JP2023107646A - 電動ショベル - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの充電速度を向上させる。【解決手段】本開示の一実施形態に係る電動ショベルは、下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上部旋回体を旋回させるために電力を供給するバッテリと、を有し、バッテリに対して外部の電源から充電が行われている場合に、所定の冷却機構を用いてバッテリを冷却するように構成されている。【選択図】図3

Description

本開示は、電動ショベルに関する。
従来、電動ショベルには、複数の電気負荷に電力を供給するバッテリが搭載される場合がある。電動ショベルにおいては、外部の充電設備から給電することで、電動バッテリの充電が行われる。
特開2013-2160号公報
電動ショベルのバッテリが外部の充電設備から充電されている時に、当該充電によってバッテリの温度は上昇する。バッテリは自然空冷でも冷却可能である。しかしながら、バッテリの急速充電を行う場合、自然空冷ではバッテリの温度が過度に上昇する。バッテリの温度が過度に上昇するとバッテリの劣化が生じる。バッテリの劣化を抑制するためには、自然冷却の場合、バッテリの充電速度を低減させる必要がある。このため、バッテリの充電に時間を要するという問題が生じる。
そこで、上記課題に鑑み、充電時に冷却を行うことで、充電速度の向上を可能するショベル提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態に係る電動ショベルは、下部走行体と、下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、上部旋回体を旋回させるために電力を供給するバッテリと、を有し、バッテリに対して外部の電源から充電が行われている場合に、所定の冷却機構を用いてバッテリを冷却するように構成されている。
上述の実施形態によれば、バッテリが外部の電源から充電が行われている場合に、所定の冷却機構を用いてバッテリを冷却することで、バッテリの劣化を生じさせることなく、バッテリの充電速度を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る建設機械の一例であるショベル(掘削機)を示す側面図である。 図2は、実施形態に係るショベルの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図3は、実施形態に係るショベルに搭載される、バッテリ冷却システム及び空調システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るバッテリコントローラ及びショベルコントローラが行う処理を示したフローチャートを示した図である。図4は、実施形態に係るバッテリコントローラ及びショベルコントローラが行う処理を示したフローチャートを示した図である。 図5は、実施形態に係る空調コントローラが行う処理を示したフローチャートを示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。また、以下で説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。なお、各図面において同一の又は対応する構成には同一の又は対応する符号を付し、説明を省略することがある。
[ショベルの概要]
まず、図1を参照して、電動ショベルの一例としてのショベル200の概要を説明する。
本実施形態に係るショベル200は、下部走行体1と、旋回機構2を介して旋回可能に下部走行体1に搭載される上部旋回体3と、アタッチメントとしてのブーム4、アーム5、及びバケット6と、キャビン10とを備える。
下部走行体1は、例えば、左右一対のクローラを含み、それぞれのクローラが走行油圧モータ1A,1B(図2参照)で油圧駆動されることにより、自走する。
上部旋回体3は、旋回機構2を通じて、旋回油圧モータ2M(図2参照)で油圧駆動されることにより、下部走行体1に対して旋回する。メインポンプ14(図2参照)から供給される作動油で全ての被駆動要素(例えば、旋回油圧モータ2M)が油圧駆動される。いわゆる油圧ショベルの動力源(エンジン)をポンプ用電動機12に置換した構成に相当する。
また、上部旋回体3は、旋回油圧モータ2Mの代わりに、バッテリモジュール19から供給される電力で駆動する旋回用電動機によって旋回駆動されてもよい。この場合、例えば、ショベル200は、バッテリモジュール19から電力変換装置100及びインバータを介して旋回用電動機に接続される。そして、旋回用電動機は、ショベルコントローラ30及びインバータの制御下で、上部旋回体3を旋回駆動する力行運転、及び回生電力を発生させて上部旋回体3を旋回制動する回生運転を行ってもよい。また、旋回用電動機は、インバータを介して、回生電力をバッテリモジュール19やポンプ用電動機12に供給してもよい。
ブーム4は、上部旋回体3の前部中央に俯仰可能に取り付けられ、ブーム4の先端には、アーム5が上下回動可能に取り付けられ、アーム5の先端には、バケット6が上下回動可能に取り付けられる。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、それぞれ、油圧アクチュエータとしてのブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9により油圧駆動される。
バケット6は、エンドアタッチメントの一例であり、アーム5の先端には、作業内容等に応じて、バケット6の代わりに、他のエンドアタッチメントが取り付けられてもよい。他のエンドアタッチメントは、例えば、法面用バケット、浚渫用バケット等のバケット6と異なる種類のバケットであってよい。また、他のエンドアタッチメントは、例えば、ブレーカ、攪拌機、グラップル等のバケットと異なる種類のエンドアタッチメントであってもよい。
キャビン10は、上部旋回体3の前部左側に搭載され、その内部(室内)には、オペレータが着座する操縦席や後述する操作装置26(図2参照)等が設けられる。
ショベル200は、キャビン10に搭乗するオペレータの操作に応じて、下部走行体1(左右のクローラ)、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の被駆動要素を動作させる。
また、ショベル200は、キャビン10に搭乗するオペレータによって操作可能に構成されるのに代えて、或いは、加えて、ショベル200の外部から遠隔操作(リモート操作)が可能に構成されてもよい。ショベル200が遠隔操作される場合、キャビン10の内部は、無人状態であってもよい。以下、オペレータの操作には、キャビン10のオペレータの操作装置26に対する操作、及び外部のオペレータの遠隔操作の少なくとも一方が含まれる前提で説明を進める。
