JP2023087801A - ガスクロマトグラフ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができるガスクロマトグラフ装置を提供する。
【解決手段】ガスクロマトグラフ装置10は、カラムオーブン14と、開閉機構20と、冷却ファン28と、制御室22と、切替機構34を備える。カラムオーブン14は、吸気口14a及び排気口14bを有する。開閉機構20は、吸気口14a及び排気口14bを開閉する。制御室22は、カラムオーブン14の外側に設けられ、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態で吸気口14aを介してカラムオーブン14内と連通し、制御部22が内部に配置される。切替機構34は、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態において、冷却ファン28の風向きを切り替えることで、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導く。
【選択図】 図2
【解決手段】ガスクロマトグラフ装置10は、カラムオーブン14と、開閉機構20と、冷却ファン28と、制御室22と、切替機構34を備える。カラムオーブン14は、吸気口14a及び排気口14bを有する。開閉機構20は、吸気口14a及び排気口14bを開閉する。制御室22は、カラムオーブン14の外側に設けられ、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態で吸気口14aを介してカラムオーブン14内と連通し、制御部22が内部に配置される。切替機構34は、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態において、冷却ファン28の風向きを切り替えることで、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導く。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ガスクロマトグラフ装置に関するものである。
例えば、下記特許文献1で開示されるようなガスクロマトグラフ装置の筐体内では、カラムオーブンが設けられる。また、筐体内において、カラムオーブンの外側には、たとえば、制御基板等が設けられる。
ガスクロマトグラフ装置のカラムオーブン内には、そのカラムオーブン内の空気を攪拌するための攪拌ファンが設けられる。この攪拌ファンによれば、カラムオーブンの吸気口が開いているタイミングでは、当該吸気口から取り込まれた空気がカラムオーブン内の熱を奪い、その空気がカラムオーブンの排気口から排出される。つまり、カラムオーブン内が冷却される。
また、カラムオーブンと隣接する制御室には、各種基板及び電源等が配置され、これらは、攪拌ファンとは別の冷却ファンにより冷却される。
つまり、ガスクロマトグラフ装置では、制御室内の基板等及びカラムオーブン内は、それぞれ独立して冷却される。
さらに、このようなガスクロマトグラフ装置では、カラムオーブンの吸気口に空気を供給するための供給ファンが設けられることがある。この場合、供給ファン及び攪拌ファンを併用することで、カラムオーブン内を素早く冷却することが可能とされる。
一方で、別途、供給ファンを設けると、部品数が増大するため、コストが必要以上に増大してしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができるガスクロマトグラフ装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、カラムオーブンと、攪拌ファンと、開閉機構と、制御部と、冷却ファンと、制御室と、切替機構とを備える。前記カラムオーブンは、吸気口及び排気口を有する。前記攪拌ファンは、前記カラムオーブン内の空気を攪拌する。前記開閉機構は、前記吸気口及び前記排気口を開閉する。前記冷却ファンは、前記制御部を冷却する。前記制御室は、前記カラムオーブンの外側に設けられ、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で当該吸気口を介して前記カラムオーブン内と連通し、前記制御部が内部に配置される。前記切替機構は、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態において、前記冷却ファンの風向きを切り替えることで、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く。
本発明によれば、冷却ファンの風向きを切り替えることで、その冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができる。
1.ガスクロマトグラフ装置の構成
