JP2023089626A - 電子機器、通知方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報処理端末で閲覧するための重要情報があることを通知可能な電子機器を提供する。【解決手段】電子機器は、情報処理装置と通信可能な電子機器であって、情報処理端末で閲覧するための重要情報に関する情報を情報処理装置から受信する受信部と、重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する通知部と、を備える。【選択図】図4

Description

この発明は、電子機器、通知方法及びプログラムに関する。
ユーザに閲覧させたい重要情報を情報処理端末に配信する情報処理システムが利用されている。例えば、特許文献1には、ユーザに閲覧させたい重要文書を確実に閲覧させるために、未読の重要文書があることをユーザに通知し、未読の重要文書の出力が行われるまでデータ処理を制限する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術では、ユーザが重要情報を確認することが遅れる場合がある、という課題がある。例えば、社内ネットワークに接続していない情報処理端末で業務を行うユーザは、重要情報が配信されたことを知ることができず、重要情報の確認が遅れる場合がある。
この発明の一実施形態は、上記のような技術的課題に鑑みて、情報処理端末で閲覧するための重要情報があることを通知可能な電子機器を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明の一実施形態である電子機器は、情報処理装置と通信可能な電子機器であって、情報処理端末で閲覧するための重要情報に関する情報を情報処理装置から受信する受信部と、重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する通知部と、を備える。
この発明の一実施形態によれば、情報処理端末で閲覧するための重要情報があることを通知可能な電子機器を提供することができる。
一実施形態における情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 一実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 一実施形態における画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 一実施形態における情報処理システムの機能構成の一例を示す図である。 一実施形態における通知方法の処理手順の一例を示す図である。 一実施形態におけるユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 一実施形態における通知判定部の処理手順の一例を示す図である。 一実施形態における通知画面の一例を示す図である。 一実施形態における確認画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、図面中において同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
[実施形態]
この発明の実施形態は、管理サーバがユーザに閲覧させたい重要情報を情報処理端末に配信する情報処理システムである。本実施形態における重要情報は、ユーザが社内ネットワークに接続された情報処理端末から管理サーバにログインしないと閲覧できないように、管理サーバによって制御される。そのため、ユーザは、重要情報を閲覧できない状態にあるユーザ端末3を利用している場合(例えば、社外ネットワークに接続された情報処理端末を利用している場合、又は社内ネットワークに接続された情報処理端末で管理サーバにログインしないで利用している場合)、重要情報が配信されていることを知ることができない。
そこで、本実施形態における情報処理システムは、ユーザが利用する電子機器に、情報処理端末で閲覧するための重要情報があることを通知する。これにより、ユーザは重要情報が配信されていることを早期に知ることができ、重要情報を遅滞なく確認することができる。
<情報処理システムの全体構成>
まず、本実施形態における情報処理システムの全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における情報処理システム100の全体構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されているように、本実施形態における情報処理システム100は、管理サーバ1、電子機器2及びユーザ端末3を含む。本実施形態における管理サーバ1、電子機器2及びユーザ端末3は、それぞれ通信ネットワークN1に接続している。
通信ネットワークN1は、接続されている各装置が相互に通信可能となるように構成されている。通信ネットワークN1は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、又はWAN(Wide Area Network)などの有線通信によるネットワークによって構築されている。
通信ネットワークN1は、有線通信だけでなく、例えば、無線LAN、又は近距離無線通信等の無線通信、もしくはWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)、又は5G(5th Generation)等の移動体通信によるネットワークが含まれていてもよい。
