JP2023094423A - 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法 - Google Patents

接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023094423A
JP2023094423A JP2021209893A JP2021209893A JP2023094423A JP 2023094423 A JP2023094423 A JP 2023094423A JP 2021209893 A JP2021209893 A JP 2021209893A JP 2021209893 A JP2021209893 A JP 2021209893A JP 2023094423 A JP2023094423 A JP 2023094423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive composition
mass
anisotropic conductive
less
conductive particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021209893A
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 宮内
Koichi Miyauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dexerials Corp
Original Assignee
Dexerials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dexerials Corp filed Critical Dexerials Corp
Priority to JP2021209893A priority Critical patent/JP2023094423A/ja
Publication of JP2023094423A publication Critical patent/JP2023094423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】FOGやCOG実装等の基材違いにより高い接着強度が必要とされる接合にも使用可能であり、導電性粒子の分散性および接続信頼性に優れる接着剤組成物を提供する。【解決手段】本発明の接着剤組成物は、重合性成分と成膜用成分を含有するバインダ組成物と、重合開始剤と、粒子径が1μm以上10μm以下の導電性粒子と、粒子径が前記導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーと、シランカップリング剤と、を含み、前記絶縁性フィラーの配合量が前記導電性粒子の85質量%以上200質量%以下である。【選択図】なし

Description

本発明は、接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法に関する。
電子部品と回路基板等とを接着する手段として、異方性導電ペースト(ACP:Anisotropic Conductive Paste)などの接着剤組成物や異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)等のフィルム状物(異方性導電フィルム)が広く用いられている。例えば、異方性導電フィルムは、フレキシブルプリント基板(FPC)の端子と、LCDパネルのガラス基板の端子とを接続する場合(所謂、FOG)をはじめとして、駆動用ICをガラス基板に接続する場合(所謂、COG)等、種々の端子同士を接着すると共に電気的に接続する場合に用いられている。
FOGやCOG等において異方性導電フィルムを用いて接続を行う際、基板へのダメージを抑えるために低温短時間の圧着が求められており、接着剤成分としてラジカル重合性化合物及びラジカル重合開始剤を使用することで実現している(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-185399号公報
近年、LCDパネルの高精度化に伴い接続する配線間隔も狭くなり、要求される接続面積が小さくなる傾向にある。この要求を満たすためには異方性導電フィルムに配合する導電性粒子量を増やす必要がある。
一方、FOGやCOG等の異種材料を接着する際の密着性向上のために、異方性導電フィルムにカップリング剤を配合すると、導電性粒子間の密着性も向上するため、導電性粒子の凝集により、ショート等が発生しやすくなるという問題が発生する。
本発明の課題は、FOGやCOG実装等の基材違いにより高い接着強度が必要とされる接合にも使用可能であり、導電性粒子の分散性および接続信頼性に優れる接着剤組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題につき鋭意検討した結果、下記構成を有する接着剤組成物によって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の内容を含む。
[1] 重合性成分と成膜用成分を含有するバインダ組成物と、
重合開始剤と、
