JP2023085004A - 表示装置 - Google Patents

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賢太朗 小林
Kentaro Kobayashi
貴一郎 吉武
Kiichiro Yoshitake
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Abstract

【課題】シャーシに設けられる部材をキャビネットに対して適切な位置に配置することができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置(1)は、シャーシ(100)と、開口部(201)を有するキャビネット(200)と、前記開口部からカバー部第1部分(410)が露出している取付部品(300)と、を備え、前記取付部品は、前記シャーシに対して、前記シャーシに沿った方向にスライド可能に固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関する。
一般的に、表示装置は、表示部を保持するシャーシと、該シャーシの背面に設けられるキャビネットとを備える。従来、キャビネットが熱膨張した場合においても、安定してキャビネットをシャーシに対して取り付けることができる技術が知られている。
例えば、特許文献1には、シャーシを覆う第1の筐体および第2の筐体(複数のキャビネット)を備え、第1の筐体のボス受け部の当接面が、第2の筐体の第2のボスの先端の面積より広い表示装置が開示されている。
特開2019-008050号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、熱膨張による第2の筐体に対する第1の筐体の相対位置のズレをある程度許容する構成とすることで、第1の筐体と第2の筐体との取り付けを容易にしている。すなわち、上記の特許文献1では、熱膨張による第2の筐体に対する第1の筐体の相対位置のズレを低減することができない。すなわち、シャーシに設けられる各部材のオフセンターを低減することができないといった問題がある。
本発明の一態様は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、シャーシに設けられる部材をキャビネットに対して適切な位置に配置することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る表示装置は、シャーシと、前記シャーシの背面に設けられ、開口部を有するキャビネットと、前記キャビネットの内部に設けられ、前記開口部から端部が露出している取付部品と、を備え、前記取付部品は、前記シャーシに対して、前記シャーシに沿った方向にスライド可能に固定されている。
本発明の一態様によれば、シャーシに設けられる部材をキャビネットに対して適切な位置に配置することができる。
一実施形態に係る表示装置の外観を示す斜視図である。 上記表示装置の背面図である。 上記表示装置の図2に示す領域Aにおける拡大背面図である。 上記表示装置の図2に示す領域Aにおいてキャビネットを除いた状態を示す拡大背面図である。 上記表示装置の取付部品を示す斜視図である。 上記表示装置の取付部品を示す側面図である。 上記表示装置を図4に示す切断線Bにおいて切断した状態を示す断面図である。 上記表示装置を図4に示す切断線Cにおいて切断した状態を示す断面図である。 上記表示装置のキャビネットの内面を示す斜視図である。 上記表示装置の取付部品をキャビネットの位置決め部により位置決めしている状態を示す図である。 上記表示装置を図10に示す切断線Dにおいて切断した状態を示す矢視断面斜視図である。
〔実施形態1〕
(表示装置1の概略構成)
図1は、実施形態1に係る表示装置1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、表示装置1は、表示パネル2と、シャーシ100と、基板(図示せず)と、キャビネット200と、を備える。
表示パネル2は、画像を表示する有機EL(Electro-luminescence)表示パネルである。表示パネル2は有機EL表示パネルに限定されず、液晶表示パネルであってもよい。
シャーシ100は、金属性の板金部材であり、表示装置の強度を保持するものである。表示パネル2とシャーシ100とは係合、締結、または接着などの何等かの手段によって一体化されている。
基板は、入力された信号から表示パネル2に出力する映像信号を作成する回路を備える回路基板である。また、基板は、シャーシに設けられるスピーカあるいは操作キー等を制御する制御基板を含んでもよい。基板はシャーシ100に固定されている。
キャビネット200は、シャーシ100の背面に設けられた樹脂製の部材であり、基板にゴミまたは埃などの付着を防止するために設けられたものである。そのため、キャビネット200は、シャーシ100に係合によって固定され、シャーシ100を覆う。