図1~図4は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の一例を示す概略断面図である。図1は、具体的に、後述する吸気口14a及び排気口14bが閉鎖されている状態のガスクロマトグラフ装置10を示す。図2は、具体的に、図1に示すガスクロマトグラフ装置10をX平面に沿って切断した際の概略断面図である。図3は、具体的に、吸気口14a及び排気口14bが開放されている状態のガスクロマトグラフ装置10を示す。図4は、具体的に、図3に示すガスクロマトグラフ装置10をX平面に沿って切断した際の概略断面図である。以下、図1~図4を参照して、ガスクロマトグラフ装置10について説明する。
図1~図4は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の一例を示す概略断面図である。図1は、具体的に、後述する吸気口14a及び排気口14bが閉鎖されている状態のガスクロマトグラフ装置10を示す。図2は、具体的に、図1に示すガスクロマトグラフ装置10をX平面に沿って切断した際の概略断面図である。図3は、具体的に、吸気口14a及び排気口14bが開放されている状態のガスクロマトグラフ装置10を示す。図4は、具体的に、図3に示すガスクロマトグラフ装置10をX平面に沿って切断した際の概略断面図である。以下、図1~図4を参照して、ガスクロマトグラフ装置10について説明する。
ガスクロマトグラフ装置10の筐体12内には、カラムオーブン14が設けられる。カラムオーブン14は、吸気口14a及び排気口14bを有する。また、カラムオーブン14内には、そのカラムオーブン14内の空気を攪拌するための攪拌ファン16が設けられる。さらに、カラムオーブン14内には、カラム18が設けられる。
また、ガスクロマトグラフ装置10は、カラムオーブン14の吸気口14a及び排気口14bを開閉する開閉機構20を備える。開閉機構20には、吸気口14aを開閉する開閉扉20a及び排気口14bを開閉する開閉扉20bが含まれる。また、開閉機構20には、開閉扉20a及び開閉扉20bを動作させる駆動部20c等が含まれる。なお、駆動部20cは、汎用のモータである。
図1~図4に示す例では、駆動部20cの駆動力が軸状部材を介して、開閉扉20a及び開閉扉20bに伝達されるため、開閉扉20a及び開閉扉20bは、その軸状部材を中心に回転する。
また、本実施形態では、筐体12内において、カラムオーブン14外には、制御室22が設けられる。制御室22は、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態でその吸気口14aを介してカラムオーブン14内と連通し、内部には、制御部24等が配置される。
制御部24とは、ガスクロマトグラフ装置10の制御に係る基板及び電源等を指す。具体的には、カラムオーブン14内の温度を制御するための制御基板、及び、スイッチング電源等が制御部24に含まれる。ただし、ガスクロマトグラフ装置10の制御のうち、たとえば、操作部(図示は省略)の操作に基づく信号を処理するための操作用基板、又は、表示部(図示は省略)を制御するための表示用基板など、一部の制御を行うための基板は、制御部24に含まれず、制御室22以外の位置に設けられていてもよい。制御室22内には、制御部24以外に、攪拌ファン16を駆動させる駆動部26も配置される。なお、駆動部26は、汎用のモータである。
筐体12には、制御室22内に空気を取り込むための吸気口12aが設けられる。また、筐体12には、制御室22内の空気を排気するため排気口12bが設けられる。吸気口12a及び排気口12bは、常時開放されている。
また、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10は、制御部24等を冷却する冷却ファン28を有する。冷却ファン28は、カラムオーブン14の吸気口14aの吸気方向において、その吸気口14aと重なる。すなわち、吸気口14aの中心線の延長線上に冷却ファン28が位置している。冷却ファン28は、吸気口14aの中心線に対して30~60°の角度、より具体的には約45°の角度で傾斜している。なお、制御部24及び冷却ファン28を結ぶ直線方向は、冷却ファン28及び吸気口14aを結ぶ直線方向に対して傾斜している。
図1~4に示す冷却ファン28は、制御室22内に設けられ、吸気口14aの吸気方向に対して傾斜する方向、具体的には、制御部24側を向いている。また、図1~図4に示す例では、冷却ファン28は、筐体12内に設けられ、筐体12の吸気口12aの吸気方向において、その吸気口12aとも重なる。すなわち、吸気口12aの中心線の延長線上に冷却ファン28が位置している。また、吸気口12a及び吸気口14aを結ぶ直線上に冷却ファン28が位置しているともいえる。
また、本実施形態では、筐体12内のカラムオーブン14外には、制御室22とは別に排気室30が設けられる。なお、筐体12には、排気室30内の空気を排気するため排気口12cが設けられ、この排気口12cは、常時開放されている。
