JP2023079946A - プログラム、情報処理装置、制御方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 端末装置が情報を受信したことをユーザに知らせるための技術に関して、さらなる利便性が求められている。【解決手段】 情報処理装置のコンピュータに、通知動作を実行するための第1の情報を取得する第1取得ステップと、前記第1の情報とは異なる情報であり、前記通知動作を実行するための情報である第2の情報を取得する第2取得ステップと、前記第1取得ステップのあとに実行される前記第2取得ステップで、前記第2の情報が前記第1の情報の取得から所定の時間が経過せずに取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御する制御ステップと、を実行させることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置、制御方法に関する。
端末装置が情報を受信した場合、通知音やバイブレーションなどの振動による振動音によって、情報を受信したことをユーザに知らせる技術が知られている。また、通知音や振動音が騒音とならないように、当該音を抑制する技術が知られている。例えば、特許文献1では、携帯電話が移動状態から静止状態になった場合に、携帯の姿勢を判断し、バイブレーションの振動が響くところに置かれていると判断したら、バイブレーションを動作させないようにすることで、振動音を抑制するような技術が記載されている。
特開2008-283474
ところで、端末装置が情報を受信したことをユーザに知らせるための技術に関して、さらなる利便性が求められている。
プログラムであって、情報処理装置のコンピュータに、通知動作を実行するための第1の情報を取得する第1取得ステップと、前記第1の情報とは異なる情報であり、前記通知動作を実行するための情報である第2の情報を取得する第2取得ステップと、前記第1取得ステップのあとに実行される前記第2取得ステップで、前記第2の情報が前記第1の情報の取得から所定の時間が経過せずに取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御する制御ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
本開示によれば、端末装置が情報を受信したことをユーザに知らせるための技術に関して、さらなる利便性の向上を実現できる。
システムの構成を示す図である。 端末装置100、プッシュ通知サーバー200のハードウェアの構成を示す図である。 プッシュ通知機能の動作を決定する処理を示したフローチャート図である。 プッシュ通知機能の動作を決定する処理を示したフローチャート図である。 プッシュ通知機能の動作を決定する処理を示したフローチャート図である。
以下、図面を参照して本開示を詳細に説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本開示を限定するものではなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。また、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態におけるシステムの構成を示す図である。本実施形態のシステムは、端末装置100と、プッシュ通知サーバー200を含む。なお、端末装置100は、オペレーティングシステム(以下、OSとする)101、アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションとする)102がインストールされた情報処理装置である。
図1に示すシステムにおいて、各装置は通信可能に接続されている。例えば、端末装置100と、端末装置100外部のプッシュ通知サーバー200はインターネット(不図示)を介して通信可能に接続されている。
端末装置100は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォンといった情報処理装置である。デジタルカメラ等の種々の機器が本実施形態の端末装置100として適用されてもよい。
プッシュ通知サーバー200は、端末装置100に後述するプッシュ通知情報を配信する機能を有する情報処理装置である。
図2(a)は、端末装置100のハードウェアの構成を示す図である。端末装置100は、CPU110、操作部120、通信部130、表示部140、記憶部150、バイブレータ160、音出力部170、を含む構成である。そして、各部はシステムバス180を介して相互に接続されている。
CPU110は、システム制御部であり、端末装置100の全体を制御する。操作部120は、ユーザによる操作を受け付ける。例えば、マウスやキーボード、タッチパネル等により構成される。通信部130は、他の装置との通信を行う。例えば、USBインターフェース、有線LANインターフェース、無線LANインターフェース等により構成され、プッシュ通知サーバー200との通信を行う。表示部140は、画像や情報を表示する。例えば、液晶ディスプレイ等の画面により構成され、液晶ディスプレイ等の画面に表示することでプッシュ通知情報の内容を出力する。記憶部150は、例えばROMやRAM等により構成され、各種のデータやプログラムを記憶したり、各種のプログラムを実行する際の作業領域やデータの一時記憶領域として利用される。記憶部150に記憶されるプログラムとして、OS101やアプリケーション102がある。以下では、アプリケーション102の例として、メッセージのやり取りをするためのアプリケーション(チャットアプリケーション)として説明する。チャットアプリケーションにおいて、例えばユーザは、複数人で構成されるグループや、対個人(二人)で構成されるグループを作成し、チャット形式でメッセージのやり取りを行うことができる。さらに、ユーザは、送信するメッセージ形態として、テキスト形式のメッセージ形態や、スタンプ形式のメッセージ形態を使用することが可能である。チャットアプリケーションは、通話機能や画像や動画を送信する機能を備えていてもよい。なおアプリケーション102は、他の機能を有するアプリケーションであってもよい。例えば、ユーザによって投稿されたテキストや画像を、その他のユーザが閲覧するためのアプリケーションであってもよい。また、プリンタ(不図示)に印刷を実行させるためのアプリケーションであってもよいし、後述するプッシュ通知機能を実行可能なアプリケーションであればよい。アプリケーション102は、例えば、通信部130を介したインターネット通信によって、外部のサーバーからインストールされることにより、記憶部150に格納される。なお、記憶部150にはOS101とアプリケーション102以外のソフトウェアが記憶されていてもよい。バイブレータ160は、振動を発生し、振動や振動により発生する音によって、端末装置100が情報を受信したことをユーザに知らせる。音出力部170は、音を出力する。例えば、スピーカー等により構成され、端末装置100が情報を受信したことをビープ音等の音によってユーザに知らせる。
