JP2023095102A - 充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマー充電において、現在時刻の補正によって、蓄電装置の充電状態が短期間で変更されることを抑制する。【解決手段】充電開始予定時刻の到来によってタイマー充電が開始され、充電終了予定時刻の到来によってタイマー充電が終了する。現在時刻が補正され、「0<補正前の現在時刻-補正後の現在時刻≦α」のとき、フラグFが1に設定される。フラグFが1に設定されると、S12で肯定判定され、予定時刻が到来した(S11で肯定判定)場合であっても、既に処理済みである場合はバッテリ103の状態を変更することなく維持する(S18で肯定判定)。【選択図】図2

Description

本開示は、蓄電装置を充電する充電装置に関する。
特開2017-153174号公報(特許文献1)には、車載の蓄電装置を充電する充電装置であって、充電終了予定時刻が設定されている場合に、現在時刻における蓄電装置の状態等に基づいて、充電開始予定時刻を算出し、充電開始予定時刻の到来によって充電を開始することが開示されている。
特開2017-153174号公報
所謂、タイマー充電として、充電終了予定時刻を設定して蓄電装置の充電を行う他に、夜間電力を有効に活用するため、予め設定された充電スケジュール(開始時刻及び終了時刻)に従って充電を行うことも知られている。タイマー充電においては、たとえば、充電開始予定時刻が設定されている場合、現在時刻と充電開始予定時刻を比較し、現在時刻が充電開始予定時刻になったとき(充電開始予定時刻が到来したとき)、蓄電装置の充電を開始する。
現在時刻は、充電装置のECU(Electronic Control Unit)に内蔵されたリアルタイムクロックやタイマーによって計算(更新)される。リアルタイムクロックやタイマーによって更新される現在時刻は、誤差を生じる。このため、ECUは、GPS(Global Positioning System)や標準電波の時刻カレンダー情報を受信し、現在時刻を補正する機能を備える場合がある。
タイマー充電において、充電開始予定時刻が到来して充電を開始したあと、現在時刻が補正され、補正後の現在時刻が充電開始予定時刻より前の時刻になると、補正後の現在時刻は充電開始予定時刻より前であるので、充電を終了(中断)し、その後、補正後の現在時刻が充電開始予定時刻になると充電を再開し、充電の中断・再開が短期間に発生する懸念がある。
本開示の目的は、タイマー充電において、現在時刻の補正によって、蓄電装置の充電状態が短期間で変更されることを抑制することである。
本開示の充電装置は、充電開始または充電終了の少なくとも一方の予定時刻を設定する予定時刻設定部と、現在時刻が予定時刻になったとき、蓄電装置の充電の開始あるいは終了を行う充電制御部と、現在時刻を補正する現在時刻補正部と、を備える。充電制御部は、現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、蓄電装置の現在の充電状態を継続するよう構成されている。
この構成によれば、充電制御部は、現在時刻が充電開始の予定時刻になったとき、蓄電装置の充電を開始する。充電制御部は、現在時刻が充電終了の予定時刻になったとき、蓄電装置の充電を終了する。
従来の充電装置では、現在時刻が充電開始の予定時刻になり蓄電装置の充電を開始した後、現在時刻補正部によって補正された補正後の現在時刻が、充電開始の予定時刻より前の時刻になった場合、蓄電装置の充電が停止(中断)し、その後、補正後の現在時刻が充電開始の予定時刻になり蓄電装置の充電が再開される。同様に、現在時刻が充電終了の予定時刻になり蓄電装置の充電を終了した後、補正後の現在時刻が充電終了の予定時刻より前の時刻になった場合、蓄電装置の充電が再開され、その後、補正後の現在時刻が充電終了の予定時刻になり、蓄電装置の充電が終了する。このため、従来の充電装置では、充電の中断・再開が短期間に発生する懸念がある。
本開示の充電制御部は、現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、蓄電装置の現在の充電状態を継続する。したがって、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、補正後の現在時刻が充電開始の予定時刻より前の時刻であっても、蓄電装置の現在の充電状態を継続するので、蓄電装置の充電が停止(中断)しない。また、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、補正後の現在時刻が充電終了の予定時刻より前の時刻であっても、蓄電装置の現在の充電状態を継続するので、蓄電装置の充電が再開されない。
