JP2023097991A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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浩和 田中
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Masazumi Yoshida
隆介 佐々木
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雅太 黒木
Masahiro Kuroki
昂生 福田
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Abstract

Figure 2023097991000001
【課題】冷却性能を向上することが可能な内燃機関の冷却装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関に接続され、冷却水が循環する第1通路と、前記内燃機関に接続され、前記冷却水が循環する第2通路と、前記第1通路に設けられ、前記冷却水が熱交換を行う熱交換器と、前記第1通路に設けられた第1ポンプと、前記第2通路に設けられた第2ポンプと、前記第1ポンプおよび前記第2ポンプを制御する制御部と、を具備し、前記冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記制御部は、前記冷却水の温度が前記所定の温度未満の場合に比べて前記第1通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第1ポンプを駆動させ、かつ前記第2ポンプを停止させる第1制御を行う内燃機関の冷却装置。
【選択図】図2

Description

本発明は内燃機関の冷却装置に関する。
内燃機関を冷却するために、車両には冷却装置が搭載される。冷却装置は、冷却水を循環させる冷却水通路、ポンプ、および熱交換器(ラジエータ)などを含む。2つの冷却水通路を内燃機関に接続し、それぞれの冷却水通路にポンプを設けた装置が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2011-169237号公報
2つの冷却水通路を流れる冷却水が互いに干渉し、ポンプに対する圧力損失(圧損)が増加する恐れがある。圧損の増加により冷却水の流れが阻害され、冷却性能が低下してしまう。そこで、冷却性能を向上することが可能な内燃機関の冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的は、内燃機関に接続され、冷却水が循環する第1通路と、前記内燃機関に接続され、前記冷却水が循環する第2通路と、前記第1通路に設けられ、前記冷却水が熱交換を行う熱交換器と、前記第1通路に設けられた第1ポンプと、前記第2通路に設けられた第2ポンプと、前記第1ポンプおよび前記第2ポンプを制御する制御部と、を具備し、前記冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記制御部は、前記冷却水の温度が前記所定の温度未満の場合に比べて前記第1通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第1ポンプを駆動させ、かつ前記第2ポンプを停止させる第1制御を行う内燃機関の冷却装置によって達成できる。
前記第1制御において、前記制御部は前記第1ポンプの回転数を最大としてもよい。
前記内燃機関が低負荷から高負荷への過渡運転をする場合、前記制御部は、前記過渡運転をしない場合に比べて、前記第1通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第1ポンプを駆動させ、かつ前記第2通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第2ポンプを駆動させる第2制御を行ってもよい。
前記内燃機関の吸入空気量の増加量が所定量以上である場合、前記制御部は前記第2制御を行ってもよい。
前記第2制御が所定時間以上続く場合、前記制御部は前記第2制御を停止してもよい。
前記第1通路と前記第2通路とは、一部の通路を共有し、前記第1通路のうち前記共有する通路よりも上流側に前記第1ポンプが設けられ、前記第2通路のうち前記共有する通路よりも上流側に前記第2ポンプが設けられてもよい。
冷却性能を向上することが可能な内燃機関の冷却装置を提供できる。
図1は冷却装置を例示する模式図である。 図2はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。 図3(a)は高水温時制御を例示するフローチャートである。図3(b)は過渡運転時制御を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して本実施形態の内燃機関の冷却装置について説明する。図1は冷却装置100を例示する模式図である。冷却装置100は車両に搭載され、内燃機関10を冷却する。内燃機関10は、例えばガソリンエンジンなどであり、シリンダブロック12およびシリンダヘッド14を有する。
