JP2024054723A - 情報処理システム、設定方法、プログラム、サービス提供システム - Google Patents

情報処理システム、設定方法、プログラム、サービス提供システム Download PDF

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Abstract

【課題】外部サービスシステムとの紐付けが行われていなくてもユーザーがアプリケーションを実行できる情報処理システムを提供すること。【解決手段】本発明は、外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムであって、前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供する画面提供部と、前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるサービス連携要否設定部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、設定方法、プログラム、及び、サービス提供システムに関する。
複数の処理(例えば、スキャン、クラウドへの保存、又はメール送信等)を組み合わせて実行し処理結果を提供するサービスが知られている。例えば、スキャンにより生成された画像ファイルに情報処理システムが所定の処理を行った上で、クラウドに保存したりメール送信したりするサービスが知られている。このようなサービスは、1以上の処理が一連の処理(ワークフロー)として実行されることにより実現される。ユーザーは複数の処理を任意に組み合わせ、アプリケーションを作成することもできる。
一連の処理を実行するアプリケーションの開発を支援する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、利用画面とアプリ設定情報を機器に送信し、アプリケーションのフロー識別情報と、パラメータと、電子データに関する情報とを受信し、ワークフローを実行する情報処理システムが開示されている。
しかしながら、従来の技術では、外部サービスシステムとの紐付けが行われていない場合に、ユーザーがアプリケーションを実行できない場合があるという問題があった。例えば、アプリケーションが外部サービスとの連携を含むアプリケーションの場合、情報処理システムは、アプリケーション起動時にユーザーが外部サービスと紐づけ(アカウントの登録)されているかチェックし、紐付けされていない場合は外部サービス連携設定画面に誘導する。例えば、機器がスキャンした原稿の電子データを「メール送信+外部サービスへアップロード」するアプリケーションがあるとする。メール送信だけしたいユーザーであっても、アプリケーション起動時に連携チェックが行われると、ユーザーは外部サービス連携設定画面にて紐付けが要求される。このため、メール送信だけしたいユーザーがアプリケーションを実行できない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑み、外部サービスシステムとの紐付けが行われていなくてもユーザーがアプリケーションを実行できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムであって、前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供する画面提供部と、前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるサービス連携要否設定部と、を有する。
外部サービスシステムとの紐付けが行われていなくてもユーザーがアプリケーションを実行できる情報処理システムを提供できる。
アプリ開発者及びエンドユーザーが入力する画面と処理の流れを説明する図である。 サービス提供システムの一例のシステム構成を示す図である。 情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。 機器の一例である画像形成装置のハードウェア構成図である。 サービス提供システムの一例の機能構成を示す図である。 アプリ管理部が管理するアプリケーション情報の一例を示す図である。 サービス連携要否管理部が管理するアプリ別連携設定情報の一例を示す図である。 端末装置が表示する、WF開発ツールにより提供された処理フロー画面の一例を示す図である。 端末装置が表示するマイページの一例を示す図である。 端末装置が表示する外部サービス連携設定画面の一例を示す図である。 外部サービスシステムと連携するアプリにおいて、外部サービスシステムとの連携要否を設定する連携要否設定画面の一例を示す図である。 端末装置が表示する連携要否詳細設定画面の一例を示す図である。 機器が表示するアプリ一覧画面の一例を示す図である。 別の外部サービスシステムについて機器が表示するアプリ一覧画面の一例を示す図である。 エンドユーザーが、外部サービスシステムとの連携設定を行う処理を説明するシーケンス図の一例である。 サービス提供システムが外部サービスシステムとの連携設定を受け付け、連携設定に基づいてアプリを実行する処理を説明するフローチャート図の一例である。 アプリ実行時に情報処理システムが行う処理を説明するシーケンス図の一例である。 端末装置が表示するアカウントリスト画面の一例を示す図である。 ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、サービス提供システムとサービス提供システムが行う設定方法について図面を参照しながら説明する。
<動作の概略>
まず、図1を参照して、本実施形態のシステム構成の概略を説明する。図1は、アプリ開発者9及びエンドユーザー8が入力する画面と処理の流れを示す図である。
(1) まず、アプリ開発者9は、端末装置30A(開発者端末に相当する)で処理フロー画面300や開発ツール画面310を表示させ、処理フローが定義されたアプリケーションを開発する。処理フローは、複数の処理(例えば、スキャン、プリント、メール送信等)を所望の順番に組み合わせた一連の処理である。
(2) エンドユーザー8は端末装置30B(ユーザー端末に相当する)に表示させたマイページ320からアプリケーションに必要なデフォルト値等を設定しておくことができる。マイページ320は、例えば、アプリ起動時に表示されるデフォルト値をエンドユーザー8が設定する画面である。デフォルト値は、アプリケーションが有する処理がメール送信であれば、例えば宛先のメールアドレス等の設定である。
エンドユーザー8は、マイページ320において、自身のアカウントと外部サービスのアカウントとの紐づけを行う。また、本実施形態では、エンドユーザー8が、マイページ320にて、外部サービスシステムとの連携の要否(必要、不要)を設定できる。
また、エンドユーザー8はマイページ320において、あるアプリケーションで外部サービスシステムとの連携が不要であると設定した場合、以下の設定も可能である。
a. 連携不要と設定されたアプリケーションで使用される外部サービスシステムとの連携の要否
b. 他の外部サービスシステムとの連携の要否
この設定によって、1つの外部サービスシステムだけでなく、複数の外部サービスとの連携を不要とするエンドユーザー8が1回の設定で、外部サービスシステムと連携するアプリケーションを実行できるようになる。