図2(b)は、プッシュ通知サーバー200のハードウェアの構成を示す図である。管理サーバー200は、CPU210、操作部220、通信部230、表示部240、記憶部250、を含む構成である。そして、各部はシステムバス280を介して相互に接続されている。なお各構成部は、端末装置100の各構成部と同様の機能を有する。なお、プッシュ通知サーバー200は、プッシュ通知情報が作成される管理サーバー(不図示)と通信可能であり、作成されたプッシュ通知情報を管理サーバーから取得する。なお本実施形態のプッシュ通知サーバー200は1台のサーバー装置(情報処理装置)により構成されている例を説明する。しかしながら、プッシュ通知サーバー200において実行される機能は、クラウド上の複数のサーバーが連携して動作することで各機能を実行するよう構成されていてもよい。つまり、プッシュ通知サーバー200は複数のサーバー装置により構成されていてもよい。1つのサーバー装置もしくは複数のサーバー装置により構成されるサーバーをサーバーシステムとも呼ぶ。
ここで、プッシュ通知機能について説明する。プッシュ通知機能とは、OS101が有する機能であり、プッシュ通知サーバー200から送信されたプッシュ通知情報に基づいて通知動作を実行する機能である。本実施形態において通知動作には、表示動作、音出力動作、振動動作、点灯動作が含まれるものとする。表示動作とは、プッシュ通知サーバー200から送信されたプッシュ通知情報によって示される通知内容を、プッシュ通知領域によって表示する動作である。なおプッシュ通知領域は、Toastや、Notification、SnackBar、Dialog等の通知領域であって良い。本実施形態では、プッシュ通知機能によって端末装置100上で動作するアプリケーション102に関連したサービスやキャンペーンの情報が通知されるものとする。なお他の内容が通知されても良い。また音出力動作とは、音出力部170から音を出力する動作であり、振動動作とは、バイブレータ160を振動させる動作である。さらに点灯動作とは、端末装置100のディスプレイを点灯させる動作や、端末装置100が発光部(不図示)を備えている場合に、発光部を点灯させる動作である。これらの通知動作が実行することによってユーザにプッシュ通知情報を受信したことを知らせることができる。以上のことから、プッシュ通知情報とは、プッシュ通知領域を表示するための情報である。または、通知動作を実行するための情報である。
なおOS101は、プッシュ通知に関する設定としてOS通知設定1及びOS通知設定2を備えている。OS通知設定1とは、あるアプリに関するプッシュ通知情報を受信した際にプッシュ通知機能を実行する(有効化する)か否かを当該アプリケーションごとに設定可能な機能である。つまり、ユーザは、OS通知設定1において、プッシュ通知情報に基づく通知動作を実行させるか否かを選択できる。さらに、OS通知設定2とは、OS通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されている場合に、通知動作に含まれる複数の動作のうちいずれの動作を有効化するかを設定できる機能である。例えばユーザは、通知動作として音動作や振動動作を実行させるか否かを選択することができる。なおOS通知設定1が無効化されている場合は、通知動作は実行されない。また、OS通知設定1が有効化されている場合であっても、OS通知設定2においていずれの通知動作も有効化されていない場合は、通知動作は実行されない。なお振動動作は、後述するマナーモードという機能が有効化されているか否かによって実行されるか否かが決定されてもよい。なお表示動作は、OS通知設定1でプッシュ通知機能が有効化された場合に有効化され、OS通知設定1でプッシュ通知機能が無効化された場合に無効化されるものとする。すなわち、表示動作については、OS通知設定2で個別に有効や無効を設定することはできず、OS通知設定2では、表示動作以外の動作について有効や無効が設定される。なお表示動作はOS通知設定2に含まれてもよく、OS通知設定2で個別に有効や無効を設定できてもよい。
さらにアプリケーション102は、プッシュ通知に関する設定としてアプリケーション通知設定1及びアプリケーション通知設定2を実行可能である。アプリケーション通知設定1とは、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報が受信された場合にOS101にプッシュ通知機能を実行させるか否かを設定する機能である。アプリケーション通知設定1により、ユーザは、アプリケーション102に関するプッシュ通知機能をアプリケーション102がOS101に実行させるか否かを選択できる。アプリケーション通知設定2とは、アプリケーション通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されている場合に、通知動作に含まれる複数の動作のうちいずれの動作を有効化するかを設定できる機能である。例えばユーザは、通知動作として音動作や振動動作を実行させるか否かを選択することができる。なおアプリケーション通知設定1が無効化されている場合は、通知動作は実行されない。また、アプリケーション通知設定1が有効化されている場合であっても、アプリケーション通知設定2においていずれの通知動作も有効化されていない場合は、通知動作は実行されない。なお表示動作は、アプリケーション通知設定1でプッシュ通知機能が有効化された場合に必ず有効化され、アプリケーション通知設定1でプッシュ通知機能が無効化された場合に必ず無効化されるものとする。すなわち、表示動作については、アプリケーション通知設定2で個別に有効や無効を設定することはできず、アプリケーション通知設定2では、表示動作以外の動作について有効や無効が設定される。なお表示動作はアプリケーション通知設定2に含まれてもよい。本実施形態において、プッシュ通知の実行においてOS通知設定1や2とアプリケーション通知設定1や2のどちらがどのタイミングで適用されるかについての詳細は後述する。なおアプリケーションがアプリケーション通知設定2を備えていない場合は、通知動作はOS通知設定2に基づいて実行されてもよい。すなわち、後述する実施形態において、アプリケーション通知設定2を備えていないアプリケーション102がOS101にプッシュ通知を実行するよう指示を行う場合、プッシュ通知を実行することのみをOS101に指示しており、指示を受けたOS101はOS通知設定2に基づく通知動作を実行するものとする。
なおプッシュ通知機能は、プッシュ通知機能Aとプッシュ通知機能Bを含む。プッシュ通知機能Aは、OS101が、取得したプッシュ通知情報をアプリケーション102に依らずにプッシュ通知機能を実行する機能である。具体的には、OS102がプッシュ通知サーバー200からプッシュ通知情報を取得し、OS通知設定に従って、プッシュ通知機能を実行するか否かを制御する。また、プッシュ通知機能Bは、OS101が、取得したプッシュ通知情報をアプリケーション102に送信し、アプリケーション102からの指示に従って、プッシュ通知機能を実行する機能である。具体的には、OS102がプッシュ通知サーバー200からプッシュ通知情報を取得し、プッシュ通知情報をアプリケーション102に送信する。そしてアプリケーション102は、アプリケーション通知設定1、2やプッシュ通知情報の解析結果に従って、プッシュ通知機能の実行をOS102に指示する。そしてOS102はアプリケーション102の指示とOS通知設定に従って、プッシュ通知機能を実行するか否かを制御する。なおプッシュ通知機能Bにおいて、OS通知設定1によりアプリケーション102に関するプッシュ通知機能が無効化されていた場合、OS101がアプリケーション102にプッシュ通知情報を送信せず、OS通知設定1によりアプリケーション102に関するプッシュ通知機能が有効化されていた場合、OS101がアプリケーション102にプッシュ通知情報を送信するという制御が実行されても良い。
