JP2023102113A - 管理システム - Google Patents

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康貴 小坂井
Yasutaka Kosakai
通永 大西
Tuei Onishi
幸則 中山
Yukinori Nakayama
真一 藤井
Shinichi Fujii
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Abstract

【課題】複数のフィーダ装着部について、部品フィーダが装着される回数を平準化しつつ、フィーダ装着部に装着される部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する作業を迅速に実行することができる技術を提供する。【解決手段】管理システムは、複数のフィーダ装着部のそれぞれについて、部品フィーダが装着された回数を認識する第1認識部と、複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、前記フィーダ装着部に装着された部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する場合のサイクルタイムを認識する第2認識部と、前記第1認識部により認識される回数が複数の前記フィーダ装着部の全てについて所定の基準回数以上である場合に、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第1認識部により認識される回数が最も少なく、かつ、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を選択する選択部と、を備える。【選択図】図2

Description

本明細書は、実装装置の管理システムに関する。
特許文献1には、いずれかの部品実装装置の自動交換可能なユニットのメンテナンス又は故障による交換が必要になったと判断したときに部品実装装置へ自動交換装置を移動させて部品実装装置の自動交換可能なユニットを自動交換装置によって交換用のユニットと自動交換させる管理システムが開示されている。
国際公開第2018/127956号
部品実装装置において、部品を供給するフィーダを交換することがある。フィーダを交換する場合は、部品実装装置のスロットにフィーダを着脱することがある。複数のスロットを備える部品実装装置では、何も考慮せずにスロットにフィーダを装着すると、複数のスロットの間でフィーダの装着回数に偏りが生じることがある。そこで本明細書は、複数のフィーダ装着部について、部品フィーダが装着される回数を平準化しつつ、フィーダ装着部に装着される部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する作業を迅速に実行することができる技術を提供する。
本明細書に開示される管理システムは、基板に部品を実装する実装装置の管理システムであって、前記実装装置は、実装用の部品を供給する部品フィーダを装着可能な複数のフィーダ装着部を備え、前記フィーダ装着部に装着された部品フィーダから部品を取り出して基板に実装するように構成されている。前記管理システムは、複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、部品フィーダが装着された回数を認識する第1認識部と、複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、前記フィーダ装着部に装着された部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する場合のサイクルタイムを認識する第2認識部と、前記第1認識部により認識される回数が複数の前記フィーダ装着部の全てについて所定の基準回数以上である場合に、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第1認識部により認識される回数が最も少なく、かつ、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を選択する選択部と、を備える。
この構成によれば、複数のフィーダ装着部について、部品フィーダが装着される回数を平準化することができる。また、選択部により選択されたフィーダ装着部に部品フィーダが装着される場合に、その部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する作業を迅速に実行することができる。
実施例の管理システムを模式的に示す図。 実施例の管理システムを模式的に示す図(図1のII-II断面図)。 図2の部分IIIの拡大図。 図1の部分IVの拡大図。 実施例の管理システムのブロック図。 実施例のテーブル(ケース1)を示す図。 実施例のサイクルタイムを説明する図。 実施例のスロット選択処理のフローチャート。 実施例のテーブル(ケース2、3、4)を示す図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。
本技術の一実施形態では、前記選択部は、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満である前記フィーダ装着部がある場合は、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満であり、かつ、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を選択してもよい。