管理サーバ1は、ユーザに配信された重要情報を管理する情報処理装置である。管理サーバ1は、ユーザ毎に設定された認証情報を保持しており、電子機器2又はユーザ端末3からの要求に応じて、ユーザを認証する。
電子機器2は、ユーザが利用する各種の電子機器である。ユーザは、電子機器2を用いて、管理サーバ1にログインすることで、電子機器2が備える各種の機能を利用することができる。
ユーザ端末3は、ユーザが利用する各種の情報処理装置である。ユーザは、ユーザ端末3を用いて、管理サーバ1にログインすることで、管理サーバ1がユーザに配信した通知情報を閲覧することができる。
なお、本実施形態における管理サーバ1は、ユーザに配信された重要情報を、所定のネットワークに接続されたユーザ端末3でなければ閲覧できないように制御する。すなわち、ユーザは、所定のネットワークに接続していないユーザ端末3及び電子機器2では、重要情報を閲覧することができない。
管理サーバ1及びユーザ端末3の一例は、情報処理装置である。電子機器2の一例は、画像形成装置(プリンタ、FAX装置、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer:デジタル複合機)、スキャナ装置)である。なお、管理サーバ1、電子機器2及びユーザ端末3は、通信機能を備えた装置であれば、情報処理装置又は画像形成装置に限られない。
管理サーバ1、電子機器2及びユーザ端末3は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
<情報処理システムのハードウェア構成>
次に、本実施形態における情報処理システムのハードウェア構成について、図2及び図3を参照しながら説明する。
≪情報処理装置のハードウェア構成≫
図2は、管理サーバ1及びユーザ端末3が情報処理装置で実現される場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示されているように、情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、RAM(Random Access Memory)503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティング機器512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理装置全体の動作を制御する。ROM502は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。
ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図2に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティング機器512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
≪画像形成装置のハードウェア構成≫
図3は、電子機器2が画像形成装置で実現される場合のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示されているように、画像形成装置は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、画像形成装置の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCI機器、周辺機器とを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、画像形成装置全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、画像形成装置は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
<情報処理システムの機能構成>
続いて、本実施形態における情報処理システムの機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態における情報処理システム100に含まれる各装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
≪管理サーバの機能構成≫
図4に示されているように、本実施形態における管理サーバ1は、ユーザ情報記憶部10、重要情報管理部11、認証処理部12及び重要情報送信部13を備える。
ユーザ情報記憶部10は、例えば、図2に示されているHD504を用いて実現される。HD504が記憶するデータの読み込み又は書き込みは、例えば、HDDコントローラ505を介して行われる。
重要情報管理部11、認証処理部12及び重要情報送信部13は、例えば、図2に示されているHD504からRAM503上に展開されたプログラムがCPU501に実行させる処理によって実現される。
ユーザ情報記憶部10は、ユーザに関するユーザ情報を記憶する。当該ユーザ情報には、ユーザの認証に用いる認証情報及びユーザに配信された重要情報に関する管理情報が含まれる。
重要情報管理部11は、ユーザ情報記憶部10に記憶されている重要情報を管理する。重要情報の管理には、重要情報の作成及び状態変更等が含まれる。