本開示によれば、タイマー充電において、現在時刻の補正によって、蓄電装置の充電状態が短期間で変更されることを抑制できる。
本実施の形態に係る充電装置を有する充電システムの構成図である。 充電ECUで実行されるタイマー充電の処理手順を示すフローチャートである。 メータECUで実行されるフラグF設定処理の手順を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本実施の形態に係る充電装置を有する充電システムの構成図である。充電システム1は、車両100と、充電スタンド200と、充電ケーブル300とを備える。車両100は、電動走行用の電力を蓄電するバッテリ130を備える。バッテリ130は、たとえばリチウムイオン電池又はニッケル水素電池のような二次電池を含んで構成される。二次電池は、単電池であってもよいし、組電池であってもよい。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタのような他の蓄電装置を採用してもよい。車両100は、バッテリ130に蓄えられた電力のみを用いて走行可能な電気自動車であってもよいし、バッテリ130に蓄えられた電力とエンジン(図示せず)の出力との両方を用いて走行可能なハイブリッド車であってもよい。バッテリ130は、本開示の「蓄電装置」に相当する。
車両100は、充電スタンド200から電力の供給を受けてバッテリ130の充電を行なうことができる。充電スタンド200は、交流電力供給方式(AC方式)の充電スタンド(たとえば、普通充電器)であってもよいし、直流電力供給方式(DC方式)の充電スタンド(たとえば、急速充電器)であってもよい。車両100は、充電スタンド200の充電方式に対応する充電インレット110及び充電ユニット120を備える。図1には、充電インレット110及び充電ユニット120のみを図示しているが、車両100は、非接触充電に対応できるように、受電コイルおよび受電ユニットを備えていてもよい。
充電スタンド200には、充電ケーブル300が接続される。充電ケーブル300は、先端に充電コネクタ310を有し、内部に信号線と電力線とを含む。充電スタンド200につながれた充電ケーブル300の充電コネクタ310が車両100の充電インレット110に接続されることで、充電スタンド200から充電ケーブル300を通じて車両100に電力を供給することが可能になる。車両100の充電ユニット120は、充電インレット110に入力される電力に所定の処理を行なう回路(たとえば、図示しない電力変換回路及びフィルタ回路等)を含む。こうした回路の処理により、バッテリ130の充電に適した電力(直流電力)が、充電ユニット120からバッテリ130へ出力される。
車両100は、走行駆動部140と、パワトレECU150と、メータECU160と、ディスプレイ170と、充電ECU180と、駆動輪Wとをさらに備える。
走行駆動部140は、図示しないPCU(Power Control Unit)とMG(Motor Generator)とを含み、バッテリ130に蓄えられた電力を用いて車両100を走行させるように構成される。PCUは、たとえば、演算装置を含んで構成される制御装置と、インバータと、コンバータと(いずれも図示せず)を含んで構成される。PCUの制御装置は、パワトレECU150からの指示(制御信号)を受信し、その指示に従ってPCUのインバータ及びコンバータを制御するように構成される。MGは、回転電機であって、たとえば三相交流モータジェネレータである。MGは、PCUによって駆動され、駆動輪Wを回転させる。
図示は省略しているが、バッテリ130は、前述した二次電池に加えて、充電ECU180によってON/OFF制御される充電リレーと、パワトレECU150によってON/OFF制御されるSMR(システムメインリレー)と、バッテリ130の状態を監視する監視ユニットと(いずれも図示せず)を含んで構成される。監視ユニットは、バッテリ130の状態(温度、電流、電圧等)を検出する各種センサを含み、検出結果をパワトレECU150へ出力する。充電リレーは、車両外部の電源を含む給電装置(たとえば、充電スタンド200)によるバッテリ130の充電時にON状態(導通状態)にされる。SMRは、バッテリ130から走行駆動部140への電力供給経路に配置され、バッテリ130の電力を用いた走行時にON状態(導通状態)にされる。パワトレECU150は、監視ユニットの出力(各種センサの検出値)に基づいてバッテリ130の状態(SOC(State Of Charge)等)を取得する。
