JP2023089753A - マウスピース - Google Patents

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崇史 雪田
Takashi Yukita
潤 鎌田
Jun Kamata
佳保里 田村
Kahori Tamura
雄樹 岩淵
Yuki Iwabuchi
在 長谷川
Akira Hasegawa
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Abstract

Figure 2023089753000001
【課題】使用者への違和感を生じさせにくく、かつ下顎マウスピースの位置調整が容易なマウスピースを提供すること。
【解決手段】対向する上顎マウスピースおよび下顎マウスピースを有する。前記上顎マウスピースまたは前記下顎マウスピースは、他方のマウスピースと対向する咬合面の少なくとも一部に、前記上顎マウスピースと前記下顎マウスピースとを脱着可能に粘着させる粘着部位を有し、前記粘着部位は、前記他方のマウスピースに向けて突出した複数の突起を有し、前記突起は、前記突起の突出方向に径が一定であるか、または最も径が大きい部位が前記突出方向の先端部とは異なる位置にある形状を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マウスピースに関する。
睡眠時無呼吸症候群の予防および治療などに使用するためのマウスピースが知られている。
たとえば、特許文献1には、対向する一対の上顎および下顎マウスピースを有し、下顎マウスピースの側面には上方に突出する上方フランジ部が、上顎マウスピースの側面には下方に突出する下方フランジ部が、それぞれ設けられたマウスピースが記載されている。上記マウスピースは、装着および咬合時に、上記下方フランジ部が上記上方フランジ部に当接することにより、上記マウスピースを装着した使用者の下顎の後方への変位を制限して気道の狭窄を防ぎ、睡眠時の呼吸停止または低呼吸を予防可能である。また、ターンバックル機構により下方フランジ部の位置を前後方向に調整して、使用者の下顎を所定量だけ前進させることができる。
また、特許文献2には、上顎および下顎マウスピースの側面同士を連結部材で連結して、これを装着した使用者の下顎を前方および下方に変位させる位置に下顎マウスピースを位置決めするマウスピースが記載されている。
また、特許文献3には、対向する一対の湾曲状部材(上顎および下顎マウスピース)のうち上顎側の湾曲状部材(上顎マウスピース)に固定され、下顎側の湾曲状部材(下顎マウスピース)に引掛けられることで湾曲状部材同士の位置を前後に調整する、フック状の下顎前進装置が記載されている。上記下顎前進装置は、ねじ部材によって位置決めされて、上記湾曲状部材同士の前後の位置を設定する。
国際公開第00/01317号 米国特許出願公開第2007/0224567号明細書 米国特許出願公開第2002/0000230号明細書
特許文献1~特許文献3に記載のように、使用者の下顎を前方に前進させ、かつ下顎の後方への変位を制限することにより、下顎の後退による使用者の気道の狭窄を防ぐマウスピースが知られている。
しかし、特許文献1および特許文献2に記載のマウスピースでは、上顎マウスピースと下顎マウスピースとの位置を調整して下顎マウスピースを前進させ、かつその後方への変位を規制するための規制部材が、マウスピースの側面に配置される。これらの文献に記載の規制部材は、マウスピースの頬側(または舌側)に配置されるため、使用者の頬や舌に当接して使用者に違和感を生じさせやすい、という問題があった。
また、特許文献3に記載のマウスピースでは、上顎マウスピースと下顎マウスピースとの位置を調整して下顎マウスピースを前進させ、かつその後方への変位を規制するための規制部材が、上顎マウスピースと下顎マウスピースとの間の咬合面に配置される。このようなマウスピースでも同様に、規制部材の舌に当接して使用者に違和感を生じさせやすい、という問題があった。
また、これらのマウスピースでは、マウスピースに取り付けられた小さいねじの回転により下顎マウスピースの前進量を調整する。そのため、使用者の下顎の位置を調整する医師には、細かい作業が要求され、位置調整に時間がかかる、という問題もあった。
