JP2023077069A - 燃料電池の単セルの接着構造及び燃料電池の単セルの接着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】枠部材とセパレータとの間の接着性を向上できる燃料電池の単セルの接着構造及び燃料電池の単セルの接着方法を提供する。【解決手段】燃料電池の単セルの接着構造は、MEA10と、枠部材20と、一対のセパレータと、複数のマニホールド孔60とを備える。枠部材20とセパレータとは、接着剤50を介して接着されている。セパレータには、冷媒が流れる複数の溝流路と、溝流路とマニホールド孔63,64とを接続する接続流路とが設けられている。接着剤50は、マニホールド孔60に対してMEA10とは反対側に位置する外側接着部51と、マニホールド孔60とMEA10との間に位置する内側接着部52とを有している。内側接着部52は、本体部53と、補強部54とを有している。補強部54は、枠部材20とセパレータとの積層方向において接続流路と重なる位置に設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、燃料電池の単セルの接着構造及び燃料電池の単セルの接着方法に関する。
特許文献1には、複数のセル(以下、単セル)が積層されてなる燃料電池スタックが開示されている。この単セルは、膜-電極-拡散層接合体(Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly 、以下、MEGA)と、樹脂製のフレーム部材(以下、枠部材)と、一対のセパレータとを有している。枠部材は、MEGAの周縁の周辺に設けられるとともにMEGAの周縁部を構成している。一対のセパレータは、MEGA及び枠部材を挟持している。
セパレータには、反応ガスの入口側マニホールド及び出口側マニホールドと、反応ガスが流れる溝状の流路と、各マニホールドと流路とを連通する連絡通路とが形成されている。
また、セパレータには、冷却水の入口側マニホールド及び出口側マニホールドと、冷却水が流れる溝状の流路と、各マニホールドと流路とを連通する連絡通路とが形成されている。
枠部材と一方のセパレータとの間には、第1シール部材が設けられている。
枠部材と他方のセパレータとの間には、第2シール部材が設けられている。第1シール部材及び第2シール部材は、枠部材と、セパレータのうち流路の周囲の部分との間に介在している。
枠部材と他方のセパレータとの間には、第2シール部材が設けられている。第1シール部材及び第2シール部材は、枠部材と、セパレータのうち流路の周囲の部分との間に介在している。
また、隣接する単セルのセパレータ同士の間には、第3シール部材が設けられている。第3シール部材は、一方のセパレータの流路の周囲の部分と、他方のセパレータの流路の周囲の部分との間に介在している。
こうした単セルでは、従来、第1シール部材及び第2シール部材として接着剤が用いられる。また、第3シール部材としてガスケットが用いられる。
ところで、こうした単セルにおいては、各シール部材は、当該シール部材と隣接するセパレータの連絡通路と積層方向において重なる位置には設けられていない。このため、第1シール部材及び第2シール部材は、第3シール部材と積層方向において重ならない部分を有することになる。このことにより、複数の単セルを積層して燃料電池スタックを製造する際、上記部分に作用する荷重が他の部分に比べて小さくなる。その結果、枠部材とセパレータとの間の接着性が低下するおそれがある。
本発明の目的は、枠部材とセパレータとの間の接着性を向上できる燃料電池の単セルの接着構造及び燃料電池の単セルの接着方法を提供することにある。
上記目的を達成するための燃料電池の単セルの接着構造は、発電部と、前記発電部の周縁を保持する枠部材と、前記発電部及び前記枠部材を挟持する一対のセパレータと、前記発電部よりも外周側において前記枠部材及び前記一対のセパレータを貫通するとともに反応ガスまたは冷媒が流れる複数のマニホールド孔と、を備える燃料電池の単セルに適用され、前記枠部材と前記セパレータとが接着剤を介して接着されている燃料電池の単セルの接着構造であって、前記セパレータの各々において前記発電部と対向する面とは反対側の面には、前記冷媒が流れる複数の溝流路と、前記溝流路と前記マニホールド孔とを接続する接続流路と、が設けられており、前記接着剤は、前記マニホールド孔に対して前記発電部とは反対側に位置するとともに前記マニホールド孔の縁に沿って延在する外側接着部と、前記マニホールド孔と前記発電部との間に位置するとともに前記マニホールド孔の縁に沿って延在する内側接着部と、を含み、前記内側接着部は、本体部と、前記本体部に対して前記発電部側及び前記マニホールド孔側の少なくとも一方に隣り合って設けられる補強部と、を有しており、前記補強部は、前記枠部材と前記セパレータとの積層方向において前記接続流路と重なる位置に設けられている。
