JP2023090915A - 玩具 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1実施形態である玩具1について、図1~図14を参照して説明する。
図1は、玩具1の第1形態1Aにおける斜視図であり、図2は、玩具1の分解斜視図である。
第1外殻部品11及び第3外殻部品13は、前掲のように球欠形状側に仮想平面ISが形成されることで、図3に示すように、凸嵌合部11v,13vを下にしたお椀を伏せたような状態にて載置面上に置くことができる。すなわち、第1外殻部品11及び第3外殻部品13は、湾曲した半球面を上にした載置部品として使用することが可能になる。
図4に示すように、第2外殻部品12は、前掲のごとく外殻壁12sを有する円盤形状であって、その表裏両面側の連結縁部12eには、凹嵌合部12c以外の箇所が凸部12vとして構成されている。したがって、凸部12vの先端により仮想平面が形成され、表裏何れの向きも載置面上に置くことができる。
玩具1の第1形態1Aにおいては、玩具内部に内部空間SPが形成されている。これは、図6に示すように、第1外殻部品11と第2外殻部品12により第1空間SP1が形成され、第2外殻部品12と第3外殻部品13によって第2空間SP2が形成される。この内部空間SPには、例えば、組立部品20が収納されている。組立部品20は、第2形態1Bにおいて、第1外殻部品11、第2外殻部品12及び第3外殻部品13に対して組み立てることで、キャラクターなどの立体物100(図12~図14参照)を支持可能な後述する支持部品21、係止部品22を有している。
図7に示すように、組立部品20は、立体物100を支持するときに、第1外殻部品11、第2外殻部品12及び第3外殻部品13に設けられた第1装着部81或いは第2装着部82に装着可能な支持部品21を有している。支持部品21の長さや、形状は、種々のものがあるが、例えば、図7に示すように、支持部品21A,21B,21C,21D,21Eを一組の部品として用意しておく。この支持部品21A,21B,21C,21D,21Eは、互いに着脱が可能に連結突部21t及び連結凹部21hを備えている。また、必要に応じて、立体物100の係止に必要なフック部21fを備える。
図9に示すように、第1外殻部品11或いは第3外殻部品13に対して組立部品20を組み立てた状態では、第1外殻部品11或いは第3外殻部品13を被せた状態で、第1装着部81に、係止部品22を取付けた支持部品21を差し込んで組み立てられている。
図10に示すように、第2外殻部品12の環状部品12aに設けられた第1装着部81に、係止部品22を取付けた支持部品21を差し込んで組み立てられている。この場合、閉塞部品12bは、取外した状態でもよく、さらに閉塞部品12bの厚み分、より高さのある立体物100を展示することが可能である。
図11に示すように、第2外殻部品12の閉塞部品12bの第2装着部82に、支持部品21を差し込んで組み立てられている。この場合、環状部品12aは、取外した状態でもよい。
図12に示すように、立体物100を、その後側から支えることで支持した場合には、立体物100の後側を係止部品22のアーム部22mによって、立体物100背中側を支えるようにして置くことができる。
立体物100が例えば紐102を有する場合には、支持部品21に設けられたフック部21fに紐102を引っ掛けるようにする。このとき、例えば、支持部品21の上端部の凹部並びにアーム部22m内に紐102を通すようにする。これにより、立体物100は、確実に保持される。この場合、立体物100は、第2外殻部品12の表面に接していなくても良い。また、支持部品21は、図13に示すように、関節部を有して、適宜屈曲できるような構造でも良い。
図13に示すように、立体物100が、比較的小さく、その一部に引っ掛け部101を有する場合には、係止部品22のアーム部22mの先端に引っ掛け部101を引っ掛けて吊すようにする。この場合、立体物100は、第1外殻部品11或いは第3外殻部品13の外面から離間した状態で支持されていても良い。また、支持部品21は、図14に示すように、関節部を有して、適宜屈曲できる場合、立体物100の大きさに合わせて適宜屈曲することで、立体物100の設置形態を選択できる。
また、第2外殻部品12は、円盤状に形成されていることで、載置部品の形状が平板型の円形となり、外観上スマートで興趣性を高めることができる。また、第2外殻部品12は、外周縁に外殻壁12sが厚み方向に突出する構成であるので、立体物100を置いたとき、載置面から落ちないように係止できる。
以下、本発明の第2実施形態である玩具1について、図15~図20を参照して説明する。
本実施形態においては、図15~図20に示す図中符号については、第1実施形態と同じ構成要素には同符号付して説明を省略する。