排気室30内には、ダクト32が設けられる。ダクト32は、カラムオーブン14内と筐体12外を連通させる。排気口14bから排気された空気については、ダクト32を介して筐体12外に排気される。
図1及び図2に示すように、開閉機構20により吸気口14a及び排気口14bが閉鎖されている状態では、攪拌ファン16を回転すると、カラムオーブン14内の温度の偏りが改善される。
また、図1及び図2に示すように、開閉機構20により吸気口14a及び排気口14bが閉鎖されている状態では、冷却ファン28が回転すると、制御部24等が冷却ファン28からの風に曝される。
制御部24等から熱を奪った空気は、排気口12bから筐体12外に排気される。したがって、吸気口14a及び排気口14bが閉鎖されている場合、冷却ファン28が回転すると、制御部24等が冷却される。
一方、図3及び図4に示すように、開閉機構20により吸気口14a及び排気口14bが開放されている状態では、攪拌ファン16が回転すると、吸気口14aから取り込まれた空気が攪拌され、カラムオーブン14内の熱が奪われる。
カラムオーブン14内の熱を奪った空気は、排気口14b等を介して筐体12外に排気される。したがって、吸気口14a及び排気口14bが開放されている場合、攪拌ファン16が回転すると、カラムオーブン14内が冷却される。
また、図3及び図4に示すように、開閉機構20により吸気口14a及び排気口14bが開放されている状態では、冷却ファン28が回転すると、開閉扉20aが冷却ファン28からの風の少なくとも一部を遮る。また、開閉扉20aによって遮られた風は、吸気口14aに導かれる。
開閉扉20aは、吸気口14aが開放されている状態では、吸気口14aの吸気方向において、その吸気口14aと重ならない位置まで回転されている。すなわち、開閉扉20aは、吸気口14aを閉鎖している状態から90°以上回転された状態で吸気口14aを開放する。吸気口14aが開放されている状態では、冷却ファン28の風向き方向に開閉扉20aの一部が対向しており、冷却ファン28からの風の少なくとも一部が遮られて、その風の少なくとも一部の風向きが吸気口14a側に変換される。
つまり、開閉扉20aは、開閉機構20により吸気口14a及び排気口14bが開放されている状態で、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を遮ることで、その風の少なくとも一部を吸気口に導く14aに導く。
また、これらのことから、図3及び図4に示すように、冷却ファン28からの風を吸気口14aに導きつつ、攪拌ファン16を回転させると、冷却ファン28からの風を吸気口14aに導くことなく攪拌ファン16を回転させる場合と比べ、カラムオーブン14内を効率よく冷却することができる。
たとえば、開閉扉20aで、冷却ファン28からの風の一部だけを吸気口14aに導くのであれば、冷却ファン28からの残りの風で制御部24等を冷却しつつ、カラムオーブン14内を効率よく冷却することができる。
一方、開閉扉20aで、冷却ファン28からの風の全部を吸気口14aに導くのであれば、冷却ファン28からの風の一部を吸気口14aに導くよりも効率よくカラムオーブン14内を冷却することができる。
また、本実施形態では、後述する切替機構34(図5~図7参照)が設けられてもよい。切替機構34は、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態において、冷却ファン28の風向きを切り替えることで、その冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導く。
さらに、切替機構34には、後述する整流部材36(図6~図7参照)が含まれてもよい。整流部材36は、変位可能であり、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態で、その冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導く。なお、整流部材36に係る変位には、整流部材36自体の移動又は回転が含まれる。
なお、図1~図4に示すように、開閉機構20の開閉扉20aで冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導くのであれば、開閉機構20は、切替機構34としての役割を担い、開閉扉20aは、整流部材36としての役割を担う。つまり、この場合、開閉機構20については、切替機構34ともいえる。さらに、開閉扉20aは、整流部材36ともいえる。
また、本実施形態では、開閉機構20とは別に切替機構34が設けられる場合、開閉扉20a及び開閉扉20bは、たとえば、スライド式であってもよい。
本実施形態では、整流部材36が切替機構34に含まれない場合、その切替機構34は、冷却ファン28を変位させてもよい。冷却ファン28に係る変位には、冷却ファン28自体の移動又は回転が含まれる。
