラオケ装置Kにログインしているのは利用者U1及び利用者U2の2名である。また、利用者U1と利用者U2の性別は異なり、年齢は同じである。よって、判定部300は、「カップル」の条件を満たすと判定する。この場合、判定部300は、「カップル」の条件ID***C3を予約部400に出力する。
予約部400は、図5に示した利用者U1のリストを参照し、「カップル」の条件ID***C3に紐付けられた楽曲X3の楽曲ID***X3及び楽曲X5の楽曲ID***X5を予約待ち行列に登録することにより、楽曲X3及び楽曲X5の予約を行う。
一方、利用者が2名となったため、判定部300は、「ひとりカラオケ」の条件を満たさないと判定する。この場合、判定部300は、予約待ち行列に登録された楽曲X1の楽曲IDを削除するよう、予約部400に指示を行う。予約部400は、予約待ち行列を確認し、楽曲X1の楽曲ID***X1が登録されている場合には、楽曲ID***X1を削除する。
このように、本変形例の構成によれば、所定のタイミングが到来した時点において適した条件に対応する楽曲のみを予約することができる。なお、所定のタイミングが、利用者の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングである場合には、判定部300は、利用者U2の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングにおいて、利用者U2のリストに登録されている各条件IDに対応する条件が満たされているかどうかを判定してもよい。
<変形例2>
上記実施形態において、設定部100は、利用者の操作入力に基づいて、条件を設定している。一方、設定部100は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報の少なくとも一つに基づいて、条件を設定することも可能である。
本変形例における記憶手段10aは、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、カラオケ装置のログ情報を記憶している。属性情報、歌唱履歴、ログ情報は、記憶手段10aに記憶されていてもよいし、カラオケ装置Kとは別のサーバ装置(図示なし)に記憶されていてもよい。
利用者の属性情報は、利用者の氏名、年齢、性別等、利用者に関する個人的な情報である。利用者の歌唱履歴は、利用者が過去にカラオケ歌唱を行った楽曲の楽曲ID、カラオケ歌唱を行った日時、採点コンテンツの利用結果(たとえば、採点値)、利用したカラオケ装置の装置ID等、利用者がカラオケ装置を利用した際に得られた情報である。利用者の属性情報及び歌唱履歴は、利用者識別情報と紐付けられている。
カラオケ装置のログ情報は、利用者の操作入力を時系列に登録した操作履歴や、操作入力に応じて実際に実行された処理を時系列に登録した動作履歴を含む。ログ情報は、装置IDと紐付けられている。
たとえば、設定部100は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報を用いて条件毎のスコアを求め、スコアが最も高い条件を、選曲された楽曲のカラオケ演奏を行うための条件として設定することができる。
具体例として、利用者U1が、リモコン装置50を操作し、楽曲X1を選曲したとする。また、この例では、「ひとりカラオケ」、「採点コンテンツ」、「カップル」、「とりあえずの1曲」の4つの条件(詳細は実施形態を参照)が設定可能であるとする。
設定部100は、記憶手段10aに記憶されている利用者U1の歌唱履歴の中から、楽曲X1のカラオケ歌唱を行った日時及び利用したカラオケ装置の装置IDの組み合わせを抽出する。
設定部100は、抽出した日時及び装置IDの組み合わせとログ情報とに基づいて、当該日時において、当該装置IDに対応するカラオケ装置にログインをしていた利用者を特定する。利用者U1のみがログインしていた場合、設定部100は、「ひとりカラオケ」のスコアを「+1」する。
一方、利用者U1以外の他の利用者が1名のみログインしていた場合、設定部100は、利用者U1及び他の利用者それぞれの属性情報に基づいて、利用者U1と他の利用者との性別及び年齢差を求める。性別が異なり、且つ年齢差が12歳未満である場合、設定部100は、「カップル」のスコアを「+1」する。
また、設定部100は、利用者U1の歌唱履歴を参照し、抽出した日時及び装置IDの組み合わせに対して採点コンテンツの利用結果が紐付けられているかどうかを確認する。採点コンテンツの利用結果が紐付けられている場合、設定部100は、「採点コンテンツ」のスコアを「+1」する。
また、設定部100は、抽出した日時及び装置IDの組み合わせとログ情報とに基づいて、当該装置IDに対応するカラオケ装置において、当該日時の5分前までにカラオケ演奏が行われた記録があるかどうかを確認する。カラオケ演奏が行われた記録がなかった場合、設定部100は、「とりあえずの1曲」のスコアを「+1」する。
以上の処理を実行した後、設定部100は、スコアが最も高い条件を、楽曲X1のカラオケ演奏を行うための条件として設定する。