本実施形態の玩具1は、外殻10が、図15及び図16に示すように、第1実施形態と同様に、略半球状の球欠形状の第1外殻部品11と、略円盤形状の第2外殻部品12と、第1外殻部品11と同じく略半球状の球欠形状の第3外殻部品13と、を備えており、第1形態1Aと第2形態1Bと変化可能である。しかし、本実施形態では、第2外殻部品12は、その厚み方向で重なる複数の略平板状の重ね板部材にて構成されている点が相違する。
図17に示すように、第1板状部品121、第2板状部品122及び第3板状部品123は、共に円盤状の部材である。そして、第1板状部品121と第3板状部品123は、第1実施形態の場合と同じ構成で、環状部品12aと閉塞部品12bにて構成されている(図5参照)。
図18に示すように、第2板状部品122は、一枚板の円盤状に構成され、その連結縁部122eには、凸嵌合部122vが厚み方向に突出した構成を備えている。したがって、第2板状部品122は、その表裏両面側において、第1板状部品121及び第3板状部品123と連結することができる。また、第2板状部品122は、第1板状部品121及び第3板状部品123よりも薄い厚み(図16参照)に構成されている。第2板状部品122は、組立部品20の連結はできないものの、立体物100を置く載置台として使用することができる。
玩具1は、図19及び図20に示すように、球欠形状の第1外殻部品11及び第3外殻部品13、第1板状部品121及び第3板状部品123、二組の組立部品20からなる第2形態として使用可能である。また、第1板状部品121及び第3板状部品123は、前掲のように、環状部品12aと閉塞部品12bとに分離することができる。すなわち、本実施形態の玩具1は、最大で7つの載置台部分に分離することができ、さらに閉塞部品12bの厚み分、より高さのある立体物100を環状部品12aに展示することが可能である。
1A 第1形態
1B 第2形態
10 外殻
11 第1外殻部品
11e,12e,13e 連結縁部
11v,13v 凸嵌合部
12 第2外殻部品
12a 環状部品
12b 閉塞部品
12bc 円盤側凹部
12c 凹嵌合部
12h 貫通孔
12hv 孔側凸部
12s 外殻壁
13 第3外殻部品
20 組立部品
21 支持部品
22 係止部品
81 第1装着部
82 第2装着部
100 立体物
121 第1板状部品
122 第2板状部品
123 第3板状部品
IL 仮想線
IS 仮想平面
SP 内部空間
SP1 第1空間
SP2 第2空間
Claims (8)
- 第1形態と、第2形態と、に変化可能な玩具であって、
第1外殻部品と、第2外殻部品と、第3外殻部品と、を備え、
前記第1外殻部品、及び前記第3外殻部品は、球欠形状を成し、前記第2外殻部品は、平板形状を成し、
前記第1形態において、前記第1外殻部品と前記第2外殻部品とにより第1内部空間が形成され、前記第2外殻部品と前記第3外殻部品とにより第2内部空間が形成され、
前記第2形態において、前記第2外殻部品は、立体物をその上面に直接、展示可能な展示部を構成する、
玩具。 - 請求項1に記載の玩具であって、
前記第1形態において、前記第1外殻部品、及び前記第3外殻部品は、直接連結されないように構成され、前記第2外殻部品は、前記第1外殻部品、及び前記第3外殻部品と直接連結されるように構成されている、
玩具。 - 請求項1又は2に記載の玩具であって、
前記第1外殻部品、及び前記第3外殻部品は、同一形状を成し、前記第2外殻部品は、前記第1外殻部品及び前記第3外殻部品とは異なる形状を成している、
玩具。 - 請求項1~3の何れか一項に記載の玩具であって、
前記第1形態において、前記第2外殻部品は、前記第1外殻部品、及び前記第2外殻部品により挟まれるように配置されている、
玩具。 - 請求項1~4の何れか一項に記載の玩具であって、
前記第1外殻部品、前記第2外殻部品、及び前記第3外殻部品は、前記第2形態におい
て、載置面に載置可能に構成される、
玩具。 - 請求項1~5の何れか一項に記載の玩具であって、
前記立体物を支持可能な支持部品をさらに備え、
前記第1形態において、前記支持部品は、前記第1内部空間、及び前記第2内部空間の少なくとも何れかに収容可能に構成される、
玩具。 - 請求項6に記載の玩具であって、
前記支持部品は、前記第2形態において、前記第1外殻部品、前記第2外殻部品、及び
前記第3外殻部品の少なくとも何れかに形成された第1装着部に装着可能である、
玩具。 - 請求項1~7の何れか一項に記載の玩具であって、
前記第2外殻部品は、表裏両面の縁に連結部を含んでいる、
玩具。
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