図5は、本実施形態の切替機構34の構成の変形例を示す概略断面図である。図5に示す例では、切替機構34は、冷却ファン28自体を回転させる。なお、図5では、切替機構34が冷却ファン28により隠れているため、破線で表す。
開閉機構20により吸気口14aが閉鎖された状態では、図5に示すように、冷却ファン28は、制御部24が位置する方向を向く。この場合、冷却ファン28からの風により、制御部24等が冷却される。
開閉機構20により吸気口14aが開放された状態では、冷却ファン28は、たとえば、吸気口14a側を向く。すなわち、開閉機構20により吸気口14aが開放された状態では、開閉機構20により吸気口14aが閉鎖された状態のときよりも、冷却ファン28が吸気口14a側を向き、より多くの風が吸気口14aに導かれる。
このように、冷却ファン28自体の向きを変えることで、冷却ファン28の風向きを切り替える場合、冷却ファン28自体の向きを調整するだけで、吸気口14aに導かれる風の量を調整することができる。
また、冷却ファン28の風向きの切り替えは、冷却ファン28自体を移動させることで行われてもよい。冷却ファン28自体を移動させる場合、冷却ファン28自体を移動させることで、風の供給先の位置を調整し、吸気口14aに導かれる風の量を調整してもよい。なお、冷却ファン28自体の移動及び回転については、組み合わせて実施されてもよい。
図6は、本実施形態の切替機構34の構成の他の変形例を示す概略断面図である。切替機構34は、整流部材36を含む。また、図6に示す例では、冷却ファン28は、吸気口14aが位置する方向を向いている。
図6に示す例では、切替機構34は、整流部材36の他にその整流部材36の移動を可能とする構成を含む。たとえば、切替機構34は、整流部材36の他にガイドを含む。このガイドは、冷却ファン28及び吸気口14aの間に位置し、冷却ファン28の風向きに対して交差、具体的には、略直交する方向に延びる。
また、切替機構34は、上記ガイドに沿って移動可能であり、整流部材36と連結される変位部材を含む。つまり、整流部材36は、上記ガイドに沿って適宜に移動可能とされる。整流部材36は、吸気口14aの吸気方向に対して傾斜する。
開閉機構20により吸気口14aが閉鎖された状態において、整流部材36は、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を遮る。この場合、冷却ファン28からの風の少なくとも一部が制御部24等に導かれる。開閉機構20により吸気口14aが閉鎖された状態では、冷却ファン28からの風の全部を整流部材36で遮り、その風の全部を制御部24等に導くのが好ましい。
開閉機構20により吸気口14aが開放された状態において、整流部材36は、冷却ファン28からの風の一部を遮ってもよいし、遮らなくてもよい。
このように、整流部材36を移動させるだけで、冷却ファン28の風向きを切り替える場合、その整流部材36の位置に応じて、制御部24等に導かれる風の量を調整することができる。
また、図6に示す例では、冷却ファン28は、吸気口14aが位置する方を向いているため、制御部24等に導かれる風の量を調整することは、吸気口14aに導かれる風の量を調整することも意味する。
なお、図6に示すように、整流部材36を移動させことで、冷却ファン28に対する位置を切り替え、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導くことが可能であれば、整流部材36の形状及び移動ルート等については、特に限定されない。また、整流部材36を移動させるための構成についても同様である。
また、冷却ファン28の風向きの切り替えは、整流部材36を回転させることで行われてもよい。整流部材36を回転させる場合、整流部材36は、冷却ファン28及び吸気口14aの間に配置され、吸気口14aの吸気方向において、その吸気口14aと重なる。つまり、整流部材36は、図6の実線で示す位置に配置される。
このような場合、冷却ファン28の風向きに対する整流部材36の角度を調整することで、制御部24等に導かれる風の量を調整することできる。すなわち、吸気口14aに導かれる風の量も同様に調整される。なお、整流部材36の移動及び回転については、組み合わせて実施されてもよい。
図7は、本実施形態の切替機構34の構成のさらに他の変形例を示す概略断面図である。図7に示す切替機構34は、図6に示す切替機構34と同様に整流部材36を移動可能とする構成を含む。
また、図7に示す例では、冷却ファン28は、吸気口14aの吸気方向に対して傾斜する方向、具体的には、制御部24を向いている。
さらに、図7に示す例では、整流部材36は、吸気口14aの吸気方向に沿って延び、その吸気方向に沿って移動可能とされる。
図7に示す例では、図6に示す例と異なり、冷却ファン28の風を遮り、その風を吸気口14aに導く。
開閉機構20により吸気口14aが閉鎖された状態において、整流部材36は、冷却ファン28からの風に干渉しない。つまり、冷却ファン28からの風の全部が制御部24等に導かれる。
