JP2023102416A - コンクリート施工方法 - Google Patents

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尊彰 宮内
Takaaki Miyauchi
豊弘 河野
Toyohiro Kono
冬樹 有馬
Fuyuki Arima
靖祐 長塩
Seisuke Nagashio
公悦 倉形
Kimiyoshi Kurakata
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Abstract

【課題】コンクリートの打設の開始から、仕上げ作業の完了までに要する期間を短縮する。【解決手段】コンクリート施工方法は、第1期間PD1において打設するコンクリートに、第1配合量BA1の混和材料ADを配合し、第1期間PD1よりも後の第2期間PD2において打設するコンクリートに、第1配合量BA1よりも多い第2配合量BA2の混和材料ADを配合し、混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート施工方法に関する。
コンクリートを施工するための種々の技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、騎乗式トローウェルによる仕上げをなすコンクリート床の施工方法であって、工区際に配設された施工中のコンクリートの床表面の温度分布を赤外線温度計によって測定し、温度の高い箇所への騎乗式トローウェルの進入を避けながら仕上げ作業をなすことが記載されている。
特開2007-197987号公報
特許文献1に記載のコンクリート床の施工方法では、騎乗式トローウェルによりコンクリート床の仕上げを行っても、施工後に表層剥離が生ずることを抑制できる。また、表層剥離が生じない場合であっても、騎乗式トローウェルによる過度の擦りあげによって、色ムラが生じることを抑制できる。
しかしながら、コンクリート床を施工する場合には、コンクリートを打設する時期に応じて、コンクリートの硬化の程度が変化して、仕上げ作業を実施可能な時期が変化する。そこで、コンクリートを打設する時期が遅い工区では、コンクリートを打設する時期が早い工区と比較して、仕上げ作業を開始可能な時期が遅くなる。その結果、工区の全体において、コンクリートの打設の開始から、仕上げ作業の完了までに要する期間が長くなり、仕上げ作業の完了が深夜までかかり、コンクリートを連日、打設することが困難な場合があった。
本発明は、コンクリートの打設の開始から、仕上げ作業の完了までに要する期間を短縮することが可能なコンクリート施工方法を提供することを目的とする。
本発明に係る実施形態は、第1期間において打設するコンクリートに、第1配合量の混和材料を配合し、前記第1期間よりも後の第2期間において打設するコンクリートに、前記第1配合量よりも多い第2配合量の前記混和材料を配合し、前記混和材料は、前記コンクリートを膨張させる機能と、前記コンクリートの硬化を促進する機能とを有する、コンクリート施工方法である。
また、上記コンクリート施工方法において、前記混和材料は、前記コンクリートを膨張させる機能を有する膨張性組成物と、前記コンクリートの硬化を促進する機能を有する硬化促進剤とで構成され、前記混和材料は、100質量部の前記膨張性組成物に対して、第1質量部以上、且つ、第2質量部以下の前記硬化促進剤が添加されて構成される。
また、上記コンクリート施工方法において、前記混和材料は、前記コンクリートに前記混和材料を配合する前に、前記膨張性組成物と前記硬化促進剤とが一定の比率で混合されて構成される。
また、上記コンクリート施工方法において、前記混和材料は、前記コンクリートに対して、第1割合以上、且つ、第2割合以下の割合で配合される。
また、上記コンクリート施工方法において、前記コンクリートは、コンクリート床を構成し、前記第1期間において打設するコンクリートの床仕上げ作業と、前記第2期間において打設するコンクリートの床仕上げ作業とを、略同一のタイミングで実行可能なように、前記第1配合量、及び第2配合量を決定する。
また、上記コンクリート施工方法において、前記コンクリート床のうち、建物開口部から離間する工区よりも後に、前記建物開口部に近接する工区に前記コンクリートを打設する。
本発明によれば、コンクリートの打設の開始から、仕上げ作業の完了までに要する期間を短縮することができる。
本実施形態に係るコンクリート床の施工方法の一例を示す平面図である。 本実施形態に係るコンクリート床の施工工程の一例を示す図である。 従来のコンクリート床の施工工程の一例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[1.コンクリート床の施工方法]
まず、図1を参照して、コンクリート床の施工方法について説明する。図1は、本実施形態に係るコンクリート床の施工方法の一例を示す平面図である。図1には、方角を示している。例えば、図1の上方向が北であり、図1の右方向が東である。
