JP2023110193A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023110193A
JP2023110193A JP2022011482A JP2022011482A JP2023110193A JP 2023110193 A JP2023110193 A JP 2023110193A JP 2022011482 A JP2022011482 A JP 2022011482A JP 2022011482 A JP2022011482 A JP 2022011482A JP 2023110193 A JP2023110193 A JP 2023110193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna element
capacitive loading
case
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022011482A
Other languages
English (en)
Inventor
聖 岩崎
Sei Iwasaki
典孝 寺下
Noritaka Terashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
Priority to JP2022011482A priority Critical patent/JP2023110193A/ja
Priority to DE112023000444.7T priority patent/DE112023000444T5/de
Priority to PCT/JP2023/000557 priority patent/WO2023145455A1/ja
Priority to CN202380015511.8A priority patent/CN118476123A/zh
Publication of JP2023110193A publication Critical patent/JP2023110193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/42Housings not intimately mechanically associated with radiating elements, e.g. radome
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/52Means for reducing coupling between antennas; Means for reducing coupling between an antenna and another structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q19/00Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
    • H01Q19/10Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Aerials With Secondary Devices (AREA)

Abstract

【課題】小型のアンテナ装置を提供する。【解決手段】アンテナ装置10Aは、アンテナベース100Aと、アンテナベース100Aとともに収容空間を形成するアンテナケース200Aと、収容空間に収容された第1アンテナエレメント410Aと、を備えている。第1アンテナエレメント410Aは、アンテナベース100Aの長手方向に交差する方向に沿って配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
第5世代移動通信システム(5G)に求められる要件として、通信速度の高速化、高容量化及び高信頼化がある。この要件に対応するため、近年、例えば、特許文献1に記載されているように、MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)の利用が検討されている。
米国特許出願公開第2015/0071137号明細書
MIMOを利用したアンテナ装置では、複数のアンテナエレメントがアンテナベース上に搭載されている。例えば特許文献1に記載のセルラーアンテナ等のアンテナエレメントをアンテナベースの長手方向に沿って配置すると、アンテナベースの長手方向におけるアンテナ装置のサイズの増大につながる。
本発明の目的の一例は、アンテナ装置のサイズを低減することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
本発明の一態様は、
アンテナベースと、
前記アンテナベースとともに収容空間を形成するアンテナケースと、
前記収容空間に収容された第1アンテナエレメントと、
を備え、
前記第1アンテナエレメントが前記アンテナベースの長手方向に交差する方向に沿って配置されている、アンテナ装置である。
本発明の上記態様によれば、アンテナ装置のサイズを低減することができる。
実施形態1に係るアンテナ装置の斜視図である。 実施例に係るアンテナ装置における第2アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間のアイソレーション値と、比較例1に係るアンテナ装置における第2アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間のアイソレーション値と、を示すグラフである。 実施例に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性利得と、比較例2に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性利得と、比較例3に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性と、を示すグラフである。 実施形態2に係るアンテナ装置の斜視図である。 実施形態3に係るアンテナ装置の斜視図である。 実施形態4に係るアンテナ装置の斜視図である。 変形例に係るアンテナ装置の斜視図である。
以下、本発明の実施形態及び変形例について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本明細書において、「第1」、「第2」、「第3」等の序数詞は、特に断りのない限り、同様の名称が付された構成を単に区別するために付されたものであり、構成の特定の特徴(例えば、順番又は重要度)を意味するものではない。
図1は、実施形態1に係るアンテナ装置10Aの斜視図である。図1では、説明のため、後述するアンテナケース200Aの左半分が取り除かれている。
図1において、第1方向X、第2方向Y又は第3方向Zを示す矢印は、矢印の基端から先端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の正方向であり、矢印の先端から基端に向かう方向が当該矢印によって示される方向の負方向であることを示している。
図1において、第1方向Xは、アンテナ装置10Aの前後方向に平行な方向である。具体的には、第1方向Xの正方向は、アンテナ装置10Aの後方から前方に向かう方向である。第1方向Xの負方向は、アンテナ装置10Aの前方から後方に向かう方向である。第2方向Yは、第1方向Xに直交している。第2方向Yは、アンテナ装置10Aの左右方向に平行な方向である。具体的には、第2方向Yの正方向は、アンテナ装置10Aの右方から左方に向かう方向である。第2方向Yの負方向は、アンテナ装置10Aの左方から右方に向かう方向である。第3方向Zは、第1方向X及び第2方向Yの双方に直交している。第3方向Zは、アンテナ装置10Aの上下方向に平行な方向である。具体的には、第3方向Zの正方向は、アンテナ装置10Aの下方から上方に向かう方向である。第3方向Zの負方向は、アンテナ装置10Aの上方から下方に向かう方向である。
実施形態1に係るアンテナ装置10Aは、アンテナベース100A、アンテナケース200A、基板300A、第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A、第3アンテナエレメント430A、アンテナホルダ432A、一対の第1容量装荷素子510A、一対の第2容量装荷素子520A、コイルエレメント540A及びパッチアンテナ600Aを備えている。アンテナ装置10Aは、例えば、車両に搭載されている。ただし、アンテナ装置10Aが搭載される対象は、車両に限定されない。
アンテナベース100Aは、例えば、金属及び樹脂の少なくとも一方からなっている。アンテナベース100Aの第1方向Xの長さは、アンテナベース100Aの第2方向Yの幅より長くなっている。これによって、アンテナベース100Aの長手方向は、第1方向Xに略平行となっている。また、アンテナベース100Aの短手方向は、第2方向Yに略平行となっている。