開閉機構20により吸気口14aが開放された状態において、整流部材36は、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を遮り、その風の少なくとも一部を吸気口14aに導く。なお、整流部材36の位置に応じて、吸気口14aに導かれる風の量は異なる。
また、上述したように、整流部材36を移動させことで、冷却ファン28に対する位置を切り替え、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導くことが可能であれば、整流部材36の形状及び移動ルート等については、特に限定されない。また、整流部材36を移動させるための構成についても同様である。
また、上述したように、冷却ファン28の風向きの切り替えは、整流部材36を回転させることで行われてもよい。整流部材36を回転させる場合、整流部材36は、冷却ファン28の風向きの位置に配置される。つまり、整流部材36は、図7の破線で示す位置に配置される。
このような場合、冷却ファン28の風向きに対する整流部材36の角度を調整することで、吸気口14aに導かれる風の量も同様に調整される。なお、整流部材36の移動及び回転については、組み合わせて実施されてもよい。
また、切替機構34については、図4~7に示すような構成を適宜に組み合わせてもよい。
2.ガスクロマトグラフ装置の電気的構成
図8は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の電気的構成の一例を示すブロック図である。ガスクロマトグラフ装置10の制御部24は、メイン制御部50を含む。メイン制御部40、攪拌ファン16、開閉機構20、冷却ファン28及び切替機構34等の各々は、バス等の配線58を介して、互いに電気的に接続される。
図8は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の電気的構成の一例を示すブロック図である。ガスクロマトグラフ装置10の制御部24は、メイン制御部50を含む。メイン制御部40、攪拌ファン16、開閉機構20、冷却ファン28及び切替機構34等の各々は、バス等の配線58を介して、互いに電気的に接続される。
メイン制御部50は、ガスクロマトグラフ装置10の全体的な制御を担う。メイン制御部50は、CPU(Central Processing Unit)52を備える。また、メイン制御部50は、CPU52が直接的にアクセス可能なRAM(Random Access Memory)54及び記憶部56を備える。
CPU52は、ガスクロマトグラフ装置10の各コンポーネントを制御する。RAM54は、CPU52のワーク領域及びバッファ領域として用いられる。記憶部56は、不揮発性メモリであり、たとえば、記憶部56としてHDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等が用いられる。
記憶部56には、ガスクロマトグラフ装置10の各コンポーネントを制御するための制御プログラム及び制御プログラムの実行に必要とされるデータ(実行用データ)等が記憶される。なお、記憶部56がRAM54を含むように構成されてもよい。
このような、ガスクロマトグラフ装置10であれば、たとえば、メイン制御部50で冷却ファン28を制御することにより、カラムオーブン14内の冷却を開始するまでは、制御部24等を冷却し、カラムオーブン14内を冷却する際は、メイン制御部50で開閉機構20及び切替機構34を制御することにより、吸気口14a及び排気口14bを開放したうえで、切替機構34で冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導くことができる。
また、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導き、カラムオーブン14内を冷却する際には、メイン制御部50は、冷却ファン28を制御することにより、冷却ファン28の回転数を上昇させてもよい。これによれば、単に、冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導く場合よりも、効率よくカラムオーブン14内を冷却することができる。
なお、本実施形態の攪拌ファン16及び冷却ファン28については、ガスクロマトグラフ装置10の電源が投入されると回転が開始され、電源が切られるまで常時回転している。
3.ガスクロマトグラフ装置の具体的な電気的構成
図9は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の具体的な電気的構成の一例を示すブロック図である。なお、図9では、記憶部56の図示は省略する。
図9は、本実施形態のガスクロマトグラフ装置10の具体的な電気的構成の一例を示すブロック図である。なお、図9では、記憶部56の図示は省略する。
