JP2023084586A - 液圧駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ以上の液圧機器を同時に駆動させる際に液圧機器に供給される作動液の流量が不足することを抑制できる液圧駆動装置を提供する。【解決手段】液圧駆動装置は、第1乃至第3液圧機器を少なくとも含む複数の液圧機器の各々に作動液を供給して駆動するものであって、第1液圧機器に接続される第1ポンプと、第2液圧機器に接続される第2ポンプとを少なくとも含む複数のポンプと、複数のポンプに接続され、且つ複数のポンプの各々から吐出される作動液を合流させる合流通路と、合流通路及び第3液圧機器に接続され、入力される流量制御信号に応じて開度を調整することによって合流通路から第3液圧機器に流れる作動液の流量を制御する流量制御弁と、合流通路において作動液が合流する合流点より第3液圧機器側に設けられ、流量制御弁の前後差圧を所定圧に保持する圧力補償弁と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の液圧機器の各々に作動液を供給することによって複数の液圧機器を駆動する液圧駆動装置に関する。
シリンダ及びモータ等の液圧機器を1つのポンプによって複数駆動する液圧駆動装置が知られている。このような液圧駆動装置として、例えば特許文献1の油圧駆動装置がある。特許文献1の油圧駆動装置では、液圧機器毎に方向制御弁及び圧力補償弁が設けられている。それ故、液圧駆動装置では、液圧機器の負荷にかかわらず、流量制御弁の開度に応じた流量の圧油を各液圧機器に流すことができる。
特開2021-156355号公報
特許文献1の液圧駆動装置では、1つのポンプで複数の液圧機器を駆動するので、以下のような課題がある。即ち、2つ液圧機器を同時に駆動させる際に液圧機器の各々に必要な総流量に対してポンプの吐出流量が不足することがある。この場合、負荷の大きい液圧機器への供給流量が特に不足することになる。
そこで本発明は、2つ液圧機器を同時に駆動させる際に液圧機器に供給される作動液の流量が不足することを抑制できる液圧駆動装置を提供することを目的としている。
本発明の液圧駆動装置は、第1乃至第3液圧機器を少なくとも含む複数の液圧機器の各々に作動液を供給して駆動する液圧駆動装置であって、前記第1液圧機器に接続される第1ポンプと、前記第2液圧機器に接続される第2ポンプとを少なくとも含む複数のポンプと、前記複数のポンプに接続され、且つ前記複数のポンプの各々から吐出される作動液を合流させる合流通路と、前記合流通路及び前記第3液圧機器に接続され、入力される流量制御信号に応じて開度を調整することによって前記合流通路から前記第3液圧機器に流れる作動液の流量を制御する流量制御弁と、前記合流通路において作動液が合流する合流点より前記第3液圧機器側に設けられ、前記流量制御弁の前後差圧を所定圧に保持する圧力補償弁と、を備えるものである。
本発明に従えば、合流通路の合流点より第3液圧機器側に圧力補償弁及び流量制御弁が設けられている。それ故、各ポンプから吐出される作動液を合流させた状態で圧力補償弁及び流量制御弁を介して第3液圧機器に導くことができる。例えば、第1液圧機器及び第3液圧機器を同時に駆動すべく第1ポンプから第1液圧機器に作動液が供給される場合であっても、十分な流量の作動液を第3液圧機器に導くことができる。それ故、第1液圧機器及び第3液圧機器の2つの液圧機器を同時に駆動する際に第3液圧機器に供給される作動液が不足することを抑制できる。また、第2液圧機器及び第3液圧機器の2つの液圧機器を同時に駆動する際も同様に第3液圧機器に供給される作動液が不足することを抑制できる。
また、本発明に従えば、合流通路の合流点より第3液圧機器側に圧力補償弁及び流量制御弁が設けられているので、圧力補償弁及び流量制御弁の数を減らすことができる。それ故、液圧駆動装置の部品点数を低減することができる。
