JP2023087992A - サーバ装置、方法及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】動画を配信する意欲をさらに向上させるために適したサーバ装置などを提供する。【解決手段】実施形態に係るサーバ装置は、少なくとも一つのプロセッサを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、それぞれ価値が異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いにより実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶し、前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択し、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与するための処理をするように構成される。【選択図】図５

Description

特許法第３０条第２項適用申請有り １．公開１ （１）ウェブサイトの掲載日：令和３年７月８日 （２）ウェブサイトのアドレス： （２）ウェブサイトのアドレス ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｍｉｌｄｏｍ．ｃｏｍ／ ｈｔｔｐｓ：／／ｐｌａｙ．ｇｏｏｇｌｅ．ｃｏｍ／ｓｔｏｒｅ／ａｐｐｓ／ｄｅｔａｉｌｓ？ｉｄ＝ｃｏｍ．ｍｉｌｄｏｍ．ａｎｄｒｏｉｄ＆ｈｌ＝ｊａ ｈｔｔｐｓ：／／ａｐｐｓ．ａｐｐｌｅ．ｃｏｍ／ｊｐ／ａｐｐ／ｍｉｌｄｏｍ－ミルダム－ゲームライブ配信／ｉｄ１４８０８０９１７１ ｈｔｔｐｓ：／／ａｃｔｉｖｉｔｙ．ｍｉｌｄｏｍ．ｃｏｍ／ａｃｔｉｖｉｔｙ＿ｍｏｄｕｌｅ／ｖｉｅｗｓ／？ｓｅｒｉｅｓ＿ｉｄ＝１１９３＆ｗｅｅｋ＝１＆ｃｈｅｃｋ＿ｉｄ＝ｂ０９９ａｂｅｄｆ９９１ｄｅ３０ｄａｄ３９２ａｂ５４７６ｅａ５１ ｈｔｔｐｓ：／／ｓｕｐｐｏｒｔ．ｍｉｌｄｏｍ．ｃｏｍ／ｈｃ／ｊａ／ａｒｔｉｃｌｅｓ／４４０３３６８０１１６７３－－Ｍｉｌｄｏｍ％Ｅ９％８０％９Ａ％Ｅ４％ＢＦ％Ａ１－２０２１％Ｅ５％Ｂ９％Ｂ４７％Ｅ６％９Ｃ％８８％Ｅ５％８Ｆ％Ｂ７ （３）公開者：株式会社ＤｏｕＹｕ Ｊａｐａｎ （４）公開された発明の内容：株式会社ＤｏｕＹｕ Ｊａｐａｎが、上記アドレスのウェブサイトで公開されているＧｏｏＧｌｅ Ｐｌａｙ、Ａｐｐｌｅ Ｓｔｏｒｅ、及び株式会社ＤｏｕＹｕ Ｊａｐａｎのウェブサイト（Ｍｉｌｄｏｍ（ミルダム））にて、若狭 秀明、及びフー ルイフォンが発明したサーバ装置、方法及びプログラムについて公開した。

本発明は、動画配信に適したサーバ装置、方法及びプログラムに関する。

動画を配信する複数の配信ユーザが動画をアップロードし、複数の視聴ユーザにアップロードされた動画を配信する配信サイトが知られている。このような配信サイトにおいては、視聴ユーザが配信ユーザを応援して動画を配信する意欲を向上させられることが望ましい。例えば、特許文献１は、配信ユーザ及び視聴ユーザが動画配信に関与する意欲を向上させる動画配信装置等を開示する。

特開２０２１－１７４４２２号公報

本実施形態は、上述した背景からなされたものであり、動画を配信する意欲をさらに向上させるために適したサーバ装置などを提供することを目的とする。

上記に記載された課題を解決するために、実施形態に係るサーバ装置は、少なくとも一つのプロセッサを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、それぞれ価値の異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いに応じて実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶し、前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択し、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与するための処理をするように構成される。

また、実施形態に係る方法は、少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも一つのプロセッサが所定の指示命令を実行することによりなされる方法であって、それぞれ価値が異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いにより実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶する段階と、前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択する段階と、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与する段階とを含む。

また、実施形態に係るプログラムは、少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータを、それぞれ価値が異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いにより実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶し、前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択し、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与するための処理を行うように構成されたプロセッサとして機能させる。

本実施形態によれば、動画を配信する意欲をさらに向上させるために適したサーバ装置などを提供できる。

図１は、実施形態に係るシステム１の構成を示す図である。 図２は、図１に示した端末装置１００の構成を例示する図である。 図３は、図１に示した動画配信サーバ２００の構成を例示する図である。 図４Ａは、実施形態に係るランダムギフト機能の処理の実現のために動画配信サーバ２００のメモリ２１１に記憶されるランダムギフト管理テーブルを例示する図である。 図４Ｂは、実施形態に係るランダムギフト機能の処理の実現のために動画配信サーバ２００のメモリ２１１に記憶される配信ユーザランクテーブルを示す図である。 図５は、図１に示したシステム１においてランダムギフトのサービスが行われるときに配信ユーザ端末装置１００－１、視聴ユーザ端末装置１００－２及び動画配信サーバ２００の間で行われる処理を示す通信シーケンス図である。 図６Ａは、図１～図３に示したシステム１の各装置のランダムギフトに関する処理を示す第１の図である。 図６Ｂは、図１～図３に示したシステム１の各装置のランダムギフトに関する処理を示す第２の図である。 図６Ｃは、図１～図３に示したシステム１の各装置のランダムギフトに関する処理を示す第３の図である。 図７Ａは、図１及び図２に示した視聴ユーザ端末装置１００－２を用いる配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像を例示する図である。 図７Ｂは、図７Ａに示した配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像に含まれるメニューの内容を例示する図である。 図７Ｃは、図１及び図２に示した視聴ユーザ端末装置１００－２に表示されるギフトボックスの画像を例示する図である。

以下、本開示の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下、図面において実質的に同じ構成要素、処理及び情報には同じ符号及び名称が付される。また、図面において構成要素及びデータの数及び種類は例示的に示され、適宜、増減されたり変更されたりしうる。また、装置における処理及び装置の間における通信の数及び順番は例示的に示され、適宜、変更されうる。

また、図示の都合上、図面において、「情報」など、構成要素の名称の一部が適宜、省略されることがある。また、図面において、発明の本質的な説明に関係しない構成要素は、適宜、省略されることがある。また、以下の記載において、「人」及び「ユーザ」は、一人の自然人だけでなく、複数の自然人、法人、団体及び企業等を示しうる。また、ｍは１以上の整数であり、ｉは１～ｍの整数である。