アンテナケース200Aは、アンテナベース100Aを上方から覆っている。アンテナケース200Aは、アンテナベース100Aととも収容空間を形成している。この収容空間には、基板300A、第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A、第3アンテナエレメント430A、アンテナホルダ432A、第1容量装荷素子510A、第2容量装荷素子520A、コイルエレメント540A及びパッチアンテナ600Aが収容されている。
基板300Aは、例えば、プリント回路板(PCB)である。基板300Aは、アンテナベース100Aの上面側に配置されている。具体的には、実施形態1において、基板300Aは、アンテナベース100Aの上面にねじ止めされている。
第1アンテナエレメント410Aは、電波の送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナとなっている。第1アンテナエレメント410Aは、例えば、電話(TEL)アンテナである。ただし、第1アンテナエレメント410Aは、Wi-Fi(登録商標)アンテナ、Bluetooth(登録商標)アンテナ、V2X(Vehicle-to-everything)アンテナ及びキーレスエントリーアンテナの少なくとも1つであってもよい。
第1アンテナエレメント410Aは、基板300Aの上面側に配置されている。実施形態1において、第1アンテナエレメント410Aは、板金からなっている。第1アンテナエレメント410Aは、第1基端部412Aを有している。第1基端部412Aは、第1アンテナエレメント410Aの下端に設けられている。第1基端部412Aは、基板300Aに接続されている。第1基端部412Aは、第1アンテナエレメント410Aの給電点を含んでいる。なお、第1アンテナエレメント410Aは、PCB等の基板に設けられた導体パターンからなっていてもよい。
第1アンテナエレメント410Aは、第3方向Zから見て、アンテナベース100Aの長手方向に交差する方向に沿って配置されている。具体的には、第1アンテナエレメント410Aは、第3方向Zから見て、第2方向Yに略平行に配置されている。
第1アンテナエレメント410Aは、第1方向Xから見て、自己相似型アンテナ又はそれに準じたアンテナとして動作する部分を有している。したがって、第1アンテナエレメント410Aは、広帯域に動作可能になっており、TELアンテナに適している。「自己相似型アンテナ」とは、例えば、ボウタイアンテナやバイコニカルアンテナといった、スケール(サイズ比)を変えても形状が相似形になるアンテナである。具体的には、第1方向Xから見て、第1アンテナエレメント410Aの第2方向Yの幅は、第1基端部412Aから第1アンテナエレメント410Aの上端に向かうにつれて広がっている。このため、第1方向Xから見て、第1アンテナエレメント410Aの第1基端部412Aに対して遠位側の第2方向Yの幅は、第1アンテナエレメント410Aの第1基端部412Aに対して近位側の第2方向Yの幅より広くなっている。実施形態1において、第1アンテナエレメント410Aは、アンテナ装置10Aが搭載された車両のルーフ等の地板の上方に配置されている。
実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナベース100Aの長手方向におけるアンテナ装置10Aのサイズを低減することができる。
第2アンテナエレメント420Aは、電波の送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナとなっている。第2アンテナエレメント420Aは、例えば、TELアンテナである。ただし、第2アンテナエレメント420Aは、Wi-Fi(登録商標)アンテナ及びBluetooth(登録商標)アンテナ、V2Xアンテナ及びキーレスエントリーアンテナの少なくとも1つであってもよい。実施形態1では、第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A及び第3アンテナエレメント430AがTELアンテナである場合、第2アンテナエレメント420Aを第1アンテナエレメント410A及び第3アンテナエレメント430Aの少なくとも一方とともに用いることで、MIMOを実現することができる。
第2アンテナエレメント420Aは、第1アンテナエレメント410Aの第1方向Xの正方向側に配置されている。また、第2アンテナエレメント420Aは、基板300Aの上面側に配置されている。実施形態1において、第2アンテナエレメント420Aは、板金からなっている。第2アンテナエレメント420Aは、第2基端部422Aを有している。第2基端部422Aは、第2アンテナエレメント420Aの下端に設けられている。第2基端部422Aは、基板300Aに接続されている。第2基端部422Aは、第2アンテナエレメント420Aの給電点を含んでいる。なお、第2アンテナエレメント420Aは、PCB等の基板に設けられた導体パターンからなっていてもよい。
第2アンテナエレメント420Aは、アンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている。具体的には、実施形態1において、第2アンテナエレメント420Aは、第3方向Zから見て、第1方向Xに略平行に配置されている。したがって、第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aは、第3方向Zから見て、互いに異なる方向に沿って配置されている。
第2アンテナエレメント420Aは、第2方向Yから見て、自己相似型アンテナ又はそれに準じたアンテナとして動作する部分を有している。したがって、第2アンテナエレメント420Aは、広帯域で動作可能になっている。
実施形態1においては、第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aの双方が第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Aの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。これによって、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Aの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aは所望の利得を得ることができる。
実施形態1においては、第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aの双方が第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aの進行波の向きと第2アンテナエレメント420Aの進行波の向きとが90度ずれる。このため、上述した場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間の高周波数帯におけるアイソレーションの劣化を低減させることができる 。
実施形態1において、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さは、第2アンテナエレメント420Aの第3方向Zの高さより低くなっている。したがって、第2アンテナエレメント420Aは、第1アンテナエレメント410Aよりも低い周波数帯域でも動作可能になっている。さらに、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さが第2アンテナエレメント420Aの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間の低周波数帯の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
第3アンテナエレメント430Aは、電波の送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナとなっている。実施形態1において、第3アンテナエレメント430Aは、例えば、V2Xアンテナである。ただし、第3アンテナエレメント430Aは、TELアンテナ、Wi-Fi(登録商標)アンテナ及びBluetooth(登録商標)アンテナ及びキーレスエントリーアンテナの少なくとも1つであってもよい。実施形態1では、第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A及び第3アンテナエレメント430AがTELアンテナである場合、第3アンテナエレメント430Aを第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aの少なくとも一方とともに用いることで、MIMOを実現することができる。