本発明によれば、2つ液圧機器を同時に駆動させる際に液圧機器に供給される作動液の流量が不足することを抑制できる。
本発明の第1実施形態の液圧駆動装置の液圧回路を示す回路図である。 図1の液圧回路において、作動液の流れを示す回路図である。 本発明の第2実施形態の液圧駆動装置の液圧回路を示す回路図である。 本発明の別の液圧駆動装置の液圧回路を示す回路図である。
以下、本発明に係る第1及び第2実施形態の液圧駆動装置1,1Aについて前述する図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明する液圧駆動装置1,1Aは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
<第1実施形態>
図1に示す液圧駆動装置1は、複数の液圧機器(例えば、液圧シリンダ及び液圧モータ)を含む車両等、例えば液圧ショベル等の建設車両及びリフト等の産業車両(共に図示せず)に備わっている。本実施形態において、液圧駆動装置1は、液圧ショベルに備わっている。なお、液圧駆動装置1は、車両等に限定されず、液圧式ロボット等であってもよい。液圧ショベルは、例えば走行装置、旋回体、ブーム、アーム、及びアタッチメント等を作動させることによって様々な作業を行うことができる。より詳細に説明すると、液圧ショベルは、図1に示す第1乃至第3液圧機器2~4を含む複数の液圧機器2~4を備えている。複数の液圧機器2~4は、液圧シリンダ又は液圧モータである。本実施形態において、複数の液圧機器2~4には、例えば左右の走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、及びアタッチメント用シリンダの6つの液圧機器2~4が含まれる。なお、図1では、3つの第1乃至第3液圧機器2~4以外の液圧機器については説明の便宜上省略されている。また、第1及び第2液圧機器2,3の各々は、例えば左右の走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダの何れかである。第3液圧機器4は、例えばアタッチメント用液圧機器である。アタッチメント用液圧機器は、例えばドリル用モータ、グラップル用シリンダ、又はチルトシリンダである。但し、アタッチメント用液圧機器は、前述するモータ及びシリンダ以外の用途に使用される液圧シリンダ又は液圧モータであってもよい。液圧ショベルでは、液圧機器2~4の各々に作動液(例えば、油や水等)を供給することによって走行装置、旋回体、ブーム、アーム、及びアタッチメントの各々を作動させることができる。これにより、液圧ショベルに様々な作業を行わせることができる。
<液圧駆動装置>
液圧駆動装置1は、複数のポンプ11L,11Rと、多連制御弁ブロック12と、制御弁ブロック13とを備えている。本実施形態において、液圧駆動装置1は、2つのポンプ11L,11Rを備えている。液圧駆動装置1は、複数の液圧機器2~4への作動液の流れを制御する。より詳細に説明すると、液圧駆動装置1は、複数の液圧機器2~4に流れる作動液の方向及び流量を制御する。
<ポンプ>
2つのポンプ11L,11Rは、図示しない駆動源(例えば、エンジン又は電動機)によって回転駆動される。これにより、2つのポンプ11L,11Rの各々は、作動液を吐出する。2つのポンプ11L,11Rは、例えば可変容量型の斜板ポンプである。但し、2つのポンプ11L,11Rは、斜軸ポンプであってもよく、固定容量形のポンプであってもよい。
<多連制御弁ブロック>
多連制御弁ブロック12は、図1に示す第1方向制御弁21及び第2方向制御弁22を含む複数の方向制御弁21,22を含んでいる。また、多連制御弁ブロック12には、第1ポンプ通路23L及び第2ポンプ通路23Rが形成されている。多連制御弁ブロック12は、第3液圧機器4を除く複数の液圧機器2,3に接続されている。換言すると、多連制御弁ブロック12は、図1に示す第1液圧機器2及び第2液圧機器3を含む複数の液圧機器2,3に接続されている。そして、多連制御弁ブロック12は、ポンプ11L,11Rの各々から吐出される作動液の複数の液圧機器2,3への流れを制御する。