遠隔操作には、例えば、所定の外部装置で行われるショベル200のアクチュエータに関する操作入力によって、ショベル200が操作される態様が含まれる。この場合、ショベル200は、所定の外部装置と通信可能な(図示しない)通信装置を搭載し、例えば、(図示しない)撮像装置が出力する画像情報(撮像画像)を外部装置に送信してよい。そして、外部装置は、自装置に設けられる表示装置(以下、「遠隔操作用表示装置」)に受信される画像情報(撮像画像)を表示させてよい。また、ショベル200のキャビン10の内部の出力装置50(表示装置)に表示される各種の情報画像(情報画面)は、同様に、外部装置の遠隔操作用表示装置にも表示されてよい。これにより、外部装置のオペレータは、例えば、遠隔操作用表示装置に表示されるショベル200の周囲の様子を表す撮像画像や情報画面等の表示内容を確認しながら、ショベル200を遠隔操作することができる。そして、ショベル200は、通信装置により外部装置から受信される、遠隔操作の内容を表す遠隔操作信号に応じて、油圧アクチュエータを動作させ、下部走行体1(左右のクローラ)、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の被駆動要素を駆動してよい。
また、遠隔操作には、例えば、ショベル200の周囲の人(例えば、作業者)のショベル200に対する外部からの音声入力やジェスチャ入力等によって、ショベル200が操作される態様が含まれてよい。具体的には、ショベル200は、ショベル200(自機)に搭載される音声入力装置(例えば、マイクロフォン)やジェスチャ入力装置(例えば、撮像装置)等を通じて、周囲の作業者等により発話される音声や作業者等により行われるジェスチャ等を認識する。そして、ショベル200は、認識した音声やジェスチャ等の内容に応じて、アクチュエータを動作させ、下部走行体1(左右のクローラ)、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の被駆動要素を駆動してもよい。
また、ショベル200は、オペレータの操作の内容に依らず、自動でアクチュエータを動作させてもよい。これにより、ショベル200は、下部走行体1(クローラ1CL,1CR)、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の被駆動要素の少なくとも一部を自動で動作させる機能(いわゆる「自動運転機能」或いは「マシンコントロール機能」)を実現する。
自動運転機能には、オペレータの操作装置26に対する操作や遠隔操作に応じて、操作対象の被駆動要素(油圧アクチュエータ)以外の被駆動要素(アクチュエータ)を自動で動作させる機能(いわゆる「半自動運機能」)が含まれてよい。また、自動運転機能には、オペレータの操作装置26に対する操作や遠隔操作がない前提で、複数の被駆動要素(アクチュエータ)の少なくとも一部を自動で動作させる機能(いわゆる「完全自動運転機能」)が含まれてよい。ショベル200において、完全自動運転機能が有効な場合、キャビン10の内部は無人状態であってよい。また、半自動運転機能や完全自動運転機能等には、自動運転の対象の被駆動要素(アクチュエータ)の動作内容が予め規定されるルールに従って自動的に決定される態様が含まれてよい。また、半自動運転機能や完全自動運転機能等には、ショベル200が自律的に各種の判断を行い、その判断結果に沿って、自律的に自動運転の対象の被駆動要素(アクチュエータ)の動作内容が決定される態様(いわゆる「自律運転機能」)が含まれてもよい。
[ショベルの構成]
次に、図1に加えて、図2を参照して、本実施形態に係るショベル200の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るショベル200の構成の一例を概略的に示すブロック図である。
なお、図2において、機械的動力ラインは二重線、油圧ラインは太い実線、パイロットラインは破線、電気駆動・制御ラインは細い実線でそれぞれ示される。
<油圧駆動系>
本実施形態に係るショベル200の油圧駆動系は、下部走行体1、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の被駆動要素のそれぞれを油圧駆動する走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2M、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9等の油圧アクチュエータを含む。また、本実施形態に係るショベル200の油圧駆動系は、ポンプ用電動機12と、メインポンプ14と、コントロールバルブ17とを含む。
ポンプ用電動機12(電動アクチュエータの一例)は、油圧駆動系の動力源である。ポンプ用電動機12は、例えば、IPM(Interior Permanent Magnet)モータである。ポンプ用電動機12は、インバータ18Aを介してバッテリモジュール19及び電力変換装置100を含む高圧電源と接続される。ポンプ用電動機12は、インバータ18Aを介してバッテリモジュール19から供給される三相交流電力で力行運転し、メインポンプ14及びパイロットポンプ15を駆動する。ポンプ用電動機12の駆動制御は、後述するショベルコントローラ30の制御下で、インバータ18Aにより実行されてよい。
メインポンプ14は、作動油タンクTから作動油を吸い込み、高圧油圧ライン16に吐出することにより、高圧油圧ライン16を通じてコントロールバルブ17に作動油を供給する。メインポンプ14は、ポンプ用電動機12により駆動される。メインポンプ14は、例えば、可変容量式油圧ポンプであり、後述するショベルコントローラ30の制御下で、レギュレータ(不図示)が斜板の角度(傾転角)を制御する。これにより、メインポンプ14は、ピストンのストローク長を調整し、吐出流量(吐出圧)を調整することができる。
なお、メインポンプ14は、ポンプ用電動機12に加えて、他の動力源からの動力で駆動されてもよい。例えば、ブーム4の下げ動作時やアーム5の閉じ動作時にブーム4やアーム5の自重でブームシリンダ7やアームシリンダ8から作動油タンクに排出される作動油のエネルギを回生し、メインポンプ14を駆動してもよい。具体的には、ブーム4の下げ動作時やアーム5の閉じ動作時にブーム4やアーム5の自重でブームシリンダ7やアームシリンダ8から作動油タンクに排出される作動油のエネルギで、メインポンプ14の回転軸と同軸で配置される油圧モータを駆動させてよい。また、ブーム4の下げ動作時やアーム5の閉じ動作時にブーム4やアーム5の自重でブームシリンダ7やアームシリンダ8から作動油タンクに排出される作動油のエネルギを回生し、発電機に発電を行わせてもよい。具体的には、ブーム4の下げ動作時やアーム5の閉じ動作時にブーム4やアーム5の自重でブームシリンダ7やアームシリンダ8から作動油タンクに排出される作動油のエネルギで、発電機と同軸に配置される油圧モータを駆動することにより、発電機に発電を行わせてよい。この場合、発電機の発電電力は、ポンプ用電動機12に供給されたり、バッテリモジュール19に充電されたりしてよい。