本技術の一実施形態では、前記選択部は、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を特定し、特定した前記フィーダ装着部について、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満である場合は、特定した前記フィーダ装着部を選択してもよい。
前記実装装置は、複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、前記フィーダ装着部に部品フィーダが装着されたときに前記フィーダ装着部と装着された部品フィーダとを電気的に接続するコネクタを更に備えてもよい。
前記管理システムは、前記フィーダ装着部に部品フィーダが装着されることに応じて、その部品フィーダから所定の情報を取得する取得部と、前記取得部が前記所定の情報を取得することに応じて、部品フィーダが装着された前記フィーダ装着部について、部品フィーダが装着された回数をカウントアップするカウント部と、を更に備えてもよい。
前記管理システムは、前記選択部により選択された前記フィーダ装着部に部品フィーダを装着する交換装置を更に備えてもよい。
(実施例)
実施例の管理システム2について図面を参照して説明する。図1および図2に示すように、実施例の管理システム2は、管理コンピュータ200と、実装装置10と、交換装置100とを備えている。管理コンピュータ200は、例えば、CPUとメモリ(いずれも図示省略)を備えており、管理システム2に関する様々な制御や処理を実行する。実装装置10は、プリント基板等の回路基板8にICチップ等の電子部品4を実装する装置である。実装装置10は、チップマウンターと呼ばれることもある。交換装置100は、実装装置10に対して部品フィーダ30を着脱することにより部品フィーダ30を交換する装置である。交換装置100は、スマートローダと呼ばれることもある。
実装装置10について、より詳細に説明する。実装装置10は、基板コンベア12と、複数の部品フィーダ30と、フィーダ保持部14と、装着ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、表示操作部20とを備えている。
基板コンベア12は、回路基板8の搬入、位置決めおよび搬出を行う。一例ではあるが、基板コンベア12は、一対のベルトコンベアと、回路基板8を下方から支持する支持装置(図示省略)とを有する。
それぞれの部品フィーダ30は、基板実装用の複数の電子部品4を収容している。それぞれの部品フィーダ30は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、装着ヘッド16へ電子部品4を供給する。部品フィーダ30の具体的な構成は特に限定されない。それぞれの部品フィーダ30は、例えば、テープ上に収容された複数の電子部品4を供給するテープ式フィーダ、トレイ上に収容された複数の電子部品4を供給するトレイ式フィーダ、又は、容器内にランダムに収容された複数の電子部品4を供給するバルク式フィーダのいずれであってもよい。
図3に示すように、フィーダ保持部14は、複数(例えば、N個(Nは2以上の整数))のスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)を備えており、複数のスロットSTのそれぞれに部品フィーダ30を着脱可能に装着することができる。部品フィーダ30がスロットST内に挿入されることにより、実装装置10に部品フィーダ30がセットされる。なお、フィーダ保持部14は、実装装置10に固定されたものであってもよいし、実装装置10に対して着脱可能なものであってもよい。
図4に示すように、部品フィーダ30は、給電用かつ通信用のコネクタ32を備えている。また、フィーダ保持部14のスロットSTは、給電用かつ通信用のコネクタ22を備えている。部品フィーダ30がフィーダ保持部14のスロットSTに装着されると、部品フィーダ30のコネクタ32がスロットSTのコネクタ22に接続される。これにより、部品フィーダ30とスロットSTがコネクタ32、22を介して電気的に接続される。部品フィーダ30のコネクタ32は、部品フィーダ30がスロットSTに装着されている状態でスロットST側に突出している。スロットSTのコネクタ22は、部品フィーダ30側に突出している。コネクタ32、22はそれぞれ、例えば複数のピンやソケットから構成されている。コネクタ32、22を介して、電力の供給/受給や情報の送信/受信が行われる。
図1に示すように、実装装置10の装着ヘッド16は、電子部品4を吸着するノズル6を有する。ノズル6は、装着ヘッド16に着脱可能に取り付けられている。装着ヘッド16は、ノズル6をZ方向(ここでは鉛直方向)に移動可能であり、部品フィーダ30や回路基板8に対して、ノズル6を接近および離間させる。装着ヘッド16は、部品フィーダ30から電子部品4をノズル6によって吸着すると共に、ノズル6に吸着された電子部品4を回路基板8上に実装することができる。なお、装着ヘッド16は、単一のノズル6を有するものに限られず、複数のノズル6を有するものであってもよい。
ヘッド移動装置18は、部品フィーダ30と回路基板8との間で装着ヘッド16を移動させる。一例ではあるが、ヘッド移動装置18は、移動ベース19をX方向およびY方向に移動させるXYロボットであり、移動ベース19に対して装着ヘッド16が固定されている。なお、装着ヘッド16は、移動ベース19に固定されるものに限られず、移動ベース19に着脱可能に取り付けられるものであってもよい。
表示操作部20は、例えば、タッチパネルから構成されている。表示操作部20は、例えば、実装装置10に関する様々な情報を表示する。また、表示操作部20は、例えば、実装装置10に関する様々な操作を受け付ける。