シリンダブロック12およびシリンダヘッド14は、例えばアルミニウム合金などの金属で形成されている。シリンダヘッド14は、シリンダブロック12の上に取り付けられている。シリンダヘッド14に燃焼室が形成される。内燃機関10はウォータジャケット16を有する。ウォータジャケット16は、シリンダブロック12およびシリンダヘッド14に延伸し、燃焼室を囲み、内側に冷却水を貯留する。
内燃機関10のシリンダヘッド14には、吸気通路20および排気通路22が接続される。吸気通路20には、上流側から下流側にかけて、エアクリーナ24、エアフローメータ25、およびスロットルバルブ26がこの順に設けられている。エアクリーナ24は空気を浄化する。エアフローメータ25は空気の流量を検出する。スロットルバルブ26は空気の流量を調節する。スロットルバルブ26の開度が大きくなると空気の流量は増加する。開度が小さくなると流量は減少する。排気通路22には、不図示の触媒など排気を浄化する部品が設けられる。
吸気通路20を通じて内燃機関10に空気が導入される。不図示の燃料噴射弁からガソリンなどの燃料が供給される。内燃機関10の燃焼室において、空気と燃料との混合気が燃焼することで、動力が発生する。燃焼で生じる排気は、排気通路22から排出される。排気の一部は、不図示のEGR(Exhaust Gas Recirculation、排気再循環)装置を通じて、吸気通路20に循環する。
冷却装置100は、複数の冷却水通路を有する。冷却水通路30、32、34および35は、ウォータジャケット16に接続されている。冷却水通路30からは、冷却水通路31、33および36が分岐する。冷却水通路31、33および35は合流して冷却水通路37を形成する。冷却水通路36と冷却水通路37とは合流して冷却水通路32を形成する。冷却水通路32の途中から冷却水通路34が分岐する。
冷却水通路30、36および32は、冷却水が循環する第1通路40を形成する。冷却水通路30、31,33、37および32は、冷却水が循環する第2通路42を形成する。冷却水は内燃機関10に供給され、ウォータジャケット16に貯留され、内燃機関10を冷却する。冷却水は内燃機関10から排出され、後述の部品などで熱交換し、再び内燃機関10に供給される。
内燃機関10の冷却水通路30との接続部分は、冷却水の出口である。冷却水通路30と内燃機関10との接続部分に温度センサ44が設けられている。温度センサ44は、内燃機関10からの出口部分における冷却水の温度を検出する。内燃機関10の冷却水通路32との接続部分は、冷却水の入口である。冷却水通路32のうち冷却水通路34との接続部分よりも上流側には温度センサ46が設けられている。温度センサ46は、内燃機関10への入口部分における冷却水の温度を検出する。
冷却水通路31にオートマティックトランスミッションフルード熱交換器(ATF/W)48が設けられている。冷却水通路33にはヒータ50が設けられている。冷却水通路35にはEGRクーラ51が設けられている。冷却水通路34にはオイルクーラ52が設けられている。冷却水は、上記の部品に供給されて熱交換を行う。冷却水通路37にはポンプ57(第2ポンプ)が設けられている。
冷却水通路36にはラジエータ54(熱交換器)およびポンプ56(第1ポンプ)が設けられている。ラジエータ54は、例えばアルミニウム合金などの金属で形成された熱交換器である。冷却水はラジエータ54の内部に導入され、ラジエータ54において冷却される。ラジエータ54より下流側の冷却水は、上流側の冷却水、第2通路42の冷却水よりも低温である。ラジエータ54の近傍にはファン55が配置されている。ファン55はラジエータ54に風を送り、ラジエータ54を冷却する。ポンプ56はラジエータ54よりも下流側に位置する。
ECU(Electronic Control Unit)60(制御部)はCPU(Central Processing Unit)などの演算装置、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの記憶装置を備え、記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。
ECU60は、エアフローメータ25から空気の流量を取得し、温度センサ44から出口部分の水温を取得し、温度センサ46から入口部分の水温を取得する。ECU60はスロットルバルブ26の開度を制御する。ECU60はファン55を制御する。
ECU60はポンプ56およびポンプ57を制御する。ポンプ56の回転数が上昇すると、第1通路40の冷却水の流量が増加する。ポンプ56の回転数が低下すると、第1通路40の冷却水の流量が減少する。ポンプ56が停止すると、第1通路40での冷却水の流れが停止する。ポンプ57の回転数が上昇すると、第2通路42の冷却水の流量が増加する。ポンプ57の回転数が低下すると、第2通路42の冷却水の流量が減少する。ポンプ57が停止すると、第2通路42での冷却水の流れが停止する。
冷却装置100は、冷却水が循環する第1通路40および第2通路42を有する。内燃機関10の運転状態に応じて、これら2つの通路における冷却水の流れを制御することで、内燃機関10に対する冷却性能を高めることができる。
