JP2023096966A - 作業車両 - Google Patents

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修平 川上
Shuhei Kawakami
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】圃場内周に沿って手動走行しながら自機の位置情報を取得することにより圃場形状情報を作成するときに、効率よく情報を取得できる作業車両を提供する。【解決策】走行車体2のキャビンルーフ27上面に自己位置を測定する測位装置174と、キャビン26内に操向輪を操向操作するステアリングホイール8と、ステアリングホイール8の操作を検出するステアリングセンサ114を備え、予め設定された予定走行経路R1に沿って走行するように走行車体2を制御する制御部154を備え、前記制御部154は圃場形状取得モードを備え、圃場F内を圃場の形状に沿って手動走行したときに記録した位置情報群62のデータから圃場の位置および形状のデータである圃場情報を取得し、位置情報群62の各点はステリングホイール8の操作を検出したときに取得される。【選択図】図5

Description

本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関する。
取得した圃場形状情報を基に自動運転にて作業する予定走行ルートを作成する作業車両において、圃場形状情報作成モードの状態で圃場内周に沿って手動走行するときに所定の時間間隔で自機の位置情報を取得することにより、圃場形状情報を取得する作業車両が公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開2020-103113号公報
しかし、上記の技術では、圃場の形状とは関係なく所定の時間間隔で位置情報を取得していくため、所定の時間間隔が疎であれば、形状を取得するうえで重要な頂点を取得できない場合があり、所定の時間間隔が密であれば、不要な点を多く取得して処理すべきデータ量が増えてしまう問題があった。
本発明は圃場内周に沿って手動走行しながら自機の位置情報を取得することにより圃場形状情報を作成するときに、効率よく情報を取得できる作業車両を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
第1の発明は、走行車体のキャビンルーフ上面に自己位置を測定する測位装置と、キャビン内に操向輪を操向操作するステアリングホイールと、ステアリングホイールの操作を検出するステアリングセンサを備え、予め設定された予定走行経路に沿って走行するように走行車体を制御する制御部を備え、前記制御部は圃場形状取得モードを備え、圃場内を圃場の形状に沿って手動走行したときに記録した位置情報群のデータから圃場の位置および形状のデータである圃場情報を取得し、位置情報群の各点はステリングホイールの操作を検出したときに取得される。
第1の発明によると、圃場内周に沿って手動走行しながら自機の位置情報を取得することにより圃場形状情報を作成するときに、効率よく情報を取得できる。
実施形態に係るトラクタの側面図である。 実施形態に係るセンサの検出範囲を表すトラクタ側面の簡略図である。 実施形態に係るセンサの検出範囲を表すトラクタ平面の簡略図である。 実施形態に係るトラクタの制御システムを示すブロック図である。 実施形態に係る作業車両が圃場の内周に沿って走行して圃場形状情報を取得する様子を示す平面図である。 実施形態に係る作業車両が自動運転により作業する様子を示す平面図である。
本発明の作業車両についての実施例を図面に基づき説明する。
図1は、作業車両の一例として示す走行車体2に作業機200を装着した実施形態に係るトラクタ1の全体側面図で、トラクタ1の前部のボンネット18内に搭載したエンジンEの動力をミッションケース3で適宜に変速して前輪軸4と後輪軸5に伝動して前輪6と後輪7の両方或は後輪7のみを駆動し、前輪6を操向して進行方向を制御しながら走行する。機体の後方へ突出するロワリンク9には、ロータリ耕うん機などの作業機200を装着し、ミッションケース3から後方へ向かって突出するPTO軸を介して作業機200を駆動する。