図1において、工区CAは、コンクリート床が施工される範囲である。工区CAは、第1工区CA1と、第2工区CA2と、第3工区CA3と、で構成される。第1工区CA1、第2工区CA2、及び第3工区CA3は、この順に、北から南に向けて配列される。工区CAは、矩形状に設定され、第1工区CA1、第2工区CA2、及び第3工区CA3の各々も矩形状に設定される。
方向CDは、コンクリートの打設方向を示す。すなわち、北から南に向けて、コンクリートの打設が行われる。
工区CAの面積は、例えば、1200mである。また、第1工区CA1の面積AR1、第2工区CA2の面積AR2、及び第3工区CA3の面積AR3は、例えば、400mである。
なお、コンクリート床を施工する場合には、コンクリートの厚みは、0.12m~0.25m程度である。本実施形態では、工区CAにおけるコンクリートの厚みは、例えば、0.20mである。
第1工区CA1は、第1期間PD1において、コンクリートが打設される。第1期間PD1は、例えば、午前8時~午前11時である。
第2工区CA2は、第2期間PD2において、コンクリートが打設される。第2期間PD2は、例えば、午前11時~午後2時である。
第3工区CA3は、第3期間PD3において、コンクリートが打設される。第3期間PD3は、例えば、午後2時~午後5時である。
本実施形態では、コンクリートとは、陸砂、山砂、砕石、砕砂等の細骨材と、砂利、砕石等の粗骨材と、をセメントペースト(セメントに水を加えたペースト)と、AE(Air Entraining)減水剤、高性能AE減水剤等と、を混錬して固めた複合材料である。
第1工区CA1に打設されるコンクリートには、第1配合量BA1の混和材料ADが配合される。第1配合量BA1は、例えば、20kg/mである。すなわち、コンクリート1mに対して、20kgの混和材料ADが配合される。
混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とを有する。また、混和材料ADのコンクリートに対する配合量BAが所定の範囲(後述するように、20kg/m以上、且つ、30kg/m以下の割合)内では、配合量BAが多い程、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とが向上する。
第2工区CA2に打設されるコンクリートには、第2配合量BA2の混和材料ADが配合される。第2配合量BA2は、第1配合量BA1よりも多い。第2配合量BA2は、例えば、第2期間PD2に打設されたコンクリートの床仕上げ作業が可能になるタイミングが、第1期間PD1に打設されたコンクリートの床仕上げ作業が可能になるタイミングと、略同一のタイミングになるように決定される。第2配合量BA2は、例えば、22.5kg/mである。すなわち、コンクリート1mに対して、22.5kgの混和材料ADが配合される。
第3工区CA3に打設されるコンクリートには、第3配合量BA3の混和材料ADが配合される。第3配合量BA3は、第2配合量BA2よりも多い。第3配合量BA3は、例えば、第3期間PD3に打設されたコンクリートの床仕上げ作業が可能になるタイミングが、第2期間PD2に打設されたコンクリートの床仕上げ作業が可能になるタイミングと、略同一のタイミングになるように決定される。第3配合量BA3は、例えば、25kg/mである。すなわち、コンクリート1mに対して、25kgの混和材料ADが配合される。
第3工区CA3の南端には、建物開口APが形成される。
建物開口APの近傍に施工されたコンクリートは、日射や風による影響を受け易く、ひび割れの発生リスクが他の場所と比較して相対的に高い。したがって、この部位の配合量BAを最も多くすることによって、建物開口APの近傍に施工されたコンクリートのひび割れの発生リスクを低減できる。
本実施形態では、第3工区CA3の第3配合量BA3は、第1工区CA1の第1配合量BA1、及び、第2工区CA2の第2配合量BA2よりも多い。したがって、建物開口APの近傍に施工されたコンクリートのひび割れの発生リスクを低減できる。
換言すれば、コンクリート床のうち、建物開口APから離間する工区(本実施形態では、第1工区CA1、及び第2工区CA2)よりも後に、建物開口に近接する工区(本実施形態では、第3工区CA3)にコンクリートを打設すればよい。この場合には、第3工区CA3の第3配合量BA3は、第1工区CA1の第1配合量BA1、及び、第2工区CA2の第2配合量BA2よりも多い。よって、建物開口APの近傍に施工されたコンクリートの強度を高めることができる。したがって、建物開口APの近傍に施工されたコンクリートのひび割れの発生リスクを低減できる。
[2.混和材料]
次に、混和材料ADについて説明する。
混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能を有する膨張性組成物AD1と、コンクリートの硬化を促進する機能を有する硬化促進剤AD2とで構成される。
