JP2023092833A - ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム - Google Patents

ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2023092833A
JP2023092833A JP2021208072A JP2021208072A JP2023092833A JP 2023092833 A JP2023092833 A JP 2023092833A JP 2021208072 A JP2021208072 A JP 2021208072A JP 2021208072 A JP2021208072 A JP 2021208072A JP 2023092833 A JP2023092833 A JP 2023092833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft magnetic
magnetic field
magnetic body
stroke sensor
detection element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021208072A
Other languages
English (en)
Inventor
貴裕 守屋
Takahiro Moriya
俊彦 大山
Toshihiko Oyama
啓史 鈴木
Hiroshi Suzuki
俊夫 石川原
Toshio Ishikawara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2021208072A priority Critical patent/JP2023092833A/ja
Priority to CN202211646200.5A priority patent/CN116337118A/zh
Publication of JP2023092833A publication Critical patent/JP2023092833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/20Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
    • G01D5/2006Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the self-induction of one or more coils
    • G01D5/2013Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the self-induction of one or more coils by a movable ferromagnetic element, e.g. a core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/02Brake-action initiating means for personal initiation
    • B60T7/04Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated
    • B60T7/042Brake-action initiating means for personal initiation foot actuated by electrical means, e.g. using travel or force sensors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】ストロークセンサにおいて、磁場の向きの測定精度を高める。【解決手段】ストロークセンサ1は、ストロークセンサ1は、磁場を検出する磁場検出素子2と、磁場検出素子2が検出する磁場を発生させ、磁場検出素子2に対して第1の方向Xに相対移動する磁石3と、磁場検出素子2に対する相対位置が固定された第1の軟磁性体4Aと、を有している。磁場検出素子2と第1の軟磁性体4Aは、第1の方向Xと直交する第2の方向Zに、磁石3から離隔している。第1の軟磁性体4Aは、第2の方向Zからみて、第1の方向Xにおける磁場検出素子2の側方に位置している。第1及び第2の方向Zと直交する方向を第3の方向Y、第1の軟磁性体4Aの第1の方向Xの寸法をL1、第1の軟磁性体4Aの第2の方向Zの寸法をD1、第1の軟磁性体4Aの第3の方向Yの寸法をW1としたとき、L1>D1,且つL1>W1である。【選択図】図1

Description

本発明は、ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステムに関する。
