JP2022127313A - サービス提供システム、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】外部ストレージサービスに保存してあるファイルの識別子をユーザに提供できるサービス提供システムを提供すること。【解決手段】外部ストレージサービスとネットワークを介して通信する情報処理システムを有するサービス提供システムであって、端末装置から受信した認証情報に基づいて端末装置のユーザを認証する認証部と、認証部に認証されたユーザに対応付けて前記外部ストレージサービスに保存されているファイルに識別子を付与する識別子付与部と、識別子を端末装置に送信する第一通信部と、を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、サービス提供システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
クラウドで提供される外部ストレージサービスと連携することにより、ネットワークに接続された画像形成装置がスキャンした文書や画像を外部ストレージサービスへ保存するサービス提供システムが知られている。サービス提供システムは、画像データにOCR(Optical Character Recognition/Reader)を行ったり、メール送信したりする機能を組み合わせたアプリケーションを提供することも可能である。このような機能を実現するアプリケーションは、ワークフローアプリケーションと呼ばれており、自由度と機能性の高いサービスが提供可能である。
外部サービスに保存されたファイルをユーザが特定する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ユーザが選択した外部サービス内で最近使用されたフォルダ又は場所をユーザに提示する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、外部ストレージサービスに保存してあるファイルの識別子をユーザに提供することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、外部ストレージサービスに保存してあるファイルの識別子をユーザに提供できるサービス提供システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、外部ストレージサービスとネットワークを介して通信する情報処理システムを有するサービス提供システムであって、端末装置から受信した認証情報に基づいて前記端末装置のユーザを認証する認証部と、前記認証部に認証された前記ユーザに対応付けて前記外部ストレージサービスに保存されているファイルに識別子を付与する識別子付与部と、前記識別子を前記端末装置に送信する第一通信部と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、外部ストレージサービスに保存してあるファイルの識別子をユーザに提供できるサービス提供システムを提供することができる。
本発明の実施形態におけるサービス提供システムの構成例を示す図である。 電子機器(画像形成装置)のハードウェア構成の一例である。 情報処理システム、端末装置のハードウェア構成の一例である。 サービス提供システムの機能構成を示す図の一例である。 ファイル情報記憶部に保存するファイル情報の一例を示す図である。 ファイルに識別子を付与して端末装置に表示する処理の一例を示すシーケンス図である。 ユーザが登録している外部ストレージサービスごとの認証情報の一例を示す図である。 ファイル情報を端末装置に表示する画面の一例を示す図である。 ファイルの識別子を用いてクラウドストレージに保存されたファイルを特定し、ファイルの印刷を実行する処理の一例を示すシーケンス図である。 画像形成装置に表示されるワークフローアプリケーション選択画面の一例である。 画像形成装置に表示される簡単ID印刷アプリケーションの画面の一例である。 図9の処理の変形例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る本実施形態に係るサービス提供システムの一例の構成図について説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成例>
図1は、サービス提供システムの構成例を示す図である。図1のサービス提供システム1では、電子機器20及び端末装置30が、インターネットなどのネットワーク2及びFW(Firewall)3を介して情報処理システム10と接続されている。ユーザは、ネットワークに接続された電子機器20又は端末装置30を利用して、印刷、スキャン、文書のアップロードなどの様々アプリケーション(以降、アプリとも呼ぶ)、またはサービスを利用することができる。ユーザのアカウントは、クラウド側(ネットワーク側)で一元的に管理されており、利用可能な電子機器20やサービスも管理される。ユーザや管理者は、サービスの利用や管理業務などの目的で、電子機器20や端末装置30からログインする際に、ユーザの認証が必要となる。また、アプリの実行時にも、各ユーザが利用しているクラウドストレージなどの外部ストレージサービスにアクセスするための認証処理を行う必要がある。
