JP2023108174A - 構造体及び構造体の製造方法 - Google Patents

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礼宗 松原
Yoshitaka Matsubara
浩平 戸▲崎▼
Kohei Tozaki
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Abstract

【課題】組立性が損なわれることを抑制することができる構成を備えた構造体、及びその製造方法を提供することを目的としている。【解決手段】補強部材と、コア材と、別部材と、樹脂成形体とを備え、前記補強部材は、コア材取付部を有し、前記コア材取付部には、前記コア材が取り付けられ、前記別部材は、前記補強部材の長手方向の一端部に配置され、前記樹脂成形体は、前記補強部材、前記コア材、及び、前記別部材を被覆するように形成されている、構造体が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、構造体及び構造体の製造方法に関する。
特許文献1には、金属又は硬質プラスチックで構成される長尺状の補強部材に、発泡樹脂成形体であるコア材を取り付けることで、組立体を製造する方法が開示されている。特許文献1に記載のコア材には、突き出すように形成されたストッパが形成されている。ストッパは、コア材のうち補強部材を取り付ける部分の両端にそれぞれ設けられている。特許文献1に記載のコア材のストッパは、補強部材とコア材との相対位置がずれてしまうことを抑制する機能がある。
特開2014-128938号公報
特許文献1の組立体において、補強部材の長手方向の端部とコア材のストッパ部との間のクリアランスに余裕をもたせ過ぎると、補強部材が動いてしまい、相対位置のずれを抑制する機能を適切に発揮できなくなる可能性がある。このため、当該機能を適切に発揮するためには、補強部材の長手方向の端部とコア材のストッパ部との間のクリアランスを小さく設定しておく必要がある。なお、コア材等の製造時においてコア材等の寸法にばらつきが生じるため、このクリアランスは想定より更に小さくなる可能性もある。このため、特許文献1の方法は、補強部材及びコア材を組み立てにくい、という課題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、組立性が損なわれることを抑制することができる構成を備えた構造体、及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明によれば、補強部材と、コア材と、別部材と、樹脂成形体とを備え、前記補強部材は、コア材取付部を有し、前記コア材取付部には、前記コア材が取り付けられ、前記別部材は、前記補強部材の長手方向の一端部に配置され、前記樹脂成形体は、前記補強部材、前記コア材、及び、前記別部材を被覆するように形成されている、構造体が提供される。
本発明によれば、別部材が、補強部材の長手方向の一端部に配置されることで補強部材とコア材との相対位置のずれが抑制される。ここで、別部材がコア材とは別体であるため、コア材を補強部材のコア材取付部に取り付けるタイミングとは別のタイミングで、別部材を補強部材の長手方向の一端部に配置することができる。このため、本発明によれば、組立性が損なわれることを抑制することができる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記別部材は、連結部を有し、前記別部材は、前記連結部が前記補強部材及び前記コア材のうちの少なくとも一方に連結することで、前記コア材及び前記補強部材の位置を規制するように構成されている、構造体が提供される。
好ましくは、前記連結部は、突き出すように形成され、且つ、前記補強部材に圧入されている、構造体が提供される。
好ましくは、前記別部材は、規制部を有し、前記規制部は、突き出すように形成され、且つ、その先端部が前記コア材及び前記補強部材の位置を規制するように前記コア材に対向配置されている、構造体が提供される。
好ましくは、前記コア材は、第1及び第2コア材を有し、前記コア材取付部は、第1及び第2コア材取付部を有し、第1コア材取付部には、第1コア材が取り付けられ、第2コア材取付部には、第2コア材が取り付けられ、前記別部材は、第1及び第2コア材の間に取り付けられている、構造体が提供される。
好ましくは、第1コア材は、第1端面部を有し、且つ、第2コア材は、第2端面部を有し、前記補強部材は、第1端面部と第2端面部との間に挟まれており、前記別部材は、基部を有し、前記基部は、前記補強部材の前記長手方向の前記一端部と、第1及び第2端面部とに囲まれるように設けられ、且つ、前記基部は、第1端面部から第2端面部にかけて延びている、構造体が提供される。
好ましくは、複数の前記別部材を備え、前記別部材が、前記補強部材の前記長手方向の前記一端部に加えて他端部に配置されている、構造体が提供される。