なお、上記例において、利用者U1が楽曲X1について複数回のカラオケ歌唱を行っている場合(すなわち、楽曲X1に対する歌唱履歴が複数ある場合)、設定部100は、カラオケ歌唱を行った日時及び利用したカラオケ装置の装置IDの組み合わせを複数抽出することができる。この場合、設定部100は、それぞれの組み合わせに基づいて得られた各条件のスコアを合計し、スコアの合計値が最も高い条件を、楽曲X1のカラオケ演奏を行うための条件として設定することができる。
また、設定部100は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報のうち少なくとも1つを用いて条件を設定してもよい。
このように本変形例に係る設定部100は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報の少なくとも一つに基づいて、条件を設定することができる。このような構成によれば、利用者が条件を選択することなく、自動的に楽曲に適した条件が設定できる。
なお、設定部100は、一の楽曲に対して、利用者の操作入力に基づく条件と、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報の少なくとも一つに基づく条件とを設定してもよい。この場合、リストには、一の楽曲の楽曲IDに対して、複数の条件IDが紐付けられて登録される。この場合、判定部300は、いずれかの条件を満たすと判定した場合、或いは両方の条件を満たすと判定した場合に、条件の条件IDを予約部400に出力する。
また、実施形態で述べたように、利用者が楽曲を選曲した場合、設定部100は、リモコン装置50の表示画面に、設定可能な条件の一覧を表示させる。その後、表示された条件の中から、利用者が一定時間以内(たとえば、3分以内)に条件を選択しなかったとする。このような場合に、設定部100は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報の少なくとも一つに基づいて、条件を設定するようにしてもよい。
<変形例3>
設定部100は、実施形態で述べた条件以外の条件を設定することも可能である。たとえば、「ファミリー」、「友人」、「職場」のような条件を設定することができる。「ファミリー」は、ファミリー向けの楽曲や、アニメソング等に適した条件である。「友人」は、好みが共通するジャンルの楽曲や、同世代に人気がある楽曲等に適した条件である。「職場」は、年配の利用者でも知っている楽曲や、上手過ぎない楽曲(たとえばサビだけカラオケ歌唱ができる楽曲)等に適した条件である。
「ファミリー」の条件の具体的な内容は、たとえば「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが3つ以上、利用者の姓が同じ、且つ小学生以下の利用者を含む」とすることができる。「友人」の条件の具体的な内容は、たとえば「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが3つ以上、且つ年齢差が3歳未満」とすることができる。「職場」の条件の具体的な内容は、たとえば「カラオケ装置へログインするための操作入力において取得された利用者IDが3つ以上、且つ年齢差が10歳以上」とすることができる。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 設定部
200 登録部
300 判定部
400 予約部
K カラオケ装置

Claims (4)

  1. 利用者が選曲した楽曲に対して、カラオケ演奏を行うための条件を設定する設定部と、
    選曲された前記楽曲の楽曲識別情報と、設定された前記条件の条件識別情報とを紐付けて、前記利用者のリストに登録する登録部と、
    利用者がカラオケ装置を利用している所定のタイミングにおいて、当該利用者のリストに登録されている条件識別情報に対応する条件が満たされているかどうかを判定する判定部と、
    前記条件が満たされていると判定された場合、当該条件の条件識別情報に紐付けられた楽曲識別情報を予約待ち行列に登録することにより、当該楽曲識別情報に対応する楽曲の予約を行う予約部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 前記判定部は、利用者の操作入力に基づくログイン処理が行われたタイミングにおいて、前記判定を行うことを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記設定部は、利用者の操作入力に基づいて、前記条件を設定することを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。
  4. 前記設定部は、利用者の属性情報、利用者の歌唱履歴、及びカラオケ装置のログ情報の少なくとも一つに基づいて、前記条件を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
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