認証処理部12は、電子機器2又はユーザ端末3から認証要求を受信する。また、認証処理部12は、ユーザ情報記憶部10に記憶されている認証情報を用いて、ユーザの認証を行う。
重要情報送信部13は、認証処理部12がユーザの認証に成功した際に、そのユーザに配信された重要情報に関する管理情報を、ユーザ情報記憶部10から取得する。また、重要情報送信部13は、取得した管理情報を、認証要求を送信した電子機器2又はユーザ端末3に送信する。
≪電子機器の機能構成≫
図4に示されているように、本実施形態における電子機器2は、認証要求部21、通知判定部22及び重要情報通知部23を備える。
認証要求部21、通知判定部22及び重要情報通知部23は、例えば、図3に示されているHD909からRAM902b上に展開されたプログラムがCPU901に実行させる処理によって実現される。
認証要求部21は、ユーザの操作に応じて、認証要求を管理サーバ1に送信する。当該認証要求には、ユーザからの入力を受け付けた認証情報が含まれる。また、認証要求部21は、認証に成功したユーザに配信された重要情報に関する管理情報を管理サーバ1から受信する。
通知判定部22は、管理サーバ1から受信した管理情報に基づいて、未読の重要情報があるか否かを判定する。
重要情報通知部23は、通知判定部22の判定結果に応じて、未読の重要情報がある旨を通知する通知画面を操作パネル940等に表示する。
≪ユーザ端末の機能構成≫
図4に示されているように、本実施形態におけるユーザ端末3は、認証要求部31及び重要情報表示部32を備える。
認証要求部31及び重要情報表示部32は、例えば、図2に示されているHD504からRAM503上に展開されたプログラムがCPU501に実行させる処理によって実現される。
認証要求部31は、ユーザの操作に応じて、認証要求を管理サーバ1に送信する。当該認証要求には、ユーザからの入力を受け付けた認証情報が含まれる。また、認証要求部31は、認証に成功したユーザに配信された重要情報を管理サーバ1から受信する。
重要情報表示部32は、ユーザの操作に応じて、管理サーバ1から受信した重要情報をディスプレイ506等に表示する。また、重要情報表示部32は、表示した重要情報の状態変更を管理サーバ1に要求する。
<情報処理システムの処理手順>
次に、本実施形態における情報処理システムが実行する通知方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態における情報処理システム100が実行する通知方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS11Aにおいて、管理サーバ1が備える重要情報管理部11は、情報処理システム100の管理者の操作に応じて、ユーザに配信する重要情報を作成する。次に、重要情報管理部11は、作成した重要情報に関する管理情報を、ユーザ情報記憶部10に記憶されているユーザ情報に関連付けて記憶する。
ここで、本実施形態におけるユーザ情報について、図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態におけるユーザ情報の一例を示す概念図である。
本実施形態におけるユーザ情報は、ユーザ情報テーブルに格納される。図6に示されているように、本実施形態におけるユーザ情報テーブルは、データ項目として、認証情報(社員ID及びパスワード)、及び当該ユーザに配信された重要情報に関する管理情報(情報総数、及び1以上の情報ID及び既読フラグ)を有する。情報総数は、当該ユーザに配信された重要情報の件数である。
社員IDは、ユーザを識別する識別情報である。情報IDは、ユーザに配信された重要情報の内容を識別する識別情報である。既読フラグは、その重要情報が既読か未読かを示すフラグである。
重要情報管理部11は、まず、ユーザ情報テーブルにおいて、重要情報を配信するユーザに関するユーザ情報を特定する。次に、重要情報管理部11は、特定したユーザ情報に重要情報を関連付けるように、ユーザ情報テーブルを更新する。このとき、重要情報管理部11は、既読フラグを「未読」に設定する。また、重要情報管理部11は、情報総数をインクリメントする。
図5に戻って説明する。ステップS21において、電子機器2が備える認証要求部21は、ユーザの操作に応じて、認証要求を管理サーバ1に送信する。当該認証要求には、ユーザが入力した認証情報が含まれる。電子機器2における認証情報の入力は、例えば、認証情報が記録されたICカードを、近距離通信回路920を用いて読み込ませる方法でもよいし、操作パネル940に表示された認証画面に対してユーザが認証情報を入力する方法でもよい。
ステップS12Aにおいて、管理サーバ1が備える認証処理部12は、電子機器2から認証要求を受信する。次に、認証処理部12は、ユーザ情報記憶部10に記憶されている認証情報の中に、受信した認証要求に含まれる認証情報と合致するものが存在するか否かを判定する。
認証処理部12は、合致する認証情報が存在する場合、認証成功と判定する。一方、認証処理部12は、合致する認証情報が存在しない場合、認証失敗と判定する。認証処理部12は、認証に成功した場合、認証結果を重要情報送信部13に送る。当該認証結果には、認証に成功した社員IDが含まれる。以降では、ユーザの認証に成功したものとして説明を続ける。