第3アンテナエレメント430Aは、基板300Aの上面側に配置されている。具体的には、第3アンテナエレメント430Aは、アンテナホルダ432Aによって基板300Aに対して第3方向Zに略平行な方向に保持されている。第3アンテナエレメント430Aは、例えば、コリニアアレイアンテナである。
第3アンテナエレメント430Aは、第3方向Zから見て、第1アンテナエレメント410Aの第1方向Xの負方向側に配置されている。また、第3アンテナエレメント430Aは、第3方向Zから見て、第2容量装荷素子520A及びコイルエレメント540Aの第1方向Xの負方向側に配置されている。
実施形態1では、上述したように、第1アンテナエレメント410Aは、第3方向Zから見て、アンテナベース100Aの長手方向に交差する方向に沿って配置されている。このため、第1アンテナエレメント410Aは、第3アンテナエレメント430Aから放射される電波を反射する反射器として動作することができる。例えば、第3アンテナエレメント430AがV2Xアンテナである場合等、第3方向Zに垂直な方向の全方位への比較的強い指向性が第3アンテナエレメント430Aに要請される場合がある。この場合、実施形態1では、第1アンテナエレメント410Aが設けられていない場合や、第1アンテナエレメント410Aが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第3アンテナエレメント430Aの後方の指向性を強くすることができる。
また、実施形態1では、第3アンテナエレメント430Aの後方の指向性を強くするための無給電素子を一対の第2容量装荷素子520Aの近傍に設ける必要がなくなる。このため、当該無給電素子が設けられている場合と比較して、当該無給電素子の分だけアンテナ装置10Aのコストを低減することができる。また、当該無給電素子が設けられている場合と比較して、アンテナ装置10Aの第1方向Xのサイズを低減することができる。さらに、当該無給電素子が設けられている場合と比較して、当該無給電素子による一対の第2容量装荷素子520Aの特性への影響を抑制することができる。このため、当該無給電素子が設けられている場合と比較して、一対の第2容量装荷素子520Aを有するアンテナの利得を向上させることができる。
実施形態1においては、第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aの双方が第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aの進行波の向きと第2アンテナエレメント420Aの進行波の向きとが90度ずれる。このため、上述した場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと第2アンテナエレメント420Aとの間の高周波数帯におけるアイソレーションの劣化を低減させることができる 。
実施形態1において、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さは、第3アンテナエレメント430Aの第3方向Zの高さより低くなっている。したがって、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さが第3アンテナエレメント430Aの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと第3アンテナエレメント430Aとの間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメント410Aと第3アンテナエレメント430Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。このため、上述した場合と比較して、第1アンテナエレメント410A及び第3アンテナエレメント430Aの各々の利得を向上させることができる。
実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置される場合と比較して、第2アンテナエレメント420Aと第3アンテナエレメント430Aとの間に第1アンテナエレメント410Aという壁が存在することになる。このため、上述した場合と比較して、第2アンテナエレメント420Aと第3アンテナエレメント430Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる 。
一対の第1容量装荷素子510Aは、不図示のコイルエレメントを介して基板300Aに電気的に接続されている。一対の第1容量装荷素子510A及び当該コイルエレメントは、電波の受信を行うアンテナとなっている。一対の第1容量装荷素子510A及び当該コイルエレメントは、例えば、Radioアンテナである。ただし、一対の第1容量装荷素子510A及び当該コイルエレメントは、DAB(Digital Audio Broadcast)アンテナ及びDTTB(Digital Terrestrial Television Broadcasting)アンテナの少なくとも1つであってもよい。
一対の第1容量装荷素子510Aは、第2方向Yに並んでいる。具体的には、一対の第1容量装荷素子510Aは、第2アンテナエレメント420Aの上端部の第2方向Yの正方向側及び負方向側の双方に配置されている。各第1容量装荷素子510Aの上方の後方部は、ホルダに保持され、基板300Aの上方で接続金具を介してねじ止めされて、基板300Aに電気的に接続されている。
各第1容量装荷素子510Aは、第2方向Yから見てミアンダ状のエレメントセクションを有している。具体的には、各第1容量装荷素子510Aのミアンダ状のエレメントエクションは、第1方向Xに延在する切込みによって第1方向Xに折り返している。各第1容量装荷素子510Aのミアンダ状のエレメントセクションの第1方向Xの長さは、アンテナケース200Aの上部内側面に沿って、第1容量装荷素子510Aの上端から下端に向かうにつれて長くなっている。これによって、各第1容量装荷素子510Aの全体の概形は、第2方向Yから見て略三角形となっている。各第1容量装荷素子510Aのミアンダ状のエレメントセクションの折り返し部分の第1方向Xの長さ、折り返し部分の第3方向Zの幅、折り返し部分の第3方向Zのピッチ等のパラメータに応じて、各第1容量装荷素子510Aの特性を調整することができる。ただし、各第1容量装荷素子510Aの形状はこの例に限定されない。
一対の第2容量装荷素子520Aは、コイルエレメント540Aを介して基板300Aに電気的に接続されている。一対の第2容量装荷素子520A及びコイルエレメント540Aは、電波の受信を行うアンテナとなっている。一対の第2容量装荷素子520A及びコイルエレメント540Aは、例えば、DABアンテナである。ただし、一対の第2容量装荷素子520A及びコイルエレメント540Aは、Radioアンテナ及びDTTBアンテナの少なくとも1つであってもよい。
一対の第2容量装荷素子520Aは、第2方向Yに並んでいる。また、一対の第2容量装荷素子520Aは、一対の第1容量装荷素子510Aの後方に配置されている。各第2容量装荷素子520Aの上端の第1方向Xの中央部は、ホルダに保持され、基板300Aの上方で接続金具を介してねじ止めされて、基板300Aに電気的に接続されている。また、各第2容量装荷素子520Aの前端は、各第1容量装荷素子510Aの後端から離間されている。一対の第1容量装荷素子510Aと一対の第2容量装荷素子520Aとを第1方向Xにおいて互いに離間させることで、一対の第1容量装荷素子510Aと、一対の第2容量装荷素子520Aと、を互いに異なる特性を有するエレメントとして動作させることができる。また、一対の第1容量装荷素子510Aと一対の第2容量装荷素子520Aとを第1方向Xにおいて互いに離間させることで、第3方向Zから見て一対の第1容量装荷素子510Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間に第1アンテナエレメント410Aを配置するスペースを設けることができる。
各第2容量装荷素子520Aは、第2方向Yから見てミアンダ状のエレメントセクションを有している。具体的には、各第2容量装荷素子520Aのミアンダ状のエレメントセクションは、第3方向Zに延在する切込みによって第3方向Zに折り返している。各第2容量装荷素子520Aの全体の概形は、第2方向Yから見て略四角形となっている。各第2容量装荷素子520Aのミアンダ状のエレメントセクションの折り返し部分の第3方向Zの長さ、折り返し部分の第1方向Xの幅、折り返し部分の第1方向Xのピッチ等のパラメータに応じて、各第2容量装荷素子520Aの特性を調整することができる。ただし、各第2容量装荷素子520Aの形状はこの例に限定されない。
