JP2023095606A - 人力駆動車用のドライブユニット、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランク軸の回転に応じて、伝達部材の回転を好適に制御できる人力駆動車用のドライブユニット、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車を提供する。【解決手段】クランク軸取付部と、ワンウェイクラッチと、出力部と、電動駆動源と、電動駆動源を制御する制御部と、を備え、ワンウェイクラッチは、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合に、クランク軸と出力部とが一体に回転するように構成され、かつ、第2クランク回転方向に回転する場合に、クランク軸と出力部との相対回転を許容するように構成され、制御部は、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合、伝達部材が第1伝達部材回転方向に回転し、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達部材が第1伝達部材回転方向とは反対の第2伝達部材回転方向に回転するように、電動駆動源を制御するように構成される。【選択図】図2
Description
本開示は、人力駆動車用のドライブユニット、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車に関する。
例えば、特許文献1に開示される人力駆動車用のドライブユニットでは、クランク軸が第1クランク回転方向に回転すると、モータが駆動輪を駆動するために伝達部材を回転させ、クランクが第1クランク回転方向とは反対の第2クランク回転方向に回転するとモータが停止する。
本開示の目的の1つは、クランク軸の回転に応じて、伝達部材の回転を好適に制御できる人力駆動車用のドライブユニット、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車を提供することである。
本開示の第1側面に従うドライブユニットは、人力駆動車用のドライブユニットであって、クランク軸が取り付けられるように構成されるクランク軸取付部と、前記クランク軸に接続されるワンウェイクラッチと、前記ワンウェイクラッチを介して前記クランク軸に接続され、前記人力駆動車の駆動輪に伝達部材を介して接続されるように構成される出力部と、モータを含み、前記伝達部材に前記モータのモータ駆動力を伝達するように構成される電動駆動源と、前記電動駆動源を制御する制御部と、を備え、前記ワンウェイクラッチは、前記クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合に、前記伝達部材が第1伝達部材回転方向に回転されるように、前記クランク軸と前記出力部とが一体に回転するように構成され、かつ、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向とは反対の第2クランク回転方向に回転する場合に、前記クランク軸と前記出力部との相対回転を許容するように構成され、前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転する場合、前記伝達部材が前記第1伝達部材回転方向に回転し、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記伝達部材が前記第1伝達部材回転方向とは反対の第2伝達部材回転方向に回転するように、前記電動駆動源を制御するように構成される。
第1側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合、制御部が電動駆動源を制御することによって伝達部材が第1伝達部材回転方向に回転でき、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、制御部が電動駆動源を制御することによって伝達部材が第2伝達部材回転方向に回転できる。したがって、クランク軸の回転に応じて伝達部材の回転を好適に制御できる。第1側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達部材の第2伝達部材回転方向の回転が駆動輪に伝達されるため、例えば、コースタブレーキを備える人力駆動車において駆動輪を制動できる。
第1側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合、制御部が電動駆動源を制御することによって伝達部材が第1伝達部材回転方向に回転でき、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、制御部が電動駆動源を制御することによって伝達部材が第2伝達部材回転方向に回転できる。したがって、クランク軸の回転に応じて伝達部材の回転を好適に制御できる。第1側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達部材の第2伝達部材回転方向の回転が駆動輪に伝達されるため、例えば、コースタブレーキを備える人力駆動車において駆動輪を制動できる。
本開示の第1側面に従う第2側面のドライブユニットにおいて、前記電動駆動源は、前記出力部を介して前記伝達部材に前記モータ駆動力を伝達するように構成される。
第2側面のドライブユニットによれば、出力部を介してモータ駆動力を好適に伝達部材に伝達できる。
第2側面のドライブユニットによれば、出力部を介してモータ駆動力を好適に伝達部材に伝達できる。
本開示の第1または第2側面に従う第3側面のドライブユニットにおいて、前記出力部は、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアを介して、前記伝達部材に接続されるように構成される。
第3側面のドライブユニットによれば、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアに伝達されるモータ駆動力が、好適に伝達部材に伝達される。
第3側面のドライブユニットによれば、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアに伝達されるモータ駆動力が、好適に伝達部材に伝達される。
本開示の第1側面に従う第4側面のドライブユニットにおいて、前記電動駆動源は、前記モータと前記出力部との間に設けられ、第1接続状態と第2接続状態との間において接続状態が切り替わるように構成される切替部をさらに含み、前記切替部は、前記接続状態が前記第1接続状態の場合、前記モータと前記出力部との間における前記モータ駆動力の伝達が可能であり、前記接続状態が前記第2接続状態の場合、前記モータと前記出力部との間における前記モータ駆動力の伝達が不能であり、前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記第1接続状態において前記切替部を制御するように構成される。
第4側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク軸回転方向に回転する場合、切替部の接続状態が第1接続状態になるため、モータ駆動力が出力部に伝達される。
第4側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク軸回転方向に回転する場合、切替部の接続状態が第1接続状態になるため、モータ駆動力が出力部に伝達される。
本開示の第4側面に従う第5側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、前記電動駆動源が前記人力駆動車に推進力を付与する場合、前記第1接続状態において前記切替部を制御するように構成される。
第5側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合、切替部の接続状態が第1接続状態になるため、電動駆動源が人力駆動車に推進力を付与できる。
第5側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合、切替部の接続状態が第1接続状態になるため、電動駆動源が人力駆動車に推進力を付与できる。
本開示の第4または第5側面に従う第6側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記人力駆動車の車速が第1車速以下の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記人力駆動車の車速が前記第1車速よりも大きい第2車速以上の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記クランク軸の回転速度が第1回転速度以下の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記クランク軸に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、および、前記モータを停止させている場合の少なくとも1つの場合、前記第2接続状態において前記切替部を制御するように構成される。
第6側面のドライブユニットは、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車の車速が第1車速以下の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車の車速が第2車速以上の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸の回転速度が第1回転速度以下の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、および、モータを停止させている場合の少なくとも1つの場合、切替部の接続状態が第2接続状態になるため、モータ駆動力の出力部へ伝達が阻止される。