ステップS13Aにおいて、管理サーバ1が備える重要情報送信部13は、認証処理部12から認証結果を受け取る。次に、重要情報送信部13は、受け取った認証結果に含まれる社員IDにより、ユーザ情報記憶部10に記憶されているユーザ情報を特定する。
続いて、重要情報送信部13は、特定したユーザ情報に含まれる管理情報を取得する。そして、重要情報送信部13は、取得した管理情報を電子機器2に返信する。電子機器2では、認証要求部21が、管理サーバ1から管理情報を受信する。次に、認証要求部21は、受信した管理情報を通知判定部22に送る。
ステップS22において、電子機器2が備える通知判定部22は、認証要求部21から管理情報を受け取る。次に、通知判定部22は、受け取った管理情報に基づいて、通知を行うか否かを判定する。
ここで、通知判定部が行う判定処理について、図7を参照しながら説明する。図7は、通知判定部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
ステップS22-1において、通知判定部22は、管理サーバ1から受信した管理情報に含まれる情報総数が1以上であるか否かを判定する。情報総数が1以上である場合(YES)、通知判定部22は、ステップS22-2に処理を進める。情報総数が0である場合(NO)、通知判定部22は、ステップS22-4に処理を進める。
ステップS22-2において、通知判定部22は、管理サーバ1から受信した管理情報に含まれる既読フラグのうち、「未読」に設定されている件数(以下、「未読件数」とも呼ぶ)をカウントする。そして、通知判定部22は、未読件数が1以上であるか否かを判定する。未読件数が1以上である場合(YES)、通知判定部22は、ステップS22-3に処理を進める。未読件数が0である場合(NO)、通知判定部22は、ステップS22-4に処理を進める。
ステップS22-3において、通知判定部22は、通知ありと判定する。この場合、通知判定部22は、未読件数を重要情報通知部23へ送る。一方、ステップS22-4において、通知判定部22は、通知なしと判定する。この場合、通知判定部22は、処理を終了する。以降では、通知ありと判定したものとして説明を続ける。
図5に戻って説明する。ステップS23において、電子機器2が備える重要情報通知部23は、通知判定部22から未読件数を受け取る。次に、重要情報通知部23は、未読件数を含む通知画面を操作パネル940等に表示する。
ここで、本実施形態における通知画面について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態における通知画面の一例を示す概念図である。
図8に示されているように、本実施形態における通知画面2000は、操作パネル940に表示される。通知画面2000には、未読件数(図8では「n件」)が含まれ、ユーザ端末3から重要情報を確認するように指示する文言(図8では、「コンピュータにログインし、内容を確認してください」)が表示される。
図5に戻って説明する。ステップS31において、ユーザ端末3が備える認証要求部31は、ユーザの操作に応じて、認証要求を管理サーバ1に送信する。ユーザ端末3における認証情報の入力は、例えば、ディスプレイ506に表示された認証画面に対してユーザが認証情報を入力する方法である。
ステップS12Bにおいて、管理サーバ1が備える認証処理部12は、ユーザ端末3から認証要求を受信する。次に、認証処理部12は、ユーザ情報記憶部10に記憶されている認証情報の中に、受信した認証要求に含まれる認証情報と合致するものが存在するか否かを判定する。認証処理部12は、認証に成功した場合、認証結果を重要情報送信部13に送る。以降では、ユーザの認証に成功したものとして説明を続ける。
ステップS13Bにおいて、管理サーバ1が備える重要情報送信部13は、認証処理部12から認証結果を受け取る。次に、重要情報送信部13は、受け取った認証結果に含まれる社員IDにより、ユーザ情報記憶部10に記憶されているユーザ情報を特定する。
続いて、重要情報送信部13は、特定したユーザ情報に含まれる管理情報を取得する。そして、重要情報送信部13は、取得した管理情報をユーザ端末3に返信する。ユーザ端末3では、認証要求部31が、管理サーバ1から管理情報を受信する。次に、認証要求部31は、受信した管理情報を重要情報表示部32に送る。
ステップS32Aにおいて、ユーザ端末3が備える重要情報表示部32は、認証要求部31から管理情報を受け取る。次に、重要情報表示部32は、管理サーバ1から受信した管理情報に基づいて、重要情報を表示するための確認画面をディスプレイ506等に表示する。
ここで、本実施形態における確認画面について、図9を参照しながら説明する。図9は、本実施形態における確認画面の一例を示す概念図である。
図9に示されているように、本実施形態における確認画面3000は、重要情報の内容を表示するための表示欄3001、「確認」ボタン3007、「次へ」ボタン3008及び「閉じる」ボタン3009を有する。なお、管理情報に含まれる情報総数が1件である場合、「次へ」ボタン3008は押下不可に制御される。
表示欄3001には、管理情報に含まれる情報IDを自然文に変換した文言が表示される。情報IDから文言への変換は、例えば、情報IDと文言との対応表に従って行う。当該対応表は、管理サーバ1に記憶させておいてもよいし、ユーザ端末3に記憶させておいてもよい。