第1ポンプ通路23Lは、第1ポンプ11Lに接続されている。第1ポンプ通路23Lには、第1ポンプ11Lから吐出される作動液が流れる。第2ポンプ通路23Rは、第2ポンプ通路23Rに接続されている。第2ポンプ通路23Rは、第2ポンプ11Rから吐出される作動液が流れる。
複数の方向制御弁21,22の各々は、複数の液圧機器2,3の全てに対して少なくとも1つずつ対応付けて設けられている。それ故、多連制御弁ブロック12には、複数の液圧機器2,3と同数又はそれ以上の数の方向制御弁21,22が含まれている。そして、複数の方向制御弁21,22は、対応する液圧機器2,3に接続されている。また、複数の方向制御弁21,22は、第1ポンプ通路23L及び第2ポンプ通路23Rの何れかに接続されている。より詳細に説明すると、複数の方向制御弁21,22は、同じポンプ通路23L,23Rに接続される他の方向制御弁(図示せず)に対して並列するようにポンプ通路23L,23Rに夫々接続されている。複数の方向制御弁21,22の各々は、対応する液圧機器2,4に流れる作動液の方向及び流量を制御する。複数の方向制御弁21,22の各々は、接続される液圧機器2,3が異なり且つポンプ通路23L,23Rの何れかに接続されているかが異なる点を除いて、同様に構成されている。そこで、以下では複数の方向制御弁21,22に含まれる第1方向制御弁21及び第2方向制御弁22を例に挙げて説明し、その他の方向制御弁については図示及び説明を省略する。
第1制御弁の一例である第1方向制御弁21は、第1ポンプ11Lと第1液圧機器2との間に設けられている。そして、第1方向制御弁21は、第1ポンプ11Lから第1液圧機器2に流れる作動液の流量を制御する。また、第1方向制御弁21は、第1ポンプ11Lから第1液圧機器2に流れる作動液の方向を切換える。より詳細に説明すると、第1方向制御弁21は、例えばスプール弁であって、第1ポンプ通路23Lと、タンク24と、第1液圧機器2とに接続されている。第1方向制御弁21は、入力される第1信号に応じて第1液圧機器2の2つのポート2a,2bの各々の接続先を第1ポンプ通路23L及びタンク24の何れかに切り替えることによって、第1液圧機器2に流れる作動液の方向を切換える。また、第1方向制御弁21は、入力される第1信号に応じて開度を変えることによって、第1液圧機器2に流れる作動液の流量を制御する。なお、第1信号は、図示しない制御装置又は操作装置から出力される信号であってパイロット圧等の圧力信号、又は電気信号である。以下で説明する第2信号及び流量制御信号も同様である。
第2制御弁の一例である第2方向制御弁22は、第2ポンプ11Rと第2液圧機器3との間に設けられている。そして、第2方向制御弁22は、第2ポンプ11Rから第2液圧機器3に流れる作動液の方向を切換える。更に、第2方向制御弁22は、第2ポンプ11Rから第2液圧機器3に流れる作動液の流量を制御する。より詳細に説明すると、第2方向制御弁22は、例えばスプール弁であって、第1ポンプ通路23Lと、タンク24と、第2液圧機器3とに接続されている。第2方向制御弁22は、入力される第2信号に応じて第2液圧機器3の2つのポート3a,3bの各々の接続先を第1ポンプ通路23L及びタンク24の何れか切り替えることによって、第2液圧機器3に流れる作動液の方向を切換える。また、第2方向制御弁22は、入力される第2信号に応じて開度を変えることによって、第2液圧機器3に流れる作動液の流量を制御する。
<制御弁ブロック>