RAM54には、記憶部56から予め読み出された実行用データが記憶される。また、機器及びセンサ等を用いて取得した取得データが記憶部56に記憶される際に、その取得データがRAM54に一時的に記憶される。
図9に示す例では、RAM54には、回転数データ60が記憶されている。なお、図示は省略するが、RAM54には、各コンポーネントの制御に必要とされるデータ等も記憶される。たとえば、RAM54には、冷却ファン28のデフォルトの回転数を示すデータ等が記憶される。
回転数データ60は、冷却ファン28の回転数を示すデータである。回転数データ60は、具体的に、冷却ファン28のデフォルトの回転数よりも高い回転数を示す。
RAM54には、記憶部56から予め読み出された制御プログラム(図示は省略)が記憶され、CPU52がその制御プログラムを実行すると、メイン制御部50は、冷却処理部62として機能する。
冷却処理部62は、カラムオーブン14内を冷却するときに、開閉機構20で吸気口14aを開放し、切替機構34で冷却ファン28からの風の少なくとも一部を吸気口14aに導きつつ、攪拌ファン16を回転させる。
また、冷却処理部62は、カラムオーブン14内を冷却するとき、切替機構34による冷却ファン28の風向きの切り替えに伴って、冷却ファン28の回転数を上昇させる。なお、冷却処理部62は、冷却ファン28の回転数を上昇させる際、回転数データ60を用いる。
4.フロー
図10は、本実施形態のCPU52の冷却処理の一例を示すフロー図である。冷却処理は、たとえば、ガスクロマトグラフ装置10での試料の分析(たとえば、昇温分析)が完了したことに応じて、開始される。なお、攪拌ファン16及び冷却ファン28については、ガスクロマトグラフ装置10の電源が投入されたときに回転が開始されている。
図10は、本実施形態のCPU52の冷却処理の一例を示すフロー図である。冷却処理は、たとえば、ガスクロマトグラフ装置10での試料の分析(たとえば、昇温分析)が完了したことに応じて、開始される。なお、攪拌ファン16及び冷却ファン28については、ガスクロマトグラフ装置10の電源が投入されたときに回転が開始されている。
ステップS1では、吸気口14a及び排気口14bを開放し、ステップS2では、冷却ファン28の風向きを切り替える。ステップS3では、冷却ファン28の回転数を上昇させる。
ステップS4では、カラムオーブン14内の冷却を終了するかどうかを判断する。カラムオーブン14内の冷却を終了するタイミングは任意であり、たとえば、予め設定された時間が経過するタイミングであってもよいし、温度センサ(図示は省略)により検知されるカラムオーブン14内の温度が所定温度に到達するタイミングであってもよい。ステップS4で“NO”であれば、つまり、カラムオーブン14内の冷却を終了しないのであれば、ステップS4に戻る。一方、ステップS4で“YES”であれば、つまり、カラムオーブン14内の冷却を終了するのであれば、ステップS5に進む。
ステップS5では、冷却ファン28の風向きを元に戻し、ステップS6では、冷却ファン28の回転数を元に戻す。ステップS6で、冷却ファン28の回転数を元に戻すと、冷却処理は終了する。なお、上述の実施形態で示したフロー図の各ステップは、同じ結果が得られるのであれば、処理される順番は適宜変更することが可能である。
また、上述の実施形態で示した電気的構成等は単なる一例であり、実際の製品において、適宜変更可能である。たとえば、冷却ファン28は、筐体12外に設けられてもよい。
5.態様
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)一態様に係るガスクロマトグラフ装置は、
吸気口及び排気口を有するカラムオーブンと、
前記カラムオーブン内の空気を攪拌する攪拌ファンと、
前記吸気口及び前記排気口を開閉する開閉機構と、
制御部と、
前記制御部を冷却する冷却ファンと、
前記カラムオーブンの外側に設けられ、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で当該吸気口を介して前記カラムオーブン内と連通し、前記制御部が内部に配置される制御室と、
前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態において、前記冷却ファンの風向きを切り替えることで、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く切替機構とを備えてもよい。
吸気口及び排気口を有するカラムオーブンと、
前記カラムオーブン内の空気を攪拌する攪拌ファンと、
前記吸気口及び前記排気口を開閉する開閉機構と、
制御部と、
前記制御部を冷却する冷却ファンと、
前記カラムオーブンの外側に設けられ、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で当該吸気口を介して前記カラムオーブン内と連通し、前記制御部が内部に配置される制御室と、