１．システム１の構成
以下、図１を参照して、実施形態に係るシステム１の構成を説明する。図１は、実施形態に係るシステム１の構成を示す図である。図１に示すように、システム１は、動画を配信する配信ユーザが用いる配信ユーザ端末装置１００－１と、動画を視聴する視聴ユーザが用いる視聴ユーザ端末装置１００－２と、動画の配信サービス等を行う動画配信サーバ２００（サーバ装置）と、インターネットなどの通信ネットワーク１６０とを含む。配信ユーザ端末装置１００－１と、視聴ユーザ端末装置１００－２と、動画配信サーバ２００と、通信ネットワーク１６０とは、有線通信回線及び無線通信回線又はこれらの一方を介して、これらの間でデータを相互に通信可能に接続される。

なお、以下、視聴ユーザと配信ユーザとには本質的な違いはなく、配信ユーザが動画の配信を受ければ視聴ユーザになり得る。従って、視聴ユーザと配信ユーザとの区別の必要がないときには、これらはユーザと総称されることがある。また、配信ユーザ端末装置１００－１と視聴ユーザ端末装置１００－２とには本質的な違いはない。つまり、配信ユーザ端末装置１００－１が、視聴ユーザに用いられれば、配信ユーザ端末装置１００－１は視聴ユーザ端末装置１００－２となる。反対に、視聴ユーザ端末装置１００－２が、配信ユーザに用いられれば、視聴ユーザ端末装置１００－２は配信ユーザ端末装置１００－１となる。また、配信ユーザ端末装置１００－１，１００－２は、区別の必要がないときには端末装置１００と総称されることがある。システム１において、配信ユーザ端末装置１００－１から動画配信サーバ２００への動画のアップロードが行われ、視聴ユーザ端末装置１００－２からの要求に応じて、動画配信サーバ２００から視聴ユーザ端末装置１００－２に、アップロードされた動画が配信される。

２．ランダムギフトの概要
システム１においては、上述した動画の配信以外に、視聴ユーザが、「ギフトボックス」等と呼ばれる特定のギフトを特定の配信ユーザに贈ったときに、ランダムギフト等と呼ばれるサービスが配信ユーザに提供される。ランダムギフトにおいては、画像など、ランダムボックスにおいてのみ提供される複数の種類の限定ギフトのいずれかが、あらかじめ決められた確率で選択される。複数の限定ギフトそれぞれには、あらかじめ決められた０又は１個以上、つまり、少なくとも０個の数の「ダイヤモンド」等と呼ばれる第１の報酬、及びあらかじめ決められた値、つまり少なくとも０ポイントの「配信ユーザランクポイント」等と呼ばれる付与ポイントの少なくとも一方が対応付けられる。限定ギフト、及びこの限定ギフトに対応付けられた第１の報酬及び付与ポイントの少なくとも一方は、ギフトボックスが贈られた配信ユーザに付与される。なお、以下、ダイヤモンドはダイヤと略記される。

ダイヤは、動画配信サーバ２００の運営者を介して法定通貨に交換でき、その交換レートは、例えば「ダイヤ１個＝０．３円」である。配信ランクポイントは、法定通貨、コイン（仮想媒体）及びダイヤと交換不可能だが、配信ユーザのランク付けに用いられる。つまり、配信ユーザが持つ配信ランクポイントの数が多ければ多いほど、この配信ユーザに高いランク（獲得ポイント）が付与され、配信ユーザが持つ配信ランクポイントの数が少なければ少ないほど低いランクが付与される。

配信ユーザに付与されたランクが高ければ高いほど、配信ユーザが動画を配信したときに、配信時間の単位ごとに配信ユーザに法定通貨で支払われる配信料の額、つまり、時給（第２の報酬）の額が高くなる。

ユーザは、法定通貨を動画配信サーバ２００の運営者に支払うことにより、動画配信サーバ２００における動画の配信及び様々なサービスの提供を受けるために用いられるコインを得ることができる。コインと法定通貨との交換レートは、例えば「コイン１個＝０．８円」である。ただし、ユーザは、コインを法定通貨に直接には交換できない。

ユーザは、ダイヤとコインとを、動画配信サーバ２００において、例えば等価で交換できる。また、ユーザは、コインをダイヤに交換すれば、間接的にコインを法定通貨に交換できる。コインと法定通貨との交換レートと、ダイヤと法定通貨との交換レートとの差が、動画配信サーバ２００の運営者及び配信ユーザ等の法定通貨における収益とされ、配分される。

３．端末装置１００の構成
以下、図２を参照して図１に示した端末装置１００の構成を説明する。図２は、図１に示した端末装置１００の構成を例示する図である。なお、端末装置１００は、図２に示す構成要素の全てを備える必要はなく、端末装置１００の一部の構成要素は省略されうる。また、端末装置１００には、図２に示した以外の他の構成要素が加えられうる。

端末装置１００は、スマートフォン等の無線通信可能な携帯端末装置、据え置きゲーム機、携帯型ゲーム機、ノートパソコン、デスクトップパソコン等、画像配信の他に、本実施形態に係るランダムギフトの機能を実現するための処理を実行可能な装置である。なお、動画の配信及び視聴、さらに、上述したランダムギフト機能は、複数の端末装置１００によって実行されうる。この場合には、複数の端末装置１００の全てが同じであったり、同種であったりする必要はなく、異なる装置であってよい。このような場合には、例えば、ある端末装置１００は据え置き型ゲーム機で、その他の端末装置１００は携帯型ゲーム機であってもよい。

図２Ａに示すように、端末装置１００は、バス１１０を介して相互に接続された出力インターフェイス（出力ＩＦ）１１１、プロセッサ１１２、メモリ１１３、通信インターフェイス（通信ＩＦ）１１４、及び入力インターフェイス（入力ＩＦ）１１５を含む。そして、そして、動画配信用の動画配信サーバ２００のこれらの構成要素は、バス２１０及び制御ラインを介して電気的に接続され、データ及び情報を相互に送受信する。

出力インターフェイス１１１は、スピーカ及びディスプレイ（不図示）等の出力デバイスを端末装置１００に接続する。なお、これらの出力デバイスは、端末装置１００の外部に配置され、出力インターフェイス１１１を介して接続されても、端末装置１００と一体に構成されて出力インターフェイス１１１に接続されてもよい。

プロセッサ１１２は、１以上のＣＰＵ（マイクロプロセッサ）、又は１以上のＣＰＵと画像処理に特化したＧＰＵ等との組み合わせと、その周辺回路とから構成される。プロセッサ１１２は、メモリ１１３に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御する制御部として機能する。

具体的には、プロセッサ１１２は、本実施形態に係るランダムギフトの機能及び動画配信を実行するためのプログラム、及びＯＳを実行するためのプログラムをメモリ１１３から読み出して実行する。本実施形態においては、特に、プロセッサ１１２は、ユーザによるランダムギフトに関する操作を受け入れ、受け入れた操作を示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信用の動画配信サーバ２００に送信する処理を実行する。