粒子径が1μm以上10μm以下の導電性粒子と、
粒子径が前記導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーと、
シランカップリング剤と、
を含み、前記絶縁性フィラーの配合量が前記導電性粒子の85質量%以上200質量%以下である、接着剤組成物。
[2] 前記絶縁性フィラーは球状である、請求項1に記載の接着剤組成物。
[3] 請求項1または2に記載の接着剤組成物からなる異方性導電フィルム。
[4] 第1の電子部品と第2の電子部品とが請求項3に記載の異方性導電フィルムにより接続されている接続構造体。
[5] 第1の電子部品と第2の電子部品とを、請求項3に記載の異方性導電フィルムを介在させて、圧着する工程を含む、接続構造体の製造方法。
本発明によれば、FOGやCOG実装等の高い接着強度が必要とされる接合にも使用可能であり、導電性粒子の分散性および接続信頼性に優れる接着剤組成物を提供することができる。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。本発明は以下の記述によって限定されるものではなく、各構成要素は本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[接着剤組成物]
本発明の接着剤組成物は、重合性成分と成膜用成分を含有するバインダ組成物と、重合開始剤と、粒子径が1μm以上10μm以下の導電性粒子と、粒子径が前記導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーと、カップリング剤と、を含み、絶縁性フィラーの配合量が導電性粒子の85質量%以上200質量%以下であることを特徴とする。
以下、各構成について詳細に説明する。
<バインダ組成物>
本発明の接着剤組成物は、重合性成分と成膜用成分を含有するバインダ組成物を含む。
(重合性成分)
本発明の接着剤組成物で使用する重合性成分は、熱ラジカル重合型、熱カチオン重合型、熱アニオン重合型などが例示される。低温短時間での圧着を可能とする熱ラジカル重合型の重合性成分が好ましい。
熱ラジカル重合型の重合性成分としては、(メタ)アクリレートが例示される。(メタ)アクリレートとしては、単官能(メタ)アクリレート、2官能(メタ)アクリレート、3官能以上の(メタ)アクリレートを使用することができる。なお、本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリル酸エステル(アクリレート)とメタクリル酸エステル(メタクリレート)とを包含する意味として使用する。
単官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、ポリアルキレングリコールエステル単量体、直鎖または分枝状アルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートなどが例示される。ポリアルキレングリコールエステル単量体としては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
2官能(メタ)アクリレートとしては、例えば、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート、ジメチロール-トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA-EO変性ジ(メタ)アクリレート、1,9-ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10-デカンジオールジ(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシ-3-アクリルオキシプロピル(メタ)アクリレート、プロポキシ化ビスフェノールA-ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(200)ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(400)ジ(メタ)アクリレート、シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート、エトキシ化(4)ビスフェノールA-ジ(メタ)アクリレート、エトキシ化(10)ビスフェノールA-ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(600)ジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ジオキサングリコールジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸EO変性ジ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