パワトレECU150は、図示しない、演算装置および記憶装置を含んで構成される。演算装置としては、たとえばCPU(Central Processing Unit)を採用できる。記憶装置は、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、各種情報を保存するストレージ(たとえば、ROM(Read Only Memory)及び書き換え可能な不揮発性メモリ)とを含む。記憶装置には、各種制御で用いられるプログラムのほか、プログラムで使用される各種パラメータも予め格納されている。記憶装置に記憶されているプログラムを演算装置が実行することで、各種制御が実行される。
メータECU160は、パワトレECU150と同様に、演算装置および記憶装置を含んで構成される。メータECU160は、HMI(Human Machine Interface)機能の一部を分担するものであり、たとえば、車両100の状態(車速、SOC、等)をディスプレイ170に表示しユーザに伝達する。ディスプレイ170は、タッチパネルディスプレイであり、ユーザからの入力を受け付ける入力装置としても機能し、ユーザの操作に対応する信号をメータECU160へ出力する。
充電ECU180は、パワトレECU150と同様に、演算装置および記憶装置を含んで構成される。充電ECU180は、充電ユニット120を制御し、バッテリ130の充電制御を行う。パワトレECU150、メータECU160、および、充電ECU180は、たとえば、CAN(Controller Area Network)を用いて接続されており、相互に通信を行う。充電ECU180は、CAN通信によりパワトレECU150を介して、監視ユニットからバッテリ130の状態(SOC等)を取得し、CAN通信によりメータECU160を介して、タッチパネル(ディスプレイ170)の操作を受け付ける。
車両100のパワースイッチがOFF状態であるときに、充電スタンド200につながれた充電ケーブル300の充電コネクタ310が車両100の充電インレット110に接続されると、車両100が充電可能な状態になる。充電インレット110には、充電コネクタ310がロックされたこと(充電ケーブル300が車両100に接続されたこと)を検知する接続検知器(図示せず)が設けられている。接続検知器の信号(検知結果)は、充電ECU180へ出力される。充電ECU180は、接続検知器からの信号に基づいて、充電ケーブル300の接続状態(接続/非接続)を認識することができる。なお、充電スタンド200が「エスエーイー・エレクトリック・ビークル・コンダクティブ・チャージ・カプラ」の規格に準拠する場合には、充電ECU180は、CPLT信号(コントロールパイロット信号)又はPISW信号(ケーブル接続信号)によって、充電ケーブル300の接続状態(接続/非接続)を認識することもできる。
充電ECU180はタイマー充電機能を有する。タイマー充電機能は、タイマー充電を実行するための機能である。充電ECU180にタイマー充電が予約されると、予め設定された充電スケジュールに従って自動的にタイマー充電が実行される。タイマー充電の実行中には、充電スタンド200から充電ケーブル300を通じて車両100(バッテリ130)に電力が供給される。車両100が充電可能な状態になっていれば、充電スケジュールの開始予定時刻の到来によってタイマー充電が開始され、充電スケジュールの終了予定時刻の到来によってタイマー充電が終了する。車両100が充電可能な状態になっていなければ、充電スケジュールの開始予定時刻が到来してもタイマー充電は開始されない。