同構成によれば、内側接着部のうち積層方向において接続流路と重なり合う部分に、本体部とは別に補強部が設けられる。これにより、上記部分が本体部のみによって構成される場合に比べて、上記部分における内側接着部と枠部材及びセパレータとの接触面積が拡大する。このため、本体部が枠部材及びセパレータから剥がれにくくなる。
ところで、内側接着部と枠部材及びセパレータとの接触面積を拡大する他の手段としては、本体部の幅を大きくすることが考えられる。しかしながら、例えばスクリーン印刷によって接着剤を枠部材またはセパレータに塗布する場合、本体部の幅を大きくすると、本体部に気泡が混入しやすくなることで、かえって接着性が低下するおそれがある。この点、上記構成によれば、本体部の幅を大きくすることなく、上記接触面積を拡大できるため、気泡の混入の発生、ひいては接着性の低下を抑制することができる。
したがって、枠部材とセパレータとの間の接着性を向上できる。
上記目的を達成するための燃料電池の単セルの接着方法は、上記燃料電池の単セルの接着方法であって、前記接着剤をスクリーン印刷により前記枠部材及び前記一対のセパレータのいずれか一方に塗布する塗布工程を備える。
上記目的を達成するための燃料電池の単セルの接着方法は、上記燃料電池の単セルの接着方法であって、前記接着剤をスクリーン印刷により前記枠部材及び前記一対のセパレータのいずれか一方に塗布する塗布工程を備える。
同方法によれば、内側接着部及び外側接着部を含む接着剤がスクリーン印刷により枠部材または一対のセパレータに塗布される。したがって、枠部材または一対のセパレータに対して内側接着部を簡単に塗布することができる。
以下、図1~図4を参照して、燃料電池の単セルの接着構造及び燃料電池の単セルの接着方法の一実施形態について説明する。なお、各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示しているため、各構成の寸法比率が実際とは異なる場合がある。また、以降の説明における「直交」は厳密に直交の場合のみでなく、各実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね直交の場合も含まれる。
<燃料電池の単セルの全体構成>
図1に示すように、燃料電池の単セルは、膜電極接合体10(以下、MEA10)と、MEA10の周縁を保持する枠部材20と、MEA10及び枠部材20を挟持する一対のセパレータ30,40とを有している。
図1に示すように、燃料電池の単セルは、膜電極接合体10(以下、MEA10)と、MEA10の周縁を保持する枠部材20と、MEA10及び枠部材20を挟持する一対のセパレータ30,40とを有している。
また、図1及び図4に示すように、単セルは、枠部材20とセパレータ30,40とを接着する接着剤50と、反応ガスまたは冷媒が流れる複数のマニホールド孔60とを有している。なお、図1には、枠部材20とセパレータ30とを接着する接着剤50の図示を省略している。
単セルは、全体として長方形板状である。
なお、以降では、枠部材20とセパレータ30、40との積層方向を単に積層方向Xとして説明する。また、積層方向Xと直交する方向のうち、単セルの長手方向を単に長手方向Yとして説明する。
なお、以降では、枠部材20とセパレータ30、40との積層方向を単に積層方向Xとして説明する。また、積層方向Xと直交する方向のうち、単セルの長手方向を単に長手方向Yとして説明する。
マニホールド孔60は、反応ガスを単セル内に導入するための入口側マニホールド孔61,65と、単セル内の反応ガスを外部へ導出するための出口側マニホールド孔62,66とを有している。
入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔62は、燃料ガスが流れる孔である。また、入口側マニホールド孔65及び出口側マニホールド孔66は、酸化剤ガスが流れる孔である。燃料ガスは、例えば水素ガスである。酸化剤ガスは、例えば空気である。
マニホールド孔60は、冷媒を単セル内に導入するための入口側マニホールド孔63と、単セル内の冷媒を外部へ導出するための出口側マニホールド孔64とを有している。冷媒は、例えば冷却水である。
入口側マニホールド孔61,63,65及び出口側マニホールド孔62,64,66は、平面視矩形状であり、単セルを積層方向Xに貫通している。
入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔64,66は、長手方向Yにおける単セルの一側(図1の左右方向における左側)に設けられている。入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔64,66は、積層方向X及び長手方向Yの双方と直交する方向において互いに間隔をあけて並んでいる。
入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔64,66は、長手方向Yにおける単セルの一側(図1の左右方向における左側)に設けられている。入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔64,66は、積層方向X及び長手方向Yの双方と直交する方向において互いに間隔をあけて並んでいる。