本発明の実施形態の別の観点によれば、構造体の製造方法であって、組立工程と、成形工程とを備え、前記構造体は、補強部材と、コア材と、別部材と、樹脂成形体とを備え、前記補強部材は、コア材取付部を有し、前記樹脂成形体は、前記補強部材、前記コア材、及び、前記別部材を被覆するように形成され、前記組立工程は、コア材取付工程と、別部材取付工程とを有し、前記コア材取付工程では、前記コア材を前記コア材取付部に取り付け、前記別部材取付工程では、前記別部材を、前記補強部材の長手方向の一端部に配置して組立体を製造し、前記成形工程では、分割金型を用いて樹脂シート及び前記組立体を成形して成形品を製造し、前記樹脂シートは、前記樹脂成形体を構成し、前記成形品は、前記構造体を含む、方法が提供される。
図1Aは、実施形態に係る樹脂製パネル1(構造体の一例)の斜視図である。図1Aに示す破線領域Aは、破線領域Aに対応する部分の樹脂成形体2が取り除かれ、内部構造(補強部材4)が見えている。図1Bは、実施形態に係る組立体1tの斜視図である。 図2は、図1Bに示す組立体1tの分解斜視図である。 図3Aは、補強部材4及び連結部材5の斜視図である。図3Aにおいて、一方の連結部材5は補強部材4から取り外されており、他方の連結部材5は補強部材4に連結している。図3Bは、図3Aに示す領域Bの拡大図である。 図4は、図3に示す拡大図を異なる角度から見た図である。 図5は、組立工程のコア材取付工程において、補強部材4にコア材3を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図6は、組立工程の連結部材取付工程において、補強部材4に連結部材5を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図7は、図6に示す斜視図に対応する断面図である。図7は、図6に示す2点Pを通り且つ補強部材4のフランジ部4aに平行な面における断面図である。 図8は、組立工程の連結部材取付工程が完了した状態を示す斜視図である。 図9は、図8に示す斜視図に対応する断面図である。 図10は、成形機10の構成の説明図(分割金型21,22や組立体1tは断面図)である。図10は、垂下工程を実施している様子を示している。図10に示す組立体1tは、図8に示す2点Qを通り且つ鉛直方向に平行な面における断面図である。なお、この断面は、規制部5cの対向部5c1(図4参照)を通過する。 図11は、賦形工程を実施した状態を示している。 図12は、型締め工程を実施した状態を示している。 図13は、変形例に係るコア材3を有する組立体1tの分解斜視図である。 図14Aは、図13に示す領域Aの拡大図である。図14Bは、図14Aに示すコア材3及び補強部材4を組み立てた状態を示している。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴について独立して発明が成立する。
1 樹脂製パネル1の構成説明
図1Aに示すように、実施形態に係る樹脂製パネル1(構造体の一例)は、平面視において略矩形状の樹脂成形体2に覆われたパネルである。図1A及び図1Bに示すように、樹脂製パネル1は、樹脂成形体2と、組立体1tとを備えている。樹脂製パネル1は、例えば、車両用のデッキボードとして用いられる。
1-1 樹脂成形体2
図1Aに示すように、樹脂成形体2は、中空であり、内部に組立体1tを収容している。なお、樹脂製パネル1は例えば不織布等で構成される表皮材を備えていてもよい。この場合、この表皮材は樹脂成形体2の外側の片面に溶着され、成形時に樹脂成形体2に一体成形される。
1-2 組立体1t
図1Aに示すように、組立体1tは、樹脂成形体2内に配置される。図1B及び図2に示すように、組立体1tは、コア材3と、補強部材4と、連結部材5とを備えている。実施形態において、組立体1tは、補強部材4に、2つのコア材3及び2つの連結部材5を組み付けることで製造することができる。
1-2-1 コア材3
コア材3は、例えば発泡成形体で構成することができる。コア材3の構成樹脂は、例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂で構成することができる。コア材3の構成樹脂は、例えば、樹脂成形体2(後述する、樹脂成形体2を構成する樹脂シート19)と同じ樹脂で構成することで溶着性を高めることができる。一対のコア材3のうちの一方が第1コア材の一例であり、他方が第2コア材の一例である。
図5に示すように、コア材3は、本体部3aと、突出部3bと、端面部3cとを備えている。
<本体部3a>
図5に示すように、本体部3aは、平板状部材であり、本体部3aは、その両面が樹脂成形体2(図1A参照)に密着している。なお、樹脂成形体2を構成する樹脂は本体部3aに溶着している。本体部3aには、端面部3cが設けられている。
<突出部3b>
図5に示すように、突出部3bは、コア材3を補強部材4に取り付けるときにおいて、補強部材4に挿入される。突出部3bは、端面部3cから突き出すように形成され、また、突出部3bは、補強部材4の長手方向Dに平行に延びている。実施形態において、突出部3bの長手方向Dの幅は、補強部材4の長手方向Dの幅よりも小さい。