制御弁ブロック13は、合流通路31、流量制御弁32、及び圧力補償弁33を含んでいる。また、制御弁ブロック13は、複数のチェック弁(本実施形態において2つのチェック弁)34L,34Rを含んでいる。制御弁ブロック13は、2つのポンプ通路23L,23R及び第3液圧機器4に接続されている。制御弁ブロック13は、ポンプ11L,11Rの各々から吐出される作動液を合流させて第3液圧機器4に流す。そして、制御弁ブロック13は、第3液圧機器4に流れる作動液の流れを制御する。
合流通路31は、2つのポンプ11L,11Rに接続されている。より詳細に説明すると、合流通路31は、第1ポンプ通路23L及び第2ポンプ通路23Rに接続されている。そして、合流通路31は、各通路23L,23Rを介して2つのポンプ11L,11Rに接続されている。合流通路31は、2つのポンプ11L,11Rの各々から吐出される作動液を合流点31aで合流させる。より詳細に説明すると、合流通路31は、第1接続部31bと、第2接続部31cと、合流部31dとを有している。第1接続部31bは、第1ポンプ通路23Lに接続され、第2接続部31cは、第2ポンプ通路23Rに接続されている。合流部31dは、第1接続部31b及び第2接続部31cと合流点31aにて接続されている。そして、合流部31dには、第1接続部31b及び第2接続部31cを介して流れてくる作動液が合流点31aで合流して流れ込む。
流量制御弁32は、合流通路31及び第3液圧機器4に接続されている。より詳細に説明すると、流量制御弁32は、合流通路31の合流部31dに接続されており、合流通路31を介して2つのポンプ11L,11Rに接続される。そして、流量制御弁32は、合流通路31で合流した作動液の第3液圧機器4への流れを制御する。更に詳細に説明すると、流量制御弁32は、入力される流量制御信号に応じて開度を調節することによって合流通路31から第3液圧機器4に流れる作動液の流量を制御する。更に、流量制御弁32は、入力される流量制御信号に応じて合流通路31から第3液圧機器4に流れる作動液の方向を切換える。より詳細に説明すると、流量制御弁32は、合流通路31と、タンク24と、第3液圧機器4の2つのポート4a,4bとに接続されている。流量制御弁32は、第3液圧機器4の2つのポート4a,4bの各々の接続先は、合流通路31及びタンク24に夫々切り替えることによって、第3液圧機器4に流れる作動液の方向を切換える。また、流量制御弁32は、入力される流量制御信号に応じて開度を変えることによって、第3液圧機器4に流れる作動液の流量を制御する。
圧力補償弁33は、合流点31aより第3液圧機器4側に設けられている。本実施形態において、圧力補償弁33は、合流点31aと流量制御弁32との間に配置されている。即ち、圧力補償弁33は、合流通路31の合流部31dに介在している。圧力補償弁33は、流量制御弁32の前後差圧を所定圧に保っている。より詳細に説明すると、圧力補償弁33は、流量制御弁32の前後圧を互いに抗する方向に受圧することによって、流量制御弁32の前後差圧が所定圧になるように合流部31dの開度を調整する。これにより、流量制御弁32は、第3液圧機器4の負荷にかかわらず、流量制御弁32の開度に応じた流量の作動液を流量制御弁32に流すことができる。即ち、流量制御弁32は、入力される流量制御信号に応じた流量の作動液を第3液圧機器4に流すことができる。
2つのチェック弁34L,34Rは、合流通路31において合流点31aと2つのポンプ11L,11Rの各々との間に夫々設けられる。即ち、2つのチェック弁34L,34Rは合流通路31の第1接続部31b及び第2接続部31cに介在している。そして、2つのチェック弁34L,34Rは、接続されるポンプ11L,11Rから合流点31aへの作動液の流れを許容し、且つ逆方向(即ち、合流点31aからポンプ11L,11Rへ)の作動油の流れを阻止する。
<制御弁ブロックの多連制御弁ブロックへの取付>
制御弁ブロック13は、多連制御弁ブロック12と別体で構成されている。制御弁ブロック13は、多連制御弁ブロック12に取り付けられている。以下では、制御弁ブロック13及び多連制御弁ブロック12への取り付けについて更に詳細に説明する。