前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態において、前記冷却ファンの風向きを切り替えることで、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く切替機構とを備えてもよい。
第1項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、冷却ファンの風向きを切り替えることで、その冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができる。また、冷却ファンの風向きを切り替えることで、その冷却ファンからの風の一部だけをカラムオーブンの吸気口に導くのであれば、冷却ファンからの残りの風を制御部に導くことができる。つまり、カラムオーブン内を効率よく冷却しつつ、制御部を冷却することができる。一方、冷却ファンの風向きを切り替えることで、その冷却ファンからの風の全部をカラムオーブンの吸気口に導くのであれば、カラムオーブンの吸気口に冷却ファンからの風の全部を導くことができる。つまり、カラムオーブン内をさらに効率よく冷却することができる。
(第2項)第1項に記載のガスクロマトグラフ装置において、
前記切替機構には、変位可能であり、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く整流部材が含まれてもよい。
前記切替機構には、変位可能であり、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く整流部材が含まれてもよい。
第2項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、整流部材を用いて、冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができる。
(第3項)第2項に記載のガスクロマトグラフ装置において、
前記開閉機構は、前記吸気口を開閉する開閉扉を有し、
前記切替機構は、前記開閉扉を前記整流部材として用いることにより、前記冷却ファンの風向きを切り替えてもよい。
前記開閉機構は、前記吸気口を開閉する開閉扉を有し、
前記切替機構は、前記開閉扉を前記整流部材として用いることにより、前記冷却ファンの風向きを切り替えてもよい。
第3項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、カラムオーブンの吸気口を開閉する開閉扉を用いて、冷却ファンからの風の少なくとも一部をその吸気口に導くことができる。また、開閉扉が整流部材としての役割を担うため、別途整流部材を設ける必要がなくなる。したがって、部品数が増大するのを抑制することができる。
(第4項)第2項又は第3項に記載のガスクロマトグラフ装置において、
前記冷却ファンは、前記吸気口の吸気方向に対して傾斜する方向を向いて設けられており、
前記整流部材は、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を遮ることで、当該風の少なくとも一部を前記吸気口に導いてもよい。
前記冷却ファンは、前記吸気口の吸気方向に対して傾斜する方向を向いて設けられており、
前記整流部材は、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を遮ることで、当該風の少なくとも一部を前記吸気口に導いてもよい。
第4項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、整流部材を用いて、冷却ファンからの風の少なくとも一部を遮ることで、その風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導くことができる。したがって、整流部材で遮る風の量を調整することで、カラムオーブンの吸気口に導かれる風の量を調整することができる。
(第5項)第1項~第4項のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置において、
前記カラムオーブン内を冷却するときに、前記開閉機構で前記吸気口を開放し、前記切替機構で前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導きつつ、前記攪拌ファンを回転させる冷却処理部をさらに備えてもよい。
前記カラムオーブン内を冷却するときに、前記開閉機構で前記吸気口を開放し、前記切替機構で前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導きつつ、前記攪拌ファンを回転させる冷却処理部をさらに備えてもよい。