図2はECU60が実行する処理を例示するフローチャートである。ECU60は温度センサ44から内燃機関10の出口における水温Tを取得し、水温Tが所定の温度Tth以上であるか否か判定する(ステップS10)。肯定判定(Yes)の場合、ECU60は高水温時制御(第1制御)を行う(ステップS12)。高水温時制御については後述する。ステップS12の後、図2の処理は終了する。
ステップS10で否定判定(No)の場合、ECU60は後述の過渡運転時制御の継続時間Lが所定の時間Lth未満であるか否か判定する(ステップS14)。時間Lthは例えば5秒から20秒の範囲などとする。肯定判定の場合、ECU60は過渡運転時制御を継続して行う(ステップS16)。過渡運転時制御については後述する。ステップS16の後、図2の処理は終了する。
ステップS14において否定判定の場合、ECU60はエアフローメータ25から吸入空気量を取得し、所定の時間内(例えば数秒以内など)における吸入空気量の増加量ΔAが所定の値Ath以上であるか否かを判定する(ステップS17)。肯定判定の場合、ECU60は経過時間Lを測定するカウンタをリセットし(ステップS18)、過渡運転時制御(第2制御)を行う(ステップS16)。否定判定の場合、ECU60は温度制御を行う(ステップS19)。例えば2つのポンプ56とポンプ57とを駆動させ、第1通路40の水量および第2通路42の水量を調節して、温度制御を行う。
図3(a)は高水温時制御を例示するフローチャートである。ECU60はポンプ57を停止させる(ステップS20)。第2通路42における水流は停止する。ECU60はポンプ56を最大回転数で駆動させる(ステップS22)。ステップS22の後、図3(a)の処理は終了する。
ポンプ56が最大回転数で駆動することで、第1通路40における冷却水の流量が増加し、ラジエータ54への冷却水の供給量が増加する。ポンプ57が停止しているため、冷却水通路36を流れる冷却水と、冷却水通路37内の冷却水との干渉が抑制される。ポンプ56に対する圧損が抑制されるため、第1通路40における冷却水の流量が効果的に増加する。冷却水の一部は冷却水通路36から冷却水通路37にも流れ、冷却水通路36を通りラジエータ54に供給される。ラジエータ54への冷却水の供給量が増加することで、ラジエータ54でより多くの冷却水が冷却される。冷却された冷却水は、内燃機関10に導入される。高水温時制御によって、内燃機関10を効果的に冷却することができる。
図3(b)は過渡運転時制御を例示するフローチャートである。過渡運転とは、内燃機関10が低負荷から高負荷に移行する際の運転を意味する。ECU60はポンプ56を最大回転数で駆動させ(ステップS24)、かつポンプ57も最大回転数で駆動させる(ステップS26)。ECU60は、カウンタをスタートさせ、過渡運転時制御を開始してからの経過時間Lを計測する(ステップS28)。以上で図3(b)の処理は終了する。
ポンプ56および57が最大回転数で駆動することで、第1通路40および第2通路42における冷却水の流量が増加し、内燃機関10に流れ込む冷却水の流速が最大になる。流速が増加することで冷却性能が向上する。内燃機関10に対する応答性が向上し、内燃機関10を迅速に冷却し、温度上昇を抑制することができる。
本実施形態によれば、冷却水の温度TがTth以上である場合、図3(a)に示すようにECU60はポンプ57を停止させ、第2通路42における冷却水の流れを停止させる。ECU60は、高温以外の状態(T<Tthの場合)に比べて第1通路40の冷却水の流量が増加するように、ポンプ56を駆動させ、第1通路40に冷却水を循環させる。第2通路42の水流が停止しているため、第1通路40の水流が阻害されにくい。第1通路40から第2通路42(冷却水通路37)への水の逆流も許容する。ポンプ56の圧損が抑制され、第1通路40の冷却水の流れが増加しやすい。冷却水がラジエータ54に導入され、冷却水が冷却されることで冷却性能が向上する。ラジエータ54で冷却後の冷却水が内燃機関10に導入されることで、内燃機関10が冷却される。高温の状態の内燃機関10を効果的に冷却し、オーバーヒートなどを抑制することができる。
高温時制御において、ECU60は、ポンプ56の出力を90%以上、95%以上などに高めることが好ましく、特にポンプ56を最大回転数(出力100%)で駆動させることが好ましい(図3(a)のステップS22)。第1通路40の冷却水の流量が増加するため、ラジエータ54による冷却水の温度低下、および内燃機関10の冷却を促進することができる。
第1通路40と第2通路42とは、冷却水通路32を共有する。第1通路40の水流と第2通路42の水流とは冷却水通路32で合流する。2つの水流がぶつかると、ポンプの圧損が増加する。ポンプ57を停止することで、第2通路42の水流を停止させる。水流の干渉によるポンプ56の圧損が抑制され、第1通路40の水流を増加させることができる。冷却水がより多くラジエータ54に流れ、冷却されるため、冷却性能が向上する。
