JP2019073085A - 車両およびその照明システム - Google Patents

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Tomohisa Tanaka
丈久 田中
厚太 石川
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Abstract

【課題】サンルーフ等の光透過部を備えたルーフ部を有する車両において、ルーフ部の上方が暗い環境下にあってもルーフ部の抜け感を良好に得る。【解決手段】透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能なサンルーフ6を備えたルーフ部5を有する車両において、ルーフ部5の外面に、上方に光を照射するように照明部16を配置する。照明部16の光は、平面視でサンルーフ6に指向するように斜め上方に照射され、ガレージ32の天井35によって反射して、間接光としてサンルーフ6を通して車内空間に照射される。【選択図】図5

Description

本発明は、自動車等の車両およびその照明システムに関する。
ガレージ付きの住宅など、建築物の中に保管される車両の新しい用途として、停車中の車両を住居の一部として利用することが考えられている。しかしながら、一般的な住宅の天井高さに比べて車内の天井は低いために閉塞感を覚えやすい。
車両がサンルーフを備えている場合、このサンルーフを通して天井部の閉塞感をある程度解消することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−043225号公報
車両のルーフとガレージの天井との間の空間が狭い場合、周囲の自然光だけではこの空間まで行き届かないおそれがある。この場合、車内側から見上げたときにサンルーフの縁周りが暗く見えてしまい、車両のルーフ周りの抜け感が損なわれることがある。特許文献1には、サンルーフの縁に導光棒を設ける技術が記載されているが、当該導光棒はサンシェードを照らす目的でサンシェードよりも下方に設けられたもので、ルーフの抜け感を目的とした照明ではない。
本発明は、サンルーフ等の光透過部を備えたルーフ部を有する車両において、ルーフ部の上方が暗い環境下にあってもルーフ部の抜け感を良好に得ることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部を備えたルーフ部を有する車両において、前記ルーフ部の外面に、上方に光を照射するように配置された照明部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ルーフ部の抜け感を良好に得ることができる。
本発明の車両の外観斜視図である。 車両がガレージに入庫した状態の外観斜視図である。 車両がガレージに入庫した状態を住宅の室内側から見た斜視図である。 車両のシャッターが閉じた状態での車両のルーフ部周りの側断面図である。 車両のシャッターが開いた状態での車両のルーフ部周りの側断面図である。 照明部周りの拡大側断面図である。
図1において、車両1は、概ね直方体状のワンボックス形状を呈した車体2を備えている。車両1は、原動機を備えた自走車両でもよいし、他の車両に牽引されるトレーラー等の被牽引車両であってもよい。車両1の側面3にはスライドドア4が設けられている。車両1のルーフ部5には、透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部としてのサンルーフ6が設けられている。図4、図5に示すように、サンルーフ6は、ルーフ外装部7に設けられた車外装パネル9とルーフ内装部8に設けられた車内装パネル10とを備えて構成されている。車外装パネル9および車内装パネル10はガラス等の光透過性の素材で形成されている。車外装パネル9、車内装パネル10は固定式であってもよいし、可動式であってもよい。また、車内装パネル10は省略してもよい。
図2に示すように、住宅等の建築物31には、車体2の形状に倣った直方体状空間のガレージ32が形成されており、建築物31の意匠等を考慮して、車両1の入庫時には、車体2の側面3や前面11が建築物31の外壁面と略面一に連なるようになっている。
図3に示すように、車両1の入庫時、車両1の車内床面12は開口部13を介して建築物31の床面33と略面一に連なり、車内空間14が建築物31の室内空間34に連続して形成される。開口部13は、前記したスライドドア4を開けた際に車体2の側面に形成される側部乗降口13Aと、後記するシャッター15を開けた際に車体2の後面に形成される後部乗降口13Bとから構成されている。また、ルーフ外装部7(図4)とガレージ32の天井35との間には天井空間36が形成される。
図1に示すように、車体2の後面には、車内と車外とを区画するシャッター15が、上下方向にスライド自在に設けられている。車体2の後面には大きな矩形状の後部乗降口13Bが形成されており、シャッター15は、図4に示すように、閉時には後部乗降口13Bを閉じ、図5に示すように、開放時には上方にスライドして後部乗降口13Bを開く。上方にスライドしたシャッター15は、平面視でサンルーフ6と重なって、つまり、車外装パネル9と車内装パネル10との間に位置するように配置される。シャッター15は、車体2の後部上端で屈曲可能となるように、例えば薄肉部を有した断面構造となっている。シャッター15は、ガラスや硬質樹脂等からなる透過性を有する部材で構成されている。
図1に示すように、ルーフ部5の外面には、上方に光を照射するように配置された照明部16が設けられている。図6において、本実施形態の照明部16は、ルーフ外装部7の外面においてサンルーフ6を囲むように四角状に引き回されたラインLED17と、ルーフ外装部7の外面においてサンルーフ6側に指向するように斜めに凹設されてラインLED17を収容する照明収容溝18と、を備えて構成されている。照明収容溝18の上部は、ガラス等の透過性の蓋部材19で塞がれている。以上により、ラインLED17からの光は、平面視でサンルーフ6に指向するように斜め上方に照射される。
