JP2023081547A - 部品搬送装置及び部品搬送方法 - Google Patents

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Masaya Kawai
健浩 前田
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Abstract

【課題】ロボットハンドが部品を適切に把持可能な状態で、ロボットハンドに部品を搬送可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】部品搬送装置は、部品搬送部と位置規制部とを備える。部品搬送部は、線部で接続された2つの部品が載置されている状態で2つの部品を搬送する。位置規制部は、2つの部品が部品搬送部に載置されている状態で2つの部品の間の距離を広げることによって、2つの部品の位置を、ロボットハンドが2つの部品を把持する位置に規制する。【選択図】図8

Description

本開示は、部品搬送装置及び部品搬送方法に関する。
人の作業工数削減のため、ロボットを使用して製品の組立の自動化が進められている。しかしながら、リード線などの線部で接続された複数の部品では、柔軟な線部の位置決めが一般的に困難であり、当該複数の部品の自動のハンドリングは困難である。このため、そのような部品は、人の手作業でハンドリングされることが多い。そこで、ロボットを使用してそのような部品を自動でハンドリングするための技術が提案されている(例えば特許文献1及び特許文献2)。
特開2018-144213号公報 特開2018-199191号公報
従来技術では、ロボットが部品を把持する位置、つまり部品取出し位置として用いられる端末部保持具に、部品を取り付ける必要がある。しかしながら、作業者が手作業にて部品を端末部保持具に取り付ける作業を行っている間には、安全の観点からロボットを動作させることができず、製品の生産性が悪くなってしまうという問題点がある。
そこで、ロボットが停止しないようにするために、コンベア等の機器を使用して部品取出し位置に部品を自動で搬送する技術が考えられる。しかしながら、線部が柔軟であるため、ロボットハンドが部品を挟んで把持する時に線部も挟んでしまい、線部を損傷してしまう可能性があった。
そこで、本開示は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、ロボットハンドが部品を適切に把持可能な状態で、ロボットハンドに部品を搬送可能な技術を提供することを目的とする。
本開示に係る部品搬送装置は、線部で接続された2つの部品が載置されている状態で前記2つの部品を搬送する部品搬送部と、前記2つの部品が前記部品搬送部に載置されている状態で前記2つの部品の間の距離を広げることによって、前記2つの部品の位置を、ロボットハンドが前記2つの部品を把持する位置に規制する位置規制部とを備える。
本開示によれば、線部で接続された2つの部品が部品搬送部に載置されている状態で2つの部品の間の距離を広げることによって、2つの部品の位置を、ロボットハンドが2つの部品を把持する位置に規制する。このような構成によれば、ロボットハンドが部品を適切に把持可能な状態で、ロボットハンドに部品を搬送することができる。
実施の形態1に係る部品搬送装置の概念的な構成を示す側面図である。 実施の形態1に係る部品搬送装置の概念的な構成を示す上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドの構成を示す側面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドの構成を示す上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドの構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る部品搬送装置で搬送される部品の例を示す図である。 ロボットハンドで把持される部品の状態の例を示す図である。 実施の形態1に係る部品搬送部及び位置規制部の構成を示す上面図である。 