本実施形態の情報処理システム10は、電子機器20又は端末装置30からの要求に応じて、印刷、スキャン、文書のアップロードなどを組み合わせたワークフローアプリケーションの実行を制御する。
本実施形態の情報処理システム10は、ユーザがアクセス可能である直近に作成または更新された外部ストレージサービスのファイルに対して識別子を付与し、付与した識別子を端末装置30の操作画面に表示させることができる。また、ユーザは、電子機器20の操作画面で、識別子を用いて印刷するファイルを指定することができる。
情報処理システム10は、1台の情報処理装置4で実現してもよいし、複数台の情報処理装置4に分散して実現してもよい。例えば、サービスごとにサービスを提供する情報処理装置4が存在してもよいし、1台の情報処理装置4が複数のサービスを提供してもよいし、複数の情報処理装置4で1つのサービスを提供してもよい。
また、情報処理システム10は、クラウドコンピューティングに対応していてよい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。クラウドコンピューティングに対応した情報処理システム10をクラウドシステムという場合がある。情報処理システム10は、インターネット上にあってもオンプレミスにあってもよい。
また、情報処理システム10は、電子機器20または端末装置30に表示させるWebページの画面情報を作成し、これらを送信する。画面情報は、HTML、XML、CSS(Cascade Style Sheet)、及びJavaScript(登録商標)等により作成される。WebページはWebアプリにより提供されてよい。Webアプリとは、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、Webブラウザ上で実行されるソフトウェア又はその仕組みを言う。Webアプリは、Webページを動的に変更することもできる。
電子機器20は、例えば画像形成装置であるが、画像形成装置にはレーザプリンタ、MFP(Multi-function Peripheral/Product/Printer)なども含まれる。また、電子機器20としては電子黒板(IWB、Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)も挙げられる。この他、電子機器20は、例えば、プロジェクタ、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPC又はデスクトップPC等であってもよい。
端末装置30は、管理者またはユーザがアプリに関する情報を閲覧したり、各種の設定を情報処理システム10に行ったりするために使用される。本実施形態では、端末装置30は上記のファイルの識別子を表示する。端末装置30は、管理者及びユーザが利用するスマートフォンや携帯電話、タブレットPC、デスクトップPC、ノートPC、等の情報処理装置である。端末装置30には、Webブラウザなどの画面表示機能を有するプログラムが搭載されている。このプログラムは情報処理システム10から受信した画面情報を画面として表示する機能を有していればよく、Webブラウザに限定されず、情報処理システム10に専用のプログラムであってもよい。
<ハードウェア構成>
図2は、電子機器20の一例である画像形成装置(MFP9)のハードウェア構成図である。図2に示されるように、MFP9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。また、操作パネル940は、ユーザからの入力を受け付けるパネル表示部940a、並びに、ユーザによる入力を受け付けるテンキー940bを備えている。これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDDコントローラ908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