実施形態1において、第3方向Zから見て、第1アンテナエレメント410Aは、アンテナベース100Aの一対の第1容量装荷素子510Aと第3方向Zに重なる領域と、アンテナベース100Aの一対の第2容量装荷素子520Aと第3方向Zに重なる領域と、の間に配置されている。このため、実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aが一対の第1容量装荷素子510Aの下方に配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第1容量装荷素子510Aとの間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメント410Aと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。したがって、上述した場合と比較して、一対の第1容量装荷素子510Aを有するアンテナの利得を向上させることができる。同様にして、実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aが一対の第2容量装荷素子520Aの下方に配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメント410Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。したがって、上述した場合と比較して、一対の第2容量装荷素子520Aを有するアンテナの利得を向上させることができる。
実施形態1において、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さは、一対の第1容量装荷素子510Aの第3方向Zの高さより低くなっている。実施形態1では、第1アンテナエレメント410Aの上端部の第3方向Zの位置は、各第1容量装荷素子510Aの下端部の第3方向Zの位置より第3方向Zの負方向側に位置している。実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さが、一対の第1容量装荷素子510Aの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
同様にして、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さは、一対の第2容量装荷素子520Aの第3方向Zの高さより低くなっている。実施形態1では、第1アンテナエレメント410Aの上端部の第3方向Zの位置は、各第2容量装荷素子520Aの下端部の第3方向Zの位置より第3方向Zの負方向側に位置している。実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さが、一対の第2容量装荷素子520Aの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
また、実施形態1においては、第1アンテナエレメント410Aが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第1容量装荷素子510Aとの間の距離と、第1アンテナエレメント410Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間の距離と、を長くすることができる。このため、実施形態1においては、上述した場合と比較して、第1アンテナエレメント410Aと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションと、第1アンテナエレメント410Aと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションと、を向上させることができる。
パッチアンテナ600Aは、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナ及びSatellite Digital Audio Radio Service(SDARS)アンテナの少なくとも1つとなっている。第3方向Zから見て、パッチアンテナ600Aは、略正方形形状となっている。ただし、パッチアンテナ600Aの形状はこれに限定されない。パッチアンテナ600Aは、基板300Aの上面側に配置されている。第3方向Zから見て、パッチアンテナ600Aは、第2アンテナエレメント420A及び一対の第2容量装荷素子520Aの前方に配置されている。
図2は、実施例に係るアンテナ装置における第2アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間のアイソレーション値と、比較例1に係るアンテナ装置における第2アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間のアイソレーション値と、を示すグラフである。図2に示すグラフの横軸は、周波数(単位:MHz)を示している。図2のグラフの縦軸は、アイソレーション値(単位dB)を示している。
実施例に係るアンテナ装置の構成は、実施形態1に係るアンテナ装置10Aの構成と同様とした。具体的には、第1アンテナエレメントは、上方から見て、アンテナベースの長手方向に垂直な方向に沿って配置させた。第2アンテナエレメントは、第1アンテナエレメントの前側に配置させた。第3アンテナエレメントは、第1アンテナエレメントの後側に配置させた。
比較例1に係るアンテナ装置の構成は、上方から見て第1アンテナエレメントをアンテナベースの長手方向に平行な方向に沿って配置した点を除いて、実施例に係るアンテナ装置と同様とした。
図2に示すように、実施例に係るアンテナ装置のアイソレーション値は、500MHz~5000MHzのほぼすべての帯域に亘って、比較例1に係るアンテナ装置のアイソレーション値より高くなった。この結果より、第1アンテナエレメントをアンテナベースの長手方向に沿って配置するよりも、第1アンテナエレメントをアンテナベースの長手方向に交差する方向に沿って配置する方が、第2アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとのアイソレーション値を高くすることができるといえる。
図3は、実施例に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性利得と、比較例2に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性利得と、比較例3に係るアンテナ装置における方位角に対する指向性と、を示すグラフである。図3に示すグラフの横軸は、方位角(単位:deg)を示している。図3に示すグラフの縦軸は、指向性利得(単位dBi)を示している。図3に示すグラフの横軸の方位角は、第3方向Zに垂直な方向の方位角である。第3方向Zの正方向から見て、第1方向Xの正方向が方位角0degとなっている。また、第3方向Zの正方向から見て、第1方向Xの正方向から時計回りに回転するにつれて方位角を示す値が増加している。
比較例2に係るアンテナ装置は、第1アンテナエレメントを配置せず実施例において第1アンテナアンテナが配置されている位置に反射器としてねじが配置されている点を除いて、実施例に係るアンテナ装置と同様とした。
比較例3に係るアンテナ装置は、第1アンテナエレメントを配置せず実施例において第1アンテナアンテナが配置されている位置に反射器が配置されていない点を除いて、実施例に係るアンテナ装置と同様とした。
図3に示すグラフの方位角120deg~240degの範囲は、アンテナ装置の後方である。図3に示すように、実施例に係るアンテナ装置の後方の指向性利得は、比較例2に係るアンテナ装置の後方の指向性利得及び比較例3に係るアンテナ装置の後方の指向性利得のいずれよりも高くなっている。この結果より、第1アンテナベースは、第3アンテナエレメントから放射された電波を反射する反射器として動作可能であるといえる。
図4は、実施形態2に係るアンテナ装置10Bの斜視図である。実施形態2に係るアンテナ装置10Bは、以下の点を除いて、実施形態1に係るアンテナ装置10Aと同様である。
実施形態2に係るアンテナ装置10Bは、アンテナベース100B、アンテナケース200B、基板300B、第1アンテナエレメント410B、第2アンテナエレメント420B、第3アンテナエレメント430B、アンテナホルダ432B、容量装荷素子510B及びパッチアンテナ600Bを備えている。実施形態2に係る容量装荷素子510Bは、第1エレメントセクション512B、第2エレメントセクション514B及び第1突起516Bを有している。
一対の第1容量装荷素子510Bは、第2方向Yに並んでいる。具体的には、一対の第1容量装荷素子510Bは、第2アンテナエレメント420Bの上端部の第2方向Yの正方向側及び負方向側の双方に配置されている。容量装荷素子510Bは、不図示のコイルエレメントを介して基板300Bに電気的に接続されている。