第6側面のドライブユニットは、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車の車速が第1車速以下の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車の車速が第2車速以上の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸の回転速度が第1回転速度以下の場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、および、モータを停止させている場合の少なくとも1つの場合、切替部の接続状態が第2接続状態になるため、モータ駆動力の出力部へ伝達が阻止される。
本開示の第4から第6側面のいずれか1つに従う第7側面のドライブユニットにおいて、前記切替部は、電磁クラッチを含む。
第7側面のドライブユニットによれば、電磁クラッチによって接続状態を好適に切り替えできる。
第7側面のドライブユニットによれば、電磁クラッチによって接続状態を好適に切り替えできる。
本開示の第4から第7側面のいずれか1つに従う第8側面のドライブユニットにおいて、前記電動駆動源は、減速機をさらに含み、前記切替部は、前記減速機に設けられる。
第8側面のドライブユニットによれば、切替部が減速機において、接続状態を切り替えできる。
第8側面のドライブユニットによれば、切替部が減速機において、接続状態を切り替えできる。
本開示の第1から第8側面のいずれか1つに従う第9側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記クランク軸の回転量に応じて前記モータを制御するように構成される。
第9側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸の回転量に応じてモータを制御するため、ライダの意図に応じてモータを動作させやすい。
第9側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸の回転量に応じてモータを制御するため、ライダの意図に応じてモータを動作させやすい。
本開示の第9側面に従う第10側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記クランク軸の回転量が大きいほど、前記モータの回転量が大きくなるように前記モータを制御するように構成される。
第10側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸の回転量が大きいほど、モータの回転量が大きくなるようにモータを制御するように構成されるため、ライダがモータの回転量を調整しやすい。
第10側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸の回転量が大きいほど、モータの回転量が大きくなるようにモータを制御するように構成されるため、ライダがモータの回転量を調整しやすい。
本開示の第1から第10側面のいずれか1つに従う第11側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記モータの駆動トルクが第1駆動トルク以下に維持されるように前記モータを制御するように構成される。
第11側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達体に加わる力が制限されるので、伝達体の負荷が低減される。
第11側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達体に加わる力が制限されるので、伝達体の負荷が低減される。
本開示の第1から第11側面のいずれか1つに従う第12側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記モータに与えられる負荷によって前記モータが回転しない場合、前記モータが回転しなくなってから予め定める時間が経過した後、前記モータを停止させるように構成される。
第12側面のドライブユニットによれば、モータに与えられる負荷によってモータが回転しない場合、モータが回転しなくなってから予め定める時間が経過すると、伝達体に加わる力が解除されるので、伝達体の負荷が低減される。
第12側面のドライブユニットによれば、モータに与えられる負荷によってモータが回転しない場合、モータが回転しなくなってから予め定める時間が経過すると、伝達体に加わる力が解除されるので、伝達体の負荷が低減される。
本開示の第1から第12側面のいずれか1つに従う第13側面のドライブユニットにおいて、前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転し、かつ、前記伝達部材が前記電動駆動源によって前記第2伝達部材回転方向に回転する場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転するまで、前記電動駆動源が前記伝達部材に前記第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するように前記モータを制御するように構成される。
第13側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転するまでは、電動駆動源が前記伝達部材に第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するようにモータを制御するので、ライダの意図に応じてモータを動作させやすい。
第13側面のドライブユニットによれば、クランク軸が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸が第1クランク回転方向に回転するまでは、電動駆動源が前記伝達部材に第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するようにモータを制御するので、ライダの意図に応じてモータを動作させやすい。
本開示の第1から第13側面のいずれか1つに従う第14側面のドライブユニットにおいて、前記出力部は、前記クランク軸と同軸に配置される。
第14側面のドライブユニットによれば、クランク軸と同軸に配置される出力部を備えるドライブユニットにおいて、クランク軸の回転に応じて伝達部材の回転を好適に制御できる。
第14側面のドライブユニットによれば、クランク軸と同軸に配置される出力部を備えるドライブユニットにおいて、クランク軸の回転に応じて伝達部材の回転を好適に制御できる。
本開示の第15側面に従うドライブシステムは、人力駆動車用のドライブシステムであって、第1から第14側面のいずれか1つに従うドライブユニットと、前記駆動輪に設けられるコースタブレーキと、を備える。
第15側面のドライブシステムによれば、駆動輪に設けられるコースタブレーキを備えるドライブシステムにおいて、クランク軸の回転に応じてコースタブレーキを好適に制御できる。
第15側面のドライブシステムによれば、駆動輪に設けられるコースタブレーキを備えるドライブシステムにおいて、クランク軸の回転に応じてコースタブレーキを好適に制御できる。
本開示の第16側面に従う人力駆動車は、第15側面に記載のドライブシステムを備える。
第16側面の人力駆動車によれば、クランク軸の回転に応じてコースタブレーキを好適に制御できる。
第16側面の人力駆動車によれば、クランク軸の回転に応じてコースタブレーキを好適に制御できる。
本開示の人力駆動車用のドライブユニット、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車は、クランク軸の回転に応じて、伝達部材の回転を好適に制御できる。
<実施形態>
図1から図9を参照して、人力駆動車10、人力駆動車用のドライブシステム40、および、人力駆動車用のドライブユニット50が説明される。人力駆動車は、少なくとも1つの車輪を有し、少なくとも人力駆動力によって駆動できる乗り物である。人力駆動車は、例えばマウンテンバイク、ロードバイク、シティバイク、カーゴバイク、ハンドバイク、および、リカンベントなど種々の種類の自転車を含む。人力駆動車が有する車輪の数は限定されない。人力駆動車は、例えば1輪車および2輪以上の車輪を有する乗り物も含む。人力駆動車は、人力駆動力のみによって駆動できる乗り物に限定されない。人力駆動車は、人力駆動力だけではなく、電気モータの駆動力を推進に利用するE-bikeを含む。E-bikeは、電気モータによって推進が補助される電動アシスト自転車を含む。以下、実施形態において、人力駆動車は、電動アシスト自転車として説明される。
図1から図9を参照して、人力駆動車10、人力駆動車用のドライブシステム40、および、人力駆動車用のドライブユニット50が説明される。人力駆動車は、少なくとも1つの車輪を有し、少なくとも人力駆動力によって駆動できる乗り物である。人力駆動車は、例えばマウンテンバイク、ロードバイク、シティバイク、カーゴバイク、ハンドバイク、および、リカンベントなど種々の種類の自転車を含む。人力駆動車が有する車輪の数は限定されない。人力駆動車は、例えば1輪車および2輪以上の車輪を有する乗り物も含む。人力駆動車は、人力駆動力のみによって駆動できる乗り物に限定されない。人力駆動車は、人力駆動力だけではなく、電気モータの駆動力を推進に利用するE-bikeを含む。E-bikeは、電気モータによって推進が補助される電動アシスト自転車を含む。以下、実施形態において、人力駆動車は、電動アシスト自転車として説明される。