図3は、情報処理システム10と端末装置30の一例であるPC(サーバ)5のハードウェア構成図である。図3に示されるように、PC(サーバ)5はコンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、HD(Hard Disk)504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、バスライン510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、サービス提供システム1及び端末装置30全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、又は各種指示などの入力に使用される複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWドライブ514は、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
<機能について>
次に、本実施形態に係るサービス提供システム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。この図4は、本実施形態に係るサービス提供システム1の機能構成の一例を示す図である。
情報処理システム10は、第一通信部40、認証部41、アプリ実行部42、ファイル情報記憶部43、識別子付与部44、サービス処理部50、アプリ情報記憶部55、ドキュメントサービス部60を、及びストレージサービス連携部70を有する。これら各機能部は、情報処理システム10にインストールされた1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
第一通信部40は、電子機器20、端末装置30、及び外部ストレージサービス80との間で各種の情報を送受信する。認証部41は、情報処理システム10へのログイン要求を受け付けて、受信した認証情報に基づいてユーザ認証を実行し、結果を通知する。また、認証部41は、ユーザがクラウド側のサービスにアクセスするための認証情報の管理も行う。アプリ実行部42は、ロジック処理部52からの要求に応じて、アプリの情報を取得し、また、指定されたアプリを実行する。ファイル情報記憶部43は、アプリ実行部42からの要求に応じて、識別子で指定されたファイルの情報を保存する。ファイル情報記憶部43について図5を参照して説明する。
図5は、ファイル情報記憶部43に保存するファイル情報の一例を示す図である。図に示すように、ファイル情報として、ユーザ識別子(ID)、「識別子付与部が付与したファイルの識別子(ID)」、「外部ストレージサービスがファイルを判別する識別子(ID)」、ファイル名、及び「外部ストレージサービスのサービス名とその識別子(ID)」が保存される。なお、IDはIdentificationの略である。補足すると、ユーザ識別子は、情報処理システム10においてユーザを識別する識別情報である。「識別子付与部が付与したファイルの識別子(ID)」は外部ストレージサービス80においてログインユーザーがアクセスできるファイルに付与された、情報処理システム10内で一意の識別子である。「外部ストレージシステムがファイルを判別する識別子(ID)」は、各外部ストレージサービス80において一意の識別子である。ファイル名は、各外部ストレージサービス80に保存されたファイルの名称である。「外部ストレージサービスのサービス名及び識別子(ID)」は外部ストレージサービス80の一般的な呼称である。識別子(ID)は情報処理システム10が外部ストレージサービス80に付与した識別子である。
図4に戻って説明する。サービス処理部50は、アプリ管理部51、ロジック処理部52、データI/F部53、及び直近ファイル一覧表示部54を有する。
アプリ管理部51は、ロジック処理部52やアプリ実行部42などからの要求に応じて、アプリの情報をアプリ情報記憶部55から取得してロジック処理部52やアプリ実行部42などに送信する。
アプリ情報記憶部55は、アプリの情報として、アプリ毎に割り当てられた識別子(ID)と各アプリ情報として、画面定義と処理内容で構成される情報を保存する。画面定義は、アプリの画面を構成するデータ定義とレイアウト情報を有する。電子機器20や端末装置30のWebブラウザ21、31は、受信したHTML形式の画面定義に基づいて画面を生成する。処理内容は、アプリが実行する処理内容に関する情報が含まれており、アプリ実行部42は、処理内容に基づいて、ドキュメントサービス部60やストレージサービス連携部70に処理の実行を要求する。また、各アプリの情報は、そのアプリを利用可能なユーザのユーザ識別子(ID)、及びそのアプリが連携する外部ストレージサービス80の識別子(ID)の情報も含む。
ロジック処理部52は、電子機器20や端末装置30のWebブラウザ21、31からの要求に応じて、アプリ管理部51やアプリ実行部42に、アプリ情報の要求、またはアプリの実行の要求を行う。
データI/F部53は、電子機器20や端末装置30のWebブラウザ21、31からの要求に応じて、ストレージサービス連携部70のデータ処理部72に対して、ファイル一覧の取得などの要求を行う。
直近ファイル一覧表示部54は、ファイル情報記憶部43に保存されている直近に作成または更新されたファイルの一覧を表示させるための画面を生成する。