水温TがTth未満ならば、オーバーヒートの危険は低い。しかし、低負荷運転から高負荷運転への過渡運転中、内燃機関10の温度が上昇しやすい。吸入空気量の増加量ΔAが所定の値Ath以上である場合、内燃機関10は過渡運転の状態にある。このとき、第1通路40および第2通路42の冷却水の流量が増加するように、ECU60はポンプ56および57を駆動させる(図3(b))。第1通路40および第2通路42から内燃機関10に流れ込む冷却水が増加する。内燃機関10に大きな流速で冷却水が導入されることで、冷却性能が向上する。内燃機関10を迅速に冷却することで、過渡運転時のノッキングを抑制することができる。ノッキング対策として点火時期の遅角などを行わなくてもよいため、燃費の悪化、トルクの低下などが抑制される。ECU60は、ポンプ56および57を最大回転数で駆動させてもよい。内燃機関10への冷却水の流量が最大になることで、効果的に冷却することができる。
上記のように、図3(b)の過渡運転時制御を行うことで、冷却装置100の応答性を高め、内燃機関10を迅速に冷却する。内燃機関10の冷却に用いられた冷却水の温度は上昇する。温度センサ44により冷却水の温度上昇を検出し、高温時にはECU60は図3(a)の高温時制御を行う。ラジエータ54による冷却水の冷却を優先して行う。冷却した冷却水によって内燃機関10を冷却し、温度上昇を抑制することができる。本実施形態によれば、過渡運転時の応答性の向上と、高温時の冷却性能の向上とを両立することができる。
過渡運転時制御の継続時間LがLth以上ならば、ECU60は過渡運転時制御を停止する。その後、高温時(T≧Tth)にはECU60は図3(a)の高温時制御を行えばよい。また、高温でなければ(T<Tth)、ECU60は温度制御を行う(図2のステップS19)。ECU60はポンプ56および57の両方を駆動させ、これらの回転数を制御し、第1通路40の冷却水の流量および第2通路の冷却水の流量を調節する。冷却水の温度を適切な範囲に維持する。例えば冷却水の温度が所定の温度以上に上昇すると、ポンプ56の回転数を高め、第1通路40における冷却水の流量を増加させる。ラジエータ54で冷却される冷却水が増加する。冷却水の温度が所定の温度以下に低下すると、ポンプ56の回転数を低下させ、ラジエータ54で冷却される冷却水を減少させる。
図2に示すように、温度センサ44が検出する内燃機関10の出口部分における冷却水の温度に基づき、高温時制御を行うか否か判定する。温度センサ44が検出る水温だけでなく、温度センサ46が検出する入口部分の冷却水温度も判断に用いてもよい。吸入空気量の増加量以外に、例えば不図示のアクセルペダルの踏み込み量(アクセル開度)の増加量が所定量以上などの場合に、過渡運転と判断してもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 内燃機関
12 シリンダブロック
14 シリンダヘッド
16 ウォータジャケット
20 吸気通路
22 排気通路
24 エアクリーナ
25 エアフローメータ
26 スロットルバルブ
30、31、32、33、34、35、36、37 冷却水通路
40 第1通路
42 第2通路
44、46 温度センサ
48 ATF/W
50 ヒータ
51 EGRクーラ
52 オイルクーラ
54 ラジエータ
55 ファン
56 ポンプ(第1ポンプ)
57 ポンプ(第2ポンプ)
60 ECU
100 冷却装置

Claims (6)

  1. 内燃機関に接続され、冷却水が循環する第1通路と、
    前記内燃機関に接続され、前記冷却水が循環する第2通路と、
    前記第1通路に設けられ、前記冷却水が熱交換を行う熱交換器と、
    前記第1通路に設けられた第1ポンプと、
    前記第2通路に設けられた第2ポンプと、
    前記第1ポンプおよび前記第2ポンプを制御する制御部と、を具備し、
    前記冷却水の温度が所定の温度以上である場合、前記制御部は、前記冷却水の温度が前記所定の温度未満の場合に比べて前記第1通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第1ポンプを駆動させ、かつ前記第2ポンプを停止させる第1制御を行う内燃機関の冷却装置。
  2. 前記第1制御において、前記制御部は前記第1ポンプの回転数を最大とする請求項1に記載の内燃機関の冷却装置。
  3. 前記内燃機関が低負荷から高負荷への過渡運転をする場合、前記制御部は、前記過渡運転をしない場合に比べて、前記第1通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第1ポンプを駆動させ、かつ前記第2通路における前記冷却水の流量が増加するように前記第2ポンプを駆動させる第2制御を行う請求項1または2に記載の内燃機関の冷却装置。
  4. 前記内燃機関の吸入空気量の増加量が所定量以上である場合、前記制御部は前記第2制御を行う請求項3に記載の内燃機関の冷却装置。
  5. 前記第2制御が所定時間以上続く場合、前記制御部は前記第2制御を停止する請求項3または4に記載の内燃機関の冷却装置。
  6. 前記第1通路と前記第2通路とは、一部の通路を共有し、
    前記第1通路のうち前記共有する通路よりも上流側に前記第1ポンプが設けられ、
    前記第2通路のうち前記共有する通路よりも上流側に前記第2ポンプが設けられる請求項1から5のいずれか一項に記載の内燃機関の冷却装置。

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