なお本発明では、プッシュ通知機能における通知動作を決定する形態について説明する。なお、プッシュ通知情報ではない他の情報を受信し、当該情報をユーザに通知する際における通知動作を決定する形態にも適用されてよい。
ところで、OS101が複数のプッシュ通知情報を所定の時間を経過せずに連続して受信し、連続してプッシュ通知機能を実行させた場合、通知動作も連続して実行される場合がある。通知動作が連続して実行されると、例えば、振動動作による振動音や音動作による音の出力が連続して実行され、ユーザや周囲の人間にとっては騒音となる場合がある。さらに、点灯操作による端末装置100の点灯や、表示操作による端末装置100の画面の点灯などが連続して実行されることにより、ユーザの環境によっては迷惑となる場合がある。
ここで、端末装置100には、マナーモードという機能が搭載されている場合がある。マナーモードとは、通知設定において音出力部170により音を出力させる設定となっている場合でも、音の出力が実行されないようにする機能である。マナーモードが有効である場合は、バイブレータを振動させ、ユーザに通知を知らせるケースが知られている。しかしながら、マナーモードが有効の場合であっても、OSがプッシュ通知機能を連続して実行させた場合、バイブレータ160の振動による振動音が連続して実行され、ユーザや周囲の人間にとっては騒音となる場合がある。なおマナーモードが有効である場合にバイブレータ160が振動しない場合は、バイブレータ160が振動しないことにより、ユーザは通知に気づくことができない可能性がある。
また、OS通知設定においてプッシュ通知機能を実行させないように設定する(無効化する)ことで通知動作は実行されないが、通知動作が実行されないことによってユーザはプッシュ通知情報を受信したことに気づくことができない可能性があり、ユーザビリティが低下してしまう。また、OS通知設定によってプッシュ通知機能を実行させるか否かを設定することは、ユーザにとって手間がかかる可能性がある。よって、プッシュ通知機能が有効である場合において、連続してプッシュ通知情報を受信した場合においても、通知動作がユーザにとって迷惑となることを軽減することが求められている。
そこで、本実施形態では、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報が、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報の受信から、所定の時間が経過して受信されたか否かを判定する。そして、受信したプッシュ通知情報が、前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過せずに受信されている場合、受信したプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知機能が実行されないよう制御する。すなわち、前回受信したプッシュ通知情報と連続して受信したプッシュ通知情報に基づいて、例えば表示動作や振動動作などの通知動作を実行させないよう制御する。
これにより、プッシュ通知機能が有効である場合において、連続してプッシュ通知情報を受信した場合においても、通知動作がユーザにとって迷惑となることを軽減することができる。
<実施形態1>
図3は、OS101がプッシュ通知機能Aにおける通知動作を制御する処理を示したフローチャート図である。
S101において、OS101は、プッシュ通知サーバー200からプッシュ通知情報を受信(取得)する。プッシュ通知情報には、端末装置100に含まれる何れのアプリケーションに対するプッシュ通知情報であるかを示す情報が含まれている。本実施形態において、S101において受信したプッシュ通知情報はアプリケーション102に関するプッシュ通知情報であるとする。
S102において、OS101は、S101において受信したプッシュ通知情報がプッシュ通知機能Aに対応するかプッシュ通知機能Bに対応するかを判定する。なお、プッシュ通知情報に基づく通知がどちらのプッシュ通知機能に対応しているかは、アプリケーションプログラムごとに決定されているものとする。よってここでは、OS101は、プッシュ通知機能Aに対応しているアプリケーションに関するプッシュ通知情報であるか否かを判定する。なおプッシュ通知情報の中に特定タグが含まれているものとし、OS101は特定タグを参照することにより判定してもよい。すなわち、プッシュ通知情報に特定タグが含まれる場合は、OS101は、プッシュ通知機能Bに対応するプッシュ通知情報であると判定しても良い。また、プッシュ通知情報に特定タグが含まれない場合(もしくは特定タグとは異なるタグが含まれる場合)は、OS101は、プッシュ通知機能Aに対応するプッシュ通知情報であると判定しても良い。なおプッシュ通知情報に特定タグを含めるか含めないかは、プッシュ通知情報を生成する管理サーバー等によって制御される。OS102は、S102においてプッシュ通知機能Aに対応すると判定された場合、S103に進み、プッシュ通知機能Bに対応すると判定された場合、S108に進む。
S103において、OS101は、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報をS101において受信するより以前に受信したことがあるかを判定する。OS102は、S103においてYESと判定された場合、S104に進み、NOと判定された場合、S106に進む。本判定では、アプリケーション102でないアプリケーションに関するプッシュ通知情報をS101において受信するより以前に受信したことがあったとしても、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報をS101において受信するより以前に受信したことなければ、NOと判定される。
S104において、OS101は、S101において受信したアプリケーション102に関するプッシュ通知情報(今回のプッシュ通知情報)は、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報が受信された時間から所定の時間が経過して受信されたか否かを判定する。OS102は、S104においてYESと判定された場合、S106に進み、NOと判定された場合、S105に進む。なお所定の時間はOS101によって予め設定されているものとする。
S105において、OS101は、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報を受信してから、以降に、ユーザによってアプリケーション102を起動されたか否かを判定する。アプリケーション102は、例えば端末装置100のホーム画面からアプリケーション102のアイコンを操作することにより起動される。また、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知機能の実行によって表示されたプッシュ通知領域に対する操作によって起動されてもよい。OS102は、S105においてYESと判定された場合、S106に進み、NOと判定された場合、S108に進む。