一般に、ストロークセンサは磁場の向きを検知して、測定対象である物体の移動の有無や、移動距離を検出する。特許文献1には、磁場を検出する磁場検出素子と、磁場検出素子が検出する磁場を発生させ、磁場検出素子に対して相対移動する磁石と、を有するストロークセンサが開示されている。特許文献1に開示されたストロークセンサは、磁場検出素子の相対移動方向両側に軟磁性体を有している。特許文献1には、軟磁性体を設けることによって磁束密度が高められ、ストロークを増加可能であることが記載されている。
特開2014-95615号公報
ストロークセンサでは、磁場検出素子の検出する磁束密度を高めることが重要であるが、磁場の向きの測定精度を高めることも重要である。
本発明は磁場の向きの測定精度を高めることが可能なストロークセンサを提供することを目的とする。
本発明のストロークセンサは、磁場を検出する磁場検出素子と、磁場検出素子が検出する磁場を発生させ、磁場検出素子に対して第1の方向に相対移動する磁石と、磁場検出素子に対する相対位置が固定された第1の軟磁性体と、を有している。磁場検出素子と第1の軟磁性体は、第1の方向と直交する第2の方向に、磁石から離隔している。第1の軟磁性体は、第2の方向からみて、第1の方向における磁場検出素子の側方に位置している。第1及び第2の方向と直交する方向を第3の方向、第1の軟磁性体の第1の方向の寸法をL1、第1の軟磁性体の第2の方向の寸法をD1、第1の軟磁性体の第3の方向の寸法をW1としたとき、L1>D1,且つL1>W1である。
本発明によれば、磁場の向きの測定精度を高めることが可能なストロークセンサを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係るストロークセンサの概要図である。 磁石の構成を示す概念図である。 磁束線の角度θBと誤差θBerrorの概念を説明する図である。 磁石の相対位置と磁束線の向きを示す概念図である。 実施例1,2と比較例におけるストロークセンサの特性を示す図である。 磁石と磁場検出素子の近傍の磁束の解析例である。 軟磁性体配置長さTと誤差θerrorとの関係を示す図である。 軟磁性体の寸法D1,D2と誤差θerrorとの関係を示す図である。 軟磁性体の寸法W1,W2と誤差θerrorとの関係を示す図である。 軟磁性体の離間距離G1,G2と誤差θerrorとの関係を示す図である。 軟磁性体の中心と磁場検出素子の感磁部の中心の間隔H1,H2と誤差θerrorとの関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るストロークセンサの概要図である。 第2の実施形態と比較例におけるストロークセンサの特性を示す図である。 参考形態に係るストロークセンサの概要図である。 参考形態と比較例におけるストロークセンサの特性を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るストロークセンサの概要図である。 本発明の第4の実施形態に係るブレーキシステムの概要図である。
以下、図面を参照して、本発明のストロークセンサとこれを用いたブレーキシステムの実施形態について説明する。以下の説明において、磁石3が磁場検出素子2に対して相対移動する方向を第1の方向X、第1の方向Xと直交し、磁場検出素子2と第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bが磁石3から離隔する方向を第2の方向Z、第1の方向X及び第2の方向Zと直交する方向を第3の方向Yという。
(第1の実施形態)
図1に本発明の第1の実施形態に係るストロークセンサ1の概要図を示す。図1(a)はストロークセンサ1の斜視図を、図1(b)は第3の方向Yからみたストロークセンサ1の側面図を、図1(c)は第2の方向Zからみたストロークセンサ1の平面図を示す。ストロークセンサ1は、磁場を検出する磁場検出素子2と、磁場検出素子2が検出する磁場を発生させる磁石3と、を有している。磁石3は第1の方向Xに移動可能な可動部材13に取り付けられ、可動部材13とともに第1の方向Xに移動する。磁場検出素子2は固定部材(図示せず)に取り付けられている。従って、磁石3は磁場検出素子2に対して第1の方向Xに相対移動する。磁石3が固定部材に取り付けられ、磁場検出素子2が可動部材13に取り付けられてもよい。
磁場検出素子2は第1の方向Xの磁束密度Bxを検出する第1の素子(図示せず)と、第2の方向Zの磁束密度Bzを検出する第2の素子(図示せず)と、を有している。素子の種類は限定されず、ホール素子のほか、AMR素子、TMR素子などの磁気抵抗効果素子を用いることができる。ストロークセンサ1の演算部(図示せず)は、第1の素子と第2の素子が検出した磁束密度から合成磁場(BxとBzのベクトル和)の角度を算出する。磁石3の周囲の磁場分布は予め求められているので、合成磁場の向きから磁石3の相対変位、すなわち可動部材13の第1の方向Xの移動量を検出することができる。
