JP2023104634A - 車両の室内照明装置 - Google Patents

Abstract

【課題】照明灯体を設置するための部品点数の増加や組付け工数の増大を抑制しつつ、車室内の側部下方領域の直接光による光の照射と、間接光による車室内への柔らかな光の配光を得ることができる車両の室内照明装置を提供する。【解決手段】室内照明装置は、車内側天井部材と、灯体支持ベース１３と、直接照明灯体１４と、間接照明灯体１５と、を備えている。灯体支持ベース１３は、車内側天井部材に取り付けられる。直接照明灯体１４は、照光部が車内側天井部材の下方に配置されて、直接光が車室内に照射されるように灯体支持ベース１３に支持される。間接照明灯体１５は、照光部が車内側天井部材の上方に配置されて、反射光が車室内に照射されるように灯体支持ベース１３に支持される。灯体支持ベース１３は、車室内の天井部の車幅方向外側の側部に、車両前後方向に沿って延在している。【選択図】図２

Description

本発明は、車両の室内照明装置に関するものである。

車両の室内照明装置として、灯体の光を車室内に直接照射せずに、他の部材に光を照射して間接光として車室内に配光する間接照明が知られている（例えば、特許文献１参照）。

特許文献１に記載の室内照明装置は、ルーフライニングの下面に遮光部材が隙間をあけて取り付けられ、遮光部材の上部側に、ルーフライニングの下面に光を照射する間接照明灯体が取り付けられている。ルーフライニングの下面に照射された光は、遮光部材とルーフライニングの間の隙間を通して、間接光として車室内に配光される。

特開２００８－１６２３４９号公報

上述した室内照明装置は、間接照明灯体が専用の支持ベース（遮光部材）を介して車内側天井部材（ルーフライニング）に取り付けられている。通常、車室内の天井部には、車室内の所望の部位を直接光で照射する直接照明灯体が取り付けられている。このため、間接照明灯体を備えた上述の室内照明装置を採用しようとすると、多数の照明灯体が車内側天井部材に取り付けられることになり、各照明灯体を車内側天井部材に設置するための支持ベースの数が多くなる。この結果、照明灯体を設置するための部品点数が増加し、組付け工数も増大する。

そこで本発明は、照明灯体を設置するための部品点数の増加や組付け工数の増大を抑制しつつ、車室内の側部下方領域の直接光による光の照射と、間接光による車室内への柔らかな光の配光を得ることができる車両の室内照明装置を提供しようとするものである。

本発明に係る車両の室内照明装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る車両の室内照明装置は、車室内に臨む車内側天井部材（例えば、実施形態のルーフライニング１０）と、前記車内側天井部材に取り付けられる灯体支持ベース（例えば、実施形態の灯体支持ベース１３）と、照光部が前記車内側天井部材の下方に配置されて、直接光が車室内に照射されるように前記灯体支持ベースに支持される直接照明灯体（例えば、実施形態の直接照明灯体１４）と、照光部が前記車内側天井部材の上方に配置されて、反射光が車室内に照射されるように前記灯体支持ベースに支持される間接照明灯体（例えば、実施形態の間接照明灯体１５）と、を備え、前記灯体支持ベースは、車室内の天井部の車幅方向外側の側部に、車両前後方向に沿って延在していることを特徴とする。

上記の構成により、車室内の天井部の車幅方向外側の側部で灯体支持ベースに支持された直接照明灯体は、車両の側部の乗員乗降部の足元を明るく照らすことができる。また、同じ灯体支持ベースに支持された間接照明灯体は、柔らかな間接光を車室内に配光することができる。

前記灯体支持ベースは、さらに車室内の天井部の車両前後方向の前部及び後部に、車幅方向に沿って延在するようにしても良い。

この場合、車室内の天井部の前後においても、共通の灯体支持ベースに支持された直接照明灯体と間接照明灯体とによる直接光の照射と間接光の配光を得ることができる。

車両の天井部には、サンルーフ用開口（例えば、実施形態のサンルーフ用開口４）が設けられ、前記灯体支持ベースは、前記サンルーフ用開口の周縁部に沿って延在するようにしても良い。