(3) ユーザーが機器20でアプリケーションの実行画面410を表示する際、マイページ320で設定されたデフォルト値も表示される。また、エンドユーザー8が、外部サービスシステムとの連携が不要と設定した場合、アプリケーションは外部サービスに関する処理をスキップして実行される。例えば、情報処理システムは、外部サービスシステムへのアップロードをスキップしてメール送信だけ実行する。
情報処理システムはa.b.で連携不要と設定された外部サービスシステムによる処理もスキップする。
このように、本実施形態のサービス提供システムは、外部サービスシステムとの連携が不要と設定された場合、外部サービスシステムによる処理をスキップしてアプリケーションを実行できる。外部サービスシステムとの連携が不要なユーザーが、アプリケーションを実行できる。また、連携不要と設定されたアプリケーションが使用する外部サービスシステムによる処理についても連携の要否が設定可能となる。また、その他の外部サービスシステムによる処理についても連携の要否が設定可能となる。
<用語について>
アプリ開発者9は、アプリケーションを作成する権限を有する者である。アプリ開発者9は、主に情報処理システム10を提供する企業の関係者や関連会社の担当者である。アプリ開発者9は、例えば、情報処理システムの導入を顧客に行うディーラーの社員の場合がある。
エンドユーザー8は、アプリケーションを使用する顧客である。エンドユーザー8は、顧客の管理者でもよいし、一般社員等でもよい。
アプリケーションとは、ある特定の機能や目的のために開発・使用されるソフトウェアで、コンピュータ自身を直接制御するものではないものである。本実施形態では、アプリケーションがWebアプリであるとして説明する。アプリケーションを単に「アプリ」という場合がある。
外部サービスシステムとは、情報処理システムとは別のシステムであることをいう。外部サービスシステムと情報処理システムとは、サービスブランドや運営企業が異なる場合が多い。
連携とは、アプリケーションの実行に際し協働することをいう。簡単には、連携は、何らかのサービスがアプリケーションの実行に使用され得ることをいう。
<システム構成>
本実施形態に係るサービス提供システム100のシステム構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係るサービス提供システム100の一例のシステム構成を示す図である。
図2に示すサービス提供システム100は、情報処理システム10と、機器20と、を有する。情報処理システム10と機器20は、インターネット等の広域的なネットワークN1を介して通信可能に接続されている。また、情報処理システム10,機器20、及び、端末装置30は、ネットワークN1を介して、外部システムである外部サービスシステム40と通信できる。機器20と端末装置30は、企業などの施設に配置されており、ネットワークN2に接続されている。ネットワークN2は、LAN、Wi-Fi(登録商標)、広域イーサネット(登録商標)、4G、5G、6G等の携帯電話網、などでよい。
情報処理システム10は、一台以上の情報処理装置で実現され、ネットワークN1を介して、クラウドサービス等の外部サービスシステム40と連携した一連の処理により実現される各種のサービスを提供する。本実施形態に係る情報処理システム10が提供するサービスの具体例については後述する。情報処理システム10は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよいし、単一の情報処理装置によって実現されてもよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される形態をいう。情報処理システム10は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。なお、一連の処理は1つのアプリケーションにより提供され、一連の処理を「処理フロー」「ワークフロー」ともいう。
機器20は、ユーザーが使用する各種の電子機器である。機器20は、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置、PC(パーソナルコンピュータ)、プロジェクタ、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルカメラ等である。エンドユーザーは、機器20を用いて、情報処理システム10又は外部サービスシステム40が提供する各種のサービス(アプリケーション)を利用することができる。
なお、以降では、複数の機器20について、各々を区別するときは、「機器20A」、「機器20B」等と添え字を用いて記載する。
端末装置30は、例えば、管理者又はエンドユーザーが使用するデスクトップPC、ノート型PC、スマートフォン、タブレット端末等である。管理者又はエンドユーザーは端末装置30を操作して、情報処理システム10又は外部サービスシステム40が提供する各種のサービスを利用することができ、更に、アプリケーションの設定を行うことができる。
なお、以降では、複数の端末装置30について、各々を区別するときは、「端末装置30A」、「端末装置30B」等と添え字を用いて記載する。
外部サービスシステム40は、情報処理システム10がアプリケーションを実行する際にデータの保存、読出、又は加工を行うことで、サービスを提供する一台以上の情報処理装置である。外部サービスシステム40の「外部」とは、情報処理システム10とは別のシステムであることをいう。異なる企業により運営される場合が多い。例えば、同じユーザーであっても外部サービスシステム40と情報処理システム10ではアカウントが異なる。
外部サービスシステム40の一例には、例えば、クラウドサービス、ASP(Application Service Provider)等があり、ネットワークを介して提供される各種の外部サービスが含まれてよい。例えば、サービスの一例としてストレージサービスがある。外部サービスシステム40は、インターネット上に存在しても、オンプレミスに存在してもよい。
なお、以降では、複数の外部サービスシステム40について、各々を区別するときは、図示されている「外部サービスシステムA、B」と記載する。
<ハードウェア構成例>
図3を参照して、本実施形態に係るサービス提供システム100に含まれる情報処理システム10及び端末装置30のハードウェア構成について説明する。
<<情報処理システム及び端末装置>>
図3は、本実施形態に係る情報処理システム10及び端末装置30の一例のハードウェア構成を示す図である。図3に示されているように、情報処理システム10及び端末装置30はコンピュータ500によって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、情報処理システム10及び端末装置30全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワークN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、又は各種指示などの入力に使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWドライブ514は、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<<機器>>
