JP2023087339A - モータ - Google Patents

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亨 渡辺
Toru Watanabe
卓司 山田
Takuji Yamada
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Abstract

【課題】出力トルクを向上する。【解決手段】モータは、ロータを備える。前記ロータは、外周部を有する第1磁性体と、内周部を有する環状の第2磁性体と、前記径方向において、前記第1磁性体の外周部と前記第2磁性体の内周部に対向する、第1マグネット及び第2マグネットと、を備える。径方向において、前記第2磁性体の内周部と、前記第1マグネットのコーナとの間には、間隙がある。【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
ロータヨークの表面に、磁束の向きが異なる複数のマグネットを配置する、いわゆるハルバッハ配列のモータが知られている。ハルバッハ配列のモータにおいては、例えばインナーロータ構造のモータにおいて、回転時の遠心力によるマグネットの飛び出しを抑制するために、マグネット保持部材にマグネットを埋め込む技術が知られている。
特開2007-006545号公報 特開2010-207067号公報 国際公開第2014/115655号
しかし、ハルバッハ配列のモータにおいて、マグネットからステータ側に流れる磁束の量が低下する場合がある。この場合、モータの出力トルクが低下する。
一つの側面では、出力トルクを向上できるモータを提供することを目的とする。
一つの態様において、モータは、ロータを備える。前記ロータは、外周部を有する第1磁性体と、内周部を有する環状の第2磁性体と、前記径方向において、前記第1磁性体の外周部と前記第2磁性体の内周部に対向する、第1マグネット及び第2マグネットと、を備える。径方向において、前記第2磁性体の内周部と、前記第1マグネットのコーナとの間には、間隙がある。
一つの態様によれば、出力トルクを向上できる。
図1は、実施形態におけるモータの一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態におけるモータの一例を示す分解斜視図である。 図3は、実施形態におけるモータの一部の一例を示す上面図である。 図4は、実施形態におけるモータの一部の一例を示す拡大上面図である。 図5は、変形例におけるモータの一部の一例を示す拡大上面図である。
以下に、本願の開示するモータの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面における各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。各図面において、説明を分かりやすくするために、モータの回転軸が延在する方向を軸方向とする座標系を図示する場合がある。
[実施形態]
まず、実施形態におけるモータについて、図1及び図2を用いて説明する。図1は、実施形態におけるモータの一例を示す斜視図である。図2は、実施形態におけるモータの一例を示す分解斜視図である。図1に示すように、実施形態におけるモータ1は、ステータ10と、ロータ20とを備える。実施形態におけるモータ1は、例えば、ステータの軸方向における長さに対して、径方向における長さの方が大きい、いわゆる扁平モータである。実施形態において、モータ1は、例えば、フレームレスモータである。モータ1は、例えば、図示しない回転軸により、駆動力を外部に伝達する。
図1に示すように、ステータ10は、ステータコア11と、インシュレータ12と、コイル13とを備える。ステータコア11は、例えばケイ素鋼板、電磁鋼板等の軟磁性鋼板等の板状の金属部材を軸方向に複数積層することによって形成される。インシュレータ12は、例えば樹脂等の絶縁体により形成される。コイル13は、例えば、インシュレータ12を介して、ステータコア11に巻き回される。
図1及び図2に示すように、ロータ20は、径方向において、ステータ10の内周側に配置される。すなわち、実施形態におけるモータ1は、例えば、インナーロータ型のモータである。図2に示すように、ロータ20は、ヨーク30と、複数の第1マグネット41と、複数の第2マグネット42と、複数の主マグネット43と、リング60とを備える。なお、ヨーク30は、第1磁性体の一例であり、リング60は、環状の第2磁性体の一例である。また、以下において、第1マグネット41、第2マグネット42及び主マグネット43を区別せずに表現する場合に、マグネット40と表記する場合がある。
ヨーク30は、例えば鉄で形成された継鉄である。リング60は、例えばステータコア11と同一の素材、望ましくはケイ素鋼板等の磁性体により形成される。リング60は、図1及び図2に示すように、ヨーク30の径方向外側に配置される。より具体的には、リング60の内周部61は、マグネット40を介して、径方向においてヨーク30の外周部31と対向する。