実施の形態1に係る部品搬送部及び位置規制部の動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係る部品搬送部及び位置規制部の動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係る部品搬送部及び位置規制部の動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を取出す動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を取出す動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を取出す動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係る部品投入箇所の構成を示す上面図である。 実施の形態1に係る部品投入箇所の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を投入する動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を投入する動作を説明するための側面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を投入する動作を説明するための上面図である。 実施の形態1に係るロボットハンドが部品を投入する動作を説明するための側面図である。 実施の形態2に係る部品搬送装置で搬送される部品の例を示す図である。 実施の形態2に係る部品搬送部及び位置規制部の構成を示す上面図である。 実施の形態2に係る部品搬送部及び位置規制部の構成を示す側面図である。 実施の形態2に係るコネクタ規制部の構成を示す上面図である。 実施の形態2に係るコネクタ規制部の構成を示す断面図である。 実施の形態2に係る部品搬送部及び位置規制部の動作を説明するための上面図である。 実施の形態2に係る部品搬送部及び位置規制部の動作を説明するための上面図である。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1に係る部品搬送装置の概念的な構成を示す側面図であり、図2は、本実施の形態1に係る部品搬送装置の概念的な構成を示す上面図である。なお、図1では、複数の側面方向から当該構成を見た複数の側面図が、1つの側面図としてまとめられている。
本実施の形態1に係る部品搬送装置は、図2のロボット動作範囲3及び人作業エリア4にわたって設けられており、図2の部品搬送装置は、ロボット10を含むロボットシステム1と、位置規制部2と、部品搬送部30とを備える。
人作業エリア4は、線部32で接続された2つの部品31が人などによって部品搬送部30に載置される作業するエリアであり、ロボット10は人作業エリア4へ進入することはできない。ロボット動作範囲3は、安全柵やセンサによって囲われた、ロボット10が動作する範囲であり、人がロボット動作範囲3へ進入する場合にはロボット10の動作が停止される。
部品搬送部30は、例えばコンベアであり、人作業エリア4からロボット動作範囲3に2つの部品31を搬送する。ロボットシステム1及び位置規制部2は、ロボット動作範囲3に設けられている。図2では点線枠のみで図示されている位置規制部2は、部品搬送部30によって搬送されている2つの部品31の位置を、ロボット10が把持する一定範囲内の位置に規制する。ロボット10は、位置規制部2で位置が規制された2つの部品31を把持し、把持した2つの部品31を部品投入箇所50に搬送する。
次に、本実施の形態1に係る部品搬送装置の各構成要素について詳細に説明する。
ロボットシステム1は、ロボット10と、それに付随する機器とから構成されるシステムある。図1及び図2のロボットシステム1は、ロボット10と、ロボット制御部12と、部品検出部13とを含む。
ロボット10は、例えば5自由度の水平多関節ロボット、6自由度の垂直多関節ロボット、または、協働ロボットであり、図1に示すように、複数のロボットアーム、複数の関節部、ベース、フランジ11、及び、ロボットハンド20を含む。複数のロボットアームのうちの一端のロボットアームの先端に設けられたフランジ11には、ロボットハンド20が取り付けられる。
部品検出部13には、センサ14が接続されており、位置規制部2に搬送された2つの部品31の有無を検出する。センサ14は、例えば在荷センサまたはビジョンシステムなどであり、所望の領域内の2つの部品31の有無を識別することができる機器で構成される。センサ14で2つの部品31が検出された場合、センサ14から信号を部品検出部13に送信し、部品検出部13から信号をロボット制御部12に送信し、ロボット制御部12は、当該信号に基づいてロボット10を動作させる制御を行う。部品検出部13は、センサ14の内部に設けられてもよく、ロボット制御部12の筐体内または内部に設けられてもよい。