3官能以上の(メタ)アクリレートとしては、例えば、イソシアヌル酸EO変性トリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、EO変性ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ε-カプロラクトン変性トリス(アクロキシエチル)(メタ)アクリレート、エトキシ化(20)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(3)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(6)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化(9)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(3)グリセリルトリ(メタ)アクリレート、エトキシ化(4)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、EO変性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、3官能~9官能を有するウレタン(メタ)アクリレートなどが挙げられる。重合性成分は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてよい。
本発明の接着剤組成物において、重合性成分の含有量は、接着剤組成物中の不揮発成分を100質量%としたとき、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上、さらに好ましくは18質量%以上、さらにより好ましくは20質量%以上である。含有量の上限は、特に限定されないが、好ましくは60質量%以下、より好ましくは55質量%以下又は50質量%以下である。
(成膜用成分)
成膜用成分は、膜形成能を有する限り特に限定されない。成膜用成分は、目的に応じて適宜選択すればよく、例えば、フェノキシ樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ブタジエン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂が挙げられる。成膜用成分は1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてよい。
中でも、成膜性、加工性、接続信頼性の観点から、フェノキシ樹脂を好適に用いることができる。
成膜性の観点から、成膜用成分のポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)は、好ましくは10000以上、より好ましくは15000以上、さらに好ましくは20000以上である。該Mwの上限は、特に限定されないが、好ましくは80000以下、より好ましくは70000以下、60000以下であってもよい。他の配合物や使用目的に応じて適宜選択すればよい。成膜用成分が、Mw50000以下のフェノキシ樹脂を含むと、高温高湿環境下における信頼性試験後においても接続構造体の接続箇所に浮きが発生することを顕著に抑制することができるため好適である。成膜用成分のポリスチレン換算のMwは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法で測定し、標準ポリスチレンの検量線を用いて算出することができる。
接着剤組成物中の成膜用成分の含有量は、特に限定されず目的に応じて適宜決定してよいが、接着剤組成物中の不揮発成分を100質量%としたとき、好ましくは10質量%以上、より好ましくは20質量%以上、さらに好ましくは30質量%以上である。該含有量の上限は、特に限定されないが、好ましくは70質量%以下、より好ましくは60質量%以下、さらに好ましくは50質量%以下である。
<重合開始剤>
本発明の接着剤組成物は、重合開始剤を含む。重合開始剤は、使用する重合性成分に対応するものを選択する。重合性成分が熱ラジカル重合型の場合はラジカル重合開始剤、熱カチオン重合型の場合はカチオン重合開始剤、熱アニオン重合型の場合はアニオン重合開始剤を使用する。
ラジカル重合開始剤としては、有機過酸化物を使用することができる。有機過酸化物の1分間半減期温度は、好ましくは130℃以下、より好ましくは80℃以上120℃以下である。1分間半減期温度は、圧着温度以下であり、温度が高すぎると大きい反応速度を得ることが困難となる。また、1分間半減期温度が低すぎると常温保管性が低下する。
ラジカル重合開始剤として使用する有機過酸化物としては、例えば、ジラウロイルパーオキサイド(1分間半減期温度:116℃)、ベンゾイルパーオキサイド(1分間半減期温度:130℃)、ジ(4-メチルベンゾイル)パーオキサイド(1分間半減期温度:128℃)、1,1,3,3-テトラメチルブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート(1分間半減期温度:124℃)、ジ(3,5,5-トリメチルヘキサノイル)パーオキサイド(1分間半減期温度:113℃)、t-ブチルパーオキシピバレート(1分間半減期温度:110℃)、t-ヘキシルパーオキシピバレート(1分間半減期温度:109℃)、t-ブチルパーオキシネオヘプタノエート(1分間半減期温度:105℃)、t-ブチルパーオキシネオデカノエート(1分間半減期温度:101℃)、ジ(2-エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート(1分間半減期温度:91℃)、ジ(4-t-ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート(1分間半減期温度:92℃)、1,1,3,3-テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート(1分間半減期温度:85℃)、ジ-sec-ブチルパーオキシジカーボネート(1分間半減期温度:85℃)、クミルパーオキシネオデカノエート(1分間半減期温度:85℃)などが挙げられる。重合開始剤は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてよい。
