JP2023077174A - データ連携方法及びデータ連携システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設計段階とその後の施工段階との間でデータの連携を図ること。【解決手段】本開示に係るデータ連携方法は、準備ステップと、算出ステップと、後処理ステップとを行う。準備ステップでは、コンピューターに、構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを準備する。算出ステップでは、コンピューターを用いて、前記3次元モデルから抽出した前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する。後処理ステップでは、コンピューターを用いて、前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、データ連携方法及びデータ連携システムに関する。
特許文献1,2には、鉄筋の配置を示すCADデータに基づいて、鉄筋の干渉を検出することが記載されている。
特開2015-32202号公報 特開2015-210693号公報
構造物の設計時に、BIM(Building Information Modeling)によりコンピューター上で構造物の3次元モデルを作成することが行われている。但し、設計段階では、鉄筋の本数や径などの情報が規定される程度であり、鉄筋同士の干渉や鉄筋の詳細な配置までは検討されていないケースがある。このようなケースの場合、設計担当者とは別の施工担当者(例えば鉄筋業者)が、構造設計図に基づいて鉄筋の配置(配筋)や加工などを担当することがある。この結果、設計情報と施工情報との間で不整合が生じることがあり、その後の修正に多大な労力と時間を要することがある。
本発明は、設計段階とその後の施工段階との間でデータの連携を図ることを目的とする。
かかる目的を達成するための本発明は、コンピューターに、構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを準備する準備ステップと、コンピューターを用いて、前記3次元モデルから抽出した前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する算出ステップと、コンピューターを用いて、前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する後処理ステップとを行うことを特徴とするデータ連携方法である。
本発明によれば、設計段階とその後の施工段階との間でデータの連携を図ることができる。
図1は、本実施形態の概要を示すフロー図である。 図2は、データ連携システム100の説明図である。 図3Aは、拡張データを追加する前のBIMモデルの一部の説明図である。図3Bは、拡張データを追加した後のBIMモデルの一部を示す説明図である。 図4A及び図4Bは、構造設計データの説明図である。 図5Aは、設計配筋データの説明図である。 図5Bは、設計配筋データの説明図である。 図6A及び図6Bは、施工鉄筋データの説明図である。 図6Bは、施工鉄筋データの説明図である。 図7は、限界値データの説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
コンピューターに、構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを準備する準備ステップと、コンピューターを用いて、前記3次元モデルから抽出した前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する算出ステップと、コンピューターを用いて、前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する後処理ステップとを行うことを特徴とするデータ連携方法が明らかとなる。このようなデータ連携方法によれば、設計段階とその後の施工段階との間でデータの連携を図ることができる。
前記設計データは、前記部材に配置される鉄筋の設計情報を示す設計配筋データを有しており、前記施工データは、前記鉄筋の配筋情報を示す施工配筋データを有しており、前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記設計配筋データに基づいて、前記施工配筋データを算出することが望ましい。これにより、設計段階の配筋データと、施工段階の配筋データとの間で不整合が生じることを抑制できる。
前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記配筋情報に示される前記鉄筋の寸法の上限値又は下限値を示す限界値データを算出し、前記算出ステップで算出された前記施工配筋データ及び前記限界値データが前記3次元モデルに追加されることが望ましい。これにより、設計者が設計データを変更するときに、限界値データを参考にすることができる。