また、プロセッサ１１２は、動画配信サーバ２００からランダムギフトに関する情報を、通信インターフェイス１１４を介して受信し、受信した情報をユーザに表示する等の処理を実行する。また、プロセッサ１１２は、動画配信サーバ２００から通信インターフェイス１１４を介して動画をアップロードする処理、及び動画配信サーバ２００から通信インターフェイス１１４を介して動画を受信して表示する処理等を実行する。

メモリ１１３は、ＲＯＭ、ＲＡＭ、不揮発性メモリ、及びＨＤＤ等から構成され、記憶部として機能する。さらに、メモリ１１３には、端末装置１００に対して着脱可能な記憶媒体やデータベース等が接続されうる。ＲＯＭは、本実施形態に係るアプリケーションやＯＳを実行するための所定の指示命令をプログラムとして記憶する。

ＲＡＭは、ＲＯＭに記憶されたプログラムがプロセッサ１１２により処理されている間に、処理に必要とされるデータの書き込み及び読み込みが行われるメモリである。不揮発性メモリは、書き込まれたデータを電源の供給なしに保持できるメモリである。不揮発性メモリには、プロセッサ１１２により、当該プログラムの実行によって得られたデータが書き込まれたり、書き込まれたデータが読み出されたりする。本実施形態においては、特に、メモリ１１３は、本実施形態に係るランダムギフトの機能及び動画配信を行うための処理、及びＯＳを実行するためのプログラムを記憶する。

具体的には、メモリ１１３は、本実施形態に係るランダムギフトの機能及び動画配信を実行するためのプログラム、及びＯＳを実行するためのプログラムを記憶する。本実施形態においては、特に、メモリ１１３は、ユーザによるランダムギフトに関する操作を受け入れ、受け入れた操作を示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信用の動画配信サーバ２００に送信する処理を実行するためのプログラムを記憶する。

また、メモリ１１３は、動画配信サーバ２００からランダムギフトに関する情報を、通信インターフェイス１１４を介して受信し、受信した情報をユーザに表示する等の処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、プロセッサ１１２は、動画配信サーバ２００から通信インターフェイス１１４を介して動画をアップロードする処理、及び動画配信サーバ２００から通信インターフェイス１１４を介して動画を受信して表示する処理等を実行するためのプログラムを記憶する。

通信インターフェイス１１４は、通信処理回路及びアンテナを含む。通信インターフェイス１１４は、通信処理回路及びアンテナを介して通信ネットワーク１６０と端末装置１００とを接続し、通信ネットワーク１６０に接続された他の装置との間で、データの送受信を行う通信部として機能する。

具体的には、通信インターフェイス１１４は、動画配信サーバ２００に動画をアップロードしたり、動画配信サーバ２００から配信された動画を受信したりする処理を行う。また、通信インターフェイス１１４は、上述したランダムギフトの機能等を実現するためのプログラムを、動画配信サーバ２００から受信する処理を行う。また、通信インターフェイス１１４は、動画配信及びランダムギフト等の機能において利用される各種情報等を、これらの機能の進行に応じて、動画配信サーバ２００との間で送受信するための処理を行う。さらに、通信インターフェイス１１４は、上記機能を実現するための処理の結果として得られた情報を、動画配信サーバ２００との間で送受信する処理を行う。

通信インターフェイス１１４の通信処理回路は、ＬＴＥ方式等の広帯域の無線通信方式、又はＩＥＥＥ８０２．１１及びＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）等の狭帯域の無線通信方式によって、通信ネットワーク１６０と端末装置１００の間で、アンテナを介して情報を通信するための通信処理を行う。なお、通信処理回路は、無線通信の代わりに、又は無線通信に加えて、有線通信のための処理を行ってもよい。

入力インターフェイス１１５は、タッチパネル１１６及びハードキー１１７等の入力デバイスと有線通信又は無線通信によって接続され、ユーザの操作を受け入れて各種情報の入力を受ける入力部として機能する。入力インターフェイス１１５の例としては、シリアルポート、パラレルポート、ＵＳＢなど、様々な方式が挙げられる。また、無線（例えば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標））で接続するような場合には、入力インターフェイス１１５と通信インターフェイス１１４とは、機能を兼用することも可能である。

タッチパネル１１６は、例えば、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイの画面を被覆するように配置される。タッチパネル１１６は、ディスプレイが表示するアイコン等に対するユーザによるスワイプ操作やタップ操作を検出して、プロセッサ１１２に出力する。ハードキー１１７は、機械的スイッチを含み、ユーザによる端末装置１００への操作を受け入れてプロセッサ１１２に出力する。なお、端末装置１００とタッチパネル１１６及びハードキー１１７とは一体に構成されても、別々に構成されてもよい。端末装置１００とタッチパネル１１６及びハードキー１１７とが別々に構成されるときには、これらの間は無線通信又は有線通信によって接続される。

出力インターフェイス１１１に接続されるディスプレイは、プロセッサ１１２の指示に応じて、メモリ１１３に記憶された画像情報を読み出して、動画配信、及び本実施形態に係るランダムギフト機能の実行のための各種表示を行う表示部として機能する。なお、ディスプレイは、例えば液晶ディスプレイや有機ＥＬディスプレイから構成される。

出力インターフェイス１１１に接続されるスピーカは、動画像に付されて端末装置１００により受信され、メモリ１１３に記憶されたオーディオデータ等から得られた音声信号を出力するオーディオ出力部として機能する。

４．動画配信用の動画配信サーバ２００の構成
以下、図３を参照して、図１に示した動画配信用の動画配信サーバ２００の構成を説明する。図３は、図１に示した動画配信用の動画配信サーバ２００の構成を例示する図である。例えば、動画配信サーバ２００は、ＰＣサーバあるいは大型コンピュータである。図３に示すように、動画配信用の動画配信サーバ２００は、端末装置１００と同様に、バス２１０を介して相互に接続されたメモリ２１１と、プロセッサ２１２と、通信インターフェイス２１３とを備える。そして、動画配信用の動画配信サーバ２００のこれらの構成要素は、バス２１０及び制御ラインを介して電気的に接続され、データ及び情報を相互に送受信する。

なお、動画配信用の動画配信サーバ２００は、図３に示す構成要素の全てを備える必要はなく、一部の構成要素は省略されうる。また、動画配信用の動画配信サーバ２００に、図３に示した以外の他の構成要素が加えられうる。なお、動画配信用の動画配信サーバ２００のメモリ２１１及びプロセッサ２１２は、１台のコンピュータにおいて一体に構成されても、複数のコンピュータに渡って分散されて構成されてもよい。