図3~図5は、それぞれロボットハンド20の構成を示す側面図、上面図、正面図である。図3~図5には、説明の便宜上、x軸、y軸及びz軸が付されている。ロボットハンド20は、2つの部品31の把持と、2つの部品31を接続する線部32の姿勢変化の規制とを行うためのツールとして用いられ、ロボットハンド20の位置及び動作はロボット制御部12によって制御される。ロボットハンド20は、部品把持部21と、線規制用駆動ユニット22と、線規制部23と、部品回転規制部24と、ロボット接続部25とを含む。
部品把持部21は、例えばエアシリンダまたはエアチャックなどの機器で構成され、例えば図4の+x側の部品把持部21が-x側の部品把持部21に向かって移動する。これにより、ロボットハンド20の部品把持部21は、2つの部品31を挟んで把持可能であり、ロボット10は、ロボットハンド20で把持された2つの部品31を搬送可能となる。部品把持部21の2つの部品31と接する先端には、例えばウレタンブロックなどからなる傷防止部品21aが取り付けられる。把持する2つの部品31に傷がつくことがない場合、または、傷がついても問題がない場合には、傷防止部品21aは省略されてもよい。
線規制部23は、例えば丸棒状のシャフトなどであり、1つのロボットハンドに2つ設けられる。線規制用駆動ユニット22は、例えばエアチャックなどであり、線規制部23同士が互いに離れるように、線規制部23を駆動可能である。つまり線規制用駆動ユニット22は、+y側の線規制部23を+y側に、-y側の線規制部23を-y側に移動するように、線規制部23を駆動可能である。この駆動は、線規制部23が2つの部品31と線部32のループとの間に挿入された後に行われ、線規制部23は、線部32と当接して線部32に張力を加えることによって線部32の姿勢変化(つまり形状変化)を規制する。
部品回転規制部24は、例えばエアチャック及び平板部品で構成される。図3では、部品回転規制部24は、2つの部品31の上方(+z軸側)の位置に示されているが、図4に示すように、部品把持部21によって把持されている2つの部品31の外側及び内側に1対の規制部24a及び1対の規制部24bをそれぞれ有している。1対の規制部24aは、互いに近づく方向に移動して2つの部品31と当接し、1対の規制部24bは、互いに離れる方向に移動して2つの部品31と当接する。これにより、部品回転規制部24は、部品把持部21で把持された2つの部品31のそれぞれの、部品把持部21に対する回転(つまりyz平面内の2つの部品31の回転)を規制する。これにより、ロボットハンド20は、精度よく2つの部品31の把持及び搬送行うことが可能となる。
なお、1対の規制部24a及び1対の規制部24bの代わりに、2つの部品31の外側及び内側に位置する当て面を部品把持部21に追加して、部品把持部21に2つの部品31の回転を規制するための機能を追加してもよい。この場合には、1対の規制部24a及び1対の規制部24bを含む部品回転規制部24を、ロボットハンド20から省くことができる。また、2つの部品31の外側及び内側の一方に位置する当て面を部品把持部21に追加して、1対の規制部24a及び1対の規制部24bの一方を、ロボットハンド20から省いてもよい。
ロボット接続部25は、図1のフランジ11に取り付けられる。なお、ロボット接続部25は、フランジ11と脱着可能であってもよい。
図6は、本実施の形態1に係る部品搬送装置で搬送される、線部32で接続された2つの部品31の例を示す図である。同形状を有する2つの部品31のそれぞれの一つの面に、柔軟性を有するリード線などの線部32が接続されている。図6(a)には、2つの部品31が立てられた状態が示されており、図6(b)~図6(d)には、2つの部品31が寝かされた状態が示されている。図6の例では、2つの部品31は曲面を有しているが、曲面を有さない形状、例えば直方形状を有してもよい。また図6(c)のように、2つの部品31は孔部35を有してもよい。また図6(d)のように、2つの部品31のそれぞれに1本の線部32の一端が接続され、それらの線部32の他端がコネクタ36で接続されてもよい。以下では、図6(a)の2つの部品31を例にして説明するが、図6(b)~図6(d)の2つの部品31でも以下と同様である。
