JP2023100200A - フレーム連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレーム連結構造において、フレーム同士を連結する作業を簡素化し組立性を向上させる。
【解決手段】フレーム連結構造11は、一端側に溝部31~33が形成された幅フレーム12と、一端側に溝部31~33に嵌り合う差し込み部51~53が形成された奥行フレーム13と、を備える。同一の座標平面上で延びる幅フレーム12と奥行フレーム13とを、座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度θiにして差し込み部51、52の先端を溝部31、32に引っ掛ける。そして、初期角度θiから予め定めた固定角度θfまで変化させて差し込み部51~53を溝部31~33に嵌め合わせることで、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。
【選択図】図4
【解決手段】フレーム連結構造11は、一端側に溝部31~33が形成された幅フレーム12と、一端側に溝部31~33に嵌り合う差し込み部51~53が形成された奥行フレーム13と、を備える。同一の座標平面上で延びる幅フレーム12と奥行フレーム13とを、座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度θiにして差し込み部51、52の先端を溝部31、32に引っ掛ける。そして、初期角度θiから予め定めた固定角度θfまで変化させて差し込み部51~53を溝部31~33に嵌め合わせることで、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。
【選択図】図4
Description
本発明は、フレーム連結構造に関するものである。
特許文献1に記載された閉鎖形配電盤のフレーム組立構造では、互いに直交する梁の端部同士を重ねてリベットによりカシメ止めすることで、高強度なコーナ部を構成し、箱形の枠組みを構築している。
特許文献2に記載された筐体製造方法では、互いに直交する三つの支柱を、補強部材によってねじ止めし、筐体の骨組みを形成している。
特許文献2に記載された筐体製造方法では、互いに直交する三つの支柱を、補強部材によってねじ止めし、筐体の骨組みを形成している。
締結に多数のリベットやねじを使用すると、フレーム同士を連結するのに手間と時間がかかるため、組立性に改善の余地があった。
本発明の目的は、フレーム連結構造において、フレーム同士を連結する作業を簡素化し組立性を向上させることである。
本発明の目的は、フレーム連結構造において、フレーム同士を連結する作業を簡素化し組立性を向上させることである。
本発明の一態様に係るフレーム連結構造は、一端側に溝部が形成された一方のフレームと、一端側に溝部に嵌り合う差し込み部が形成された他方のフレームと、を備えている。同一の座標平面上で延びる一方のフレームと他方のフレームとを、座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度にして差し込み部の先端を溝部に引っ掛ける。そして、初期角度から予め定めた固定角度まで変化させて差し込み部を溝部に嵌め合わせることで、一方のフレームと他方のフレームとが連結される。
本発明によれば、初期角度から予め定めた固定角度まで変化させて差し込み部を溝部に嵌め合わせることで、多数のリベットやねじを使用することなく、一方のフレームと他方のフレームとが連結される。したがって、フレーム同士を連結する作業が簡素化され、組立性が向上する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
《第一実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、縦方向、幅方向、及び奥行方向とする。縦方向は、鉛直方向(上下方向)であり、幅方向及び奥行方向は、水平方向(横方向)の二方向である。
図1は、第一実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、例えば内部に各種電気機器が収納される電気機器収納設備の筐体フレームに採用される。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、縦方向、幅方向、及び奥行方向とする。縦方向は、鉛直方向(上下方向)であり、幅方向及び奥行方向は、水平方向(横方向)の二方向である。
図1は、第一実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、例えば内部に各種電気機器が収納される電気機器収納設備の筐体フレームに採用される。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
図2は、第一実施形態の幅フレーム12を示す図である。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部21(第一の幅板部)と、幅板部22(第二の幅板部)と、幅板部23(第三の幅板部)と、を備える。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部21(第一の幅板部)と、幅板部22(第二の幅板部)と、幅板部23(第三の幅板部)と、を備える。
幅板部21は、幅方向に延び、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、幅方向の外側が奥行方向の内側に出っ張ることで、縦方向から見てL字状に形成されている。幅板部21には、幅方向の外側となる位置に、縦方向の内側に向かってから奥行方向の内側に向かって突出する切り曲げ24が形成され、切り曲げ24によって縦方向に貫通した開口部25が形成されている。切り曲げ24のうち、幅方向及び奥行方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう縦方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ24における縦方向の外側を向いた端面24aと、幅板部21の縦方向の内側を向いた平面21aとで、溝部31(第一の溝部)が構成されている。
幅板部22は、幅方向に延び、幅板部21における奥行方向の外側端部に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部22には、幅方向の外側となる位置に、奥行方向の内側に向かってから幅方向の外側に向かって突出する切り曲げ26が形成され、切り曲げ26によって奥行方向に貫通した開口部27が形成されている。切り曲げ26のうち、幅方向及び縦方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう奥行方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ26における奥行方向の外側を向いた端面26aと、幅板部22の奥行方向の内側を向いた平面22aとで、溝部32(第二の溝部)が構成されている。