動画配信用の動画配信サーバ２００は、これらの構成要素により、配信ユーザ端末装置１００－１（第１の端末装置）を用いて配信ユーザがアップロードした配信用の動画を記憶する。また、動画配信用の動画配信サーバ２００は、視聴ユーザ端末装置１００－２（第２の端末装置）を用いる視聴ユーザからの要求に応じて、要求された配信用の動画を読み出して配信する。さらに、動画配信用の動画配信サーバ２００は、システム１のユーザに端末装置１００を介して、上述したランダムギフト等の機能を提供する。

メモリ２１１は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、不揮発性メモリ、及びＨＤＤを含み、記憶部として機能する。当該メモリ２１１は、動画の配信及び実施形態に係るランダムギフト機能を実現する処理やＯＳを実行するための指示命令をプログラムとして記憶する。このようなプログラムは、プロセッサ２１２によってロードされ、実行される。メモリ２１１において、ＲＡＭは、上記プログラムがプロセッサ２１２によって実行される間、データの書き込み及び読み込みを実行するために一時的に用いられる。

本実施形態においては、特に、メモリ２１１は、それぞれ価値の異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いに応じて実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶する処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、特に、メモリ２１１は、視聴ユーザによる仮想媒体の支払いを受け付けると、確率に基づいて複数の仮想オブジェクトから１以上の仮想オブジェクトを選択する処理を実行するためのプログラムを記憶する。また、特に、メモリ２１１は、選択された１以上の仮想オブジェクトを配信ユーザに対応付けるとともに、選択された１以上の仮想オブジェクトに対応付けられた第１の報酬を配信ユーザに付与する処理を実行するためのプログラムを記憶する。

プロセッサ２１２は、１以上のＣＰＵ、又は１以上のＣＰＵ及びＧＰＵ等の組み合わせと、その周辺回路とから構成される。そして、プロセッサ２１２は、メモリ２１１に記憶された各種プログラムに基づいて、接続された他の構成要素を制御するための制御部として機能する。

本実施形態においては、特に、プロセッサ２１２は、それぞれ価値の異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いに応じて実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶する処理を実行する。また、特に、プロセッサ２１２は、視聴ユーザによる仮想媒体の支払いを受け付けると、確率に基づいて複数の仮想オブジェクトから１以上の仮想オブジェクトを選択する処理を実行する。また、特に、メモリ２１１は、選択された１以上の仮想オブジェクトを配信ユーザに対応付けるとともに、選択された１以上の仮想オブジェクトに対応付けられた第１の報酬を配信ユーザに付与する処理を実行する。

通信インターフェイス２１３は、端末装置１００から配信のためにアップロードされた動画を受信し、端末装置１００に配信のためにアップロードされた動画を送信するための処理を行う。また、通信インターフェイス２１３は、上述したランダムギフトの機能等を実現するためのプログラムを端末装置１００に受信するための処理を行う。また、通信インターフェイス２１３は、動画配信及びランダムギフト等の機能を実現する処理において利用される各種情報等を、これらの機能の進行に応じて、端末装置１００との間で送受信するための処理を行う。

５．メモリ２１１に記憶される情報
以下、図４Ａ及び図４Ｂを参照して図３に示したメモリ２１１に記憶される情報を説明する。図４Ａは、実施形態に係るランダムギフト機能の処理の実現のために動画配信サーバ２００のメモリ２１１に記憶されるランダムギフト管理テーブルを例示する図である。なお、プロセッサ２１２は、通信ネットワーク１６０に接続された他の装置（不図示）から、通信インターフェイス１１４を介して、ランダムギフト管理テーブル等の情報を受信してメモリ２１１に記憶する。また、あるいは、プロセッサ２１２は、動画配信サーバ２００に接続されたＵＳＢメモリなどの記憶媒体からランダムギフト管理テーブル等の情報を読み出してメモリ２１１に記憶する。

図４Ａに示すように、メモリ２１１には、ランダムギフト管理テーブルが記憶される。ランダムギフト管理テーブルは、それぞれあらかじめ決められた限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５（仮想オブジェクト）、ダイヤ数情報、提供確率情報、及び配信ユーザランクポイント情報を対応付けて含む。限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５は、それぞれ、視聴ユーザが配信ユーザに贈るギフトボックスを、コインを動画配信サーバ２００の運営者に購入した配信ユーザに贈ったときに、配信ユーザに付与される画像などの仮想オブジェクトの限定ギフトを示す。例えば、ギフトボックス１個の購入に必要なコインは２９９個である。

例えば、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ４（第１の仮想オブジェクト）それぞれは、４種類のネコの画像それぞれを示し、限定ギフト情報Ｇ５（第２の仮想オブジェクト）は、配信ユーザランクポイントを配信ユーザに付与する配信ユーザランクポイントチケットのカードの画像を示す。

提供確率情報は、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５それぞれにより示される限定ギフトが、ギフトボックスを贈られた配信ユーザに付与される確率を示す。なお、図４Ａは、ランダムギフト管理テーブルにおいて、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトそれぞれが、１．０％、２４．０％、３０．０％、４０％及び５．０％の確率で配信ユーザに付与されるようにあらかじめ決められた場合を示す。なお、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトは、互いに、見た目、動き（エフェクト）の有無及び動きの態様において異なる。

ダイヤ数情報は、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトそれぞれとともに、ギフトボックスを贈られた配信ユーザに付与されるダイヤの個数を示す。なお、図４Ａは、ランダムギフト管理テーブルにおいて、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトそれぞれとともに、ダイヤ２９９個、２９９個、２９９個、２９９個及び０個それぞれが配信ユーザに付与されることがあらかじめ決められた場合を示す。

配信ユーザランクポイント情報は、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトそれぞれとともに、ギフトボックスを贈られた配信ユーザに付与される配信ユーザランクポイントの数を示す。なお、図４Ａは、ランダムギフト管理テーブルにおいて、限定ギフト情報Ｇ１～Ｇ５が示す限定ギフトそれぞれとともに、８９７０、２９９、２９９、２９９及び５００の配信ユーザランクポイントそれぞれが配信ユーザに付与されることがあらかじめ決められた場合を示す。

なお、配信ユーザポイントそれぞれには付与日が付され、さらに、有効期限があらかじめ決められてよく、付与されてから有効期限が経過した後の配信ユーザランクポイントは無効とされてよい。また、図４Ａは、配信ユーザランクポイントが配信ユーザに付与されるが、ダイヤが付与されない場合があることを例示するが、逆に、配信ユーザランクポイントが配信ユーザに付与されないが、ダイヤが付与される場合があってもよい。