人力駆動車10は、少なくとも1つの車輪と、車体と、を含む。少なくとも1つの車輪は、前輪、および、後輪12を含む。車体は、フレームを含む。人力駆動車10は、人力駆動力が入力されるクランクをさらに含む。クランクは、フレームに対して回転可能なクランク軸14と、クランクアームとを含む。クランクアームは、クランク軸14の軸方向の端部にそれぞれ設けられる。クランクアームには、ペダルが連結される。
フレームには、フロントフォークが接続される。フロントフォークには、前輪が取り付けられる。フロントフォークには、ハンドルバーがステムを介して連結される。後輪12は、フレームに支持される。本実施形態では、後輪12は、駆動輪16である。例えば、クランクは、駆動機構によって後輪12と連結される。後輪12は、クランク軸14が回転することによって駆動される。前輪および後輪12の少なくとも1つが、駆動機構によってクランクに連結されてもよい。
駆動機構は、クランク軸14に連結される第1回転体18を含む。例えば、第1回転体18は、フロントスプロケットを含む。第1回転体18は、プーリ、または、ベベルギアを含んでいてもよい。駆動機構は、第2回転体20および伝達部材22をさらに含む。伝達部材22は、第1回転体18の回転力を第2回転体20に伝達するように構成される。例えば、伝達部材22は、チェーンを含む。伝達部材22は、ベルト、または、シャフトを含んでいてもよい。例えば、第2回転体20は、リアスプロケットを含む。第2回転体20は、プーリ、または、ベベルギアを含んでもよい。
例えば、チェーンは、フロントスプロケットおよびリアスプロケットに巻き掛けられる。例えば、第2回転体20は、ハブ24を介して後輪12に連結される。後輪12は、第2回転体20の回転にともなって回転するように構成される。リアスプロケットに伝達されたトルクは、ハブ24を介して後輪12に伝達される。
例えば、人力駆動車10は、バッテリ26をさらに含む。バッテリ26は、1または複数のバッテリ素子を含む。バッテリ素子は、充電池を含む。例えば、バッテリ26は、ドライブユニット50に電力を供給するように構成される。バッテリ26はドライブユニット50と、電気ケーブルまたは無線通信装置を介して通信可能に接続される。バッテリ26は、例えば電力線通信(PLC;Power Line Communication)、CAN(Controller Area Network)、または、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)によってドライブユニット50と通信可能である。
人力駆動車10は、人力駆動車用のドライブシステム40を備える。人力駆動車用のドライブシステム40は、人力駆動車用のドライブユニット50と、駆動輪16に設けられるコースタブレーキ42と、を備える。例えば、コースタブレーキ42は、駆動輪16のハブ24に設けられる。例えば、コースタブレーキ42は、駆動輪16に制動力を付与する。例えば、コースタブレーキ42は、第2回転体20に人力駆動車10が前進する場合とは反対方向の回転トルクが伝達される場合に、人力駆動車10に制動力を付与するように構成される。例えば、コースタブレーキ42は、電動駆動源58の駆動力によって駆動輪16に制動力を付与するように構成される。コースタブレーキ42を備えるハブ24は、例えば、シマノ製のSG-3C41、および、SG-C6001-8Cなどの変速機付きハブであってもよい。
人力駆動車用のドライブユニット50は、クランク軸取付部52と、ワンウェイクラッチ54と、出力部56と、電動駆動源58と、電動駆動源58を制御する制御部60と、を備える。ドライブユニット50は、クランク軸14をさらに備えていてもよい。
例えば、ドライブユニット50は、ハウジング62をさらに備える。ドライブユニット50は、人力駆動車10のフレームに取り付けるための取付部62Aを有する。例えば、取付部62Aはハウジング62の外周部に設けられる。取付部62Aは、例えば、孔および雌ねじ部の少なくとも1つを含む。例えば、取付部62Aの孔および雌ねじ部の少なくとも1つと、フレームとに、ボルトが係合することによって、ハウジング62がフレームに取り付けられる。
例えば、クランク軸取付部52は、ハウジング62に設けられる。クランク軸取付部52は、クランク軸14が取り付けられるように構成される。クランク軸取付部52は、クランク軸14を回転可能に支持する。例えば、クランク軸取付部52は、クランク軸14が挿入される第1孔52Xおよび第2孔52Yを含む。第1孔52Xおよび第2孔52Yは、それぞれハウジング62の内部空間と、ハウジング62の外部空間とを連通する。第1孔52Xは、クランク軸14の軸方向において、ハウジング62の第1側面部62Bに形成される。第2孔52Yは、クランク軸14の軸方向において、ハウジング62の第2側面部62Cに形成される。
例えば、出力部56は、第1回転中心軸心C1を有し、クランク軸14の回転力が伝達されるように構成される。例えば、出力部56は、クランク軸14と同軸に配置される。例えば、出力部56は、実質的に円筒形状を有する。例えば、出力部56は、第1回転中心軸心C1まわりにおいて、クランク軸14の外周部に設けられる。出力部56は、ワンウェイクラッチ54を介してクランク軸14に接続される。ワンウェイクラッチ54は、クランク軸14に接続される。出力部56は、人力駆動車10の駆動輪16に伝達部材22を介して接続されるように構成される。例えば、出力部56は、第2回転体20を介して、伝達部材22に接続されるように構成される。例えば、出力部56は、第2回転体20を構成するスプロケット、プーリ、または、ベベルギアを介して、伝達部材22に接続されるように構成される。
例えば、クランク軸14には動力伝達部材64が設けられる。例えば、動力伝達部材64は、クランク軸14に入力される回転力を、出力部56に伝達するように構成される。例えば、動力伝達部材64は、実質的に円筒形状を有する。例えば、動力伝達部材64は、第1回転中心軸心C1のまわりにおいて、クランク軸14の外周部を囲むように配置される。
例えば、クランク軸14の軸方向の第1端部14Aは、第2孔52Yからハウジング62の外部空間に突出する。例えば、クランク軸14の軸方向の第2端部14Bは、第1孔52Xからハウジング62の外部空間に突出する。例えば、第2孔52Yには、第1軸受62Dが配置される。例えば、クランク軸14は、第1軸受62Dによって、ハウジング62に対して回転可能にハウジング62に支持される。例えば、第1軸受62Dは、玉軸受であってもよく、ころ軸受であってもよく、すべり軸受であってもよい。
例えば、第1孔52Xには、第2軸受62Eが配置される。例えば、出力部56は、第2軸受62Eによってハウジング62に対して回転可能にハウジング62に設けられる。例えば、第2軸受62Eは、出力部56の外周部に設けられる。例えば、出力部56の内周部と、クランク軸14の外周部との間には、第3軸受62Fが設けられる。例えば、出力部56は、第3軸受62Fを介してクランク軸14を回転可能に支持する。第2軸受62Eは、玉軸受であってもよく、ころ軸受であってもよく、すべり軸受であってもよい。第3軸受62Fは、例えば、ニードルベアリング、または、スリーブを含む。
例えば、第1回転中心軸心C1に垂直な方向において、第2軸受62Eの少なくとも一部は、第3軸受62Fに重なるように配置される。例えば、第1回転中心軸心C1に平行な方向において、出力部56は第3端部56Aを有する。例えば、第3端部56Aの外周部には、第1回転体18を連結する連結部が設けられる。例えば、連結部は、クランク軸14の軸方向に沿って延びる1または複数のスプラインを有する。
電動駆動源58は、モータ58Aを含む。電動駆動源58は、伝達部材22にモータ58Aのモータ駆動力を伝達するように構成される。例えば、電動駆動源58は、出力部56を介して伝達部材22にモータ駆動力を伝達するように構成される。例えば、モータ58Aは、ハウジング62に設けられる。例えば、モータ58Aは人力駆動車10に推進力を付与するように構成される。モータ58Aは、1または複数の電気モータを含む。電気モータは、例えばブラシレスモータである。例えば、電気モータは、インナーロータ型のモータである。例えば、モータ58Aは、第1回転体18に回転を伝達するように構成される。
例えば、モータ58Aは、モータ出力軸58Bを含む。例えば、クランク軸14とモータ出力軸58Bとは、実質的に平行に配置される。例えば、ハウジング62は、モータ58Aのケースとして機能する。モータ58Aは、ハウジング62とは別体に形成されるケースを有していてもよい。モータ58Aがケースを有する場合、モータ58Aのケースはハウジング62に取り付けられてもよい。モータ58Aのケースは、ハウジング62の外周部に取り付けられてもよい。
例えば、ハウジング62は、第1ハウジング62G、第2ハウジング62H、および、カバー部材62Kを含む。第1ハウジング62Gは、第1側面部62Bを含む。第2ハウジング62Hは、第2側面部62Cを含む。例えば、第1ハウジング62Gおよび第2ハウジング62Hは、内部空間を形成する。例えば、第1ハウジング62Gおよび第2ハウジング62Hは、ボルトによって相互に取り付けられる。
ハウジング62の内部空間には、クランク軸14の少なくとも一部、出力部56の少なくとも一部、動力伝達部材64、電動駆動源58、制御部60などが配置される。例えば、第1ハウジング62Gは、モータ58Aのケースとして機能する。カバー部材62Kは、第1ハウジング62Gに設けられ、第1ハウジング62Gと共に、モータ配置空間を形成する。カバー部材62Kは、例えば、ボルトによって第1ハウジング62Gに取り付けられる。