キャビンルーフ27の上面には測位装置(GNSSアンテナユニット)174が設けられており、この測位装置174が複数のGNSS衛星から送信される測位信号を受信することにより自己位置を測定することができる。測位装置174は、キャビンルーフ27の左右にわたって設けられた桁部173aとキャビンルーフ27の後端からルーフ形状に沿って上面まで前方に伸びるアンテナ固定部173bとで構成される測位装置ステー173によりキャビンルーフ27に取り付けられる。また、桁部173aには積層灯ステー181が設けられており、積層灯180がどこからでも確認できる位置に取付けられている。さらに積層灯ステー181の下面には側方カメラ182が取り付けられている。
前方カメラ102はキャビンルーフ27の前方中央部に取り付けられてトラクタ1の前方を撮影する。後方カメラ103は測位装置ステー173のアンテナ固定部173bの後部に取り付けられ、キャビンルーフ27の後方中央部からトラクタ1の後方を撮影する。アンテナ固定部173bの後部には後方障害物センサ107が、後方カメラ103よりも後方かつ上方に位置するように取り付けられており、後方に向けて赤外線を照射し、その反射を受信して、トラクタ1の後方に障害物が存在すれば、障害物までの距離と形状を検出する。
ボンネット18の下方には前輪軸4を取り付ける車体フレーム12を備え、車体フレーム12の前端には車両の重量バランスを保つためのウェイト14を取り付けるウェイトブラケット13が取り付けられている。ウェイトブラケット13から上方かつ前方に向けて障害物センサステー108が取り付けられ、前方障害物センサ105がウェイト14の後端よりも前方かつウェイト14の上方に取り付けられている。これにより前方障害物センサ105の検知範囲を、ウェイト14を避けて上下の広範囲に設定することが可能となる。
前方障害物センサ105は前方に向けて赤外線を照射し、その反射を受信して、トラクタ1の前方に障害物が存在すれば、障害物までの距離と形状を検出する前方第一障害物センサ105aと、音波を発信し、その反射を受信して、トラクタ1の前方に障害物が存在すれば、障害物までの距離を検出する前方第二障害物センサ105bとが備えられている。前方第一障害物センサ105aは障害物センサステー108のセンサ取付部108aの下部中央に取り付けられ、前方第二障害物センサ105bは側方に向けて上方にあがる形状のセンサ取付部108aの左右の側部に前方第一障害物センサ105aよりも左右外側かつ上方に左右一対で取り付けられる。
障害物センサステー108は支持フレーム108bでウェイトブラケット13の外側面に着脱自在に固定されている。支持フレーム108bは下部で左右方向に延び、車両中央で上下方向に延びて、正面視でボンネット18の下部に設けられた前照灯と重ならないような形状になっている。また、障害物センサステー108はボンネット18の上部に設けられた作業灯16に対しては、正面視および側面視にて重ならない位置に固定される。
トラクタ1の側部には側方障害物センサ109が設けられる。前部側方障害物センサ109aを取り付ける側方ステー110は燃料タンクの下面と、下部ステップ22に着脱自在に取り付けられ、下部で前方に伸び、上方に曲げられた側方ステー110により燃料タンク21の前方かつ上方で、前輪6と後輪7の間に、人が搭乗する搭乗部26の床部を構成するフロア面28や前輪6の上端よりも下方に設けられる。これにより、前部側方障害物センサ109aが搭乗部26内部から見る前方下部の視界を妨げないように構成しつつ、ステップ22近傍の障害物を検知できる。また、前部側方障害物センサ109aは下部ステップ22や燃料タンク21のステップ部21a、給油口21bに対して、側面視で干渉しない位置に設けられる。これにより、側方から乗降、給油等を円滑に行うことができる。
後部側方第一障害物センサ109bと後部側方第二障害物センサ109cは、後輪7の前方および上方を覆う後輪フェンダ17に固定された後部ステー111の前側凸部111aと後側凸部111bにほぼ90°異なる向きに取り付けている。前側凸部111aと後側凸部111bの間は中間凹部111cを設けることにより、後輪7の着脱等メンテナンスを容易にできるよう構成している。後部側方第一障害物センサ109bと後部側方第二障害物センサ109cは側面視で後輪軸5を挟んで、後輪フェンダ17よりも外側で前後に取り付けられ、後部側方第二障害物センサ109cは後部側方第一障害物センサ109bよりも後方かつ上方に取り付けられる。