コントロールバルブ17は、オペレータの操作や自動運転機能に対応する操作指令に応じて、油圧駆動系の制御を行う油圧制御装置である。コントロールバルブ17は、上述の如く、高圧油圧ライン16を介してメインポンプ14と接続され、メインポンプ14から供給される作動油を、油圧アクチュエータ(走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2M、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9)に選択的に供給可能に構成される。例えば、コントロールバルブ17は、メインポンプ14から油圧アクチュエータのそれぞれに供給される作動油の流量と流れる方向とを制御する複数の制御弁(方向切換弁)を含むバルブユニットである。メインポンプ14から供給され、コントロールバルブ17や油圧アクチュエータを通流した作動油は、コントロールバルブ17から作動油タンクTに排出される。
<電気駆動系>
本実施形態に係るショベル200の電気駆動系は、ポンプ用電動機12と、センサ12sと、インバータ18Aとを含む。また、本実施形態に係るショベル200の電気駆動系は、バッテリモジュール19及び電力変換装置100等により構成される高圧電源を含む。
センサ12sは、電流センサ12s1と、電圧センサ12s2と、回転状態センサ12s3とを含む。
電流センサ12s1は、ポンプ用電動機12の三相(U相、V相、及びW相)のそれぞれの電流を検出する。電流センサ12s1は、例えば、ポンプ用電動機12とインバータ18Aの間の電力経路に設けられる。電流センサ12s1により検出されるポンプ用電動機12の三相それぞれの電流に対応する検出信号は、通信線を通じて、直接的に、インバータ18Aに取り込まれる。また、当該検出信号は、通信線を通じて、ショベルコントローラ30に取り込まれ、ショベルコントローラ30経由で、インバータ18Aに入力されてもよい。
電圧センサ12s2は、ポンプ用電動機12の三相のそれぞれの印加電圧を検出する。電圧センサ12s2は、例えば、ポンプ用電動機12とインバータ18Aの間の電力経路に設けられる。電圧センサ12s2により検出されるポンプ用電動機12の三相それぞれの印加電圧に対応する検出信号は、通信線を通じて、直接的に、インバータ18Aに取り込まれる。また、当該検出信号は、通信線を通じて、ショベルコントローラ30に取り込まれ、ショベルコントローラ30経由で、インバータ18Aに入力されてもよい。
回転状態センサ12s3は、ポンプ用電動機12の回転状態(例えば、回転位置(回転角)、回転速度等)を検出する。回転状態センサ12s3は、例えば、ロータリエンコーダやレゾルバである。
インバータ18Aは、ショベルコントローラ30の制御下で、ポンプ用電動機12を駆動制御する。インバータ18Aは、例えば、直流電力を三相交流電力に変換したり、三相交流電力を直流電力に変換したりする変換回路と、変換回路をスイッチ駆動する駆動回路と、駆動回路の動作を規定する制御信号(例えば、PWM(Pulse Width Modulation)信号)を出力する制御回路とを含む。
インバータ18Aの制御回路は、ポンプ用電動機12の動作状態を把握しながら、ポンプ用電動機12の駆動制御を行う。例えば、インバータ18Aの制御回路は、回転状態センサ12s3の検出信号に基づき、ポンプ用電動機12の動作状態を把握する。また、インバータ18Aの制御回路は、電流センサ12s1の検出信号及び電圧センサ12s2の検出信号(或いは制御過程で生成する電圧指令値)に基づき、逐次、ポンプ用電動機12の回転軸の回転角等を推定することにより、ポンプ用電動機12の動作状態を把握してもよい。
なお、インバータ18Aの駆動回路及び制御回路の少なくとも一方は、インバータ18Aの外部に設けられてもよい。
バッテリモジュール19は、充電された電力を、ショベル200内の電子部品に供給するための構成とする。具体的な構成については後述する。
電力変換装置100は、バッテリモジュール19の電力を昇圧したり、インバータ18Aを経由してポンプ用電動機12からの電力を降圧し、バッテリモジュール19に蓄電させたりする。電力変換装置100は、ポンプ用電動機12の運転状態に応じて、DC(Direct Current)バス110の電圧値が一定の範囲内に収まるように昇圧動作と降圧動作とを切り替える。電力変換装置100の昇圧動作と降圧動作との切替制御は、例えば、DCバス110の電圧検出値、バッテリモジュール19の電圧検出値、及びバッテリモジュール19の電流検出値に基づき、ショベルコントローラ30により実行されてよい。
なお、バッテリモジュール19の出力電圧を昇圧してポンプ用電動機12に印加する必要が無い場合、電力変換装置100は省略されてもよい。
<操作系>
本実施形態に係るショベル200の操作系は、パイロットポンプ15と、操作装置26と、圧力制御弁31とを含む。
パイロットポンプ15は、パイロットライン25を介してショベル200に搭載される各種油圧機器(例えば、圧力制御弁31)にパイロット圧を供給する。これにより、圧力制御弁31は、ショベルコントローラ30の制御下で、操作装置26の操作内容(例えば、操作量や操作方向)に応じたパイロット圧をコントロールバルブ17に供給することができる。そのため、ショベルコントローラ30及び圧力制御弁31は、オペレータの操作装置26に対する操作内容に応じた被駆動要素(油圧アクチュエータ)の動作を実現することができる。また、圧力制御弁31は、ショベルコントローラ30の制御下で、遠隔操作信号で指定される遠隔操作の内容に応じたパイロット圧をコントロールバルブ17に供給することができる。パイロットポンプ15は、例えば、固定容量式油圧ポンプであり、上述の如く、ポンプ用電動機12により駆動される。
操作装置26は、キャビン10の操縦席のオペレータから手の届く範囲に設けられ、オペレータがそれぞれの被駆動要素(即ち、下部走行体1の左右のクローラ、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等)の操作を行うために用いられる。換言すれば、操作装置26は、オペレータがそれぞれの被駆動要素を駆動する油圧アクチュエータ(例えば、走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2M、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9等)の操作を行うために用いられる。操作装置26は、例えば、電気式であり、オペレータによる操作内容に応じた電気信号(以下、「操作信号」)を出力する。操作装置26から出力される操作信号は、ショベルコントローラ30に取り込まれる。これにより、ショベルコントローラ30は、圧力制御弁31を制御し、オペレータの操作内容や自動運転機能に対応する操作指令等に合わせて、ショベル200の被駆動要素(アクチュエータ)の動作を制御することができる。