前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記設計配筋データに基づいて、前記鉄筋の干渉を検出し、前記鉄筋の干渉が検出された場合に、前記限界値データに示された範囲内で前記3次元モデルを変更することが望ましい。これにより、3次元モデルの変更作業が容易になる。
構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを記憶するデータ記憶部と、前記3次元モデルから抽出された前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する算出部と、前記算出部で算出された前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する後処理部とを有することを特徴とするデータ連携システムが明らかとなる。このようなデータ連携方法によれば、設計段階とその後の施工段階との間でデータの連携を図ることができる。
前記データ記憶部の前記3次元モデルから抽出した前記設計データを前記算出部に出力し、前記算出部から取得した前記施工データを前記後処理部に出力する連携部を有することが望ましい。これにより、設計段階における設計データと、施工段階に用いられる施工データとを連携させることができる。
===実施形態===
<概要>
図1は、本実施形態の概要を示すフロー図である。
まず、コンピューターに、構造物の3次元モデルが準備される(S01;準備ステップ)。3次元モデルは、構造物の3次元データであり、例えばBIMモデルである。構造物は、例えば建築物である。例えば、建築物の設計担当者が、柱や梁で構成された建築物をコンピューター上で設計することによって、コンピューターに3次元モデル(例えばBIMモデル)が設定されることになる。なお、3次元モデルのデータをダウンロードすることによって、コンピューターに3次元モデルが準備されても良い。また、3次元モデルは、BIMモデル以外の3次元データでも良い。
3次元モデルには、設計データが含まれている。設計データは、構造物を構成する部材(例えば柱や梁など)の位置・配置、寸法、材質などの設計情報(設計段階の情報)を示すデータである。例えば、設計データは、柱や梁などの部材に配置される鉄筋の設計鉄筋情報(設計段階の鉄筋の情報)を示す設計配筋データを有する。
次に、コンピューターは、3次元モデルの設計データに基づいて施工データを算出する(S03;算出ステップ)。施工データは、構造物を構成する部材(例えば柱や梁など)の施工情報(施工段階に用いられる情報)を示すデータである。例えば、施工データは、鉄筋の具体的形状や詳細な配置を示す施工配筋データ(後述)を有する。後述するように、コンピューターは、抽出プログラムに基づいて3次元モデルから所定の設計データを抽出するとともに、算出プログラム(解析プログラム)に基づいて所定の演算処理を行うことによって設計データに基づいて施工データを算出することになる。なお、抽出プログラムを実行するコンピューターと、算出プログラムを実行するコンピューターは、別々でも良いし、同じでも良い。
次に、コンピューターは、施工データに基づいて後処理のためのデータを生成する(S05;後処理ステップ)。後処理は、構造物の施工のために行われる処理であり、例えば、鉄筋の積算、加工及び検査など処理である。なお、後処理ステップを実行するコンピューターは、抽出プログラムや算出プログラムを実行するコンピューターと、別でも良いし、同じでも良い。
本実施形態によれば、設計段階における設計データ(3次元モデル)と、施工段階に用いられる施工データとがコンピューターで連携されているため、設計情報と施工情報との間で不整合が生じることを抑制できる。
<データ連携システムの構成>
図2は、データ連携システム100の説明図である。データ連携システム100は、図1に示す各処理を実行するシステムであり、3次元モデル(例えばBIMモデル)に含まれる設計データ(例えば配筋設計データ)に基づいて施工データ(例えば配筋施工データ)を生成するシステムである。データ連携システム100は、モデル管理部110と、算出部120と、後処理部130とを有する。
モデル管理部110は、構造物の3次元モデルを管理する。例えば、モデル管理部110は、BIMモデル(3次元モデルに相当)を管理するBIMモデル管理システムである。モデル管理部110は、1台又は複数台のコンピューターで構成される。モデル管理部110は、3次元モデル及び拡張データを記憶するデータ記憶部111を有しており、3次元モデル及び拡張データを管理する。
モデル管理部110は、モデル生成部112と、連携部113(第1連携部113A及び第2連携部113B)とを有する。モデル生成部112及び連携部113は、モデル管理部110を構成するコンピューターが管理プログラムを実行することにより、実現される。