上記問題に鑑み、本発明は、使用者への違和感を生じさせにくく、かつ下顎マウスピースの位置調整が容易なマウスピースを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様に関するマウスピースは、対向する上顎マウスピースおよび下顎マウスピースを有する。前記上顎マウスピースまたは前記下顎マウスピースは、他方のマウスピースと対向する咬合面の少なくとも一部に、前記上顎マウスピースと前記下顎マウスピースとを脱着可能に粘着させる粘着部位を有し、前記粘着部位は、前記他方のマウスピースに向けて突出した複数の突起を有し、前記突起は、前記突起の突出方向に径が一定であるか、または最も径が大きい部位が前記突出方向の先端部とは異なる位置にある形状を有する。
本発明によれば、使用者への違和感を生じさせにくく、かつ下顎マウスピースの位置調整が容易なマウスピースが提供される。
図1は、本発明に関するマウスピースの構成を示す模式的な正面図である。 図2Aは、本発明に関するマウスピースの構成を示す模式的な閉口時の側面図であり、図2Bは、本発明に関するマウスピースの構成を示す模式的な開口時の側面図である。 図3は、本発明の第一の実施形態に関するマウスピースが有する粘着部位の構成を示す模式的な斜視図である。 図4A~図4Eは、粘着部位が有する突起の形状の断面形状の例を示す断面図である。 図5は、本発明の第二の実施形態に関するマウスピースが有する粘着部位の構成を示す模式的な斜視図である。
以下、複数の実施形態を用いて、本発明の歯科連結部材およびマウスピースを説明する。
なお、以下の説明において、「前方」および「後方」は、それぞれ、マウスピースを装着した使用者の前方に向かう方向(口腔内で舌体から見て口唇側に向かう方向)および後方に向かう方向(口腔内で舌体から見て喉側に向かう方向)を意味し、「左右方向」は、マウスピースを装着した使用者の上顎の正中を基準として、使用者に前方に向かって左右の方向(具体的には上顎の正中からみて両側の頬に向かう方向)を意味し、「外側」および「内側」は、それぞれ、マウスピースを装着した使用者の体表に近い側および体表から遠い側を意味する。
また、以下の説明において、マウスピースを装着した使用者が閉口しているときを「閉口時」といい、マウスピースを装着した使用者が開口しているときを「開口時」という。閉口時には、上顎マウスピースおよび下顎マウスピースは、互いの対向面が略平行となるように配置され、開口時には、下顎マウスピースが円弧状の軌道上を移動することにより、上顎マウスピースおよび下顎マウスピースは、互いの対向面が最大で約45°程度の角度を有するように非平行に配置される。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るマウスピース100は、マウスピース100の構成を示す模式的な正面図である図1、ならびに閉口時の側面図である図2Aおよび開口時の側面図である図2Bに示すように、対向する一対の上顎および下顎マウスピースを有する。上顎マウスピース110は使用者の上顎に、下顎マウスピース120は使用者の下顎に、それぞれ装着可能に構成されている。
上顎マウスピース110は、使用者の上顎の歯列に装着可能な歯列型取部112が形成されて、使用者の上顎に装着可能に構成される、上顎マウスピース本体部114を有する。また、下顎マウスピース120は、使用者の下顎の歯列に装着可能な歯列型取部122が形成されて、使用者の下顎に装着可能に構成される、下顎マウスピース本体部124を有する。
上顎マウスピース110の、他方のマウスピース(下顎マウスピース120)と対向する咬合面116の表面には、その一部に粘着部位210(左右一対の粘着部位210aおよび粘着部位210b)が形成されている。また、下顎マウスピース120の、他方のマウスピース(上顎マウスピース110)と対向する咬合面126には、その一部に粘着部位220(左右一対の粘着部位220aおよび粘着部位220b)が形成されている(図2A参照)。上顎マウスピース110の粘着部位210aと、下顎マウスピース120の粘着部位220aとは、咬合時にこれらの粘着部位210aと粘着部位220aとが接触する位置に配置されている。また、上顎マウスピース110の粘着部位210bと、下顎マウスピース120の粘着部位220bとは、咬合時にこれらの粘着部位210bと粘着部位220bとが接触する位置に配置されている。
これらの粘着部位は、上顎マウスピース110と下顎マウスピース120とを、脱着可能に粘着する。なお、本明細書において「脱着可能」とは、上顎マウスピース110および下顎マウスピース120を、互いに分離しない状態と、互いに分離した状態と、の両方の状態とし得ることを意味する。