S103においてNO、S104においてYES、S105においてYESと判定された場合に続くS106において、OS101は、OS通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されているか否かを判定する。つまり、OS101は、OS通知設定1においてプッシュ通知機能を実行すると設定されているか否かを判定する。S106においてYESと判定された場合、S107に進み、NOと判定された場合、S108に進む。
S107において、OS101は、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報に基づく通知動作を、プッシュ通知機能Aを用いて実行する。つまり、OS101は、プッシュ通知機能Aを用いてOS通知設定2に従った通知動作を実行する。例えば、OS通知設定の通知動作の設定においてアプリケーション102に関するプッシュ通知機能が有効であり、且つ通知動作のうち表示動作と振動動作が有効であり他の動作は無効である場合、通知動作のうち表示動作と振動動作を実行し他の動作は実行しない。すなわち、OS101は、端末装置100の画面にプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知領域を表示し、かつバイブレータ160による振動を実行させるよう制御する。なおOS通知設定においてアプリケーション102に関するプッシュ通知機能が無効である場合は、OS101はプッシュ通知機能を実行しない。つまり、OS101は通知動作を実行しない。
S106においてNOと判定された場合に続くS108において、OS101は、プッシュ通知情報に基づく通知動作を実行しないことを特定する。すなわちOS101は、プッシュ通知情報に基づく通知動作を実行しない。つまり、ユーザによりアプリケーション102に対する操作がされていない場合は、ユーザが前回のプッシュ通知情報を確認できていない状況であるとみなし、OS通知設定において設定されているすべての通知動作を実行しない。例えば、OS通知設定の設定において表示動作や振動動作が有効である場合であっても、端末装置100の画面にプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知領域を表示せず、かつバイブレータ160による振動を実行しないよう制御する。
S109~S111は、S103~S105と同様の処理であるため説明を省略する。
S109でNOと判定された場合、S110でYESと判定された場合、又はS111でYESと判定された場合に続くS112において、OS101は、プッシュ通知情報に基づく通知動作を、プッシュ通知機能Bを用いて実行すると決定し、アプリケーション102にプッシュ通知情報を送信する。
S113において、OS101は、プッシュ通知機能の実行指示をアプリケーション102から受信したか否かを判定する。S113においてYESと判定された場合、S114に進み、NOと判定された場合、本判定を繰り返す。なおS113においてNOと判定された場合、本フローチャートの処理を終了してもよい。すなわち、通知動作は行われない。なお本判定においてNOと判定される場合は、例えば、アプリケーション102が起動中の場合はアプリケーション通知設定1や2が有効化されている場合であっても通知動作を実行しないという形態である場合である。
S114において、OS101は、アプリケーション102が起動中であるか否かを判定する。ここで、OS101は、OS通知設定1とアプリケーション通知設定1のどちらに基づいてプッシュ通知機能を実行するか否かを、アプリケーション102が起動中か否かに基づいて決定する。また、OS101がOS通知設定2とアプリケーション通知設定2のどちらに基づいてどのような通知動作を実行するか否かを、アプリケーション102が起動中か否かに基づいて決定する。アプリケーション102が起動中である場合、OS101は、OS通知設定1ではなくアプリケーション通知設定1に基づいて、プッシュ通知機能を実行するか否かを決定する。例えば、OS101は、アプリケーション通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されている場合、アプリケーション通知設定2に基づく通知動作でプッシュ通知機能を実行する。なおS113においてYESと判定された場合は、アプリケーション102からプッシュ通知機能の実行指示を受け付けた場合であるため、アプリケーション通知設定1が有効化されている場合である。また例えば、アプリケーション102が起動中でない場合、OS101は、OS通知設定1に基づいて、プッシュ通知機能を実行するか否かを決定する。例えば、OS101は、OS通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されている場合(後述するS116においてYESと判定された場合)、OS通知設定2に基づく通知動作でプッシュ通知機能を実行する(後述するS117)。
なおアプリケーションによってはアプリケーション通知設定1やアプリケーション通知設定2を備えていないアプリケーションがある。その場合は、アプリケーションが起動中であるか否かに関わらず、OS101はOS通知設定1やOS通知設定2に基づいてプッシュ通知機能を実行するか否かを決定すればよい。また、OS101がプッシュ通知機能の実行指示を受け付けたアプリケーションがアプリケーション通知設定2を備えておらず、当該アプリケーションが起動中である場合も考えられる。この場合は、OS101は、プッシュ通知機能をOS通知設定2に基づいて実行してもよい。S114においてYESと判定された場合、S115に進み、NOと判定された場合、S116に進む。
S115において、OS101は、アプリケーション102からの指示に基づき、プッシュ通知情報に基づく通知動作を実行する。上述したように、OS101は、アプリケーション通知設定2に基づく通知動作でプッシュ通知機能を実行する。
S116、S117はS106、S107と同様の処理であるため説明を省略する。
S111でNOと判定された場合に続くS118において、OS101は、プッシュ通知情報に基づく通知動作を実行させないと決定し、アプリケーション102にプッシュ通知情報を送信しない。この場合当然、アプリケーション102からプッシュ通知機能の実行指示をOS101が受信することがないため、OS101は、S114においてプッシュ通知情報に基づく通知動作を実行しない。
以上、本実施形態では、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報が、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報の受信から、所定の時間が経過して受信されたか否かをOS101が判定する。そして、受信したプッシュ通知情報が、前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過していないと判定された場合、受信したプッシュ通知情報に基づく通知動作が行われないよう制御する。これにより、プッシュ通知機能が有効である場合において、連続してプッシュ通知情報を受信した場合においても通知動作がユーザにとって迷惑となることを軽減することができる。