また、混和材料ADは、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、例えば、5質量部以上、且つ、15質量部以下の硬化促進剤AD2が添加されて構成される。本実施形態では、例えば、混和材料ADは、コンクリートに混和材料ADを配合する前に、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、10質量部の硬化促進剤AD2が混合されて構成される。
100質量部の膨張性組成物AD1に対して、10質量部の硬化促進剤AD2を混合することは、「膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2とが一定の比率で混合」することの一例に対応する。
例えば、20kgの混和材料ADには、約18.2kg(=20×10/11)の膨張性組成物AD1と、約1.8kg(=20×1/11)の硬化促進剤AD2が含まれる。
5質量部は、「第1質量部」の一例に対応する。
15質量部は、「第2質量部」の一例に対応する。
本実施形態では、混和材料ADは、コンクリートに混和材料ADを配合する前に、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、10質量部の硬化促進剤AD2が混合されて構成される。したがって、コンクリートに混和材料ADを配合する際に膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2との比率を確認する必要がないため、混和材料ADを配合する作業を効率化できる。
例えば、膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2とを別々にコンクリートに配合する場合には、膨張性組成物AD1の配合量と硬化促進剤AD2の配合量とを確認する必要がある。これに対して、本実施形態では、コンクリートに混和材料ADを配合する前に、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、10質量部の硬化促進剤AD2が混合されて構成される。したがって、コンクリートに混和材料ADを配合する際に膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2との比率を確認する必要がないため、膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2とを別々にコンクリートに配合する場合と比較して、混和材料ADを配合する作業を効率化できる。
膨張性組成物AD1としては、遊離石灰(f-CaO)を有効成分とするもの、3CaO・3Al・CaSO(アウイン)等のカルシウムサルフォアルミネートを有効成分とするもの、更に、遊離石灰及びカルシウムサルフォアルミネートの両方を有効成分とするもの等を使用できる。
特に、遊離石灰の水和による体積増加によって膨張作用が発現するものが好ましい。膨張性組成物AD1中の遊離石灰含有量としては、30~80質量%が好ましく、40~70質量%がより好ましい。
膨張性組成物AD1の中には、上記成分の他に、水硬性化合物として、CaO・2SiO(CS)、CaO・3SiO(CS)等のカルシウムシリケート、CaO・Al(CA)、12CaO・7Al(C12)、3CaO・Al(CA)等のカルシウムアルミネート、4CaO・Al・Fe(CAF)、6CaO・2Al・Fe(CF)等のカルシウムアルミノフェライト等を含んでもよい。また、二水石膏、半水石膏、無水石膏等の石膏類を含んでもよい。
膨張性組成物AD1の粉末度としては、ブレーン比表面積で2000~7000cm/gが好ましく、3000~6500cm/gがより好ましく、4000~6000cm/gが更に好ましい。
膨張性組成物AD1としては、太平洋マテリアル株式会社製 「太平洋N-EX」(商品名)が好適に使用される。
硬化促進剤AD2は、少なくとも硫酸アルミニウムを有効成分として含む。硬化促進剤AD2の中の硫酸アルミニウムの含有量は50質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましい。硫酸アルミニウムとしては、無水塩のもの、結晶水を含むもの、いずれも使用することができる。硫酸アルミニウム以外の成分としては、アルカリ金属、又はアルカリ土類金属の硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩、及び亜硝酸塩等を含んでもよい。
硬化促進剤AD2としては、関東化学株式会社製の「硫酸アルミニウム14-18水」(商品名)が好適に使用される。また、硬化促進剤AD2としては、株式会社北陸化成工業所製の「排水用硫酸バンド」(商品名)が好適に使用される。
上述のように、混和材料ADは、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、5質量部以上、且つ、15質量部以下の硬化促進剤AD2が添加されて構成される。