マウスピース100は、下顎マウスピース120が、使用者に応じた長さだけ上顎マウスピース110よりも前方に配置するように、上顎マウスピース110と下顎マウスピース120とを位置決めする。そして、当該位置で粘着部位210aおよび粘着部位220a、ならびに粘着部位210bおよび粘着部位220bにより上顎マウスピース110と下顎マウスピース120とを粘着させ、上下のマウスピースの相対位置を固定する。これにより、マウスピース100は、使用者に応じた長さだけ、これを装着した使用者の下顎を前方に前進させることができる。
また、上顎マウスピース110の外側(頬側)側面118の、粘着部位210bが形成された位置に対応する位置には、目盛り118aが形成されている。同様に、下顎マウスピース120の外側(頬側)側面128の、粘着部位220bが形成された位置に対応する位置には、目盛り128aが形成されている。上顎マウスピース110と下顎マウスピース120とを粘着させる歯科医師等は、目盛り118aおよび目盛り128aを確認しながら、上顎マウスピース110と下顎マウスピース120との間の相対位置を位置決めすることができる。なお、図示はしないが、上顎マウスピース110および下顎マウスピース120の反対側の側面の、それぞれ粘着部位210aおよび粘着部位220bに対応する位置にも、上顎マウスピース110と下顎マウスピース120との間の相対位置を位置決めするために用いる目盛りが形成されている。
目盛り118aおよび目盛り128aは、上顎マウスピース本体部114および下顎マウスピース本体部124の表面または表面から透過して視認できる内部を着色して形成してもよいし、上顎マウスピース本体部114および下顎マウスピース本体部124の側面の一部に窪みまたは突出部位を設けて形成してもよい。また、上記窪みまたは突出部位を着色してもよい。
なお、本明細書において「粘着」とは、加圧等により上下のマウスピースを互いに付着させることができ、かつ粘着部位(粘着部位210a、粘着部位210b、粘着部位220aおよび粘着部位220b)を破壊することなく分離させることができるような、付着態様を意味する。
粘着による付着力は、付着時には、マウスピース100を装着した使用者の顎の動き(下顎の開口方向または左右方向への移動)によって上下のマウスピースが分離しない程度であればよい。また、粘着による付着力は、上下のマウスピースを分離させるときには、たとえば一方のマウスピースの左側(あるいは右側)の側面のみを持ち上げて分離させる側のマウスピースを他方のマウスピースに対して傾けていく等することで、上下のマウスピースを容易に分離させることができる程度であることが好ましい。たとえば、それぞれの粘着部位による粘着力は、10N以上1000N以下であることが好ましく、10N以上500N以下であることがより好ましい。上記粘着力は、粘着部位により粘着した上顎マウスピース110および下顎マウスピース120を引張試験機に設置し、常温、常湿で、水平方向に60mm/minの速度で引張試験を行い、上顎マウスピース110と下顎マウスピース120とが分離したときの荷重である。
また、付着時には、常温において、水や溶媒等の液体を用いずに人力による加圧によって上記程度の付着力が発生すればよいが、上下のマウスピースの分離が可能となる限りにおいて、加熱したり、水や溶媒等の液体を用いたりして、付着力を高めてもよい。
また、分離時にも、常温において、水や溶媒等の液体を用いずに人力による加圧によって上下のマウスピースを分離できればよいが、粘着部位の破壊が生じない限りにおいて、分離時に、加熱したり、水や溶媒等の液体を用いたりしてもよい。
なお、本明細書において、粘着部位の破壊が生じないとは、それぞれの粘着部位が有する下記突起を有する構成が破壊されず、そのため粘着部位を再形成して下記構成を再生させることなく、分離後に再び同程度の付着力で上下のマウスピースを付着させることが可能であることを意味する。
上記粘着(付着および分離)を可能とするため、本実施形態において、それぞれの粘着部位は、咬合面(咬合面116または咬合面126)から他方のマウスピースに向けて突出した複数の突起を有する構成となっている。上記複数の突起は、粘着部位の表面積を大きくして、おそらくは粘着部位に生じるファンデルワールス力の合計量を高めることにより、付着力を発生させる。また、上記複数の突起による付着は、接着剤のような化学結合等による強固な付着ではないため、粘着部位を他方のマウスピースから引き剥がすことにより、粘着部位を破壊することなく上下のマウスピースを容易に分離させることができる。