図2は、表示装置1の背面図である。以下、表示装置1における、表示パネル2が位置する側を前方、キャビネット200が位置する側を後方、前方に向かって左側を左方、右側を右方として説明する。なお、図2~図11において表示パネル2の図示は省略している。
キャビネット200は、箱型形状であり、左右端部においてそれぞれ前方に向かって傾斜する左右傾斜面を有する。キャビネット200は、右傾斜面の下側において開口部201を有する。開口部201には、後述する取付部品300のカバー部第1部分410(取付部品300の端部)が露出している。
図3は、表示装置1の図2に示す領域Aにおける拡大背面図である。図3に示すように、取付部品300は、キャビネット200の開口部201に嵌合されている。カバー部第1部分410は、キャビネット200の開口部201から露出している。
取付部品300は、複数の操作部441a、441bを有する。該複数の操作部441a、441bは、カバー部第1部分410に設けられる複数のカバー部開口440から突出している。すなわち、複数の操作部441a、441bは、キャビネット200の開口部201から突出している。ユーザは、複数の操作部441a、441bを操作することができる。
図4は、表示装置1の図2に示す領域Aにおいてキャビネット200を除いた状態を示す拡大背面図である。図4に示すように、取付部品300がシャーシ100と第1固定部110(固定部)および第2固定部120(固定部)との間に位置するように、第1固定部110および第2固定部120はシャーシ100の背面に設けられる。第1固定部110および第2固定部120は、それぞれ第1固定部係合孔111および第2固定部係合孔121を有する。第1固定部110および第2固定部120は、例えば板金部材である。
(取付部品300の構成)
図5は、取付部品300を示す斜視図である。図6は、取付部品300を示す側面図である。図5および図6に示すように、取付部品300はカバー部400と電子部品450と土台部500とを備える。本実施形態において、取付部品300は、複数の操作部441a、441bを備える操作キーユニットである。カバー部400は、電子部品450を覆う。カバー部400は、樹脂材料により構成される。電子部品450は、複数の操作部441a、441bが操作されたことを検出する。土台部500は、シャーシ100に固定され、カバー部400および電子部品450を支持する。土台部500は、例えば板金で作られた金属製である。図5および図6を参照し、このような取付部品300の構成の一例について以下に説明する。
カバー部400は、カバー部第1部分410と、カバー部第2部分420と、カバー部第3部分430とを備える。カバー部第1部分410は、開口部201に嵌合するような形状を有する(図2、図3参照)。カバー部第2部分420は、カバー部第1部分410の左端部から開口部201とは反対側に延伸する面である。カバー部第3部分430は、カバー部第2部分420の端部からカバー部第1部分410と略平行に延伸する面である。カバー部第3部分430は、後述する土台部第1部分510とネジ止めにより接続される。
カバー部第1部分410には複数の操作部441a、441bをそれぞれ挿入する複数のカバー部開口440が設けられている。電子部品450は、カバー部第1部分410と後述する土台部第1部分510との間に配置されている。電子部品450は、シャーシ100に固定される制御基板(図示せず)と電気的に接続されている。
土台部500は、土台部第1部分510と、土台部第2部分520と、土台部第3部分530と、土台部第4部分540と、土台部第5部分550と、土台部第6部分560と、土台部第7部分570とを備える。土台部第1部分510は、カバー部第1部分410と略平行の(すなわちシャーシ100の背面に対して傾斜している)面であり、カバー部第3部分430とネジ止めにより接続される。土台部第2部分520、土台部第4部分540、および土台部第6部分560は、土台部第1部分510の上端部、下端部、および右端部からそれぞれシャーシ100に向かう方向(前方)に延伸する面である。土台部第3部分530、土台部第5部分550、および土台部第7部分570は、それぞれ土台部第2部分520、土台部第4部分540、および土台部第6部分560と接続されており、シャーシ100と対向する面である。
土台部第1部分510は、左端部からシャーシ100に向かう方向(前方)に延伸する接触部511を有する。接触部511は、後述する第1リブ210aおよび第2リブ210b(位置決め部)と接触する接触面を有する(図11参照)。すなわち、取付部品300は、第1リブ210aおよび第2リブ210bと接触するための接触面を有する。