さて、2つの部品31をロボットハンド20で把持するためには、2つの部品31の位置を、ロボットハンド20が2つの部品31を把持する位置に規制し、かつ、線部32をロボットハンド20の把持位置からある程度離間させる必要がある。
図7(a)は、2つの部品31がロボットハンド20で把持される状態のうち、2つの部品31及び線部32の好ましい状態を示す上面図である。2つの部品31は、ロボットハンド20の把持位置に合わせて、2つの部品31の間に距離100の間隔を空けて配置されている。また、部品把持部21と2つの部品31との間に線部32が挟まれないように、線部32が、部品把持部21の把持位置からある程度離間している。このような図7(a)の状態であれば、2つの部品31の取出し作業(換言すれば把持作業)をロボットハンド20で滞りなく実施することができる。
しかしながら、ロボットハンド20の部品把持部21が2つの部品31を把持する位置、つまり部品取出し位置は、図2のロボット動作範囲3内にある。このため、図7(a)のような配置を作業者の手作業によって行うためには、一般的に、ロボット10の動作を一時停止させて作業者がロボット動作範囲3に進入する必要がある。一方、ロボット10が協働ロボットである場合、ロボット10の動作を一時停止させずに作業者がロボット動作範囲3へ進入することが可能であるが、その間、ロボット10の動作速度を遅くする必要がある。以上の結果、線部32で接続された2つの部品31の取出し及び組立を実施する設備では、作業者が手作業で図7(a)のように2つの部品31及び線部32を配置する間、設備の生産性が落ちてしまうことが課題であった。
ロボット10の動作を停止することなく、人作業エリア4からロボット動作範囲3内の部品取出し位置まで、2つの部品31を自動で搬送する構成として、例えばコンベアのような部品搬送部30を用いることが考えられる。しかしながら、部品搬送部30は、次々と2つの部品31を搬送するため、2つの部品31の距離100の間隔を維持したまま、2つの部品31を搬送することが困難である。例えば、2つの部品31が部品取出し位置まで搬送されている間に、図7(b)のように2つの部品31が、互いに隣り合った状態となり、部品把持部21の把持位置に合わない状態になることがある。また、線部32は柔軟であるため、2つの部品31が隣り合った状態では、線部32が移動したり、縺れたりすることによって、線部32が部品把持部21の把持位置からある程度離間しないことがある。この結果、部品把持部21と2つの部品31との間に線部32が挟まることがある。
これに対して後述するように、本実施の形態1に係る位置規制部2は、図7(c)のように、図7(b)の状態を図7(a)の状態に遷移させることが可能に構成されている。図7(c)のように、2つの部品31の間の距離を広げると、2つの部品31に接続された線部32に張力が加わり、線部32の姿勢が変更される。これにより、線部32が移動したり、縺れが解かれたりするので、線部32が部品把持部21の把持位置からある程度離間する。この結果、設備の生産性を落とさずに、部品把持部21と2つの部品31との間に線部32が挟まれることを抑制することが可能となる。また、2つの部品31の位置を、ロボットハンド20が2つの部品31を把持する位置に合わせることが可能となる。
図8は、本実施の形態1に係る部品搬送部30及び位置規制部2の構成を示す上面図である。
部品搬送部30は、例えばコンベアであり、線部32で接続された2つの部品31が載置されている状態で2つの部品31を搬送する。部品搬送部30の一端は、部品投入箇所34として人作業エリア4内に設けられ、部品搬送部30の他端は、ロボット動作範囲3内のセンサ14付近の部品取出し位置に設けられている。部品搬送部30は、部品投入箇所34に投入された2つの部品31をセンサ14付近の部品取出し位置まで方向33に搬送する。
位置規制部2は、部品間隔変更部品37と、間隔変更駆動ユニット38と、間隔変更部品挿入ユニット40と、部品切出し部品42とを含む治具である。以下で説明するように、位置規制部2は、2つの部品31が部品搬送部30に載置されている状態で2つの部品31の間の距離を広げることによって、2つの部品31の位置を、ロボットハンド20が2つの部品31を把持する位置に規制することが可能である。
部品間隔変更部品37は、2つの部品31の隙間に挿入された後、2つの部品31の一方を他方から遠ざけることによって、2つの部品31の距離を広げる機能を有する。図8では、部品間隔変更部品37の先端の形状は、テーパ部を有する形状であるが、2つの部品31の隙間に挿入できるような形状であれば、他の形状であってもよい。