第1エレメントセクション512Bは、第2アンテナエレメント420Bの上端部の第2方向Yの正方向側に配置されている。第1エレメントセクション512Bは、第2方向Yから見てミアンダ状となっている。具体的には、第1エレメントセクション512Bは、第1方向Xに延在する切込みによって第1方向Xに折り返している。第1エレメントセクション512Bの上方の後方部は、ホルダに保持され、基板300Bの上方で接続金具を介してねじ止めされて、基板300Bに電気的に接続されている。
第2エレメントセクション514Bは、第2方向Yから見てミアンダ状となっている。具体的には、第2エレメントセクション514Bは、第3方向Zに延在する切込みによって第3方向Zに折り返している。第2エレメントセクション514Bの下端の前端部は、第1エレメントセクション512Bの下端の後端部に接続されている。これによって、第1エレメントセクション512B及び第2エレメントセクション514Bは、一体となっている。
第1突起516Bは、第2エレメントセクション514Bの上端の後端部から後方に向けて突出している。第1突起516Bは、第2エレメントセクション514Bと一体となっている。実施形態2では、第1突起516Bが設けられていない場合と比較して、第2方向Yから見たときの容量装荷素子510Bの面積を大きくすることができる。このため、実施形態2では、上述した場合と比較して、容量装荷素子510Bを有するアンテナの利得を高くすることができる。また、実施形態2では、第1突起516Bに代えて、第2エレメントセクション514Bの後端部を第2エレメントセクション514Bの下端から上端の全体に亘って後方に向けて突出させた場合と比較して、容量装荷素子510Bと第3アンテナエレメント430Bとの間の浮遊容量を低減することができる。このため、実施形態2では、上述した場合と比較して、容量装荷素子510Bを有するアンテナの利得を高くすることができる。
実施形態2に係る第1アンテナエレメント410B、第2アンテナエレメント420B及び第3アンテナエレメント430Bは、実施形態2に係る第1アンテナエレメント410Bと第3アンテナエレメント430Bとの間の第1方向Xの距離が実施形態1に係る第1アンテナエレメント410Aと第3アンテナエレメント430Aとの間の第1方向Xの距離より短い点を除いて、実施形態1に係る第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A及び第3アンテナエレメント430Aと同様の構造及び配置となっている。
実施形態2においては、第1アンテナエレメント410Bが第3方向Zから見てアンテナベース100Bの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、アンテナ装置10Bの第1方向Xのサイズを低減することができる。
実施形態2においては、第1アンテナエレメント410B及び第2アンテナエレメント420Bが第3方向Zから見てアンテナベース100Bの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Bと第2アンテナエレメント420Bとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Bの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410Bと第2アンテナエレメント420Bとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態2においては、第1アンテナエレメント410Bが第3方向Zから見てアンテナベース100Bの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Bと第3アンテナエレメント430Bとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Bの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410Bと第3アンテナエレメント430Bとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態2においては、第1アンテナエレメント410Bの第3方向Zの高さが第2アンテナエレメント420Bの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Bと第2アンテナエレメント420Bとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、第1アンテナエレメント410Bの第3方向Zの高さが第3アンテナエレメント430Bの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Bと第3アンテナエレメント430Bとの間のアイソレーションを確保することができる。
実施形態2においては、第1アンテナエレメント410Bが設けられていない場合や、第1アンテナエレメント410Bが第3方向Zから見てアンテナベース100Bの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Bは、第3アンテナエレメント430Bから放射される電波の反射器として動作することができる。このため、上述した場合と比較して、第3アンテナエレメント430Bの後方の指向性を向上させることができる。
図5は、実施形態3に係るアンテナ装置10Cの斜視図である。実施形態3に係るアンテナ装置10Cは、以下の点を除いて、実施形態1に係るアンテナ装置10Aと同様である。
アンテナ装置10Cは、アンテナベース100C、アンテナケース200C、基板300C、第1アンテナエレメント410C、第2アンテナエレメント420C、容量装荷素子510C、第1パッチアンテナ610C、第2パッチアンテナ620C及び前方無給電素子630Cを備えている。実施形態3に係る容量装荷素子510Cは、第1エレメントセクション512C及び第2エレメントセクション514Cを有している。
一対の容量装荷素子510Cは、第2方向Yに並んでいる。具体的には、一対の容量装荷素子510Cは、第2アンテナエレメント420Cの上端部の第2方向Yの正方向側及び負方向側の双方に配置されている。容量装荷素子510Cは、不図示のコイルエレメントを介して基板300Cに電気的に接続されている。
第1エレメントセクション512Cは、第2アンテナエレメント420Cの上端部の第2方向Yの正方向側に配置されている。第1エレメントセクション512Cは、第2方向Yから見て板状となっている。第1エレメントセクション512Cの上端の後端部には、第2突起512aCが設けられている。第2突起512aCの第3方向Zの負方向かつ第2方向Yの負方向側には、取付部512bCが設けられている。取付部512bCには、下部ホルダ552Cの上方に設けられた不図示の上部ホルダに第1エレメントセクション512Cをねじ止めするための貫通孔が設けられている。
第2エレメントセクション514Cは、第1エレメントセクション512Cの後方に配置されている。第2エレメントセクション514Cは、第2方向Yから見て板状となっている。第2エレメントセクション514Cの下端の前端部は、接続部516Cを介して第1エレメントセクション512Cの下端の後端部に接続されている。これによって、第1エレメントセクション512C及び第2エレメントセクション514Cは、接続部516Cを介して一体となっている。第2エレメントセクション514Cの前端部は、接続部516Cを除いて、第1エレメントセクション512Cの後端部から隙間を介して離間されている。このようにして、容量装荷素子510Cの全体の電気長が調整されている。
第2パッチアンテナ620Cは、第1パッチアンテナ610Cの前方に配置されている。前方無給電素子630Cは、第2パッチアンテナ620Cの上面から離間した状態で、第2パッチアンテナ620Cを覆っている。前方無給電素子630Cが第2パッチアンテナ620Cを覆っている場合、前方無給電素子630Cが設けられていない場合と比較して、第2パッチアンテナ620Cの第3方向Zの正方向側の天頂方向の利得を高くすることができる。
実施形態3に係る第1アンテナエレメント410C及び第2アンテナエレメント420Cは、実施形態1に係る第1アンテナエレメント410A及び第2アンテナエレメント420Aと同様の構造及び配置となっている。ただし、実施形態3では、実施形態1に係る第3アンテナエレメント430Aに相当するアンテナエレメントが設けられていない。
実施形態3においては、第1アンテナエレメント410Cが第3方向Zから見てアンテナベース100Cの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、アンテナ装置10Cの第1方向Xのサイズを低減することができる。