図４Ｂは、実施形態に係るランダムギフト機能の処理の実現のために動画配信サーバ２００のメモリ２１１に記憶される配信ユーザランクテーブルを示す図である。配信ユーザランクテーブルは、ｍ人の配信ユーザそれぞれの配信ユーザ識別子ＤＩＤｉ、ダイヤ数情報Ｄｉ、配信ユーザランクポイント情報ＤＲＰｉ、ランク情報Ｒｉ、時給情報ＴＣｉ及び配信時間情報ＤＴｉを対応付けて含む。なお、以下、配信ユーザ識別子ＤＩＤｉにより識別される配信ユーザが配信ユーザＤＩＤｉと記載されたり、時給情報ＴＣｉが示す時給が時給ＴＣｉと記載されたりする等の略記がなされることがある。

配信ユーザ識別子ＤＩＤｉは、複数の配信ユーザうちの特定の一人の配信ユーザＤＩＤｉを一意に識別する。

ダイヤ数情報ＮＤｉは、ランダムギフトなどのサービスにより視聴ユーザから配信ユーザＤＩＤｉに付与されたダイヤの数を示す。なお、ダイヤ数情報ＮＤｉが、配信ユーザＤＩＤｉがコインから交換したダイヤの数を含まない理由は、ダイヤ数情報ＮＤｉの値が、配信ユーザにより配信ユーザＤＩＤｉが応援されている度合い、つまり、配信ユーザＤＩＤｉの視聴ユーザにおける人気を示すからである。

配信ユーザランクポイントＤＲＰｉは、ランダムギフトなどのサービスにより視聴ユーザから配信ユーザＤＩＤｉに付与された配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値を示す。

ランクＲｉは、配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値に応じて配信ユーザＤＩＤｉに付与される。つまり、配信ユーザＤＩＤｉには、配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値が高ければ高いほど高いランクが付与され、配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値が低ければ低いほど低いランクが付与される。ランクＲｉは、例えば、高い方から低い方への順にＬ１，Ｌ２等と表される。

時給情報ＴＣｉは、配信ユーザＤＩＤｉに対応付けられたランクＬ１，Ｌ２及びこれらのランクそれぞれにおける順位に対応する法定金額による時給の額を示す。例えば、動画配信サーバ２００の運営者から、ランクＬ１において、配信ユーザランクポイントの値が多い方から低い方への順に１位～１０位の配信ユーザには、１時間、動画を配信するごとに、１４，０００円が支払われ、１１位～３０位の配信ユーザには同じく１０，０００円が支払われ、３１位～６０位の配信ユーザには同じく７，０００円が支払われ、６１位～１００位の配信ユーザには同じく５，０００円が支払われる。

また、例えば、動画配信サーバ２００の運営者から、ランクＬ２において、配信ユーザランクポイントの最も多い１位の配信ユーザには、１時間、動画を配信するごとに、１，０００円が支払われ、配信ユーザランクポイントの値が多い方から低い方への順に２位～１０位の配信ユーザには同じく７５０円が支払われ、１１位～３０位の配信ユーザには同じく６００円が支払われ、３１位以下の配信ユーザには同じく５００円が支払われる。なお、ランクＬ１，Ｌ２のいずれも付与されていない配信ユーザには時給及び配信料は支払われない。

配信時間ＤＴｉは、配信ユーザＤＩＤｉが動画を配信した時間を示す。なお、１日当たりの配信時間ＤＴｉには上限、例えば４時間が設けられてよい。ある日の配信時間ＤＴｉと配信時間ＤＴｉとの乗算値が、この日における配信料として配信ユーザＤＩＤｉに支払われる。

６．通信シーケンス
以下、図５を参照してシステム１における配信ユーザ端末装置１００－１、視聴ユーザ端末装置１００－２及び動画配信サーバ２００の間の通信シーケンスを説明する。図５は、図１に示したシステム１においてランダムギフトのサービスが行われるときに、図２及び図３に示した配信ユーザ端末装置１００－１、視聴ユーザ端末装置１００－２及び動画配信サーバ２００の間で行われる処理を示す通信シーケンス図である。

図５に示すように、ステップＳ１００において、視聴ユーザは、視聴ユーザ端末装置１００－２の出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイ（不図示）に表示された配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像のメニューボタンを操作する。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、この操作を、入力インターフェイス１１５を介して受け入れる。プロセッサ１１２は、受け入れた操作に従ってメニュー画像の送信を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に要求する。

ステップＳ１０２において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、視聴ユーザ端末装置１００－２からの要求を、通信インターフェイス２１３を介して受信する。さらに、プロセッサ２１２は、受信した要求に応じて、メニュー画像を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ１０４において、視聴ユーザは、メニュー画像に表示されたギフトボックスを選択する操作を視聴ユーザ端末装置１００－２に対して行う。配信ユーザ端末装置１００－１のプロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介してこの操作を受け入れ、ギフトボックスの画像の送信を要求する情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

ステップＳ１０６において、動画配信サーバ２００は、視聴ユーザの選択に応じて、ランダムギフトにおいて用いられるギフトボックスの画像を視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ１０８において、視聴ユーザは、視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、ギフトボックスを購入するための操作を行う。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介して視聴ユーザの操作を受け入れる。プロセッサ１１２は、さらに、受け入れた操作に従って、ギフトボックスを購入することを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

ステップＳ１１０において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、通信インターフェイス２１３を介して、視聴ユーザ端末装置１００－２からギフトボックスを購入することを示す情報を受信する。プロセッサ２１２は、さらに、受信した情報に従って、ギフトボックスの購入に要する数のコインの支払いを要求する情報を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ１１２において、視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、コインの支払いを要求する情報を、通信インターフェイス１１４を介して受信する。プロセッサ１１２は、さらに、受信した情報を示す画像を、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示し、視聴ユーザに示す。この画像を見た視聴ユーザが、視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、ギフトボックスの購入に必要な数のコインを支払うための操作を行う。プロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介して、この操作を受け入れ、ギフトボックスの購入に必要な数のコインを支払うことを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。なお、視聴ユーザから動画配信サーバ２００の運営者へのコインの支払いは、動画配信サーバ２００において管理される視聴ユーザのウォレット（不図示）と呼ばれる仕組みを利用して行われる。

ステップＳ１１４において、視聴ユーザが、視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、Ｓ１００の処理において視聴した動画を配信した配信ユーザＤＩＤｉに、購入したギフトボックスを贈るための操作を行う。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、この操作を、入力インターフェイス１１５を介して受け入れる。プロセッサ１１２は、さらに、受け入れた操作に従って、配信ユーザＤＩＤｉにギフトボックスを贈ることを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