図4は、機器20の一例である画像形成装置のハードウェア構成図である。図4に示されているように、画像形成装置は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、画像形成装置の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDDコントローラ908及びMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲット及びAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931、プリンタ部932、及びファクシミリ部との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906は、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを有していてよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路のアンテナ920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931、プリンタ部932及びファクシミリ部933を有している。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなるハードキー940bを備えている。コントローラ910は、画像形成装置全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、画像形成装置は、操作パネル940のアプリ切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。画像形成装置は、ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、ネットワークN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
<機能について>
次に、図5を参照し、本実施形態に係るサービス提供システム100の機能構成について説明する。図5は、本実施形態に係るサービス提供システム100の一例の機能構成を示す図である。端末装置30Aをアプリ開発者9が操作する端末装置(開発者端末)、端末装置30Bをエンドユーザー8が操作する端末装置(ユーザー端末)として説明する。
<<管理者端末>>
端末装置30Aは、第一通信部31aと、表示制御部32aと、操作受付部33aとを有する。これら各機能部は、端末装置30Aにインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザでもよいし、専用のソフトウェアでもよい。
第一通信部31aは、情報処理システム10との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では各種の画面情報等を情報処理システム10から受信し、アプリ開発者9が設定した情報を情報処理システム10に送信する。
表示制御部32aは、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部33aは、ディスプレイ506に表示された各種画面におけるユーザーの各種操作を受け付ける。なお、画面情報は、HTML、XML、スクリプト言語、及びCSS(Cascading Style Sheet)等で記述されたプログラムであり、主にHTMLによりWebページの構造が規定され、スクリプト言語によりWebページの動作が規定され、CSSによりWebページのスタイルが規定される。
<<ユーザー端末>>
端末装置30Bは、第二通信部31bと、表示制御部32bと、操作受付部33bとを有する。これら各機能部は、端末装置30Bにインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。なお、このプログラムはWebブラウザでもよいし、専用のソフトウェアでもよい。
第二通信部31bは、情報処理システム10との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では例えばマイページ320の画面情報等を情報処理システム10から受信し、エンドユーザー8が設定した情報を情報処理システム10に送信する。
表示制御部32bは、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。操作受付部33bは、ディスプレイ506に表示された例えばマイページ320におけるエンドユーザー8の各種操作を受け付ける。
<<機器>>
機器20は、第三通信部21と、表示制御部22と、操作受付部23と、画像データ生成部24と、ファクシミリ処理部25と、電子メール処理部26とを有する。これら各機能部は、機器20にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU901が実行することで実現される機能又は手段である。例えば、第三通信部21、表示制御部22及び操作受付部23はWebブラウザにより実現され、その他は個別のアプリケーション(ネイティブアプリ)により実現される。
第三通信部21は、情報処理システム10との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、第三通信部21は、アプリ一覧画面等の画面情報を情報処理システム10から受信し、アプリケーションの実行要求等を情報処理システム10に送信する。
表示制御部22は、各種の画面の画面情報を解釈してパネル表示部940aに表示する。操作受付部23は、パネル表示部940aに表示された各種画面におけるユーザーの各種操作を受け付ける。
画像データ生成部24は、操作受付部23が選択を受け付けたアプリケーションが画像データを生成するものである場合、スキャナ部931で原稿をスキャンして画像データを生成する。ファクシミリ処理部25は、ファクシミリ部933によるファクシミリの受信及び送信に関する処理を行い、ファクシミリを受信した場合に予め対応付けられているアプリケーションの実行を情報処理システム10に要求する。なお、ファクシミリ処理部25は、ファクシミリの送信元(FAX番号)に対応したアプリケーションを要求してもよい。
電子メール処理部26は、電子メールの送受信に関する処理を行い、電子メールを受信した場合に予め対応付けられているアプリケーションの実行を情報処理システム10に要求する。なお、電子メール処理部26は、電子メールの送信元(メールアドレス)に対応したアプリケーションを要求してもよい。
<<情報処理システム>>
情報処理システム10は、通信部11、Webアプリ制御部12、WF開発ツール13(WFはWork Flowの略)、マイページ設定ツール14、及び、入出力サービス15を有している。ツールとは、一連の機能を備えたプログラム(主にWebアプリ)である。情報処理システム10が有する各機能部は、情報処理システム10にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
通信部11は、端末装置30A,30B、及び機器20との間で各種の情報を送受信する。本実施形態では、通信部11は各種の画面の画面情報を端末装置30A,30Bに送信し、各種の設定を端末装置30A,30Bから受信する。通信部11はアプリケーションの画面情報を機器20に送信し、処理フローで処理される電子データ等を受信する。
Webアプリ制御部12は、機器20からの要求に応じてアプリケーションを実行する。本実施形態では、アプリケーションはWebアプリとして提供される。Webアプリとは、装置のみで実行可能なネイティブアプリと対比して使用される用語である。Webアプリは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバー側のプログラムが協調することによって動作し、Webブラウザ上で実行されるソフトウェア又はその仕組みを言う。