モデル生成部112は、構造物の3次元モデルを生成し、データ記憶部111に記憶する。モデル生成部112は、図1の準備ステップS01を行うことになる。例えば、建築物の設計担当者が、モデル生成部112を用いて建築物の柱や梁を設計することによって、BIMモデル(3次元モデルに相当)がデータ記憶部111に準備されることになる。モデル生成部112は、コンピューターがBIM管理プログラムを実行することによって実現されることになる。
連携部113は、3次元モデルとのデータ連携を行う。連携部113は、データ記憶部111の3次元モデルから抽出した所定の設計データ(例えば配筋設計データ)を算出部120に出力するとともに、算出部120から取得した施工データ(例えば配筋施工データ)を後処理部130に出力することになる。連携部113は、第1連携部113A及び第2連携部113Bを有する。
第1連携部113Aは、データ記憶部111と算出部120との間でデータ連携を行う。第1連携部113Aは、データ記憶部111の3次元モデルから所定の設計データを抽出する機能と、3次元モデルから抽出した設計データを算出部120に出力する機能とを有する。第1連携部113Aは、コンピューターが抽出プログラムを実行することによって、算出部120での演算に必要な所定の設計データを3次元モデルから自動的に抽出することになる。また、第1連携部113Aは、コンピューターがデータ連携プログラムを実行することによって、3次元モデルから抽出した設計データを算出部120に出力することになる。また、第1連携部113Aは、算出部120から取得した施工データを3次元モデルに連携させてデータ記憶部111に記憶する機能を有する。第1連携部113Aは、コンピューターがデータ連携プログラムを実行することによって、算出部120から取得した所定の施工データを、3次元モデルに連携した拡張データとしてデータ記憶部111に記憶させることになる。
第2連携部113Bは、データ記憶部111(3次元モデル)と後処理部130との間でデータ連携を行う。第2連携部113Bは、データ記憶部111から所定の3次元モデル(設計データ)及び拡張データ(施工データ)を抽出する機能と、データ記憶部111から抽出した所定の3次元モデル(設計データ)及び拡張データ(施工データ)を後処理部130に出力する機能とを有する。第2連携部113Bは、コンピューターが抽出プログラムを実行することによって、後処理部130での演算に必要な所定の3次元モデル(設計データ)及び拡張データ(施工データ)をデータ記憶部111から自動的に抽出することになる。また、第2連携部113Bは、コンピューターがデータ連携プログラムを実行することによって、データ記憶部111からから抽出した所定の3次元モデル(設計データ)及び拡張データ(施工データ)を後処理部130に出力することになる。なお、第2連携部113Bは、後処理部130から取得した各種データを拡張データとしてデータ記憶部111に記憶させる機能を有していても良い。
算出部120は、データ記憶部111(3次元モデル)から抽出された設計データに基づいて施工データを算出する。算出部120は、図1の算出ステップS03を行うことになる。後述するように、例えば、算出部120は、BIMモデルの設計配筋データに基づいて、施工配筋データを算出する。設計配筋データや配筋施工データについては後述する。なお、算出部120は、配筋とは異なる種類のデータについて、設計データに基づいて施工データを算出しても良い。
後処理部130は、3次元モデル及び拡張データに基づいて、構造物の施工のための各種処理を行う。本実施形態の後処理部130は、算出部120で算出された施工データに基づいて、構造物の施工に用いられるデータを生成することになる。なお、後処理部130は、施工データを用いるだけでなく、データ記憶部111の3次元モデル(設計データ)も用いて構造物の施工のための各種処理を行っても良い。後処理部130は、図1の後処理ステップS05を行うことになる。例えば、後処理部130は、BIMモデル及び施工配筋データに基づいて、積算、加工、配筋及び検査などの各種処理を行うことになる。
<データ連携システム100の具体的処理>
次に、データ連携システム100の具体的処理について説明する。
まず、建築物の設計担当者がモデル生成部112を用いて建築物を設計することによって、建築物を構成する柱や梁の各種データがBIMモデルを構成する設計データとしてデータ記憶部111に設定される(図1の準備ステップS01に相当)。図3Aには、BIMモデルの一部のデータが示されている。なお、図3Aには、拡張データ(図3Bの太線参照)を追加する前のBIMモデルの一部が示されている。
ここでは、BIMモデルの一部として、図3Aに示すような2つの梁(G1,G2)に関する設計情報を示す設計データがデータ記憶部111に設定されている。ここでは、BIMモデルにおいて、構造物を構成する部材(ここでは梁)のID番号と、当該部材の種別と、当該部材の設計データとが対応付けられている。ID番号は、部材を識別するための番号である。部材の種別に応じて、設計データの内容(データの項目)が異なることになる。以下の説明では、部材が梁の場合における設計データについて説明する。