識別子付与部44は、直近ファイル情報処理部73で取得したファイルに対して、識別子を付与する。付与された識別子を含むファイルの情報は、ファイル情報記憶部43に保存される。
ドキュメントサービス部60は、サービスを実現するための1つ以上のプログラム(モジュール)群である。ドキュメントサービス部60は、OCR処理部61、及び、印刷変換処理部62などを有し、OCR処理部61はOCRサービスを、印刷変換処理部62はファイルを印刷形式に変換するサービスをそれぞれ提供する。ドキュメントサービス部60は、この他、翻訳部やPDF作成などを有していてよい。
ストレージサービス連携部70は、ファイル処理部71、データ処理部72、及び直近ファイル情報処理部73を有し、ロジック処理部52及びデータI/F部53からの要求に応じて、外部ストレージサービス80に対して、各処理の実行を要求する。ファイル処理部71は、外部ストレージサービス80に保存されているファイルに対する操作を行うためのAPI(Application Programming Interface)が定義された共通I/F、固有I/Fを含む。データ処理部72は、外部ストレージサービス80に保存されているファイルの文書情報等のメタデータを取得するためのAPIが定義された共通I/F、固有I/Fを含む。直近ファイル情報処理部73は、外部ストレージサービス80に保存されているファイルの内、直近に作成または更新されたファイルを取得するためのAPIが定義された共有I/F、固有I/Fを含む。過去何時間分のファイルを取得するかの情報は、ロジック処理部52から受け取ってもよいし、固定値でもよい。ユーザ又は管理者が電子機器20又は端末装置30から設定できてもよい。ここで取得されたファイル情報は、識別子付与部44に送信される。
電子機器20は、Webブラウザ21により実現される、第二通信部22と、操作受付部23と、表示制御部24を有する。Webブラウザ21は、情報処理システム10から画面情報をダウンロードする。各機能部は、ダウンロードされた画面情報に含まれる1以上のプログラムに含まれる命令をCPU901が実行することで実現される機能又は手段である。なお、Webブラウザ21でなくネイティブアプリで第二通信部22と、操作受付部23と、表示制御部24が実現されてもよい。
第二通信部22は、情報処理システム10との間でアプリに関する情報などを送受信する。操作受付部23は、パネル表示部940aに表示された各種画面におけるユーザの各種操作を受け付ける。なお、画面情報のうち主にHTMLによりWebページの構造が特定され、スクリプト言語によりWebページの動作が規定され、CSSによりWebページのスタイルが特定される。表示制御部24は、各種の画面の画面情報を解釈してパネル表示部940aに表示する。
端末装置30は、Webブラウザ31により実現される、第三通信部32と、操作受付部33と、表示制御部34とを有する。Webブラウザ31は、情報処理システム10から画面情報をダウンロードする。各機能部は、ダウンロードされた画面情報に含まれる1以上のプログラムに含まれる命令をCPU501が実行することで実現される機能又は手段である。
第三通信部32は、情報処理システム10との間でアプリに関する情報などを送受信する。操作受付部33は、ディスプレイ506に表示された各種画面におけるユーザの各種操作を受け付ける。表示制御部34は、各種の画面の画面情報を解釈してディスプレイ506に表示する。なお、Webブラウザ31でなくネイティブアプリで第三通信部32と、操作受付部33と、表示制御部34が実現されてもよい。
<処理の流れ>
図6は、情報処理システム10が、直近に作成または更新されたファイルに識別子を付与し、端末装置30に付与した識別子の一覧を表示する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、図6に示す処理について説明する。
S1:ユーザは、端末装置30にログインIDとパスワードを入力する。端末装置30の操作受付部33は、これらを受け付ける。
S2:端末装置30の第三通信部32は、入力されたログインIDとパスワードを含む認証要求メッセージを認証部41に送信する。
S3:情報処理システム10の第一通信部40は認証要求メッセージを受信し、認証部41は、ログイン要求メッセージに含まれるログインIDとパスワードを用いて認証処理を実行する。ここでは、認証が成功するとし、認証部41は、端末装置30に認証成功通知を送信する。
S4:端末装置30の第三通信部32は、情報処理システム10のサービス処理部50のロジック処理部52に、直近に作成または更新されたファイルの一覧を要求する。
S5:情報処理システム10の第一通信部40はファイルの一覧要求を受信し、ロジック処理部52は、アプリ管理部51に、端末装置30から受信した要求に対する処理内容を要求するメッセージを送付する。処理内容は、ファイルの一覧の処理に必要な処理(例えば、以下のシーケンスの流れ)である。