操作装置26は、例えば、レバー26A~26Cを含む。レバー26Aは、例えば、前後方向及び左右方向の操作に応じて、アーム5(アームシリンダ8)及び上部旋回体3(旋回動作)のそれぞれに関する操作を受け付け可能に構成されてよい。レバー26Bは、例えば、前後方向及び左右方向の操作に応じて、ブーム4(ブームシリンダ7)及びバケット6(バケットシリンダ9)のそれぞれに関する操作を受け付け可能に構成されてよい。レバー26Cは、例えば、下部走行体1(クローラ)の操作を受け付け可能に構成されてよい。
なお、コントロールバルブ17が電磁パイロット式の制御弁(方向切換弁)で構成される場合、電気式の操作装置26の操作信号は、コントロールバルブ17に直接入力され、それぞれの油圧制御弁が操作装置26の操作内容に応じた動作を行う態様であってもよい。また、操作装置26は、操作内容に応じたパイロット圧を出力する油圧パイロット式であってもよい。この場合、操作内容に応じたパイロット圧は、コントロールバルブ17に供給される。
圧力制御弁31は、ショベルコントローラ30の制御下で、パイロットポンプ15からパイロットライン25を通じて供給される作動油を用いて、所定のパイロット圧を出力する。圧力制御弁31の二次側のパイロットラインは、コントロールバルブ17に接続され、圧力制御弁31から出力されるパイロット圧は、コントロールバルブ17に供給される。
<制御系>
本実施形態に係るショベル200の制御系は、ショベルコントローラ30と、出力装置50と、入力装置52とを含む。
ショベルコントローラ30は、それぞれの機能が任意のハードウェア、或いは、任意のハードウェア及びソフトウェアの組み合わせ等により実現されてよい。例えば、ショベルコントローラ30は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置(主記憶装置)、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性の補助記憶装置、及び外部との入出力用のインタフェース装置等を含むコンピュータを中心に構成されてよい。
ショベルコントローラ30は、ショベル200の駆動制御を行う。ショベルコントローラ30は、例えば、操作装置26から入力される操作信号に応じて、圧力制御弁31に制御指令を出力し、圧力制御弁31から操作装置26の操作内容に応じたパイロット圧を出力させる。これにより、ショベルコントローラ30は、電気式の操作装置26の操作内容に対応するショベル200の被駆動要素(油圧アクチュエータ)の動作を実現させることができる。
また、ショベル200が遠隔操作される場合、ショベルコントローラ30は、例えば、遠隔操作に関する制御を行ってもよい。具体的には、ショベルコントローラ30は、圧力制御弁31に制御指令を出力し、圧力制御弁31から遠隔操作の内容に応じたパイロット圧を出力させてよい。これにより、ショベルコントローラ30は、遠隔操作の内容に対応するショベル200(被駆動要素)の動作を実現させることができる。
また、ショベルコントローラ30は、例えば、自動運転機能に関する制御を行ってもよい。具体的には、ショベルコントローラ30は、圧力制御弁31に制御指令を出力し、自動運転機能に対応する操作指令に応じたパイロット圧を圧力制御弁31からコントロールバルブ17に作用させてよい。これにより、ショベルコントローラ30は、自動運転機能に対応するショベル200の被駆動要素(油圧アクチュエータ)の動作を実現させることができる。
ショベルコントローラ30は、ショベル200の全体(ショベル200に搭載される各種機器)の動作を統合的に制御してよい。
ショベルコントローラ30は、空調コントローラ81との間で相互通信を行うことで、ショベル200の空調に関する制御を行ってよい。また、ショベルコントローラ30は、例えば、バッテリ冷却システム90の第1ウォータポンプ91の稼働及び停止に関する制御を行ってよい。また、ショベルコントローラ30は、例えば、後述するバッテリ冷却システム90のラジエータ93の稼働及び停止に関する制御を行ってよい。なお、バッテリ冷却システム90、第1ウォータポンプ91、及びラジエータ93については後述する。
ショベルコントローラ30は、入力される各種情報(例えば、操作装置26の操作信号を含む制御指令等)に基づき、電気駆動系の駆動制御を行う。
また、ショベルコントローラ30は、例えば、操作装置26の操作状態に基づき、電力変換装置100を駆動し、電力変換装置100の昇圧運転と降圧運転、換言すれば、バッテリモジュール19の放電状態と充電状態との切替制御を行ってよい。また、ショベルコントローラ30は、例えば、ショベル200が遠隔操作される場合、遠隔操作の内容に基づき、電力変換装置100を駆動し、バッテリモジュール19の放電状態と充電状態との切替制御を行ってよい。また、ショベルコントローラ30は、例えば、ショベル200の自動運転機能が有効な場合、自動運転機能に対応する操作指令に基づき、電力変換装置100を駆動し、バッテリモジュール19の放電状態と充電状態との切替制御を行ってよい。
出力装置50は、キャビン10内に設けられ、ショベルコントローラ30の制御下で、オペレータに向けて各種情報を出力する。出力装置50は、例えば、視覚的な方法で情報をオペレータに出力(通知)する表示装置を含む。表示装置は、例えば、キャビン10内のオペレータから視認し易い場所に設置され、ショベルコントローラ30の制御下で、各種情報画像を表示してよい。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。また、出力装置50は、例えば、オペレータに対して聴覚的な方法で情報を出力する音出力装置を含む。音出力装置は、例えば、ブザーやスピーカ等である。
入力装置52は、キャビン10内に設けられ、オペレータからの各種入力を受け付ける。入力装置52は、例えば、オペレータの操作入力を受け付ける操作入力装置を含んでよい。操作入力装置は、例えば、ボタン、トグル、レバー、タッチパネル、タッチパッド等を含む。また、入力装置52は、例えば、オペレータからの音声入力を受け付ける音声入力装置やオペレータからのジェスチャ入力を受け付けるジェスチャ入力装置を含んでもよい。音声入力装置は、例えば、キャビン10内のオペレータの音声を取得するマイクロフォンを含む。また、ジェスチャ入力装置は、例えば、キャビン10内のオペレータのジェスチャの様子を撮像可能な室内カメラを含む。入力装置52で受け付けられるオペレータからの入力に対応する信号は、ショベルコントローラ30に取り込まれる。
<バッテリ周辺構成>
図3は、本実施形態に係るショベル200に搭載される、バッテリ冷却システム及び空調システムの構成例を示す図である。電源ケーブルは細い実線、信号線は点線、液体(例えば冷却水)の流路は太線でそれぞれ示される。
ショベル200は、バッテリモジュール19の充電を行うための構成として、普通充電用車両インレット101と、急速充電用車両インレット102と、を含む。
普通充電用車両インレット101は、外部の電源の所定のケーブル(以下「充電ケーブル」と称する)の先端部に設けられた充電コネクタと接続可能に構成される。