後部ステー111は上部の形状が後輪フェンダ17の形状に略沿うような曲線形状をしており、取付部111dの両端部で後輪フェンダ17の下面に固定されるが、取付部111dは後輪フェンダ17の側方で上方に曲げられており、後部側方ステー111の上部は後輪フェンダ17の外側端面の対向する部分と比較して上方に位置する。これにより、後輪7を避けて後輪7の上方に後部側方第一障害物センサ109bと後部側方第二障害物センサ109cを配置することができる。
図2は実施形態に係る障害物センサの検知範囲を示す側面図である。図3は実施形態に係る障害物センサの検知範囲を示す平面図である。前方第二障害物センサ105bの障害物検知範囲115b、前部側方障害物センサ109aの障害物検知範囲119a、後部側方第一障害物センサ109bの障害物検知範囲119b、後部側方第二障害物センサ109cの障害物検知範囲119c、はそれぞれ扁平なボリュームのある形状をしており、前方第二障害物センサ105bの障害物検知範囲115b、前部側方障害物センサ109aの障害物検知範囲119a、後部側方第一障害物センサ109bの障害物検知範囲119bの長径はほぼ水平に設定されているのに対し、後部側方第二障害物センサ109cの障害物検知範囲119cの長径はほぼ上下に垂直になるよう、他のセンサと取り付ける向きを変更している。これにより検知範囲の後方への飛び出しを抑制して、トラクタ1の後方に装着した作業機200を障害物と誤検知することを防止できる。
前部側方障害物センサ109aは平面視で前輪6が少なくとも直進姿勢のときに内側端部よりも外側に設けられる。これにより、操向される前輪6を障害物として誤検知するのを回避しつつ、広範囲に障害物を検知することができる。また、ボンネット18内部のエンジンEから側方に距離をとることにより、エンジンEからの熱風の影響を抑制できる。
なお、本実施例では側方ステー110をステップ部21aを有する燃料タンク21の下面に取り付ける構成を示したが、通常の乗降ステップに取り付ける構成としてもよい。また、前方障害物センサ105や側方障害物センサ109は障害物センサステー108、側方ステー110、後部ステー111ごと着脱自在に構成されており、既存の作業車両に後付することができる。
図4は、実施形態に係る作業車両の制御システム100を示すブロック図である。図4に示すように、制御部150は、エンジンECU(Electronic Control Unit)151と、走行系ECU152と、作業機昇降系ECU153と、自動運転ECU154と、通信部155を備える。
エンジンECU151は、エンジンEの回転数を制御する。走行系ECU152は、駆動輪(後輪4)の回転を制御することで、走行車体2(図1参照)の走行速度を制御する。作業機昇降系ECU153は、昇降装置13を制御して作業機200を昇降駆動する。自動運転ECU154は、自動運転モードにおいて、自己位置と予定走行経路R1を比較し、エンジンECU151、走行系ECU152、作業機昇降系ECU153と通信して各装置を制御する。
制御部150は、電子制御によって各部を制御することが可能であり、CPU(Central Processing Unit)などを有する処理部をはじめ、各種プログラムや圃場ごとに予め設定された走行車体2の予定走行経路R1などの必要なデータ類が記憶される、たとえば、ハードディスク、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などで構成される記憶部などを備える。
図4に示すように、制御部150には、測位装置174、方位角センサ170、エンジン回転センサ110、車速センサ111、変速センサ112、切れ角センサ113、ステアリングセンサ114などが接続される。また、制御部150には、エンジンE、変速装置121、ステアリング装置122、昇降装置13などが接続される。
エンジン回転センサ110は、エンジンEの回転数を検出する。車速センサ111は、走行車体2(図1参照)の走行速度(車速)を検出する。変速センサ112は、変速装置121において複数の変速段のうちいずれの変速段であるかを検出する。切れ角センサ113は、操舵輪である前輪6(図1参照)の切れ角を検出する。ステアリングセンサ114は、ステアリングホイール8(図1参照)の操作角度を検出する。