幅板部23は、幅板部22における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部21の先端となる幅方向の外側を向いた端面21bと、幅板部23における幅方向の内側を向いた平面23aと、で溝部33(第三の溝部)が構成されている。端面21bには、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めにカットした切り欠き部28が形成されている。
幅板部23は、幅板部22における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部21の先端となる幅方向の外側を向いた端面21bと、幅板部23における幅方向の内側を向いた平面23aと、で溝部33(第三の溝部)が構成されている。端面21bには、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めにカットした切り欠き部28が形成されている。
図3は、第一実施形態の奥行フレーム13を示す図である。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部41(第一の奥行板部)と、奥行板部42(第二の奥行板部)と、奥行板部43(第三の奥行板部)と、を備える。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部41(第一の奥行板部)と、奥行板部42(第二の奥行板部)と、奥行板部43(第三の奥行板部)と、を備える。
奥行板部41は、奥行方向に延び、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成されている。奥行板部41には、奥行方向の外側端部に、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、溝部31に嵌り合う差し込み部51(第一の差し込み部)が形成されている。差し込み部51は、曲げ加工により奥行板部41よりも厚さ一枚分だけ縦方向の内側に平行移動させた位置にある。
奥行板部42は、奥行方向に延び、奥行板部41における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。
奥行板部42は、奥行方向に延び、奥行板部41における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。
奥行板部43は、奥行板部42における奥行方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部43は、曲げ加工により奥行板部42よりも厚さ一枚分だけ幅方向の内側に平行移動させた位置にある。奥行板部43には、奥行方向の外側端部に、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部32に嵌り合う差し込み部52(第二の差し込み部)が形成されている。奥行板部43には、奥行方向の外側で、且つ縦方向の外側端部に、縦方向の外側に向かって凸となる凸部44が形成されている。凸部44における幅方向の内側を向いた側面44aと、奥行板部43における幅方向の外側を向いた平面43aと、で溝部33に嵌り合う差し込み部53(第三の差し込み部)が構成されている。
図4は、第一実施形態の連結動作を示す図である。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部28に凸部44を差し込みながら、差し込み部51の先端を切り曲げ24に引っ掛け、差し込み部52の先端を切り曲げ26に引っ掛けている。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部28に凸部44を差し込みながら、差し込み部51の先端を切り曲げ24に引っ掛け、差し込み部52の先端を切り曲げ26に引っ掛けている。
図中の(b)は、固定角度θfにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた固定角度θfは、90度(直角)に設定してある。幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを広げるように荷重を加えることで初期角度θiから固定角度θfにすると、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結され堅固に固定される。すなわち、差し込み部51が切り曲げ24に嵌り合うことで縦方向の位置が規制され、差し込み部52が切り曲げ26に嵌り合うことで奥行方向の位置が規制される。また、奥行板部43及び凸部44が、幅板部23と幅板部21との間に嵌り合うことで、幅方向の位置が規制される。なお、幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを狭めるように荷重を加えることで固定角度θfから初期角度θiに戻すと、幅フレーム12と奥行フレーム13との連結が解除される。
《作用効果》
次に第一実施形態の主要な作用効果について説明する。
フレーム連結構造11は、一端側に溝部31~33が形成された幅フレーム12と、一端側に溝部31~33に嵌り合う差し込み部51~53が形成された奥行フレーム13と、を備えている。同一の座標平面上で延びる幅フレーム12と奥行フレーム13とを、座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度θiにして差し込み部の先端を溝部に引っ掛ける。そして、初期角度θiから予め定めた固定角度θfまで変化させて差し込み部51~53を溝部31~33に嵌め合わせることで、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。これにより、多数のリベットやねじを使用することなく、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。したがって、フレーム同士を連結する作業が簡素化され、組立性が向上する。
次に第一実施形態の主要な作用効果について説明する。