重合開始剤の配合量は、重合性成分100質量部に対し、1質量部以上30質量部以下であることが好ましく、5質量部以上20質量部以下であることが好ましい。重合開始剤の含有量は、少なすぎると反応性が低下し、多すぎると製品ライフが低下する傾向にある。
<導電性粒子>
本発明の接着剤組成物は、導電性粒子を含む。導電性粒子を含むことにより、接着剤組成物及びそのフィルム状物は、導電性ペースト及び導電性フィルム、異方性導電ペースト及び異方性導電フィルムとして用いることができる。
導電性粒子としては、異方性導電フィルムにおいて用いられる公知の導電性粒子を用いてよい。導電性粒子としては、例えば、ニッケル、鉄、銅、アルミニウム、錫、鉛、クロム、コバルト、銀、金等の金属の粒子;これら金属の合金の粒子;金属酸化物、カーボン、グラファイト、ガラス、セラミック、樹脂等の粒子の表面に金属を被覆した被覆粒子等が挙げられる。樹脂粒子の表面に金属を被覆した金属被覆樹脂粒子を用いる場合、樹脂粒子の材料としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル・スチレン(AS)樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、スチレン系樹脂等が挙げられる。なお、導電性粒子は、接続後の導通性能に支障を来さなければ、端子間でのショートリスクの回避のために、導電性粒子の表面に更に絶縁薄膜を被覆したものや、絶縁粒子を表面に付着させたものなど絶縁処理を施したものであってもよい。これら導電性粒子は1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてよい。
導電性粒子の平均粒子径は、1μm以上10μm以下である。好ましくは、2μm以上7μm以下である。導電性粒子の平均粒子径は、例えば、走査型電子顕微鏡観察(SEM)により観察し、複数個(n≧10)の導電性粒子について粒子径を測定し、その平均値を算出すればよい。もしくは、画像型粒度分布測定装置(例として、FPIA-3000(マルバーン社))を用いて測定した測定値(N=1000以上)であってもよい。
接着剤組成物中の導電性粒子の含有量は、特に限定されず目的に応じて適宜決定してよいが、好ましくは1質量%以上、より好ましくは2質量%以上である。導電性粒子の含有量の上限は、所期の異方導電性を得る観点から、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下である。
<シランカップリング剤>
本発明の接着剤組成物は、シランカップリング剤を含む。シランカップリング剤を含有することにより、無機材料との界面接着性を向上することができる。シランカップリング剤としては、ビニル基、アクリル基、メタクリル基、エポキシ基、メルカプト基、アミノ基、イソシアネート基、ウレイド基、イミダゾール基を有するものが例示される。シランカップリング剤は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いてよい。
本発明の接着剤組成物において、シランカップリング剤の含有量は、接着剤組成物中の不揮発成分を100質量%としたとき、0.1質量%以上5質量%以下の割合であることが好ましい。
<絶縁性フィラー>
本発明の接着剤組成物は、粒子径が導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーを含む。所定の粒子径の絶縁性フィラーを含有することにより、導電性粒子の凝集を抑制でき、ショートの発生を防止することができる。絶縁性フィラーの粒子径は、導電性粒子の5%以下であれば導電性粒子の凝集を抑制できるが、好ましくは4%以下である。絶縁性フィラーの粒子径の下限に特に制限はないが、取り扱い性、製造の容易さ等の観点より0.1%以上、好ましくは0.5%以上である。
絶縁性フィラーとしては、例えば、シリカ、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウムなどの無機酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの無機水酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、炭酸バリウムなどの無機炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの無機硫酸塩、ケイ酸カルシウムなどの無機ケイ酸塩、窒化アルミニウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素などの無機窒化物が挙げられる。また、絶縁性フィラーは、無機物に限定されるものではなく、有機フィラーを使用することもできる。有機フィラーとしては、例えば、ブタジエン系ゴム粒子、アクリル系ゴム粒子、シリコーン系ゴム粒子、メラミン系粒子等が挙げられる。