ステップＳ１１６において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉにギフトボックスを贈ることを示す情報を、動画配信サーバ２００から通信インターフェイス２１３を介して受信する。プロセッサ２１２は、乱数発生機能などを利用して、図４Ａに示したランダムギフト管理テーブルに含まれる限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを、提供確率情報が示す確率で、ギフトボックスを贈られた配信ユーザＤＩＤｉに付与するための抽選を行う。プロセッサ２１２は、この抽選の結果に従って、配信ユーザＤＩＤｉに付与する限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを決定する。

ステップＳ１１８において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、Ｓ１１６の処理において決定された配信ユーザＤＩＤｉに付与する限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを、配信ユーザＤＩＤｉに付与したことを示す情報を、通信インターフェイス２１３を介して配信ユーザ端末装置１００－１に送信する。ただし、ランダムギフトのルールによっては、プロセッサ２１２は、配信ユーザに、限定ギフトＧ１～Ｇ５のうちの２以上を付与することも可能である。

ステップＳ１２０において、動画配信サーバ２００のプロセッサ１１２は、配信ユーザＤＩＤｉに、Ｓ１１６の処理において決定された数のダイヤを付与し、付与したダイヤの数を、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルのダイヤ数情報ＮＤｉに加算する。プロセッサ２１２は、さらに、配信ユーザＤＩＤｉに、Ｓ１１６の処理において決定された値の配信ユーザランクポイントを付与し、付与した値を、図４Ｂに示した配信ユーザランクポイント情報ＤＲＰｉに加算する。

ステップＳ１２２において、配信ユーザ端末装置１００－１のプロセッサ１１２は、限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを、配信ユーザＤＩＤｉに付与したことを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して受信する。プロセッサ１１２は、さらに、配信ユーザ端末装置１００－１の出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示された画像の中に、付与された限定ギフトを表示する。さらに、プロセッサ１１２は、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルに含まれるダイヤ数情報ＮＤｉ及び配信ユーザランクポイント情報ＤＲＰｉを、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示する。

ステップＳ１２４において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤ１～ＤＩＤｍ全ての配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値を比較する。プロセッサ２１２は、この比較の結果に基づいて、配信ユーザＤＩＤｉに、ランクＬ１又はＬ２を付与し、又は、配信ユーザＤＩＤｉに付与されていたランクＬ１又はＬ２を取り消す。さらに、プロセッサ２１２は、ランクＬ１又はＬ２を付与した配信ユーザＤＩＤｉのランクＬ１又はＬ２における順位を求める。プロセッサ２１２は、以上説明したように更新された配信ユーザＤＩＤｉのランク及び各ランクにおける順位を、図４Ｂに示したランク情報Ｒｉに記憶する。

ステップＳ１４０において、配信ユーザＤＩＤｉは配信ユーザ端末装置１００－１に対して、任意のタイミングで、動画配信サーバ２００に、視聴ユーザに配信する動画をアップロードする操作を行う。配信ユーザ端末装置１００－１のプロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介して、この操作を受け入れる。プロセッサ１１２は、さらに、受け入れた操作に従って、配信ユーザが動画配信サーバ２００を介して視聴ユーザに配信しようとする動画を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信し、アップロードする。

動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、通信インターフェイス２１３を介してアップロードされた動画を受信し、メモリ２１１に記憶する。プロセッサ２１２は、視聴ユーザ端末装置１００－２から通信インターフェイス２１３を介して、アップロードされた動画の配信を要求する情報を受信すると、この情報を送信した視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、要求された動画を配信する。

ステップＳ１５０において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉがアップロードした動画が、各日において、視聴ユーザに配信された時間を計測する。プロセッサ２１２は、計測した配信時間を、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルの配信時間ＤＴｉに記憶する。なお、配信ユーザＤＩＤｉがアップロードした動画が複数の視聴ユーザそれぞれに、１回以上、配信されたときには、複数の視聴ユーザそれぞれへの動画の配信時間の総和が、配信時間ＤＴｉとされる。

ステップＳ１５２において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、例えば、毎日午前０：００に、図４Ｂに示した時給ＴＣｉと配信時間ＤＴｉとを乗算して、その前日における配信ユーザＤＩＤｉの配信料を計算する。

ステップＳ１５４において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、例えば、通信インターフェイス２１３及び通信ネットワーク１６０を介して金融機関（不図示）等と通信を行い、Ｓ１５２の処理において計算した配信料を、配信ユーザＤＩＤｉに支払う。

なお、図５には、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２が、毎日、配信ユーザＤＩＤｉの配信料を計算して支払う場合を示したが、配信ユーザＤＩＤｉの配信料の計算及び支払は、例えば、一週間に一回、決められた曜日の決められた時刻に行われても、あるいは、一ヶ月に一回、決められた日の決められた時刻に行われてもよい。

７．各装置の処理
以下、図６Ａ～図６Ｃ及び図７Ａ～図７Ｃを参照して図１～図３に示したシステム１の各装置のランダムギフトに関する処理を説明する。図６Ａ～図６Ｃは、図１～図３に示したシステム１の各装置のランダムギフトに関する処理を示す第１～第３の図である。図７Ａは、図１及び図２に示した視聴ユーザ端末装置１００－２を用いる配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像を例示する図である。図７Ｂは、図７Ａに示した配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像に含まれるメニュー画像の内容を例示する図である。図７Ｃは、図１及び図２に示した視聴ユーザ端末装置１００－２に表示されるギフトボックスの画像を例示する図である。なお、図６Ａ～図６Ｃのうち、図６Ａは、図１及び図２に示した視聴ユーザ端末装置１００－２の処理を示すフローチャートである。

図６Ａに示すように、ステップＳ１８０において、視聴ユーザは、視聴ユーザ端末装置１００－２の出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイ（不図示）に表示された配信ユーザＤＩＤｉの配信チャンネルの画像（図７Ａ）のメニューボタンを操作する。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、この操作を、入力インターフェイス１１５を介して受け入れる。プロセッサ１１２は、受け入れた操作に従ってメニュー画像（図７Ｂ）の送信を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に要求する。

ステップＳ１８２において、視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、Ｓ１８０の処理において行われた要求に応じて動画配信サーバ２００により送信されたメニュー画像を、通信インターフェイス１１４を介して受信する。プロセッサ１１２は、受信したメニュー画像を、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示する。

ステップＳ１８４において、視聴ユーザは、図７Ａに示したメニューボタンを操作し、さらに、図７Ｂに示したメニュー画像に表示されたギフトボックスを選択する操作を視聴ユーザ端末装置１００－２に対して行う。配信ユーザ端末装置１００－１のプロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介してこの操作を受け入れ、図７Ｃに示すギフトボックスの画像の送信を要求する情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