ワンウェイクラッチ54は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合に、伝達部材22が第1伝達部材回転方向に回転されるように、クランク軸14と出力部56とが一体に回転するように構成され、かつ、クランク軸14が第1クランク回転方向とは反対の第2クランク回転方向に回転する場合に、クランク軸14と出力部56との相対回転を許容するように構成される。例えば、ワンウェイクラッチ54は、ローラクラッチ、スプラグ式クラッチ、または、ラチェット式クラッチを含む。例えば、ワンウェイクラッチ54の少なくとも一部は、出力部56の内周部と、クランク軸14の外周部との間に配置される。例えば、第1クランク回転方向は、クランク軸14を回転させて人力駆動車10が前進する場合のクランク軸14の回転方向と対応する。
例えば、電動駆動源58は、切替部66をさらに含む。例えば、切替部66は、モータ58Aと出力部56との間に設けられる。例えば、切替部66は、第1接続状態と第2接続状態との間において接続状態が切り替わるように構成される。例えば、切替部66は、接続状態が第1接続状態の場合、モータ58Aと出力部56との間におけるモータ駆動力の伝達が可能である。例えば、切替部66は、接続状態が第2接続状態の場合、モータ58Aと出力部56との間におけるモータ駆動力の伝達が不能である。例えば、切替部66は、電磁クラッチ66Aを含む。切替部66は、ツーウェイクラッチを含んでいてもよい。
例えば、電動駆動源58は、減速機68をさらに含む。例えば、減速機68は、少なくとも1つの減速部分を含む。例えば、少なくとも1つの減速部分は、第1減速部分70と、第2減速部分72と、第3減速部分74とを含む。減速機68は、1つ、2つ、または、4つ以上の減速部分を含んでいてもよい。第1減速部分70は、第1歯車70A、第1回転軸70B、および、第2歯車70C、を含む。第1歯車70Aの直径は、第2歯車70Cの直径よりも大きい。例えば、第1歯車70Aは、出力部56と一体に形成される。例えば、第1歯車70Aは、出力部56の外周部に設けられる。第1歯車70Aと出力部56とは、別体に形成され、相対回転不能に取り付けられてもよい。例えば、第1回転軸70Bは、第1回転中心軸心C1とは異なる第2回転中心軸心C2を有する。例えば、第2回転中心軸心C2は、第1回転中心軸心C1と実質的に平行である。
例えば、第2歯車70Cは、第1回転軸70Bに設けられる。例えば、第2歯車70Cは、環状に形成され、第1回転軸70Bの径方向の外側に配置される。例えば、第2歯車70Cは、第1歯車70Aに接続される。第1減速部分70は、第1歯車70Aおよび第2歯車70Cに代えてベルトおよびプーリによって、間接的に接続されてもよい。第1減速部分70は、第1歯車70Aおよび第2歯車70Cに代えて、または、加えて、スプロケットおよびチェーンの少なくとも1つによって、間接的に接続されてもよい。
例えば、第1回転軸70Bは、第4軸受62Mおよび第5軸受62Nを介してハウジング62に対して回転可能にハウジング62に支持される。例えば、第4軸受62Mは、第1ハウジング62Gに設けられる。例えば、第5軸受62Nは、第2ハウジング62Hに設けられる。例えば、第4軸受62Mおよび第5軸受62Nは、第1回転軸70Bの軸方向の両端部をそれぞれ支持する。例えば、第4軸受62Mおよび第5軸受62Nは、玉軸受であってもよく、ころ軸受であってもよく、すべり軸受であってもよい。例えば、第1回転軸70Bは、第2歯車70Cを支持する。例えば、第1回転軸70Bは、第2歯車70Cと同軸に配置される。
例えば、第2減速部分72は、モータ58Aと、第1減速部分70との間に設けられる。例えば、第2減速部分72は、第3歯車72Aと、第2回転軸72Bと、第4歯車72Cと、を含む。例えば、第3歯車72Aの直径は、第4歯車72Cの直径よりも大きい。例えば、第3歯車72Aは、第1回転軸70Bに設けられる。例えば、第3歯車72Aは、第1回転軸70Bと一体に回転するように構成される。例えば、第3歯車72Aは、第2歯車70Cよりも直径が小さい。例えば、第3歯車72Aと、第1回転軸70Bとは、別体に形成され、相対回転不能に取り付けられる。第3歯車72Aと、第1回転軸70Bとは、一体に形成されてもよい。
例えば、第2歯車70Cおよび第3歯車72Aは、第1回転軸70Bの軸方向において第4軸受62Mと、第5軸受62Nとの間に配置される。例えば、第2歯車70Cは、第4軸受62Mに隣接して配置される。例えば、第3歯車72Aは、第5軸受62Nに隣接して配置される。
例えば、第4歯車72Cは、第2回転軸72Bと一体に回転するように構成される。例えば、第4歯車72Cは、第3歯車72Aに接続される。例えば、第4歯車72Cは、第2回転軸72Bと一体に形成される。第4歯車72Cと第2回転軸72Bとは、別体に形成され、相対回転不能に取り付けられてもよい。
例えば、第2回転軸72Bは、第1回転中心軸心C1および第2回転中心軸心C2とは異なる第3回転中心軸心C3を有する。例えば、第3回転中心軸心C3は、第1回転中心軸心C1および第2回転中心軸心C2と実質的に平行である。第2減速部分72は、第3歯車72Aおよび第4歯車72Cに代えて、ベルトおよびプーリによって、間接的に接続されてもよい。第2減速部分72は、第3歯車72Aおよび第4歯車72Cに代えて、スプロケットおよびチェーンによって、間接的に接続されてもよい。
例えば、第2回転軸72Bは、第6軸受62Pおよび第7軸受62Qを介してハウジング62に対して回転可能にハウジング62に支持される。例えば、第6軸受62Pは、第2ハウジング62Hに設けられる。例えば、第7軸受62Qは、カバー部材62Kに設けられる。第6軸受62Pおよび第7軸受62Qは、玉軸受であってもよく、ころ軸受であってもよく、すべり軸受であってもよい。
例えば、第3減速部分74は、第5歯車74Aおよび第6歯車74Bを含む。例えば、第5歯車74Aの直径は、第6歯車74Bの直径よりも大きい。例えば、第5歯車74Aは、クランク軸14の軸方向において第4歯車72Cに関して、カバー部材62K側に配置される。例えば、第5歯車74Aは、第2回転軸72Bと一体に回転するように第2回転軸72Bに設けられる。例えば、第5歯車74Aは、第2回転軸72Bと別体に形成され、第2回転軸72Bに取り付けられる。第5歯車74Aは、第2回転軸72Bと一体に形成されていてもよい。
例えば、第4歯車72Cおよび第5歯車74Aは、第2回転軸72Bの軸方向において第6軸受62Pと、第7軸受62Qとの間に配置される。例えば、第4歯車72Cは、第6軸受62Pに隣接して配置される。例えば、第5歯車74Aは、第7軸受62Qに隣接して配置される。
例えば、第6歯車74Bは、モータ出力軸58Bと一体に回転するようにモータ出力軸58Bに設けられる。例えば、第6歯車74Bは、モータ出力軸58Bと一体に形成される。例えば、第6歯車74Bは、モータ出力軸58Bと別体に形成され、モータ出力軸58Bに取り付けられてもよい。第3減速部分74は、第5歯車74Aおよび第6歯車74Bに代えて、ベルトおよびプーリによって、間接的に接続されてもよい。第3減速部分74は、第5歯車74Aおよび第6歯車74Bに代えて、スプロケットおよびチェーンによって、間接的に接続されてもよい。
例えば、モータ出力軸58Bは、第4回転中心軸心C4を有する。例えば、第4回転中心軸心C4は、第1回転中心軸心C1、第2回転中心軸心C2、および、第3回転中心軸心C3とは異なる。例えば、第4回転中心軸心C4は、第1回転中心軸心C1、第2回転中心軸心C2および第3回転中心軸心C3と実質的に平行である。例えば、モータ出力軸58Bは、第8軸受62Rおよび第9軸受62Sを介してハウジング62に対して回転可能にハウジング62に支持される。第8軸受62Rおよび第9軸受62Sは、玉軸受であってもよく、ころ軸受であってもよく、すべり軸受であってもよい。
例えば、第8軸受62Rは、カバー部材62Kに設けられる。例えば、第9軸受62Sは、第1ハウジング62Gに設けられる。例えば、第8軸受62Rは、モータ出力軸58Bの軸方向における第4端部58Cと、第5端部58Dとの間の中間部を支持する。例えば、第9軸受62Sは、モータ出力軸58Bの軸方向におけるモータ出力軸58Bの第5端部58Dを支持する。
例えば、切替部66は、減速機68に設けられる。例えば、切替部66は、第1減速部分70に設けられる。例えば、切替部66は、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部との間に設けられる。切替部66は、第2減速部分72に設けられてもよく、第3減速部分74に設けられてもよい。切替部66が、電磁クラッチ66Aを含む場合、例えば、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが接続されて、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが一体回転可能になる状態が第1接続状態に対応する。切替部66が、電磁クラッチ66Aを含む場合、第2歯車70Cの内周部との接続が解除されて、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが相対回転可能になる状態が第2接続状態に対応する。
切替部66は、第1回転軸70Bの外周部、および、第2歯車70Cの内周部の一方に設けられ、第1回転軸70Bの外周部、および、第2歯車70Cの内周部の他方に対して移動可能な係合部を備えていてもよい。係合部の移動によって、切替部66の接続状態が、第1接続状態と第2接続状態との間において切り替えられる。切替部66が設けられる場所、および、切替部66の構成は、適宜変更できる。