上述した実施形態では、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報を初めて受信した場合は、通知動作を実行させることで、ユーザに通知を知らせることができる。また、S101におけるアプリケーション102に関するプッシュ通知情報が、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されたと判定された場合は、通知動作を実行させることで、ユーザに通知を知らせることができる。さらに、前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間は経過せずに今回のプッシュ通知情報を受信した場合であっても、ユーザによってアプリケーション102に対する操作がされた場合は、通知動作を実行させることで、S101におけるプッシュ通知情報に基づく通知をユーザに知らせることができる。
なお本フローチャートにおいて、OS101は、S102の処理の後に、S106の判定処理が実行され、S106-NOの場合は、S103~S105の判定を行わずにS108に進み、S106-YESと判定された場合にS103~S105の判定処理を行ってもよい。この場合、OS101は、S103~S105-YESの場合にS107に進んでもよい。
なお本フローチャートにおいて、S104の判定処理は省略されてもよい。つまり、S103において、S101におけるアプリケーション102に関するプッシュ通知情報は、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されていると判定された場合、S106に進み、通知動作が実行されなくてもよい。
なお本フローチャートにおいて、S114の判定処理は省略されてもよい。すなわち、アプリケーション102が起動中であるか否かに関わらず、必ずアプリケーション通知設定1や2と、OS通知設定1や2のどちらかに基づいて通知動作を行う形態であってもよい。
また本フローチャートにおいて、S109~S111、S118の処理は省略されてもよい。つまり、S102においてプッシュ通知情報は、プッシュ通知機能Bに対応すると判定された場合は、S112に進み、OS101はアプリケーション102にプッシュ通知情報を送信してもよい。この場合第2実施形態にて説明するように、プッシュ通知情報を送信されたアプリケーション102が、S109~S111の判定を実行し、判定結果に基づいて、OS101にプッシュ通知機能の実行を指示するか否かを制御しても良い。この場合OS101は、S113にて、アプリケーション102からプッシュ通知機能の実行を指示された場合はS114の処理を実行する。このように、プッシュ通知機能を実行するか否かを決定するための判定をOS102で実行するかアプリケーション102で実行するかが、受信されたプッシュ通知情報がプッシュ通知機能Aに対応するかプッシュ通知機能Bに対応するかに応じて制御されて良い。
なお本フローチャートのS107において、通知動作に含まれるすべての動作が、OS通知設定1によってプッシュ通知機能が有効に設定されている状態にもかかわらず実行されない形態を説明したが、これに限らない。通知動作のうちOS通知設定2によって有効に設定されている動作及び表示動作のうち少なくとも1つが、OS通知設定1によってプッシュ通知機能が有効に設定されている状態にもかかわらず実行されない形態であれば良い。例えばS107において、表示動作は実行されるが、その他の通知動作は実行させない形態であってもよい。また例えば表示動作と点灯動作は実行されるが、その他の通知動作は実行させない形態であってもよい。何れの通知動作が実行されて、何れの通知動作が実行されないかは、予め決められていてもよいし、ユーザが設定できる形態でもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、OS101がアプリケーション102に関するプッシュ通知情報を受信し、受信したプッシュ通知情報が、前回受信したプッシュ通知情報を受信してから所定の時間が経過せずに受信されたか否かに基づいて、通知動作を実行させるか否かを決定する処理を説明した。しかしながら、本実施形態では、アプリケーション102が、OS101からアプリケーション102に関するプッシュ通知情報を受信し、受信したプッシュ通知情報が、前回受信したプッシュ通知情報を受信してから所定の時間が経過せずに受信されたか否かに基づいて、通知動作を実行させるか否かを決定する処理について説明する。すなわち、上述したプッシュ通知機能Bが実行される場合において、アプリケーション102が、プッシュ通知機能における通知動作を実行させるか否かを決定する処理を説明する。なお、以下では実施形態1との相違点を中心に説明する。
ここで図4は、アプリケーション102がプッシュ通知機能Bにおける通知動作を実行させるか否かを決定する処理を示したフローチャート図である。なおOS101は、受信したプッシュ通知情報をアプリケーション102に送信する。具体的には、例えばOS101は、プッシュ通知情報を記憶部150に保存する。なおOS101が保存するプッシュ通知情報の一部は、プッシュ通知サーバーから取得したプッシュ通知情報と一致しなくてもよいものとする。具体的には、OS101は、受信したプッシュ通知情報Aからアプリケーション102が通知動作を実行させるか否かを決定するために必要な新たなプッシュ通知情報Bを作成し、記憶部150に保存してもよい。なおアプリケーション102が、プッシュ通知情報Bを作成し、取得してもよい。以下では、プッシュ通知情報Aとプッシュ通知情報Bとの区別はせずに、どちらもプッシュ通知情報として示す。
S201において、アプリケーション102は、OS101からプッシュ通知情報を受信する。具体的には、例えばアプリケーション102は、記憶部150に保存されたプッシュ通知情報を取得する。
S202~S204の処理は、処理の主体がアプリケーション102であること以外は、図3におけるS102~S104の処理と同様であるため説明を省略する。なおS203において、アプリケーション102は、S201において受信したプッシュ通知情報(今回のプッシュ通知情報)は、前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されたか否かを判定する。ここで、アプリケーション102は、OS101が受信した今回のプッシュ通知情報は、OS101による前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されたか否かを判定してもよい。また、アプリケーション102は、アプリケーション102が受信した今回のプッシュ通知情報は、アプリケーション102による前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されたか否かを判定してもよい。
S202においてNO、S203においてYES、S204においてYESの場合に続くS205において、アプリケーション102は、アプリケーション通知設定1においてプッシュ通知機能が有効化されているか否かを判定する。つまり、アプリケーション102は、アプリケーション通知設定1においてプッシュ通知機能を実行すると設定されているか否かを判定する。S205においてYESと判定された場合、S206に進み、NOと判定された場合、S207に進む。