この場合、直接照明灯体や間接照明灯体が点灯することにより、乗員がサンルーフ用開口の位置を視認し易くなる。また、特に、夜間に間接照明灯体を点灯することにより、乗員がサンルーフ用開口を通して上空を見上げたときに、サンルーフ用開口の周縁部が柔らかに光った状態で夜空が見え、視覚的な付加価値を乗員に提供することができる。

前記灯体支持ベースは、前記車内側天井部材の上面に固定され、前記直接照明灯体は、前記車内側天井部材の下方から当該車内側天井部材を間に挟んで前記灯体支持ベースに固定されるようにしても良い。

この場合、直接照明灯体が、車内側天井部材の下面側から車内側天井部材を挟んで灯体支持ベースに固定されるため、車内側天井部材の下方からは（車室内の乗員からは）灯体支持ベース部材が見えなくなる。このため、車室内からの見栄えが良好になる。

前記灯体支持ベースは、前記車内側天井部材の上面に固定される固定部（例えば、実施形態のフランジ部１３ｂ）に対して上方側に突出する凸形状部（例えば、実施形態のベース本体部１３ａ）を備え、前記間接照明灯体は、前記灯体支持ベースの前記凸形状部の頂部面（例えば、実施形態の頂部面１３ａｔ）に配置されるようにしても良い。

この場合、灯体支持ベースの凸形状部により、間接照明灯体が直接照明灯体から充分に離間して配置されることになる。このため、間接照明灯体の光が直接照明灯体の周囲に漏れるのを抑制することができる。したがって、間接照明灯体と直接照明灯体を夜間等に同時に点灯させたときに、間接照明灯体の照射域と直接照明灯体の照射域の光量の差が明確になり、車室内の見栄えが良好になる。

本発明に係る車両の室内照明装置は、直接照明灯体と間接照明灯体を支持する灯体支持ベースが、車室内の天井部の車幅方向外側の側部に車両前後方向に沿って延在するように車内側天井部材に取り付けられている。このため、照明灯体を設置するための部品点数の増加や組付け工数の増大を抑制しつつ、車室内の側部下方領域（乗員乗降部の足元）の直接光による光の照射と、間接光による車室内への柔らかな光の配光を得ることができる。

図１は、実施形態の車両の斜視図である。 図２は、実施形態の車両の図１のＩＩ－ＩＩ線に沿う断面図である。 図３は、変形例の車両の斜視図である。 図４は、変形例の車両の図３のＩＶ－ＩＶ線に沿う断面図である。

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、前後や上下、左右については、特別に断らない限り、車両についての前後や上下、左右を意味するものとする。また、図面の適所には、車両の上方を指す矢印ＵＰと、車両の前方を指す矢印ＦＲと、車両の左側方を指す矢印ＬＨが記されている。また、以下で説明する実施形態と変形例では、共通部分に同一符号が付されている。

図１は、実施形態の車両１を右後部上方から見た図である。図２は、図１の車両１のＩＩ－ＩＩ線に沿う断面図である。
図面において、符号２は、車外側の天井部材であるルーフパネルであり、符号３は、車両１の天井部の左右において車両前後方向に延びるルーフサイドレールである。ルーフパネル２の前部寄りの中央領域には、略矩形状のサンルーフ用開口４が設けられている。サンルーフ用開口４には、ルーフガラス５０が取り付けられている。

図２に示すように、車室内の天井部には、車室内に臨む車内側天井部材であるルーフライニング１０が取り付けられている。また、車室内側のサンルーフ用開口４の下方位置には、前後移動可能なルーフシェード６を案内するためシェード案内枠７が設置されている。シェード案内枠７は、サンルーフ用開口４よりも一回り小さい矩形状の枠部材である。シェード案内枠７の内側の矩形状の開口７ａの左右の側縁部には、開口７ａの内側に向かって略水平に延びるフランジ部８が設けられている。フランジ部８を含むシェード案内枠７の左右の側縁部の下面には、シート状の内装部材９（反射部材）が接合されている。