図3は、粘着部位200の構成を示す模式的な斜視図である。
上記複数の突起を構成するそれぞれの突起230は、突出方向に径が一定であるか、または最も径が大きい部位が突出方向の先端とは異なる位置にある形状を有する。このような形状とすることで、突起230の間に歯垢や細菌等が溜まりにくく、マウスピース100の衛生性の低下が生じにくい。
なお、図3には、それぞれの突起230が、突出方向に径が一定である、柱状の形状を有する例を示している。ただし、突起230の形状はこれに限定されず、その断面形状を図4A~図4Eに例示するような、様々な形状から選択することができる。図4A~図4Eには、上下のマウスピース本体部から突出方向へ突出する突起230の形状の、突出方向に平行な面における断面図を示す。突起230の断面形状は、図4Aに示す長方形状(図3に例示した形状)、図4Bに示す三角形状、図4Cに示す大形状、図4Dに示す径が最も大きい部位が非先端部にある形状、などから選択することができる。また、図4Eに示すような、断面の枠線が曲線となる形状としてもよい。なお、本明細書において、突起230の径とは、突起230の、咬合面に平行な方向(図3における平面方向、図4A~図4Eにおける図中左右方向)における幅のうち、値が最も大きくなる部位の幅を意味する。
また、図3には、それぞれの突起230が、断面形状が円形である、円柱状の形状を有する例を示している。ただし、突起230の断面形状も特に限定されず、円形、楕円形、長円形、多角形形状、その他の不定形状などから選択することができる。
また、図3には、すべての突起230が同一の形状を有する例を示している。しかし、異なる形状を有する複数の突起230により粘着部位200が形成されていてもよい。
また、図3には、それぞれの突起230が、等間隔で均等に配置された例を示している。しかし、突起230の配置はこれに限定されず、各種の均等な配置であってもよいし、不均等に配置されていてもよい。
また、図3には、それぞれの突起230が、他方のマウスピースの方向に傾斜せずに直立した例を示している。しかし、突起230は傾斜していてもよい。
突起230の径は、0.1μm以上200μm以下であることが好ましい。径が0.1μm以上だと、突起230の強度が十分に高まり、突起230の破損による粘着部位200の粘着性の低下が生じにくい。径が200μm以下だと、粘着部位200の表面積を大きくして、粘着部位200の粘着性をより高めやすい。上記観点から、突起230の径は、0.5μm以上100μm以下であることがより好ましく、1μm以上20μm以下であることがさらに好ましく、2μm以上10μm以下であることが特に好ましい。
隣接する突起230間の距離は、0.1μm以上500μm以下であることが好ましい。隣接する突起230間の距離を適度に設定することで、粘着部位200の表面積を大きくすることによる粘着性の向上効果がより十分に奏される。上記観点から、隣接する突起230間の距離は、1μm以上100μm以下であることがより好ましく、2μm以上50μm以下であることがさらに好ましい。なお、本明細書において、隣接する突起230間の距離とは、ある突起230と、当該突起230との間の側面間の距離が最小となる他の突起230と、の間の上記側面間の距離を意味する。
突起230の高さは、0.1μm以上500μm以下であることが好ましい。高さが0.1μm以上だと、粘着部位200の表面積を大きくして、粘着部位200の粘着性をより高めやすい。高さが500μm以下だと、突起230の強度が十分に高まり、突起230の破損による粘着部位200の粘着性の低下が生じにくい。また、高さが500μm以下だと、突起230の間に歯垢や細菌等が溜まりにくく、これらが突起230の間を埋めることによる付着性の低下が生じにくい。また、高さが500μm以下だと、マウスピース100を装着した使用者の舌などが粘着部位200に触れたときに、使用者に違和感を抱かせにくい。上記観点から、突起230の高さは、1μm以上100μm以下であることがより好ましく、2μm以上50μm以下であることがさらに好ましい。
突起230の径に対する突起230の高さの比(高さ/径)は、1以上15以下であることが好ましい。上記高さ/径の比が1以上だと、粘着部位200の表面積を大きくして、粘着部位200の粘着性をより高めやすい。上記高さ/径の比が15以下だと、突起230の強度が十分に高まり、突起230の破損による粘着部位200の粘着性の低下が生じにくい。上記観点から、上記高さ/径の比は、1.5以上10以下であることがより好ましく、2以上5以下であることがさらに好ましい。