S206において、アプリケーション102は、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報に基づく通知動作を実行するようOS101指示する。つまり、アプリケーション102は、アプリケーション通知設定に従った通知動作を実行するようOS101に指示する。例えば、アプリケーション通知設定2において振動動作が有効である場合、端末装置100の画面にプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知領域を表示し、かつバイブレータ160による振動を実行させるよう指示する。なおアプリケーション通知設定1においてプッシュ通知機能が無効である場合は、アプリケーション102はOS101にプッシュ通知機能の実行を指示しない。つまり、アプリケーション102はOS101に通知動作の実行を指示しない。
S205においてNOと判定された場合に続くS207において、アプリケーション102は、OS101にプッシュ通知情報に基づく通知動作の実行を指示しないよう制御する。つまり、ユーザによりアプリケーション102に対する操作がされていない場合は、ユーザが前回のプッシュ通知情報を確認できていない状況であるとみなし、アプリケーション通知設定2において設定されているすべての通知動作の実行をOS101に指示しないよう制御する。例えば、アプリケーション通知設定2において振動動作が有効である場合であっても、端末装置100の画面にプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知領域を表示せず、かつバイブレータ160による振動の実行をOS101に指示しないよう制御する。
なお本実施形態において、OS101は、アプリケーション102にプッシュ通知情報を送信したあと、図3のS113~S117、S119のような処理を実行する。すなわち、S113のような判定処理を実行し、アプリケーション102から通知動作の実行指示を受け付けた場合に、S114においてアプリケーション102が起動中であるか否かを判定する。そして、OS101は、S114の判定結果に基づいて、アプリケーション通知設定1や2と、OS通知設定1や2のどちらに基づいて通知動作を行うか否かを決定する。例えば、OS101は、アプリケーション102が起動中である場合は、アプリケーション通知設定2に基づくプッシュ通知動作を実行する。なおS114の判定処理は省略されてもよい。すなわち、アプリケーション102が起動中であるか否かに関わらず、必ずアプリケーション通知設定1や2と、OS通知設定1や2のどちらかに基づいて通知動作を行う形態であってもよい。
なお本実施形態において、アプリケーション102がアプリケーション通知設定2を備えていない場合は、アプリケーション102は、OS通知設定2に基づくプッシュ通知動作を実行するようOS101に指示する。 以上、本実施形態では、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報が、前回のアプリケーション102に関するプッシュ通知情報の受信から、所定の時間が経過して受信されたか否かをアプリケーション102が判定する。そして、受信したプッシュ通知情報が前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過していないと判定された場合、受信したプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知機能の実行の際に、通知動作を実行しないようOS101に指示する。これにより、プッシュ通知機能が有効である場合において、連続してプッシュ通知情報を受信した場合においても、通知動作がユーザにとって迷惑となることを軽減することができる。
(実施形態3)
実施形態2では、アプリケーション102が、OS101からアプリケーション102に関するプッシュ通知情報を受信し、受信したプッシュ通知情報が、前回受信したプッシュ通知情報を受信してから所定の時間が経過せずに受信されたか否かに基づいて、通知動作を実行させるか否かを決定する処理について説明した。さらに、本実施形態では、アプリケーション102が、受信したアプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報が、前回受信したアプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報であるか否かに基づいて、通知動作を実行させるか否かを決定する処理について説明する。すなわち、上述したプッシュ通知機能Bが実行される場合において、アプリケーション102が、受信したプッシュ通知情報が、前回受信したプッシュ通知情報と同一のアプリケーション102の同一カテゴリに属するプッシュ通知情報であるか否かの情報と、かつ前回取得したプッシュ通知情報を取得してから所定の時間が経過せずに取得されたか否かの情報に基づいて、通知動作を実行させるか否かを決定する処理を説明する。なお、以下では実施形態1や実施形態2との相違点を中心に説明する。
ここで図5は、アプリケーション102がプッシュ通知機能Bにおける通知動作を実行させるか否かを決定する処理を示したフローチャート図である。なおOS101は、受信したプッシュ通知情報をアプリケーション102に送信する。具体的には、例えばOS101は、プッシュ通知情報を記憶部150に保存する。なおOS101が保存するプッシュ通知情報の一部は、プッシュ通知サーバーから取得したプッシュ通知情報と一致しなくてもよいものとする。具体的には、OS101は、受信したプッシュ通知情報Aからアプリケーション102が通知動作を実行させるか否かを決定するために必要な新たなプッシュ通知情報Bを作成し、記憶部150に保存してもよい。なおアプリケーション102が、プッシュ通知情報Bを作成し、取得してもよい。以下では、プッシュ通知情報Aとプッシュ通知情報Bとの区別はせずに、どちらもプッシュ通知情報として示す。
S301の処理は、図4におけるS201の処理と同様であるため説明を省略する。