例えば、切替部66が電磁クラッチ66Aを含む場合において、電磁クラッチ66Aに通電されることによって電磁クラッチ66Aがオンになる場合、係合部によって、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが一体回転可能になる。例えば、切替部66が電磁クラッチ66Aを含む場合において、電磁クラッチ66Aへの通電が停止されることによって電磁クラッチ66Aがオフになる場合、係合部によって、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが相対回転可能になる。
切替部66が電磁クラッチ66Aを含む場合、電磁クラッチ66Aがオフになると、係合部によって、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが一体回転可能になり、電磁クラッチ66Aがオンになると、係合部によって、第1回転軸70Bの外周部と、第2歯車70Cの内周部とが相対回転可能になるように構成されてもよい。
例えば、人力駆動車10は、人力駆動力検出部28をさらに含む。例えば、人力駆動力検出部28は、トルクセンサを含む。例えば、トルクセンサは、人力駆動力によってクランク軸14に与えられるトルクに応じた信号を出力するように構成される。例えば、人力駆動力によってクランク軸14に与えられるトルクに応じた信号は、人力駆動車10に入力される人力駆動力に関する情報を含む。
例えば、トルクセンサは、クランク軸14の近傍に設けられる。例えば、トルクセンサは、人力駆動力の伝達経路のうち、ワンウェイクラッチ54よりも上流側に設けられる。例えば、トルクセンサは、クランク軸14、クランクアーム、および、ペダルの少なくとも1つに設けられる。例えば、トルクセンサは、歪センサ、磁歪センサ、または、圧力センサなどを含む。例えば、歪センサは、歪ゲージを含む。例えば、トルクセンサは、人力駆動力に関する情報を取得できればどのような構成であってもよい。例えば、トルクセンサは、ペダルに与えられる圧力を検出するセンサ、または、チェーンの張力を検出するセンサなどを含んでいてもよい。
例えば、トルクセンサは、クランク軸14が1回転する間において、予め定める回数の検出信号を出力するように構成される。例えば、予め定める回数は、2以上である。例えば、予め定める回数は、4以上である。例えば、予め定める回数は、4の倍数である。例えば、予め定める回数は、8、12、または、16である。
例えば、人力駆動車10は、クランク回転角度検出部30をさらに含む。クランク回転角度検出部30は、クランク回転センサを含む。クランク回転センサは、クランク軸14の回転速度に応じた情報を検出するように構成される。クランク軸14の回転速度に応じた情報は、クランク軸14の角加速度を含む。人力駆動車10の加速度は、例えば、クランク軸14の角加速度である。クランク回転センサは、クランク軸14の回転速度に応じた信号を出力する。
クランク回転センサは、磁界の強度に応じた信号を出力する磁気センサを含んで構成される。磁気センサは、周方向に磁界の強度が変化する環状の磁石を含む。周方向に磁界の強度が変化する環状の磁石は、クランク軸14、クランク軸14に連動して回転する部材、および、クランク軸14から第1回転体18までの間の伝達経路に設けられる。例えば、磁石は、クランク軸14から第1回転体18までの人力駆動力の伝達経路において、クランク軸14と一体に回転する部材に設けられてもよい。例えば、磁石は、電動駆動源58に設けられてもよい。クランク回転センサは、磁気センサに代えて光学センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、または、トルクセンサなどを含んでいてもよい。
例えば、クランク回転センサは、クランクが1回転する間において、クランクの基準位相からクランクが第1方向に回転すると、クランクの回転量に応じて出力値が増加するように構成される。例えば、クランク回転センサは、クランクの基準位相からクランクが第1方向に回転すると、クランクが半回転する間において、クランクの回転量に応じて出力値が増加し、クランクの基準位相からクランクが第2方向に回転すると、クランクが半回転する間において、クランクの回転量に応じて出力値が減少するように構成されてもよい。クランク回転センサは、車速センサを含んで構成されていてもよい。例えば、クランク回転センサが車速センサを含む場合、例えば、制御部60は、車速センサによって検出される車速と、変速比とに応じてクランクの回転速度を算出するように構成される。
例えば、人力駆動車10は、車速検出部32をさらに含む。例えば、車速検出部32は、人力駆動車10の車輪の回転速度に応じた情報を検出するように構成される。例えば、人力駆動車10の車輪の回転速度に応じた情報は、車速を含む。例えば、車速検出部32は、人力駆動車10の車輪に設けられる磁石を検出するように構成される。例えば、車速センサは、人力駆動車10の車輪の回転速度に応じた信号を出力する。
例えば、車速検出部32は、リードスイッチを構成する磁性リード、または、ホール素子を含む。例えば、車速検出部32は、人力駆動車10のフレームのチェーンステイに取り付けられる。例えば、車速検出部32は、後輪12に取り付けられる磁石を検出するように構成される。例えば、車速センサは、フロントフォークに設けられてもよい。例えば、車速センサがフロントフォークに設けられる場合、前輪に取り付けられる磁石を検出する構成としてもよい。
例えば、制御部60は、車輪の回転速度と、車輪の周長に関する情報とに基づいて人力駆動車10の車速を算出できる。例えば、車輪の周長は、タイヤの周長である。記憶部78には車輪の周長に関する情報が記憶される。
例えば、車速検出部32は、光学センサなどを含んで構成されてもよい。例えば、車速検出部32は、例えば、車輪が1回転する間に、予め定める回数の検出信号を出力するように構成される。例えば、予め定める回数は、2以上である。例えば、予め定める回数は、4以上である。例えば、予め定める回数は、4の倍数である。例えば、予め定める回数は、8、12、または、16である。例えば、車速検出部32は、車輪が一回転した場合に、リードスイッチが磁石を2回以上検出するように構成される。
例えば、人力駆動車10は、モータ回転角度検出部34をさらに含む。例えば、モータ回転角度検出部34は、モータ58Aのロータ、および、モータ出力軸58Bの少なくとも1つの回転速度を検出するように構成される。例えば、モータ回転角度検出部34は、磁極センサを含む。磁極センサは、ドライブユニット50のうちのモータ58Aの近傍に設けられる。磁極センサは、モータ58Aの回転角度を検出可能に構成される。
例えば、制御部60は、ドライブユニット50に設けられる制御装置76に設けられる。制御部60は、予め定める制御プログラムを実行する演算処理装置を含む。制御部60に含まれる演算処理装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。制御部60に含まれる演算処理装置は、相互に離れた複数の場所に設けられてもよい。制御部60は、1または複数のマイクロコンピュータを含んでいてもよい。制御部60は、バッテリ26と有線または無線によって通信可能に接続される。制御部60は、バッテリ26から電力を供給されるように構成される。
例えば、制御装置76は、記憶部78をさらに含む。記憶部78には、各種の制御プログラムおよび各種の制御処理に用いられる情報が記憶される。記憶部78は、例えば不揮発性メモリおよび揮発性メモリを含む。不揮発性メモリは、例えば、ROM(Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、および、フラッシュメモリの少なくとも1つを含む。揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を含む。
例えば、制御部60は、有線または無線によって、他の装置と通信可能に構成される。例えば、他の装置は、バッテリ26、人力駆動力検出部28、クランク回転角度検出部30、車速検出部32、および、モータ回転角度検出部34を含む。制御部60が有線によって他の装置と通信する場合、制御部60は、例えば、電力線通信(PLC;Power Line Communication)、CAN(Controller Area Network)、または、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)によって通信する。制御部60が無線によって他の装置と通信する場合、制御部60は、例えば、Bluetooth(登録商標)、ANT+(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、または、赤外線通信によって通信する。
例えば、制御装置76は、駆動回路80をさらに含む。駆動回路80は、モータ58Aに電気的に接続される。駆動回路80は、バッテリ26からモータ58Aへの電力の供給を制御する。駆動回路80は、インバータ回路を含む。インバータ回路は、複数のトランジスタを含む。一例では、インバータ回路は、直列に接続される一対のトランジスタからなる複数のインバータ部が並列に接続される構成を含む。インバータ回路は、インバータ回路に流れる電流を検出する電流センサを有してもよい。電流センサは、制御部60と有線または無線によって通信可能に接続される。