フレーム連結構造11は、一端側に溝部31~33が形成された幅フレーム12と、一端側に溝部31~33に嵌り合う差し込み部51~53が形成された奥行フレーム13と、を備えている。同一の座標平面上で延びる幅フレーム12と奥行フレーム13とを、座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度θiにして差し込み部の先端を溝部に引っ掛ける。そして、初期角度θiから予め定めた固定角度θfまで変化させて差し込み部51~53を溝部31~33に嵌め合わせることで、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。これにより、多数のリベットやねじを使用することなく、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結される。したがって、フレーム同士を連結する作業が簡素化され、組立性が向上する。
互いに異なる三方向を縦方向、幅方向、及び奥行方向とし、一方のフレームは、幅方向に延びる幅フレーム12であり、他方のフレームは、奥行方向に延びる奥行フレーム13である。幅フレーム12は、溝部31と、溝部32と、溝部33と、を備えている。溝部31は、縦方向に離れた一対の面によって構成され、溝部32は、奥行方向に離れた一対の面によって構成され、溝部33は、幅方向に離れた一対の面によって構成されている。奥行フレーム13は、差し込み部51と、差し込み部52と、差し込み部53と、を備えている。差し込み部51は、初期角度θiにあるときに先端が溝部31に引っ掛かり、固定角度θfにあるときに溝部31に嵌り合う。差し込み部52と、初期角度θiにあるときに先端が溝部32に引っ掛かり、固定角度θfにあるときに溝部32に嵌り合う。差し込み部53と、を備えている。初期角度θiにあるときに先端が溝部33に引っ掛かり、固定角度θfにあるときに溝部33に嵌り合う。これにより、溝部31~33に差し込み部51~53の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
溝部31及び溝部32は、夫々、切り曲げ24及び切り曲げ26によって形成されている。これにより、抜き加工及び曲げ加工によって、溝部31及び溝部32を容易に成形することができる。
幅フレーム12は、幅板部21と、幅板部22と、幅板部23と、を備えている。幅板部21は、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、溝部31が形成されている。幅板部22は、幅板部21における奥行方向の外側に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部32が形成されている。幅板部23は、幅板部22における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。溝部33は、幅板部21における幅方向の外側を向いた端面21bと、幅板部23における幅方向の内側を向いた平面23aと、で構成されている。これにより、溝部31~33に差し込み部51~53の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
幅フレーム12は、幅板部21と、幅板部22と、幅板部23と、を備えている。幅板部21は、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、溝部31が形成されている。幅板部22は、幅板部21における奥行方向の外側に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部32が形成されている。幅板部23は、幅板部22における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。溝部33は、幅板部21における幅方向の外側を向いた端面21bと、幅板部23における幅方向の内側を向いた平面23aと、で構成されている。これにより、溝部31~33に差し込み部51~53の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
奥行フレーム13は、奥行板部41と、奥行板部42と、奥行板部43と、を備えている。奥行板部41は、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、差し込み部51が形成されている。奥行板部42は、奥行板部41における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部43は、奥行板部42における奥行方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成され、差し込み部52が形成され、縦方向の外側に凸部44が形成されている。差し込み部53は、凸部44における幅方向の内側を向いた側面44aと、奥行板部43における幅方向の外側を向いた平面43aと、で構成されている。これにより、溝部31~33に差し込み部51~53の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
幅板部21には、幅方向の外側を向いた端面21bに、切り欠き部28が形成されている。切り欠き部28は、幅フレーム12及び奥行フレーム13を初期角度θiで引っ掛けるとき、及び初期角度θiから固定角度θfまで変化させるときの凸部44の軌道に沿って形成されている。これにより、端面21bと凸部44との干渉を避け、幅フレーム12及び奥行フレーム13を初期角度θiで引っ掛けるとき、及び初期角度θiから固定角度θfまで変化させるときの動作を阻害することがない。
幅フレーム12及び奥行フレーム13は、水平面上に延び、初期角度θi及び固定角度θfは、鉛直方向から見た角度である。これにより、固定角度θfから初期角度θiに戻す方向の荷重が作用しにくい姿勢で使用することができる。したがって、不用意に連結が解除されるといった事態を避けることができる。
幅フレーム12及び奥行フレーム13は、水平面上に延び、初期角度θi及び固定角度θfは、鉛直方向から見た角度である。これにより、固定角度θfから初期角度θiに戻す方向の荷重が作用しにくい姿勢で使用することができる。したがって、不用意に連結が解除されるといった事態を避けることができる。
次に、比較例について説明する。
まず、比較例の一つとして、フレーム同士を重ねて多数のリベットで接合する連結構造がある。しかしながら、多数のリベットを使用すると、フレーム同士を連結するのに手間と時間がかかるため、組立性に改善の余地があった。
また、別の比較例として、フレーム同士を連結する部分に補強部材をねじ止めする連結構造がある。しかしながら、ねじ止めする場合でも手間と時間がかかるため、組立性に改善の余地があった。また補強部材を設けることで部品点数も増加してしまう。
まず、比較例の一つとして、フレーム同士を重ねて多数のリベットで接合する連結構造がある。しかしながら、多数のリベットを使用すると、フレーム同士を連結するのに手間と時間がかかるため、組立性に改善の余地があった。
また、別の比較例として、フレーム同士を連結する部分に補強部材をねじ止めする連結構造がある。しかしながら、ねじ止めする場合でも手間と時間がかかるため、組立性に改善の余地があった。また補強部材を設けることで部品点数も増加してしまう。