突出部3bは、一対の係合端面3b1と、一対の規制端面3b2とを有する。一対の係合端面3b1のうちの一方は、突出部3bの一方側(図5では紙面上側)の面に形成され、他方は、突出部3bの他方側(図5では紙面下側)の面に形成されている。係合端面3b1は、長手方向Dに平行に延びており、係合端面3b1には係合部3b3が複数形成されている。規制端面3b2は、長手方向Dにおける突出部3bの両端部に形成されている。図6及び図7に示す規制端面3b2は、後述する連結部材5の規制部5cが突き当てられており、その結果、コア材3及び補強部材4の相対移動(長手方向Dの位置ずれ)が抑制される。
図5に示す係合部3b3は、突出部3bが補強部材4(後述するコア材取付部4a1)に挿入された状態において、補強部材4に接触している。係合部3b3は、係合端面3b1に直交する方向において、係合端面3b1から突き出すように形成されている。
実施形態において、複数の係合部3b3が、長手方向Dに並ぶように、係合端面3b1に配置されている。係合部3b3には、溝部3b4が形成されている。突出部3bが補強部材4(後述するコア材取付部4a1)に挿入された状態において、溝部3b4には補強部材4の一部(後述する爪部4a2)が入り込み、コア材3及び補強部材4が係合する。突出部3bには係合部3b3や溝部3b4が形成されているため、コア材3及び補強部材4の短手方向dの位置ずれ(相対移動)が抑制される。
<端面部3c>
図5及び図6に示す端面部3cは、コア材3が補強部材4に取り付けられている状態において、補強部材4(後述するフランジ部4aの端部及び爪部4a2)に対向するように設けられている。また、端面部3cは、連結部材5及びコア材3が補強部材4に取り付けられている状態において、連結部材5(後述する基部5aの第2面部5a2)に対向するように設けられている。一対のコア材3のうちの一方の端面部3cが第1端面部の一例であり、一対のコア材3のうちの他方の端面部3cが第2端面部の一例である。
1-2-2 補強部材4
補強部材4は、長尺状の棒状部材であり、樹脂製パネル1の剛性を高めている。補強部材4は、例えば、アルミニウム等の金属製であってもよいし、強化プラスチック製であってもよい。補強部材4は、一対のコア材3の端面部3cの間に挟まれている。
図3A~図4に示すように、補強部材4は、一対のフランジ部4aと、一対の接続部4bと、連結部4cと、端面部4dとを有する。
<フランジ部4a>
図3A~図4に示すように、補強部材4は一対のフランジ部4aを有し、この一対のフランジ部4aは、樹脂製パネル1の厚み方向Tdにおいて対向するように設けられている。フランジ部4aは、長手方向Dに延びるように形成されている長尺状の板状部材である。また、フランジ部4aは、コア材3が補強部材4に取り付けられている状態において、一方のコア材3の端面部3cから他方のコア材3の端面部3cにかけて設けられている。
一対のフランジ部4aの間には、コア材取付部4a1が形成されている。コア材取付部4a1は、コア材3の突出部3bが挿入可能に形成されている。一対のコア材取付部4a1の一方が、第1コア材取付部の一例であり、他方が第2コア材取付部の一例である。コア材取付部4a1は、短手方向dにおいて、補強部材4の両側に設けられている。このように、実施形態では、補強部材4が2つのコア材取付部4a1を備える形態を一例として説明しているが、これに限定されるものではない。補強部材4が備えるコア材取付部4a1は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
フランジ部4aは、一対の接続部4bに接続されている。フランジ部4aは、短手方向dの両端部に、それぞれ、爪部4a2が形成されている。爪部4a2は、厚み方向Tdに突き出すように形成されており、コア材3の溝部3b4に係合可能である。また、一対のフランジ部4aの間には、連結部4cが形成されている。
フランジ部4aには、面4a3及び面4a4が形成されている。面4a3は、樹脂成形体2の内面と接触する。面4a4は、面4a3の反対側に形成されている。面4a4は、連結部材5が補強部材4に圧入されることで、後述する連結部材5の連結部5bの突部5b2と押し合うように接触する。面4a4は、一対の接続部4bの間に形成されている。
<接続部4b>
図3A~図4に示すように、補強部材4は一対の接続部4bを有し、この一対の接続部4bは、短手方向dにおいて、対向するように設けられている。接続部4bは、長手方向Dに延びるように形成されている長尺状の板状部材である。また、接続部4bの一端部は一方のフランジ部4aに接続され、接続部4bの他端部は他方のフランジ部4aに接続されている。実施形態において、接続部4b及びフランジ部4aは、長手方向Dにおける幅が同じである。
<連結部4c>
図3Bに示すように、連結部4cは、後述する連結部材5の連結部5bと連結する部分である。実施形態では、連結部4cは、挿入穴で構成されており、連結部4cには連結部材5の連結部5bが圧入される。連結部4cは、一対のフランジ部4aの面4a4と、接続部4bの内面(一対の接続部4b同士の対向面)とに囲まれるように形成されている。