Webアプリ制御部12は、画面提供部51と、アプリ実行部52と、サービス処理判断部53と、を有している。各Webアプリは、入出力サービス15のアプリ管理部60において画面構成情報と処理フローが管理されており、画面提供部51は、Webアプリの画面構成情報(アプリケーションの実行画面)を機器20に送信する。
アプリ実行部52は処理フロー(スキャン、OCR、メール送信などの各処理と実行順)に基づいて、機器20がスキャンした画像データや受信したFAXや電子メール等に処理を実行する。各処理は対応するコンポーネントがあり、I/Oロジック処理部59がコンポーネントを呼び出して実行する。
サービス処理判断部53は、マイページ320において設定されたアプリケーションの外部サービスシステム40との連携要否に基づいて処理フローを構築する各処理から、外部サービスシステム40の処理をスキップするか判断する。また、サービス処理判断部53は、当該アプリケーション以外のアプリケーション実行時に、当該アプリケーションで使用する外部サービスシステム40、及び、この外部サービスシステム40以外の外部サービスシステム40をスキップするか否かを、ユーザーの設定に基づいてアプリケーションの実行時に判断する。
WF開発ツール13は、端末装置30Aが実行するWebブラウザを介して、機器20で動作するアプリケーションをアプリ開発者が作成することができるツールである。後述するようにアプリケーションでは様々な処理(コンポーネント)がつなぎ合わされており、情報処理システム10は各処理を順番に実行する。WF開発ツール13は、アプリケーションの開発権限を持ったアプリ開発者9のみがアクセスすることができ、アプリケーションを開発することができる。
WF開発ツール13は、アプリ登録部54、画面提供部55、及び、マイページ設定情報登録部56を有している。画面提供部55は、後述する処理フロー画面300等を端末装置30Aに提供し、アプリ開発者9のアプリケーションに関する設定(処理フロー定義、ユーザー入力項目等)を受け付ける。
アプリ登録部54は、画面提供部55が受け付けたアプリケーションに関する設定(処理フロー定義、ユーザー入力項目等)をアプリ管理部60に登録する。
マイページ設定情報登録部56は、画面提供部55が受け付けたマイページ320に関する設定等をマイページ設定管理部19に登録する。
マイページ設定ツール14は、WF開発ツール13で作成されたアプリケーションの設定(例えばデフォルト値の設定値、外部サービスシステム40との連携要否など)をテナントやエンドユーザー単位で設定できるツールである。
マイページ設定ツール14は、画面提供部57とサービス連携要否設定部58を有している。画面提供部57は、マイページ320の画面情報を生成する。画面提供部57は、マイページ320の画面情報を端末装置30Bに提供し、エンドユーザー8のマイページ320に対するデフォルト値の設定、外部サービスシステム40との連携要否等を受け付ける。
サービス連携要否設定部58は、画面提供部57が受け付けたマイページ320に対するデフォルト値の設定、及び、外部サービスシステム40との連携要否(必要、不要)をサービス連携要否管理部61に登録する。
入出力サービス15は、WF開発ツール13及びマイページ設定ツール14で設定された値を保存する。また、入出力サービス15は、アプリケーションに定義された各種処理(OCR、メール送信、フォルダへの保存等)を実行する。
入出力サービス15は、I/Oロジック処理部59、アプリ管理部60、及び、サービス連携要否管理部61を有している。アプリ管理部60は、アプリケーション情報(各アプリケーションの処理フロー、ユーザー入力項目、デフォルト値、及び、画面構成情報等)を管理する。
サービス連携要否管理部61は、テナント又はユーザー単位でマイページ320に関する設定を保持している。サービス連携要否管理部61は、アプリケーションに対応付けて、外部サービスシステム40との連携要否(必要、不要)を管理している。
I/Oロジック処理部59は、アプリ実行部52から要求された処理に対応するコンポーネントを呼び出して、アプリケーションが含むOCR等のコンポーネントに対応する処理を実行する。
<アプリケーション情報>
図6は、アプリ管理部60が管理するアプリケーション情報の一例を示す。アプリケーション情報は、アプリIDに対応付けて、処理フローとデフォルト値を有している。デフォルト値はユーザー又はテナントごとに設定可能である。処理フローは、アプリ開発者9によって設定された、コンポーネント1→コンポーネント2→コンポーネント3…のように、コンポーネントを実行順に配置したものである。各コンポーネントが処理に対応する。
デフォルト値は、エンドユーザー8が機器20又は端末装置30でアプリケーションを実行する場合に、アプリケーションの画面の表示直後に表示される設定値である。デフォルト値は、マイページ320でエンドユーザー8が設定する。
また、各コンポーネントが有する設定項目は、アプリ開発者が設定したユーザー入力項目である。各設定項目を表示するための画面構成情報は、例えばHTMLのラベルのような画面定義により用意されている。
<連携要否の設定情報>
図7は、サービス連携要否管理部が管理するアプリ別連携設定情報の一例である。図7(a)は、アプリケーションごとにユーザーが設定した、アプリケーション実行時に外部サービスシステム40と連携するか否かの連携要否である。例えば、アプリID=001のアプリケーションが外部サービスシステムAと連携する場合、ユーザーの設定に応じて、外部サービスシステムAと連携するか否かが設定される。この設定が必要なら、外部サービスシステムAと連携する処理が実行され、不要ならスキップされる。その他のアプリケーションについても、その他のアプリケーションが使用する外部サービスシステム40と連携するか否かがアプリケーションごとに設定される。
図7(b)は、ユーザーごとに設定される、外部サービスシステム連携設定情報である。外部サービスシステム連携設定情報には、外部サービスシステム40ごとに、アプリケーションの実行時に連携するか否かが設定されている。図7(b)の外部サービスシステム連携設定情報は、ユーザーがアプリ別連携設定情報で外部サービスシステム40との連携を不要と設定した場合に、設定が可能となる。
<端末装置が表示する画面例>
続いて、図8~図14を参照して、端末装置30A、30Bが表示する画面について説明する。
<<処理フローの開発>>
図8は、端末装置30Aが表示する、WF開発ツール13により提供された処理フロー画面300の一例である。処理フロー画面300は処理リスト欄301とエディター欄302を有する。処理リスト欄301には、アプリケーションが実行できるコンポーネントのリストがアイコンで表示される。エディター欄302は、メッシュに区切られている。
アプリ開発者9は処理リスト欄301からアプリケーションに組み込みたいコンポーネントのアイコンを選択して、エディター欄302にドラッグ&ドロップする。アプリ開発者9がこれを繰り返すことで一連の処理フローを定義できる。図8の例では、Execute OCR303, Send Email304、及び、Upload File305がこの順番で定義されている。各処理はそれぞれがコンポーネントに相当する。
<<マイページ>>