硬化促進剤AD2が5質量部未満である場合には、コンクリートの打設後の、ブリーディングの終了タイミングの早期化、及び凝結開始の早期化の効果が少なくなる可能性がある。
硬化促進剤AD2が15質量部を超える場合には、コンクリートのスランプロス等、コンクリートのフレッシュ性状に悪影響を与える可能性がある。
また、混和材料ADは、コンクリートに対して、20kg/m以上、且つ、30kg/m以下の割合で配合される。すなわち、配合量BAは、20kg/m以上、且つ、30kg/m以下である。
配合量BAが20kg/m未満である場合には、床仕上げの開始タイミングの早期化、及び凝結時間の短縮の効果が小さくなる可能性がある。
また、配合量BAが30kg/mを超える場合には、過膨張により硬化後のコンクリートにひび割れが発生する可能性がある。
20kg/mは、「第1割合」の一例に対応する。
30kg/mは、「第2割合」の一例に対応する。
[3.従来の施工工程]
次に、図2及び図3を参照して、従来のコンクリート床の施工工程と、本実施形態に係るコンクリート床の施工工程とを比較する。図2及び図3では、図1に示す工区CAにコンクリート床を施工する場合について説明する。図2及び図3において、縦軸は時間Tを示す。なお、本実施形態では、外気温が、例えば、10℃~20℃である場合について説明する。
まず、図3を参照して、従来のコンクリート床の施工工程について説明する。図3は、従来のコンクリート床の施工工程の一例を示す図である。
従来のコンクリート床の施工において、工区CAに打設されるコンクリートには、例えば、第1配合量BA1の混和材料ADが配合される。第1配合量BA1は、例えば、20kg/mである。
第1工程PR1は、第1工区CA1におけるコンクリート床の施工工程である。
第1工程PR1では、時間TS1において、ステップS1の「コンクリート打設」が開始される。コンクリート打設には、コンクリートアジテータ車とポンプ車とが使用される。ポンプ車は、コンクリートアジテータ車から排出された生コンクリートを施工位置に圧送し、生コンクリートを打ち込む。
次に、ステップS2の「土工荒均し」が行われる。土工荒均しでは、作業者によって、かき鍬、じょれん、シャベル等を使用して打設されたコンクリートの山が平坦に均される。
次に、ステップS3の「土間工均し」が行われる。土間工均しでは、事前に準備されたレベルポイントを目安にして、作業者によって、コンクリートがトンボ等で均される。
次に、ステップS4の「レベル出し」が行われる。レベル出しでは、レベル機、当り棒等を使用して、円形のレベルが作られる。また、作業者によって、円形のレベルの上に定規を乗せて、帯状のレベルラインが作られる。
次に、ステップS5の「定規ずり均し」が行われる。定規ずり均しでは、平行に設定された2本のレベルラインの中央に作業者が立ち、更に大きなレベルラインの面が作られる。また、作業者は、定規ずりをしながら、更にレベル機等でレベルチェックを行う。
次に、ステップS6の「取合い廻り後押さえ」が行われる。取合い廻り後押さえでは、コンクリートの表面の硬化が開始した場合に、ドア、サッシ等の取合い廻り、柱、壁廻り等の仕上げ作業が行われる。
次に、ステップS7の「ムラ直し」が行われる。ムラ直しでは、作業者がコンクリート上に静かに乗って足跡が少し残る(例えば、6mm以上の深さの足跡がつかない)程度までコンクリートの硬化が進んだ場合に、トローウェル、又は木鏝でムラ直しが行われる。時間TF1は、第1工程PR1におけるステップS7のムラ直しの開始時間である。
次に、ステップS8の「金鏝仕上げ」が行われる。金鏝仕上げでは、仕上げ用金鏝を用いて、仕上げ作業が行われる。時間TE1は、金鏝仕上げが終了し、コンクリート床の施工工程が終了する時間である。
本実施形態では、ステップS8が「金鏝仕上げ」である場合について説明するが、これに限定されない。ステップS8が設計図書等で指定された「仕上げ」であればよい。例えば、仕上げ方法は、刷毛仕上げ、鏡面仕上げ等であってもよい。
時間TS1から時間TE1までの期間P11は、第1工程PR1の作業期間である。時間TS1は、例えば、午前8時である。時間TF1は、例えば、午後3時である。時間TE1は、例えば、午後5時である。すなわち、期間P11は、例えば、9時間である。
第2工程PR2は、第2工区CA2におけるコンクリート床の施工工程である。第2工程PR2は、第1工程PR1と同様にステップS1~ステップS8で構成される。時間TS2は、第2工程PR2におけるステップS1の「コンクリート打設」の開始時間である。時間TF2は、第2工程PR2におけるステップS7の「ムラ直し」の開始時間である。時間TE2は、第2工程PR2におけるコンクリート床の施工工程が終了する時間である。
時間TS2から時間TE2までの期間P12は、第2工程PR2の作業期間である。時間TS2は、例えば、午前11時である。時間TF2は、例えば、午後6時である。時間TE2は、例えば、午後8時である。すなわち、期間P12は、例えば、9時間である。