<端面部4d>
図3Bに示すように、端面部4dは、補強部材4の長手方向Dの両端部にそれぞれ形成されている。端面部4dは、連結部材5が補強部材4に取り付けられたときに、後述する連結部材5の基部5aが付き当てられる部分である。
1-2-3 連結部材5
図2及び図3Aに示すように、連結部材5(別部材の一例)は、コア材3、補強部材4及び連結部材5が組み立てられた状態において、補強部材4の長手方向Dの端部(一端部と他端部)に配置されている。連結部材5は、別部材の一例であり、コア材3及び補強部材4とは独立した部材である。また、連結部材5は、補強部材4の長手方向Dの端部(一端部と他端部)に取り付けられるキャップ部材で構成される。また、連結部材5は、規制部材であり、すなわち、連結部材5は、補強部材4に連結することで、コア材3及び補強部材4の位置を規制するように構成されている。
連結部材5は、樹脂で構成することができる。なお、連結部材5の構成樹脂が、樹脂成形体2(後述する、樹脂成形体2を構成する樹脂シート19)と同じ樹脂で構成されていることが好ましい。例えば、樹脂成形体2を構成する樹脂がポリプロピレン系樹脂である場合には、連結部材5の構成樹脂はポリプロピレンであることが好ましい。これにより、連結部材5と樹脂成形体2を構成する樹脂(溶融樹脂)とが溶着し、樹脂製パネル1の強度を向上させることができる。
なお、連結部材5は、中実の樹脂部材で構成することができる。このため、連結部材5は、発泡成形体であるコア材3よりも硬い。一方で、補強部材4は、金属製又は強化プラスチック製であり、連結部材5よりも硬い。
連結部材5は、基部5aと、連結部5bと、規制部5cとを有する。
<基部5a>
図3B及び図4に示すように、基部5aは、連結部材5を補強部材4に取り付けるときに、例えば作業者やロボットアーム等に把持される部分である。基部5aは、補強部材4の長手方向Dの端部と、一対のコア材3の端面部3cとに囲まれるように設けられている。また、図8に示すように、基部5aは、一対のコア材3のうちの一方の端面部3cから、一対のコア材3のうちの他方の端面部3cにかけて延びている。基部5aは、第1面部5a1と、一対の第2面部5a2とを有する。
図3Bに示すように、第1面部5a1は、厚み方向Tdにおける端部側が湾曲するように形成されている。第1面部5a1は、短手方向の両端部に第2面部5a2が接続されている。第2面部5a2は、連結部材5を補強部材4に取り付けたときにおいてコア材3の端面部3cに対向している。一対の第2面部5a2の間には、連結部5b及び一対の規制部5cが配置されている。
ここで、図3Bに示すように、第1面部5a1は、縁部5a3を有し、縁部5a3は、連結部材5を補強部材4に取り付けたときにおいて補強部材4の端面部4dに突き当てられる。また、第2面部5a2は、縁部5a4を有し、縁部5a4は、連結部材5を補強部材4に取り付けたときにおいて補強部材4の端面部4dに突き当てられる。つまり、連結部材5は、縁部5a3及び縁部5a4が端面部4dに突き当たるまで、補強部材4に圧入可能である。
<連結部5b>
図3B及び図4に示すように、連結部5bは、基端が基部5aに接続されており、且つ、基部5aから突き出すように形成されている。また、連結部5bは、連結部4cに連結可能に構成されている。実施形態では、凸構造としての連結部5bが、凹構造としての連結部4cに圧入されることで、連結部5bが連結部4cに連結される。連結部5bは、柱状部5b1と、一対の突部5b2とを有する。
柱状部5b1は、連結部5bが連結部4cに圧入された状態において、接続部4bと押し合うように接触している。実施形態では、柱状部5b1は略円筒状に形成されている。また、柱状部5b1は、先細り状に形成されている。つまり、柱状部5b1の先端側の部分は、一対の接続部4bの対向間隔よりも小さくなっており、当該先端側の部分よりも基端側の部分が、当該対向間隔より大きくなっている。また、柱状部5b1の先端部5b11は、テーパー状に形成されている。柱状部5b1が先細り状に形成され、また、柱状部5b1の先端には、先端部5b11がテーパー状に形成されているので、柱状部5b1は連結部4cに圧入しやすくなっている。
突部5b2は、長手方向Dに延びるように形成されており、且つ、柱状部5b1に接続されている。突部5b2は、先端面5b21と、圧入端面5b22とが形成されている。
先端面5b21は、テーパー状に形成されている。これにより、連結部5bが連結部4cに挿入しやすくなっている。
圧入端面5b22は、連結部5bが連結部4cに圧入された状態において、補強部材4のフランジ部4aの面4a4と押し合うように接触している。圧入端面5b22は、基端側(基部5a側)から、先端側(先端面5b21側)にかけて傾斜するように形成されている。これにより、連結部5bを連結部4cに圧入しているときにおいて徐々に圧入する力が高まるため、連結部5bを連結部4cに圧入しやすい。
<規制部5c>