S6:アプリ管理部51は、ロジック処理部52に、要求された処理内容を送信する。
S7:ロジック処理部52は、認証部41に、アプリで使用している外部ストレージサービス80と連携するためのクラウドサービス情報(アクセストークン)を要求するメッセージを送付する。メッセージには、ユーザが登録している外部ストレージサービス80の識別子とユーザを認証するためのCookieが含まれる。ユーザは事前に各々の外部ストレージサービス80にログインしており、Cookieには外部ストレージサービス80におけるユーザID等が含まれる。ロジック処理部52はWebブラウザ31からユーザのCookieを入手している。
S8:認証部41は、受信したメッセージの情報を元に、ユーザと外部ストレージサービス80に関連したアクセストークンをクラウドサービス情報として送信する。
図7は、ユーザが登録している外部ストレージサービス80ごとの認証情報の一例を示す図である。図に示すように、ユーザ毎に、利用している外部ストレージサービス80とその外部ストレージサービス80にアクセスするための認証情報(アクセストークン)が登録されている。認証部41は、Cookieに含まれるユーザIDと、外部ストレージサービス80に対応付けられている認証情報(アクセストークン)をロジック処理部52に返す。
S9:ロジック処理部52は、認証情報(アクセストークン)を指定して、直近ファイル情報処理部73に、ユーザがアクセス可能である直近に作成または更新されたファイルの外部ストレージサービス80からの取得と、それらのファイルに対する識別子の付与を要求するメッセージを送信する。アクセス可能とは、ユーザが閲覧、編集、又は削除する権限を有するファイルである。簡単には、ユーザに対応付けられてるファイルである。例えば、ファイルのオーナーとユーザが同じである場合、ファイルが共有ファイルである場合、などがある。「直近に作成または更新された」とは、ファイルが有する編集時刻が、所定の時間内に作成または更新されていることをいう。
S10:直近ファイル情報処理部73は、要求を受け取るとロジック処理部52を介して認証部41から受け取ったアクセストークンを利用して、ユーザが利用している全ての外部ストレージサービス80に対して、要求されたファイルの情報の取得を要求する。ファイルの情報は、例えば、ファイル名、ファイルの識別子、更新時刻、ファイル編集者、及び、ファイルサイズ等である。なお、直近ファイル情報処理部73は、ファイルの情報でなくファイル自体を取得するようにしても良い。
S11:外部ストレージサービス80は、要求されたファイルの情報を直近ファイル情報処理部73に送信する。
S12:直近ファイル情報処理部73は、識別子付与部44に、取得した各々のファイルの情報と共に、識別子を付与することを要求するメッセージを送付する。
S13:識別子付与部44は、取得したファイルの情報に基づいて、各ファイルに情報処理システム10において一意となる識別子付与する。
S14:識別子付与部44は、ファイル情報記憶部43に、今回取得したファイルに対する図5に示すファイル情報の保存を要求するメッセージを送信する。
S15:ファイル情報記憶部43は、受信した要求に基づいて、ファイル情報を保存し、直近ファイル情報処理部73に、処理結果として、保存したファイル情報を送信する。
S16:直近ファイル情報処理部73は、ロジック処理部52に、受信したファイル情報を送信する。
S17:ロジック処理部52は、第一通信部40を介して、端末装置30に、受信したファイル情報を送信する。あるいは、直近ファイル一覧表示部54が生成したファイルの一覧を表示させるための画面情報を送付してもよい。
端末装置30の第三通信部32はファイル情報を受信し、表示制御部34がファイル情報を表示する。
図8は、ファイル情報を端末装置30に表示する画面の一例を示す。図8の最下部にある「最近編集したドキュメント一覧」に、2つのファイルのファイル情報が表示されている。「サービス」101は外部ストレージサービス80の名称、「ファイル名」102はファイルの名称、「編集者」103は直近に編集を行ったユーザ名、「id」104は識別子付与部44により付与された識別子を示す。
ユーザは、電子機器20(画像形成装置)の操作画面からアプリ(外部ストレージサービス80に保存されたファイルを印刷するアプリなど)を実行する際に、ファイルの識別子である「id」104の値を用いてファイルを指定することが可能となる。
上述のように、本発明の実施の形態によれば、情報処理システム10は、ユーザがアクセス可能である直近に作成または更新された、外部ストレージサービス80のファイルに対して識別子を付与し、端末装置30に、付与された識別子を表示させることができる。