設計データは、構造物を構成する部材(例えば柱や梁など)の設計情報(設計段階の情報)を示すデータである。ここでは、設計データは、当該部材(ここでは梁)の構造設計データと、設計配筋データとを有する。構造設計データは、部材(ここでは梁)の位置・配置、寸法、材質などの設計情報を示すデータである(図4A、図4B参照)。設計配筋データは、部材に配置される鉄筋の設計情報を示すデータである(図5A、図5B参照)。なお、設計データには、構造設計データや設計配筋データだけでなく、他のデータが含まれていても良い。なお、BIMモデルには、梁の設計データだけでなく、柱や壁などの設計データも含まれており、柱や壁の設計データにも構造設計データ及び設計配筋データが対応付けられている。
図4A及び図4Bは、構造設計データの説明図である。図4Aは、構造設計データの項目(パラメータ)と、当該項目に対応付けられている入力データとの関係を示す表である。図4Bは、構造設計データの各項目に対応する梁の部位の説明図である。例えば、図4Aに示す項目名「B_s」は、図4Bの符号1に示す寸法(梁の始端の水平方向の寸法)を意味し、「500(mm)」を示すデータが対応付けられている。このように、構造設計データには、構造物を構成する部材(ここでは梁)の寸法や形状などを示すデータが含まれている。なお、入力データは、寸法を示す数値に限られるものでは無く、所定の意味を示す数値(フラグ)でも良いし、文字情報でも良い。なお、図4A及び図4Bには、部材の種別が梁の場合の構造設計データが示されているが、柱や壁の構造設計データの項目は、その部材に対応した内容になる。
図5A及び図5Bは、設計配筋データの説明図である。図5Aは、設計配筋データの項目と、当該項目に対応付けられている入力データとの関係を示す表である。図5Bは、設計配筋データの各項目に対応する部位の説明図である。なお、梁の設計配筋データは、梁主筋データ、梁肋筋データ及び梁補助筋データを有するが、ここでは、梁主筋データについて説明し、梁肋筋データ及び梁補助筋データについては説明を省略する。例えば、図5Aに示す項目名「始端_主筋径」は、図5Bの符号21に示す鉄筋の径(梁の始端の主筋の直径)を意味し、「D32」を示すデータが対応付けられている。このように、入力データは、数値に限られるものではなく、文字情報でも良い。また、例えば、図5Aに示す項目名「始端_上端_主筋カットオフ余長」は、図5Bの符号42に示す寸法を意味し、「15d」を示すデータが対応付けられている。このように、入力データは、変数(例えば直径d)を用いて寸法を示しても良い(ここでは直径dの15倍であることが示されている)。なお、図5A及び図5Bには、部材の種別が梁の場合の設計配筋データが示されているが、柱や壁の設計配筋データの項目は、その部材(例えば柱や壁)に対応した内容になる。
図5A及び図5Bに示すように、設計段階では、BIMデータには、鉄筋の本数や径などの設計情報が規定される程度であり、施工段階で必要とされる施工情報(例えば鉄筋の定着のための余長など)が含まれていない。施工段階で必要とされる施工情報は、次述するように、算出部120において生成されることになる。
BIMモデルがデータ記憶部111に設定された後、第1連携部113Aは、データ記憶部111のBIMモデルから所定の設計データ(設計構造データ及び設計配筋データ)を抽出し、算出部120に出力する。算出部120は、第1連携部113Aから取得した設計データに基づいて、所定のデータ解析処理を行うことによって、施工配筋データを生成する(図1の算出ステップS03に相当)。ここでは、算出部120は、コンピューターがSiftDDD株式会社のGreatMonsterプログラムを用いることによって、設計配筋データから施工配筋データを算出する。なお、GreatMonsterプログラムのような既存の自動配筋プログラムでは、操作者が構造設計図に基づいて所定のパラメータに対応するデータを入力している(この結果、入力作業にミスがあると、設計情報と施工情報との間で不一致が生じるおそれがある)。これに対し、本実施形態では、算出部120に入力するデータは、BIMデータから抽出された設計データ(設計構造データ及び設計配筋データ)であるため、BIMデータと連携されたデータである。
施工鉄筋データは、部材(ここでは梁)に配置される鉄筋の配筋情報(施工情報)を示すデータである。このため、施工鉄筋データには、施工段階で用いられる鉄筋の具体的な位置・配置、寸法、形状などの情報(施工情報)が示されている。本実施形態では、施工鉄筋データは、設計データに基づいて、算出部120によって算出される。既に説明したように、算出部120に入力される設計データ(設計構造データ及び設計配筋データ)はBIMデータと連携したデータであるため、この設計データに基づいて算出された施工鉄筋データは、BIMデータ(設計データ)と整合したデータになる。このため、本実施形態では、設計データの示す設計情報と施工データ(施工鉄筋データ)の示す施工情報との間で不一致が生じることを防止できる。