突起230の径に対する隣接する突起230間の距離の比(距離/径)は、0.05以上10以下であることが好ましい。上記距離/径の比を適度に設定することで、粘着部位200の表面積を大きくすることによる粘着性の向上効果がより十分に奏される。上記観点から、上記距離/径の比は、0.1以上5以下であることがより好ましく、0.2以上2以下であることがさらに好ましい。
なお、上記した突起230の径および高さ、ならびに隣接する突起230間の距離は、それぞれの粘着部位200における突起230の径および高さ、ならびに隣接する突起230間の距離の平均値である。なお、それぞれの粘着部位200の一部について突起230の径および高さ、ならびに隣接する突起230間の距離の平均値を測定し、得られた値を粘着部位200におけるこれらの平均値としてもよい。
粘着部位200における突起230が形成されている部位の底面積の合計に対する、粘着部位200における突起230が形成されていない部位の底面積の合計の比(突起部位面積/非突起部位面積)は、1以上100以下であることが好ましい。上記突起部位面積/非突起部位面積の比が1以上だと、粘着部位200の表面積を大きくして、粘着部位200の粘着性をより高めやすい。上記突起部位面積/非突起部位面積の比が100以下だと、突起230の破損による粘着部位200の粘着性の低下が生じにくい。上記観点から、上記突起部位面積/非突起部位面積の比は、1.5以上50以下であることがより好ましく、2以上20以下であることがさらに好ましい。
粘着部位200の面積の合計に対する、粘着部位200における突起230が形成されている部位の底面積の合計の比(突起部位面積/粘着部位面積)は、0.0001以上0.5以下であることが好ましい。上記突起部位面積/粘着部位面積の比が0.0001以上だと、粘着部位200の表面積を大きくして、粘着部位200の粘着性をより高めやすい。上記突起部位面積/粘着部位面積の比が0.5以下だと、突起230の破損による粘着部位200の粘着性の低下が生じにくい。上記観点から、上記突起部位面積/粘着部位面積の比は、0.02以上0.4以下であることがより好ましく、0.05以上0.33以下であることがさらに好ましい。
粘着部位200は、上顎マウスピース110または下顎マウスピース120(上顎マウスピース本体部114または下顎マウスピース本体部124)と一体的に形成されていてもよいし、別途形成した粘着部位200を上顎マウスピース110または下顎マウスピース120(上顎マウスピース本体部114または下顎マウスピース本体部124)に接着して形成してもよい。一体的に形成するときは、たとえば粘着部位200に対応する部位に対応する形状が設けられた型の中にマウスピースの材料を導入して粘着部位200を有するマウスピース100を成形してもよいし、付加造形法によってマウスピース100を形成するときに粘着部位200を同時に形成してもよいし、予め形成されたマウスピースの咬合面(あるいはその一部)を加工して粘着部位200を形成してもよい。
粘着部位200は、咬合面(咬合面116および咬合面126)の全体に形成されていてもよいし、咬合面の一部のみに形成されていてもよい。咬合面の一部に形成されるときは、粘着部位200は、左右の臼歯に対応する位置に、左右一対となるように形成されることが好ましい。
たとえば、使用者の下顎を前進させたとき、上下の切歯や上下の犬歯は前後方向の位置がずれることになる。上記位置ずれにより、切歯に対応する部位や犬歯に対応する部位は、マウスピース100を使用者が装着したときに上下のマウスピースが接触しないことがある。このようなときなどには、切歯に対応する部位や犬歯に対応する部位には、粘着部位200を形成しなくてもよい。また、マウスピースの後端部(特には上顎マウスピース110の後端部)も、使用者の下顎の前進により、マウスピース100を使用者が装着したときに上下のマウスピースが接触しないことがある。このようなときなどには、マウスピースの後端部(特には上顎マウスピース110の後端部)には、粘着部位200を形成しなくてもよい。
また、粘着部位200は、咬合面の外側-内側方向の幅の全体にわたって形成されていてもよいし、その一部のみに形成されていてもよい。たとえば、咬合面の外側端部および内側端部を除いた、外側-内側方向の中央部のみに粘着部位200が形成されていてもよい。