制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合、伝達部材22が第1伝達部材回転方向に回転し、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達部材22が第1伝達部材回転方向とは反対の第2伝達部材回転方向に回転するように、電動駆動源58を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合、伝達部材22が第1伝達部材回転方向に回転するようにモータ58Aおよび切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、伝達部材22が第2伝達部材回転方向に回転するように、モータ58Aおよび切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク回転センサの出力値が、増加するのか、減少するのかを判定することによって、クランク軸14が第1クランク回転方向および第2クランク回転方向のいずれに回転しているのか否かを判定する。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、電動駆動源58が人力駆動車10に推進力を付与する場合、第1接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、電動駆動源58が人力駆動車10に推進力を付与する場合、電磁クラッチ66Aがオンになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合、人力駆動車10の状態に応じてモータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合、人力駆動車10に入力される人力駆動力に応じて推進力を変更するように、モータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転する場合、人力駆動車10に入力される人力駆動力が大きいほど、推進力を大きくするように、モータ58Aを制御するように構成される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、第1接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、電磁クラッチ66Aがオンになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸14の回転量に応じてモータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸14の回転量が大きいほど、モータ58Aの回転量が大きくなるようにモータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、クランク軸14の回転量が小さいほど、モータ58Aの回転量が小さくなるようにモータ58Aを制御するように構成される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転する場合、モータ58Aの駆動トルクが第1駆動トルク以下に維持されるようにモータ58Aを制御するように構成される。例えば、第1駆動トルクは、コースタブレーキ42に好適な値が設定される。例えば、第1駆動トルクは、コースタブレーキ42の制動力が最大となり、かつ、第1駆動トルク以上の駆動トルクが与えられる場合にコースタブレーキ42の制動力が増加しないような値が設定される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転し、かつ、伝達部材22が電動駆動源58によって第2伝達部材回転方向に回転する場合、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転するまで、電動駆動源58が伝達部材22に第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するようにモータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14の第2クランク回転方向への回転が停止する場合、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転されるまでは、電動駆動源58が伝達部材22に第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するようにモータ58Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14の第2クランク回転方向への回転が停止した後、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転されると、モータ58Aの駆動を停止するように構成されるので、人力駆動車10が停車中にコースタブレーキ42によって人力駆動車10の制動状態を維持できる。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第1車速以下の場合、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第1車速よりも大きい第2車速以上の場合、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14の回転速度が第1回転速度以下の場合、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、および、モータ58Aを停止させている場合の少なくとも1つの場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第1車速以下の場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第1車速以下の場合、電磁クラッチ66Aがオフになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。例えば、第1車速は、人力駆動車10の走行の停止を判定可能な値である。例えば、第1車速は、時速0kmから時速8kmの範囲の速度である。例えば、第1車速は時速5kmである。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第2車速以上の場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、人力駆動車10の車速が第2車速以上の場合、電磁クラッチ66Aがオフになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。例えば、制御部60は、人力駆動車10の車速が第2車速以上の場合、モータ58Aを停止させる。例えば、第2車速は、法令と対応した値が設定される。例えば、第2車速は時速24km、時速25km、または、時速45kmである。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14の回転速度が第1回転速度以下の場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14の回転速度が第1回転速度以下の場合、電磁クラッチ66Aがオフになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。例えば、第1回転速度は、人力駆動車10の走行の停止を判定可能な値である。例えば、第1回転速度は、0rpm、または、0rpmに近い値である。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、電磁クラッチ66Aがオフになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。
例えば、制御部60は、モータ58Aを停止させている場合、第2接続状態において切替部66を制御するように構成される。例えば、制御部60は、モータ58Aを停止させている場合、電磁クラッチ66Aがオフになるように電磁クラッチ66Aを制御するように構成される。例えば、モータ58Aを停止させている場合は、アシストモードがオフの場合である。例えば、切替部66は、ドライブユニット50の電源がオフおよびスリープモードの少なくとも1つである場合、接続状態が第2接続状態となるように構成される。切替部66は、ドライブユニット50の電源がオフおよびスリープモードの少なくとも1つである場合、接続状態が第1接続状態となるように構成されてもよい。
図5から図7を参照して、制御部60が電動駆動源58を制御する処理が説明される。例えば、制御部60に電力が供給されると、制御部60は、処理を開始して図5に示されるフローチャートのステップS11に移行する。制御部60は、図5から図7のフローチャートが終了すると、例えば、電力の供給が停止されるまでは、予め定める周期後にステップS11からの処理を繰り返す。
制御部60は、ステップS11において、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転しているか否かを判定する。クランク軸14が第1クランク回転方向に回転している場合、制御部60は、ステップS12に移行する。制御部60は、ステップS12において、電動駆動源58が人力駆動車10に推進力を付与しているか否かを判定する。電動駆動源58が人力駆動車10に推進力を付与している場合、制御部60は、ステップS13に移行する。
制御部60は、ステップS13において、切替部66の接続状態が第1接続状態であるか否かを判定する。切替部66の接続状態が第1接続状態でない場合、制御部60は、ステップS14に移行する。接続状態が第1接続状態である場合、制御部60は、ステップS15に移行する。制御部60は、ステップS14において、切替部66の接続状態が第1接続状態になるように、切替部66を制御し、ステップS15に移行する。制御部60は、ステップS15において、第1接続状態において切替部66を制御し、ステップS16に移行する。例えば、制御部60は、ステップS15において、第1接続状態が維持されるように切替部66を制御する。制御部60は、ステップS16において、伝達部材22が第1伝達部材回転方向に回転するように電動駆動源58を制御して、処理を終了する。