上述のように、従来のコンクリート床の施工において、工区CAに打設されるコンクリートには、例えば、第1配合量BA1の混和材料ADが配合される。すなわち、第2工区CA2に打設されるコンクリートにおける混和材料ADの配合量BAは、第1工区CA1に打設されるコンクリートにおける混和材料ADの配合量BAと同一である。よって、第2工区CA2に打設されるコンクリートの硬化速度は、第1工区CA1に打設されるコンクリートの硬化速度と略同一である。また、第1工区CA1の面積AR1は、第2工区CA2の面積AR2と同一である。したがって、第2工区CA2においてコンクリート打設の開始時間(時間TS2)からムラ直しの開始時間(時間TF2)までの期間は、第1工区CA1においてコンクリート打設の開始時間(時間TS1)からムラ直しの開始時間(時間TF1)までの期間と略同一である。その結果、期間P12は、期間P11と略同一になる。
第3工程PR3は、第3工区CA3におけるコンクリート床の施工工程である。第3工程PR3は、第1工程PR1及び第2工程PR2と同様にステップS1~ステップS8で構成される。時間TS3は、第3工程PR3におけるステップS1の「コンクリート打設」の開始時間である。時間TF3は、第3工程PR3におけるステップS7の「ムラ直し」の開始時間である。時間TE3は、第3工程PR3におけるコンクリート床の施工工程が終了する時間である。
時間TS3から時間TE3までの期間P13は、第3工程PR3の作業期間である。時間TS3は、例えば、午後2時である。時間TF3は、例えば、午後9時である。時間TE3は、例えば、午後11時である。すなわち、期間P13は、例えば、9時間である。
また、第1工区CA1の作業開始時間(時間TS1)が午前8時であり、第3工区CA3の作業終了時間(時間TE3)が午後11時であるため、工区CAの合計作業時間PTAは、15時間である。
従来のコンクリート床の施工において、第3工区CA3に打設されるコンクリートにおける混和材料ADの配合量BAは、第1工区CA1に打設されるコンクリートにおける混和材料ADの配合量BAと同一である。したがって、期間P13は、期間P11と略同一になる。
上述のように、従来のコンクリート床の施工工程では、工区CAの作業開始時間(時間TS1)が午前8時であり、工区CAの作業終了時間(時間TE3)が午後11時である。このように、従来のコンクリート床の施工工程では、作業に要する時間が長時間になる場合があった。そのため、コンクリート床の施工を連日で実施することができない場合があった。また、作業終了時間(時間TE3)が午後11時であるため、市街地等、作業時間に制限がある環境下での作業が困難である場合があった。
[4.本実施形態の施工工程]
次に、図2を参照して、本実施形態に係るコンクリート床の施工工程について説明する。図2は、本実施形態に係るコンクリート床の施工工程の一例を示す図である。
本実施形態では、図1を参照して説明したように、第1工区CA1に打設されるコンクリートには、例えば、第1配合量BA1の混和材料ADが配合される。第1配合量BA1は、例えば、20kg/mである。また、第2工区CA2に打設されるコンクリートには、例えば、第2配合量BA2の混和材料ADが配合される。第2配合量BA2は、例えば、22.5kg/mである。また、第3工区CA3に打設されるコンクリートには、例えば、第3配合量BA3の混和材料ADが配合される。第3配合量BA3は、例えば、25kg/mである。
第2工区CA2に打設されるコンクリートの第2配合量BA2が、第1工区CA1に打設されるコンクリートの第1配合量BA1よりも多いため、第2工区CA2に打設されるコンクリートの硬化速度は、第1工区CA1に打設されるコンクリートの硬化速度よりも速い。
同様に、第3工区CA3に打設されるコンクリートの第3配合量BA3が、第2工区CA2に打設されるコンクリートの第2配合量BA2よりも多いため、第3工区CA3に打設されるコンクリートの硬化速度は、第2工区CA2に打設されるコンクリートの硬化速度よりも速い。
第1工程PR1は、第1工区CA1におけるコンクリート床の施工工程である。図2に示す第1工程PR1は、図3に示す第1工程PR1と同一である。
すなわち、第1工程PR1は、ステップS1~ステップS8で構成される。時間TS1は、第1工程PR1におけるステップS1の「コンクリート打設」の開始時間である。時間TF1は、第1工程PR1におけるステップS7の「ムラ直し」の開始時間である。時間TE1は、第1工程PR1におけるコンクリート床の施工工程が終了する時間である。
時間TS1から時間TE1までの期間P21は、第1工程PR1の作業期間である。時間TS1は、例えば、午前8時である。時間TF1は、例えば、午後3時である。時間TE1は、例えば、午後5時である。すなわち、期間P21は、例えば、9時間である。