車載充電器103は、普通充電用車両インレット101を介して、外部の電源から供給された交流電力を、バッテリ192に充電可能な直流電力に変換して、バッテリモジュール19に供給する。
急速充電用車両インレット102は、外部の電源の充電ケーブルの先端部に設けられた充電コネクタと接続可能に構成される。急速充電用車両インレット102は、例えば、CHAdeMO(登録商標)に基づいた急速充電を行うためのインレットである。本実施形態では、このような直流の充電方法を用いることで、車載充電器(例えば、AC―DCコンバータを含む)を介さずに、バッテリモジュール19に直流電力を供給できる。
本実施形態に係るショベル200のバッテリモジュール19は、ショベル200内の各構成に電力を供給する。
バッテリモジュール19は、バッテリコントローラ191と、バッテリ192と、PTCヒータ193と、温度センサ194と、を含む。
バッテリ192は、ショベル200内の各種構成に対して電力を供給する。例えば、バッテリ192は、充電(蓄電)された電力をポンプ用電動機12(図2参照)に供給する。また、バッテリ192は、ポンプ用電動機12の発電電力(回生電力)を充電してもよい。
バッテリ192は、外部の電源と充電ケーブルで接続されることにより充電(蓄電)される。
バッテリ192は、例えば、リチウムイオンバッテリであり、相対的に高い出力電圧(例えば、数百ボルト)を有する。
温度センサ194は、バッテリ192の表面温度を検出する。
PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ193は、電熱線ヒータの一種であって、バッテリコントローラ191からの制御に従って、バッテリ192を加熱する制御を行う。
バッテリコントローラ191(制御部の一例)は、バッテリモジュール19内部の構成を制御する。例えば、バッテリコントローラ191は、温度センサ194で検出されたバッテリ192の表面温度に基づいて、バッテリ192の温度状況の監視を行う。さらに、バッテリコントローラ191は、バッテリ192の温度状況に基づいた制御を行ってもよい。
例えば、バッテリ192を充電する際、気温が低い場合には充電効率が低下する傾向にある。このため、温度センサ194が検出したバッテリ192の表面温度が第1閾値(例えば0度)以下の場合には、バッテリコントローラ191は、PTCヒータ193でバッテリ192を加熱する制御を行ってから、充電を開始するように制御する。
バッテリコントローラ191は、外部の電源と充電ケーブルで接続されたと判定した場合(換言すれば、充電可能な状態であると判定された場合)に、外部の電源が設けられた充電設備との間で通信を行う。バッテリコントローラ191は、当該充電設備と通信によって、充電設備から電力の供給が許可された場合に、外部の電源からの充電が開始される。また、バッテリコントローラ191は、充電設備との間の通信で、外部の電源から供給される電力量の調整を行ってもよい。
さらに、バッテリコントローラ191は、バッテリ192のSOC(State Of Charge)を算出し、算出したSOCに基づいた制御を行ってもよい。
例えば、バッテリコントローラ191は、バッテリ192のSOCを検出し、満充電状態になったと判定した場合に、充電設備との間の通信で、外部の電源からバッテリ192への充電を終了させるよう制御する。
バッテリコントローラ191は、温度センサ194によるバッテリ192の温度状況を、ショベルコントローラ30に出力する。これにより、ショベルコントローラ30は、バッテリ192の温度状況に基づいて、バッテリ冷却システム90を制御できる。
<バッテリ冷却システム>
バッテリ冷却システム90(所定の冷却機構の一例)は、第1ウォータポンプ91と、熱交換器92と、ラジエータ93(冷却機器の一例)と、を備えると共に、冷却水が循環する流路を形成する第1水循環流路94(第1流路の一例)を備えている。バッテリ冷却システム90は、バッテリモジュール19内のバッテリ192を冷却させるための機構であって、例えば、バッテリ192が充電等で生じた発熱を冷却する。
従来、バッテリは自然空冷によって冷却する傾向にあった。しかしながら、バッテリに対する急速充電等が行われることも多い。このため、バッテリに対する効率的な冷却が求められていた。
そこで、本実施形態に係るバッテリ冷却システム90は、温度センサ194で検出された温度に基づいて、第1水循環流路94を流れる冷却水を循環させて、バッテリ192を冷却する。当該制御によって、バッテリ192の効率的な冷却が実現できる。したがって、充電効率の上昇や安全性の向上を実現できる。
第1水循環流路94は、第1ウォータポンプ91と、バッテリモジュール19内のバッテリ192と、熱交換器92と、ラジエータ93と、の間で冷却水を循環させる経路である。
第1ウォータポンプ91は、ショベルコントローラ30からの制御に従って、第1水循環流路94から流れてくる冷却水を吸い込み、吐出することにより、第1水循環流路94内の冷却水を循環させる。
ラジエータ93は、ショベルコントローラ30からの制御に従って、第1水循環流路94から流れてくる冷却水の熱を放熱する。当該制御によって、第1水循環流路94を流れる冷却水を冷却できる。
ラジエータ93は、水温センサ93Aを備える。水温センサ93Aは、第1水循環流路94から流れてくる冷却水の温度を検出し、検出結果をショベルコントローラ30に送信する。
熱交換器92は、バッテリ冷却システム90と、暖房システム80との間に設けられ、第1水循環流路94を循環する冷却水と、第2水循環流路86を循環する冷却水と、の間で熱を交換する。
ショベルコントローラ30は、バッテリ192に対して外部の電源から充電が行われている場合に、バッテリ冷却システム90(所定の冷却機構の一例)を用いてバッテリを冷却する制御を行う。
具体的には、ショベルコントローラ30は、バッテリ192に対して外部の電源から充電が行われている間に、バッテリモジュール19内の温度センサ194からの検知結果に基づいて、バッテリ192の冷却が必要と判定した場合に、第1ウォータポンプ91の動作を開始させる。
第1ウォータポンプ91の動作を開始させた後、バッテリ冷却システム90は、バッテリ192と、第1水循環流路94(第1流路の一例)を循環する冷却水(第1液体の一例)と、の間で熱交換することで、バッテリ192を冷却する。なお、本実施形態では、バッテリ192を冷却手法として、バッテリ冷却システム90(所定の冷却機構の一例)による液冷式を用いる例について説明する。しかしながら、本実施形態は、バッテリ192の冷却機構を、液冷式の冷却機構に制限するものではなく、例えば、空冷式の冷却機構等を用いてもよい。
さらに、ショベルコントローラ30は、温度センサ194からの検知結果によって、バッテリ192の温度が第1基準値(例えば25度)より大きいと判定した場合、ショベルコントローラ30は、空調コントローラ81に第2水循環流路86の冷却水の循環を開始させるよう制御信号を出力する。
暖房システム80の第2水循環流路86の冷却水の循環が開始した場合、熱交換器92は、バッテリ192との間の熱交換で温度が上昇した、第1水循環流路94の冷却水から、第2水循環流路86の冷却水に熱を移動させる。