ステップS11において、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転していない場合、制御部60はステップS17に移行する。制御部60は、ステップS17において、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転しているか否かを判定する。クランク軸14が第2クランク回転方向に回転している場合、制御部60は、ステップS18に移行する。クランク軸14が第2クランク回転方向に回転していない場合、制御部60は、処理を終了する。制御部60は、ステップS18において、切替部66の接続状態が第1接続状態であるか否かを判定する。切替部66の接続状態が第1接続状態でない場合、制御部60は、ステップS19に移行する。切替部66の接続状態が第1接続状態である場合、制御部60は、ステップS20に移行する。
制御部60は、ステップS19において、切替部66の接続状態が第1接続状態になるように切替部66を制御し、ステップS20に移行する。制御部60は、ステップS20において、第1接続状態において切替部66を制御し、ステップS21に移行する。例えば、制御部60は、ステップS20において、第1接続状態が維持されるように切替部66を制御する。制御部60は、ステップS21において、伝達部材22が第2伝達部材回転方向に回転するように電動駆動源58を制御して、処理を終了する。
制御部60は、ステップS12において、電動駆動源58が人力駆動車10に推進力を付与していない場合、ステップS22に移行する。制御部60は、ステップS22において、車速が第1車速以下であるか否かを判定する。車速が第1車速よりも大きい場合、制御部60は、ステップS23に移行する。車速が第1車速以下の場合、制御部60は、ステップS27に移行する。
制御部60は、ステップS23において、車速が第2車速以上であるか否かを判定する。車速が第2車速よりも小さい場合、制御部60は、ステップS24に移行する。車速が第2車速以上の場合、制御部60は、ステップS27に移行する。
制御部60は、ステップS24において、クランク軸14の回転速度が第1回転速度以下であるか否かを判定する。クランク軸14の回転速度が第1回転速度よりも大きい場合、制御部60は、ステップS25に移行する。
制御部60は、ステップS25において、クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下であるか否かを判定する。クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力よりも大きい場合、制御部60は、ステップS26に移行する。クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、制御部60は、ステップS27に移行する。
制御部60は、ステップS26において、モータ58Aの回転が停止しているか否かを判定する。モータ58Aが回転している場合、制御部60は、処理を終了する。モータ58Aの回転が停止している場合、制御部60は、ステップS27に移行する。
ステップS22、S23、S24、S25、S26の処理によって、車速が第1車速以下である場合、車速が第2車速以上である場合、クランク軸14の回転速度が第1回転速度以下である場合、クランク軸14に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下である場合、および、モータ58Aが停止している場合、制御部60は、ステップS27に移行する。制御部60は、ステップS22からS26の処理のうち、少なくとも1つを行うように構成されてもよい。ステップS22からS26の処理は、ステップS22からS26の処理のうち少なくとも1つを削除してもよく、順番を入れ替えてもよい。
制御部60は、ステップS27において、切替部66の接続状態が第2接続状態であるか否かを判定する。切替部66の接続状態が第2接続状態でない場合、制御部60は、ステップS28に移行する。切替部66の接続状態が第2接続状態である場合、制御部60は、ステップS29に移行する。制御部60は、ステップS28において、切替部66の接続状態が第2接続状態になるように、切替部66を制御し、ステップS29に移行する。制御部60は、ステップS29において、第2接続状態において切替部66を制御し、処理を終了する。例えば、制御部60は、ステップS29において、第2接続状態が維持されるように切替部66を制御する。
例えば、制御部60は、モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない場合、モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過した後、モータ58Aを停止させるように構成される。予め定める時間は、例えば、1秒以上かつ3秒以下である。モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない場合は、例えば、モータ58Aの駆動力の伝達経路に含まれる部材に加えられる外力等によって、モータ58Aの駆動力が駆動輪16に伝達されない場合を含む。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第2クランク回転方向に回転し、かつ、伝達部材22が電動駆動源58によって第2伝達部材回転方向に回転する場合において、モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない場合、モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過した後、モータ58Aを停止させるように構成される。クランク軸14が第2クランク回転方向に回転し、かつ、伝達部材22が電動駆動源58によって第2伝達部材回転方向に回転する場合、モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない状態は、例えば、伝達部材22が第2回転方向に回転するように、モータ出力軸58Bが第2トルクを出力する場合、モータ58Aの回転を抑制する方向に第2トルク以上の負荷が与えられる状態を含む。
例えば、制御部60は、クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、伝達部材22が電動駆動源58によって第1伝達部材回転方向に回転する場合において、モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない場合、モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過した後、モータ58Aを停止させるように構成される。クランク軸14が第1クランク回転方向に回転し、かつ、伝達部材22が電動駆動源58によって第1伝達部材回転方向に回転する場合、モータ58Aに与えられる負荷によってモータ58Aが回転しない状態は、例えば、人力駆動車10に推進力を付与するようにモータ出力軸58Bが第1トルクを出力する場合、モータ58Aの回転を抑制する方向に第1トルク以上の負荷が与えられる状態を含む。
図8を参照して、制御部60がモータ58Aに与えられる負荷に応じてモータ58Aを制御する処理が説明される。例えば、制御部60に電力が供給されると、制御部60は、処理を開始して図8に示されるフローチャートのステップS31に移行する。制御部60は、図8のフローチャートが終了すると、例えば、電力の供給が停止されるまでは、予め定める周期後にステップS31からの処理を繰り返す。
制御部60は、ステップS31において、モータ58Aに与えられる負荷によって、モータ58Aが回転しない状態であるか否かを判定する。モータ58Aに与えられる負荷によって、モータ58Aが回転しない状態である場合、制御部60は、ステップS32に移行する。モータ58Aに与えられる負荷によって、モータ58Aが回転しない状態でない場合、制御部60は、処理を終了する。
制御部60は、ステップS32において、モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過したか否かを判定する。制御部60は、モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過するまでは、ステップS32の処理を繰り返す。モータ58Aが回転しなくなってから予め定める時間が経過した場合、制御部60は、ステップS33に移行する。制御部60は、ステップS33において、モータ58Aを停止して、処理を終了する。
例えば、ドライブユニット50は、人力駆動力によって、クランク軸14が第1クランク軸回転方向に回転されると、人力駆動力は出力部56および伝達部材22を介して駆動輪16に伝達される。例えば、ドライブユニット50は、人力駆動力によって、クランク軸14が第2クランク軸回転方向に回転されると、電動駆動源58の電動駆動力が伝達部材22を介して駆動輪16に伝達される。本開示のドライブユニット50によれば、例えば、ライダが人力駆動車10を制動したい場合、第2クランク回転方向にクランク軸14を回転させることによって、電動駆動源58の駆動力によって人力駆動車10を制動できる。
本開示の人力駆動車10、人力駆動車用のドライブシステム40、および、人力駆動車用のドライブユニット50は、クランク軸14と出力部56との間にワンウェイクラッチ54が配置されるので、例えば、ライダが人力駆動車10を制動するために第2クランク回転方向にクランク軸14を回転させる場合に、ライダの負荷を小さくできる。
<変更例>