制御部150には、測位装置150から圃場などにおける走行車体2の位置(自己位置)情報、エンジン回転センサ110からエンジンEの回転数、車速センサ111から走行車体2の車速、変速センサ112から現在の変速段、切れ角センサ113から前輪6の切れ角がそれぞれ入力される。なお、制御部150は、走行車体2を自律走行させる場合、上記したように、切れ角センサ113の検出値を用いて、前輪6の切れ角をフィードバックしながらステアリングホイール8(図1参照)に連結されたステアリングシリンダを制御することで、ステアリングホイール8を操舵する。
また、制御部150においては、エンジンECU101がエンジンEに接続され、走行系ECU102が変速装置121やステアリング装置122に接続され、作業機昇降系ECU103が昇降装置13に接続される。なお、作業機昇降系ECU103は、昇降装置13を介して作業機を昇降させる。
また、制御部150においては、走行車体2を自律走行させる場合には、作業機6による作業内容に応じた予定走行経路R1(図3参照)が予め圃場ごとに定められ、データ化されて記憶部に記憶される。制御部150は、測位装置150の測定結果に基づいて、記憶部に記憶された予定走行経路R1に沿って走行しながら作業を行うように、エンジンE、変速装置121、ステアリング装置122、昇降装置13などを制御する。予定走行経路R1は、圃場の形状、大きさ、圃場内に形成された畝の幅、長さおよび本数、さらには、作物の種類などに応じて設定される。また、制御部150は、トラクタ1(走行車体2)の圃場内における移動時の旋回半径を予め設定する。
また、上記したように、制御部150は、たとえば、作業者が携行可能な携帯端末装置160と通信部155により無線接続される。制御部150は、作業者の操作による携帯端末装置160からの指示信号に基づいて、トラクタ1の各部を制御する。なお、制御部150は、トラクタ1の機体情報データベースを有し、型式などの情報の受け渡しを携帯端末装置160などから行えるように構成されてもよい。
図5は実施形態に係る作業車両が圃場Fの内周61に沿って走行して圃場形状情報を取得する様子を示す平面図である。圃場形状情報を取得するときは運転者が走行車体2に乗り込み、車内のスイッチやタブレット端末の操作により圃場形状取得モードに切り替えた後、手動走行にて圃場Fの内周61に沿って走行する。その際、自機の位置情報P1,P2,…を記録していき、記録した位置情報群62の各点を繋いだ形状を圃場形状情報として自動運転ECU154に記録する。
位置情報群62は所定時間ごとに取得されるのに加え、ステアリングホイール8が操作されたことをステアリングセンサ114が検出したときに取得される。この時、測位装置174の受信状況に関する情報を取得し、受信状況を示す各パラメータの数値が所定値以上でなければ、位置情報の取得に適していないことを運転者に報知しても良い。位置情報の取得に適した状態になり、圃場形状取得モードが有効になったことが運転者にわかるような表示や報知を行っても良い。
位置情報群62の取得はステアリングホイール8の操作が検出された瞬間に取得し、ステアリングホイール8の操作が直進状態から動かさされていることを検出している間は、位置情報群62を取得する間隔は直進状態と比較して短い周期にすることが望ましい。これにより、圃場形状の頂点A1,A2,…を通過するタイミングで位置情報を取得しやすくできるとともに、直進状態のときの位置情報群62の取得周期を長くすることができるようになり、圃場情報取得のためのデータ量を抑制できる。圃場情報取得のためのデータ量を抑制できれば、自動運転ECU154の処理能力や、記憶容量を抑えることができるため、コストも抑制することができる。位置情報群62を取得する間隔として所定時間経過ごとに取得する構成を例示したが、所定の走行距離ごとに取得するように構成しても良い。
また、位置情報群62を取得するタイミングとして停止から前後進が切り替えられたときに位置情報を取得する構成としても良い。これにより、一時圃場端まで前進後、後進に切り替えて走行した場合に、端部の位置を記録することができる。また、直進状態で所定の間隔で位置情報群62を取得した場合に、中間の点が直線状にある場合は、該当する中間点を削除しても良い。これにより不要な点を削除できるため、記録するデータ量を抑制できる。