実施形態3においては、第1アンテナエレメント410C及び第2アンテナエレメント420Cが第3方向Zから見てアンテナベース100Cの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Cと第2アンテナエレメント420Cとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Cの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410Cと第2アンテナエレメント420Cとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態3においては、第1アンテナエレメント410Cの第3方向Zの高さが第2アンテナエレメント420Cの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Cと第2アンテナエレメント420Cとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
図6は、実施形態4に係るアンテナ装置10Dの斜視図である。実施形態4に係るアンテナ装置10Dは、以下の点を除いて、実施形態1に係るアンテナ装置10Aと同様である。
実施形態4に係るアンテナ装置10Dは、アンテナベース100D、アンテナケース200D、インナーケース210D、基板300D、第1アンテナエレメント410D、第2アンテナエレメント420D、第1容量装荷素子510D、第2容量装荷素子520D、コイルエレメント540D及びパッチアンテナ600Dを備えている。
インナーケース210Dは、アンテナベース100Dを上方から覆っている。インナーケース210Dは、アンテナベース100Dとともに収容空間を形成している。この収容空間には、基板300D、第1アンテナエレメント410D、第2アンテナエレメント420D、第1容量装荷素子510D、第2容量装荷素子520D、コイルエレメント540D及びパッチアンテナ600Dが収容されている。アンテナケース200Dは、アンテナベース100D及びインナーケース210Dを上方から覆っている。アンテナケース200Dは、インナーケース210Dを収容する収容空間を形成している。
実施形態4に係る第1アンテナエレメント410D、第2アンテナエレメント420D、第1容量装荷素子510D、第2容量装荷素子520D及びコイルエレメント540Dは、実施形態1に係る第1アンテナエレメント410A、第2アンテナエレメント420A、第1容量装荷素子510A、第2容量装荷素子520A及びコイルエレメント540Aと同様の構造及び配置となっている。ただし、実施形態4では、実施形態1に係る第3アンテナエレメント430Aに相当するアンテナエレメントが設けられていない。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dが第3方向Zから見てアンテナベース100Dの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、アンテナ装置10Dの第1方向Xのサイズを低減することができる。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410D及び第2アンテナエレメント420Dが第3方向Zから見てアンテナベース100Dの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第2アンテナエレメント420Dとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Dの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメント410Dと第2アンテナエレメント420Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dの第3方向Zの高さが第2アンテナエレメント420Dの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第2アンテナエレメント420Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dが第1容量装荷素子510Dの下方に配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第1容量装荷素子510Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dが第2容量装荷素子520Dの下方に配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第2容量装荷素子520Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dが第3方向Zから見てアンテナベース100Dの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第1容量装荷素子510Dとの間の距離と、第1アンテナエレメント410Dと第2容量装荷素子520Dとの間の距離と、を長くすることができる。このため、実施形態4においては、上述した場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第1容量装荷素子510Dとの間のアイソレーションと、第1アンテナエレメント410Dと第2容量装荷素子520Dとの間のアイソレーションと、を向上させることができる。
実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dの第3方向Zの高さが第1容量装荷素子510Dの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第1容量装荷素子510Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、実施形態4においては、第1アンテナエレメント410Dの第3方向Zの高さが第2容量装荷素子520Dの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1アンテナエレメント410Dと第2容量装荷素子520Dとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
図7は、変形例に係るアンテナ装置10Eの斜視図である。変形例に係るアンテナ装置10Eは、第1アンテナエレメント410Aに代えて第1無給電素子410Eが設けられている点を除いて、実施形態1に係るアンテナ装置10Aと同様である。
変形例に係る第1無給電素子410Eは、給電点が設けられていない点を除いて、実施形態1に係る第1アンテナエレメント410Aと同様の構造となっている。また、変形例に係る第1無給電素子410E、第2アンテナエレメント420A及び第3アンテナエレメント430Aは、実施形態1に係る第1無給電素子410E、第2アンテナエレメント420A及び第3アンテナエレメント430Aと同様の配置となっている。
変形例においては、第1無給電素子410Eが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、アンテナ装置10Eの第1方向Xのサイズを低減することができる。
変形例においては、第1無給電素子410E及び第2アンテナエレメント420Aが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eと第2アンテナエレメント420Aとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置10Dの第1方向Xの長さを短くした状態でも、第1無給電素子410Eと第2アンテナエレメント420Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eと第3アンテナエレメント430Aとの間のアイソレーションを確保するために第1無給電素子410Eと第3アンテナエレメント430Aとの間に要するスペースの第1方向Xの長さを短くすることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eの第3方向Zの高さが第2アンテナエレメント420Aの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1無給電素子410Eと第2アンテナエレメント420Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、第1アンテナエレメント410Aの第3方向Zの高さが第3アンテナエレメント430Aの第3方向Zの高さと等しい場合と比較して、第1無給電素子410Eと第3アンテナエレメント430Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eが設けられていない場合や、第1無給電素子410Eが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eは、第3アンテナエレメント430Aから放射される電波の反射器として動作することができる。