図5は、管理システム2のブロック図である。図5では、管理システム2の構成要素の全てが示されているわけではなく、省略されている構成要素もある。図5に示すように、管理システム2における実装装置10は、通信I/F24と、制御部50とを備えている。実装装置10の通信I/F24は、ネットワーク90を介して管理コンピュータ200に接続されており、管理コンピュータ200と有線通信および/または無線通信を実行する。実装装置10は、通信I/F24を介して情報を送受信可能に構成されている。
実装装置10の制御部50は、CPU(図示省略)と、記憶部52(例えば、ROMやRAM)とを備えている。制御部50は、記憶部52に記憶されている所定のプログラムに従って実装装置10に関する様々な制御や処理を実行する。例えば、制御部50は、基板コンベア12、フィーダ保持部14、装着ヘッド16、ヘッド移動装置18、および表示操作部20等(図1、図2参照)の動作を制御する。
実装装置10の記憶部52には、フィーダ保持部14の複数のスロットST(図3、図4参照)についての装着回数情報およびサイクルタイム情報を含むテーブル54が記憶されている。図6は、実施例のテーブル54を示す図である。図6に示すように、テーブル54に含まれる装着回数情報は、実装装置10のスロットSTに部品フィーダ30が装着された回数(以下では「フィーダ装着回数」と呼ぶ場合がある。)を示す情報である。一例として想定されるケース1では、スロットST1に部品フィーダ30が装着された回数が「9回」であり、スロットST2に部品フィーダ30が装着された回数が「8回」である。フィーダ装着回数は、スロットSTに部品フィーダ30が装着される毎にカウントアップされる。例えば、スロットST1に部品フィーダ30が装着された場合は、制御部50が、スロットST1についてのフィーダ装着回数をカウントアップする。これにより、スロットST1についてのフィーダ装着回数が1回増加する。
図5に示すように、部品フィーダ30は、部品フィーダ30の動作を制御する制御部60を備えている。制御部60は、CPU(図示省略)と、記憶部62(例えば、ROMやRAM)とを備えている。制御部60は、記憶部62に記憶されている所定のプログラムに従って部品フィーダ30に関する様々な制御や処理を実行する。例えば、制御部60は、部品フィーダ30のモータの回転(図示省略)を制御する。また、部品フィーダ30の記憶部62には、部品フィーダ30を識別するための識別情報が記憶されている。
部品フィーダ30が実装装置10のスロットSTに装着されると、部品フィーダ30のコネクタ32が実装装置10のコネクタ22に接続される(図4参照)。実装装置10の制御部50(図5参照)は、コネクタ22、32が接続されることに応じて、部品フィーダ30の記憶部62に記憶されている識別情報を取得する。制御部50は、部品フィーダ30の識別情報を取得することに応じて、その部品フィーダ30が装着されたスロットSTについてのフィーダ装着回数をカウントアップする。
次に、サイクルタイム情報について説明する。テーブル54に含まれるサイクルタイム情報は、スロットST(例えば、ST1)に部品フィーダ30が装着された場合に、その部品フィーダ30から電子部品4を取り出してその電子部品4を回路基板8に実装する工程のサイクルタイムを示す情報である。図7に示すように、実施例のサイクルタイムは、回路基板8を搬入する工程(S2)と、電子部品4を吸着する工程(S4)と、電子部品4を回路基板8に実装する工程(S6)と、回路基板8を搬出する工程(S8)とを含む作業に要する時間である。制御部50は、複数のスロットSTのそれぞれについて、スロットSTに装着された部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する状況を想定してサイクルタイムを算出する。図6に示すように、一例として想定されるケース1では、スロットST1に関するサイクルタイムが「1秒」であり、スロットST2に関するサイクルタイムが「2秒」である。制御部50は、例えば、回路基板8に電子部品4を実装するためのシーケンス情報やタイムチャート情報等に基づいてサイクルタイムを算出する。なお、サイクルタイムを算出する方法は特に限定されない。
次に、交換装置100について説明する。図1および図2に示すように、交換装置100は、実装装置10のフィーダ保持部14に装着するための交換用の複数の部品フィーダ30を保持している。交換装置100は、フィーダ保持部14のスロットST(図3、図4参照)に対して部品フィーダ30を装着する、または、離脱させることができる。交換装置100は、実装装置10に対して前後左右に移動可能に構成されている。
図5に示すように、交換装置100は、通信I/F84と、制御部80とを備えている。交換装置100の通信I/F84は、ネットワーク90を介して管理コンピュータ200に接続されており、管理コンピュータ200と有線通信および/または無線通信を実行する。交換装置100は、通信I/F84を介して情報を送受信可能に構成されている。
交換装置100の制御部80は、CPU(図示省略)と、記憶部82(例えば、ROMやRAM)とを備えている。制御部80は、記憶部82に記憶されている所定のプログラムに従って交換装置100に関する様々な制御や処理を実行する。
交換装置100の記憶部82には、実装装置10の複数のスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)の位置を特定するためのスロット位置情報が記憶されている。制御部80は、記憶部82に記憶されているスロット位置情報に基づいて各スロットST(例えば、ST1)の位置を特定する。交換装置100は、スロット位置情報に基づいて特定したスロットSTに対して部品フィーダ30を装着することができる。