なお、以降では、入口側マニホールド孔61及び出口側マニホールド孔64,66の並び方向を単に並び方向Zとして説明する。
出口側マニホールド孔62及び入口側マニホールド孔63,65は、長手方向Yにおける単セルの他側(図1の右側)に設けられている。出口側マニホールド孔62及び入口側マニホールド孔63,65は、並び方向Zにおいて互いに間隔をあけて並んでいる。
出口側マニホールド孔62及び入口側マニホールド孔63,65は、長手方向Yにおける単セルの他側(図1の右側)に設けられている。出口側マニホールド孔62及び入口側マニホールド孔63,65は、並び方向Zにおいて互いに間隔をあけて並んでいる。
以下、単セルの各構成について詳細に説明する。
<MEA10>
図1に示すように、MEA10は、図示しない固体高分子電解質膜(以下、電解質膜)と、電解質膜の両面に設けられた電極11A,11Bとを有している。なお、本実施形態では、積層方向Xにおける電解質膜(図示略)の一側(図1の上下方向における上側)の面に接合された電極が、カソード電極11Aである。また、積層方向Xにおける電解質膜の他側(図1の下側)の面に接合された電極が、アノード電極11Bである。
<MEA10>
図1に示すように、MEA10は、図示しない固体高分子電解質膜(以下、電解質膜)と、電解質膜の両面に設けられた電極11A,11Bとを有している。なお、本実施形態では、積層方向Xにおける電解質膜(図示略)の一側(図1の上下方向における上側)の面に接合された電極が、カソード電極11Aである。また、積層方向Xにおける電解質膜の他側(図1の下側)の面に接合された電極が、アノード電極11Bである。
なお、MEA10が本発明に係る燃料電池の発電部に相当する。
<枠部材20>
図1および図2に示すように、枠部材20は、長方形枠状であり、中央に開口部27を有している。開口部27の縁部には、積層方向Xの一側(図1の上側)からMEA10が接合されている。
<枠部材20>
図1および図2に示すように、枠部材20は、長方形枠状であり、中央に開口部27を有している。開口部27の縁部には、積層方向Xの一側(図1の上側)からMEA10が接合されている。
また、枠部材20は、入口側マニホールド孔61,63,65を構成する貫通孔21,23,25と、出口側マニホールド孔62,64,66を構成する貫通孔22,24,26とを有している。貫通孔21,22,23,24,25,26は、MEA10よりも外周側において枠部材20を積層方向Xに貫通している。
枠部材20は、例えば、硬質樹脂材料により形成されている。
<セパレータ30>
図1に示すように、セパレータ30は、MEA10のアノード電極11Bと対向するセパレータであり、MEA10及び枠部材20と対向する第1面30Aと、第1面30Aとは反対側の第2面30Bとを有している。
<セパレータ30>
図1に示すように、セパレータ30は、MEA10のアノード電極11Bと対向するセパレータであり、MEA10及び枠部材20と対向する第1面30Aと、第1面30Aとは反対側の第2面30Bとを有している。
セパレータ30は、入口側マニホールド孔61,63,65を構成する貫通孔31,33,35と、出口側マニホールド孔62,64,66を構成する貫通孔32,34,36とを有している。貫通孔31,32,33,34,35,36は、第1面30AのうちMEA10のアノード電極11Bと対向する対向面30aよりも外周側においてセパレータ30を積層方向Xに貫通している。
第1面30Aには、燃料ガスが流れる複数の溝流路37Aと、溝流路37Aと貫通孔31,32とを接続する接続流路37Bとを有している。
溝流路37Aは、対向面30aに形成された凹凸形状から構成されている。
溝流路37Aは、対向面30aに形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路37Bは、第1面30Aのうち枠部材20と対向する対向面30bに形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路37Bは、溝流路37Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔31,32に向かって延びている。
接続流路37Bは、溝流路37Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔31,32に向かって延びている。
溝流路37Aと接続流路37Bとによって、貫通孔31と貫通孔32とが連通されている。
第2面30Bには、冷媒が流れる複数の溝流路38Aと、溝流路38Aと貫通孔33,34とを接続する接続流路38Bとを有している。
第2面30Bには、冷媒が流れる複数の溝流路38Aと、溝流路38Aと貫通孔33,34とを接続する接続流路38Bとを有している。