S302において、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報をS101において受信するより以前に受信したことがあるかを判定する。カテゴリAとは、例えばアプリケーション102がチャットアプリケーションである場合、所定のチャットグループである。チャットグループには、例えば複数人で構成されるチャットグループと、対個人(二人)で構成されるチャットグループがある。よって、例えばS301において受信したプッシュ通知情報が、アプリケーション102における、チャットグループXに関するプッシュ通知情報であるとする。この場合、アプリケーション102における、チャットグループXに関するプッシュ通知情報を、S301において受信するより以前に受信したことがあるか否かを判定する。さらに例えば、カテゴリAとは、チャットグループXを構成する複数人のうちのYという人物(以降、Yさんとする)である。よって、例えば、S301において受信したプッシュ通知情報が、アプリケーション102における、チャットグループXを構成する複数人のうちのYさんに関するプッシュ通知情報であるとする。この場合、アプリケーション102における、チャットグループXを構成する複数人のうちのYさんに関するプッシュ通知情報を、S301において受信するより以前に受信したことがあるか否かを判定してもよい。またカテゴリAとは、例えば、所定のメッセージ形態である。メッセージ形態には、例えばテキスト形式のメッセージ形態と、スタンプ形式のメッセージ形態がある。よって、例えばS301において受信したプッシュ通知情報が、アプリケーション102における、スタンプ形式のメッセージ形態に関するプッシュ通知情報であるとする。この場合、アプリケーション102における、スタンプ形式のメッセージ形態に関するプッシュ通知情報を、S301において受信するより以前に受信したことがあるか否かを判定してもよい。さらに、カテゴリAとは、所定のチャットグループの所定のメッセージ形態であってもよい。すなわちS301において受信したプッシュ通知情報が、アプリケーション102における、チャットグループXのスタンプ形式のメッセージ形態であるとする。この場合、チャットグループXのスタンプ形式のメッセージ形態に関するプッシュ通知情報を、S301において受信するより以前に受信したことがあるか否かが判定されてもよい。アプリケーション102は、S302においてYESと判定された場合、S303に進み、S302においてNOと判定された場合、S305に進む。
S303において、アプリケーション102は、S301において受信したアプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報(今回のプッシュ通知情報)は、前回の、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過して受信されたか否かを判定する。アプリケーション102は、S303においてYESと判定された場合、S305に進み、S303においてNOと判定された場合、S304に進む。なお所定の時間はアプリケーション102によって予め設定されているものとする。
S304において、アプリケーション102は、前回の、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報を受信してから、以降に、ユーザによってアプリケーション102を起動されたか否かを判定する。アプリケーション102は、例えば端末装置100のホーム画面からアプリケーション102のアイコンを操作することにより起動される。また、アプリケーション102に関するプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知機能の実行によって表示されたプッシュ通知領域に対する操作によって起動されてもよい。なお操作されるプッシュ通知領域を表示するためのプッシュ通知情報は、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報でもよいし、アプリケーション102のカテゴリAではないその他のカテゴリに関するプッシュ通知情報でもよい。アプリケーション102は、S304においてYESと判定された場合、S305に進み、S304においてNOと判定された場合、S307に進む。
S305~S307の処理は、図4におけるS205~S207の処理と同様であるため説明を省略する。
以上、本実施形態では、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報が、前回の、アプリケーション102のカテゴリAに関するプッシュ通知情報の受信から、所定の時間が経過して受信されたか否かをアプリケーション102が判定する。そして、受信したプッシュ通知情報が前回のプッシュ通知情報の受信から所定の時間が経過していないと判定された場合、受信したプッシュ通知情報に基づくプッシュ通知機能の実行の際に、通知動作を実行しないようOS101に指示する。これにより、プッシュ通知機能が有効である場合において、連続してプッシュ通知情報を受信した場合においても、通知動作がユーザにとって迷惑となることを軽減することができる。また、異なるカテゴリに属するプッシュ通知情報を受信した際には通知動作を実行させることで、異なるカテゴリに属するプッシュ通知情報を受信したことをユーザに知らせることができる。
(その他の実施形態)
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
100 端末装置
200 プッシュ通知サーバー
101 OS
102 アプリケーション

Claims (22)

  1. プログラムであって、
    情報処理装置のコンピュータに、
    通知動作を実行するための第1の情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1の情報とは異なる情報であり、前記通知動作を実行するための情報である第2の情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第1取得ステップのあとに実行される前記第2取得ステップで、前記第2の情報が前記第1の情報の取得から所定の時間が経過せずに取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御する制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記制御ステップは、前記第2の情報が、前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過して取得されたことに基づいて、前記通知動作が実行されるよう制御することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第2の情報が、前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過して取得されたかを判定する第1判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記制御ステップは、前記第2の情報が前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過して取得されたと判定された場合、前記通知動作を実行するよう制御し、前記第2の情報が前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過せずに取得されたと判定された場合、前記通知動作を実行しないよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記第1の情報と前記第2の情報は、同一のアプリケーションプログラムに関する情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理装置は、アプリケーションプログラムに関する前記第2の情報を取得するより以前に、前記アプリケーションプログラムに関する情報を取得したか否かを判定する第2判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記アプリケーションプログラムに関する前記第1の情報を取得するより以前に、前記アプリケーションプログラムに関する情報を取得していないと判定された場合、前記制御ステップは、前記通知動作を実行するよう制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記第1の情報が取得されてから、以降に、ユーザによって前記アプリケーションプログラムの起動が行われたか否かを判定する第3判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記制御ステップは、前記起動が行われたと判定された場合、前記通知動作を実行するよう制御し、前記起動が行われていないと判定された場合、前記通知動作を実行しないよう制御することを特徴とする請求項4または5に記載のプログラム。