(スロット選択処理;図8)
次に、実施例のスロット選択処理について説明する。スロット選択処理は、例えば、実装装置10の電源がオンになると開始される。図8に示すように、スロット選択処理のS10では、実装装置10の制御部50が、複数のスロットST((例えば、N個のスロットST1、ST2、・・・、STN)のそれぞれについて、部品フィーダ30が装着された回数であるフィーダ装着回数を認識する。制御部50は、記憶部52に記憶されている装着回数情報に基づいてフィーダ装着回数を認識する(図5、図6参照)。
続くS12では、制御部50が、複数のスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のそれぞれについて、スロットSTに装着された部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する場合のサイクルタイムを認識する。制御部50は、記憶部52に記憶されているサイクルタイム情報に基づいてサイクルタイムを認識する(図5、図6参照)。
続くS14では、制御部50が、S12で認識した複数のスロットSTのそれぞれについてのサイクルタイムのうち、最も短いサイクルタイムを特定すると共に、そのサイクルタイム(すなわち、最も短いサイクルタイム)のスロットST(例えば、ST1)を特定する。以下では、S14で制御部50が特定するスロットSTを便宜的に第1最短スロットと呼ぶ。
続くS16では、制御部50が、S14で特定した第1最短スロットについてのフィーダ装着回数を認識し、そのフィーダ装着回数が所定の基準回数R(例えば、10回)未満であるか否かを判断する。第1最短スロットのフィーダ装着回数は、記憶部52に記憶されている装着回数情報(図6参照)に基づいて認識される。所定の基準回数Rは、例えば、スロットSTのコネクタ22のメンテナンスの必要性を考慮して設定される。フィーダ装着回数が基準回数Rを超える場合は、コネクタ22のメンテナンスを検討することが望ましい。第1最短スロットのフィーダ装着回数が基準回数R未満である場合(YESの場合)、処理はS18に進む。第1最短スロットのフィーダ装着回数が基準回数R以上である場合(NOの場合)、処理はS20に進む。
S16でYESの後のS18では、制御部50が、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとして第1最短スロットを選択する。
S16でNOの後のS20では、制御部50が、複数のスロットSTのうち、第1最短スロット以外のスロットSTであって、フィーダ装着回数が基準回数R未満であるスロットSTが存在するか否かを判断する。第1最短スロット以外のスロットSTでフィーダ装着回数が基準回数R未満であるスロットSTが存在する場合(YESの場合)、処理はS22に進む。第1最短スロット以外のスロットSTでフィーダ装着回数が基準回数R未満であるスロットSTが存在しない場合(NOの場合)、処理はS24に進む。すなわち、複数のスロットSTの全てについてフィーダ装着回数が基準回数R以上である場合、処理はS24に進む。
S20でYESの後のS22では、制御部50が、フィーダ装着回数が基準回数R未満である複数のスロットSTのうち、サイクルタイムが最も短いスロットSTを選択する。より詳細には、制御部50が、フィーダ装着回数が基準回数R未満である複数のスロットSTのそれぞれについてのサイクルタイムを認識する。続いて、制御部50は、認識した複数のサイクルタイムのうち、最も短いサイクルタイムを特定すると共に、そのサイクルタイム(すなわち、最も短いサイクルタイム)のスロットSTを特定する。そして、制御部50は、特定したスロットSTを、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとして選択する。以下では、S22で制御部50が選択するスロットSTを便宜的に第2最短スロットと呼ぶ。なお、上記のS20でYESと判断されるスロットSTが1個である場合は、そのスロットSTが第2最短スロットになる。
上記のS20でNOの後のS24では、制御部50が、複数のスロットSTの全て(すなわち、N個のスロットST)のうち、フィーダ装着回数が最も少なく、かつ、サイクルタイムが最も短いスロットSTを選択する。より詳細には、制御部50が、上記のS10で認識した複数(N個)のスロットSTのフィーダ装着回数のうち、最も少ないフィーダ装着回数を特定すると共に、そのフィーダ装着回数(すなわち、最も少ないフィーダ装着回数)のスロットSTを特定する。制御部50は、フィーダ装着回数が最も少ないスロットSTが複数個存在する場合は、それらのスロットSTのそれぞれについてのサイクルタイムのうち、最も短いサイクルタイムを特定すると共に、そのサイクルタイム(すなわち、最も短いサイクルタイム)のスロットSTを特定する。制御部50は、特定したスロットSTを、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとして選択する。以下では、S24で制御部50が選択するスロットSTを便宜的に第3最短スロットと呼ぶ。
S26では、制御部50が、S18、S22、またはS24での選択結果の情報を、管理コンピュータ200を介して交換装置100に送信する。変形例では、制御部50は、選択結果の情報を、管理コンピュータ200を介さずに交換装置100に直接送信してもよい。また、制御部50は、選択結果の情報を表示操作部20に表示してもよい。
交換装置100は、実装装置10から受信する選択結果の情報に基づいて、上記のS18、S22、またはS24で選択されたスロットSTに対して部品フィーダ30を装着する。