ルーフライニング１０は、シェード案内枠７の開口７ａに対応する位置に、ほぼ同形状の開口１０ａが形成されている。ルーフライニング１０の車幅方向外側の側縁部は天井部の側方の骨格部材に支持され、開口１０ａの側縁部は、車幅方向内側に向かって上方に傾斜しつつ、端末部１０ａｅがシェード案内枠７のフランジ部８の下面側に重ねられている。本実施形態の場合は、端末部１０ａｅは、内装部材９を間に挟んでフランジ部８の下面に重ねられている。フランジ部８と内装部材９と、ルーフライニング１０の端末部１０ａｅとは、車両前後方向に沿う長尺な樹脂モール１１によって覆われている。樹脂モール１１は、フランジ部８と内装部材９とルーフライニング１０の端末部１０ａｅを挟持する挟持溝１１ａを有し、挟持溝１１ａの外側には挟持溝１１ａ部分に反力を付与するための芯金１２が埋設されている。ルーフライニング１０の端末部１０ａｅは、フランジ部８及び内装部材９とともに樹脂モール１１の挟持溝１１ａに挟持されることにより、シェード案内枠７に固定されている。

ルーフライニング１０の開口１０ａの側縁部には、灯体支持ベース１３を介して直接照明灯体１４と間接照明灯体１５が取り付けられている。本実施形態の室内照明装置は、ルーフライニング１０、灯体支持ベース１３、直接照明灯体１４、及び、間接照明灯体１５を主な要素として構成されている。

灯体支持ベース１３は、ハット形の断面形状が長手方向に連続する樹脂若しくは金属からなる長尺な部材である。より具体的には、灯体支持ベース１３は、下向きに開口する断面コ字状のベース本体部１３ａの下端に外向きに張り出す一対のフランジ部１３ｂが延設されている。灯体支持ベース１３は、この断面形状が長手方向に連続している。フランジ部１３ｂは、ルーフライニング１０の上面に重ねられ、接着、若しくは、ボルト２０ｂ及びナット２０ｎによってルーフライニング１０の上面に固定されている。ベース本体部１３ａは、ルーフライニング１０に固定されたフランジ部１３ｂに対して上方に突出している。灯体支持ベース１３は、車室内の天井部の車幅方向の両側部において、車両前後に沿って延在するようにルーフライニング１０の上面に固定されている。
本実施形態では、フランジ部１３ｂが灯体支持ベース１３の固定部を構成し、ベース本体部１３ａが灯体支持ベース１３の凸形状部を構成している。

直接照明灯体１４は、ルーフライニング１０の下面に重ねられ、ルーフライニング１０を間に挟み込むようにしてルーフライニング１０の上面側の灯体支持ベース１３にボルト２０ｂ及びナット２０ｎによって固定されている。より具体的には、直接照明灯体１４は、当該直接照明灯体１４よりも外形が一回り大きい支持プレート３０に接着等によって一体に固定され、支持プレート３０の上面側がルーフライニング１０の下面に直接重ねられている。そして、支持プレート３０は、この状態において外周縁部がボルト２０ｂ及びナット２０ｎによってルーフライニング１０上の灯体支持ベース１３に固定されている。また、直接照明灯体１４は、例えば、複数のＬＥＤチップによって構成されている。直接照明灯体１４は、照光部が下方に向くようにルーフライニング１０の下面に配置されている。これにより、直接照明灯体１４の直接光が、例えば、車室内の乗員乗降部の床面上等に照射される。
なお、直接照明灯体１４の照光部は、灯体支持ベース１３の延在領域の全域に配置しても、灯体支持ベース１３の延在領域の一部にスポット的に配置しても良い。

間接照明灯体１５は、ルーフライニング１０の上方側において、灯体支持ベース１３の頂部面１３ａｔに接着やねじ止め等によって固定されている。間接照明灯体１５は、例えば、複数のＬＥＤチップによって構成されている。間接照明灯体１５は、照光部が上方の内装部材９と対向するように配置されている。間接照明灯体１５の照光部は、灯体支持ベース１３の延在領域のほぼ全域に配置されている。