磁石3はネオジムなどの磁性材料で形成されている。磁石3は第1の方向Xに磁化されている。図2に磁石3の構成例を示す。本実施形態の磁石3の形状は、図1(a)、図2(a)に示すように、第1の方向Xと平行な中心軸Cを有する円筒形である。可動部材13は円柱またはロッド状の部材であり、その中心軸Cは磁石3の中心軸Cと一致している。磁石3の中央穴31に可動部材13が挿入され、磁石3は可動部材13の所定の位置で、接着剤、ねじなどの適宜の手段で可動部材13に固定されている。図2(b)に示すように、磁石3の形状は、第1の方向Xと平行な中心軸Cを有する円柱形でもよい。この場合、磁石3は可動部材13の端部に、接着剤、ねじなどの適宜の手段で固定される。図2(c)に示すように、磁石3は可動部材13の周方向の一部の面に取り付けられてもよい。この場合、可動部材13は長方形断面を有し、磁石3は直方体であることが好ましい。円筒形または円柱形の磁石3は、可動部材13が中心軸Cの周りを回転したときに、磁石3の周囲に生じる磁束分布が変化しない。従って、可動部材13が中心軸Cの周りを回転可能である場合、図2(a)、(b)に示す構成が有利である。一方、可動部材13の中心軸Cの周りの回転が拘束されている場合、加工費などの観点から図2(c)に示す構成を選択してもよい。
磁場検出素子2の第1の方向Xにおける両側に、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bが設けられている。より詳細には、第1の軟磁性体4Aは、第2の方向Zからみて、第1の方向Xにおける磁場検出素子2の側方に位置し、第2の軟磁性体4Bは、第2の方向Zからみて、第1の方向Xにおける磁場検出素子2の側方であって、磁場検出素子2に関して第1の軟磁性体4Aの反対側に位置している。第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは、磁場検出素子2に対する相対位置が固定されている。第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは直方体であり、直方体の各辺が第1の方向X、第2の方向Z、第3の方向Yのいずれかと平行である。第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは、一般的な鉄鋼材などの軟磁性体で形成される。第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは、好ましくは同じ材料で形成される。磁場検出素子2と第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは、第2の方向Zに、磁石3から離隔している。第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bは、第1の方向Xに、磁場検出素子2から離間している。第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは、磁場検出素子2の感磁部の中心21を通り第2の方向Z及び第3の方向Yと平行な面に関し鏡対称である。磁場検出素子2の感磁部の中心21とは、ホール素子の場合、ホール素子を構成する半導体薄膜(InSb薄膜、GaAs薄膜等)の中心であり、AMR素子の場合、AMR素子を構成する強磁性金属薄膜の中心であり、TMR素子やGMR素子の場合、フリー層の中心である。
ここで、以下の説明で使用する寸法の定義を述べる(図1(b)も参照)。
L1:第1の軟磁性体4Aの第1の方向Xの寸法(長さ)
D1:第1の軟磁性体4Aの第2の方向Zの寸法(厚さ)
W1:第1の軟磁性体4Aの第3の方向Yの寸法(幅)
L2:第2の軟磁性体4Bの第1の方向Xの寸法(長さ)
D2:第2の軟磁性体4Bの第2の方向Zの寸法(厚さ)
W2:第2の軟磁性体4Bの第3の方向Yの寸法(幅)
G1:第1の方向Xにおける、磁場検出素子2と第1の軟磁性体4Aの離間距離
G2:第1の方向Xにおける、磁場検出素子2と第2の軟磁性体4Bの離間距離
H1:第1の軟磁性体4Aの中心41と磁場検出素子2の感磁部の中心21の第2の方向Zの間隔(第1の軟磁性体4A及び磁場検出素子2が磁石3から離れる方向を正、磁石3に近づく方向を負とする)
H2:第2の軟磁性体4Bの中心42と磁場検出素子2の感磁部の中心21の第2の方向Zの間隔(第2の軟磁性体4B及び磁場検出素子2が磁石3から離れる方向を正、磁石3に近づく方向を負とする)
S:磁石3の中心(重心)31が磁場検出素子2の感磁部の中心21に対して相対移動可能な範囲、ないし相対移動可能な距離の最大値(ストロークともいう)
S1:磁石3が基準位置Rから第1の軟磁性体4Aの側に相対移動可能な距離
S2:磁石3が基準位置Rから第2の軟磁性体4Bの側に相対移動可能な距離
T:第1の方向Xにおいて、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bを含む最小区間の長さ(軟磁性体配置長さともいう)
T1:第1の方向Xにおいて、第1の軟磁性体4Aと基準位置を含む最小区間の長さ
T2:第1の方向Xにおいて、第2の軟磁性体4Bと基準位置を含む最小区間の長さ