溝流路38Aは、第2面30Bのうち対向面30aとは反対側の面に形成された凹凸形状から構成されている。溝流路38Aを構成する凹凸形状は、溝流路37Aの凹凸形状と表裏一体の関係にある。
接続流路38Bは、第2面30Bのうち対向面30bとは反対側の面に形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路38Bは、溝流路38Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔33,34に向かって延びている。
接続流路38Bは、溝流路38Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔33,34に向かって延びている。
溝流路38Aと接続流路38Bとによって、貫通孔33と貫通孔34とが連通されている。
なお、図1には、セパレータ30において、複数の溝流路37A,38Aが形成された部分の外縁と、接続流路37B,38Bが形成された部分の外縁とを簡略化して示している。
なお、図1には、セパレータ30において、複数の溝流路37A,38Aが形成された部分の外縁と、接続流路37B,38Bが形成された部分の外縁とを簡略化して示している。
<セパレータ40>
図1に示すように、セパレータ40は、MEA10のカソード電極11Aと対向するセパレータであり、MEA10及び枠部材20と対向する第2面40Bと、第2面40Bとは反対側の第1面40Aとを有している。
図1に示すように、セパレータ40は、MEA10のカソード電極11Aと対向するセパレータであり、MEA10及び枠部材20と対向する第2面40Bと、第2面40Bとは反対側の第1面40Aとを有している。
セパレータ40は、入口側マニホールド孔61,63,65を構成する貫通孔41,43,45と、出口側マニホールド孔62,64,66を構成する貫通孔42,44,46とを有している。貫通孔41,42,43,44,45,46は、第2面40BのうちMEA10のカソード電極11Aと対向する対向面40aよりも外周側においてセパレータ40を積層方向Xに貫通している。
第1面40Aには、冷媒が流れる複数の溝流路47Aと、溝流路47Aと貫通孔43,44とを接続する接続流路47Bとを有している。
溝流路47Aは、対向面40aとは反対側の面に形成された凹凸形状から構成されている。
溝流路47Aは、対向面40aとは反対側の面に形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路47Bは、第2面40Bのうち枠部材20と対向する対向面40bとは反対側の面に形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路47Bは、溝流路47Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔43,44に向かって延びている。
接続流路47Bは、溝流路47Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔43,44に向かって延びている。
溝流路47Aと接続流路47Bとによって、貫通孔43と貫通孔44とが連通されている。
第2面40Bには、酸化剤ガスが流れる複数の溝流路48Aと、溝流路48Aと貫通孔45,46とを接続する接続流路48Bとを有している。
第2面40Bには、酸化剤ガスが流れる複数の溝流路48Aと、溝流路48Aと貫通孔45,46とを接続する接続流路48Bとを有している。
溝流路48Aは、対向面40aに形成された凹凸形状から構成されている。溝流路48Aを構成する凹凸形状は、溝流路47Aの凹凸形状と表裏一体の関係にある。
接続流路48Bは、対向面40bに形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路48Bは、対向面40bに形成された凹凸形状から構成されている。
接続流路48Bは、溝流路48Aの延在方向の両端からそれぞれ貫通孔45,46に向かって延びている。
溝流路48Aと接続流路48Bとによって、貫通孔45と貫通孔46とが連通されている。
溝流路48Aと接続流路48Bとによって、貫通孔45と貫通孔46とが連通されている。
なお、図1には、セパレータ40において、複数の溝流路47A,48Aが形成された部分の外縁と、接続流路47B,48Bが形成された部分の外縁とを簡略化して示している。
第1面40Aには、積層方向Xに重ねられた単セル同士の間において、一方の単セルのセパレータ30と、他方の単セルのセパレータ40との間をシールするガスケット70が設けられている。
ガスケット70は、セパレータ40の縁に沿って延在するとともに、貫通孔41,42,45,46の縁に沿って延在している。詳しくは、ガスケット70は、セパレータ40の縁の全周にわたって設けられている。また、ガスケット70は、貫通孔41,42,45,46の縁の全周にわたって設けられている。