「作用」
ガレージ32に入庫した車両1の車内空間14は、側部乗降口13Aや後部乗降口13Bを通して、建築物31の室内空間34の延長空間として利用される。車両1のルーフ部5が室内空間34の天井よりも低い場合であっても、サンルーフ6によってルーフ部5周りの閉塞感が低減される。サンルーフ6と重なって収納されているシャッター15は透過性の部材で構成されているので、サンルーフ6の透過機能を阻害することもない。
ルーフ外装部7とガレージ32の天井35との間の天井空間36が狭いと、周囲の光が天井空間36に行き届かないことがある。この場合、車内側から見上げたときにサンルーフ6の縁周りの上方が暗く見えてしまい、サンルーフ6の抜け感(開放感)が損なわれることがある。これに対し、サンルーフ6の周囲に配されたラインLED17からサンルーフ6側に斜め上方に向けて光が照射されることにより、光がガレージ32の天井35によって反射し、間接光としてサンルーフ6を通して車内空間14に照射される。これにより、サンルーフ6の縁周りの上方も明るく照らされ、サンルーフ6の一層の抜け感が得られる。ガレージ32の天井35に、下方に向けて照射する照明部を設けた場合には、直接光となるためにサンルーフ6の縁周りが逆に際立って違和感を覚えやすいが、ガレージ32の天井35の反射を利用した間接光としたことにより、さほど違和感のない良好なサンルーフ6の抜け感を得ることができる。
以上のように、透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部(サンルーフ6)を備えたルーフ部5を有する車両1において、ルーフ部5の外面に、上方に光を照射するように配置された照明部16を備えることにより、照明部16の光をガレージ等の建築物の天井に反射させて、間接光として光透過部から車内に取り込むことができる。これにより、ルーフ部5周りの抜け感を良好に演出できる。
照明部16は、平面視で光透過部(サンルーフ6)に指向するように斜め上方に照射する構成とすれば、車内により多くの間接光を取り込むことができる。
照明部16は、ルーフ部5の外面に、光透過部(サンルーフ6)を囲むように配置されている構成とすれば、光透過部の縁周り全周から均一に間接光を取り込むことができる。
車内と車外とを区画するシャッター15を備え、シャッター15は、透過性を有する部材で構成されるとともに開放時に光透過部(サンルーフ6)と重なって配置される構成とすれば、シャッター15を開放した状態でもルーフ部5周りの抜け感を演出できる。
透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部(サンルーフ6)を備えたルーフ部5を有し、建築物31のガレージ32に入庫した際、車内床面12が開口部13を介して建築物31の床面33と略面一に連なり、車内空間14が建築物31の室内空間34に連続して形成される車両1に関し、ルーフ部5の外面に、上方に光を照射するように配置された照明部16を設け、照明部16からの光が、ガレージ32の天井35によって反射し、間接光として光透過部を通して車内空間14に照射される構成とすれば、次のような効果が奏される。
(1)車両1の車内空間14を建築物31の室内空間34の延長空間として利用できる。(2)照明部16の光をガレージ32の天井35に反射させて、間接光として光透過部から車内空間14に取り込むことができる。これにより、ルーフ部5周りの抜け感を良好に演出できる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。本発明が適用される車両はワンボックス形状の車体に限られない。また、照明部16は、ラインLED17に限られず、例えば単体のLED素子を間隔を空けて複数設けてもよい。
1 車両
5 ルーフ部
6 サンルーフ(光透過部)
12 車内床面
13 開口部
14 車内空間
15 シャッター
16 照明部
31 建築物
32 ガレージ
33 床面
34 室内空間
35 天井

Claims (5)

  1. 透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部を備えたルーフ部を有する車両において、
    前記ルーフ部の外面に、上方に光を照射するように配置された照明部を備えることを特徴とする車両。
  2. 前記照明部は、平面視で前記光透過部に指向するように斜め上方に照射することを特徴とする請求項1に記載の車両。
  3. 前記照明部は、前記ルーフ部の外面に、前記光透過部を囲むように配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両。
  4. 車内と車外とを区画するシャッターを備え、
    前記シャッターは、透過性を有する部材で構成されるとともに開放時に前記光透過部と重なって配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の車両。
  5. 透過性を有する素材で形成され車外の光を車内に透過可能な光透過部を備えたルーフ部を有し、
    建築物のガレージに入庫した際、車内床面が開口部を介して建築物の床面と略面一に連なり、車内空間が建築物の室内空間に連続して形成される車両に関し、
    前記ルーフ部の外面に、上方に光を照射するように配置された照明部を設け、
    前記照明部からの光が、前記ガレージの天井によって反射し、間接光として前記光透過部を通して車内空間に照射されることを特徴とする車両の照明システム。
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JP2023104634A (ja) * 2022-01-18 2023-07-28 本田技研工業株式会社 車両の室内照明装置

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