磁石3は基準位置Rを中心に磁場検出素子2に対して相対移動する。基準位置Rとは、磁石3の磁場検出素子2に対する相対位置(以下、磁石3の相対位置という場合がある)であって、第1の方向Xにおいて磁石3の中心31が磁場検出素子2の感磁部の中心21と一致する位置である。
本実施形態では、L1=L2=17mm、D1=D2=1mm、W1=W2=5mmであり、L1>D1、L1>W1、且つL2>D2、L2/W2が成り立つ。すなわち、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは第1の方向Xに細長い形状を有している。D1とW1の関係については、D1≦W1であり、好ましくはD1<W1である。同様に、D2とW2の関係については、D2≦W2であり、好ましくはD2<W2である。すなわち、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは第2の方向Zに扁平な形状を有している。基準位置RはストロークSの中央に位置し、S1=S2=S/2である。また、S=Tであり、S1=T1、S2=T2である。すなわち、磁石3の中心31がストロークSの一端に位置しているとき、磁石3の中心31と第1の軟磁性体4Aの外側端部は第1の方向Xにおいて一致し、磁石3の中心31がストロークSの他端に位置しているとき、磁石3の中心31と第2の軟磁性体4Bの外側端部は第1の方向Xにおいて一致する。
このような第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bを設けることで、磁石3によって発生する磁束の向きを修正して、磁場の向きをより高精度で測定することが可能となる。ここで、磁場の向きとその測定誤差について、図3を参照して説明する。図3上図は基準位置Rにある磁石3(実線で示す)と、ストロークSの両端にある磁石3を(破線で示す)示している。矢印は磁束の向きを概略的に示している。図3中図は、磁石3の相対位置と、磁場検出素子2の感磁部の中心21における磁束線(磁力線)の角度との関係を示している。角度は、図3に示すように、時計の9時を0度として、反時計回りを正として定義している。
前述の通り、ストロークセンサ1は、磁場検出素子2が検出した合成磁場(BxとBzのベクトル和)の角度、すなわち磁束線の角度から、磁石3の第1の方向Xの移動量を検出する。従って、第1の方向Xの移動量をより高精度で検出するためには、磁石3の相対位置と、磁場検出素子2の感磁部の中心21における磁束線の角度との間の線形性が高いこと(図3中図のグラフの直線性が高いこと)が望ましい。線形性が低いと、磁束線の角度変化が小さな領域で測定精度が低下する。さらに線形性が低下すると、複数の相対位置で磁束線の角度が同じ値となり、測定自体が困難となる。ここで、磁石3の相対位置と、磁場検出素子2の感磁部の中心21における磁束線の角度θBとの関係を、実際の磁束線の角度の最小値θB1と最大値θB2との間で、最小二乗法で線形近似する。実際の磁束線の角度θBと線形近似線上の磁束線の角度θBoとの差分をΔθB=θB―θBoとすると、誤差θBerrorはΔθB/(θB2-θB1)として求められる。図3下図に、磁石3の相対位置と誤差θBerrorとの関係を示している。本実施形態では、このようにして求められる誤差θBerrorを低減することが可能である。以下、実施例と比較例によって、本実施形態をさらに説明する。
実施例1のストロークセンサ1は、磁石3が基準位置Rの両側23mmの範囲を相対移動する。以下の説明では、磁石3の相対変位を、基準位置Rで0,基準位置Rの左側で負、基準位置Rの右側で正とする。図4(a)~4(d)は、磁石3が基準位置Rに対していくつかの相対位置(-23m、-16mm、-8mm、0mm)にあるときの磁束線の向きを概念的に示している。図5(a)は磁石3の相対位置と、磁場検出素子2の感磁部の中心21における磁束線の角度θBとの関係を、図5(b)は磁石3の相対位置と誤差θBerrorとの関係を示している。実線は実施例1であり、破線は実施例1から第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bを除いた比較例である。実施例1は磁石3の相対位置と磁束線の角度θBとの線形性が高く、ほぼ直線状のグラフが得られている。これに対して比較例では、特に相対位置B(-16mm)での誤差θerrorが大きい。相対位置Bに対応する図4(b)を参照すると、比較例では磁束線の反時計方向への曲がり方(θBの変化)が緩慢であり、これが誤差θerrorの原因となっている。これに対して、実施例1では磁束線がスムーズに曲がっており、θBの変化が相対位置の変化に良好に追従できていることがわかる。
図6は磁石3と磁場検出素子2の近傍の磁束の解析例を示している。図6(a)は実施例1であり、図示していないが、第2の軟磁性体4Bも設けられている。図6(b)は比較例である。第1の軟磁性体4Aに対応する位置を四角形で示している。磁石3の相対位置は図4(b)に対応している。比較例では磁束は概ね正弦波状となっているのに対し、実施例1では磁束の一部が第1の軟磁性体4Aに引っ張られ、吸い込まれている。これによって、磁束が磁場検出素子2の近傍で反時計回りに大きく回転していると考えられる。