土台部第3部分530は、第1固定部110とシャーシ100との間に位置する(図4、図7参照)。土台部第3部分530には、第1固定部係合孔111と対応する位置に第1係合孔531(係合孔)が設けられている。同様に、土台部第5部分550は、第2固定部120とシャーシ100との間に位置する(図4、図8参照)。土台部第5部分550には、第2固定部係合孔121と対応する位置に第2係合孔551(係合孔)が設けられている。
また、土台部第3部分530、土台部第5部分550、および土台部第7部分570には、それぞれシャーシ100側に突出する第1凸部532(凸部)、第2凸部552(凸部)、および第3凸部571(凸部)が設けられている。第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571は、シャーシ100と接触する。すなわち、取付部品300は、シャーシ100と対向する面(第1係合孔531および第2係合孔551が存在する平面)において、シャーシ100から離れた離間部と、該離間部から突出してシャーシ100と接触する第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571とを有する。
(スライド機構)
図7は、表示装置1を図4に示す切断線Bにおいて切断した状態を示す断面図である。図8は、表示装置1を図4に示す切断線Cにおいて切断した状態を示す断面図である。取付部品300は、シャーシ100に対して、シャーシ100に沿った方向(上下左右方向)にスライド可能に固定されている。図7および図8を参照し、このような取付部品300のスライド機構の一例について以下に説明する。なお、図7においてはキャビネット200も図示している。
図7に示すように、シャーシ100は、シャーシ100の背面から後方へ突出する第1突出部101(突出部)を有する。該第1突出部101は、第1係合孔531および第1係合孔531の後方に位置する第1固定部係合孔111に挿入される。第1突出部101は、突出方向端部から軸方向に延びる第1ネジ孔102を有する。
キャビネット200は、第1突出部101と対応する位置において、キャビネット200の内面(シャーシ100側の面)から第1突出部101の突出方向端部まで、前方に突出するキャビネット突出部202を有する。キャビネット突出部202は、突出方向端部からキャビネット200の背面まで貫通するキャビネット貫通孔203を有する。キャビネット突出部202は、突出方向端部の外縁から内側に延伸するネジ受け部204を有する。
第1突出部101およびキャビネット突出部202は、キャビネット貫通孔203を通って第1ネジ孔102に挿入されるネジにより締結される。該ネジのネジ頭は、ネジ受け部204と当接する。
図8に示すように、シャーシ100は、シャーシ100の背面から後方へ突出する第2突出部103(突出部)を有する。該第2突出部103は、第2係合孔551に挿入される。第2突出部103は、突出方向端部から軸方向に延びる第2ネジ孔104を有する。
第2ネジ孔104と対応する位置に第2固定部係合孔121が位置するように、第2突出部103の突出方向端部上に設けられる。第2突出部103および第2固定部120は、第2固定部係合孔121を通って第2ネジ孔104に挿入されるネジにより締結される。該ネジのネジ頭は、第2固定部120における第2固定部係合孔121の周りと当接する。
ここで、第1係合孔531は、第1突出部101の外径より大きな内径を有する。また、第2係合孔551は、第2突出部103の外径より大きな内径を有する。すなわち、取付部品300は、第1突出部101および第2突出部103をそれぞれ挿入する第1係合孔531および第2係合孔551を有する。また、第1係合孔531および第2係合孔551はそれぞれ、第1突出部101および第2突出部103の外径より大きな内径を有する。
これにより、第1係合孔531と第1突出部101との間には隙間が設けられる。同様に、第2係合孔551と第2突出部103との間には隙間が設けられる。そのため、取付部品300は、シャーシ100に沿った方向(上下左右方向)にスライド可能となる。したがって、キャビネット200と取付部品300との熱膨張係数の違い、温度の違いによる熱膨張の程度の違い、あるいは寸法ばらつき等により、取付部品300に対する開口部201の相対位置がずれた場合であっても、取付部品300をスライドさせて開口部201に嵌めることができる。すなわち、シャーシ100に設けられる各部材のオフセンターを低減することができる。
また、取付部品300の土台部第3部分530は、シャーシ100と、シャーシ100に対して固定された第1固定部110との間に位置する。同様に、取付部品300の土台部第5部分550は、シャーシ100と、シャーシ100に対して固定された第2固定部120との間に位置する。そのため、取付部品300は、シャーシ100に対して略直交する方向(前後方向)への移動を抑制(制限)される。