リング60の内周部61には、図2及び図3に示すように、凹部62が形成される。図3は、実施形態におけるモータの一部の一例を示す上面図である。図3は、図1の枠F1に示す部分を拡大した図である。なお、図3以降においては、ステータ10を簡略化して図示する場合がある。例えば、図3においては、インシュレータ12の図示を省略している。
マグネット40は、径方向において、リング60の内周部61と、ヨーク30の外周部31との間隙に配置される。その際、第1マグネット41と第2マグネット42とは、周方向において相互に隣接するように配置される。なお、以下において、第1マグネット41及び第2マグネット42を合わせて補助マグネット群と表記する場合がある。また、複数の主マグネット43を区別して表現する場合に、それぞれ主マグネット43A乃至43Tと表記する場合がある。
実施形態において、ロータ20は、第1マグネット41と第2マグネット42との並び方が異なる、2種類の補助マグネット群を備える。例えば、図3において、補助マグネット群4Aと、補助マグネット群4Bとでは、第1マグネット41と第2マグネット42との並び方が反対になっている。実施形態において、2種類の補助マグネット群は、周方向において交互にならんでいる。
また、主マグネット43は、周方向において、2つの補助マグネット群に挟まれる位置に配置される。例えば、図3に示すように、主マグネット43Aは、周方向において、補助マグネット群4Aと、補助マグネット群4Bとの間に位置する。この場合において、主マグネット43のうち一部は、周方向において第1マグネット41に挟まれ、別の一部は周方向において第2マグネット42に挟まれる。例えば、図3に示す主マグネット43Aは、周方向において、2つの第2マグネット42と対向し、主マグネット43Bは、周方向において、2つの第1マグネット41と対向する。
実施形態において、第1マグネット41と第2マグネット42とは、略同一の形状を備えるが、図4に示すように、磁束の向きが異なる。図4は、実施形態におけるモータの一部の一例を示す拡大上面図である。図4に示すように、主マグネット43の磁束の向きD3は、径方向に略一致する一方、第1マグネット41の磁束の向きD1と、第2マグネット42の磁束の向きD2とは、いずれもD3に対して傾いている。この場合において、第1マグネット41と第2マグネット42とが隣り合う位置は、磁極の切り替わり部となる。言い換えると、隣り合う第1マグネット41と第2マグネット42とが接触する接触線が磁極の転換部となって、磁極が切り替わる。具体的には、主マグネット43Aと、周方向において主マグネット43Aと隣り合う複数の第2マグネット42とがなす磁極の境界線は、複数の第2マグネット42が、それぞれ、主マグネット43Aと反対に位置する第1マグネット41と隣り合う位置となる。なお、磁極の切り替わり部を形成するためには、第1マグネット41と第2マグネット42とは接触をしている必要はなく、第1マグネット41と第2マグネット42とが離間している場合には、第1マグネット41と第2マグネット42との周方向における中間位置が磁極の切り替わり部となる。
実施形態において、第1マグネット41及び第2マグネット42は、図3及び図4に示すように、径方向において、リング60の凹部62に対向するように配置される。図4に示すように、リング60の凹部62は、径方向において、第1マグネット41の外周部に形成されたコーナ47と対向する。また、凹部62は、第2マグネット42の外周部に形成されたコーナ48とも、径方向において対向する。この場合において、凹部62と、コーナ47及び48との間には、径方向において、間隙B1が形成される。
実施形態において、間隙B1は、ロータ20のマグネット40の磁極から出た磁束がロータ20内を流れてしまうことを防止する、フラックスバリアとして作用する。これにより、第2マグネット42と主マグネット43とが隣り合う磁極切り替わり部において、第2マグネット42と主マグネット43との間で磁極が回り込むことが抑制されるので、ロータ20からステータ10側に流れる磁束を担保できる。これにより、モータ1のトルク低下が抑制される。さらに、間隙B1を設け、リング60の径方向の大きさが小さい領域を設けることによって、当該領域を磁気飽和させ、第2マグネット42と主マグネット43との間で磁極が回り込むことを抑制することができる。
以上説明したように、実施形態におけるモータ1は、ロータ20を備える。ロータ20は、外周部31を有する第1磁性体30と、内周部61を有する環状の第2磁性体60と、径方向において、第1磁性体30の外周部31と第2磁性体60の内周部61に対向する、第1マグネット41及び第2マグネット42とを備える。径方向において、第2磁性体60の内周部61と、第1マグネット41のコーナ47との間には、間隙B1がある。かかる構成によれば、第1マグネット41からステータ10へ流れる磁束が増加することで、出力トルクを向上できる。また、別個に形成された複数のマグネット40の周囲がリング60により囲まれることにより、ロータ20の真円度を担保しやすい。言い換えると、真円度の値を低下させることができる。
[変形例]