多連制御弁ブロック12は、第1ブロック本体41を含んでいる。第1ポンプ通路23L及び第2ポンプ通路23Rは、第1ブロック本体41に形成されている。また、複数の方向制御弁21,22は、スプール21a,22aを夫々有している。そして、複数の方向制御弁21,22は、スプール21a,22a各々を第1ブロック本体41に移動可能に挿通することによって構成されている。
制御弁ブロック13は、第2ブロック本体42を含んでいる。合流通路31は、第2ブロック本体42に形成されている。また、流量制御弁32は、スプール32aを有している。流量制御弁32は、スプール32aを第2ブロック本体42に移動可能に挿通することによって構成されている。圧力補償弁33もまた、スプール33aを有している。そして、圧力補償弁33は、スプール33aを第2ブロック本体42に移動可能に挿通することによって構成されている。そして、第2ブロック本体42は、合流通路31を2つのポンプ通路23L,23Rに連通させるように第1ブロック本体41に締結されている。これにより、制御弁ブロック13が多連制御弁ブロック12に取り付けられている。
<液圧駆動装置の動作について>
液圧駆動装置1では、第1液圧機器2と第3液圧機器4とを同時に駆動する際、第1信号及び流量制御信号が第1方向制御弁21及び流量制御弁32に夫々入力される。そうすると、第1ポンプ11Lから吐出される作動液が第1方向制御弁21によって第1信号に応じた方向で第1液圧機器2に供給される。また、第1ポンプ11Lから第1液圧機器2に供給される作動液の流量は、第1方向制御弁21によって第1信号に応じて制御される。
流量制御弁32は、2つのポンプ11L,11Rから吐出されて合流通路31にて合流した作動液を流量制御信号に応じた方向で第3液圧機器4に流す(図2の実線参照)。また、合流した作動液は、流量制御弁32によって流量制御信号に応じた流量で第3液圧機器4に供給される。より詳細に説明すると、液圧駆動装置1では、圧力補償弁33に流量制御弁32の前後圧が夫々対抗するように作用している(図2の点線A及び点線B参照)。これにより、流量制御弁32の前後差圧が圧力補償弁33によって所定圧に保たれている。それ故、流量制御弁32の開度に応じた流量の作動液を第3液圧機器4に流すことができる。即ち、液圧駆動装置1では、流量制御信号に応じた流量の作動液を第3液圧機器4に流すことができる。それ故、液圧駆動装置1は、第1及び第3液圧機器2,4を同時駆動する場合において、第3液圧機器4の負荷にかかわらず流量制御信号に応じた速度で第3液圧機器4を動かすことができる。なお、第2及び第3液圧機器3,4を同時に駆動する場合、及び第1乃至第3液圧機器2~4を同時に駆動する場合も同様である。即ち、これらの場合もまた、2つのポンプ11L,11Rから吐出される作動液を合流通路31にて合流することができるので、第3液圧機器4の負荷にかかわらず流量制御信号に応じた速度で第3液圧機器4を動かすことができる。
本実施形態の液圧駆動装置1では、合流通路31の合流点31aより第2液圧機器3側に圧力補償弁33及び流量制御弁32が設けられている。それ故、各ポンプ11L,11Rから吐出される作動液を合流させた状態で圧力補償弁33及び流量制御弁32を介して第3液圧機器4に導くことができる。これにより、第1液圧機器2及び第3液圧機器4を同時に駆動すべく第1ポンプ11Lから第1液圧機器2に作動液が供給される場合であっても、十分な流量の作動液を第3液圧機器4に導くことができる。それ故、第1液圧機器2及び第3液圧機器4を同時に駆動する際に第3液圧機器4に供給される作動液が不足することを抑制できる。また、第2液圧機器3及び第3液圧機器4を同時に駆動する際、及び第1乃至第3液圧機器2~4を同時に駆動する際も、同様に第3液圧機器4に供給される作動液が不足することを抑制できる。