第2工程PR2は、第2工区CA2におけるコンクリート床の施工工程である。
第2工程PR2は、第1工程PR1と同様に、ステップS1~ステップS8で構成される。時間TS2は、第2工程PR2におけるステップS1の「コンクリート打設」の開始時間である。時間TF2は、第2工程PR2におけるステップS7の「ムラ直し」の開始時間である。時間TE2は、第1工程PR1におけるコンクリート床の施工工程が終了する時間である。
時間TS2から時間TE2までの期間P22は、第2工程PR2の作業期間である。時間TS2は、例えば、午前11時である。時間TF2は、例えば、午後4時である。時間TE2は、例えば、午後6時である。すなわち、期間P22は、例えば、7時間である。
上述のように、第2工区CA2に打設されるコンクリートの硬化速度は、第1工区CA1に打設されるコンクリートの硬化速度よりも速い。また、第1工区CA1の面積AR1は、第2工区CA2の面積AR2と同一である。したがって、第2工区CA2において「コンクリート打設」の開始時間(時間TS2)から「ムラ直し」の開始時間(時間TF2)までの期間は、第1工区CA1において「コンクリート打設」の開始時間(時間TS1)から「ムラ直し」の開始時間(時間TF1)までの期間よりも、例えば、2時間短い。その結果、期間P12は、期間P11よりも、例えば、2時間短い。
第3工程PR3は、第3工区CA3におけるコンクリート床の施工工程である。
第3工程PR3は、第1工程PR1及び第2工程PR2と同様に、ステップS1~ステップS8で構成される。時間TS3は、第3工程PR3におけるステップS1の「コンクリート打設」の開始時間である。時間TF3は、第3工程PR3におけるステップS7の「ムラ直し」の開始時間である。時間TE3は、第3工程PR3におけるコンクリート床の施工工程が終了する時間である。
時間TS3から時間TE3までの期間P23は、第3工程PR3の作業期間である。時間TS3は、例えば、午後2時である。時間TF3は、例えば、午後5時である。時間TE2は、例えば、午後7時である。すなわち、期間P12は、例えば、5時間である。
また、第1工区CA1の作業開始時間(時間TS1)が午前8時であり、第3工区CA3の作業終了時間(時間TE3)が午後7時であるため、工区CAの合計作業時間PTBは、11時間である。すなわち、本実施形態における工区CAの合計作業時間PTBは、従来の工区CAの合計作業時間PTAよりも4時間短い。
上述のように、第3工区CA3に打設されるコンクリートの硬化速度は、第2工区CA2に打設されるコンクリートの硬化速度よりも速い。また、第2工区CA2の面積AR2は、第3工区CA3の面積AR3と同一である。したがって、第3工区CA3において「コンクリート打設」の開始時間(時間TS3)から「ムラ直し」の開始時間(時間TF3)までの期間は、第2工区CA2において「コンクリート打設」の開始時間(時間TS2)から「ムラ直し」の開始時間(時間TF2)までの期間よりも、例えば、2時間短い。その結果、期間P13は、期間P12よりも、例えば、2時間短い。
上述のように、本実施形態におけるコンクリート床の施工工程では、工区CAの作業開始時間(時間TS1)が午前8時であり、工区CAの作業終了時間(時間TE3)が午後7時である。このように、本実施形態のコンクリート床の施工工程では、図2に示す従来のコンクリート床の施工工程と比較して、合計作業時間PTが4時間短縮される。そのため、複数の工区におけるコンクリート床の施工を連日で実施することが可能になる。また、作業終了時間(時間TE3)が午後7時であるため、市街地等、作業時間に制限がある環境下での作業が可能になる。
[5.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るコンクリート施工方法は、第1期間PD1において打設するコンクリートに、第1配合量BA1の混和材料ADを配合し、第1期間PD1よりも後の第2期間PD2において打設するコンクリートに、第1配合量BA1よりも多い第2配合量BA2の混和材料ADを配合し、混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とを有する。
すなわち、混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とを有し、第1期間PD1において打設するコンクリートに、第1配合量BA1の混和材料ADを配合し、第1期間PD1よりも後の第2期間PD2において打設するコンクリートに、第1配合量BA1よりも多い第2配合量BA2の混和材料ADを配合する。
よって、第2期間PD2において打設するコンクリートは、第1期間PD1において打設するコンクリートよりも硬化速度が速い。したがって、第2期間PD2において打設されたコンクリートの仕上げ作業が可能になるタイミングを早期化できる。したがって、コンクリートの打設の開始から、仕上げ作業の完了までに要する期間を短縮できる。