図5(c)は磁石3の相対位置と磁束密度(絶対値)との関係を示している。磁束密度は磁石3が基準位置Rの近傍にあるときに大きくなる。磁束密度は、基準位置Rの近傍では、実施例1が比較例より多少大きいが、基準位置Rから遠い位置では比較例が実施例1よりわずかに大きく、大きな差はない。第1及び第2の軟磁性体4A,4Bは磁束密度を高める効果はほとんどなく、主として誤差θBerrorを低減するように機能していることがわかる。
前述のように、本実施形態では、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bは第1の方向Xに細長い形状を有している。図5には、実施例2も点線で示している。実施例2では、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bの寸法は、L1=L2=5.5mm、D1=D2=1mm、W1=W2=5mmであり、L1>D1、L1>W1、且つL2>D2、L2/W2が成り立っている。図5(a)、5(b)に示すように、実施例2は、角度θBの線形性や誤差θerrorは実施例1より劣る。これは、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bの第1の方向Xの寸法L1,L2が小さい場合、磁束を引っ張り、磁束の方向を変える効果が小さいためであると考えられる。しかし、実施例2は、角度θBの線形性や誤差θerrorが比較例より改善されている。これより、L1>D1、L1>W1、且つL2>D2、L2/W2であれば誤差θerrorが低減することが理解される。一方、磁石3が基準位置Rの近傍にあるときの磁束密度は、実施例2が実施例1と比較例より大きい。このため、ストロークセンサ1が作動のために必要とする磁束密度を、より広い移動範囲で確保することができる。例えば、図5(c)において、50mT以上の磁束密度が得られる磁石3の位置の範囲は、実施例1ではA、実施例2ではBとなり、実施例2の方が実施例1よりも大きなストロークを確保することができる。1<L1/W1≦1.2、1<L2/W2≦1.2が成り立つ範囲ではほぼ実施例2と同様の効果が得られると考えられる。また、3≦L1/W1≦4、3≦L2/W2≦4が成り立つ範囲ではほぼ実施例1と同様の効果が得られると考えられる。
誤差θerrorをさらに低減するためには、ストロークSと軟磁性体配置長さTの比をできるだけ1に近づける(一例として、0.95≦T/S≦1.05)ことが好ましい。図7に、ストロークSを一定(46mm)としたときの軟磁性体配置長さTと誤差θerrorとの関係を示す。軟磁性体配置長さTがストロークSより大きいと、ストロークSの範囲外で磁束線が第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bに吸収され、磁束線の向きが乱される。逆に、軟磁性体配置長さTがストロークSより小さいと、ストロークSの端部付近で、第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bが磁束を引っ張り、磁束の方向を変える効果が得られない。誤差θerrorは、ストロークSと軟磁性体配置長さTが等しいときに最小化される。軟磁性体配置長さTが32mm以上、69mm以下、すなわち0.69≦T/S≦1.5で誤差θerrorが2%以下となる。軟磁性体配置長さTが40mm以上、56mm以下、すなわち0.89≦T/S≦1.22で誤差θerrorが1%以下となる。
図8に第1及び第2の軟磁性体4A,4Bの寸法D1,D2と誤差θerrorとの関係を示す。0.56mm≦D1≦3mm、0.56mm≦D2≦3mmで誤差θerrorが2%以下となる。0.81mm≦D1≦2.39mm、0.81mm≦D2≦2.39mmで誤差θerrorが1%以下となる。
図9に第1及び第2の軟磁性体4A,4Bの寸法W1、W2と誤差θerrorとの関係を示す。2.51mm≦W1≦10mm、2.51mm≦W2≦10mmで誤差θerrorが2%以下となる。3.53mm≦W1≦10mm、3.53mm≦W2≦10mmで誤差θerrorが1%以下となる。
図10に磁場検出素子2と第1及び第2の軟磁性体4A,4Bの離間距離G1,G2と誤差θerrorとの関係を示す。4.1mm≦G1≦7.6mm、4.1mm≦G2≦7.6mmで、誤差θerrorが2%以下となる。5.1mm≦G1≦6.7mm、5.1mm≦G2≦6.7mmで、誤差θerrorが1%以下となる。
図11に第1及び第2の軟磁性体4A,4Bの中心42と磁場検出素子2の感磁部の中心21の第2の方向Zの間隔H1,H2と誤差θerrorとの関係を示す。-3.5mm≦H1≦1.0mm、-3.5mm≦H2≦1.0mmで誤差θerrorが1%以下となる。第2の方向Zにおいて、磁場検出素子2の感磁部の中心21は第1及び第2の軟磁性体4A,4Bと重なっていることが好ましい。