なお、ギフトボックスの画像は、ギフトＧ１～Ｇ５の画像と、これらギフトＧ１～Ｇ５の画像に重畳されたダイヤ数情報ＮＤ１～ＮＤ５及び配信ユーザランクポイントを含む。プロセッサ１１２は、要求に応じて動画配信サーバ２００が送信したギフトボックスの画像を、通信インターフェイス１１４を介して受信する。プロセッサ１１２は、さらに、受信したギフトボックスの画像を、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示する。

ステップＳ１８６において、視聴ユーザは、視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、図７Ｂに示したメニュー画面を操作してギフトボックスを購入するための操作を行う。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介して視聴ユーザの操作を受け入れる。プロセッサ１１２は、さらに、受け入れた操作に従って、ギフトボックスを購入することを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

ステップＳ１８８において、視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、ギフトボックスの購入のためのコインの支払いを要求する情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００から受信する。プロセッサ１１２は、さらに、受信した情報を示す画像を、出力インターフェイス１１１に接続されたディスプレイに表示し、視聴ユーザに示す。この画像を見た視聴ユーザが、視聴ユーザ端末装置１００－２のディスプレイに表示されたメニュー画面（図７Ｂ）に対して、ギフトボックスの購入に必要な数のコインを支払うための操作を行う。プロセッサ１１２は、入力インターフェイス１１５を介して、この操作を受け入れ、ギフトボックスの購入に必要な数のコインを支払うことを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

ステップＳ１９０において、視聴ユーザが、視聴ユーザ端末装置１００－２に対して、配信ユーザＤＩＤｉに表示されたメニュー画像（図７Ｂ）に対して、購入したギフトボックスを贈るための操作を行う。視聴ユーザ端末装置１００－２のプロセッサ１１２は、この操作を、入力インターフェイス１１５を介して受け入れる。プロセッサ１１２は、さらに、受け入れた操作に従って、配信ユーザＤＩＤｉにギフトボックスを贈ることを示す情報を、通信インターフェイス１１４を介して動画配信サーバ２００に送信する。

図６Ａ～図６Ｃのうち、図６Ｂは、図１及び図３に示した動画配信サーバ２００によるギフトボックスの販売、ダイヤ等の付与及びランクの更新の処理を示すフローチャートである。図６Ｂに示すように、ステップＳ２００において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、通信インターフェイス２１３を介して、視聴ユーザ端末装置１００－２からメニュー画像の送信を要求する情報を受信する。プロセッサ２１２は、受信した情報に応じて、メニュー画像を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ２０２において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、ギフトボックスの画像の送信を要求する情報を、通信インターフェイス２１３を介して受信する。プロセッサ２１２は、受信した情報に応じて、図７Ｃに示したギフトボックスの画像を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ２０４において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、通信インターフェイス２１３を介して、視聴ユーザ端末装置１００－２からギフトボックスを購入することを示す情報を受信する。プロセッサ２１２は、さらに、受信した情報に従って、ギフトボックスの購入に要する数のコインの支払いを要求する情報を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２に送信する。

ステップＳ２０６において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、視聴ユーザが、ギフトボックスの購入に必要な数のコインを支払うことを示す情報を、通信インターフェイス２１３を介して視聴ユーザ端末装置１００－２から受信する。プロセッサ２１２は、さらに、この視聴ユーザから、ギフトボックスの購入に必要な数のコインの支払いを受けてギフトボックスを販売し、配信ユーザに贈られうる状態とする。

ステップＳ２０８において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉにギフトボックスを贈ることを示す情報を、動画配信サーバ２００から通信インターフェイス２１３を介して受信する。プロセッサ２１２は、さらに、この情報に従って、ギフトボックスを配信ユーザＤＩＤｉに贈る。

ステップＳ２１０において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、乱数発生機能などを利用して、図４Ａに示したランダムギフト管理テーブルに含まれる限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを、提供確率情報が示す確率で、ギフトボックスを贈られた配信ユーザＤＩＤｉに付与するための抽選を行う。プロセッサ２１２は、この抽選の結果に従って、配信ユーザＤＩＤｉに付与する限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを決定する。

ステップＳ２１２において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、Ｓ２１０の処理において決定された配信ユーザＤＩＤｉに付与する限定ギフトＧ１～Ｇ５のいずれか、この限定ギフトに対応する数のダイヤ、及び配信ユーザランクポイントを、配信ユーザＤＩＤｉに付与したことを示す情報を、通信インターフェイス２１３を介して配信ユーザ端末装置１００－１に送信する。

ステップＳ２１４において、動画配信サーバ２００のプロセッサ１１２は、配信ユーザＤＩＤｉに、Ｓ２１０の処理において決定された数のダイヤを付与し、付与したダイヤの数を、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルのダイヤ数情報ＮＤｉに加算する。プロセッサ２１２は、さらに、配信ユーザＤＩＤｉに、Ｓ１１６の処理において決定された値の配信ユーザランクポイントを付与し、付与した値を、図４Ｂに示した配信ユーザランクポイント情報ＤＲＰｉに加算する。

配信ユーザＤＩＤｉに付与された限定ギフト、及び配信ユーザＤＩＤｉのダイヤ数情報は、図７Ａに示すように、例えば、配信ユーザＤＩＤｉが動画の配信に用いる配信チャンネルの画像のなかに表示される。

ステップＳ２１６において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤ１～ＤＩＤｍ全ての配信ユーザランクポイントＤＲＰｉの値を比較する。プロセッサ２１２は、この比較の結果に基づいて、配信ユーザＤＩＤｉに、ランクＬ１又はＬ２を付与し、又は、配信ユーザＤＩＤｉに付与されていたランクＬ１又はＬ２を取り消す。さらに、プロセッサ２１２は、ランクＬ１又はＬ２を付与した配信ユーザＤＩＤｉのランクＬ１又はＬ２における順位を求める。プロセッサ２１２は、以上説明したように更新された配信ユーザＤＩＤｉのランク及び各ランクにおける順位を、図４Ｂに示したランク情報Ｒｉに記憶する。

図６Ａ～図６Ｃのうち、図６Ｃは、図１及び図３に示した動画配信サーバ２００による配信時間の計測から配信料の支払いまでの処理を示すフローチャートである。図６Ｃに示すように、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉの動画の配信があったか否かを判断する。プロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉの動画の配信があったとき（Ｙ）にはＳ２４２の処理に進み、なかったとき（Ｎ）にはＳ２４０の処理に留まる。

ステップＳ２４２において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、配信ユーザＤＩＤｉの動画が視聴ユーザに配信された時間を計測する。なお、配信ユーザＤＩＤｉの動画が同時に複数の視聴ユーザに配信されているときには、プロセッサ２１２は、これら複数の視聴ユーザそれぞれに配信ユーザＤＩＤｉの動画が配信された時間を、並行して計測する。プロセッサ２１２は、さらに、計測された配信時間を、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルの配信時間ＤＴｉに加算する。