続いて、図9を用いてファイルの印刷までの処理を説明する。図9は、ユーザが電子機器20(画像形成装置)の操作画面から入力した識別子を用いて、情報処理システム10が、外部ストレージサービス80に保存されたファイルを特定し、ファイルの印刷を実行する処理の一例を示すシーケンス図である。
S21:ユーザは、電子機器20(画像形成装置)にログインIDとパスワードを入力する。電子機器20の操作受付部23はこれらを受け付ける。
S22:電子機器20の第二通信部22は、入力されたログインIDとパスワードを含む認証要求メッセージを認証部41に送信する。
S23:情報処理システム10の第一通信部40は認証要求メッセージを受信し、認証部41は、受信した認証要求メッセージに含まれるログインIDとパスワードを用いて認証処理を実行する。ここでは、認証が成功するとし、認証部41は、電子機器20に認証成功通知を送信する。
S24:電子機器20の第二通信部22は認証成功通知を受信し、情報処理システム10のサービス処理部50のロジック処理部52に、ユーザが実行できるアプリケーション(またはワークフローアプリケーション、または単にアプリとも呼ぶ)の一覧の表示を要求するメッセージを送信する。
S25:情報処理システム10の第一通信部40は一覧の表示を要求するメッセージを受信し、ロジック処理部52は、受信した要求をアプリ管理部51に送信する。
S26:アプリ管理部51は、ユーザが実行できるアプリの一覧をアプリ情報記憶部55から取得して、取得したアプリ一覧の情報をロジック処理部52に送信する。情報処理システム10にはユーザIDに対応付けて使用権限があるアプリが登録されている。
S27:ロジック処理部52は、受信したアプリ一覧の情報を電子機器20に送信する。
S28:電子機器20の第二通信部22はアプリ一覧の情報を受信し、電子機器20の表示制御部24は、受信した情報を元に、ユーザが実行できるアプリの一覧をパネル表示部940aに表示する。
図10は、画像形成装置(電子機器20)に表示されるワークフローアプリケーションの選択画面の一例を示す。この例では、「Print with ID」111と表示されている簡単ID印刷アプリと「Scan to mail」112と表示されているメール送信アプリの2種類のアプリが表示されている。簡単ID印刷アプリは、ユーザが識別子を入力すると、識別子で特定されるファイルを電子機器20が印刷するアプリである。メール送信アプリは電子機器20が原稿をスキャンして生成した画像データを情報処理システム10が電子メールで宛先に送信するアプリである。
S29:図9に戻って説明する。ユーザが簡単ID印刷アプリを選択する。電子機器20の操作受付部23は選択を受け付ける。
S30:電子機器20の第二通信部22は、情報処理システム10に、簡単ID印刷アプリの情報を要求するメッセージを送信する。要求メッセージには、アプリを識別するIDが含まれている。
S31:情報処理システム10の第一通信部40は簡単ID印刷アプリの情報要求を受信し、ロジック処理部52は、受信した要求メッセージをアプリ実行部42に送信する。
S32:アプリ実行部42は、簡単ID印刷アプリを実行する際に必要となるアプリ情報(画面定義、処理内容)、及び、ユーザがアクセスする外部ストレージサービス80の識別子(ID)をアプリ管理部51に要求するメッセージを送信する。メッセージは、アプリが簡単ID印刷アプリであることを指定する識別子(ID)を含む。
S33:アプリ管理部51は、要求されたアプリ情報と外部ストレージサービス80の識別子(ID)をアプリ情報記憶部55から取得し、取得した情報をアプリ実行部42に送信する。
S34:アプリ実行部42は、簡単ID印刷アプリが連携する外部ストレージサービス80の識別子(ID)とユーザの認証情報(Cookie)を認証部41に送信して、外部ストレージサービス80にアクセスするために必要な認証情報であるクラウドサービス情報(アクセストークン)を要求する。
S35:認証部41は、受信した情報を元に、アプリ実行部42がユーザの権限で外部ストレージサービス80にアクセスするために必要なアクセストークンをアプリ実行部42に送信する。ここで、認証部41は、各々のユーザに対して、外部ストレージサービスの種類毎に異なる値のアクセストークンを発行する。
S36:アプリ実行部42は、簡単ID印刷アプリを実行するためのアプリ情報(画面定義、処理内容)をロジック処理部52に送信する。
S37:ロジック処理部52は、第一通信部40を介して、受信したアプリ情報を電子機器20に送信する。
S38:電子機器20の第二通信部22はアプリ情報を受信し、表示制御部24は、受信したアプリ情報を元に、簡単ID印刷アプリの実行画面をWebブラウザ21に表示する。
図11は、画像形成装置(電子機器20)に表示される簡単ID印刷アプリの実行画面の一例である。図で示す「Id」121は、ファイルの識別子(ID)を入力する欄である。このファイルの識別子は、図6のシーケンスのS17で端末装置30に表示された、直近に作成または編集されたファイルを指定する識別子である。