図6A及び図6Bは、施工鉄筋データの説明図である。図6Aは、施工鉄筋データの項目と、当該項目に対応付けられている入力データとの関係を示す表である。図6Bは、施工鉄筋データの各項目に対応する部位の説明図である。なお、施工鉄筋データは、梁主筋データ、梁肋筋データ及び梁補助筋データを有するが、ここでは、梁主筋データについて説明し、梁肋筋データ及び梁補助筋データについては説明を省略する。
例えば、図6Aには、「始端_上端_主筋1段目」について、「定着タイプ」は「曲げ定着」であり、図6Bの符号37に示す寸法(定着の直線部の長さ)は「1120(mm)」であり、図6Bの符号38に示す寸法(折り曲げ後の余長)は「256(mm)」であることが示されている。なお、「定着タイプ」が「直線定着」である場合には、折り曲げ後の余長に「0」が設定されることになる(例えば図6A、図6Bの符号40参照)。このように、施工鉄筋データには、施工段階で用いられる鉄筋の具体的な位置・配置、寸法、形状などの情報(施工情報)が示される。
また、算出部120は、設計データ(構造設計データ、設計配筋データ)に基づいて、施工鉄筋データだけでなく、鉄筋の寸法の上限値や下限値を示す限界値データを算出しても良い。図7は、限界値データの説明図である。例えば、「始端_上端_主筋カットオフ位置」の下限値として「3000(mm)」が設定されている。
ところで、図6Aに示すように、施工鉄筋データにおいても、「始端_上端_主筋カットオフ位置」として「3000(mm)」が設定されている。このように、通常、施工鉄筋データにおける寸法値と、限界値データの下限値は、同じ値に設定される。同じ項目(ここでは「始端_上端_主筋カットオフ位置」)に対して施工鉄筋データと限界値データをそれぞれ設定する理由は、設計者が設計データを変更するときに(後述)、限界値データを参考にするためである。なお、算出部120は、限界値データを算出せずに、施工鉄筋データを算出するだけでも良い。
また、算出部120は、設計データ(構造設計データ、設計配筋データ)に基づいて施工鉄筋データを算出した後、更に施工鉄筋データに基づいて部材に配置された鉄筋の干渉の有無を検出しても良い。干渉データは、施工鉄筋データに示される鉄筋ごとに、干渉結果(他の鉄筋との干渉の有無)を対応付けたデータである。
施工鉄筋データの算出後、算出部120は、施工鉄筋データを第1連携部113Aに出力する。このとき、算出部120は、対応する部材(ここでは梁)のIDと対応付けて、施工鉄筋データを第1連携部113Aに出力する。本実施形態では、算出部120は、施工鉄筋データとともに限界値データも第1連携部113Aに出力する。また、鉄筋の干渉の有無を検出した場合には、検出結果を示す干渉データを、施工鉄筋データ及び限界値データとともに第1連携部113Aに出力する。
第1連携部113Aは、算出部120から取得した施工鉄筋データを拡張データとしてデータ記憶部111に記憶する。これにより、BIMデータに施工鉄筋データが追加されることになる。また、本実施形態では、第1連携部113Aは、施工鉄筋データとともに限界値データも取得するので、施工鉄筋データとともに限界値データも拡張データとしてデータ記憶部111に記憶する。なお、第1連携部113Aは、更に干渉データを算出部120から取得する場合には、同様に、干渉データも拡張データとしてデータ記憶部111に記憶することになる。
図3Bは、拡張データを追加した後のBIMモデルの一部を示す説明図である。図中の太線の箇所が拡張データに相当する。算出部120から取得した施工鉄筋データ及び限界値データには部材を識別するためのID番号が対応付けられているため、第1連携部113Aは、図3Bに示すように、IDに対応付けられた部材の拡張データとして、算出部120から取得した施工鉄筋データや限界値データをデータ記憶部111に記憶する。
なお、干渉データがBIMデータに追加された場合には、設計担当者は、干渉データに基づいて、鉄筋の干渉の有無を確認することができる。そして、干渉している鉄筋が存在する場合には(鉄筋の干渉が検出された場合には)、設計担当者は、前述のモデル生成部112を用いて、限界値データに示された範囲内でBIMモデルの設定を変更することが望ましい。これにより、BIMモデルの変更作業が容易になる。また、設計担当者がBIMモデルの設定を変更することによって、設計情報と施工情報との不整合を防止できる。