(ケース1;図6)
次に、上記の管理システム2により実現される具体的なケースについて説明する。図6に示すケース1では、制御部50が、スロット選択処理(図8参照)のS14で第1最短スロットとしてスロットST1を特定する。スロットST1のフィーダ装着回数(9回)が基準回数R(10回)未満なので、制御部50は、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとしてスロットST1を選択する(S16でYES、S18)。
(ケース2;図9)
図9に示すケース2では、S14で特定されるスロットST1(第1最短スロット)のフィーダ装着回数(10回)が基準回数R(10回)以上である。また、スロットST1(第1最短スロット)以外のスロットSTであってフィーダ装着回数が基準回数R(10回)未満のスロットST(ST2、ST3、・・・、STN)が存在する。フィーダ装着回数が基準回数R(10回)未満のスロットST(ST2、ST3、・・・、STN)のうち、スロットST2のサイクルタイムが最も短いので、制御部50は、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとしてスロットST2(第2最短スロット)を選択する(S16でNO、S20でYES、S22)。
(ケース3、4;図9)
図9に示すケース3では、スロットST1(第1最短スロット)以外のスロットSTであってフィーダ装着回数が基準回数R(10回)未満のスロットSTが存在しない。すなわち、全てのスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のフィーダ装着回数が基準回数R(10回)以上である。全てのスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のうち、フィーダ装着回数が最も少なく、かつ、サイクルタイムが最も短いスロットSTはスロットST1なので、制御部50は、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとしてスロットST1(第3最短スロット)を選択する(S20でNO、S24)。
図9に示すケース4では、全てのスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のうち、フィーダ装着回数が最も少なく、かつ、サイクルタイムが最も短いスロットSTはスロットST2なので、制御部50は、部品フィーダ30を装着するためのスロットSTとしてスロットST2(第3最短スロット)を選択する(S20でNO、S24)。
(効果)
以上、実施例の管理システム2について説明した。以上のように、実施例の管理システム2では、制御部50が、複数のスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のそれぞれについて、部品フィーダ30が装着された回数(フィーダ装着回数)を認識する(図8のS10)。また、制御部50が、複数のスロットSTのそれぞれについて、スロットSTに装着された部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する場合のサイクルタイムを認識する(S12)。また、制御部50が、フィーダ装着回数が複数のスロットSTの全てについて所定の基準回数R(例えば、10回)以上である場合に、複数のスロットSTのうち、フィーダ装着回数が最も少なく、かつ、サイクルタイムが最も短いスロットSTを選択する(S16でNO、S20でNO、S24)。
この構成によれば、複数のスロットSTについて、フィーダ装着回数を平準化することができる。また、選択されたスロットSTに部品フィーダ30が装着される場合に、その部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する作業を迅速に実行することができる。
また、制御部50は、複数のスロットSTのうち、フィーダ装着回数が基準回数R未満であるスロットSTがある場合は、フィーダ装着回数が基準回数R未満であり、かつ、サイクルタイムが最も短いスロットSTを選択する(図8のS20でYES、S22)。この構成によれば、部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する作業を迅速に実行することができる。
また、制御部50は、複数のスロットST(ST1、ST2、・・・、STN)のうち、サイクルタイムが最も短いスロットSTを特定し、特定したスロットSTについて、フィーダ装着回数が基準回数R未満である場合は、特定したスロットSTを選択する(図8のS14、S16でYES、S18)。この構成によれば、部品フィーダ30から電子部品4を取り出して回路基板8に実装する作業を迅速に実行することができる。
実装装置10は、複数のスロットSTのそれぞれについて、スロットSTに部品フィーダ30が装着されたときにスロットSTと装着された部品フィーダ30とを電気的に接続するコネクタ22を備えている。スロットSTに部品フィーダ30が繰り返し装着されると、フィーダ装着回数が増加することに伴ってコネクタ22が劣化してゆくことが考えられる。上記の構成によれば、フィーダ装着回数を平準化することができるので、複数のスロットSTについて、コネクタ22の劣化具合を平準化することができる。
また、管理システム2では、制御部50が、スロットSTに部品フィーダ30が装着されることに応じて、その部品フィーダ30から識別情報を取得する。また、制御部50が、部品フィーダ30の識別情報を取得することに応じて、部品フィーダ30が装着されたスロットSTについて、フィーダ装着回数をカウントアップする。この構成によれば、部品フィーダ30がスロットSTに装着されたときにフィーダ装着回数を確実にカウントアップすることができる。