ステップＳ２４４において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、この処理が行われている時刻が０：００を過ぎたか否かを判断する。プロセッサ２１２は、時刻が０：００を過ぎたとき（Ｙ）にはＳ２４４の処理に進み、過ぎていないとき（Ｎ）にはＳ２４０の処理に戻る。

ステップＳ２４６において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、図４Ｂに示した配信ユーザランクテーブルを参照し、配信ユーザＤＩＤｉの時給ＴＣｉと配信時間ＤＴｉとを読み出す。

ステップＳ２４８において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、Ｓ２４６の処理において読み出した時給ＴＣｉと配信時間ＤＴｉとを乗算し、この日の前日における配信ユーザＤＩＤｉの配信料を計算する。プロセッサ２１２は、さらに、配信ユーザＤＩＤｉの配信時間ＤＴｉを初期値（０）とする。

ステップＳ２５０において、動画配信サーバ２００のプロセッサ２１２は、例えば、通信インターフェイス２１３及び通信ネットワーク１６０を介して金融機関等と通信を行い、Ｓ２４６の処理において計算した配信料を、配信ユーザＤＩＤｉに支払う。なお、図５を参照して上述したように、動画配信サーバ２００の運営者が、Ｓ２４４の処理からＳ２４６の処理に進むタイミングを変更することにより、Ｓ２４６～Ｓ２５０の処理を、プロセッサ２１２に任意のタイミングで行わせることができる。

８．変形例
以上、図１に示したシステム１において提供されるランダムギフトのサービスを説明したが、このランダムギフトの内容は、様々に変形されうる。例えば、図７Ａには、限定ギフトとしてネコの画像が配信ユーザに付与される場合が例示されたが、限定ギフトの画像の内容は、動画配信サーバ２００の運営者により、適宜、変更されうる。また、図７Ｂに示したメニュー画像は、さらに多くの選択肢を示したり、より少ない選択肢を示したりできる。また、システム１においては、動画配信サーバ２００の代わりに、ゲーム制作者が一般ユーザにオンラインゲームを提供するゲームサーバ、あるいは、報道機関が一般ユーザにニュースを提供するニュースサーバなど、様々な装置が用いられうる。

また、法定通貨と、動画配信サーバ２００において用いられるコイン及びダイヤの交換比率は、配信ユーザ、視聴ユーザ及び動画配信サーバ２００の運営者が得る利益を最大化するため等に、適宜、調節されうる。また、法定通貨とコイン及びダイヤとの交換方法は、時代の要請及び法律の改正に応じて、適宜、変更されうる。また、コイン及びダイヤは、法定通貨ではなく暗号通貨と交換されてよい。

本開示に係る処理及び手順は、実施形態において明示的に説明された装置よってだけでなく、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせにより実現されうる。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージなどの媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することにより実現されうる。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理及び手順をコンピュータプログラムとして実装されえ、端末装置及びサーバ装置を含む各種のコンピュータにより実行されうる。

本明細書中において、単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、及び／又は、モジュールによって実行されると説明された処理及び手順は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び／又は、複数のモジュールによって実行されうる。また、本明細書において、単一のメモリ及び記憶装置に格納される旨が説明された各種情報は、単一の装置に含まれる複数のメモリ又は複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されうる。さらに、本明細書において説明された複数のソフトウェア及びハードウェアは、それらをより少ない構成要素に統合することにより、又は、より多い構成要素に分解することにより実現されうる。

本発明の実施形態が説明されたが、この実施形態は、例として提示されたものであり、発明の範囲を限定することを意図されていない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることができ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更され得る。これら実施形態やその変形は、本発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

１ システム、１００ 端末装置、１００－１ 配信ユーザ端末装置、１００－２ 視聴ユーザ端末装置、１１０ バス、１１１ 出力インターフェイス、１１２ プロセッサ、１１３ メモリ、１１４ 通信インターフェイス、１１５ 入力インターフェイス、１１６ タッチパネル、１１７ ハードキー、１６０ 通信ネットワーク、２００ サーバ装置、２１０ バス、２１１ メモリ、２１２ プロセッサ、２１３ 通信インターフェイス

Claims (7)

1. 少なくとも一つのプロセッサを含み、
   前記少なくとも一つのプロセッサは、
   それぞれ価値の異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いに応じて実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶し、
   前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択し、
   選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトのそれぞれに対応付けられた価値に応じた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与する、
   ための処理をするように構成されたサーバ装置。
2. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
   前記配信ユーザに対応付けられ、前記第１の報酬とは異なる第２の報酬を決定するための獲得ポイントと、前記複数の仮想オブジェクトそれぞれに対応付けられて前記配信ユーザに付与される付与ポイントとを記憶し、
   選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトのいずれかに対応する前記付与ポイントを前記配信ユーザに付与し、
   前記獲得ポイントを、付与された前記付与ポイントに基づいて更新する、
   請求項１に記載のサーバ装置。
3. 前記少なくとも一つの仮想オブジェクトそれぞれに異なる前記付与ポイントが設定される、請求項２に記載のサーバ装置。
4. 前記複数の仮想オブジェクトは、前記第１の報酬及び前記第２の報酬が前記配信ユーザに付与される第１の仮想オブジェクトと、前記第１の報酬及び前記第２の報酬のいずれか一方のみが前記配信ユーザに付与される第２の仮想オブジェクトとを含む、請求項２又は３に記載のサーバ装置。
5. 前記複数の仮想オブジェクトそれぞれには、異なる前記第１の報酬が対応付けられる、請求項１～４のいずれか一項に記載のサーバ装置。
6. 少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも一つのプロセッサが所定の指示命令を実行することによりなされる方法であって、
   それぞれ価値が異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いにより実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶する段階と、
   前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択する段階と、
   選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与する段階と、
   を含む方法。
7. 少なくとも一つのプロセッサを含むコンピュータを、
   それぞれ価値が異なる複数の仮想オブジェクトについて、配信ユーザが配信する動画を視聴する視聴ユーザによる仮想媒体の支払いにより実行される抽選により選択される確率をメモリに記憶し、
   前記視聴ユーザによる前記仮想媒体の支払いを受け付けると、前記確率に基づいて前記複数の仮想オブジェクトから少なくとも一つの仮想オブジェクトを選択し、
   選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトを前記配信ユーザに対応付けるとともに、選択された前記少なくとも一つの仮想オブジェクトに対応付けられた０又は１以上の第１の報酬を前記配信ユーザに付与する、
   処理を行うように構成されたプロセッサとして機能させる、
   プログラム。

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