ユーザは、ディスプレイ170のタッチパネルを操作することにより、タイマー充電を予約したり、タイマー充電の予約を解除したりすることができる。複数の充電スケジュール(タイマー充電ごとの充電スケジュール)を設定することも可能である。毎日、毎週、又は毎月の充電スケジュールをまとめて設定することもできる。走行開始時のバッテリ130の容量低下を抑制するため、車両100の走行開始直前にバッテリ130の充電が完了するよう、充電スケジュールを予約することができる。この場合、ユーザは、タッチパネル(ディスプレイ170)を操作して充電終了予定時刻を設定する。充電ECU180は、SOC、充電電力等に基づいて、設定された充電終了予定時刻にバッテリ130の充電が終了するよう充電開始予定時刻を演算し、充電開始予定時刻を設定する。また、夜間電力(深夜電力)を有効利用するために、充電スケジュールを設定することもできる。この場合、ユーザが充電開始予定時刻および充電終了予定時刻を設定してもよく、充電ECU180が、電力会社が指定する深夜電力時間帯を、充電開始予定時刻および充電終了予定時刻に設定してもよい。以下、充電開始予定時刻と充電終了予定時刻を区別することなく、予定時刻と称することもある。
充電ECU180のタイマー181は、予定時刻の到来を演算装置(図示せず)に知らせるように構成される。現在時刻がタイマー181に設定された予定時刻になると、タイマー181から演算装置へその旨を知らせる信号が送信される。タイマー181としてタイマー回路であってよく、ハードウェア(タイマー回路)ではなく、ソフトウェアによって実現してもよい。充電ECU180の演算装置は、タイマー181からの信号を受けて、現在時刻が充電開始予定時刻になるとバッテリ130の充電を開始し、現在時刻が充電終了予定時刻になると充電を終了する。
本実施の形態において、現在時刻は、メータECU160のリアルタイムクロックによって計算される。リアルタイムクロックによって計算(更新)される現在時刻は、誤差を生じる。この誤差を補正するため、メータECU160は、GPS衛星400から送信される時刻カレンダー情報を受信装置190で受信し、現在時刻を補正する機能を備えている。なお、標準電波送信所500から送信される標準電波の時刻カレンダー情報を用いて、現在時刻を補正する機能であってもよい。
タイマー181は、メータECU160から送信される現在時刻情報と充電スケジュール(予定時刻)情報を用いて、現在時刻がタイマー181に設定された予定時刻になると、充電ECU180の演算装置へその旨を知らせる信号を送信する。そのため、従来は、現在時刻が充電開始予定時刻になりバッテリ130の充電を開始した後、現在時刻が補正され、補正後の現在時刻が、充電開始予定時刻より前の時刻になった場合、バッテリ130の充電が停止(中断)し、その後、補正後の現在時刻が充電開始予定時刻になるとバッテリ130の充電が再開される。同様に、現在時刻が充電終了予定時刻になりバッテリ130の充電を終了した後、補正後の現在時刻が充電終了予定時刻より前の時刻になった場合、バッテリ130の充電が開始(再開)され、その後、補正後の現在時刻が充電終了予定時刻になるとバッテリ130の充電が終了する。このため、従来は、タイマー充電において、バッテリ130の充電の中断・再開が短期間に発生する懸念があった。
本実施の形態では、現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、バッテリ130の現在の充電状態を継続することにより、タイマー充電において、バッテリ130の充電状態が短期間で変更されることを抑制する。
図2は、充電ECU180で実行されるタイマー充電の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、充電ケーブル300が車両100(充電インレット110)に接続されたとき、処理が開始される。ステップ(以下、ステップを「S」とも表記する)10では、タイマー充電が予約され、予定時刻(充電開始予定時刻、あるいは、充電終了予定時刻)が設定されているか否かを判定する。予定時刻が設定されていない場合は、タイマー充電が予約されていないので、否定判定され処理を終了する。予定時刻が設定されている場合は、肯定判定されS11へ進む。
S11では、現在時刻に最も近い予定時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が予定時刻になったか否かを判定する。現在時刻が予定時刻になり予定時刻が到来すると、肯定判定されS12へ進む。予定時刻が到来するまで、S10およびS11は繰り返し処理される。予定時刻が到来するまでに、タイマー充電の予約が解除されると、S10で否定判定され処理を終了する。
S12では、フラグFが1に設定されているか否かを判定する。図3は、メータECU160で実行されるフラグF設定処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図2のタイマー充電の処理が実行されているとき、所定期間毎に繰り返し処理される。