図3B及び図4に示すように、連結部材5は、一対の規制部5cを有し、一対の規制部5cの間には、連結部5bが配置されている。規制部5cは、コア材取付部4a1に挿入可能に構成されている。規制部5cは、基端が基部5aに接続されており、且つ、基部5aから突き出すように形成されている。規制部5cは、コア材3及び補強部材4の位置を規制するように構成されている。具体的には、規制部5cは、連結部材5が補強部材4に取り付けられている状態において、コア材3の規制端面3b2に突き当てられ、接触している。規制部5cは、対向部5c1と、補強部5c2とを有する。
図9に示すように、対向部5c1は、連結部材5が補強部材4に取り付けられている状態において、コア材3の規制端面3b2に対向する部分である。このとき、対向部5c1は、コア材3の規制端面3b2に突き当てられ、接触している。対向部5c1は、板状に構成され、また、対向部5c1は、短手方向dにおける連結部材5の端部側に配置されている。
図4に示すように、補強部5c2は、板状に構成されており、規制部5cの剛性を高める機能を有する。実施形態では、補強部5c2は、コア材3の規制端面3b2に接触していないが、接触するように構成してもよい。補強部5c2は、厚み方向Tdにおける対向部5c1の両端部にそれぞれ接続されている。補強部5c2には、先端面5c21が形成されており、先端面5c21は、テーパー状に形成されている。これにより、規制部5cがコア材取付部4a1に挿入しやすくなっている。補強部5c2がコア材取付部4a1に挿入された状態において、補強部5c2は、フランジ部4aと接触している。
コア材3の突出部3bは一対の連結部材5の規制部5cによって挟まれるため、長手方向Dにおけるコア材3の移動は規制部5cに阻止される。また、補強部材4は連結部材5に連結して一体となっているため、補強部材4が長手方向Dに平行に移動しようとすると、補強部材4の移動が規制端面3b2に阻止される。
なお、実施形態では、一対の規制部5c(一対の規制部5cの先端部)が、突出部3bに突き当てられて接触しているものとして説明しているが、これに限定されるものではない。一対の規制部5c(一対の規制部5cの先端部)のうちの一方又は両方が、突出部3bに接触していなくてもよい。この場合には、規制部5cと規制端面3b2との間には、隙間が形成されることになるが、コア材3及び補強部材4が相対移動する範囲は、この隙間の幅以内に規制することができる。つまり、規制部5cがコア材3及び補強部材4の位置を規制することには、コア材3及び補強部材4が相対移動する範囲を規制することを含む。この隙間(mm)は、具体的には例えば、1,2,3,4,5,6,7,8,9であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
2 樹脂製パネル1の製造方法
次に樹脂製パネル1の製造方法について説明する。本実施形態の樹脂製パネル1の製造方法は、組立工程と、成形工程とを備えている。
2-1 組立工程
組立工程は、コア材取付工程と、連結部材取付工程(別部材取付工程の一例)とを備えている。組立工程は、作業者が実施してもよいし、ロボットアームやマニピュレータ等の装置で実施してもよい。
2-1-1 コア材取付工程
図5及び図6に示すように、コア材取付工程では、コア材3の突出部3bをコア材取付部4a1に挿入して取り付ける。突出部3bがコア材取付部4a1に挿入されることで、爪部4a2が溝部3b4に係合する。この状態では、短手方向dにおけるコア材3及び補強部材4の相対移動(位置ずれ)は抑制されるが、長手方向においてはコア材3及び補強部材4は相対移動可能である。
2-1-2 連結部材取付工程
図6~図9に示すように、連結部材取付工程では、連結部材5を、補強部材4の長手方向の一端部に配置して組立体1tを製造する。連結部材5の連結部5bを連結部4cに圧入し、連結部材5を補強部材4に連結させる。圧入時には、柱状部5b1は、接続部4bと押し合い、圧入端面5b22がフランジ部4aの面4a4と押し合う。圧入は、縁部5a3及び縁部5a4が、補強部材4の端面部4dに突き当てられると完了する。ここで、連結部材取付工程では、一対の規制部5c(一対の規制部5cの先端部)が、突出部3bに突き当てられて接触させられる。このため、補強部材4のコア材3に対するセンタリングも合わせて実施されることになる。
なお、実施形態では、2つの連結部材5を補強部材4の長手方向の両端部にそれぞれ取り付けられる。
2-2 成形工程
成形工程では、組立工程で製造した組立体1t及び樹脂シート19を、分割金型21,22を用いて成形する。成形工程は、垂下工程と、賦形工程と、組立体配置工程と、型締め工程とを備える。
なお、成形工程で使用する成形機10の構成について簡潔に説明する。図10に示すように、成形機10は、樹脂シート形成装置14と、分割金型21,22とを備える。なお、成形機10は、組立体1tを分割金型21,22間に搬送するマニピュレータ(不図示)も備える。樹脂シート形成装置14は、ホッパー12と、押出機13と、アキュームレータ17と、Tダイ18を備える。