また、混和材料ADは、コンクリートを膨張させる機能を有する膨張性組成物AD1と、コンクリートの硬化を促進する機能を有する硬化促進剤AD2とで構成され、混和材料ADは、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、第1質量部(例えば、5質量部)以上、且つ、第2質量部(例えば、15質量部)以下の硬化促進剤AD2が添加されて構成される。
すなわち、混和材料ADは、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、第1質量部(例えば、5質量部)以上、且つ、第2質量部(例えば、15質量部)以下の硬化促進剤AD2が添加されて構成される。
したがって、100質量部の膨張性組成物AD1に対して、第1質量部以上、且つ、第2質量部以下の硬化促進剤AD2を予め添加して、混和材料ADを生成しておくことによって、コンクリートに混和材料ADを配合する作業を効率化できる。
また、第1質量部、及び第2質量部を適正な値に設定することによって、コンクリートを膨張させる機能と、コンクリートの硬化を促進する機能とのバランスを適度に調整できる。
また、混和材料ADは、コンクリートに混和材料ADを配合する前に、膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2とが一定の比率で混合されて構成される。
よって、コンクリートに混和材料ADを配合する際に、膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2との比率を調整する必要がない。したがって、例えば、膨張性組成物AD1と硬化促進剤AD2とを別々にコンクリートに配合する場合と比較して、混和材料ADを配合する作業を効率化できる。
また、混和材料ADは、コンクリートに対して、第1割合(例えば、20kg/m)以上、且つ、第2割合(例えば、30kg/m)以下の割合で配合される。
すなわち、コンクリートに対して配合される混和材料の割合を、第1割合(例えば、20kg/m)以上、且つ、第2割合(例えば、30kg/m)以下とする。
したがって、コンクリートに対して配合される混和材料の割合を第1割合以上とすることによって、床仕上げの開始タイミングの早期化、及び凝結時間の短縮の効果が小さくなることを抑制できる。また、コンクリートに対して配合される混和材料の割合を第2割合以下とすることによって、硬化後のコンクリートに過膨張によるひび割れが発生する可能性を低減できる。
また、コンクリートは、コンクリート床を構成し、第1期間PD1において打設するコンクリートの床仕上げ作業と、第2期間PD2において打設するコンクリートの床仕上げ作業とを、略同一のタイミングで実行可能なように、第1配合量BA1、及び第2配合量BA2を決定する。
すなわち、第1期間PD1において打設するコンクリートの床仕上げ作業と、第2期間PD2において打設するコンクリートの床仕上げ作業とを、略同一のタイミングで実行可能なように、第1配合量BA1、及び第2配合量BA2を決定する。
よって、第1期間PD1において打設するコンクリートの床仕上げ作業と、第2期間PD2において打設するコンクリートの床仕上げ作業とを、略同一のタイミングで実行可能になる。したがって、床仕上げ作業の作業効率を向上できると共に、床仕上げの品質を向上できる。なお、床仕上げの品質とは、例えば、施工後の表層剥離の程度、及び色ムラの程度を含む。
また、前記コンクリート床のうち、建物開口APから離間する工区(例えば、第1工区CA1)よりも後に、建物開口APに近接する工区(例えば、第3工区CA3)にコンクリートを打設する。
すなわち、建物開口APから離間する工区(例えば、第1工区CA1)よりも後に、建物開口APに近接する工区(例えば、第3工区CA3)にコンクリートを打設する。第3工区CA3の第3配合量BA3は、第1工区CA1の第1配合量BA1、及び、第2工区CA2の第2配合量BA2よりも多い。したがって、建物開口APの近傍に施工されたコンクリートにおいて、日射や風によるひび割れの発生リスクを低減できる。
[6.他の実施形態]
本発明は上記実施形態の構成に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、本実施形態では、コンクリート床の施工を施工する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、平板状のコンクリートの構造物を施工すればよい。
本実施形態では、工区CAが、第1工区CA1と、第2工区CA2と、第3工区CA3と、で構成される場合について説明したが、これに限定されない。工区CAが、例えば、2つの工区で構成されてもよいし、工区CAが、例えば、4つ以上の工区で構成されてもよい。