ルーフライニング１０のうちの、灯体支持ベース１３の設置部と開口１０ａの側縁部との間には、間接照明灯体１５からの間接光を車室内に配光するための開口部２５が設けられている。開口部２５は、ルーフライニング１０のうちの車幅方向内側に向かって上方に傾斜する傾斜領域に形成されている。間接照明灯体１５の照光部から発された光は内装部材９に照射され、内装部材９に当たった光が間接光として開口部２５から車室内に配光される。

また、本実施形態の車両は、ルーフライニング１０の開口１０ａの左右の側縁部だけでなく、開口１０ａの前後の側縁部にも、同様に直接照明灯体１４と間接照明灯体１５が灯体支持ベース１３を介して取り付けられている。開口１０ａの前後の側縁部に取り付けられる灯体支持ベース１３は、車幅方向に沿って延在している。開口１０ａの前後の側縁部に取り付けられる灯体支持ベース１３には、上述した側縁部と同様にして直接照明灯体１４と間接照明灯体１５が支持されている。

ここで、本実施形態の車内照明装置は、各灯体支持ベース１３に支持された直接照明灯体１４と間接照明灯体１５を同時に点灯させる全灯モードと、直接照明灯体１４のみを点灯させる直接照明モードと、間接照明灯体１５のみを点灯させる間接照明モードを有する。これらの各点灯モードは、図示しないスイッチの操作等によって切り換え可能とされている。

以上のように、本実施形態の車内照明装置は、直接照明灯体１４と間接照明灯体１５を支持する灯体支持ベース１３が、車室内の天井部の車幅方向外側の側部に車両前後方向に沿って延在している。そして、直接照明灯体１４は、ルーフライニング１０の下方に配置されて直接光を車室内に照射し、間接照明灯体１５は、ルーフライニング１０の上方に配置されて内装部材９に反射した光を、間接光として車室内に配光する。
このため、本実施形態の車内照明装置を採用した場合には、照明灯体を設置するための部品点数の増加や組付け工数の増大を抑制しつつ、車室内の側部下方領域（乗員乗降部の足元）の直接光による光の照射と、間接光による車室内への柔らかな光の配光を得ることができる。

また、本実施形態の車内照明装置は、天井部の車両前後方向の前部及び後部にも灯体支持ベース１３が車幅方向に沿って延在し、これらの灯体支持ベース１３に、車幅方向の外側の灯体支持ベース１３と同様に直接照明灯体１４と間接照明灯体１５が取り付けられている。このため、車室内の天井部の前後においても、共通の灯体支持ベース１３に支持された直接照明灯体１４と間接照明灯体１５とによる直接光の照射と間接光の配光を得ることができる。

さらに、本実施形態の車内照明装置は、車両の天井部に設けられたサンルーフ用開口４の周縁部に、灯体支持ベース１３が当該周縁部に沿うように配置されている。このため、直接照明灯体１４や間接照明灯体１５が点灯することにより、乗員がサンルーフ用開口４の位置を視認し易くなる。また、夜間に間接照明灯体１５を点灯することにより、乗員がサンルーフ用開口４を通して上空を見上げたときに、サンルーフ用開口４の周縁部が柔らかに光った状態で夜空が見え、視覚的な付加価値を乗員に提供することができる。

また、本実施形態の車内照明装置は、灯体支持ベース１３が、ルーフライニング１０の上面に固定され、直接照明灯体１４が、ルーフライニング１０の下方から当該ルーフライニング１０を間に挟んで灯体支持ベース１３に固定されている。このため、ルーフライニング１０の下方からは（車室内側からは）灯体支持ベース部材１３が見えなくなる。したがって、本構成を採用した場合には、車室内からの見栄えが良好になる。

また、本実施形態の車内照明装置は、灯体支持ベース１３が、フランジ部１３ｂから上方に突出する凸形状部（ベース本体部１３ａ）を備え、間接照明灯体１５が凸形状部（ベース本体部１３ａ）の頂部面１３ａｔに配置されている。このため、間接照明灯体１５は直接照明灯体１４から上方側に充分に離間した位置に配置されることになる。したがって、間接照明灯体１５の光が直接照明灯体１４の周囲に漏れるのを抑制することができる。
よって、本実施形態の車内照明装置を採用した場合には、間接照明灯体１５と直接照明灯体１４を夜間等に同時に点灯させたときに、間接照明灯体１５の照射域と直接照明灯体１４の照射域の光量の差が明確になり、車室内の見栄えが良好になる。