《変形例》
第一実施形態では、リベットやねじを一つも使用することなく、幅フレーム12と奥行フレーム13とを嵌め合わせて互いを連結する構成について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、少量のリベットやねじを用いて互いを接合し、補強するようにしてもよい。比較例よりもリベットやねじの数量を幾らかでも削減することができるのであれば、フレーム同士を連結する作業が簡素化され、組立性が向上するため、実施する意義がある。
第一実施形態では、リベットやねじを一つも使用することなく、幅フレーム12と奥行フレーム13とを嵌め合わせて互いを連結する構成について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、少量のリベットやねじを用いて互いを接合し、補強するようにしてもよい。比較例よりもリベットやねじの数量を幾らかでも削減することができるのであれば、フレーム同士を連結する作業が簡素化され、組立性が向上するため、実施する意義がある。
《第二実施形態》
《構成》
第二実施形態は、幅フレーム12及び奥行フレーム13の他の態様を示すものである。
図5は、第二実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
《構成》
第二実施形態は、幅フレーム12及び奥行フレーム13の他の態様を示すものである。
図5は、第二実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
図6は、第二実施形態の幅フレーム12を示す図である。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部61(第一の幅板部)と、幅板部62(第二の幅板部)と、幅板部63(第三の幅板部)と、を備える。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部61(第一の幅板部)と、幅板部62(第二の幅板部)と、幅板部63(第三の幅板部)と、を備える。
幅板部61は、幅方向に延び、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、幅方向の外側が奥行方向の内側に出っ張ることで、縦方向から見てL字状に形成されている。幅板部61には、幅方向の外側となる位置に、縦方向の内側に向かってから幅方向の外側に向かって突出する切り曲げ64が形成され、切り曲げ64によって縦方向に貫通した開口部65が形成されている。切り曲げ64のうち、幅方向及び奥行方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう縦方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ64における縦方向の外側を向いた端面64aと、幅板部61の縦方向の内側を向いた平面61aとで、溝部71(第一の溝部)が構成されている。
幅板部62は、幅方向に延び、幅板部61における奥行方向の外側端部に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部62には、幅方向の外側となる位置に、奥行方向の内側に向かってから縦方向の外側に向かって突出する切り曲げ66が形成され、切り曲げ66によって奥行方向に貫通した開口部67が形成されている。切り曲げ66のうち、幅方向及び縦方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう奥行方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ66における奥行方向の外側を向いた端面66aと、幅板部62の奥行方向の内側を向いた平面62aとで、溝部72(第二の溝部)が構成されている。
幅板部63は、幅板部62における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部61の先端となる幅方向の外側を向いた端面61bと、幅板部63における幅方向の内側を向いた平面63aと、で溝部73(第三の溝部)が構成されている。端面61bには、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めにカットした切り欠き部68が形成されている。
幅板部63は、幅板部62における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部61の先端となる幅方向の外側を向いた端面61bと、幅板部63における幅方向の内側を向いた平面63aと、で溝部73(第三の溝部)が構成されている。端面61bには、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めにカットした切り欠き部68が形成されている。
図7は、第二実施形態の奥行フレーム13を示す図である。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部81(第一の奥行板部)と、奥行板部82(第二の奥行板部)と、奥行板部83(第三の奥行板部)と、を備える。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部81(第一の奥行板部)と、奥行板部82(第二の奥行板部)と、奥行板部83(第三の奥行板部)と、を備える。
奥行板部81は、奥行方向に延び、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成されている。奥行板部81には、奥行方向の外側端部に、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、溝部71に嵌り合う差し込み部91(第一の差し込み部)が形成されている。差し込み部91は、曲げ加工により奥行板部81よりも厚さ一枚分だけ縦方向の内側に平行移動させた位置にある。
奥行板部82は、奥行方向に延び、奥行板部81における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部82には、奥行方向の外側端部に、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部72に嵌り合う差し込み部92(第二の差し込み部)が形成されている。
奥行板部82は、奥行方向に延び、奥行板部81における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部82には、奥行方向の外側端部に、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部72に嵌り合う差し込み部92(第二の差し込み部)が形成されている。