接着剤組成物中の絶縁性フィラーの配合量は、導電性粒子の配合量の85質量%以上200質量%以下である。絶縁性フィラーの配合量を導電性粒子の配合量の85質量%以上とすることにより、導電性粒子の凝集を効果的に抑止することができる。また、絶縁性フィラーの配合量を導電性粒子の配合量の200質量%以下とすることにより、抵抗値の上昇を抑制することができる。絶縁性フィラーの配合量は、好ましくは90質量%以上150質量%以下である。
絶縁性フィラーは球状であることが好ましい。球状であることにより、導電性粒子の凝集抑制効果が向上する。本明細書において、球状であるとは、絶縁性フィラーの長軸(最大長さ)と短軸(最短長さ)の比(アスペクト比)が、1.5以下である。絶縁性フィラーの長軸と短軸の比が1.5以下であることにより、導電性粒子の凝集抑制効果を奏することができる。
本発明の接着剤組成物は、必要に応じてさらに他の成分を含んでもよい。かかる成分としては、例えば、表面改質剤、難燃剤、着色剤等の、接着剤組成物の製造において使用される公知の添加剤が挙げられる。
本発明の接着剤組成物は、高い接着強度を有し、導電性粒子の凝集を抑制することができる。したがって、本発明の接着剤組成物は、FPCをガラス基板に実装するFOG実装や、ICをガラス基板に実装するCOG実装等の基材違いにより高い接着強度が必要とされる接合に使用した場合でも、ショート等の発生を防止することができる。また、本発明の接着剤組成物は、構成成分を溶媒を用いて混合撹拌することにより、簡易に製造することができる。
[異方性導電フィルム]
本発明の接着剤組成物は、成膜性が良好であり、好適に異方性導電フィルムとし得る。本発明は、本発明の接着剤組成物からなる異方性導電フィルムも包含するものである。
本発明の異方性導電フィルムは、単層からなっても複数層からなってもよい。複数層からなる場合、異方性導電フィルムは、本発明の接着剤組成物からなる第1接着剤層と、該第1接着剤層上に設けられた、本発明の接着剤組成物からなる第2接着剤層とを含むものであってよい。また本発明の接着剤層に、本発明とは異なる層を設けてもよい。その層の前後を本発明の接着剤層で挟持してもよい。本発明と異なる層は、接着剤層ではない(接着に寄与しない)樹脂層であってもよい。本発明とは異なる層は絶縁性であることが好ましい。
異方性導電フィルムは、例えば、本発明の接着剤組成物を、必要に応じて有機溶剤と混合した後に、剥離基材上に塗布し、更に乾燥させて接着剤層を形成させることにより製造することができる。接着剤組成物の塗布は、バーコーター等の塗布装置を用いて実施すればよい。ドクターブレード法など、公知の異方性導電フィルムの塗布方式を用いることができる。複数層からなる異方性導電フィルムを製造する場合、上記塗布、乾燥の工程を繰り返し複数回実施すればよい。もしくは個別に製造し、ラミネートなどで積層すればよい。
剥離基材は、異方性導電フィルムを支持することができ、所期のタイミングにて異方性導電フィルムから剥離することができるフィルム状物である限り特に限定されない。剥離基材の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン、ポリ-4-メチルペンテン-1(PMP)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のプラスチック材料を用いてよい。剥離基材はまた、異方性導電フィルムと接合する側の表面に剥離層を有する基材であってよく、剥離層は、例えば、シリコーン樹脂やポリオレフィン樹脂等の剥離剤を含んでよい。
剥離基材の厚さは、特に限定されないが、好ましくは100μm以下、より好ましくは80μm以下、さらに好ましくは60μm以下、さらにより好ましくは50μm以下である。剥離基材の厚さの下限は、特に限定されないが、異方性導電フィルムの製造時、スリット加工時の取り扱い性の観点から、好ましくは8μm以上である。
本発明の異方性導電フィルムの厚さは、特に限定されず目的に応じて適宜決定してよいが、好ましくは1μm以上、より好ましくは3μm以上、さらに好ましくは5μm以上である。接着剤層の厚さの上限は、特に限定されないが、好ましくは100μm以下、より好ましくは80μm以下、さらに好ましくは60μm以下、さらにより好ましくは50μm以下、特に好ましくは40μm以下である。複数層で積層している場合は、合計の厚みとする。
異方性導電フィルムは、所定の幅を有するようにスリット加工してよい。スリット加工の際、切削屑等により接着剤層が汚染されるのを防止すべく、その露出表面にカバーフィルムを設けてよい。この場合の厚みは、目的に応じて適宜選択すればよい。カバーフィルムは、異方性導電フィルムのスリット加工時に使用される公知のフィルムを用いてよい。カバーフィルムはスリットなどの製造工程の他、接続使用に用いる製品として、使用時の汚染防止のために剥離基材とは別に設けられていてもよい。この場合、カバーフィルムは剥離性があることが好ましく、厚みは剥離基材と同じか、より薄いことが好ましい。