また、本実施形態の車内照明装置では、ルーフライニング１０に灯体支持ベース１３が取り付けられ、ルーフライニング１０のうちの灯体支持ベース１３の設置部の車幅方向内側領域に、間接光を車室内に配光するための開口部２５が設けられている。このため、簡単な構成によって間接光を車室内に配光することができる。また、既存のルーフライニング１０を容易に利用できるため、低コストでの製造が可能になる。

さらに、本実施形態の車内照明装置は、間接照明灯体１５の照光部と対向する位置に内装部材９が取り付けられている。このため、内装部材９の素材や表面形状、色等を適切に選定することにより、車室内に配光される間接光を好適に設定することができる。

また、本実施形態の車内照明装置は、ルーフライニング１０の開口１０ａ側の端末部１０ａｅが、サンルーフ構成部材であるシェード案内枠７のフランジ部８と、内装部材９の端部とともに樹脂モール１１の挟持溝１１ａによって挟持されている。このため、簡単な構成により、ルーフライニング１０の端末部１０ａｅと内装部材９の端部をサンルーフ構成部材に固定することができる。

なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、車両のルーフパネル２にサンルーフ用開口４が設けられ、そのサンルーフ用開口４にルーフガラス５０が取り付けられているが、本発明に係る室内照明装置はこのようなサンルーフを備えない車両にも適用することができる。

図３は、サンルーフを備えない車両１０１に室内照明装置を適用した変形例を示す図１と同様の斜視図であり、図４は、図３のＩＶ－ＩＶ線に沿う断面図である。
この変形例では、車室内側には、シェード案内枠等のサンルーフ構成部品が配置されていないが、上記の実施形態と同様に、ルーフライニング１１０の上面側に灯体支持ベース１３が取り付けられ、直接照明灯体１４がルーフライニング１１０の下面側から灯体支持ベース１３に固定され、間接照明灯体１５が灯体支持ベース１３の頂部面１３ａｔに固定されている。

４…サンルーフ用開口
１０…ルーフライニング（車内側天井部材）
１３…灯体支持ベース
１３ａ…ベース本体部（凸形状部）
１３ｂ…フランジ部（固定部）
１３ａｔ…頂部面
１４…直接照明灯体
１５…間接照明灯体

Claims (5)

1. 車室内に臨む車内側天井部材と、
   前記車内側天井部材に取り付けられる灯体支持ベースと、
   照光部が前記車内側天井部材の下方に配置されて、直接光が車室内に照射されるように前記灯体支持ベースに支持される直接照明灯体と、
   照光部が前記車内側天井部材の上方に配置されて、反射光が車室内に照射されるように前記灯体支持ベースに支持される間接照明灯体と、を備え、
   前記灯体支持ベースは、車室内の天井部の車幅方向外側の側部に、車両前後方向に沿って延在していることを特徴とする車両の室内照明装置。
2. 前記灯体支持ベースは、さらに車室内の天井部の車両前後方向の前部及び後部に、車幅方向に沿って延在していることを特徴とする請求項１に記載の車両の室内照明装置。
3. 車両の天井部には、サンルーフ用開口が設けられ、
   前記灯体支持ベースは、前記サンルーフ用開口の周縁部に沿って延在していることを特徴とする請求項１または２に記載の車両の室内照明装置。
4. 前記灯体支持ベースは、前記車内側天井部材の上面に固定され、
   前記直接照明灯体は、前記車内側天井部材の下方から当該車内側天井部材を間に挟んで前記灯体支持ベースに固定されていることを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の車両の室内照明装置。
5. 前記灯体支持ベースは、前記車内側天井部材の上面に固定される固定部に対して上方側に突出する凸形状部を備え、
   前記間接照明灯体は、前記灯体支持ベースの前記凸形状部の頂部面に配置されていることを特徴とする請求項１～４のいずれか１項に記載の車両の室内照明装置。

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