ここで、シャーシ100と第1固定部110との間には、土台部第3部分530が前後方向にわずかに移動可能となるような隙間が設けられている。同様に、シャーシ100と第2固定部120との間には、土台部第5部分550が前後方向にわずかに移動可能となるような隙間が設けられている。そのため、取付部品300がシャーシ100に完全に固定されることはないので、取付部品300はシャーシ100に沿った方向に円滑に移動できる。すなわち、第1固定部110および第2固定部120がシャーシ100に対して固定された状態で、取付部品300はシャーシ100に沿った方向にスライド可能である。したがって、第1固定部110および第2固定部120は、取付部品300の前後方向への移動を抑制しつつ、取付部品300のスライドを円滑にすることができる。
また、取付部品300は、土台部第3部分530、土台部第5部分550、および土台部第7部分570において、それぞれシャーシ100側に突出する第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571を有している(図5参照)。第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571は、取付部品300がスライドするときにシャーシ100と接触する先端部を有する。第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571は、土台部第3部分530、土台部第5部分550、および土台部第7部分570から先端部に向かって幅が狭くなるテーパ形状を有する。これにより、取付部品300がスライドするとき、第1凸部532、第2凸部552、および第3凸部571は、シャーシ100に引っかかることがないため、取付部品300のスライドをより円滑にすることができる。また、図5に示した一例では、3つの凸部を取付部品300に設けているが、凸部の数としてはこれに限定されない。
(位置決め部)
図9は、キャビネット200の内面を示す斜視図である。図10は、取付部品300をキャビネット200の位置決め部により位置決めしている状態を示す図である。図11は、表示装置1を図10に示す切断線Dにおいて切断した状態を示す矢視断面斜視図である。位置決め部は、キャビネットの内面に形成され、カバー部第1部分410を開口部201に位置決めするための部材である。図9~図11を参照し、このような位置決め部の構成の一例について以下に説明する。なお、図10においてはキャビネット200の位置決め部以外の図示を省略している。
図9に示すように、キャビネット200は位置決め部として、キャビネット200の内面から前方へ突出する複数のリブ(第1リブ210a~第6リブ210f)を有する。複数のリブは開口部201を囲むように配置されている。具体的には、開口部201の左方(図9の紙面上における右方)において、第1リブ210aおよび第2リブ210bが設けられている。また、開口部201の右方(図9の紙面上における左方)において、第3リブ210cおよび第4リブ210dが設けられている。また、開口部201の上方および下方において、それぞれ第5リブ210eおよび第6リブ210fが設けられている。
図10および図11に示すように、キャビネット200をシャーシ100に取り付けるとき、取付部品300は、上述のスライド機構により位置が調整され、複数のリブと接触する。具体的には、第1リブ210aおよび第2リブ210bは接触部511と接触する。また、第3リブ210cおよび第4リブ210dはカバー部第1部分410の右端部と接触する。また、第5リブ210eおよび第6リブ210fはそれぞれ、カバー部第1部分410の上下端部と接触する。これにより、カバー部第1部分410が開口部201に嵌るように取付部品300を位置決めすることができる。すなわち、第1リブ210a~第6リブ210fは、キャビネット200の内面において、取付部品300の各部位と接触することでカバー部第1部分410を開口部201に位置決めできるような位置に設けられる。また、第6リブ210fによって取付部品300の下側を支持するため、組立後において自重によって取付部品300がずれることもない。
ここで、キャビネット200をシャーシ100に取り付けるとき、第1リブ210aおよび第2リブ210bは、前後方向に平行な面である取付部品300に形成された面(接触部511の接触面)と当接する。そのため、第1リブ210a~第4リブ210dが取付部品300を適切な位置にしっかりと固定した状態でキャビネット200をシャーシ100に取り付けることができる。