原料樹脂11(例えばポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂)は、ホッパー12からシリンダ13a内に投入された後、シリンダ13a内で加熱されることによって溶融されて溶融樹脂になる。溶融樹脂は、押出機13のシリンダ13a内に配置されたスクリューの回転によってシリンダ13aの先端に向けて搬送される。溶融樹脂は、連結管15を通じてアキュームレータ17のシリンダ17a内に供給され、溶融樹脂11aがシリンダ17a内に所定量貯留された後にピストン17bを移動させる。これにより、溶融樹脂11aが、連結管16を通じてTダイ18内に設けられたスリットから押し出される。
分割金型21,22は、キャビティ部cvを有し、キャビティ部cvを取り囲むようにピンチオフ部ptが設けられている。キャビティ部cv内には、減圧吸引孔(図示せず)が設けられており、減圧吸引孔を通じて樹脂シート19を減圧吸引してキャビティ部cvの内面に沿った形状に賦形することが可能になっている。
2-2-1 垂下工程
垂下工程では、図10に示すように、分割金型21,22の正面側にTダイ18から押し出された樹脂シート19を垂下させる。
2-2-2 賦形工程
賦形工程では、図11に示すように、分割金型21,22のキャビティ部cvの減圧吸引孔を介して、樹脂シート19の減圧吸引を行い、樹脂シート19をキャビティ部cvの内面に沿った形状に賦形する。賦形工程は、分割金型21,22を移動させて実施してもよいし、分割金型21,22にそれぞれ付設される外枠を成形機10に追加で設けて実施してもよい。なお、外枠は、前進及び後退可能に構成されており、前端面に樹脂シート19を減圧吸引する孔が形成されている。外枠の孔が樹脂シート19を吸着することで、樹脂シート19と外枠と分割金型21(又は分割金型22)の間に密閉空間が形成しやすくなる。その後、キャビティ部cvの減圧吸引孔を介して、樹脂シート19の減圧吸引を行うとよい。
2-2-3 組立体配置工程
コア材配置工程では、図示省略のマニピュレータを用いて組立体1tを分割金型21,22間に配置し、いずれか一方の樹脂シート19に溶着させる。実施形態では、図11に示すように、組立体1tは、補強部材4の長手方向が鉛直方向に平行になるような姿勢で、分割金型21,22間に配置されている。
2-2-4 型締め工程
型締め工程では、図12に示すように、一対の分割金型21,22の型締めを行う。これによって、一対の分割金型21,22によって形成されるキャビティ部cvの内面に沿った形状の成形品1Tを製造することができる。
なお、成形品1Tは、樹脂製パネル1と、バリ1brとを含む。このため、分割金型21,22を開いて成形品1Tを取り出し、バリ1brを除去にすることによって、所望の樹脂製パネル1を得ることができる。
3 実施形態の作用・効果
実施形態に係る樹脂製パネル1では、連結部材5が、補強部材4の長手方向Dの一端部に配置されており、補強部材4とコア材3との相対位置のずれが抑制されている。ここで、連結部材5がコア材3とは別体であるため、コア材3を補強部材4のコア材取付部4a1に取り付けるタイミングとは別のタイミングで、連結部材5を補強部材4に配置することができる。その結果、実施形態に係る樹脂製パネル1は、組立性が損なわれることを抑制することが可能な構成となっており、また、実施形態に係る樹脂製パネル1の製造方法は、組立体1tを製造するときにおけるコア材3等の部品の組立性が損なわれることを抑制することができる。
実施形態において、組立体1tは、補強部材4とコア材3との相対位置のずれが抑制されている。このため、作業者やマニピュレータ等が組立体1tを搬送しているときにおいて、例えば、補強部材4が鉛直方向に平行な姿勢になったとしても、連結部材5の作用により、コア材3及び補強部材4が位置ずれしてしまうことを抑制することができる。
具体的には、この姿勢のときに、補強部材4が下方に移動しようとしても、補強部材4と一体となっている上の連結部材5(規制部5c)は、コア材3の突出部3bの上の規制端面3b2と干渉し、補強部材4の移動が規制される。
逆に、補強部材4が上方に移動しようとしても、補強部材4と一体となっている下の連結部材5(規制部5c)は、コア材3の突出部3bの下の規制端面3b2と干渉し、補強部材4の移動が規制される。
また、この姿勢のときに、コア材3が上方又は下方に移動しようとしても、上述と同様に、連結部材5と干渉して、コア材3の移動が規制されることになる。
実施形態に係る樹脂製パネル1は、一対の規制部5c(一対の規制部5cの先端部)が、突出部3bに突き当てられて接触している。このため、補強部材4のコア材3に対するセンタリングを行いやすい。換言すると、コア材3及び補強部材4の相対位置を所望の位置に整えやすい。樹脂製パネル1が車両用のデッキボードである場合、上述のようにセンタリングが適切になされていることで、樹脂製パネル1に加わる荷重を均一化しやすくなり、樹脂製パネル1の破損や脱落を抑制することができる。