粘着部位200は、咬合面と同一の平面上から複数の突起230が突出した形状であってもよいし、突起230の高さに応じて咬合面よりも凹んだ平面から複数の突起230が突出した形状であってもよい。ただし、粘着部位200において突起230が突出する平面が凹む程度は、突起230の先端が咬合面よりも他方のマウスピース側に突き出る程度であることが好ましい。使用者に過剰な違和感を抱かせない限りにおいて、粘着部位は、咬合面よりも突出した平面から複数の突起230が突出した形状であってもよい。
粘着部位200は、上顎マウスピース110および下顎マウスピース120の両方に形成されて、上下のマウスピースの粘着部位同士(粘着部位210aと粘着部位220a、および粘着部位210bと粘着部位220b)が粘着してもよいし(図2Aおよび図2B参照)、これらのいずれか一方のみに形成されて、あるいは(上下で位置を大きくずらして形成されて)、たとえば粘着部位210aと、対向するマウスピースの粘着部位210bではない咬合面と、が粘着してもよい。上下のマウスピースの付着力を高めて、装着中の上下のマウスピースの位置ずれをより確実に抑制する観点からは、上下のマウスピースの粘着部位同士が粘着することが好ましい。上下のマウスピースの粘着部位同士が粘着するときも、上下の粘着部位は前後方向の位置をずらして配置されてもよい。たとえば、下顎マウスピース120に形成された粘着部位220aおよび220bは、下顎マウスピース120の前進量を考慮して、上顎マウスピース110に形成された粘着部位210aおよび粘着部位210bのそれぞれよりも、歯列前方に形成されてもよい。あるいは、ある程度大きい面積を有する粘着部位を、上下のマウスピースに対する前後方向の位置が一致するように形成してもよい。
それぞれの粘着部位には、粘着部位を破壊せずに上下のマウスピースを分離させることができる限りにおいて、付着性を高めるための粘着付与材を付与されていてもよい。ただし、使用者への違和感を低減させる観点からは、粘着付与材は付与せず、上記形状のみにより粘着性を発現させることが好ましい。
上顎マウスピース110および下顎マウスピース120は、ヒトの通常の咬合力によって破損しにくい材料から形成される。
たとえば、上顎マウスピース110および下顎マウスピース120は、JIS T 6501に準じて測定される曲げ弾性率が2000MPa以上3000MPa以下の単一の硬い材料(たとえばアクリル樹脂)や、10MPa以上300MPa以下の柔らかい材料と1000MPa以上3000MPa以下の硬い材料とを組み合わせた材料から形成されてもよい。
また、上顎マウスピース110および下顎マウスピース120は、使用者の歯への追従性を高めるため、引張強度150N以上2000N未満、好ましくは150N以上500N以下の比較的柔らかい材料から形成されてもよい。
なお、引張強度は、ニッシン標準模型を用いて作製したマウスピース(厚さ3mm)の上顎マウスピースにおける歯列6番にφ1.5mmの穴を開け、臼歯方向(後方)に引張試験をした際に、上記上顎マウスピースが裂けた強度を意味する。
上記引張強度150N以上2000N未満の材料の例には、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、およびアクリル系ゴム樹脂が含まれる。これらのうち、オレフィン系樹脂が好ましい。
オレフィン系樹脂は、オレフィンを単独重合してなる重合体、またはオレフィンと他の単量体とを重合してなる共重合体である。上記オレフィンとしては、エチレン、プロピレン、ブテン、メチルペンテン、およびヘキセンなどを含む炭素数が2~6のオレフィンが好ましい。上記他の単量体の例には、酢酸ビニルなどが含まれる。
上記オレフィン系樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン(PP)、ポリプロピレン系樹脂、およびエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)などが好ましく、ポリエチレン(PE)、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン(PP)、ポリプロピレン系樹脂などがより好ましい。
ポリエステル系樹脂は、多価カルボン酸(ジカルボン酸など)とポリアルコール(ジオールなど)との重縮合体である。上記ポリエステル系樹脂の例には、ポリエチレンテレフタレート(PET)などが含まれる。
ウレタン系樹脂は、イソシアネート基を有する化合物と水酸基を有する化合物との重縮合体である。上記ウレタン系樹脂の例には、熱可塑性ポリウレタン(TPU)などが含まれる。