本発明の異方性導電フィルムは、高い接着強度を有し、導電性粒子の凝集を抑制することができる。したがって、本発明の異方性導電フィルムは、FPCをガラス基板に実装するFOG実装や、ICをガラス基板に実装するCOG実装等の基材違いにより高い接着強度が必要とされる接合に使用した場合でも、ショート等の発生を防止することができる。
[接続構造体]
本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムを用いて、電子部品同士を接着した接続構造体を製造することができる。本発明は、第1の電子部品と第2の電子部品とが本発明の接着剤組成物又は本発明の異方性導電フィルムにより接続されている接続構造体を包含する。
第1の電子部品としては、例えば、一般的なPWBでよく、リジッド基板、ガラス基板、セラミック基板、プラスチック基板、FPC等が挙げられ、また、第2の電子部品としては、FPC、ICチップ、ICチップ以外の半導体素子等が挙げられる。電子部品の制約は特になく、接続構造体の用途も特に制限はない。例えば、携帯情報端末に使用してもよく、車載用の電気的実装に用いてもよい。本発明においては、一例として、FOB、FOG、FOP、FOF、COG、COP等の多用な接続構造体を製造し得る。
[接続構造体の製造方法]
本発明の接続構造体の製造方法は、本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムにより第1の電子部品と第2の電子部品とが接続されている接続構造体を製造し得る限り特に限定されない。以下、本発明の接続構造体を製造する方法について一例を示す。
一実施形態において、本発明の接続構造体の製造方法は、第1の電子部品と第2の電子部品とを、本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムを介在させて、圧着する工程を含む。
はじめに第1の電子部品をステージに載置し、その上に本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムを設け、次いで第2の電子部品を載置する。ここで、ステージに載置した第1の電子部品上に本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムを設けた後、第1の電子部品の電極と第2の電子部品の電極が対向するように位置合わせし、第2の電子部品側から圧着ツールにて仮圧着を実施する。仮圧着時の温度、圧力及び時間は、具体的な設計に応じて適宜決定してよく、例えば60~80℃、0.5~2MPa、0.5~2秒間とし得る。後述する本圧着を実施するに先立ち、斯かる仮圧着を実施することにより、電子部品同士(それぞれの部品の導通部同士)をより精確に位置合わせして接続することができ好適である。仮圧着を行うことで、より高圧力で押圧する本圧着時の位置ずれの抑制が期待できる。
仮圧着の後、第2の電子部品側から圧着ツールにて本圧着を実施する。本圧着時の温度、圧力及び時間は、異方性導電フィルムを用いて電子部品を接着する際に用いられる公知の任意の条件としてよく、具体的な設計に応じて適宜決定してよい。例えば、低温(例えば、160℃以下)かつ短時間(例えば、10秒間以下以下)の圧着であっても、第1の電子部品と第2の電子部品を良好に接着することが可能である。
なお、仮圧着、本圧着の別を問わず、第2の電子部品と圧着ツールの間に緩衝材(例えば緩衝シート)を設けてよい。緩衝材は、その使用の有無も含めて、電子部品の組み合わせに応じて適宜調整、決定すればよい。
本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムは、シランカップリング剤を含有するため、FOGやCOG等の異なる基材を接着する場合にも高い接着強度を有する。また、低温短時間の圧着条件、例えば、150℃、3MPa、10秒間圧着した場合に、本発明の接着剤組成物又は異方性導電フィルムを用いて製造されたFPCとガラス基板との接続構造体は、90度剥離試験において10N/cm以上の高い接着強度を呈することができる。
以下、本発明について、実施例を示して具体的に説明する。ただし、本発明は、以下に示す実施例に限定されるものではない。以下の説明において、量を表す「部」及び「%」は、別途明示のない限り、「質量部」及び「質量%」をそれぞれ意味する。
[実施例1]
-接着剤組成物の調製-
フェノキシ樹脂(商品名:YP-50、日鉄ケミカル&マテリアルズ(株)製、成膜成分)を40質量部、ウレタンアクリレート(商品名:UN-5500、根上工業(株)製、重合性成分)を25質量部、イソシアヌル酸EO変性ジ及びトリアクリレート(商品名:M-315、東亞合成(株)製、重合性成分)を25質量部、ジラウロイルパーオキサイド(商品名:パーロイルL,日油(株)製、重合開始剤)を2質量部、ベンゾイルパーオキサイド(商品名:ナイパーBW、日油(株)製、重合開始剤)イミダゾールシラン(商品名:IM-1000,ENEOS(株)製、シランカップリング剤)1.0質量部、及び導電性粒子(ミクロパールAU、積水化学工業(株)製、Au-Niめっき樹脂粒子、平均粒径4μm)を3質量部、絶縁性フィラー(A)(商品名:YA050C、(株)アドマテックス製、平均粒径50nm、球状シリカ)を3質量部に、溶媒としてPMA(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、均一に混合して、接着剤組成物を得た。