また、本実施形態の液圧駆動装置1では、合流通路31の合流点31aより第3液圧機器4側に圧力補償弁33及び流量制御弁32が設けられているので、圧力補償弁33及び流量制御弁32の数を減らすことができる。より詳細に説明すると、本実施形態の液圧駆動装置1のように第3液圧機器4に対して1つの圧力補償弁33及び流量制御弁32だけが配置されていればよく、ポンプ11L,11R毎に圧力補償弁33及び流量制御弁32を配置する必要がない。それ故、液圧駆動装置1の部品点数を低減することができる。
また、本実施形態の液圧駆動装置1では、合流通路31において合流点31aと各ポンプ11L,11Rとの間に夫々チェック弁34L,34Rが設けられている。それ故、各ポンプ11L,11Rへの作動液の逆流を抑制することができる。
更に本実施形態の液圧駆動装置1では、制御弁ブロック13が多連制御弁ブロック12と別体である。それ故、既存の多連制御弁ブロック12に対して制御弁ブロック13を後付けすることができる。液圧駆動装置1を容易に製造することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の液圧駆動装置1Aは、第1実施形態の液圧駆動装置1と構成が類似している。従って、第2実施形態の液圧駆動装置1Aの構成については、主に第1実施形態の液圧駆動装置1と異なる点が説明され、同一の構成については同一の符号を付して説明が省略される。
第2実施形態の液圧駆動装置1Aは、図3に示すように3つのポンプ11L,11R,11Mと、多連制御弁ブロック12Aと、制御弁ブロック13Aとを備えている。第3ポンプ11Mは、第1及び第2ポンプ11L,11Rと同様に構成されている。即ち、第3ポンプ11Mは、図示しない駆動源によって回転駆動されることによって作動液を吐出する。なお、第1乃至第3ポンプ11L,11R,11Mは、必ずしも同じように構成されている必要はない。
多連制御弁ブロック12Aは、複数の方向制御弁を含んでいる。なお、図3では、複数の方向制御弁の記載が省略されている。また、多連制御弁ブロック12には、第1及び第2ポンプ通路23L,23Rに加えて、第3ポンプ通路23Mが更に形成されている。第3ポンプ通路23Mは、第3ポンプ11Mに接続されている。そして、複数の方向制御弁は、第1乃至第3ポンプ通路23L,23R,23Mの何れか1つに夫々接続されている。更に、複数の方向制御弁は、同じ通路23L,23R,23Mに接続される他の方向制御弁に対して並列するように通路23L,23R,23Mに夫々接続されている。
制御弁ブロック13Aは、合流通路31A、流量制御弁32、圧力補償弁33,及び3つのチェック弁34L,34R,34Mを含んでいる。合流通路31Aは、第3ポンプ通路23Mを介して第3ポンプ11Mにも接続されている。そして、合流通路31Aは、3つのポンプ11L,11R,11Mの各々から吐出される作動液を合流点31aで合流させる。チェック弁34Mは、合流点31aと第3ポンプ11Mとの間(即ち、第3接続部31e)に設けられている。チェック弁34Mは、第3ポンプ11Mから合流点31aへの作動液の流れを許容し、且つ逆方向の作動油の流れを阻止する。
第2実施形態の液圧駆動装置1Aは、第1実施形態の液圧駆動装置1と同様の作用効果を奏する。
<その他の実施形態>
第1及び第2実施形態の液圧駆動装置1,1Aは、4つ以上のポンプを備えていてもよく、また5つ以下又は7個以上の方向制御弁を有していてもよい。また、第1及び第2実施形態の液圧駆動装置1,1Aにおいて、圧力補償弁33は、流量制御弁32と第2液圧機器3との間に設けられていてもよい。更に、第1及び第2実施形態の液圧駆動装置1,1Aにおいて、複数の方向制御弁の各々に対して圧力補償弁が設けられてもよい。また、液圧駆動装置1,1Aにおいて、複数の方向制御弁21,22は、ポンプ通路23L,23Rを開閉するセンターオープン形のスプール弁であってもよい。