ポリアミド系樹脂は、アミド結合によって多数のモノマーが結合してできた(共)重合体である。上記ポリアミド系樹脂の例には、ナイロン、パラ系アミド、およびメタ系アミドなどが含まれる。
アクリル系ゴム樹脂は、アクリル系ゴムを主成分とした(共)重合体である。上記アクリル系樹脂の例には、メタクリル酸メチルとアクリル酸ブチルのブロック共重合体などが含まれる。
引張強度150N以上2000N未満の材料としては、プライムポリマー株式会社製のF327(ポリプロピレン系樹脂)などの市販されているものを用いてもよい。
粘着部位200(粘着部位210aおよび粘着部位220a、ならびに粘着部位210bおよび粘着部位220b)は、上顎マウスピース110または下顎マウスピース120と一体的に形成されるときには、上記した材料により形成される。上顎マウスピース110または下顎マウスピース120とは別途に形成されるときは、上述の(上顎マウスピース110および下顎マウスピース120と同様の)材料により形成されてもよいし、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、およびカーボネート系樹脂などのうちの、上顎マウスピース110または下顎マウスピース120とは異なる材料により形成されてれもよい。
本実施形態によれば、連結部材のようなマウスピースの外側に配置された構造体を設けることなく、下顎マウスピースを前進させることができる。そのため、上記構造体が使用者の舌や頬の内側など仁藤説することによる、使用者の違和感が生じにくい。
また、本実施形態によれば、定められた位置で粘着部位を押圧により粘着させることにより、下顎マウスピース120が前進した位置を調整することができる。そのため、ねじの回転などが不要であり、下顎マウスピースの位置調整が非常に容易に行える。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るマウスピースは、粘着部位の構成が、第1の実施形態に係るマウスピース100と相違する。そのため、第1の実施形態と重複する説明は省略し、粘着部位についてのみ以下に説明する。
図5は、第2の実施形態における粘着部位300の構成を示す模式図である。
粘着部位300は、第1の実施形態における粘着部位300と同様に、咬合面から他方のマウスピースに向けて突出した複数の突起330を有し、さらに突起330の先端部を被覆する被覆膜340を有する。被覆膜340は、複数の突起330の先端にまたがるように配置されて、これらの突起330の先端部を被覆する。被覆膜340は、粘着部位300の全体に形成されてもよい(図5参照)し、粘着部位300よりも小さいサイズであって、粘着部位300を構成する複数の突起330のうちの一部の突起330の先端のみを被覆してもよい。
被覆膜340は、他方のマウスピースの咬合面(あるいは他方のマウスピースの被覆膜)と当接したときに他方のマウスピースの表面形状に追従して撓んだりゆがんだりする。被覆膜340はこれにより、粘着部位300が他方のマウスピースと接触する面積を増やして、付着力を高める。
上記追従性をより高める観点からは、被覆膜340は、動的粘弾性測定により測定される25℃における貯蔵弾性率が1MPa以上1GPa以下であることが好ましく、5MPa以上1GPa以下であることがより好ましく、10MPa以上50MPa以下であることがさらに好ましい。また、被覆膜340の上記貯蔵弾性率は、粘着部位300が形成された部位におけるマウスピース本体部の上記貯蔵弾性率よりも小さいことが好ましい。
また、被覆膜340の強度を確保しつつ、上記追従性をより高める観点から、被覆膜340の厚みは、0.1μm以上50μm以下であることが好ましく、3μm以上20μm以下であることがより好ましく、5μm以上15μm以下であることがさらに好ましい。
また、被覆膜340の強度を確保しつつ、上記追従性をより高める観点から、被覆膜340の厚さに対する突起330の高さの比(突起330の高さ/被覆膜340の厚さ)は、0.2以上1000以下であることが好ましく、0.5以上500以下であることがより好ましく、1以上100以下であることがさらに好ましい。
また、被覆膜340のべたつきを抑制して、使用者への違和感を抑制する観点からは、被覆膜340のタック力は、0.1N/cm以上25N/cm以下であることが好ましく、0.1N/cm以上20N/cm以下であることがより好ましく、0.3N/cm以上10N/cm以下であることがさらに好ましい。