間隔変更部品挿入ユニット40は、例えばエアシリンダ及びリニアガイドで構成されている。間隔変更部品挿入ユニット40が駆動すると、部品間隔変更部品37及び間隔変更駆動ユニット38が方向41に移動し、部品間隔変更部品37が2つの部品31の隙間に挿入される。
間隔変更駆動ユニット38は、例えばエアシリンダ及びリニアガイドで構成され、部品間隔変更部品37に接続される。間隔変更駆動ユニット38が駆動すると、部品間隔変更部品37が方向39に移動し、2つの部品31の距離を所望の距離に変更する。間隔変更駆動ユニット38は、2つの部品31の間の距離を変更するストローク調整可能な機器で構成されてもよい。
部品切出し部品42は、1セットの2つの部品31だけ、部品取出し位置に搬送するように、他のセットの2つの部品31の搬送を堰き止める。部品切出し部品42は、切出し部品とそれを駆動させる駆動ユニットとで構成され、駆動ユニットは例えばエアシリンダで構成される。駆動ユニットにより、部品切出し部品42は方向43に移動することができる。
図9~図11は、図8の部品搬送部30及び位置規制部2の動作を動作順に説明するための上面図である。
図9のように、部品切出し部品42が方向43に移動して、部品切出し部品42による遮断が解放されると、部品搬送部30による方向33の搬送によって、2つの部品31が、部品取出し位置まで搬送される。センサ14は、2つの部品31が部品搬送部30の端まで搬送されたことを確認する。この時点よりも前の時点で2つの部品31は部品切出し部品42で堰き止められていたため、この時点の2つの部品31は隣り合っている。また、線部32は固定されない状態で搬送されるため、この時点の線部32の姿勢は一意に定まっていない。
図10に示すように、センサ14によって2つの部品31が部品搬送部30の端まで到達したことが検出された後、間隔変更部品挿入ユニット40が駆動し、部品間隔変更部品37が方向41に移動する。これにより、部品間隔変更部品37は2つの部品31の隙間に挿入される。図10の部品間隔変更部品37の先端は尖った形状を有するため、2つの部品31の隙間が比較的小さい状態でも、2つの部品31の隙間に挿入可能である。なお、図10の期間では、部品切出し部品42は元の位置に移動しており、次の2つの部品31が部品切出し部品42によって堰き止められる。
図11に示すように、間隔変更駆動ユニット38が駆動し、部品間隔変更部品37が方向39に移動する。この移動により、2つの部品31の一方が他方から遠ざけられ、各2つの部品31と線部32との接続部の距離間隔を変更することができる。この結果、2つの部品31の位置を、ロボットハンド20が2つの部品31を把持する位置に合わせることができ、かつ、線部32を部品把持部21の把持位置からある程度離間させることができる。
図12~図14は、位置規制部2によって位置が規制された2つの部品31をロボットハンド20で取出す動作を説明するための上面図である。
図12のように、図12の紙面手前から奥側にロボットハンド20が移動することにより、ロボットハンド20の線規制部23が、2つの部品31と線部32のループとの間に挿入される。位置規制部2の図9~図11の動作によって、線部32が部品把持部21の把持位置からある程度離間しているため、2つの部品31と線部32のループとの間への線規制部23の挿入が容易化される。なお、図12に示される状態では、部品把持部21は、図12の紙面方向において2つの部品31から離間している。
図12のように、線規制用駆動ユニット22が駆動して、線規制部23が方向26aに移動し、線規制部23同士の距離間隔が広がる。これにより、線部32に多少の張力が加えられる。その後、ロボットハンド20が方向26bに移動し、線規制部23が線部32を引っ張るように移動し、線部32の姿勢変化を規制する。その後、図12の紙面手前から奥側にロボットハンド20が移動することにより、部品把持部21の間に2つの部品31が位置する。
以上の動作によれば、2つの部品31と部品把持部21とが互いに干渉することなく、線部32の姿勢変化を規制することができる。なお、以上の動作では、線規制部23が方向26aに移動した後に、ロボットハンド20が方向26bに移動したが、この順序は逆であってもよい。