工区CAが、例えば、4つ以上の工区で構成されている場合には、4つ以上の工区の各々に打設するコンクリートに配合する配合量BAを適正に調整することによって、4つ以上の工区におけるコンクリートの床仕上げ作業を、本実施形態よりも更に同一に近いタイミングで実行可能になる。したがって、床仕上げ作業の作業効率を向上できると共に、床仕上げの品質を向上できる。換言すれば、工区CAを構成する工区の個数が多い程、配合量BAの調整を細目に実施することができるため、各工区におけるコンクリートの床仕上げ作業を、同一に近いタイミングで実行可能になる。その結果、床仕上げ作業の作業効率を更に向上できると共に、床仕上げの品質を更に向上できる。
本実施形態では、工区CAのコンクリート床の施工工程が1日で完了する場合について説明するがこれに限定されない。工区CAのコンクリート床の施工工程が連続した2日以上に亘る形態でもよい。
本実施形態では、第1配合量BA1が20kg/mであり、第2配合量BA2が22.5kg/mであり、第3配合量BA3が25kg/mである場合について説明したが、これに限定されない。第1配合量BA1、第2配合量BA2、及び第3配合量BA3の各々が20kg/m以上、且つ30kg/m以下であり、第2配合量BA2が第1配合量BA1よりも多く、第3配合量BA3が第2配合量BA2よりも多ければよい。
本実施形態では、便宜上、コンクリートの硬化速度が、配合量BAに応じて決定する場合について説明したが、これに限定されない。コンクリートの硬化速度は、外気温、コンクリートの厚み、床面積、打設スピード等の影響を受ける。
そこで、外気温、コンクリートの厚み、床面積、打設スピード等を考慮して、第2工区CA2においてコンクリート打設の開始時間(時間TS2)からムラ直しの開始時間(時間TF2)までの期間が、第1工区CA1においてコンクリート打設の開始時間(時間TS1)からムラ直しの開始時間(時間TF1)までの期間と同一になるように、第1配合量BA1及び第2配合量BA2を決定することが好ましい。
また、外気温、コンクリートの厚み、床面積、打設スピード等を考慮して、第3工区CA3においてコンクリート打設の開始時間(時間TS3)からムラ直しの開始時間(時間TF3)までの期間が、第2工区CA2においてコンクリート打設の開始時間(時間TS2)からムラ直しの開始時間(時間TF2)までの期間と同一になるように、第2配合量BA2及び第3配合量BA3を決定することが好ましい。
例えば、外気温が低い程、第1配合量BA1、第2配合量BA2、及び第3配合量BA3の各々を増加させることが好ましい。
AD 混和材料
AD1 膨張性組成物
AD2 硬化促進剤
AP 建物開口
AR1、AR2、AR3 面積
BA 配合量
BA1 第1配合量
BA2 第2配合量
BA3 第3配合量
CA 工区
CA1 第1工区
CA2 第2工区
CA3 第3工区
CD 方向
P11、P12、P13、P21、P22、P23 期間
PD1 第1期間
PD2 第2期間
PD3 第3期間
PR1 第1工程
PR2 第2工程
PR3 第3工程
PT、PTA、PTB 合計作業時間

Claims (6)

  1. 第1期間において打設するコンクリートに、第1配合量の混和材料を配合し、
    前記第1期間よりも後の第2期間において打設するコンクリートに、前記第1配合量よりも多い第2配合量の前記混和材料を配合し、
    前記混和材料は、前記コンクリートを膨張させる機能と、前記コンクリートの硬化を促進する機能とを有する、
    コンクリート施工方法。
  2. 前記混和材料は、前記コンクリートを膨張させる機能を有する膨張性組成物と、前記コンクリートの硬化を促進する機能を有する硬化促進剤とで構成され、
    前記混和材料は、100質量部の前記膨張性組成物に対して、第1質量部以上、且つ、第2質量部以下の前記硬化促進剤が添加されて構成される、
    請求項1に記載のコンクリート施工方法。
  3. 前記混和材料は、前記コンクリートに前記混和材料を配合する前に、前記膨張性組成物と前記硬化促進剤とが一定の比率で混合されて構成される、
    請求項2に記載のコンクリート施工方法。
  4. 前記混和材料は、前記コンクリートに対して、第1割合以上、且つ、第2割合以下の割合で配合される、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンクリート施工方法。
  5. 前記コンクリートは、コンクリート床を構成し、
    前記第1期間において打設するコンクリートの床仕上げ作業と、前記第2期間において打設するコンクリートの床仕上げ作業とを、略同一のタイミングで実行可能なように、前記第1配合量、及び前記第2配合量を決定する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のコンクリート施工方法。
  6. 前記コンクリート床のうち、建物開口から離間する工区よりも後に、前記建物開口に近接する工区に前記コンクリートを打設する、
    請求項5に記載のコンクリート施工方法。
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