-異方性導電フィルムの作製-
剥離基材として、PETフィルム(厚さ50μm、250mm角)を用意した。この剥離基材上に、乾燥後の異方性導電フィルム(接着剤層)の厚さが25μmとなるように、接着剤組成物を均一に塗布した。その後、80℃のオーブン中で乾燥させて、剥離基材上に接着剤層を形成した。
[実施例2]
シランカップリング剤の配合量を1.5質量部とし、絶縁性フィラー(A)を絶縁性フィラー(B)(商品名:YA100C、(株)アドマテックス製、平均粒径100nm、球状シリカ)に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[実施例3]
シランカップリング剤の配合量を1.5質量部とし、絶縁性フィラー(A)を絶縁性フィラー(C)(商品名:MX100W、日本触媒(株)製、平均粒径150nm、球状シリカ)に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例1]
絶縁性フィラー(A)およびシランカップリング剤を配合しない以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例2]
シランカップリング剤を配合せず、絶縁性フィラー(A)の配合量を1質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例3]
シランカップリング剤を配合せず、絶縁性フィラー(A)の配合量を10質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例4]
シランカップリング剤の配合量を1.5質量部とし、絶縁性フィラー(A)を絶縁性フィラー(E)商品名:R820、石原産業(株)製、酸化チタン、異形)に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例5]
シランカップリング剤の配合量を1.5質量部とし、絶縁性フィラー(A)を絶縁性フィラー(D)(商品名:X-52-7030、信越シリコーン(株)製、平均粒径800nm、球状シリカ)(に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例6]
絶縁性フィラー(A)を配合しない以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
[比較例7]
シランカップリング剤を配合せず、導電性粒子の配合量を6質量部に変更した以外は、実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、異方性導電フィルムを作製した。
以下、試験・評価方法について説明する。
<導電性粒子の凝集および凝集個数>
実施例及び比較例で作製した異方性導電フィルムを、光学顕微鏡を用い、倍率200倍でA4シート1枚を目視で観察し、凝集体の有無(15μm以上)の有無を確認した。また、凝集体が確認されたものについて、凝集体の個数をカウントした。なお、凝集個数はA4サイズの面積に換算した。
-接続構造体の作製-
接着剤層の露出面がITOガラス基板に貼り、45℃、1MPa、2秒間圧着して仮固定した。その後、剥離基材を剥離し、接着剤層にフレキシブルプリント基板(ポリイミド層25μm、銅箔18μm、Auメッキ、L/S=200μm/200μm)を接続し貼り合わせた。接着剤層を介在させてFPCとガラス基板とを熱圧着し、FPCとガラス基板の対向した導通部を全て接着剤層の硬化物により接着することで接続された接続構造体を得た。熱圧着の条件は、150℃、3MPa、10秒間であった。
<導通抵抗の評価>
得られた接続構造体について導通抵抗を測定した。0.5Ω以下を○、0.5Ωより大きいものを△として示した。
<接着強度の評価>
得られた接続構造体について、90度剥離試験により接着強度を測定した。詳細には、FPCおよび硬化物を長さ1.0cmになるよう切り込み、その長さ1.0cmのFPCをつかみ具で掴み、室温(25℃)下、50mm/分の速度で垂直方向にFPCがガラス基板から剥離するまで引き剥がした時の荷重(N/cm)を測定した。なお、測定には、テンシロン試験機(株式会社オリエンテック製:STA-1150)を使用した。
実施例及び比較例の評価結果を表1に示す。
Figure 2023094423000001
比較例1と比較例6によれば、カップリング剤の添加により接着強度が向上するが、導電性粒子の凝集個数が増加することが確認された。
粒子径が導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーを、導電性粒子の配合量に対し85質量%以上200質量%以下の割合で含む実施例1~3の接着剤組成物は、導電性粒子の凝集を抑制できることが確認された。導電性粒子の凝集抑制により、ショート等の発生を防止することができる。また、実施例1~3では、絶縁性フィラーの添加によっても抵抗値の上昇は認められなかった。さらに、実施例1では、低温短時間の圧着条件でも高い接着強度が得られることが確認された。さらにまた、球形でない絶縁性フィラーを含む比較例4では、導電性粒子の配合量に対し85質量%以上200質量%以下の割合で絶縁性フィラーを含んでいるが導電性粒子の凝集抑制効果が認められなかった。