奥行板部83は、奥行板部82における奥行方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部83は、曲げ加工により奥行板部82よりも厚さ一枚分だけ幅方向の内側に平行移動させた位置にある。奥行板部83には、奥行方向の外側で、且つ縦方向の外側端部に、縦方向の外側に向かって凸となる凸部84が形成されている。凸部84における幅方向の内側を向いた側面84aと、奥行板部83における幅方向の外側を向いた平面83aと、で溝部73に嵌り合う差し込み部93(第三の差し込み部)が構成されている。
図8は、第二実施形態の連結動作を示す図である。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部68に凸部84を差し込みながら、差し込み部91の縁端を切り曲げ64に引っ掛け、差し込み部92の先端を切り曲げ66に引っ掛けている。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部68に凸部84を差し込みながら、差し込み部91の縁端を切り曲げ64に引っ掛け、差し込み部92の先端を切り曲げ66に引っ掛けている。
図中の(b)は、固定角度θfにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた固定角度θfは、90度(直角)に設定してある。幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを広げるように荷重を加えることで初期角度θiから固定角度θfにすると、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結され堅固に固定される。すなわち、差し込み部91が切り曲げ64に嵌り合うことで縦方向の位置が規制され、差し込み部92が切り曲げ66に嵌り合うことで奥行方向の位置が規制される。また、奥行板部83及び凸部84が、幅板部63と幅板部61との間に嵌り合うことで、幅方向の位置が規制される。なお、幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを狭めるように荷重を加えることで固定角度θfから初期角度θiに戻すと、幅フレーム12と奥行フレーム13との連結が解除される。
《作用効果》
次に第二実施形態の主要な作用効果について説明する。
奥行フレーム13は、奥行板部81と、奥行板部82と、奥行板部83と、を備えている。奥行板部81は、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、差し込み部91及び差し込み部92が形成されている。奥行板部82は、奥行板部81における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部83は、奥行板部82における奥行方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成され、縦方向の外側に凸部84が形成されている。差し込み部93は、凸部84における幅方向の内側を向いた側面84aと、奥行板部83における幅方向の外側を向いた平面83aと、で構成されている。これにより、溝部71~73に差し込み部91~93の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
他の作用効果については、前述した第一実施形態と同様である。
次に第二実施形態の主要な作用効果について説明する。
奥行フレーム13は、奥行板部81と、奥行板部82と、奥行板部83と、を備えている。奥行板部81は、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、差し込み部91及び差し込み部92が形成されている。奥行板部82は、奥行板部81における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部83は、奥行板部82における奥行方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成され、縦方向の外側に凸部84が形成されている。差し込み部93は、凸部84における幅方向の内側を向いた側面84aと、奥行板部83における幅方向の外側を向いた平面83aと、で構成されている。これにより、溝部71~73に差し込み部91~93の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
他の作用効果については、前述した第一実施形態と同様である。
《第三実施形態》
《構成》
第三実施形態は、幅フレーム12及び奥行フレーム13の他の態様を示すものである。
図9は、第三実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
《構成》
第三実施形態は、幅フレーム12及び奥行フレーム13の他の態様を示すものである。
図9は、第三実施形態のフレーム連結構造11を示す図である。
図中の(a)は、フレーム連結構造11を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、フレーム連結構造11を、幅方向の外側、奥行方向の外側、及び縦方向の外側から見た状態を示している。フレーム連結構造11は、幅フレーム12(一方のフレーム)と、奥行フレーム13(他方のフレーム)と、を備えている。幅フレーム12及び奥行フレーム13は、縦方向から見て直角に連結される。
図10は、第三実施形態の幅フレーム12を示す図である。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部101(第一の幅板部)と、幅板部102(第二の幅板部)と、幅板部103(第三の幅板部)と、を備える。
図中の(a)は、幅フレーム12を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、幅フレーム12を、奥行方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、幅フレーム12を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、幅フレーム12を、幅方向の内側から見た状態を示している。幅フレーム12は、板厚が均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、幅板部101(第一の幅板部)と、幅板部102(第二の幅板部)と、幅板部103(第三の幅板部)と、を備える。