  7. 前記情報処理装置は、前記アプリケーションプログラムの所定のカテゴリに関する前記第2の情報を取得するより以前に、前記所定のカテゴリに関する情報を取得したか否かを判定する第4判定ステップを前記コンピュータにさらに実行させ、前記所定のカテゴリに関する前記第1の情報を取得するより以前に、前記所定のカテゴリに関する情報を取得していないと判定された場合、前記制御ステップは、前記通知動作が実行されるよう制御することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記所定のカテゴリとは、前記アプリケーションプログラムにおけるチャットグループと、メッセージ形態のうち少なくとも一つであることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記通知動作とは、前記情報処理装置のバイブレータを振動させる振動動作と、前記情報処理装置の音出力部による音の出力動作と、前記情報処理装置のディスプレイや発光部の点灯動作のうち少なくとも一つの動作を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 前記制御ステップは、前記第2の情報が、前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過せずに取得されたことに基づいて、前記情報処理装置の画面に前記第2の情報に基づく内容を表示させ、かつ前記通知動作のうち少なくとも一つの動作を実行させないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 前記通知動作とは、前記情報処理装置の画面に前記第1の情報に基づく内容を表示する表示動作と、前記情報処理装置のバイブレータを振動させる振動動作と、前記情報処理装置の音出力部による音の出力動作と、前記情報処理装置のディスプレイや発光部の点灯動作のうち少なくとも一つの動作を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のプログラム。
  12. 前記情報処理装置のオペレーティングシステムであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のプログラム。
  13. 前記オペレーティングシステムは、アプリケーションプログラムに関する前記第1の情報と前記第2の情報を、前記アプリケーションプログラムに送信することを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記オペレーティングシステムは、アプリケーションプログラムから、前記アプリケーションプログラムに関する前記第1の情報と前記第2の情報を通知するための指示を受け付けた場合、前記通知動作のうち少なくとも一つを実行することを特徴とする請求項12乃至13のいずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記制御ステップは、前記オペレーティングシステムによる前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過せずに前記オペレーティングシステムによる前記第2の情報の取得が行われたことに基づいて実行されることを特徴とする請求項12乃至14のいずれか一項に記載のプログラム。
  16. アプリケーションプログラムであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のプログラム。
  17. 前記アプリケーションプログラムは、オペレーティングシステムから、前記アプリケーションプログラムに関する前記第1の情報と第2の情報を受信することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記アプリケーションプログラムは、オペレーティングシステムに、前記アプリケーションプログラムに関する前記第1の情報と前記第2の情報を通知するための指示を行うことを特徴とする請求項16または17に記載のプログラム。
  19. 前記制御ステップは、前記アプリケーションプログラムによる前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過せずに前記アプリケーションプログラムによる前記第2の情報の取得が行われたことに基づいて実行されることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか一項に記載のプログラム。
  20. 前記プログラムは、前記通知動作に含まれる複数の動作について、それぞれの動作が実行されるよう有効化するか否かを設定可能な通知設定を備えており、
    前記通知設定において前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも一つが有効化されている場合であっても、前記制御ステップは、前記第2の情報が、前記第1の情報の取得から前記所定の時間が経過せずに前記第2取得ステップで取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 情報処理装置であって、
    通知動作を実行するための第1の情報を取得する第1取得手段と、
    前記第1の情報とは異なる、前記通知動作を実行するための第2の情報を取得する第2取得手段と、
    前記第2の情報が、前記第2取得手段より以前に取得された前記第1の情報の取得から所定の時間が経過せずに前記第2取得手段で取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  22. 情報処理装置の制御方法であって、
    通知動作を実行するための第1の情報を取得する第1取得ステップと、
    前記第1の情報とは異なる、前記通知動作を実行するための第2の情報を取得する第2取得ステップと、
    前記第2の情報が、前記第2取得ステップより以前に取得された前記第1の情報の取得から所定の時間が経過せずに前記第2取得ステップで取得されたことに基づいて、前記第2の情報に基づく前記通知動作に含まれる複数の動作のうち少なくとも1つが実行されないよう制御する制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
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