仮に、補強部材4の長手方向Dの幅が、長手方向Dにおけるコア材3の幅と同等であるとする。この場合には、補強部材4の長手方向Dの端部(端部の角)と樹脂成形体2とが接触しやすい構成となる。ここで、補強部材4は、例えば金属等で構成され、樹脂成形体2よりも硬い。このため、樹脂製パネル1に例えば荷重が加わったときに、樹脂成形体2が補強部材4の長手方向Dの端部(端部の角)に強く押し付けられ、樹脂成形体2が割れる原因となる。
そこで、補強部材4の長手方向の幅をコア材3の幅よりも少し短くし、余裕を確保しておく手段が考えられる。しかし、この手段では、補強部材4の長手方向Dの端部に内部空間が形成されることになる。このため、この手段であっても、樹脂製パネル1に例えば荷重が加わったときに樹脂成形体2が座屈したり割れが生じたりする可能性がある。
それに対し、実施形態に係る樹脂製パネル1では、上述した内部空間に樹脂で構成された連結部材5が配置されている。このため、樹脂製パネル1に例えば荷重が加わったとしても、樹脂成形体2は連結部材5によって内側から支持されるため、座屈及び割れが抑制される。なお、連結部材5に加えられた荷重は、より硬い(強度が高い)補強部材4へ伝えられるので、荷重を補強部材4に逃がすことができる。また、連結部材5は補強部材4よりも柔らかい素材で構成されているため、樹脂成形体2が連結部材5に強く押し付けられても、樹脂成形体2が割れることが抑制される。なお、連結部材5の第1面部5a1は厚み方向Tdにおける端部側が湾曲するように形成されているため、樹脂成形体2が割れることが効果的に抑制される。
4 変形例
4-1 変形例1:樹脂製パネル1の連結部材5が1つ
実施形態に係る樹脂製パネル1は、連結部材5を2つ備えていたが、変形例1では、1つである。そして、図13~図14Bに示すように、コア材3が、ストッパ部3dを更に有する。ストッパ部3dは、本体部3aから突き出すように形成されている。ストッパ部3dは、連結部材5に対応する機能を有し、ストッパ部3dは補強部材4の長手方向Dの端部に配置されている。これにより、補強部材4とコア材3との相対位置のずれが抑制される。また、図14Bに示すように、一対のコア材3のストッパ部3dが突き合わせられることで、ストッパ部3d間に隙間が生じることが回避されている。このため、樹脂製パネル1に例えば荷重が加わったときに樹脂成形体2が座屈したり割れが生じたりすることも回避することが可能である。
4-2 変形例2:連結部材5がコア材3に連結
実施形態に係る樹脂製パネル1は、連結部材5が補強部材4に連結する形態であったが、これに限定されるものではない。連結部5bは、補強部材4に連結するのではなく、一対のコア材3にそれぞれ連結する構成であってもよい。この構成であっても、実施形態と同様の効果を得ることができる。
4-3 変形例3:樹脂製パネル1のコア材3が1つ
実施形態に係る樹脂製パネル1は、コア材3を複数備えている形態であったが、これに限定されるものではない。例えば、補強部材4が、断面形状がC字状となっており、コア材取付部4a1を1つ備え、このコア材取付部4a1にコア材3が挿入される形態であってもよい。
4-4 変形例4:別部材のその他の構成例
・実施形態では、連結部5bが凸構造を有し、連結部4cが凹構造を有するものとして説明したが、これに限定されるものではない。連結部5bが凹構造を有し、連結部4cが凸構造を有し、連結部4c,5bが連結する形態であってもよい。
・実施形態では、連結部5bが連結部4cに圧入されるものとして説明したがこれに限定されるものではなく、例えば、連結部4c,5bが爪部同士で連結する形態であってもよい。
・実施形態では、連結部材5がキャップ部材の形態であった。換言すると、連結部材5は、連結部材5が補強部材4に取り付けられている状態において、補強部材4の長手方向Dの端部のコア材取付部4a1や連結部4cが閉塞される形態であった。しかし、連結部材5の形態はキャップ部材に限定されるものではない。連結部材5は、連結部材5が補強部材4に取り付けられている状態において、コア材取付部4a1や連結部4cが開放されていてもよい。
・実施形態では、連結部材5と補強部材4とが凹凸構造で連結する形態であったが、これに限定されるものではない。例えば、樹脂製パネル1は、連結部材5の代わりに、補強部材4及びコア材3の相対移動を規制する規制部材としての接着部材を採用してもよい。接着部材は、例えば基部5aの縁部5a3や縁部5a4に接着剤が塗布され、端面部4dに接着されることで補強部材4に結合する。なお、接着部材は、連結部5bを備えていない点と、縁部5a3や縁部5a4に接着剤が塗布される点以外については、連結部材5と同様の構成とすることができる。また、例えば第2面部5a2に接着剤が塗布され、接着部材がコア材3に結合してもよい。
4-5 変形例5:製造方法のその他の構成
・実施形態に係る製造方法では、図11に示すように、組立体1tは、補強部材4の長手方向が鉛直方向に平行になるような姿勢で、分割金型21,22間に配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、組立体1tは、補強部材4の長手方向が水平になるような姿勢で、分割金型21,22間に配置されてもよい。