(第2の実施形態)
図12に本発明の第2の実施形態に係るストロークセンサ1の概要図を示す。以下、第1の実施形態との差異について説明する。説明を省略した構成及び効果は第1の実施形態と同様である。本実施形態では、第1の軟磁性体4Aの第1の方向Xの長さL1が第2の軟磁性体4Bの第1の方向Xの長さL2より小さく(L1<L2)、S1=T1である。図13(a)に、T1=17mm(L1=11mm)の場合の磁石3の相対位置と誤差θBerrorとの関係を、図13(b)に、T1=12mm(L1=6mm)の場合の磁石3の相対位置と誤差θBerrorとの関係を、図13(c)に、T1=0mm(L1=0mm)の場合の磁石3の相対位置と誤差θBerrorとの関係を示している。いずれのケースもT2=23mm(L2=17mm)である。各図には実施例と比較例も併せて示している。誤差θBerrorは、図13(a)では磁石位置-17mm~+23mmの範囲で算出し、図13(b)では磁石位置-12mm~+23mmの範囲で算出し、図13(c)では磁石位置0mm~+23mmの範囲で算出している。実施例3-1~3-3は実施例1と比べて、角度θBの線形性と誤差θBerrorは低下しているが、比較例より角度θBの線形性と誤差θBerrorが改善されている。本実施形態はストロークSが制限されている場合に有効である。
図14に参考形態のストロークセンサ1の概要図を示す。参考形態は、第2の実施形態同様、L1<L2であるが、第2の実施形態と異なり、S1=S2である。換言すれば、第1の実施形態において、第1の軟磁性体4Aの第1の方向Xの長さL1だけが変更されている。図15(a)に、T1と、磁場検出素子2の感磁部の中心21における磁束線の角度θBとの関係を、図15(b)にT1と誤差θBerrorとの関係を、図15(c)にT1と磁束密度(絶対値)との関係を示している。T1=0は第1の軟磁性体4Aがない場合に相当する。T1が減少するにつれ、角度θBの線形性と誤差θBerrorは低下している。T1が減少するにつれ、磁束密度は増加しているが、T1による大きな差はない。参考形態は第2の実施形態と比べて、角度θBの線形性と誤差θBerrorを改善する効果が小さい。
(第3の実施形態)
図16(a)に本発明の第3の実施形態に係るストロークセンサ1の平面図を示す。第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bは、第3の方向Yを向き互いに対向する2つの面43を有し、2つの面43は凹部44を有する。ストロークセンサ1はインサート成形で製造される。図16(b)は凹部44を設けない第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bを示している。第1の軟磁性体4A、第2の軟磁性体4B及び磁場検出素子2の周囲には樹脂45が設けられている。樹脂45が設けられる範囲は金型(図示せず)によって規制される。金型の内部で第1の軟磁性体4Aと第2の軟磁性体4Bを位置決めするため、第1~第3の治具46A~46Cが第1及び第2の軟磁性体4A,4Bの各3面に設けられている。図16(c)は凹部44を設けた第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bを示す、図16(b)と同様の図である。第1~第2の治具46A~46Bが凹部44に設けられている。凹部44の3つの面が第1~第2の治具46A~46Bと当接することで、X方向とY方向の位置決めが可能となる。この結果、第3の治具46Cが不要となり、第1の軟磁性体4A及び第2の軟磁性体4Bと磁場検出素子2との間のX方向の間隔の自由度が増加する。図16(d)に示すように、凹部44の代わりに凸部47を設けることもできる。この場合、凸部を取り囲むように第1及び第2の治具48A,48Bを設けることで同様の効果が得られる。
(第4の実施形態)
上述のストロークセンサ1は例えばブレーキシステム11に利用することができる。図17にブレーキシステム11の概念図を示す。ブレーキシステム11はストロークセンサ1と、ブレーキペダル12と、ブレーキペダル12と連動して第1の方向Xに移動する可動部材13と、を有している。ブレーキペダル12は、運転者の操作によって、第1の支軸14の周りを反時計回りに回動する。これによって、ブレーキペダル12に連結された油圧回路が作動する。可動部材13はブレーキペダル12の第1の支軸14から離れた第2の支軸15に連結されており、図示しない案内機構によって、ブレーキペダル12の回動運動が第1の方向Xと平行な直線運動に変換される。可動部材13の第2の支軸15と反対側の端部にはばね16の一端が取り付けられ、ばね16の他端は車両に取り付けられている。ばね16の付勢力によって、ブレーキペダル12は非操作時には所定の位置に保持され、操作時にはばね16の付勢力に打ち勝って回動する。上述した磁石3は可動部材13に保持され、上述した磁場検出素子2と第1及び第2の軟磁性体4A,4Bは車両に保持されている。