幅板部101は、幅方向に延び、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、幅方向の外側が奥行方向の内側に出っ張ることで、縦方向から見てL字状に形成されている。幅板部101には、幅方向の外側となる位置に、縦方向の内側に向かってから奥行方向の内側に向かって突出する切り曲げ104が形成され、切り曲げ104によって縦方向に貫通した開口部105が形成されている。切り曲げ104のうち、幅方向及び奥行方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう縦方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ104における縦方向の外側を向いた端面104aと、幅板部101の縦方向の内側を向いた平面101aとで、溝部111(第一の溝部)が構成されている。
幅板部102は、幅方向に延び、幅板部101における奥行方向の外側端部に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。幅板部102には、幅方向の外側となる位置に、奥行方向の内側に向かってから幅方向の外側に向かって突出する切り曲げ106が形成され、切り曲げ106によって奥行方向に貫通した開口部107が形成されている。切り曲げ106のうち、幅方向及び縦方向に沿った部位は、曲げ加工により厚さ一枚分の板が挟まるよう奥行方向の内側に平行移動させた位置にある。切り曲げ106における奥行方向の外側を向いた端面106aと、幅板部102の奥行方向の内側を向いた平面102aとで、溝部112(第二の溝部)が構成されている。
幅板部103は、幅板部102における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。開口部105における幅方向の外側を向いた端面101bと、幅板部103における幅方向の内側を向いた平面103aと、で溝部113(第三の溝部)が構成されている。平面101aには、縦方向の外側に向かって凹となり、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めに延びる溝状の切り欠き部108が形成されている。
幅板部103は、幅板部102における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。開口部105における幅方向の外側を向いた端面101bと、幅板部103における幅方向の内側を向いた平面103aと、で溝部113(第三の溝部)が構成されている。平面101aには、縦方向の外側に向かって凹となり、奥行方向の内側に向かうほど幅方向の内側に向かって斜めに延びる溝状の切り欠き部108が形成されている。
図11は、第三実施形態の奥行フレーム13を示す図である。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部121(第一の奥行板部)と、奥行板部122(第二の奥行板部)と、奥行板部123(第三の奥行板部)と、を備える。
図中の(a)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側、奥行方向の内側、及び縦方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、奥行フレーム13を、幅方向の内側から見た状態を示し、図中の(c)は、奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示し、図中の(d)は、奥行フレーム13を、奥行方向の外側から見た状態を示している。奥行フレーム13は、板厚が幅フレーム12と同一で且つ均一となる一枚の鋼板を曲げ加工して成形されており、奥行板部121(第一の奥行板部)と、奥行板部122(第二の奥行板部)と、奥行板部123(第三の奥行板部)と、を備える。
奥行板部121は、奥行方向に延び、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成されている。奥行板部121には、奥行方向の外側端部に、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、溝部111に嵌り合う差し込み部131(第一の差し込み部)が形成されている。差し込み部131は、曲げ加工により奥行板部121よりも厚さ一枚分だけ縦方向の内側に平行移動させた位置にある。
奥行板部122は、奥行方向に延び、奥行板部121における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。
奥行板部122は、奥行方向に延び、奥行板部121における幅方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。
奥行板部123は、奥行板部122における奥行方向の外側端部に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部123は、曲げ加工により奥行板部122よりも厚さ一枚分だけ幅方向の内側に平行移動させた位置にある。奥行板部123には、奥行方向の外側端部に、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部112に嵌り合う差し込み部132(第二の差し込み部)が形成されている。差し込み部131には、縦方向の外側を向いた平面131aのうち奥行方向の外側に、縦方向の外側に向かって凸となり、切り欠き部108に嵌り合う凸部124が形成されている。凸部124は、絞り加工によって成形されており、縦方向の内側を向いた面では、縦方向の外側に向かって凹んでいる。凸部124の高さは、切り欠き部108の深さ未満であり、互いを嵌め合わせたときに、差し込み部131と幅板部103とが面接触し、切り欠き部108に沿って差し込み部131の摺動が案内される。凸部124における幅方向の内側を向いた側面124aと、奥行板部123における幅方向の外側を向いた平面123aと、で溝部113に嵌り合う差し込み部133(第三の差し込み部)が構成されている。
図12は、第三実施形態の連結動作を示す図である。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部108に凸部124を嵌め込みながら、差し込み部131の先端を切り曲げ104に引っ掛け、差し込み部132の先端を切り曲げ106に引っ掛けている。
図中の(a)は、初期角度θiにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた初期角度θiは、0度より大きく90度より小さい鋭角となる範囲で設定するが、ここでは80度前後に設定してある。幅フレーム12の一端部と奥行フレーム13の一端部とを連結する場合、縦方向から見て幅フレーム12と奥行フレーム13とのなす角度θを初期角度θiにして一端部同士を引っ掛ける。具体的には、切り欠き部108に凸部124を嵌め込みながら、差し込み部131の先端を切り曲げ104に引っ掛け、差し込み部132の先端を切り曲げ106に引っ掛けている。