拡張データがデータ記憶部111に記憶された後、第2連携部113Bは、データ記憶部111のBIMモデル(追加された配筋施工データなどの施工データを含む)から所定のデータを抽出し、後処理部130に出力する。後処理部130は、第2連携部113Bから取得した施工データに基づいて、後処理のためのデータを生成する。その後、後処理部130が生成したデータに基づいて、構造物の施工のために行われる後処理が行われることになる。本実施形態では、後処理部130は、BIMモデルに基づいて、鉄筋の積算処理、加工処理及び検査処理などの各種処理を行うため、設計情報と整合した後処理を行うことができる(図1の後処理ステップS05に相当)。なお、後処理部130は、生成したデータを第2連携部113Bに出力し、第2連携部113Bは、後処理部130から取得したデータを、拡張データとして3次元モデルに連携させてデータ記憶部111に記憶させても良い。
例えば、後処理部130は、第2連携部113Bから取得したBIMモデル(追加された配筋施工データなどの施工データを含む)に基づいて、鉄筋の積算処理を行う。ここでは、後処理部130は、コンピューターが鉄筋自動積算プログラム(例えば株式会社アーキテックの鉄之助(商標))を実行することによって、鉄筋の精算データ(例えば精算結果を示すデータ)を生成する。鉄筋の精算を行うためには、図2A及び図5Aに示す鉄筋の径や間隔を示す設計配筋データだけでは足りず、鉄筋の定着の直線部の長さ(例えば図6Bの符号37に示す寸法)や折り曲げ後の余長(例えば図6Bの符号38に示す寸法)などを含む鉄筋の具体的形状を示す施工配筋データが必要である。本実施形態では、算出部120によって生成された施工鉄筋データがデータ記憶部111に記憶されているので、後処理部130は、データ記憶部111の施工鉄筋データを取得することによって、鉄筋の施工情報を示す施工鉄筋データに基づいて、鉄筋の精算データを生成することが可能である。
後処理部130が行う加工処理としては、鉄筋の加工処理だけでなく、鉄筋を含むプレキャストコンクリートの加工処理や型枠の加工処理などの鉄筋に関わる部材の加工処理が含まれる。この場合、後処理部130は、コンピューターが加工プログラムを実行することによって、鉄筋の加工データや、プレキャストコンクリートや型枠の加工データを生成することになる。
また、後処理部130が行う検査処理としては、配筋検査や仕上げ検査などが含まれる。この場合、後処理部130は、コンピューターが検査プログラムを実行することによって、配筋検査用データや仕上げ検査用データを生成することになる。
なお、後処理部130は、積算処理、加工処理又は検査処理とは異なる処理を行っても良い。例えば、前述の算出部120が鉄筋の干渉の検出処理を行う代わりに、後処理部130が、第2連携部113Bから取得したBIMモデル(追加された配筋施工データなどの施工データを含む)に基づいて、後処理として鉄筋の干渉の検出処理を行っても良い。この場合、後処理部130は、生成した干渉データを第2連携部113Bに出力し、第2連携部113Bは、後処理部130から取得した干渉データを、拡張データとして3次元モデルに連携させてデータ記憶部111に記憶させても良い。これにより、設計担当者は、干渉データに基づいて、鉄筋の干渉の有無を確認することができる。
<小括>
本実施形態のデータ連携方法は、図1に示すように、準備ステップ(S01)と、算出ステップ(S03)と、後処理ステップ(S05)とを行う。準備ステップ(S01)では、コンピューター(例えばモデル管理部110を構成するコンピューター)に構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを準備する。算出ステップ(S03)では、コンピューター(例えば算出部120を構成するコンピューター)を用いて、3次元モデルから抽出した設計データに基づいて、部材の施工情報を示す施工データを算出する。後処理ステップ(S05)では、コンピューター(例えば後処理部130を構成するコンピューター)を用いて、施工データに基づいて、構造物の施工に用いられるデータを生成する。このような本実施形態によれば、設計段階における設計データ(3次元モデル)と、施工段階に用いられる施工データとがコンピューターで連携されているため、設計情報と施工情報との間で不整合が生じることを抑制できる。
また、本実施形態では、3次元モデルの設計データは、部材(例えば柱や梁)に配置される鉄筋の設計情報を示す設計配筋データを有しており(図3A、図5A参照)、施工データは、鉄筋の配筋情報を示す施工配筋データを有しており(図6A参照)、算出ステップ(S03)において、コンピューター(例えば算出部120を構成するコンピューター)は、設計配筋データに基づいて、施工配筋データを算出する。これにより、設計段階の配筋データ(設計配筋データ)と、施工段階の配筋データ(施工配筋データ)との間で不整合が生じることを抑制できる。なお、設計配筋データと施工配筋データとの連携に限られるものではなく、本実施形態のデータ連携方法は、他の種類の設計データと施工データとの連携にも適用可能である。
また、上記の実施形態では、算出ステップ(S03)において、コンピューター(例えば算出部120を構成するコンピューター)は、鉄筋の寸法の上限値又は下限値を示す限界値データを算出し(図7参照)、算出ステップで算出された施工配筋データ及び限界値データが3次元モデルに追加される(図3B参照)。これにより、設計者が設計データを変更するときに、限界値データを参考にすることができる。但し、算出ステップにおいて限界値データが算出されなくても良い。