Claims (5)

  1. 重合性成分と成膜用成分を含有するバインダ組成物と、
    重合開始剤と、
    粒子径が1μm以上10μm以下の導電性粒子と、
    粒子径が前記導電性粒子の5%以下である絶縁性フィラーと、
    シランカップリング剤と、
    を含み、前記絶縁性フィラーの配合量が前記導電性粒子の85質量%以上200質量%以下である、接着剤組成物。
  2. 前記絶縁性フィラーは球状である、請求項1に記載の接着剤組成物。
  3. 請求項1または2に記載の接着剤組成物からなる異方性導電フィルム。
  4. 第1の電子部品と第2の電子部品とが請求項3に記載の異方性導電フィルムにより接続されている接続構造体。
  5. 第1の電子部品と第2の電子部品とを、請求項3に記載の異方性導電フィルムを介在させて、圧着する工程を含む、接続構造体の製造方法。
JP2021209893A 2021-12-23 2021-12-23 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法 Pending JP2023094423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021209893A JP2023094423A (ja) 2021-12-23 2021-12-23 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021209893A JP2023094423A (ja) 2021-12-23 2021-12-23 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023094423A true JP2023094423A (ja) 2023-07-05

Family

ID=87001316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021209893A Pending JP2023094423A (ja) 2021-12-23 2021-12-23 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023094423A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8524032B2 (en) Connecting film, and joined structure and method for producing the same
JP4737177B2 (ja) 回路接続構造体
JP6173215B2 (ja) 導電性粒子、樹脂粒子、導電材料及び接続構造体
JP4905352B2 (ja) 接着シート、これを用いた回路部材の接続構造及び半導体装置
TW201015588A (en) Circuit connection material and circuit connection structure
JP2005166438A (ja) 回路接続材料、及びこれを用いた回路部材の接続構造
JP2009170898A (ja) 回路接続材料及び回路部材の接続構造
JP2013055058A (ja) 回路接続材料、及び回路部材の接続構造
JP2009096851A (ja) 非導電性接着剤組成物及び非導電性接着フィルム、並びにそれらの製造方法及び使用方法
JP2007224228A (ja) 回路接続材料並びに回路端子の接続構造体及び接続方法
JP6337630B2 (ja) 回路接続材料及び回路接続構造体
WO2022102573A1 (ja) 回路接続用接着剤フィルム及びその製造方法、並びに回路接続構造体及びその製造方法
JP2011100605A (ja) 回路接続材料及び、これを用いた回路部材の接続構造
JP7020029B2 (ja) 導電性接着フィルム
JP7006029B2 (ja) 回路接続用接着剤組成物及び構造体
JP2008133411A (ja) 電気接続用接着フィルム
JP4945881B2 (ja) 回路接続用支持体付接着剤、及びそれを用いた回路接続構造体
WO2015068811A1 (ja) 接着剤組成物、及びフィルム巻装体
JP2023094423A (ja) 接着剤組成物、異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法
CN115516057A (zh) 导电性黏合剂、电路连接结构体的制造方法及电路连接结构体
JP2011054988A (ja) 回路接続材料
KR102467385B1 (ko) 접속 구조체, 회로 접속 부재 및 접착제 조성물
JP2011119154A (ja) 接続方法及び接続構造体
WO2024048088A1 (ja) 異方性導電フィルム、接続構造体および接続構造体の製造方法
WO2022158594A1 (ja) フィルム状接着剤及び接続構造体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20220817