図9は、端末装置30Bが表示するマイページ320を示す。マイページ320は、WF開発ツール13で開発されたアプリケーションごとに必要な設定項目を表示し、ユーザーやテナント単位でデフォルトの設定を受け付ける画面である。
図9では、一例として、マイページ320が共通設定321とデフォルトパラメータ322とを有している。共通設定321は、設定中のアプリケーションに共通の設定である。共通設定321は、フォルダブラウズ時のフォルダの表示形態設定欄323と、フォルダブラウズ時にフォルダを何行表示するかが設定可能なデフォルトレイアウト設定欄324を有する。
デフォルトパラメータ322は、アプリケーションで設定可能な値の各種のデフォルト値(初期値)の設定を受け付ける。フォルダ設定欄325は、処理された電子データの送信先のフォルダの設定欄である。OCR設定欄326は、OCRの実行の有無が設定される設定欄である。ファイル名設定欄327は、デフォルトのファイル名の設定欄である。OCR言語設定欄328は、OCR処理が実行される言語の設定欄である。白紙除去設定眼329は、OCR実行時に白紙を除去するか否かの設定欄である。
また、エンドユーザー8は、図10に示すように、マイページから外部サービス連携設定画面330に遷移できる。図10は、端末装置30Bが表示する外部サービス連携設定画面330の一例である。外部サービス連携設定画面330は、エンドユーザー8が外部サービスシステム40とのアカウントの紐付けを行う画面である。外部サービス連携設定画面330には、当該ユーザーが使用する権限があるアプリケーションにおいて使用される外部サービスシステム40の一覧が表示される。
・サービス名331のカラムには、外部サービスシステム40のサービス名(ブランド名)の一覧が表示される。この外部サービスシステム40は、ユーザーに使用権限があるアプリケーションが使用する外部サービスシステム40である。アプリケーションは1つ以上のコンポーネントを有するが、コンポーネントが対応する外部サービスシステム40は既知である。
・設定状況332のカラムには、外部サービスシステム40との紐付けが完了しているか否か表示される。紐付けの完了とは、エンドユーザー8が外部サービスシステム40のアカウント(エンドユーザー8のユーザーIDとパスワード)を用いて、認証が成功したことをいう。すなわち、紐付けとは、エンドユーザー8が自分又は管理者のアカウントで外部サービスシステム40にログインできる状態になったことをいう。
・シェア333のカラムには、テナント管理者のアカウントを使用して外部サービスシステム40と連携する場合に、テナント管理者のアカウントが表示される。
各外部サービスシステム40には、設定ボタン334と設定解除ボタン335が表示されている。設定ボタン334は外部サービスシステム40との紐付けを開始するためのボタンであり、設定解除ボタン335は外部サービスシステム40との紐付けを解除するためのボタンである。
図11を参照して、所定の外部サービスシステム40との連携の要否に関する設定について説明する。図11は、外部サービスシステムAと連携するアプリケーションにおいて、外部サービスシステムAとの連携要否を設定する連携要否設定画面340である。連携要否設定画面340(第一の設定画面の一例)は、ユーザーが使用できるアプリ一覧画面(後述する)からアプリケーションを指定することで遷移する。連携要否設定画面340はアプリケーションごとに表示される。
・サービス名341の項目は、外部サービスシステムAの名称(ブランド名)である。
・フォルダ名342の項目は、外部サービスシステムAへ保存される電子データの保存先のフォルダである。
・接続設定343の項目は、外部サービス連携設定画面330へのリンクである。
・連携設定344の項目は、外部サービスシステムA(第一の外部サービスシステムの一例)との連携設定の要否をラジオボタンで受け付ける。
図11で設定された連携設定の項目(必要、不要)は、図7(a)のアプリ別連携設定情報に設定される。
エンドユーザー8が、図11の連携設定344の項目で「不要」を選択した場合は、外部サービスシステム40との連携に関する詳細な設定が可能になる。
図12は、端末装置30Bが表示する連携要否詳細設定画面350である。図12の連携要否詳細設定画面350は、図11の連携設定344の項目で「不要」が選択されると表示される(第二の設定画面の一例)。
・連携設定351には、外部サービスシステムAと連携する他のアプリケーションにおいてユーザーが外部サービスシステムAと連携したいか否かが設定される。連携設定351の設定は、図7(b)の外部サービスシステムAに対応付けて設定される。
・連携設定352には、外部サービスシステムA以外の他の外部サービスシステム40と連携するアプリケーションがある場合に、ユーザーが該アプリケーションの実行時に他の外部サービスシステム40と連携したいか否かが設定される。連携設定352の設定は、図7(b)の外部サービスシステムA以外の全ての外部サービスシステム40(第二の外部サービスシステムの一例)に対応付けて設定される。
このように、アプリケーションが使用する外部サービスシステム40だけでなく、複数の外部サービスとの連携を不要とするエンドユーザー8が、1回の設定で、複数の外部サービスシステム40と連携するアプリケーションを実行できるようになる。
図13は、機器20が表示するアプリ一覧画面360である。アプリ一覧画面360には、エンドユーザー8が実行できる(管理者が実行の権限を設定した)アプリケーションの一覧362が表示される。アプリ一覧画面360はサービス指定欄361を有し、サービス指定欄361で指定された所定のサービスを使用するアプリケーションのみをエンドユーザー8がアプリ一覧画面360に表示できる。所定のサービスは、外部サービスシステム40の名称、所定の機能などで指定される。図13では、外部サービスシステムAを使用するアプリケーションのみが表示されている。
例えば、エンドユーザー8が、連携要否設定画面340で"Advanced Scan To Folder"363という外部サービスシステムAを使用するアプリケーションの連携有無を"不要"と設定したとする。"Advanced Scan To Folder"363が機器20で実行される場合、情報処理システム10は、外部サービスシステムAとの連携を行わず処理をスキップする。
また、図12の連携設定351で外部サービスシステムAとの連携が不要と設定された場合、図13の全てのアプリケーションの実行時に、情報処理システム10は、外部サービスシステムAとの連携を行わず処理をスキップする。
図14は、別の外部サービスシステム40について機器20が表示するアプリ一覧画面370である。図14では、サービス指定欄361で外部サービスシステムBが選択されている。したがって、アプリ一覧画面370は、外部サービスシステムBを使用するアプリケーションの一覧371を表示している。例えば、図12の連携設定352で他の外部サービスシステム40との連携が不要と設定された場合、図14の全てのアプリケーションの実行時に、情報処理システム10は、外部サービスシステムBとの連携を行わず処理をスキップする。
図14では、外部サービスシステムBを例示したが、その他の外部サービスシステム40についても同様である。
<処理又は動作>
図15を参照して、連携設定の流れを説明する。図15は、エンドユーザー8が、外部サービスシステム40との連携設定を行う処理を説明するシーケンス図である。