以上の動作によって図13の状態が得られた後、図13に示すように、部品把持部21が方向26cに移動する。
この移動によって図14に示すように部品把持部21が2つの部品31を把持する。この状態でロボットハンド20が位置規制部2から部品投入箇所50に移動することによって、ロボット10は2つの部品31の搬送を行うことが可能になる。なお、以上の動作では、線規制部23が方向26aに移動した後に、部品把持部21が方向26cに移動したが、この順序は逆であってもよい。
図15は、ロボット10による2つの部品31の投入先である部品投入箇所50の上面図であり、図16は、部品投入箇所50の断面図である。図15及び図16に示すように、部品投入箇所50には被投入部51が設けられている。被投入部51は、2つの部品31がそれぞれ投入(つまり挿入)される2つの穴を有し、図16に示すように一定の高さを有する。被投入部51は例えば、2つの部品31が投入されるパレットまたは通い箱である。
2つの部品31は、被投入部51の2つの穴の内壁と所望の距離を有する状態で、2つの穴内に配置される。被投入部51には、2つの部品31の形状に対応する、2つの部品31を固定するための位置決め用の部品が取り付けられていてもよい。また、2つの部品31が投入された後の線部32が床面まで垂れないようにするために、被投入部51はある程度の高さを有してもよいし、線部32を引っかけるピンのようなものが被投入部51に設けられてもよい。
図17~図20は、ロボットハンド20で2つの部品31を投入する動作を説明するための図であり、図17及び図19は上面図、図18及び図20は側面図である。
図17及び図18に示すように、線部32の姿勢変化が線規制部23で規制された状態で、2つの部品31の底面が被投入部51の2つの穴の底に着くまで、ロボットハンド20は2つの部品31を搬送する。そして、線規制部23が方向29に移動し、線部32の張力が低減され、線部32の姿勢変化の規制を解除する。その後、部品把持部21が方向28に移動し、2つの部品31の把持を解除する。
以上の動作によって図19及び図20の状態が得られる。その後、ロボットハンド20が上方に移動し、2つの部品31の投入を完了する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1によれば、2つの部品31が部品搬送部30に載置されている状態で、位置規制部2が、2つの部品31の間の距離を広げることによって、2つの部品31の位置を、ロボットハンド20の把持位置に規制する。このような構成によれば、線部32で接続された2つの部品31の位置を、ロボットハンド20が2つの部品31を把持する位置に合わせることができ、かつ、線部32を部品把持部21の把持位置からある程度離間させることができる。このため、本実施の形態1によれば、ロボットハンド20が2つの部品31を適切に把持可能な状態で、ロボットハンド20に2つの部品31を搬送することができる。
また本実施の形態1によれば、ロボットハンド20は部品把持部21及び線規制部23を含むため、ロボットハンド20は、2つの部品31の把持機能と、線部32の姿勢変化の規制機能とを有することができる。
また本実施の形態1によれば、ロボットハンド20は部品回転規制部24を含むため、ロボットハンド20は、精度よく2つの部品31の把持及び搬送行うことができる。
<実施の形態2>
図21は、本実施の形態2に係る部品搬送装置で搬送される、線部32で接続された2つの部品31の例を示す図である。以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図21の構成は、図6(d)の構成と類似している。本実施の形態2では、線部32は、第1線部32aと、長さが第1線部32aと異なる第2線部32bとを含む。第1線部32aは、2つの部品31の一方とコネクタ36との間に設けられている。第2線部32bは、2つの部品31の他方とコネクタ36との間に設けられ、第2線部32bの長さが第1線部32aの長さよりも短い。コネクタ36は、第1線部32aと第2線部32bを電気的に接続する。2つの部品31は、曲面を有さない形状、例えば直方形状を有してもよいし、互いに異なる形状を有してもよい。
本実施の形態2に係る部品搬送部30及び位置規制部2の構成は、実施の形態1に係る部品搬送部30及び位置規制部2の構成と異なっている。一方、本実施の形態2に係る部品搬送装置の概念的な構成は、実施の形態1に係る部品搬送装置の概念的な構成(図1及び図2参照)と同様である。本実施の形態2に係るロボットハンド20は、実施の形態1に係るロボットハンド20(図3~図5参照)と同様である。本実施の形態2に係る部品投入箇所50は、実施の形態1に係る部品投入箇所50(図15及び図16参照)と同様である。