また、複数のリブは、カバー部第1部分410を開口部201に案内するように傾斜している傾斜部211を有する。すなわち、複数のリブは、シャーシ100側において、開口部201に向かって傾斜している傾斜部211を有する。具体的には、第1リブ210aおよび第2リブ210bは、接触部511と対向する側において、突出方向端部からキャビネット200の内面に向かって右方に傾斜する傾斜部211を有する。第3リブ210cおよび第4リブ210dは、カバー部第1部分410の右端部と対向する側において、突出方向端部からキャビネット200の内面に向かって左方に傾斜する傾斜部211を有する。第5リブ210eは、カバー部第1部分410の上端部と対向する側において、突出方向端部からキャビネット200の内面に向かって下方に傾斜する傾斜部211を有する。第6リブ210fは、カバー部第1部分410の下端部と対向する側において、突出方向端部からキャビネット200の内面に向かって上方に傾斜する傾斜部211を有する。傾斜部211は、キャビネット200をシャーシ100に取り付けるとき、取付部品300がスライド可能な任意の位置にいる取付部品300の各部位と接触し、取付部品300を適切な位置に案内する。これにより、カバー部第1部分410を容易に開口部201に位置決めすることができる。
なお、図9~図11では、開口部201とカバー部第1部分410との形状が略同一である例を示したが、開口部201がカバー部第1部分410に対して大きくてもよい。この場合においても、第1リブ210a~第6リブ210fは、キャビネット200の内面側において、カバー部第1部分410を開口部201の中央に位置決めすることができる。したがって表示装置1の外観品位を向上させることができる。
また、第1リブ210a~第6リブ210fは、開口部201の近くに設けられている。そのため、キャビネット200の熱膨張による開口部201から第1リブ210a~第6リブ210fまでの距離のズレを低減することができる。
〔変形例〕
本実施形態において、取付部品300は、複数の操作部441a、441bを備える操作キーユニットである例を示した。取付部品300としてはこれに限定されず、シャーシに固定される制御基板と電気的に接続される電子部品450を備え、開口部201から特定の部品を露出させるような部品であればよい。例えば、取付部品300は、LEDランプ等を備える部品であってもよい。または、取付部品300は、USBケーブル等のコネクタを備える部品であってもよい。または、取付部品300は、電源ボタンを備える部品であってもよい。
また、取付部品300は、取付部品300の端部が開口部201に嵌合するような形状を有している。ここで、開口部201はキャビネット200の右傾斜面に設けられている。そのため、取付部品300は、取付部品300の端部がキャビネット200の右傾斜面に沿うように、カバー部400がシャーシ100の背面に対して傾いた形状を有する。しかしながら、例えば開口部201がキャビネット200の平坦面に形成されている場合であれば、取付部品300は、取付部品300の端部がキャビネット200の平坦面に沿うように、カバー部400がシャーシ100の背面に対して略平行である形状を有する。すなわち、取付部品300は、キャビネットの開口部201の形状に応じた構成を有すればよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る表示装置は、シャーシと、前記シャーシの背面に設けられ、開口部を有するキャビネットと、前記キャビネットの内部に設けられ、前記開口部から端部が露出している取付部品と、を備え、前記取付部品は、前記シャーシに対して、前記シャーシに沿った方向にスライド可能に固定されている。
上記の構成によれば、キャビネットと取付部品との熱膨張係数の違い、あるいは寸法ばらつき等により、取付部品に対する開口部の相対位置がずれた場合であっても、取付部品をスライドさせて開口部に嵌めることができる。すなわち、シャーシに設けられる各部材のオフセンターを低減することができる。
本発明の態様2に係る表示装置は、上記態様1において、前記シャーシは、前記シャーシの背面から後方へ突出する突出部を有し、前記取付部品は、前記突出部を挿入する係合孔を有し、該係合孔は、前記突出部の外径より大きな内径を有してもよい。
上記の構成によれば、係合孔と突出部との間には隙間が設けられる。そのため、取付部品は、シャーシに沿った方向にスライド可能となる。
本発明の態様3に係る表示装置は、上記態様1または2において、前記シャーシと固定部との間に前記取付部品が位置するように設けられる前記固定部をさらに備え、前記固定部が前記シャーシに対して固定された状態で、前記取付部品は前記シャーシに沿った方向にスライド可能であってもよい。
上記の構成によれば、固定部は、取付部品の前後方向への移動を抑制しつつ、取付部品のスライドを円滑にすることができる。
本発明の態様4に係る表示装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記キャビネットのシャーシ側の面には前記取付部品の前記端部を前記開口部に位置決めするための位置決め部が形成されてもよい。