S1:エンドユーザー8は、端末装置30Bを情報処理システム10に接続させ、連携要否設定画面340を表示させる操作を入力する。操作受付部33bが操作を受け付ける。端末装置30Bの第二通信部31bは、連携要否設定画面340の表示要求を情報処理システム10に送信する。
S2:情報処理システム10の通信部11は連携要否設定画面340の表示要求を受信し、画面提供部57が連携要否設定画面340を生成する。通信部11は、連携要否設定画面340の画面情報を端末装置30Bに送信する。端末装置30Bの第二通信部31bは連携要否設定画面340の画面情報を受信し、表示制御部32bが連携要否設定画面340をディスプレイ506に表示する。
・エンドユーザー8が、図11の連携設定344の項目で「必要」と設定した場合。
S3:エンドユーザー8が連携要否設定画面340で連携が必要と設定した。操作受付部33bが設定を受け付ける。端末装置30Bの第二通信部31bは、アプリID及び外部サービスシステム40を指定してサービス連携が「必要」である旨を情報処理システム10に送信する。
S4:情報処理システム10の通信部11はサービス連携が「必要」である旨を受信し、サービス連携要否設定部58が、サービス連携が「必要」である旨をアプリIDとユーザーIDに対応付けて、サービス連携要否管理部61に設定する(図7(a))。
・エンドユーザー8が、図11の連携設定344の項目で「不要」と設定した場合。
S5:エンドユーザー8が連携要否設定画面340で連携が不要と設定した。操作受付部が33b設定を受け付ける。端末装置30Bの第二通信部31bは、アプリID及び外部サービスシステム40を指定してサービス連携が「不要」である旨を情報処理システム10に送信する。
S5-2:情報処理システム10の通信部11はサービス連携が「不要」である旨を受信したので、画面提供部57が、サービス連携要否設定部58にサービス連携が「不要」である旨を送信する。
S6:また、画面提供部57が、連携要否詳細設定画面350を生成する。通信部11は、連携要否詳細設定画面350の画面情報を端末装置30Bに送信する。端末装置30Bの第二通信部31bは連携要否詳細設定画面350の画面情報を受信し、表示制御部32bが連携要否詳細設定画面350をディスプレイ506に表示する。
S7:エンドユーザー8が連携要否詳細設定画面350で連携設定351、及び、連携設定352を設定する。操作受付部33bが設定を受け付ける。端末装置30Bの第二通信部31bは、ユーザーID及び外部サービスシステム40を指定して、連携の要否を情報処理システム10に送信する。
S8:情報処理システム10の通信部11は連携の要否を受信する。サービス連携要否設定部58が、ステップS5-2で受信した、サービス連携が「不要」である旨をアプリIDとユーザーIDに対応付けて、サービス連携要否管理部61に設定する(図7(a))。
また、サービス連携要否設定部58は、ステップS7で受信した、サービス連携が「不要」である旨をユーザーIDに対応付けて、サービス連携要否管理部61に設定する(図7(b))。
<<機器からアプリケーションを実行する場合の処理>>
次に、図16を参照して、アプリ設定からアプリ実行までの全体の流れを説明する。図16は、サービス提供システム100が外部サービスシステム40との連携設定を受け付け、連携設定に基づいてアプリケーションを実行する処理を説明するフローチャート図である。
まず、図15に示したように、サービス連携要否設定部58が外部サービスシステム40との連携設定を受け付ける(S101)。
次に、ユーザーが機器20を操作して、任意のアプリケーションを起動する(S102)。
アプリケーションの実行要求を受信したサービス処理判断部53は、外部サービスシステム40との連携要否を判断する(S103)。ここでの判断は、実行対象のアプリケーションについて外部サービスシステム40と連携するか否か、又は、実行を要求したユーザー(ログインしているユーザー)について、実行対象のアプリケーションで使用される外部サービスシステム40と連携するか否かである。
外部サービスシステム40との連携が必要と設定され、かつ、外部サービスシステム40との紐付けが未設定の場合、サービス連携要否設定部58が図10の外部サービス連携設定画面330を機器20に表示する(S104)。ユーザーが必要な設定を行い、処理が終了する。
外部サービスシステム40との連携が不要と設定されているか、又は、外部サービスシステム40との連携が必要と設定され、かつ、紐付けが設定済みの場合、アプリ実行部52がアプリケーションの実行画面410を機器20に表示する(S105)。
次に、図17を参照して、エンドユーザー8が機器20からアプリケーションを実行する場合の情報処理システム10の処理の詳細を説明する。図17は、アプリ実行時に情報処理システム10が行う処理を説明するシーケンス図である。
S21:エンドユーザー8は機器20から情報処理システム10にログインし、実行する権限があるアプリ一覧画面を表示する操作を入力する。アプリ一覧画面は図13,図14と同様の画面である。操作受付部23が操作を受け付ける。機器20の第三通信部21は、アプリ一覧画面の要求を情報処理システム10に送信する。情報処理システム10の通信部11はアプリ一覧画面の要求を受信し、画面提供部51がこのユーザーに実行の権限が与えられているアプリケーションのアプリ一覧画面を生成する。通信部11は、アプリ一覧画面の画面情報を機器20に送信する。
S21-2:機器20の第三通信部21はアプリ一覧画面の画面情報を受信し、表示制御部22がアプリ一覧画面をパネル表示部940aに表示する。エンドユーザー8が、実行したいアプリケーションを選択し、実行を指示する。操作受付部23が実行の指示を受け付ける。機器20の第三通信部21は、アプリIDを指定してアプリケーションの実行要求を情報処理システム10に送信する。
S22、S23:情報処理システム10の通信部11はアプリケーションの実行要求を受信し、サービス処理判断部53がユーザーIDで特定される、アプリ別連携設定情報(図7(a))と外部サービスシステム連携設定情報(図7(b))をサービス連携要否管理部61から取得する。
S24:サービス処理判断部53が実行要求されたアプリケーションについて連携要否を判断する。
(i) サービス処理判断部53は、アプリ別連携設定情報に基づいて、実行要求されたアプリケーションについて外部サービスシステム40との連携要否を判断する。
(ii) サービス処理判断部53は、外部サービスシステム連携設定情報に基づいて、実行要求されたアプリケーションが使用する外部サービスシステム40について連携要否を判断する。(ii)で連携不要と判断される場合には、図12の連携設定351、352の両方が含まれる。
(i)又は(ii)で、外部サービスシステム40との連携が不要と設定されている場合、サービス処理判断部53は外部サービスシステム40との連携処理が不要(外部サービスシステムを使用する処理をスキップする)と判断する。
・実行要求されたアプリケーションについて外部サービスシステム40との連携が必要、かつ、外部サービスシステム40と紐付け済みの場合
S25:サービス処理判断部53は、アプリケーションが有する処理の全ての実行をアプリ実行部52に要求する。
S26:アプリ実行部52は、外部サービスシステム40との連携を含め、処理をスキップすることなくアプリケーションを実行する。
・実行要求されたアプリケーションについて外部サービスシステム40との連携が不要の場合
S27:サービス処理判断部53は、アプリケーションが有する処理のうち外部サービスシステム40との連携処理を除いてアプリケーションの実行をアプリ実行部52に要求する。