・実施形態に係る製造方法は、分割金型21,22が左右方向に開閉し、樹脂シート19が垂下するものとして説明したがこれに限定されるものではない。分割金型21が下に配置され、分割金型22が上に配置され、分割金型21,22が上下方向に開閉する形態であってもよい。この場合には、分割金型21に賦形された樹脂シート19上に、マニピュレータ等を用いて組立体19tを配置する。その後、分割金型21と、樹脂シート19が賦形された分割金型22とを型締めすることで、成形品1Tを製造することができる。
1 :樹脂製パネル
1T :成形品
1br :バリ
1t :組立体
2 :樹脂成形体
3 :コア材
3a :本体部
3b :突出部
3b1 :係合端面
3b2 :規制端面
3b3 :係合部
3b4 :溝部
3c :端面部
3d :ストッパ部
4 :補強部材
4a :フランジ部
4a1 :コア材取付部
4a2 :爪部
4a3 :面
4a4 :面
4b :接続部
4c :連結部
4d :端面部
5 :連結部材
5a :基部
5a1 :第1面部
5a2 :第2面部
5a3 :縁部
5a4 :縁部
5b :連結部
5b1 :柱状部
5b11 :先端部
5b2 :突部
5b21 :先端面
5b22 :圧入端面
5c :規制部
5c1 :対向部
5c2 :補強部
5c21 :先端面
10 :成形機
11 :原料樹脂
11a :溶融樹脂
12 :ホッパー
13 :押出機
13a :シリンダ
14 :樹脂シート形成装置
15 :連結管
16 :連結管
17 :アキュームレータ
17a :シリンダ
17b :ピストン
18 :Tダイ
19 :樹脂シート
21 :分割金型
22 :分割金型
cv :キャビティ部
pt :ピンチオフ部

Claims (8)

  1. 補強部材と、コア材と、別部材と、樹脂成形体とを備え、
    前記補強部材は、コア材取付部を有し、
    前記コア材取付部には、前記コア材が取り付けられ、
    前記別部材は、前記補強部材の長手方向の一端部に配置され、
    前記樹脂成形体は、前記補強部材、前記コア材、及び、前記別部材を被覆するように形成されている、構造体。
  2. 請求項1に記載の構造体であって、
    前記別部材は、連結部を有し、前記別部材は、前記連結部が前記補強部材及び前記コア材のうちの少なくとも一方に連結することで、前記コア材及び前記補強部材の位置を規制するように構成されている、構造体。
  3. 請求項2に記載の構造体であって、
    前記連結部は、突き出すように形成され、且つ、前記補強部材に圧入されている、構造体。
  4. 請求項1~請求項3の何れか1つに記載の構造体であって、
    前記別部材は、規制部を有し、
    前記規制部は、突き出すように形成され、且つ、その先端部が前記コア材及び前記補強部材の位置を規制するように前記コア材に対向配置されている、構造体。
  5. 請求項1~請求項4の何れか1つに記載の構造体であって、
    前記コア材は、第1及び第2コア材を有し、
    前記コア材取付部は、第1及び第2コア材取付部を有し、
    第1コア材取付部には、第1コア材が取り付けられ、
    第2コア材取付部には、第2コア材が取り付けられ、
    前記別部材は、第1及び第2コア材の間に取り付けられている、構造体。
  6. 請求項5に記載の構造体であって、
    第1コア材は、第1端面部を有し、且つ、第2コア材は、第2端面部を有し、
    前記補強部材は、第1端面部と第2端面部との間に挟まれており、
    前記別部材は、基部を有し、
    前記基部は、前記補強部材の前記長手方向の前記一端部と、第1及び第2端面部とに囲まれるように設けられ、且つ、前記基部は、第1端面部から第2端面部にかけて延びている、構造体。
  7. 請求項1~請求項6の何れか1つに記載の構造体であって、
    複数の前記別部材を備え、
    前記別部材が、前記補強部材の前記長手方向の前記一端部に加えて他端部に配置されている、構造体。
  8. 構造体の製造方法であって、
    組立工程と、成形工程とを備え、
    前記構造体は、補強部材と、コア材と、別部材と、樹脂成形体とを備え、
    前記補強部材は、コア材取付部を有し、
    前記樹脂成形体は、前記補強部材、前記コア材、及び、前記別部材を被覆するように形成され、
    前記組立工程は、コア材取付工程と、別部材取付工程とを有し、
    前記コア材取付工程では、前記コア材を前記コア材取付部に取り付け、
    前記別部材取付工程では、前記別部材を、前記補強部材の長手方向の一端部に配置して組立体を製造し、
    前記成形工程では、分割金型を用いて樹脂シート及び前記組立体を成形して成形品を製造し、
    前記樹脂シートは、前記樹脂成形体を構成し、
    前記成形品は、前記構造体を含む、方法。
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