上記の構成によれば、キャビネットをシャーシに取り付けるとき、取付部品は、シャーシに沿った方向のスライドにより位置決め部と接触する位置に移動される。これにより、取付部品の端部が開口部に嵌るように取付部品を位置決めすることができる。したがって、シャーシに設けられる各部材のオフセンターを低減することができる。
本発明の態様5に係る表示装置は、上記態様4において、前記取付部品は、前記位置決め部と接触するための接触面を有してもよい。
上記の構成によれば、キャビネットをシャーシに取り付けるとき、位置決め部は、取付部品に形成された面と当接する。そのため、位置決め部が取付部品を適切な位置にしっかりと固定した状態でキャビネットをシャーシに取り付けることができる。
本発明の態様6に係る表示装置は、上記態様4または5において、前記位置決め部は、前記シャーシ側において、前記開口部に向かって傾斜している傾斜部を有してもよい。
上記の構成によれば、傾斜部は、キャビネットをシャーシに取り付けるとき、取付部品がスライド可能な任意の位置にいる取付部品と接触し、取付部品を適切な位置に案内する。これにより、取付部品の端部を容易に開口部に位置決めすることができる。
本発明の態様7に係る表示装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、前記取付部品は、前記シャーシと対向する面において、前記シャーシから離れた離間部と、前記離間部から突出して前記シャーシと接触する凸部とを有し、前記凸部は、前記シャーシと対向する面から前記シャーシに向かって幅が狭くなるテーパ形状を有してもよい。
上記の構成によれば、取付部品がスライドするとき、凸部がシャーシに引っかかることがないため、取付部品のスライドをより円滑にすることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 表示装置
100 シャーシ
101 第1突出部(突出部)
103 第2突出部(突出部)
110 第1固定部(固定部)
120 第2固定部(固定部)
200 キャビネット
201 開口部
210a 第1リブ(位置決め部)
210b 第2リブ(位置決め部)
210c 第3リブ(位置決め部)
210d 第4リブ(位置決め部)
210e 第5リブ(位置決め部)
210f 第6リブ(位置決め部)
211 傾斜部
300 取付部品
410 カバー部第1部分(取付部品の端部)
511 接触部
531 第1係合孔(係合孔)
532 第1凸部(凸部)
551 第2係合孔(係合孔)
552 第2凸部(凸部)
571 第3凸部(凸部)

Claims (7)

  1. シャーシと、
    前記シャーシの背面に設けられ、開口部を有するキャビネットと、
    前記キャビネットの内部に設けられ、前記開口部から端部が露出している取付部品と、を備え、
    前記取付部品は、前記シャーシに対して、前記シャーシに沿った方向にスライド可能に固定されている、表示装置。
  2. 前記シャーシは、前記シャーシの背面から後方へ突出する突出部を有し、
    前記取付部品は、前記突出部を挿入する係合孔を有し、該係合孔は、前記突出部の外径より大きな内径を有する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記シャーシと固定部との間に前記取付部品が位置するように設けられる前記固定部をさらに備え、
    前記固定部が前記シャーシに対して固定された状態で、前記取付部品は前記シャーシに沿った方向にスライド可能である、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記キャビネットのシャーシ側の面には前記取付部品の前記端部を前記開口部に位置決めするための位置決め部が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記取付部品は、前記位置決め部と接触するための接触面を有する、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記位置決め部は、前記シャーシ側において、前記開口部に向かって傾斜している傾斜部を有する、請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 前記取付部品は、前記シャーシと対向する面において、前記シャーシから離れた離間部と、前記離間部から突出して前記シャーシと接触する凸部とを有し、
    前記凸部は、前記シャーシと対向する面から前記シャーシに向かって幅が狭くなるテーパ形状を有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置。
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