このため、第1無給電素子410Eが設けられていない場合や、第1無給電素子410Eが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第3アンテナエレメント430Aの後方の指向性を向上させることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eが一対の第1容量装荷素子510Aの下方に配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、変形例においては、第1無給電素子410Eが一対の第2容量装荷素子520Aの下方に配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eが第3方向Zから見てアンテナベース100Aの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第1容量装荷素子510Aとの間の距離と、第1無給電素子410Eと一対の第2容量装荷素子520Aとの間の距離と、を長くすることができる。このため、変形例においては、上述した場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションの劣化と、第1無給電素子410Eと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションの劣化と、を低減させることができる。
変形例においては、第1無給電素子410Eの第3方向Zの高さが一対の第1容量装荷素子510Aの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第1容量装荷素子510Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、変形例においては、第1無給電素子410Eの第3方向Zの高さが一対の第2容量装荷素子520Aの第3方向Zの高さ以上である場合と比較して、第1無給電素子410Eと一対の第2容量装荷素子520Aとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態及び変形例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
本明細書によれば、以下の態様が提供される。
(態様1)
態様1は、
アンテナベースと、
前記アンテナベースとともに収容空間を形成するアンテナケースと、
前記収容空間に収容された第1アンテナエレメントと、
を備え、
前記第1アンテナエレメントが前記アンテナベースの長手方向に交差する方向に沿って配置されている、アンテナ装置である。
態様1によれば、第1アンテナエレメントが当該長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメントの当該長手方向の長さを短くすることができる。このため、第1アンテナエレメントが当該長手方向に沿って配置される場合と比較して、アンテナ装置のサイズを低減することができる。
(態様2)
態様2は、
前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の一方の側に配置された第2アンテナエレメントをさらに備え、
前記第2アンテナエレメントが前記長手方向に沿って配置されている、態様1に記載のアンテナ装置である。
態様2によれば、第1アンテナエレメント及び第2アンテナエレメントの双方が当該長手方向に沿って配置される場合と比較して、第1アンテナエレメントと第2アンテナエレメントとの間に要するスペースの当該長手方向の長さを短くすることができる。このため、上述した場合と比較して、アンテナ装置の当該長手方向の長さを短くした状態でも、第1アンテナエレメントと第2アンテナエレメントとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
(態様3)
態様3は、
前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の他方の側に配置された第3アンテナエレメントをさらに備え、
前記第1アンテナエレメントの高さが前記第2アンテナエレメントの高さ及び前記第3アンテナエレメントの高さの少なくとも一方より低い、態様2に記載のアンテナ装置である。
態様3によれば、第1アンテナエレメントの高さが第2アンテナエレメントの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメントと第2アンテナエレメントとの間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメントと第2アンテナエレメントとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。同様にして、第1アンテナエレメントの高さが第3アンテナエレメントの高さと等しい場合と比較して、第1アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメントと第3アンテナエレメントとの間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
(態様4)
態様4は、
前記アンテナベースと重なる2つの容量装荷素子をさらに備え、
前記第1アンテナエレメントが、前記アンテナベースの前記2つの容量装荷素子と重なる領域の間に配置されている、態様1~3のいずれか一に記載のアンテナ装置である。
態様4によれば、第1アンテナエレメントが2つの容量装荷素子と重なる場合と比較して、第1アンテナエレメントと2つの容量装荷素子との間の干渉を低減することができ、第1アンテナエレメントと2つの第1容量装荷素子との間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
(態様5)
態様5は、
前記第1アンテナエレメントの高さが、前記2つの容量装荷素子の少なくとも一方の高さよりも低い、態様4に記載のアンテナ装置である。
態様5によれば、第1アンテナエレメントの高さが、当該2つの容量装荷素子の少なくとも一方の高さ以上である場合と比較して、第1アンテナエレメントと当該2つの容量装荷素子の少なくとも一方との間のアイソレーションの劣化を低減させることができる。
(態様6)
態様6は、
前記第1アンテナエレメントが、自己相似型アンテナ又はそれに準じたアンテナとして動作する部分を有する、態様1~5のいずれか一に記載のアンテナ装置である。
態様6によれば、第1アンテナエレメントは、広帯域に動作可能になっており、TELアンテナに適するようにすることができる。
(態様7)
態様7は、
前記第1アンテナエレメントが、前記収容空間に収容された他のアンテナの反射器として動作する、態様1~6のいずれか一に記載のアンテナ装置である。
態様7によれば、第1アンテナエレメントが反射器として動作しない場合と比較して、当該他のアンテナの所望の方向の指向性を向上させることができる。
(態様8)
態様8は、
前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の一方の側に配置された第2アンテナエレメントと、前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の他方の側に配置された第3アンテナエレメントと、の少なくとも一方をさらに備える、態様1に記載のアンテナ装置である。
態様8によれば、第2アンテナエレメント及び第3アンテナエレメントの少なくとも一方を第1アンテナエレメントとともに用いることで、MIMOを実現することができる。
(態様9)
態様9は、
前記第3アンテナエレメントがV2Xアンテナである、態様3に記載のアンテナ装置である。
態様9によれば、第1アンテナエレメントは、第3アンテナエレメントから放射される電波を反射する反射器として動作することができる。また、態様9においては、全方位への比較的強い指向性が第3アンテナエレメントに要請される場合がある。この場合、態様9によれば、第1アンテナエレメントが設けられていない場合や、第1アンテナエレメントがアンテナベースの長手方向に沿って配置されている場合と比較して、第3アンテナエレメントに対して第1アンテナエレメントが位置する側の反対側の指向性を強くすることができる。
(態様10)
態様10は、
前記第1アンテナエレメントが、TELアンテナ、Wi-Fi(登録商標)アンテナ、Bluetooth(登録商標)アンテナ、V2Xアンテナ及びキーレスエントリーアンテナの少なくとも1つである、態様1~9のいずれか一に記載のアンテナ装置である。