S28:アプリ実行部52は、外部サービスシステム40との連携処理をスキップして、アプリケーションを実行する。
・起動要求したアプリケーションについて外部サービスシステム40との連携が必要、かつ、外部サービスシステム40と紐付け済みでない場合
S29:サービス処理判断部53は、外部サービス連携設定画面330への遷移要求を画面提供部57に通知する。
S30:画面提供部57は、通信部11を介して、外部サービス連携設定画面330の画面情報を機器20に送信する。ここでは機器20が外部サービス連携設定画面330を表示するので、外部サービス連携設定画面330は、処理に必要な外部サービスシステム40についてのみ設定可能な画面であればよい。
このように、ユーザーが外部サービスシステム40との連携を不要と設定した場合、外部サービスに関する処理をスキップしてアプリケーションを実行できる。
<管理者アカウントでの外部サービス連携>
個人の連携設定で外部サービスシステム40との連携が不要と設定されている場合でも、管理者のアカウント情報を利用してアプリケーションを実行することもできる。
図18は、端末装置30Aが表示するアカウントリスト画面380を示す。アカウントリスト画面380は、外部サービスシステム40を使用するアプリケーションにおいて、メールアドレスの候補として管理者の外部サービスシステム40のアカウントに紐づくユーザーをメール送信の宛先として表示している。選択されたユーザーは、管理者のアカウントで外部サービスシステム40と連携できる。
<ワークフローアプリの設定例>
図19を参照して、ワークフローアプリを構成するコンポーネントについて説明する。図19は、ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。
管理者は、各処理を実行する処理(コンポーネント)を組み合わせワークフローとしてその一連の処理を実行するワークフローアプリ110を作成することができる。ここで、コンポーネントの一例として、データの入力や生成及び取得にかかる処理を実行するINコンポーネント、データの加工や変換など所定の処理を実行するPROCESSコンポーネント、データの出力や送信にかかる処理を実行するOUTコンポーネントが含まれる。ワークフローアプリは、複数のINコンポーネント、複数のPROCESSコンポーネント、及び、複数のOUTコンポーネントによって構成することができ、複数のコンポーネントによって1つのワークフローアプリを構成することもできる。
INコンポーネントは、デバイス101(機器20又は端末装置30等)から処理対象のデータを取得する処理が含まれる。例えば、デバイス101がMFPやカメラである場合、原稿や被写体をスキャン又は撮影することで電子データを取得する処理が含まれる。デバイス101がプロジェクタやディスプレイである場合は表示中の画像データを取得する処理が含まれる。デバイス101がセンサである場合はセンサの検出値を取得する処理が含まれる。デバイス101がストレージサーバや記憶媒体の場合はデータを受信又は読み取る処理が含まれる。また、INコンポーネントは、ワークフローアプリを実現する情報処理システム10内のデータを取得できるが、別のワークフローアプリ又はサーバーなどの記憶装置からデータを取得してもよい。例えば、INコンポーネントは、ワークフローアプリとは別のアプリ103又は、ワークフローアプリを実現する情報処理システム10とは別のシステム102に対して、該別のアプリ103又は別のシステム102で管理しているデータを要求することができる。別のアプリ103は、要求に応じて該別のアプリで管理しているデータや、該別のアプリに対応するサーバーからデータを取得して要求元のINコンポーネントに対して送信することができる。なお、INコンポーネントは、画像データからテキストデータを生成するなどデータ形式を変換することでデータを生成する処理も含まれる。
OUTコンポーネントは、デバイス101からデータを出力する処理が含まれる。例えば、デバイス101がMFPである場合、電子データを媒体に印刷する処理が含まれる。デバイス101がプロジェクタやディスプレイである場合、画像データを表示又は音声出力する処理が含まれる。デバイス101がストレージサーバや記憶媒体の場合はデータを送信又は記憶させる処理が含まれる。その他、OUTコンポーネントには、所定の宛先にデータや処理の結果を通知する処理が含まれる。また、OUTコンポーネントは、ワークフローアプリを実現する情報処理システム10内にデータを出力できるが、ワークフローアプリとは別のアプリ103又はワークフローアプリを実現する情報処理システム10とは別のシステム102にデータを出力してもよい。例えば、OUTコンポーネントは、該別のアプリ103又は該別のシステム102に対して、該別のアプリ103又は別のシステム102でデータ又は処理の結果を管理するよう要求することができる。別のアプリ103は、要求に応じて、受信したデータ又は処理の結果を管理し、又は該別のアプリ103に対応するサーバーで記憶するためにデータ又は処理の結果を送信することができる。
例えば、複数のコンポーネントを組み合わせることで、ワークフローアプリは以下のような機能を実現することができる。
INコンポーネントではMFPが原稿をスキャンすることで画像データを生成する。PROCESSコンポーネントは画像データに対して文字認識処理を実行することで数値又はテキストなどのデータに変換する。OUTコンポーネントは、変換したデータを他のシステムの一例である業務管理システムに送信する。業務管理システムは、ワークフローアプリから受信したデータを分類、又は予め設定された入力様式に基づいて整理すること管理データを生成できる。なお、PROCESSコンポーネントにおいて情報処理システム50がデータの分類及び管理データの生成を実行してもよい。この場合、OUTコンポーネントでは分類結果及び管理データを業務管理システムへ送信し、業務管理システムはワークフローアプリから受信した分類結果及び管理データを所定の領域に記憶するだけでよい。
また、INコンポーネントでは業務管理システムが管理するデータを取得する。例えば、INコンポーネントは、設定情報や、数値又はテキストなどのデータを取得する。ここで、INコンポーネントは設定に応じて所定のデータを業務管理システムに要求してもよいし、業務管理システムからの要求に応じて業務管理システムが管理する所定のデータを受信してもよい。PROCESSコンポーネントは、設定情報に基づいて数値又はテキストを整理又は加工することで管理データを生成する。OUTコンポーネントは、管理データを業務管理システムに送信する。業務管理システムは、ワークフローアプリから受信した管理データを所定の領域に記憶する。
ここで、業務管理システムとワークフローアプリとは、それぞれ異なる事業者によって提供される場合があり、それぞれ異なるサーバーによって構成される場合がある。このため、ワークフローアプリは、業務管理システムへデータ送信又は受信する場合、業務管理システムを構成するサーバーと通信することでデータを送信又は受信することができる。
<主な効果>
以上説明したように、本実施形態のサービス提供システム100は、ユーザーが外部サービスシステム40との連携が不要と設定した場合、外部サービスシステム40に関する処理をスキップしてアプリケーションを実行できる。外部サービスシステム40との連携が不要なユーザーが、アプリケーションを実行できる。また、情報処理システム10は、その他の外部サービスシステム40について処理をスキップしてアプリケーションを実行できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、本実施形態では、アプリケーションがWebアプリであるとして説明したが、アプリケーションはネイティブアプリでもよい。