S39:ユーザは、簡単ID印刷アプリの実行画面に、図8の「id」104(ファイルの識別子(ID))を入力することで、印刷するファイルを指定して、印刷を要求する。操作受付部23はファイルの識別子(ID)の入力を受け付ける。
S40:電子機器20の第二通信部22は、情報処理システム10に、ファイルの識別子を含む印刷を要求するメッセージを送信する。
S41:情報処理システム10の第一通信部40は印刷要求を受信し、ロジック処理部52は、アプリ実行部42に、受信した要求メッセージを送信する。
S42:アプリ実行部42は、ファイル情報処理部63に、受信した要求メッセージに含まれるファイルの識別子に対応するファイルの情報(外部ストレージサービス80におけるファイルの識別子など)を要求するメッセージを送信する。
S43:ファイル情報処理部63は、保存しているファイル情報から、受信したファイルの識別子に対応するファイル情報を取得し、そのファイル情報をアプリ実行部42に送信する。
S44:アプリ実行部42は、受信したファイル情報に含まれる外部ストレージサービス80がファイルを判別する識別子(ID)とS35で認証部41から取得したアクセストークンをストレージサービス連携部70に送信して、該当するファイルを要求する。
S45:ストレージサービス連携部70は、受信した情報を用いて、外部ストレージサービス80からファイルを取得して、取得したファイルをアプリ実行部42に送信する。あるいは、図6のS10で該当するファイルを既に外部ストレージサービスから取得しているならば、そのファイルを用いても良い。
S46:アプリ実行部42は、ファイルをロジック処理部52に送信する。
S47:ロジック処理部52は第一通信部40を介して、受信したファイルを電子機器20に送信する。
S48:電子機器20は第二通信部22を介してファイルを受信すると、印刷を実行する。
上述のように、本発明の実施の形態によれば、情報処理システム10は、ユーザが識別子により指定した外部ストレージサービス80に保存されたファイルを特定し、そのファイルを外部ストレージサービス80から取得して、印刷を実行することが可能である。
<変形例>
本実施形態の変形例として、図9のS38で示したファイルの識別子(ID)を入力する画面において、ユーザが、図6による処理で情報処理システム10が付与したファイルの識別子(ID)の一覧を画像形成装置(電子機器20)に表示することを要求する処理の一例について説明する。
図12は、本実施形態の変形例として、前述の実施形態の処理との差分の処理のみを示すシーケンス図である。本変形例では、まず本実施形態の図6における全ての処理と図9におけるS1からS38まで処理が同様に実行される。ここで、S38において、簡単ID印刷アプリの画面に、ユーザがファイルの識別子(ID)の一覧を表示することを要求する識別子一覧要求ボタンが追加される。以下、S38の後に、本変形例で追加される処理について説明する。
S50:ユーザが識別子一覧要求ボタンを押下することで、直近に作成または修正されたファイルに付与された識別子に関する情報を要求する。この要求を直近ファイル情報要求と呼ぶ。直近ファイル情報要求は、ユーザの識別子(ID)を含む。
S51:電子機器20の第二通信部22は、直近ファイル情報要求をロジック処理部52に送信する。
S52:情報処理システム10の第一通信部40は、直近ファイル情報要求を受信し、ロジック処理部52は、直近ファイル情報要求をアプリ実行部42に送信する。
S53:アプリ実行部42は、受信した直近ファイル情報要求をファイル情報記憶部43に送信する。
S54:ファイル情報記憶部43は、直近ファイル情報要求を受信すると、図6のS14で保存したユーザのファイル情報をアプリ実行部42に送信する。
S55:アプリ実行部42は、受信したファイル情報をロジック処理部52に送信する。
S56:ロジック処理部52は、第一通信部40を介して、受信したファイル情報を電子機器20に送信する。あるいは、直近ファイル一覧表示部54が生成したファイルの一覧を表示させるための画面の情報を送付してもよい。
S57:電子機器20の第二通信部22は、ファイル情報を受信し、表示制御部24が、直近に作成または修正されたファイル情報(ファイル識別子、ファイル名、更新時刻、ファイル編集者、ファイルサイズ等などを含む)の一覧を受信した情報を元に、ファイルの識別子(図5の識別子付与部が付与したファイルの識別子)を表示する。すなわち、表示制御部24は、簡単ID印刷アプリの実行画面にファイルの識別子を表示する。ユーザは、表示されたファイルの一覧から、印刷するファイルを選択し、そのファイルの識別子(ID)を指定して印刷の要求を行う。以降の処理は、前述した図9のS39以降と同様である。