図3を参照して、S30では、現在時刻が補正されたか否かを判定する。メータECU160は、受信装置190で受信した時刻カレンダー情報から求めた現在時刻(以下、GPS時刻とも称する)とリアルタイムクロックで計算(更新)された現在時刻(以下、ECU時刻とも称する)とを比較し、GPS時刻とECU時刻との間に差異があった場合、ECU時刻がGPS時刻に一致するよう、ECU時刻を補正する。これにより、リアルタイムクロックで計算(更新)される現在時刻(ECU時刻)が補正される。なお、GPS時刻とECU時刻を比較するタイミングは、所定の周期で実行される。メータECU160で現在時刻が補正されると、S30で肯定判定されS31へ進む。現在時刻が補正されていない場合、否定判定され今回のルーチンを終了する。
S31では、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値α以内か否かを判定する。具体的には、「0<補正前の現在時刻-補正後の現在時刻≦α」であるか否かを判定する。所定値αは、任意の値であってよく、たとえば、30分であってよい。なお、サマータイム(夏時間)を設定している地域では、サマータイムによって変更される時間を考慮して、所定値αの大きさを設定してよい。S31で肯定判定されると、S32へ進み、フラグFを1に設定し、今回のルーチンを終了する。S31で否定判定されると、S33へ進み、フラグFを0に設定し、今回のルーチンを終了する。なお、フラグFの初期値は、0であってよい。
図2を参照して、フラグFが0に設定されており、S12で否定判定されると、S13へ進み、S11で比較された予定時刻が、開始予定時刻か否かを判定する。予定時刻が開始予定時刻である場合は、S13で肯定判定されS14へ進む。予定時刻が終了予定時刻である場合は、S13で否定判定されS15へ進む。
S14では、バッテリ130の充電を行い(充電を開始して)、S16へ進む。S15では、バッテリ130の充電を停止して(充電を終了して)、S17へ進む。
S16では、バッテリ130のSOCが所定値A以上か否かを判定する。所定値Aは、劣化の抑制を考慮した、バッテリ130の満充電状態を示す値であり、たとえば、90%であってよい。SOCが所定値A以上の場合は、S16で肯定判定されS15に進み、バッテリ130の充電を停止する。SOCが所定値Aより小さい場合は、S16で否定判定されS17へ進む。
S17において、充電ケーブル300と充電インレット110の接続が解除されたか否かを判定する。接続が解除されていない場合、S17で肯定判定されS10に戻る。接続が解除されている場合、S17で肯定判定され、今回の処理を終了する。なお、バッテリ130の充電中に、充電ケーブル300と充電インレット110の接続が解除されるときには、所定の順序でバッテリ130の充電が停止される。
フラグFが1に設定されており、S12で肯定されるとS18へ進む。S18では、S11における今回の判定内容が、既に処理済みであるか否かを判定する。換言すると、S18では、S11で比較された予定時刻が、既に処理された予定時刻(一度、到来した予定時刻)であるか否かを判定する。S11で比較された予定時刻が既に処理された予定時刻である場合、S18で肯定判定され、S19でフラグFを0に設定した後、S10に戻る。S11で比較された予定時刻が、初めて処理された予定時刻(未だ、到来していない予定時刻)である場合、否定判定されS13へ進む。
本実施の形態において、現在時刻が補正されたとき(S30で肯定判定)、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値α以内であれば(S31で肯定判定)、フラグFが1に設定される。現在時刻が補正されたとき(S30で肯定判定)、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値α以内でなければ(S31で否定判定)、フラグFが0に設定される。なお、現在時刻が補正されていない場合には、フラグFは0(初期値)に設定されている。