さらに、ショベルコントローラ30は、バッテリ192の充電を行っている間に、温度センサ194からの検知結果によって、バッテリ192の温度が第2基準値(例えば、35度)より大きいと判定した場合、さらなる冷却が必要とみなし、ショベルコントローラ30は、第1水循環流路94上に設けられたラジエータ(具体的にはラジエータファン)93を動作させる。これにより、バッテリ192のさらなる冷却を実現できる。
上述したバッテリ冷却システム90によって、バッテリ192に対して適切な冷却を行うことができる。本実施形態においては、バッテリ冷却システム90と共に、暖房システム80が設けられた例とする。本実施形態では、熱交換器92を設けたことで、バッテリ冷却システム90と、暖房システム80と、の間で熱交換を可能としている。次に、暖房システム80の具体的な構成について説明する。
<暖房システム>
暖房システム80は、空調コントローラ81と、第2ウォータポンプ82と、水加熱ヒータ83と、HVAC84と、三方弁85と、熱交換器92と、を備えると共に、冷却水が循環する流路を形成する第2水循環流路86が形成されている。暖房システム80は、キャビン10内の空気を温めるために設けられている。
第2水循環流路86は、少なくとも、第2ウォータポンプ82と、水加熱ヒータ83と、HVAC84と、の間で冷却水を循環させる流路である。さらに、第2水循環流路86は、三方弁85の切り替えによって、熱交換器92を冷却水の循環させる流路に含めることもできる。
第2ウォータポンプ82は、空調コントローラ81からの制御に従って、第2水循環流路86から流れてくる冷却水を吸い込み、吐出することにより、第2水循環流路86内の冷却水を循環させる。
水加熱ヒータ83(加熱ヒータの一例)は、空調コントローラ81からの制御に従って、第2水循環流路86(第2流路の一例)を流れる冷却水を加熱する制御を行う。水加熱ヒータは、冷却水を加熱可能なヒータであればよく。例えば、PTCヒータを用いてもよい。
また、水加熱ヒータ83は、水温センサ83Aを備える。水温センサ83Aは、第2水循環流路86内の水温の検出結果を、空調コントローラ81に出力する。
HVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)84(空調装置の一例)は、キャビン10内部の空気の状態を調整できるように構成されている。空気の状態とは、例えば、温度又は湿度等である。本実施形態に係るHVAC84は、送風機、熱交換器、及び加湿器等の空気の状態を調整するための機器を一体的に含む装置ユニットである。
例えば、HVAC84は、第2水循環流路86によって冷却水が循環している時に、空調コントローラ81からの制御に従って、水加熱ヒータ83で加熱された冷却水から熱交換器で熱を取り出して、キャビン10内の空気の温度を調整(例えば昇温)する。
三方弁85(切替弁の一例)は、第2水循環流路86の一部である、熱交換器92を通過する第1分岐流路86Aと、熱交換器92を通過しない(熱交換器92を迂回する)第2分岐流路86Bと、を切り替える弁である。三方弁85による流路の切り替えは、空調コントローラ81からの制御に基づいて行われる。
空調コントローラ81は、暖房システム80全体を制御する。具体的には、空調コントローラ81は、ショベルコントローラ30からの制御信号、及び水温センサ84A、83Aの検出結果に従って、HVAC84、第2ウォータポンプ82、水加熱ヒータ83、及び三方弁85を制御する。
例えば、空調コントローラ81は、ショベルコントローラ30から、第2水循環流路86の冷却水を循環させる制御信号を受信した場合、第2ウォータポンプ82の動作を開始させる。その際、空調コントローラ81は、熱交換器92を通過する第1分岐流路86Aを冷却水が循環するように三方弁85を制御する。これにより、バッテリ冷却システム90と暖房システム80との間で熱交換が開始される。
ところで、ショベルが寒冷地(例えば、気温-20度)に存在する場合、暖房システムに設けられた水循環流路を流れる冷却水(不凍液とする)の温度も、気温と同様に低くなっている。このような状況で、HVACが暖房機能を発揮できるよう、水加熱ヒータで加熱を行う場合、冷却水の温度を"-20度"から"80度~100度"くらいまで上昇させる必要がある。当該加熱制御には、非常に多くの電力を消費することになる。
例えば、ショベルが充電を行う間に、キャビン内の暖房を行う場合、外部の電源から供給される電力を、バッテリの充電と、キャビン内の暖房と、に分配すると、通常の充電よりも時間を要する可能性がある。
一方、バッテリの充電を行う場合には、充電によってバッテリが発熱するため、バッテリを冷却する必要がある。通常、バッテリの冷却によって生じた熱は排熱として扱われることが多く、例えば、大気中に放出される傾向にある。このようにバッテリの冷却によって生じた熱は、有効に利用されていない傾向にある。
他の例としては、バッテリから供給される電力で動作する電動式のショベルの場合、稼働時間と比べてバッテリ容量を小さくする傾向にあるため、隙間時間(例えばオペレータの休憩時間)を利用して急速充電が実行されると考えられる。急速充電の電流は大きいため、バッテリの発熱も大きくなり、より多くの排熱が生じると考えられる。一方、隙間時間(例えばオペレータの休憩時間)において、オペレータがキャビンにいない状態でも、作業開始までにキャビン内を暖房したいという要求もある。
そこで、本実施形態においては、バッテリ冷却システム90と、暖房システム80と、の間に、熱交換器92を設けて、有効な熱利用を行う。
例えば、第2水循環流路86の冷却水の循環を開始した場合、熱交換器92は、第1水循環流路94で循環している冷却水から熱を、第2水循環流路86の冷却水に受け渡す。これにより、第2水循環流路86を循環する冷却水は、第1水循環流路94で循環している冷却水の温度(例えば40度)と略同一の温度まで上昇させることができる。
第2水循環流路86を循環する冷却水の温度が、第1水循環流路94で循環している冷却水の温度(例えば40度)に到達したとしても、HVAC84で暖房するためには、循環する冷却水の温度をさらに上昇させる必要がある。
そこで、空調コントローラ81は、第2水循環流路86の第1分岐流路86Aを通る冷却水に熱交換器92で熱を移動させた後、水温センサ84A又は水温センサ83Aで検出された冷却水(第2液体)の温度が、加熱開始用閾値(例えば40度)以上になったか否かを判定する。そして、空調コントローラ81は、検出された冷却水(第2液体)の温度が、加熱開始用閾値以上と判定した場合、三方弁85を制御して、第1分岐流路86Aから、第2分岐流路86Bに冷却水が通るように切り替えさせる。さらに、空調コントローラ81は、第2水循環流路86に設けられた水加熱ヒータ83(加熱器の一例)を用いて、第2水循環流路86を流れる冷却水を加熱させるよう制御する。なお、低温環境下においては、水温センサ84A又は水温センサ83Aで検出された冷却水(第2液体)の温度が加熱開始閾値に達しない場合もある。当該冷却水の温度が加熱開始閾値に達していなくとも、入力装置52等からの入力によって暖房要求を受け付けた場合、又は充電完了時の温度設定に基づいて逆算された暖房動作開始の条件を満たした場合、空調コントローラ81は、三方弁85を制御して、第1分岐流路86Aから、第2分岐流路86Bに冷却水が通るように切り替えさせると共に、水加熱ヒータ83(加熱器の一例)を用いて、第2水循環流路86を流れる冷却水を加熱させるよう制御してもよい。なお、充電完了時の温度設定に基づいて逆算された暖房動作開始の条件とは、例えば、オペレータによる操作で予約された温度設定に基づいて、充電完了時(所定の時刻の一例)に所定の目標温度にするための暖房動作開始の条件とする。なお、具体的な暖房動作開始の条件の算出手法は、キャビン10等の実施態様に応じて定められる条件として説明を省略する。