図22及び図23は、本実施の形態2に係る部品搬送部30及び位置規制部2の構成を示す上面図及び側面図である。
部品搬送部30は、実施の形態1で説明した部品搬送部30と同様であり、部品投入箇所34に投入された2つの部品31をセンサ14付近の部品取出し位置まで方向33に搬送する。
位置規制部2は、部品ストッパ61と、部品移動ユニット62と、コネクタ規制部63と、ガイド部品64と、部品切出し部品65とを含む治具である。以下で説明するように、図22の上面図において、縦方向に並べられた2つの部品31が、部品搬送部30のセンサ14側の端で横方向に並べられてロボットハンド20で把持可能となるように、位置規制部2は、2つの部品31の位置を規制する。
ガイド部品64は、2つの部品31の移動を規制する投入レーンを形成する。図22に示すように、投入レーンは、2つの部品31を方向33に移動するための2つのレーンと、当該2つのレーンの一方を他方に合流させるレーンとを含む。2つのレーンのうちコネクタ規制部63から遠いレーンにて、第1線部32aに接続された部品31が搬送され、2つのレーンのうちコネクタ規制部63から近いレーンにて、第2線部32bに接続された部品31が搬送される。ガイド部品64で形成される投入レーンの形状は、第1線部32a及び第2線部32bの長さによって適宜調整されてもよい。図23に示すように、ロボットハンド20が2つの部品31の上部を把持することが可能となるように、ガイド部品64の上部は、2つの部品31の上部よりも低くなっている。
図22に示すように、部品ストッパ61は、第2線部32bに接続された部品31を堰き止めずに、第1線部32aに接続された部品31を堰き止める。
部品移動ユニット62は、例えばエアシリンダ及び押付用の部品などで構成され、第2線部32b接続された部品31を、第1線部32aに接続された部品31と予め定められた距離間隔をあけて横方向に並ぶように移動させる。
部品切出し部品65は、1セットの2つの部品31だけ、部品取出し位置に搬送するように、他のセットの2つの部品31の搬送を堰き止める。部品切出し部品65は、切出し部品とそれを駆動させる駆動ユニットとで構成され、駆動ユニットは例えばエアシリンダで構成される。駆動ユニットにより、部品切出し部品65は方向67に移動することができる。
コネクタ規制部63は、コネクタ36の移動方向を、部品搬送部30が2つの部品31を搬送する方向33に規制するガイドである。
図24は、本実施の形態2に係るコネクタ規制部63の構成を示す上面図であり、図25は、その構成の断面図である。具体的には、図25(a)及び図25(b)は、図24のA-A線及びB-B線に沿った断面図である。
図25(a)及び図25(b)に示すようにコネクタ規制部63は、対向する2つの板状部材から構成される。コネクタ36は、2つの板状部材の隙間に挿入され、線部32は、2つの板状部材の外側に引き出されている。
コネクタ規制部63のうち部品移動ユニット62から遠い図24のA-A線の部分では、図25(a)に示すように、コネクタ規制部63は爪部63aを有し、コネクタ規制部63の板状部材と爪部63aとはL字形状をなしている。コネクタ36のサイズは線部32のサイズよりも大きいため、部品移動ユニット62から遠い部分では、コネクタ36は、爪部63aによってコネクタ規制部63から抜け出ることなく、部品搬送部30による2つの部品31の搬送に伴って方向33に搬送される。
コネクタ規制部63のうち部品移動ユニット62から近い図24のB-B線の部分では、図25(b)に示すように、コネクタ規制部63は爪部63aを有さない。このため、図24の部品移動ユニット62が、第2線部32b接続された部品31を、第1線部32aに接続された部品31と間隔をあけて横方向に並ぶように移動させると、コネクタ36が第2線部32bに引っ張られてコネクタ規制部63bから抜け出る。
図26及び図27は、図22の部品搬送部30及び位置規制部2の動作を動作順に説明するための上面図である。