態様10によれば、態様1と同様にして、第1アンテナエレメントがアンテナベースの長手方向に沿って配置される場合と比較して、アンテナベースの長手方向におけるアンテナ装置のサイズを低減することができる。
10A アンテナ装置
10B アンテナ装置
10C アンテナ装置
10D アンテナ装置
10E アンテナ装置
100A アンテナベース
100B アンテナベース
100C アンテナベース
100D アンテナベース
200A アンテナケース
200B アンテナケース
200C アンテナケース
200D アンテナケース
210D インナーケース
300A 基板
300B 基板
300C 基板
300D 基板
410A 第1アンテナエレメント
410B 第1アンテナエレメント
410C 第1アンテナエレメント
410D 第1アンテナエレメント
410E 第1無給電素子
412A 第1基端部
420A 第2アンテナエレメント
420B 第2アンテナエレメント
420C 第2アンテナエレメント
420D 第2アンテナエレメント
422A 第2基端部
430A 第3アンテナエレメント
430B 第3アンテナエレメント
432A アンテナホルダ
432B アンテナホルダ
510A 第1容量装荷素子
510B 容量装荷素子
510C 容量装荷素子
510D 第1容量装荷素子
512B 第1エレメントセクション
512C 第1エレメントセクション
512aC 第2突起
512bC 取付部
514B 第2エレメントセクション
514C 第2エレメントセクション
516B 第1突起
516C 接続部
520A 第2容量装荷素子
520D 第2容量装荷素子
540A コイルエレメント
540D コイルエレメント
552C 下部ホルダ
600A パッチアンテナ
600B パッチアンテナ
600D パッチアンテナ
610C 第1パッチアンテナ
620C 第2パッチアンテナ
630C 前方無給電素子
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (7)

  1. アンテナベースと、
    前記アンテナベースとともに収容空間を形成するアンテナケースと、
    前記収容空間に収容された第1アンテナエレメントと、
    を備え、
    前記第1アンテナエレメントが前記アンテナベースの長手方向に交差する方向に沿って配置されている、アンテナ装置。
  2. 前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の一方の側に配置された第2アンテナエレメントをさらに備え、
    前記第2アンテナエレメントが前記長手方向に沿って配置されている、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1アンテナエレメントの前記長手方向の他方の側に配置された第3アンテナエレメントをさらに備え、
    前記第1アンテナエレメントの高さが前記第2アンテナエレメントの高さ及び前記第3アンテナエレメントの高さの少なくとも一方より低い、請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アンテナベースと重なる2つの容量装荷素子をさらに備え、
    前記第1アンテナエレメントが、前記アンテナベースの前記2つの容量装荷素子と重なる領域の間に配置されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1アンテナエレメントの高さが、前記2つの容量装荷素子の少なくとも一方の高さよりも低い、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記第1アンテナエレメントが、自己相似型アンテナ又はそれに準じたアンテナとして動作する部分を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 前記第1アンテナエレメントが、前記収容空間に収容された他のアンテナの反射器として動作する、請求項1~6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
JP2022011482A 2022-01-28 2022-01-28 アンテナ装置 Pending JP2023110193A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022011482A JP2023110193A (ja) 2022-01-28 2022-01-28 アンテナ装置
DE112023000444.7T DE112023000444T5 (de) 2022-01-28 2023-01-12 Antennenvorrichtung
PCT/JP2023/000557 WO2023145455A1 (ja) 2022-01-28 2023-01-12 アンテナ装置
CN202380015511.8A CN118476123A (zh) 2022-01-28 2023-01-12 天线装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022011482A JP2023110193A (ja) 2022-01-28 2022-01-28 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023110193A true JP2023110193A (ja) 2023-08-09

Family

ID=87471255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022011482A Pending JP2023110193A (ja) 2022-01-28 2022-01-28 アンテナ装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2023110193A (ja)
CN (1) CN118476123A (ja)
DE (1) DE112023000444T5 (ja)
WO (1) WO2023145455A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9093750B2 (en) * 2013-09-12 2015-07-28 Laird Technologies, Inc. Multiband MIMO vehicular antenna assemblies with DSRC capabilities
CN211350981U (zh) * 2018-10-10 2020-08-25 株式会社友华 天线、天线装置、以及车载用天线装置
JP6832466B1 (ja) 2020-06-30 2021-02-24 日鉄エンジニアリング株式会社 橋梁段差抑制部材、橋梁段差抑制構造、及び橋桁復旧方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023145455A1 (ja) 2023-08-03
CN118476123A (zh) 2024-08-09
DE112023000444T5 (de) 2024-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4913900B1 (ja) アンテナ装置
JP6964601B2 (ja) アンテナ装置
CN211350981U (zh) 天线、天线装置、以及车载用天线装置
CN110637394B (zh) 车载用天线装置
US20220190489A1 (en) Highly-integrated vehicle antenna configuration
JP6792406B2 (ja) 車載用アンテナ装置
JP3654340B2 (ja) 2周波用アンテナ
CN113745811A (zh) 天线装置
WO2023145455A1 (ja) アンテナ装置
WO2022138785A1 (ja) アンテナ装置
EP4318808A1 (en) Antenna device
WO2022024966A1 (ja) 車載用アンテナ装置
CN214625367U (zh) 车载用天线装置
JP2022099596A (ja) パッチアンテナ
WO2022210699A1 (ja) 車載用アンテナ装置
JP7498507B2 (ja) 低背型複合アンテナ装置
WO2024034680A1 (ja) パッチアンテナ
WO2024029098A1 (ja) アンテナ装置
JP7454389B2 (ja) 車載用アンテナ装置
CN116670926A (zh) 天线装置
CN116636088A (zh) 贴片天线及车载用天线装置
JP2014011692A (ja) 統合アンテナ装置