当該制御によって、第2水循環流路86を流れる冷却水の温度を"80度~100度"程度まで上昇させて、HVAC84でキャビン10内を暖房できる。
空調コントローラ81は、三方弁85を用いて、第2分岐流路86Bに冷却水を循環させ、第1分岐流路86Aには冷却水が循環しないよう制御したことで、水加熱ヒータ83で温められた冷却水の熱が、バッテリ冷却システム90内に取り込まれるのを抑制できる。つまり、バッテリ冷却システム90のバッテリ192の冷却効率の低減を抑制できる。
本実施形態では、温度センサ194からの検知結果によって、バッテリ192の温度が、第1水循環流路94と同等の温度まで上昇させてから、水加熱ヒータ83による加熱を行うことで、エネルギの効率的な利用を実現できる。
<実施形態に係る外部の電源からの給電時の処理の説明>
次に、本実施形態に係るショベル200が外部の電源からの給電時に行われる処理について説明する。
図4は、本実施形態に係るバッテリコントローラ191及びショベルコントローラ30が行う処理を示したフローチャートを示した図である。
まず、バッテリコントローラ191は、普通充電用車両インレット101又は急速充電用車両インレット102から充電ケーブルが外部の電源に接続されたか否かを判定する(S401)。外部の電源に接続されていないと判定した場合(S401:No)、接続されたと判定するまで、当該処理を繰り返す。
そして、バッテリコントローラ191は、普通充電用車両インレット101又は急速充電用車両インレット102から充電ケーブルが外部の電源に接続されたと判定した場合(S401:Yes)、温度センサ194が検出した温度が第1閾値(例えば0度)以下か否かを判定する(S402)。温度センサ194が検出した温度が第1閾値より大きいと判定した場合(S402:No)、S406の処理を行う。
一方、バッテリコントローラ191は、温度センサ194が検出した温度が、第1閾値(例えば0度)以下と判定した場合(S402:Yes)、PTCヒータ193による加熱を開始する(S403)。
つまり、バッテリ192の温度が低い場合には、バッテリ192への充電効率が低下する。そこで、本実施形態では、バッテリ192をPTCヒータ193で温めてから充電を開始するよう制御する。なお、PTCヒータ193に供給する電力は、バッテリ192からでもよいし、外部の電源からでもよい。
そして、バッテリコントローラ191は、温度センサ194が検出した温度が第1閾値(例えば0度)より大きくなったか否かを判定する(S404)。温度センサ194が検出した温度が第1閾値以下と判定した場合(S404:No)、所定時間後に再びS404の処理を行う。
一方、バッテリコントローラ191は、温度センサ194が検出した温度が第1閾値(例えば0度)より大きくなったと判定した場合(S404:Yes)、PTCヒータ193で加熱を停止させる(S405)。
そして、バッテリコントローラ191は、外部の電源から、バッテリ192に対して充電が開始されるよう制御する(S406)。
そして、バッテリコントローラ191は、充電が開始した旨を、ショベルコントローラ30に通知する(S407)。その後、バッテリコントローラ191は、ショベルコントローラ30に、温度センサ194が検出した温度等を送信してもよい。これにより、ショベルコントローラ30は、バッテリ192の温度に応じた制御をできる。
そして、ショベルコントローラ30は、バッテリ192の冷却が必要になった段階で(例えば冷却が必要な基準温度より大きくなった場合に)、第1ウォータポンプ91の動作を開始させる(S408)。なお、基準温度はバッテリ192の態様に応じて定められる値とする。
そして、ショベルコントローラ30は、温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が、第1基準値(例えば25度)より大きいか否かを判定する(S409)。温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が第1基準値(例えば25度)以下の場合(S409:No)、所定時間後に再びS409の処理を行う。
そして、ショベルコントローラ30は、温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が、第1基準値(例えば25度)より大きくなったと判定した場合(S409:Yes)、キャビン10内を暖房が設定されているか否かを判定する(S410)。設定されていない場合(S410:No)、S412の処理を行う。
一方、ショベルコントローラ30は、キャビン10内を暖房が設定されていると判定した場合(S410:Yes)、空調コントローラ81に、第2水循環流路86の冷却水を循環させるよう制御信号を出力する(S411)。これにより、暖房システム80への熱の供給が開始される。
その後、ショベルコントローラ30は、温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が、第2基準値(例えば35度)より大きくなったか否かを判定する(S412)。温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が、第2基準値以下の場合(S412:No)、所定時間後に再びS412の処理を行う。なお、第2基準温度は、第1基準温度よりも高い温度とする。
一方、ショベルコントローラ30は、温度センサ194が検出したバッテリ192の温度が、第2基準値(例えば35度)より大きくなったと判定した場合(S412:Yes)、ラジエータ(具体的にはラジエータファン)93の動作の開始制御を行う(S413)。
図4に示す処理手順によって、バッテリ192の効率的な充電と、充電時におけるバッテリ192の適切な冷却と、を実現できる。さらには、適切なタイミングで、暖房システム80の起動を実現できる。
次に、本実施形態に係る暖房システム80で行われる処理について説明する。
図5は、本実施形態に係る空調コントローラ81が行う処理を示したフローチャートを示した図である。
空調コントローラ81は、ショベルコントローラ30から、第2水循環流路86の冷却水を循環させるよう制御信号を受信したか否かを判定する(S501)。制御信号を受信していない場合(S501:No)、受信するまでS501の処理を繰り返す。