確認画面3000において、「確認」ボタン3007が押下されると、重要情報表示部32は、表示した重要情報を既読に変更することを管理サーバ1に要求する。「次へ」ボタン3008が押下されると、重要情報表示部32は、次の重要情報に対応する文言を表示欄3001に表示する。「閉じる」ボタン3009が押下されると、重要情報表示部32は、確認画面3000を閉じる。
図5に戻って説明する。ステップS32Bにおいて、ユーザ端末3が備える重要情報表示部32は、表示した重要情報を既読に変更するための状態変更要求を管理サーバ1に送信する。当該状態変更要求には、社員ID及び情報IDが含まれる。
ステップS11Bにおいて、管理サーバ1が備える重要情報管理部11は、ユーザ端末3から状態変更要求を受信する。次に、重要情報管理部11は、状態変更要求に含まれる社員IDにより、ユーザ情報記憶部10に記憶されているユーザ情報を特定する。そして、重要情報管理部11は、特定されたユーザ情報において、状態変更要求に含まれる情報IDに対応する既読フラグを「既読」に変更する。
<実施形態の効果>
本実施形態における電子機器2は、ユーザ端末3で閲覧するための重要情報に関する情報を受信し、未読の重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する。これにより、本実施形態における電子機器2によれば、重要情報を表示できない状態にあるユーザ端末3を利用しているユーザに対しても、重要情報があることを通知することができる。したがって、本実施形態における電子機器2によれば、ユーザが重要情報を遅滞なく確認することができる。
例えば、在宅勤務又はリモートオフィス等で、社内ネットワークに接続せずに(又は管理サーバ1にログインせずに)業務を行っているユーザは、電子機器2を利用する際に操作パネル940に通知画面が表示されることで、ユーザ端末3で確認すべき重要情報があることを知ることができる。通知を受けたユーザは、社内ネットワークに接続されたユーザ端末3にログインすることで、重要情報を確認することができる。
特に、本実施形態における電子機器2は、ユーザの認証が成功した直後に通知画面を表示する。電子機器2における認証要求は、操作パネル上での操作が必要であるため、ユーザが通知画面を見落とす可能性を低減することができる。
さらに、本実施形態における電子機器2は、重要情報がすべて既読になるまで、ユーザの認証に成功するたびに通知画面を表示する。ユーザが重要情報を確認するまで繰り返し通知するため、確実に重要情報をユーザに確認させることができる。
[補足]
上記各実施形態において、管理サーバは情報処理装置の一例である。ユーザ端末は情報処理端末の一例である。認証要求部21は、受信部の一例である。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、管理サーバ1は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
1 管理サーバ
2 電子機器
3 ユーザ端末
10 ユーザ情報記憶部
11 重要情報管理部
12 認証処理部
13 重要情報送信部
21 認証要求部
22 通知判定部
23 重要情報通知部
31 認証要求部
32 重要情報表示部
100 情報処理システム
特開2007-157073号公報

Claims (6)

  1. 情報処理装置と通信可能な電子機器であって、
    情報処理端末で閲覧するための重要情報に関する情報を前記情報処理装置から受信する受信部と、
    前記重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する通知部と、
    を備える電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記重要情報は、所定のネットワークに接続されている前記情報処理端末からのみ閲覧可能に制御されている、
    電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記通知部は、前記情報処理端末を用いるユーザの認証に成功した際に、当該ユーザに配信された前記重要情報がある旨を通知する前記通知画面を表示する、
    電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記重要情報に関する情報は、既読か未読かを表す情報を含み、
    前記通知部は、未読の前記重要情報がある場合に、前記通知画面を表示する、
    電子機器。
  5. 情報処理装置と通信可能な電子機器が、
    情報処理端末で閲覧するための重要情報に関する情報を前記情報処理装置から受信する受信手順と、
    前記重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する通知手順と、
    を実行する通知方法。
  6. 情報処理装置と通信可能な電子機器に、
    情報処理端末で閲覧するための重要情報に関する情報を前記情報処理装置から受信する受信手順と、
    前記重要情報がある旨を通知する通知画面を表示する通知手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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