また、他の実施形態の液圧駆動装置1Bは、以下のように構成されてもよい。即ち、各ポンプ11L,11R,11Mは、図4に示すように別の合流通路31Bを介して別の液圧機器5と接続されてもよい。また、別の合流通路31Bには、前述する別の流量制御弁32B及び圧力補償弁33Bが接続される。即ち、各ポンプ11L,11R,11Mには、前述する液圧機器4、流量制御弁32、及び圧力補償弁33に並列するように別の液圧機器5、流量制御弁32B、及び圧力補償弁33Bが接続される。ここで、別の合流通路31Bは、前述する合流通路31Aと異なる通路である。別の液圧機器5は、第1乃至第3液圧機器2~4と異なる液圧機器である。更に、別の流量制御弁32B及び圧力補償弁33Bは、流量制御弁32及び圧力補償弁33と異なる弁である。
より詳細に説明すると、各ポンプ通路23L,23R,23Mの各々から別々のポンプ通路23BL,23BR,23BMが分岐する。分岐する各ポンプ通路23BL,23BR,23BMには、チェック弁34BL,34BR,34BMが夫々介在する。そして、分岐する各ポンプ通路23BL,23BR,23BMには、別の合流通路31Bが接続されている。また、別の合流通路31Bには、合流点31Baより別の液圧機器5側に別の圧力補償弁33Bが介在し、更に別の流量制御弁32Bを介して別の液圧機器5に接続される。別の実施形態の液圧駆動装置1Bもまた、第1及び第2実施形態の液圧駆動装置1,1Aと同様の作用効果を奏する。
1,1A,1B 液圧駆動装置
2 第1液圧機器
3 第2液圧機器
4 第3液圧機器
5 液圧機器
11L 第1ポンプ
11R 第2ポンプ
11M 第3ポンプ
12,12A 多連制御弁ブロック
13,13A 制御弁ブロック
21 第1方向制御弁(第1制御弁)
22 第2方向制御弁(第2制御弁)
31,31A 合流通路
31a 合流点
32,32B 流量制御弁
33,33B 圧力補償弁
34L チェック弁
34M チェック弁
34R チェック弁

Claims (3)

  1. 第1乃至第3液圧機器を少なくとも含む複数の液圧機器の各々に作動液を供給して駆動する液圧駆動装置であって、
    前記第1液圧機器に接続される第1ポンプと、前記第2液圧機器に接続される第2ポンプとを少なくとも含む複数のポンプと、
    前記複数のポンプに接続され、且つ前記複数のポンプの各々から吐出される作動液を合流させる合流通路と、
    前記合流通路及び前記第3液圧機器に接続され、入力される流量制御信号に応じて開度を調整することによって前記合流通路から前記第3液圧機器に流れる作動液の流量を制御する流量制御弁と、
    前記合流通路において作動液が合流する合流点より前記第3液圧機器側に設けられ、前記流量制御弁の前後差圧を所定圧に保持する圧力補償弁と、を備える、液圧駆動装置。
  2. 前記合流通路において前記合流点と前記複数のポンプの各々との間に夫々設けられる複数のチェック弁を更に備え、
    前記チェック弁は、前記ポンプから前記合流点への作動液の流れを許容し、且つ逆方向の作動液の流れを阻止する、請求項1に記載の液圧駆動装置。
  3. 前記第1ポンプと前記第1液圧機器との間に設けられ、前記第1ポンプから前記第1液圧機器に流れる作動液の流量を制御する第1制御弁と、前記第2ポンプと前記第2液圧機器との間に設けられ、前記第2ポンプから前記第2液圧機器に流れる作動液の流量を制御する第2制御弁と、を含む多連制御弁ブロックと、
    前記合流通路と、前記流量制御弁及び前記圧力補償弁を含む制御弁ブロックと、を備え、
    前記制御弁ブロックは、前記多連制御弁ブロックと別体であって、前記多連制御弁ブロックに取り付けられている、請求項2に記載の液圧駆動装置。
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