また、算出ステップ(S03)において、コンピューター(例えば算出部120を構成するコンピューター)は、設計配筋データに基づいて、鉄筋の干渉を検出しても良い。この場合、鉄筋の干渉が検出された場合に、限界値データに示された範囲内で3次元モデルを変更すると良い。これにより、3次元モデルの変更作業が容易になる。但し、算出ステップにおいて鉄筋の干渉を検出しなくても良い。
本実施形態のデータ連携システム100は、図2に示すように、データ記憶部111と、算出部120と、後処理部130とを有する。データ記憶部111には、構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルが記憶されている。算出部120は、3次元モデルから抽出された設計データに基づいて、部材の施工情報を示す施工データを算出する。また、後処理部は、算出部120で算出された施工データに基づいて、構造物の施工に用いられるデータを生成する。このようなデータ連携システム100によれば、設計段階における設計データ(3次元モデル)と、施工段階に用いられる施工データとが連携されているため、設計情報と施工情報との間で不整合が生じることを抑制できる。
また、上記のデータ連携システム100は、データ記憶部111の3次元モデルから抽出した設計データを算出部120に出力し、算出部120から取得した施工データを後処理部130に出力する連携部113を有する。これにより、設計段階における設計データと、施工段階に用いられる施工データとを連携させることができる。
===その他の実施形態===
以上、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
100 データ連携システム、110 モデル管理部、
111 データ記憶部、112 モデル生成部、
113 連携部、113A 第1連携部、113B 第2連携部、
120 算出部、130 後処理部

Claims (6)

  1. コンピューターに、構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを準備する準備ステップと、
    コンピューターを用いて、前記3次元モデルから抽出した前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する算出ステップと、
    コンピューターを用いて、前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する後処理ステップと
    を行うことを特徴とするデータ連携方法。
  2. 請求項1に記載のデータ連携方法であって、
    前記設計データは、前記部材に配置される鉄筋の設計情報を示す設計配筋データを有しており、
    前記施工データは、前記鉄筋の配筋情報を示す施工配筋データを有しており、
    前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記設計配筋データに基づいて、前記施工配筋データを算出することを特徴とするデータ連携方法。
  3. 請求項2に記載のデータ連携方法であって、
    前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記配筋情報に示される前記鉄筋の寸法の上限値又は下限値を示す限界値データを算出し、
    前記算出ステップで算出された前記施工配筋データ及び前記限界値データが前記3次元モデルに追加されることを特徴とするデータ連携方法。
  4. 請求項3に記載のデータ連携方法であって、
    前記算出ステップにおいて、前記コンピューターは、前記設計配筋データに基づいて、前記鉄筋の干渉を検出し、
    前記鉄筋の干渉が検出された場合に、前記限界値データに示された範囲内で前記3次元モデルを変更することを特徴とするデータ連携方法。
  5. 構造物を構成する部材の設計情報を示す設計データを有する3次元モデルを記憶するデータ記憶部と、
    前記3次元モデルから抽出された前記設計データに基づいて、前記部材の施工情報を示す施工データを算出する算出部と、
    前記算出部で算出された前記施工データに基づいて、前記構造物の施工に用いられるデータを生成する後処理部と
    を有することを特徴とするデータ連携システム。
  6. 請求項5に記載のデータ連携システムであって、
    前記データ記憶部の前記3次元モデルから抽出した前記設計データを前記算出部に出力し、前記算出部から取得した前記施工データを前記後処理部に出力する連携部を有することを特徴とするデータ連携システム。
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