以上、実施形態における構成について説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、マグネット40は、軸方向においてヨーク30よりも突出しなければよい。この場合において、マグネット40の軸方向における長さを、例えばヨーク30よりも軸方向における長さより小さくしてもよい。また、実施形態におけるモータ1はインナーロータ型の扁平モータであるが、これに限られず、例えばアウターロータ型のモータであってもよく、軸方向におけるモータの長さが、径方向における長さより大きくてもよい。さらに、実施形態及び各変形例に示すヨークの材質は鉄に限らず、その他の磁性体であってもよい。
また、マグネット40は、焼結等の成形された磁石に限られない。例えば、ボンド磁石等を用いて、射出成型機等によって、ヨーク30とリング60との間に任意の形状で成形してもよい。
また、コーナ47及びコーナ48の形状は、アールが形成されたものに限られず、テーパや切り欠きが形成されたものであってもよい。かかる構成によれば、間隙B1をより大きくとることができるので、磁束の漏れをより抑制できる。
また、リングは凹部62を備えるものに限られず、第1マグネット41のコーナ47及び第2マグネット42のコーナ48との間に間隙を形成するものであればよい。図5は、変形例におけるモータの一部の一例を示す拡大上面図である。なお、以下の変形例において、先に説明した図面に示す部位と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
変形例において、モータ2は、リング60に代えて、リング90を備える。図5に示すように、変形例におけるリング90の内周部91には、凹部62が形成されない。この場合においても、リング90と、コーナ47及びコーナ48との間には、径方向において、間隙B9が形成される。この場合において、間隙B9の大きさを担保するために、コーナ47及びコーナ48の形状を変更してもよい。
本発明の実施形態及び各変形例に記載のロータまたはステータをアクチュエータや電子機器等に搭載させても構わない。具体的には、アクチュエータや電子機器のフレームあるいは筐体、ボディ等に対して、本発明の実施形態及び各変形例に記載のロータまたはステータを収容し、当該アクチュエータや電子機器の駆動要素として用いてもよい。
以上、本発明を実施形態及び各変形例に基づき説明したが、本発明は実施形態及び各変形例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更が可能であることも言うまでもない。そのような要旨を逸脱しない範囲での種々の変更を行ったものも本発明の技術的範囲に含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特許請求の範囲の記載から明らかである。
1,2 モータ、10 ステータ、11 ステータコア、12 インシュレータ、13 コイル、20 ロータ、30 ヨーク、31 外周部、41 第1マグネット、42 第2マグネット、43 主マグネット、47,48 コーナ、60,90 リング、61,91 内周部、62 凹部

Claims (6)

  1. ロータを備え、
    前記ロータは、
    外周部を有する第1磁性体と、
    内周部を有する環状の第2磁性体と、
    径方向において、前記第1磁性体の外周部と前記第2磁性体の内周部とに対向する、第1マグネット及び第2マグネットと、
    を備え、
    径方向において、前記第2磁性体の内周部と、前記第1マグネットのコーナとの間には、間隙がある、
    モータ。
  2. 径方向において、前記第2磁性体の内周部は凹部を備え、
    前記第2磁性体の凹部は、径方向において、前記第1マグネットのコーナに対向している、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記間隙は、径方向において、前記第2マグネットのコーナと対向する、請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記第1マグネットの磁束の向き及び前記第2マグネットの磁束の向きは、互いに傾斜した向きである、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のモータ。
  5. 前記ロータは、前記第1マグネットと前記第2マグネットとを含む補助マグネット群を有し、
    前記ロータは、複数の前記補助マグネット群と、複数の主マグネットとを備え、
    前記補助マグネット群は、周方向において対向する第1の前記主マグネットと第2の前記主マグネットとの間に配置され、
    前記主マグネットの磁束の向きは径方向に向いており、
    前記第1マグネットの磁束の向き及び前記第2マグネットの磁束の向きは、前記主マグネットの磁束の向きに対して傾斜した向きである、
    請求項1乃至4のいずれか1つに記載のモータ。
  6. 前記主マグネットは、周方向の一方側の端面が、前記第1マグネットと周方向において隣接し、周方向の他方側の端面が、前記第2マグネットと周方向において隣接する、請求項5に記載のモータ。
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