図中の(b)は、固定角度θfにある幅フレーム12及び奥行フレーム13を、縦方向の内側から見た状態を示している。予め定めた固定角度θfは、90度(直角)に設定してある。幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを広げるように荷重を加えることで初期角度θiから固定角度θfにすると、幅フレーム12と奥行フレーム13とが連結され堅固に固定される。すなわち、差し込み部131が切り曲げ104に嵌り合うことで縦方向の位置が規制され、差し込み部132が切り曲げ106に嵌り合うことで奥行方向の位置が規制される。また、奥行板部123が幅板部103に嵌り合い、凸部124が開口部105に嵌り合うことで、幅方向の位置が規制される。なお、幅フレーム12と奥行フレーム13とがなす角度θを狭めるように荷重を加えることで固定角度θfから初期角度θiに戻すと、幅フレーム12と奥行フレーム13との連結が解除される。
《作用効果》
次に第三実施形態の主要な作用効果について説明する。
幅フレーム12は、幅板部101と、幅板部102と、幅板部103と、を備えている。幅板部101は、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、溝部111、及び縦方向に貫通した開口部105が形成されている。幅板部102は、幅板部101における奥行方向の外側に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部112が形成されている。幅板部103は、幅板部102における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。溝部113は、幅板部103における幅方向の内側を向いた平面103aと、開口部105における幅方向の外側を向いた端面101bと、で構成されている。これにより、溝部111~113に差し込み部131~133の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
次に第三実施形態の主要な作用効果について説明する。
幅フレーム12は、幅板部101と、幅板部102と、幅板部103と、を備えている。幅板部101は、幅方向及び奥行方向に沿った平板で構成され、溝部111、及び縦方向に貫通した開口部105が形成されている。幅板部102は、幅板部101における奥行方向の外側に設けられ、幅方向及び縦方向に沿った平板で構成され、溝部112が形成されている。幅板部103は、幅板部102における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。溝部113は、幅板部103における幅方向の内側を向いた平面103aと、開口部105における幅方向の外側を向いた端面101bと、で構成されている。これにより、溝部111~113に差し込み部131~133の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
奥行フレーム13は、奥行板部121と、奥行板部122と、奥行板部123と、を備え、奥行板部121は、奥行方向及び幅方向に沿った平板で構成され、差し込み部131が形成され、縦方向の外側を向いた平面131aに凸部124が形成されている。奥行板部122は、奥行板部121における幅方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成されている。奥行板部123は、奥行板部122における奥行方向の外側に設けられ、奥行方向及び縦方向に沿った平板で構成され、差し込み部132が形成されている。差し込み部133は、凸部124における幅方向の内側を向いた側面124aと、奥行板部123における幅方向の外側を向いた平面123aと、で構成されている。これにより、溝部111~113に差し込み部131~133の夫々が嵌り合うときに、三方向の位置を規制して堅固な固定を実現することができる。
幅板部101には、縦方向の内側を向いた平面101aに、切り欠き部108が形成されている。切り欠き部108は、幅フレーム12及び奥行フレーム13を初期角度θiで引っ掛けるとき、及び初期角度θiから固定角度θfまで変化させるときの凸部124の軌道に沿って形成されている。これにより、平面101aと凸部124との干渉を避け、幅フレーム12及び奥行フレーム13を初期角度θiで引っ掛けるとき、及び初期角度θiから固定角度θfまで変化させるときの動作を阻害することがない。
他の作用効果については、前述した第一実施形態と同様である。
他の作用効果については、前述した第一実施形態と同様である。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
11…フレーム連結構造、12…幅フレーム、13…奥行フレーム、21…幅板部、21a…平面、21b…端面、22…幅板部、22a…平面、23…幅板部、23a…平面、24…切り曲げ、24a…端面、25…開口部、26…切り曲げ、26a…端面、27…開口部、28…切り欠き部、31…溝部、32…溝部、33…溝部、41…奥行板部、42…奥行板部、43…奥行板部、43a…平面、44…凸部、44a…側面、51…差し込み部、52…差し込み部、53…差し込み部、61…幅板部、61a…平面、61b…端面、62…幅板部、62a…平面、63…幅板部、63a…平面、64…切り曲げ、64a…端面、65…開口部、66…切り曲げ、66a…端面、67…開口部、68…切り欠き部、71…溝部、72…溝部、73…溝部、81…奥行板部、82…奥行板部、83…奥行板部、83a…平面、84…凸部、84a…側面、91…差し込み部、92…差し込み部、93…差し込み部、101…幅板部、101a…平面、101b…端面、102…幅板部、102a…平面、103…幅板部、103a…平面、104…切り曲げ、104a…端面、105…開口部、106…切り曲げ、106a…端面、107…開口部、108…切り欠き部、111…溝部、112…溝部、113…溝部、121…奥行板部、122…奥行板部、123…奥行板部、123a…平面、124…凸部、124a…側面、131…差し込み部、131a…平面、132…差し込み部、133…差し込み部、θi…初期角度、θf…固定角度
Claims (11)
- 一端側に溝部が形成された一方のフレームと、
一端側に前記溝部に嵌り合う差し込み部が形成された他方のフレームと、を備え、
同一の座標平面上で延びる前記一方のフレームと前記他方のフレームとを、前記座標平面を垂直方向から見て予め定めた初期角度にして前記差し込み部の先端を前記溝部に引っ掛け、前記初期角度から予め定めた固定角度まで変化させて前記差し込み部を前記溝部に嵌め合わせることで、前記一方のフレームと前記他方のフレームとが連結されることを特徴とするフレーム連結構造。 - 互いに異なる三方向を縦方向、幅方向、及び奥行方向とし、
前記一方のフレームは、前記幅方向に延びる幅フレームであり、