本実施の形態では、現在時刻が充電開始予定時刻になると、バッテリ130の充電が開始される(S11およびS13で肯定判定され、S14に進む)。また、現在時刻が充電終了予定時刻になると、バッテリ130の充電を終了する(S11で肯定判定、S13で否定判定され、S15へ進む)。この際、フラグFが1に設定されている場合、すなわち、現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値α以内である場合(S12で肯定判定)、その充電開始予定時刻によって既にバッテリ130の充電が開始されているとき、あるいは、その充電終了予定時刻によって既にバッテリ130の充電が終了しているときには、現在のバッテリ130の充電状態を変更せず(S18で否定判定)、現在の充電状態を維持する。
したがって、本実施の形態では、タイマー充電中に、現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、補正後の現在時刻と補正前の現在時刻との差が所定値α以内の場合、バッテリ130の現在の充電状態を継続する。これにより、タイマー充電において、バッテリ130の充電状態が短期間で変更されることを抑制することができる。
本実施の形態において、ディスプレイ170(タッチパネル)およびメータECU160が、本開示の「予定時刻設定部」に相当する。充電ECU180における図2のタイマー充電処理、および、メータECU160における図3のフラグF設定処理が、本開示の「充電制御部」に相当する。また、メータECU160の時刻補正を実行する機能が、「現在時刻補正部」に相当する。
本実施形態では、メータECU160において、現在時刻を計算(更新)するとともに、現在時刻を補正していたが、充電ECU180のリアルタイムクロックで現在時刻を計算し、充電ECU180で現在時刻を補正するようにしてもよい。ナビゲーションECUを備える場合には、ナビゲーションECUを用いて、予定時刻を設定するとともに、現在時刻を補正するようにしてもよい。また、携帯端末(スマートフォン)を用いて、予定時刻の設定や解除を行うようにしてもよい。
(変形例)
上記実施の形態では、現在時刻が補正されたときに設定されるフラグF(フラグF設定処理(図3)で設定されるフラグF)を用いていたが、これに限られるものではない。たとえば、現在時刻が充電開始予定時刻になったとき、バッテリ130の充電を開始し、その後、現在時刻が補正されたとき、「補正後現在時刻>充電開始予定時刻-所定値α」であれば、バッテリ130の充電を継続し、「補正後現在時刻≦充電開始予定時刻-所定値α」であれば、バッテリ130の充電を中断(終了)するようにしてもよい。
同様に、現在時刻が充電終了予定時刻になり、バッテリ130の充電を終了した後、現在時刻が補正され、「補正後現在時刻>充電終了予定時刻-所定値α」であれば、バッテリ130の充電の終了を継続し、「補正後現在時刻≦充電終了予定時刻-所定値α」であれば、バッテリ130の充電を再開するようにしてもよい。なお、この場合、バッテリ130のSOCが所定値A以上であれば、バッテリ130の充電は再開されず、充電の終了を継続する。また、所定値αの値は、充電開始予定時刻における所定値と異なる値であってもよい。
なお、変形例において、現在時刻が充電終了予定時刻になり、バッテリ130の充電を終了した後、現在時刻が補正されても、補正後現在時刻に基づくこれらの制御を実行せず、充電開始予定時刻によるバッテリ130の充電開始のみに、補正後現在時刻に基づくこれらの制御を実行してもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 充電システム、100 車両、110 充電インレット、120 充電ユニット、130 バッテリ、140 走行駆動部、150 パワトレECU、160 メータECU、170 ディスプレイ、180 充電ECU、181 タイマー、190 受信部、200 充電スタンド、300 充電ケーブル、310 充電コネクタ、400 GPS衛星、500 標準電波送信所、W 駆動輪。

Claims (1)

  1. 充電開始または充電終了の少なくとも一方の予定時刻を設定する予定時刻設定部と、
    現在時刻が前記予定時刻になったとき、蓄電装置の充電の開始あるいは終了を行う充電制御部と、
    前記現在時刻を補正する現在時刻補正部と、を備え、
    前記充電制御部は、前記現在時刻が補正されたとき、補正後の現在時刻が補正前の現在時刻より前の時刻であり、かつ、前記補正後の現在時刻と前記補正前の現在時刻との差が所定値以内の場合、前記蓄電装置の現在の充電状態を継続するよう構成されている、充電装置。
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