また、本実施形態では機器20からアプリケーションが実行されているが、端末装置30がアプリケーションを実行する場合もある。
また、1つのアプリケーションが複数の外部サービスシステム40と連携する場合、ユーザーは外部サービスシステム40ごとに連携の要否を設定できるとよい。情報処理システム10は外部サービスシステム40ごとに連携要否を判断し、連携不要と設定された外部サービスシステム40の処理のみをスキップする。
また、図5などの構成例は、端末装置30、機器20、及び情報処理システム10による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。端末装置30、機器20、及び情報処理システム10の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、情報処理システム10は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
更に、情報処理システム10は、本実施形態で開示された処理ステップ、例えば図15、図17等を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、情報処理システム10が有する複数の情報処理装置によって実行され得る。また、情報処理システム10は、1つのサーバー装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」は、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
10 情報処理システム
20 機器
30 端末装置
40 外部サービスシステム
100 サービス提供システム
特許6885138号公報

Claims (10)

  1. 外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムであって、
    前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供する画面提供部と、
    前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるサービス連携要否設定部と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記第一の設定画面はアプリケーションごとに提供され、
    前記サービス連携要否設定部は、前記アプリケーション及び前記ユーザーに対応付けて、前記アプリケーションが使用する第一の外部サービスシステムとの連携要否の設定を保存することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第一の設定画面において前記第一の外部サービスシステムとの連携が不要と設定された場合、
    前記画面提供部は、前記第一の外部サービスシステムが使用される任意のアプリケーションにおいて、前記第一の外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第二の設定画面を端末装置に提供し、
    前記サービス連携要否設定部は、前記第二の設定画面に対し前記ユーザーにより設定された、前記第一の外部サービスシステムとの連携要否の設定を前記ユーザーに対応付けて保存することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第二の設定画面には、任意のアプリケーションにおいて、前記第一の外部サービスシステム以外の第二の外部サービスシステムとの連携要否の設定が可能であり、
    前記サービス連携要否設定部は、前記第二の設定画面に対しユーザーにより設定された、前記第二の外部サービスシステムとの連携要否の設定を前記ユーザーに対応付けて保存することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. ユーザーが操作する機器からアプリケーションの実行要求を受け付けた場合であって、前記アプリケーション及び前記ユーザーに対応付けて、前記アプリケーションが使用する第一の外部サービスシステムとの連携が不要と設定されている場合、
    前記第一の外部サービスシステムを使用する前記処理をスキップして実行要求されたアプリケーションを実行するアプリ実行部を有する請求項2~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. ユーザーが操作する機器からアプリケーションの実行要求を受け付けた場合であって、前記ユーザーに対応付けて、前記アプリケーションが使用する前記第一の外部サービスシステムとの連携が不要と設定されている場合、
    前記第一の外部サービスシステムを使用する前記処理をスキップして実行要求されたアプリケーションを実行するアプリ実行部を有する請求項3に記載の情報処理システム。
  7. ユーザーが操作する機器からアプリケーションの実行要求を受け付けた場合であって、前記ユーザーに対応付けて、前記アプリケーションが使用する前記第二の外部サービスシステムとの連携が不要と設定されている場合、
    前記第二の外部サービスシステムを使用する前記処理をスキップして実行要求されたアプリケーションを実行するアプリ実行部を有する請求項4に記載の情報処理システム。
  8. 外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムが行う設定方法であって、
    前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供するステップと、
    前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるステップと、
    を有する設定方法。
  9. 外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムを、
    前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供する画面提供部と、
    前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるサービス連携要否設定部、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 外部サービスシステムと連携して処理を実行するアプリケーションに関する設定を受け付ける情報処理システムと、前記アプリケーションの実行を前記情報処理システムに要求する機器と、を有するサービス提供システムであって、
    前記情報処理システムは、
    前記アプリケーションの実行時に前記処理が使用する外部サービスシステムとの連携要否を設定するための第一の設定画面を端末装置に提供する画面提供部と、
    前記第一の設定画面に対しユーザーにより設定された前記外部サービスシステムとの連携要否の設定を受け付けるサービス連携要否設定部と、を有し、
    前記機器は、
    前記アプリケーションの実行を前記情報処理システムに要求するサービス提供システム。
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