図26に示すように、コネクタ36の移動方向がコネクタ規制部63によって規制された状態で、部品搬送部30によって2つの部品31が方向33に搬送される。部品ストッパ61は、第2線部32bに接続された部品31を堰き止めずに、第1線部32aに接続された部品31を堰き止める。センサ14は、第2線部32bに接続された部品31が部品搬送部30の端まで搬送されたことを確認する。センサ14によって部品31が部品搬送部30の端まで到達したことが検出された後、部品移動ユニット62が、第2線部32b接続された部品31を、方向68に移動させる。これにより、第2線部32b接続された部品31が、第1線部32aに接続された部品31と予め定められた距離間隔をあけて横方向に並ぶように移動し、かつ、コネクタ36が、コネクタ規制部63bから抜け出る。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2によれば、コネクタ36の移動方向が、コネクタ規制部63によって2つの部品31の搬送方向に規制される。このような構成によれば、コネクタ36が設けられた線部32で接続された2つの部品31の位置を、部品把持部21の把持位置に合わせることができ、かつ、線部32を部品把持部21の把持位置からある程度離間させることができる。このため、本実施の形態2によれば、ロボットハンド20が2つの部品31を適切に把持可能な状態で、ロボットハンド20に2つの部品31を搬送することができる。
<変形例>
以上で説明された2つの部品31は、線部32で接続された3つ以上の部品のうちの2つの部品に適用されてもよい。また、実施の形態1に係る位置規制部2がコネクタ規制部63を含む構成であってもよく、その構成によって実施の形態2に係る2つの部品(図21参照)が搬送されてもよい。
なお、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
2 位置規制部、10 ロボット、20 ロボットハンド、21 部品把持部、23 線規制部、24 部品回転規制部、30 部品搬送部、31 部品、32 線部、32a 第1線部、32b 第2線部、36 コネクタ、37 部品間隔変更部、63 コネクタ規制部。

Claims (7)

  1. 線部で接続された2つの部品が載置されている状態で前記2つの部品を搬送する部品搬送部と、
    前記2つの部品が前記部品搬送部に載置されている状態で前記2つの部品の間の距離を広げることによって、前記2つの部品の位置を、ロボットハンドが前記2つの部品を把持する位置に規制する位置規制部と
    を備える、部品搬送装置。
  2. 請求項1に記載の部品搬送装置であって、
    前記位置規制部は、
    前記2つの部品の隙間に挿入された後、前記2つの部品の一方を他方から遠ざける部品間隔変更部を含む、部品搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の部品搬送装置であって、
    前記線部は、
    前記2つの部品の一方とコネクタとの間に設けられた第1線部と、
    前記2つの部品の他方と前記コネクタとの間に設けられ、長さが前記第1線部と異なる第2線部とを含み、
    前記位置規制部は、
    前記コネクタの移動方向を、前記部品搬送部が前記2つの部品を搬送する方向に規制するコネクタ規制部を含む、部品搬送装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の部品搬送装置であって、
    前記ロボットハンドを含み、前記ロボットハンドで把持された前記2つの部品を搬送するロボットをさらに備える、部品搬送装置。
  5. 請求項4に記載の部品搬送装置であって、
    前記ロボットハンドは、
    前記2つの部品を把持する部品把持部と、
    前記線部に当接して前記線部の姿勢変化を規制する線規制部と
    を含む、部品搬送装置。
  6. 請求項5に記載の部品搬送装置であって、
    前記ロボットハンドは、
    前記部品把持部で把持された前記2つの部品のそれぞれの、前記部品把持部に対する回転を規制する部品回転規制部をさらに含む、部品搬送装置。
  7. 線部で接続された2つの部品が載置されている状態で、部品搬送部が前記2つの部品を搬送し、
    前記2つの部品が前記部品搬送部に載置されている状態で、位置規制部が前記2つの部品の間の距離を広げることによって、前記2つの部品の位置を、ロボットハンドが前記2つの部品を把持する位置に規制する、部品搬送方法。
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