上述のように、本発明の実施の形態の変形例によれば、画像形成装置(電子機器20)に表示された直近に作成または更新されたファイル情報の一覧から、ユーザが印刷するファイルを選択し、そのファイルの識別子(ID)を指定することにより、外部ストレージサービスに保存されたファイルを特定し、印刷を実行することが可能である。
以上、本発明を実施するための幾つかの形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図4の機能ブロック図の構成例は、情報処理システム10、電子機器20、及び端末装置30による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。情報処理システム10、電子機器20、及び端末装置30の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。ある実施形態では、サービス提供システムは、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。
1 サービス提供システム
10 情報処理システム
20 電子機器
30 端末装置
41 認証部
42 アプリ実行部
43 ファイル情報記憶部
44 識別子付与部
50 サービス処理部
51 アプリ管理部
52 ロジック処理部
54 直近ファイル一覧表示部
60 ドキュメントサービス部
70 ストレージサービス連携部
73 直近ファイル情報処理部
80 外部ストレージサービス
特許6199873号公報

Claims (9)

  1. 外部ストレージサービスとネットワークを介して通信する情報処理システムを有するサービス提供システムであって、
    端末装置から受信した認証情報に基づいて前記端末装置のユーザを認証する認証部と、
    前記認証部に認証された前記ユーザに対応付けて前記外部ストレージサービスに保存されているファイルに識別子を付与する識別子付与部と、
    前記識別子を前記端末装置に送信する第一通信部と、
    を有するサービス提供システム。
  2. 前記識別子付与部は、前記ファイルが有する編集時刻が、所定の時間内に作成または更新されている前記ファイルのみに前記識別子を付与する請求項1に記載のサービス提供システム。
  3. ネットワークを介して前記情報処理システムからアプリケーションの操作画面の画面情報を受信する第二通信部と、
    前記操作画面に対する前記識別子の入力を受け付ける操作受付部と、を有する電子機器を有し、
    前記第二通信部は、前記識別子を前記情報処理システムに送信し、
    前記情報処理システムは、
    前記識別子で特定される前記ファイルを前記外部ストレージサービスから取得するサービス連携部を有する請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記第二通信部は前記ファイルを前記情報処理システムから受信し、印刷する請求項3に記載のサービス提供システム。
  5. 前記電子機器は、前記情報処理システムから前記識別子を受信し、操作パネルに表示することを特徴とする、請求項4に記載のサービス提供システム。
  6. 前記電子機器は、前記識別子の入力を受け付ける、前記アプリケーションの操作画面に前記識別子を表示する請求項5に記載のサービス提供システム。
  7. 前記識別子と、前記識別子に対応する前記ファイルが保存されている外部ストレージサービスで前記ファイルを特定するために用いられている識別子とを対応づけて管理するファイル情報記憶部を有することを特徴とする、
    請求項1乃至6のいずれかに記載のサービス提供システム。
  8. 外部ストレージサービスとネットワークを介して通信する情報処理システムを有するサービス提供システムが行う情報処理方法であって、
    前記情報処理システムは、
    端末装置から受信した認証情報に基づいて前記端末装置のユーザを認証するステップと、
    前記認証するステップで認証された前記ユーザに対応付けて前記外部ストレージサービスに保存されているファイルに識別子を付与するステップと、
    前記識別子を前記端末装置に送信するステップと、
    を有する情報処理方法。
  9. 外部ストレージサービスとネットワークを介して通信する情報処理システムに
    端末装置から受信した認証情報に基づいて前記端末装置のユーザを認証するステップと、
    前記認証するステップで認証された前記ユーザに対応付けて前記外部ストレージサービスに保存されているファイルに識別子を付与するステップと、
    前記識別子を前記端末装置に送信するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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