また、車速センサ111により取得される車速に応じて位置情報群62を取得する周期を変動させても良い。すなわち車速が速ければ速いほど位置情報群62を取得する周期を短くすることで、車速によらず一定の距離間隔で位置情報を取得することができる。さらに、圃場情報の取得は非作業時に行う方が適切であるため、圃場形状取得モードが有効になる条件として、作業機200が上げ状態であることやPTOがオフの状態であることを条件としても良い。
図6は実施形態に係る作業車両が自動運転により作業する様子を示す平面図である。圃場の内周61を一周して位置情報群62の取得を開始した位置に近づくと位置情報群62の取得を終了し、圃場形状を確定する。圃場形状が確定したら位置情報群62の中から4点を選ぶと四角形の作業エリア63が確定する。ここで選択する4点は、位置情報群62と圃場形状が表示された携帯端末装置160の画面をタップ操作するなどの方法により運転者や管理者が行う。作業エリア63が確定すると、トラクタ1に装着された作業機200の作業幅などを基準に作業エリア63から所定距離(例えば、作業幅の3倍分)内側に自動直進エリア64が設定される。
予定走行経路R1は自動直進エリア64を隙間なく埋めるように往復走行などにより設定される。自動直進の開始点65は終了点66が出入口67の近傍になるように設定される。予定走行経路R1は自動直進に加えて、自動直進エリア64の周囲を囲う枕地エリア68を作業する枕地走行経路を含めても良い。低い精度の測位装置174を搭載して、直進のみを自動で行う場合は、出入口67の近傍で終了する法則から最初に直進後ハンドルを切る方向で道路に対し、左右どちらの圃場にいるかを判定することもできる。
トラクタ1は予定走行経路R1に沿って作業走行するように自動運転ECU154に制御されて自動運転される。自動運転中は前部側方障害物センサ109aの障害物検知範囲119a、前方第二障害物センサ105bの障害物検知範囲115b、後部側方第一障害物センサ109bの障害物検知範囲119b、後部側方第二障害物センサ109cの障害物検知範囲119cが障害物を検出すると鳥獣の忌避音を搭載したスピーカ123から発出させる。
圃場F内を耕うん作業すると土中の虫やミミズが地表に現れるため、鳥が飛来することが多い。従来は障害物センサがこれらを検知することで作業が一時中断することが多かった。銃声や空砲音などの忌避音を制御部150内に保存しておき、障害物を検知したときに鳴らすことで鳥やタヌキ等の鳥獣による障害物を取り除くことが可能となり、自動運転による作業の中断を招くことなく、効率よく作業することができる。
また、自動運転ECU154はPTOが稼働しているとき、車速センサ111が検知する車速と測位装置174から取得される車速を比較して、両車速の差が一定値以上ある場合は、スリップが発生していると判断して自動運転を停止する構成としても良い。スリップしながら作業すると、同じ場所を作業し続けてしまうこととなり、作業の均一性が損なわれてしまう。そのため、スリップが推定される状況においては自動運転による作業を停止することにより、上記のような不具合を防止できる。
1 トラクタ(作業車両)
2 走行車体
8 ステアリングホイール
62 位置情報群
114 ステアリングセンサ
154 自動運転ECU(制御部)
F 圃場
R1 予定走行経路

Claims (3)

  1. 走行車体のキャビンルーフ上面に自己位置を測定する測位装置と、
    キャビン内に操向輪を操向操作するステアリングホイールと、
    ステアリングホイールの操作を検出するステアリングセンサを備え、
    予め設定された予定走行経路に沿って走行するように走行車体を制御する制御部を備え、
    前記制御部は圃場形状取得モードを備え、圃場内を圃場の形状に沿って手動走行したときに記録した位置情報群のデータから圃場の位置および形状のデータである圃場情報を取得し、
    位置情報群の各点はステリングホイールの操作を検出したときに取得される作業車両。
  2. 位置情報群の各点は周期的に取得され、ステリングホイールの操作を検出しているときは検出していない場合に比べて短い周期で取得する
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 車速を検出する車速センサを備え、車速が所定値よりも早い場合は所定値よりも遅い場合と比較して短い周期で取得する請求項1または2に記載の作業車両。
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