前記他方のフレームは、前記奥行方向に延びる奥行フレームであり、
前記幅フレームは、
前記縦方向に離れた一対の面によって構成される第一の溝部と、
前記奥行方向に離れた一対の面によって構成される第二の溝部と、
前記幅方向に離れた一対の面によって構成される第三の溝部と、を備え、
前記奥行フレームは、
前記初期角度にあるときに先端が前記第一の溝部に引っ掛かり、前記固定角度にあるときに前記第一の溝部に嵌り合う第一の差し込み部と、
前記初期角度にあるときに先端が前記第二の溝部に引っ掛かり、前記固定角度にあるときに前記第二の溝部に嵌り合う第二の差し込み部と、
前記初期角度にあるときに先端が前記第三の溝部に引っ掛かり、前記固定角度にあるときに前記第三の溝部に嵌り合う第三の差し込み部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフレーム連結構造。 - 前記第一の溝部、及び前記第二の溝部は、切り曲げによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフレーム連結構造。
- 前記幅フレームは、
前記幅方向及び前記奥行方向に沿った平板で構成され、前記第一の溝部が形成された第一の幅板部と、
前記第一の幅板部における前記奥行方向の外側に設けられ、前記幅方向及び前記縦方向に沿った平板で構成され、前記第二の溝部が形成された第二の幅板部と、
前記第二の幅板部における前記幅方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成された第三の幅板部と、を備え、
前記第三の溝部は、前記第一の幅板部における前記幅方向の外側を向いた端面と、前記第三の幅板部における前記幅方向の内側を向いた平面と、で構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のフレーム連結構造。 - 前記奥行フレームは、
前記奥行方向及び前記幅方向に沿った平板で構成され、前記第一の差し込み部が形成された第一の奥行板部と、
前記第一の奥行板部における前記幅方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成された第二の奥行板部と、
前記第二の奥行板部における前記奥行方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成され、前記第二の差し込み部が形成され、前記縦方向の外側に凸部が形成された第三の奥行板部と、を備え、
前記第三の差し込み部は、前記凸部における前記幅方向の内側を向いた側面と、前記第三の奥行板部における前記幅方向の外側を向いた平面と、で構成されていることを特徴とする請求項4に記載のフレーム連結構造。 - 前記奥行フレームは、
前記奥行方向及び前記幅方向に沿った平板で構成され、前記第一の差し込み部及び前記第二の差し込み部が形成された第一の奥行板部と、
前記第一の奥行板部における前記幅方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成された第二の奥行板部と、
前記第二の奥行板部における前記奥行方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成され、前記縦方向の外側に凸部が形成された第三の奥行板部と、を備え、
前記第三の差し込み部は、前記凸部における前記幅方向の内側を向いた側面と、前記第三の奥行板部における前記幅方向の外側を向いた平面と、で構成されていることを特徴とする請求項4に記載のフレーム連結構造。 - 前記第一の幅板部には、前記幅方向の外側を向いた端面に、前記幅フレーム及び前記奥行フレームを前記初期角度で引っ掛けるとき、及び前記初期角度から前記固定角度まで変化させるときの前記凸部の軌道に沿って切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のフレーム連結構造。
- 前記幅フレームは、
前記幅方向及び前記奥行方向に沿った平板で構成され、前記第一の溝部、及び前記縦方向に貫通した開口部が形成された第一の幅板部と、
前記第一の幅板部における前記奥行方向の外側に設けられ、前記幅方向及び前記縦方向に沿った平板で構成され、前記第二の溝部が形成された第二の幅板部と、
前記第二の幅板部における前記幅方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成された第三の幅板部と、を備え、
前記第三の溝部は、前記第三の幅板部における前記幅方向の内側を向いた平面と、前記開口部における前記幅方向の外側を向いた端面と、で構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のフレーム連結構造。 - 前記奥行フレームは、
前記奥行方向及び前記幅方向に沿った平板で構成され、前記第一の差し込み部が形成され、前記縦方向の外側を向いた平面に凸部が形成された第一の奥行板部と、
前記第一の奥行板部における前記幅方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成された第二の奥行板部と、
前記第二の奥行板部における前記奥行方向の外側に設けられ、前記奥行方向及び前記縦方向に沿った平板で構成され、前記第二の差し込み部が形成された第三の奥行板部と、を備え、
前記第三の差し込み部は、前記凸部における前記幅方向の内側を向いた側面と、前記第三の奥行板部における前記幅方向の外側を向いた平面と、で構成されていることを特徴とする請求項8に記載のフレーム連結構造。 - 前記第一の幅板部には、前記縦方向の内側を向いた平面に、前記幅フレーム及び前記奥行フレームを前記初期角度で引っ掛けるとき、及び前記初期角度から前記固定角度まで変化させるときの前記凸部の軌道に沿って切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項9に記載のフレーム連結構造。
- 前記一方のフレーム及び前記他方のフレームは、水平面上に延び、
前記初期角度及び前記固定角度は、鉛直方向から見た角度であることを特徴とする請求項1~10の何れか一項に記載のフレーム連結構造。
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JP2022000711A JP2023100200A (ja) | 2022-01-05 | 2022-01-05 | フレーム連結構造 |
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JP2022000711A JP2023100200A (ja) | 2022-01-05 | 2022-01-05 | フレーム連結構造 |
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