実施形態に関する説明は、本開示に従う人力駆動車、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車用のドライブユニットが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に従う人力駆動車、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車用のドライブユニットは、例えば以下に示される実施形態の変更例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変更例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変更例において、実施形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明が省略される。
実施形態に関する説明は、本開示に従う人力駆動車、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車用のドライブユニットが取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本開示に従う人力駆動車、人力駆動車用のドライブシステム、および、人力駆動車用のドライブユニットは、例えば以下に示される実施形態の変更例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変更例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変更例において、実施形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明が省略される。
・図9および図10に示されるように、人力駆動車10は、伝達部材22に接続される第3回転体36をさらに含んでいてもよい。例えば、人力駆動車10が第3回転体36を含む場合、モータ58Aの駆動力は、出力部56ではなく、第3回転体36から伝達部材22に伝達されるように構成される。例えば、第3回転体36は、第5回転中心軸心C5を有する。例えば、人力駆動車10が第3回転体36を含み、かつ、伝達部材22がチェーンを含む場合、第3回転体36は、チェーンが巻き掛けられるスプロケットである。例えば、人力駆動車10が第3回転体36を含み、かつ、伝達部材22がチェーンを含む場合、第3回転体36が回転することによって、チェーンが駆動されるように構成される。
・電動駆動源58から切替部66は、省略されてもよい。電動駆動源58から切替部66が省略される場合、例えば、モータ58Aの駆動力は、常に伝達部材22に伝達される。
・電動駆動源58から減速機68は、省略されてもよい。電動駆動源58から減速機68が省略される場合、例えば、切替部66は、モータ58Aのロータとモータ出力軸58Bとの間、または、モータ出力軸58Bと出力部56との間に設けられる。
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
10…人力駆動車、14…クランク軸、16…駆動輪、22…伝達部材、40…ドライブシステム、42…コースタブレーキ、50…ドライブユニット、52…クランク軸取付部、54…ワンウェイクラッチ、56…出力部、58…電動駆動源、58A…モータ、60…制御部、66…切替部、66A…電磁クラッチ、68…減速機。
Claims (16)
- 人力駆動車用のドライブユニットであって、
クランク軸が取り付けられるように構成されるクランク軸取付部と、
前記クランク軸に接続されるワンウェイクラッチと、
前記ワンウェイクラッチを介して前記クランク軸に接続され、前記人力駆動車の駆動輪に伝達部材を介して接続されるように構成される出力部と、
モータを含み、前記伝達部材に前記モータのモータ駆動力を伝達するように構成される電動駆動源と、
前記電動駆動源を制御する制御部と、を備え、
前記ワンウェイクラッチは、前記クランク軸が第1クランク回転方向に回転する場合に、前記伝達部材が第1伝達部材回転方向に回転されるように、前記クランク軸と前記出力部とが一体に回転するように構成され、かつ、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向とは反対の第2クランク回転方向に回転する場合に、前記クランク軸と前記出力部との相対回転を許容するように構成され、
前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転する場合、前記伝達部材が前記第1伝達部材回転方向に回転し、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記伝達部材が前記第1伝達部材回転方向とは反対の第2伝達部材回転方向に回転するように、前記電動駆動源を制御するように構成される、ドライブユニット。 - 前記電動駆動源は、前記出力部を介して前記伝達部材に前記モータ駆動力を伝達するように構成される、請求項1に記載のドライブユニット。
- 前記出力部は、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアを介して、前記伝達部材に接続されるように構成される、請求項1または2に記載のドライブユニット。
- 前記電動駆動源は、前記モータと前記出力部との間に設けられ、第1接続状態と第2接続状態との間において接続状態が切り替わるように構成される切替部をさらに含み、
前記切替部は、
前記接続状態が前記第1接続状態の場合、前記モータと前記出力部との間における前記モータ駆動力の伝達が可能であり、
前記接続状態が前記第2接続状態の場合、前記モータと前記出力部との間における前記モータ駆動力の伝達が不能であり、
前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記第1接続状態において前記切替部を制御するように構成される、請求項1に記載のドライブユニット。 - 前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、前記電動駆動源が前記人力駆動車に推進力を付与する場合、前記第1接続状態において前記切替部を制御するように構成される、請求項4に記載のドライブユニット。
- 前記制御部は、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記人力駆動車の車速が第1車速以下の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記人力駆動車の車速が前記第1車速よりも大きい第2車速以上の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記クランク軸の回転速度が第1回転速度以下の場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転し、かつ、前記クランク軸に入力される人力駆動力が第1人力駆動力以下の場合、および、前記モータを停止させている場合の少なくとも1つの場合、前記第2接続状態において前記切替部を制御するように構成される、請求項4または5に記載のドライブユニット。
- 前記切替部は、電磁クラッチを含む、請求項4から6のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 前記電動駆動源は、減速機をさらに含み、
前記切替部は、前記減速機に設けられる、請求項4から7のいずれか一項に記載のドライブユニット。 - 前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記クランク軸の回転量に応じて前記モータを制御するように構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記クランク軸の回転量が大きいほど、前記モータの回転量が大きくなるように前記モータを制御するように構成される、請求項9に記載のドライブユニット。
- 前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転する場合、前記モータの駆動トルクが第1駆動トルク以下に維持されるように前記モータを制御するように構成される、請求項1から10のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 前記制御部は、前記モータに与えられる負荷によって前記モータが回転しない場合、前記モータが回転しなくなってから予め定める時間が経過した後、前記モータを停止させるように構成される、請求項1から11のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 前記制御部は、前記クランク軸が前記第2クランク回転方向に回転し、かつ、前記伝達部材が前記電動駆動源によって前記第2伝達部材回転方向に回転する場合、前記クランク軸が前記第1クランク回転方向に回転するまで、前記電動駆動源が前記伝達部材に前記第2伝達部材回転方向への駆動力を付与するように前記モータを制御するように構成される、請求項1から12のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 前記出力部は、前記クランク軸と同軸に配置される、請求項1から13のいずれか一項に記載のドライブユニット。
- 人力駆動車用のドライブシステムであって、
請求項1から14のいずれか一項に記載のドライブユニットと、
前記駆動輪に設けられるコースタブレーキと、を備える、ドライブシステム。 - 人力駆動車であって、
請求項15に記載のドライブシステムを備える、人力駆動車。
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