上記タック力は、被覆膜340を構成する材料を厚さ50μm、長さ7cm×幅2.5cmのフィルム状の試験片に加工し、タッキング試験機(株式会社レスカ製、TAC-II)を用いて、室温(25℃)で、直径5mmのステンレス製円柱状プローブをこの試験片の表面に120mm/分の速度で接触させ、200N/cmの加重を1秒間かけた後、プローブを垂直方向に120mm/分の速度で引き剥がしたときの、プローブが受けた抵抗値(荷重値)とすることができる。
被覆膜340は、樹脂組成物により形成された層である。上記樹脂組成物を構成する樹脂種は特に限定されず、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、およびカーボネート系樹脂などを使用することができる。これらのうち、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、およびポリアミド系樹脂が好ましい。
なお、被覆膜340は、粘着部位300が形成された部位におけるマウスピース本体部と同じ材料からマウスピース本体部と一体的に形成されてもよい。たとえば、付加造形法によってマウスピース本体部と粘着部位300(突起330および被覆膜340)を一度に形成することができる。
[その他の実施形態]
なお、上述の実施形態はそれぞれ本発明の一例を示すものであり、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内において、他の種々多様な実施形態も可能であることは言うまでもない。
たとえば、上述の各実施形態では、粘着部位を構成するそれぞれの突起の形状および大きさはいずれも一定であるとしたが、粘着部位は、形状または大きさが異なる複数の突起を含むものであってもよい。
また、第2の実施形態では、被覆膜の厚みおよび材質は粘着部位の全体にわたって同一であるとしたが、粘着部位は、被覆膜の厚みが粘着部位中で変化していてもよいし、材質が異なる複数の被覆膜を有していてもよい。
また、上述の各実施形態では、上顎マウスピース本体部および下顎マウスピース本体部には、歯列に装着可能な歯列型取部が形成されている。しかし上顎マウスピース本体部および下顎マウスピース本体部は、歯列が収まる形状であれば歯列型でなくてもよいし、上顎マウスピース本体部および下顎マウスピース本体部の一部だけ歯列型取部にしてもよい。
また、上顎および下顎マウスピースは複数の材料から構成されていてもよく、有機物で構成される部分と無機物で構成される部分との組み合わせで作られていても良い。
本発明のマウスピースは、睡眠時無呼吸症候群の予防および治療のほか、顎関節症の予防および治療や歯ぎしりの抑制などに使用可能である。
100 マウスピース
110 上顎マウスピース
112 歯列型取部
114 上顎マウスピース本体部
116 咬合面
118 側面
118a 目盛り
120 下顎マウスピース
122 歯列型取部
124 下顎マウスピース本体部
126 咬合面
128 側面
128a 目盛り
200、210a、210b、220a、220b、300 粘着部位
230、330 突起
340 被覆膜

Claims (6)

  1. 対向する上顎マウスピースおよび下顎マウスピースを有するマウスピースであって、
    前記上顎マウスピースまたは前記下顎マウスピースは、他方のマウスピースと対向する咬合面の少なくとも一部に、前記上顎マウスピースと前記下顎マウスピースとを脱着可能に粘着させる粘着部位を有し、
    前記粘着部位は、前記他方のマウスピースに向けて突出した複数の突起を有し、
    前記突起は、前記突起の突出方向に径が一定であるか、または最も径が大きい部位が前記突出方向の先端部とは異なる位置にある形状を有する、
    マウスピース。
  2. 前記複数の突起は、平均高さが0.1μm以上500μm以下である、請求項1に記載のマウスピース。
  3. 前記複数の突起は、径の平均大きさが0.1μm以上200μm以下である、請求項1または2に記載のマウスピース。
  4. 前記粘着部位は、前記突起の、前記突出方向の先端部を被覆する被覆膜を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載のマウスピース。
  5. 前記被覆膜の厚さは、0.1μm以上50μm以下である、請求項4に記載のマウスピース。
  6. 前記粘着部位は、前記上顎マウスピースおよび前記下顎マウスピースの両方に配置されている、請求項1~5のいずれか1項に記載のマウスピース。
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