そして、空調コントローラ81は、第2水循環流路86の冷却水を循環させるよう制御信号を受信した場合(S501:Yes)、第2ウォータポンプ82の動作を開始させる(S502)。これにより、第1水循環流路94を流れる冷却水の熱が、第2水循環流路86を流れる冷却水に受け渡される。
その後、空調コントローラ81は、ショベルコントローラ30から(入力装置52等により入力された)暖房要求を受け付けたか否かを判定すると共に、充電完了時の温度設定から逆算された暖房動作開始の条件を満たしたか否かを判定する(S503)。暖房要求をショベルコントローラ30から受け付けず、暖房動作開始の条件を満たしていないと判定した場合(S503:No)、所定時間後に再びS503の処理を行う。なお、S503においては、加熱開始用閾値以上か否かに基づいた判定を行ってもよい。
一方、空調コントローラ81は、暖房要求を受け付けた判定した場合、又は充電完了時の温度設定から逆算された暖房動作開始の条件を満たしたと判定した場合(S503:Yes)、水加熱ヒータ83に対して電力の供給を開始して、水加熱ヒータ83に冷却水の加熱を開始する(S504)。
水加熱ヒータ83に対して電力の供給を開始された場合、空調コントローラ81は、三方弁85を用いて、第2分岐流路86Bに冷却水を循環させ、熱交換器92を通る第1分岐流路86Aには冷却水が循環しないよう切り替え制御する(S505)。当該制御によって、第1水循環流路94を流れる冷却水と、第2水循環流路86を流れる冷却水と、の間の熱交換が抑制される。
その後、空調コントローラ81は、水温センサ84A又は水温センサ83Aが検出した冷却水の温度が、暖房開始用閾値(例えば80度)より大きいか否かを判定する(S506)。冷却水の温度が、暖房開始用閾値以下と判定した場合(S506:No)、所定時間後に再びS506の処理を行う。
その後、空調コントローラ81は、水温センサ84A又は水温センサ83Aが検出した冷却水の温度が、暖房開始用閾値(例えば80度)より大きいと判定した場合(S506:Yes)、HVAC84による暖房を開始するよう制御する(S507)。
図5に示す処理手順によって、バッテリ192の排熱を利用した、第2水循環流路86の水温を上昇させた後、水加熱ヒータ83でさらに水温を上昇させることで、暖房を行う際のエネルギ効率の向上を図ることができる。
<作用>
上述した実施形態においては、バッテリ冷却システム90(所定の冷却機構)を用いてバッテリを冷却するように構成することで、例えばバッテリ192の急速充電を行う場合でもバッテリ192の温度の上昇を抑制できる。換言すれば、温度の上昇によるバッテリ192の劣化を抑制しながら、バッテリ192の充電速度を向上できる。
さらに、上述した実施形態においては、バッテリ192に充電を行う際に、バッテリ冷却システム90によってバッテリ192を冷却することで、効率的な温度低下を実現できる。
本実施形態においては、タイマによる充電開始と、当該タイマによる暖房開始と、が設定された場合に、バッテリ192の充電による発熱を、暖房に利用することができる。
換言すれば、暖房システム80を起動する場合に、バッテリ冷却システム90によるバッテリ192の冷却で生じた熱を、第2水循環流路86に取り込むことができるので、暖房を行う際のエネルギ効率の向上を図ることができる。
また、バッテリ192の充電と、キャビン10内を暖房と、を行う場合に、外部の電源からの電力を暖房システム80に供給することなく、第2水循環流路86の水温をある程度まで上昇させることができるので、充電時間の短縮を実現できる。換言すれば、作業時間の拡大を図ることができる。
以上、実施形態について詳述したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
200 ショベル
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
30 ショベルコントローラ
19 バッテリモジュール
191 バッテリコントローラ
192 バッテリ
193 PTCヒータ
194 温度センサ
80 暖房システム
81 空調コントローラ
82 第2ウォータポンプ
83 水加熱ヒータ
83A 水温センサ
84 HVAC
84A 水温センサ
85 三方弁
86 第2水循環流路
86A 第1分岐流路
86B 第2分岐流路
90 バッテリ冷却システム
91 第1ウォータポンプ
92 熱交換器
93 ラジエータ
93A 水温センサ
94 第1水循環流路

Claims (6)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載される上部旋回体と、
    前記上部旋回体を旋回させるために電力を供給するバッテリと、を有し、
    前記バッテリに対して外部の電源から充電が行われている場合に、所定の冷却機構を用いて前記バッテリを冷却するように構成されている、
    電動ショベル。
  2. 前記所定の冷却機構は、第1流路を有し、当該第1流路を循環する第1液体と熱を交換することで、前記バッテリを冷却させるように構成されている、
    請求項1に記載の電動ショベル。
  3. 前記第1流路と異なる第2流路を循環する第2液体を加熱する加熱器と、
    前記加熱器で加熱された前記第2液体から熱を取り出して、前記電動ショベルのキャビン内の温度を調整する空調装置と、をさらに有する、
    請求項2に記載の電動ショベル。
  4. 前記所定の冷却機構は、前記第1流路を循環する前記第1液体と前記第2流路を循環する前記第2液体との間で熱交換を行う熱交換器を、さらに有し、
    前記バッテリの温度が第1基準値より大きい場合に、前記第2流路の循環を開始させて、前記熱交換器は、前記バッテリとの間の熱交換で温度が上昇した前記第1液体から、前記第2液体に熱を移動させるように構成されている、
    請求項3に記載の電動ショベル。
  5. 前記所定の冷却機構は、前記第1流路に設けられた、前記第1液体を冷却する冷却機器を、さらに有し、
    前記熱交換器によって、前記第1液体から前記第2液体に熱を移動させている際に、前記バッテリの温度が、前記第1基準値より高い基準値である、第2基準値より大きい場合、前記冷却機器を動作させるように構成されている、
    請求項4に記載の電動ショベル。
  6. 前記第2流路の一部として、前記熱交換器を通過する第1分岐流路と、前記熱交換器を通過しない第2分岐流路と、を切り替える切替弁をさらに有し、
    前記熱交換器によって、前記第1液体から前記第2液体に熱を移動させた後、前記切替弁を制御して、前記第2液体が流れる前記第2流路の一部を、前記第1分岐流路から、前記第2分岐流路に切り替えさせると共に、前記加熱器を用いて、前記第2液体を加熱させるように構成されている、
    請求項4又は5に記載の電動ショベル。
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