管理システム2は、制御部50により選択されたスロットSTに部品フィーダ30を装着する交換装置100を備えている。この構成によれば、フィーダ装着回数が少なく、かつ、サイクルタイムが短いスロットSTに部品フィーダ30を確実に装着することができる。
(対応関係)
スロットSTが、「フィーダ装着部」の一例である。スロット選択処理のS10の処理が、「第1認識部」により実行される処理の一例である。S12の処理が、「第2認識部」により実行される処理の一例である。S14、S16、S18、S20、S22、S24の処理が、それぞれ、「選択部」により実行される処理の一例である。部品フィーダ30の識別情報が、「所定の情報」の一例である。識別情報を取得する処理が、「取得部」により実行される処理の一例である。フィーダ装着回数をカウントアップする処理が、「カウント部」により実行される処理の一例である。
(変形例)
(1)スロット選択処理(図8参照)は、管理コンピュータ200によって実行されてもよい。情報処理を実行する主体は特に限定されない。
(2)管理コンピュータ200は、スロット選択処理(図8参照)のS18、S22、またはS24の処理で選択されたスロットSTが使用できない状態である場合は、スロットSTが使用できないことを示す使用不可情報を実装装置10に送信してもよい。この場合、実装装置10の制御部50は、使用できないスロットST以外のスロットSTについて、改めてスロット選択処理を実行してもよい。
以上、本明細書に開示の技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:管理システム、4:電子部品、6:ノズル、8:回路基板、10:実装装置、12:基板コンベア、14:フィーダ保持部、16:装着ヘッド、18:ヘッド移動装置、20:表示操作部、22:コネクタ、30:部品フィーダ、32:コネクタ、50:制御部、52:記憶部、54:テーブル、100:交換装置、200:管理コンピュータ、ST:スロット

Claims (6)

  1. 基板に部品を実装する実装装置の管理システムであって、
    前記実装装置は、実装用の部品を供給する部品フィーダを装着可能な複数のフィーダ装着部を備え、前記フィーダ装着部に装着された部品フィーダから部品を取り出して基板に実装するように構成されており、
    前記管理システムは、
    複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、部品フィーダが装着された回数を認識する第1認識部と、
    複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、前記フィーダ装着部に装着された部品フィーダから部品を取り出して基板に実装する場合のサイクルタイムを認識する第2認識部と、
    前記第1認識部により認識される回数が複数の前記フィーダ装着部の全てについて所定の基準回数以上である場合に、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第1認識部により認識される回数が最も少なく、かつ、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を選択する選択部と、を備える管理システム。
  2. 前記選択部は、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満である前記フィーダ装着部がある場合は、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満であり、かつ、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を選択する、請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記選択部は、複数の前記フィーダ装着部のうち、前記第2認識部により認識されるサイクルタイムが最も短い前記フィーダ装着部を特定し、特定した前記フィーダ装着部について、前記第1認識部により認識される回数が前記基準回数未満である場合は、特定した前記フィーダ装着部を選択する、請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 前記実装装置は、複数の前記フィーダ装着部のそれぞれについて、前記フィーダ装着部に部品フィーダが装着されたときに前記フィーダ装着部と装着された部品フィーダとを電気的に接続するコネクタを更に備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の管理システム。
  5. 前記フィーダ装着部に部品フィーダが装着されることに応じて、その部品フィーダから所定の情報を取得する取得部と、
    前記取得部が前記所定の情報を取得することに応じて、部品フィーダが装着された前記フィーダ装着部について、部品フィーダが装着された回数をカウントアップするカウント部と、を更に備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の管理システム。
  6. 前記選択部により選択された前記フィーダ装着部に部品フィーダを装着する交換装置を更に備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の管理システム。
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