1 ストロークセンサ
2 磁場検出素子
3 磁石
4A 第1の軟磁性体
4B 第2の軟磁性体
11 ブレーキシステム
12 ブレーキペダル
13 可動部材
44 凹部

Claims (15)

  1. 磁場を検出する磁場検出素子と、
    前記磁場検出素子が検出する磁場を発生させ、前記磁場検出素子に対して第1の方向に相対移動する磁石と、
    前記磁場検出素子に対する相対位置が固定された第1の軟磁性体と、を有し、
    前記磁場検出素子と前記第1の軟磁性体は、前記第1の方向と直交する第2の方向に、前記磁石から離隔しており、
    前記第1の軟磁性体は、前記第2の方向からみて、前記第1の方向における前記磁場検出素子の側方に位置し、
    前記第1及び第2の方向と直交する方向を第3の方向、
    前記第1の軟磁性体の前記第1の方向の寸法をL1、
    前記第1の軟磁性体の前記第2の方向の寸法をD1、
    前記第1の軟磁性体の前記第3の方向の寸法をW1としたとき、
    L1>D1,且つL1>W1である、ストロークセンサ。
  2. 前記第1の軟磁性体は、前記磁場検出素子から前記第1の方向に離間している、請求項1に記載のストロークセンサ。
  3. 前記第1の軟磁性体は、前記磁場検出素子から4.1mm以上7.6mm以下離間している、請求項2に記載のストロークセンサ。
  4. 0.56mm≦D1≦3mmである、請求項1から3のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  5. 2.51mm≦W1≦10mmである、請求項1から4のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  6. 前記第1の軟磁性体の中心と前記磁場検出素子の感磁部の中心との前記第2の方向の間隔は、前記第1の軟磁性体及び前記磁場検出素子が前記磁石から離れる方向を正、前記磁石に近づく方向を負として、-3.5mm以上、+1.0mm以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  7. 前記第2の方向において、前記磁場検出素子の前記感磁部の中心は前記第1の軟磁性体と重なっている、請求項6に記載のストロークセンサ。
  8. 前記磁場検出素子に対する相対位置が固定され、前記磁場検出素子に関して前記第1の軟磁性体の反対側に位置する第2の軟磁性体を有し、
    前記第2の軟磁性体の前記第1の方向の寸法をL2、
    前記第2の軟磁性体の前記第2の方向の寸法をD2、
    前記第2の軟磁性体の前記第3の方向の寸法をW2としたとき、
    L2>D2,且つL2/W2である、請求項1から7のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  9. 前記第1の軟磁性体と前記第2の軟磁性体は、前記磁場検出素子の感磁部の中心を通り前記第2の方向と前記第3の方向と平行な面に関し鏡対称である、請求項8に記載のストロークセンサ。
  10. 前記磁石の相対移動可能な距離の最大値をS、
    前記第1の方向において、前記第1の軟磁性体と前記第2の軟磁性体を含む最小区間の長さをTとしたときに、
    0.69≦T/S≦1.5である、請求項9に記載のストロークセンサ。
  11. 0.89≦T/S≦1.22である、請求項10に記載のストロークセンサ。
  12. L1<L2である、請求項8に記載のストロークセンサ。
  13. 前記磁石の形状は、前記第1の方向と平行な中心軸を有する円筒形または円柱形である、請求項1から12のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  14. 前記第1の軟磁性体は、前記第3の方向を向き互いに対向する2つの面を有し、前記2つの面は凹部または凸部を有する、請求項1から13のいずれか1項に記載のストロークセンサ。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載のストロークセンサと、
    ブレーキペダルと、
    前記ブレーキペダルと連動して前記第1の方向に移動する可動部材と、を有し。
    前記磁石が前記可動部材に保持されている、ブレーキシステム。
JP2021208072A 2021-12-22 2021-12-22 ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム Pending JP2023092833A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021208072A JP2023092833A (ja) 2021-12-22 2021-12-22 ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム
CN202211646200.5A CN116337118A (zh) 2021-12-22 2022-12-21 行程传感器和使用其的制动系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021208072A JP2023092833A (ja) 2021-12-22 2021-12-22 ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023092833A true JP2023092833A (ja) 2023-07-04

Family

ID=86878014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021208072A Pending JP2023092833A (ja) 2021-12-22 2021-12-22 ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023092833A (ja)
CN (1) CN116337118A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
CN116337118A (zh) 2023-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5079816B2 (ja) 好ましくは擬似正弦的に変化する磁石外形を有する磁気式位置センサ
US9103657B2 (en) Magnetic field sensor system with a biasing magnet producing a spatially symmetric magnetic field within a plane being defined by magnetoresistive sensor elements
JP6463789B2 (ja) 磁気角度位置センサ
JP6049570B2 (ja) 回転検出装置
US11313700B2 (en) Magnetic field influence during rotation movement of magnetic target
US10907991B2 (en) Magnetic sensor device and method for determining a rotation speed, a direction of rotation, and/or a rotation angle of a magnetic component about a rotation axis
WO2011102050A1 (ja) 磁気式位置検出装置
JP6632333B2 (ja) 回転角度検出装置およびこれに用いる角度センサユニット
WO2013002135A1 (ja) 近接センサ
JP2005195481A (ja) 磁気式リニアポジションセンサ
JP5376348B2 (ja) 位置検出装置
JP2007040722A (ja) 位置センサ及び、この位置センサを用いたシフトレバーユニット
JP2023092833A (ja) ストロークセンサとこれを用いたブレーキシステム
US11150109B2 (en) Displacement detecting device and continuously variable transmission device
JP7184058B2 (ja) ストロークセンサの取り付け方法、ブレーキシステムの製造方法、及びストロークセンサと構造物とオフセット防止手段の集合体
US11506727B2 (en) Magnetic field generating unit, position detecting device and method of manufacturing magnetic field generating unit
JP2013217855A (ja) ストローク量検出装置
CN113884108A (zh) 角度检测装置、角度检测系统、停车锁止系统、踏板系统和磁场产生模块
JP2009098005A (ja) 位置検出器
JP6213536B2 (ja) 磁場検出装置及び回転検出装置
US12043306B2 (en) Magnetic sensor, brake system using the same, and steering system using the same
US20230132014A1 (en) Magnetic sensor unit for accurately detecting change of magnetic field
WO2023058356A1 (ja) 位置検出装置
JP7234982B2 (ja) ストロークセンサモジュール
US20220402547A1 (en) Magnetic sensor, brake system using the same, and steering system using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240712