第5項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、カラムオーブン内を冷却するときに、冷却ファンからの風の少なくとも一部をカラムオーブンの吸気口に導きつつ、攪拌ファンを回転させることができる。また、冷却ファンからの風の一部だけをカラムオーブンの吸気口に導きつつ、攪拌ファンを回転させるのであれば、制御部を冷却しつつ、カラムオーブン内を効率よく冷却することができる。一方、冷却ファンからの風の全部をカラムオーブンの吸気口に導きつつ、攪拌ファンを回転させるのであれば、カラムオーブン内をさらに効率よく冷却することができる。
(第6項)第5項に記載のガスクロマトグラフ装置において、
前記冷却処理部は、前記カラムオーブン内を冷却するとき、前記切替機構による前記冷却ファンの風向きの切り替えに伴って、前記冷却ファンの回転数を上昇させてもよい。
前記冷却処理部は、前記カラムオーブン内を冷却するとき、前記切替機構による前記冷却ファンの風向きの切り替えに伴って、前記冷却ファンの回転数を上昇させてもよい。
第6項に記載のガスクロマトグラフ装置によれば、冷却ファンの回転数を上昇させない場合と比べ効率よくカラムオーブン内を冷却することができる。
14 カラムオーブン
14a 吸気口
14b 排気口
16 攪拌ファン
20 開閉機構
20a 開閉扉
22 制御室
24 制御部
28 冷却ファン
34 切替機構
36 整流部材
62 冷却処理部
14a 吸気口
14b 排気口
16 攪拌ファン
20 開閉機構
20a 開閉扉
22 制御室
24 制御部
28 冷却ファン
34 切替機構
36 整流部材
62 冷却処理部
Claims (6)
- 吸気口及び排気口を有するカラムオーブンと、
前記カラムオーブン内の空気を攪拌する攪拌ファンと、
前記吸気口及び前記排気口を開閉する開閉機構と、
制御部と、
前記制御部を冷却する冷却ファンと、
前記カラムオーブンの外側に設けられ、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で当該吸気口を介して前記カラムオーブン内と連通し、前記制御部が内部に配置される制御室と、
前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態において、前記冷却ファンの風向きを切り替えることで、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く切替機構とを備える、ガスクロマトグラフ装置。 - 前記切替機構には、変位可能であり、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導く整流部材が含まれる、請求項1に記載のガスクロマトグラフ装置。
- 前記開閉機構は、前記吸気口を開閉する開閉扉を有し、
前記切替機構は、前記開閉扉を前記整流部材として用いることにより、前記冷却ファンの風向きを切り替える、請求項2に記載のガスクロマトグラフ装置。 - 前記冷却ファンは、前記吸気口の吸気方向に対して傾斜する方向を向いて設けられており、
前記整流部材は、前記開閉機構により前記吸気口が開放された状態で、前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を遮ることで、当該風の少なくとも一部を前記吸気口に導く、請求項2又は3に記載のガスクロマトグラフ装置。 - 前記カラムオーブン内を冷却するときに、前記開閉機構で前記吸気口を開放し、前記切替機構で前記冷却ファンからの風の少なくとも一部を前記吸気口に導きつつ、前記攪拌ファンを回転させる冷却処理部をさらに備える、請求項1~4のいずれか一項に記載のガスクロマトグラフ装置。
- 前記冷却処理部は、前記カラムオーブン内を冷却するとき、前記切替機構による前記冷却ファンの風向きの切り替えに伴って、前記冷却ファンの回転数を上昇させる、請求項5に記載のガスクロマトグラフ装置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP2021202278A JP2023087801A (ja) | 2021-12-14 | 2021-12-14 | ガスクロマトグラフ装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2021202278A Pending JP2023087801A (ja) | 2021-12-14 | 2021-12-14 | ガスクロマトグラフ装置 |
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2021
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-
2022
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- 2022-11-11 CN CN202211413760.6A patent/CN116263447A/zh active Pending
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