ガスケット70は、貫通孔43と溝流路47Aとの間、及び貫通孔44と溝流路47Aとの間には設けられていない。すなわち、ガスケット70は、積層方向Xにおいて接続流路47Bと重なり合わないように設けられている。
<接着剤50>
図1及び図4に示すように、接着剤50は、枠部材20においてセパレータ40と対向する第1面20Aと、第1面20Aとは反対側の第2面20Bとのそれぞれに設けられている。なお、本実施形態では、第2面20B上の接着剤50は、第1面20A上の接着剤50を図1の左右方向(長手方向Y)において左右反転させたものと同一である。そのため、以降では、第1面20A上の接着剤50についてのみ説明し、第2面20B上の接着剤50については詳細な説明を省略している。
図1及び図4に示すように、接着剤50は、枠部材20においてセパレータ40と対向する第1面20Aと、第1面20Aとは反対側の第2面20Bとのそれぞれに設けられている。なお、本実施形態では、第2面20B上の接着剤50は、第1面20A上の接着剤50を図1の左右方向(長手方向Y)において左右反転させたものと同一である。そのため、以降では、第1面20A上の接着剤50についてのみ説明し、第2面20B上の接着剤50については詳細な説明を省略している。
接着剤50は、枠部材20の縁に沿って延在するとともに、貫通孔21,22,23,24の縁に沿って延在している。詳しくは、接着剤50は、枠部材20の縁の全周にわたって設けられている。また、接着剤50は、貫通孔21,22,23,24の縁の全周にわたって設けられている。
なお、以降では、接着剤50のうち貫通孔21,24,26に対してMEA10とは反対側に位置する部分、及び貫通孔22,23,25に対してMEA10とは反対側に位置する部分を外側接着部51として説明する。また、接着剤50のうち貫通孔21,24,26とMEA10との間に位置する部分、及び貫通孔22,23,25とMEA10との間に位置する部分を内側接着部52として説明する。
図2に示すように、接着剤50は、一対の外側接着部51を有している。外側接着部51の一方は、貫通孔21,24,26の長手方向Yの一側(図2の左右方向における左側)の縁に沿って延在している。もう一方の外側接着部51は、貫通孔22,23,25の長手方向Yの他側(図2の右側)の縁に沿って延在している。
図4に示すように、外側接着部51は、積層方向Xにおいてガスケット70と重なり合う位置に設けられている。
図2に示すように、外側接着部51の幅W1は、外側接着部51の延在方向の全体にわたって一定である。なお、外側接着部51の幅W1とは、外側接着部51の延在方向と直交する方向における外側接着部51の長さである。
図2に示すように、外側接着部51の幅W1は、外側接着部51の延在方向の全体にわたって一定である。なお、外側接着部51の幅W1とは、外側接着部51の延在方向と直交する方向における外側接着部51の長さである。
接着剤50は、一対の内側接着部52を有している。
内側接着部52の各々は、本体部53と、補強部54とを有している。
本体部53の一方は、貫通孔21,24の長手方向Yの他側(図2の右側)の縁に沿って延在している。もう一方の本体部53は、貫通孔22,23の長手方向Yの一側(図2の左側)の縁に沿って延在している。
内側接着部52の各々は、本体部53と、補強部54とを有している。
本体部53の一方は、貫通孔21,24の長手方向Yの他側(図2の右側)の縁に沿って延在している。もう一方の本体部53は、貫通孔22,23の長手方向Yの一側(図2の左側)の縁に沿って延在している。
本体部53の幅W2は、本体部53の延在方向の全体にわたって一定である。なお、本体部53の幅W2とは、本体部53の延在方向と直交する方向における本体部53の長さである。本体部53の幅W2は、外側接着部51の幅W1と同じである(W1=W2)。
図2に示すように、補強部54は、本体部53に対してMEA10側に隣り合って設けられている。なお、図2には、補強部54の概形のみを示している。
ここで、枠部材20の第1面20Aのうち、積層方向Xにおいてセパレータ40の接続流路47Bと重なり合う領域を領域Aとする。なお、図2には、領域Aを二点鎖線にて示している。
ここで、枠部材20の第1面20Aのうち、積層方向Xにおいてセパレータ40の接続流路47Bと重なり合う領域を領域Aとする。なお、図2には、領域Aを二点鎖線にて示している。
補強部54は、本体部53のうち領域Aと重なり合う部分と長手方向Yにおいて互いに間隔をあけて並んでいる。補強部54は、延在方向の全体にわたって領域Aと重なり合う位置に設けられている。なお、本実施形態では、補強部54の延在方向における両端は、本体部53に連結されている。
図3に示すように、補強部54は、補強部54の延在方向に対して交差する方向に延びる複数の第1直線部54aと、各第1直線部54aと交差する複数の第2直線部54bとを有している。
複数の第1直線部54aは、補強部54の延在方向において互いに間隔をあけて並んでいる。
第1直線部54aの幅W3は、第1直線部54aの延在方向の全体にわたって一定である。なお、第1直線部54aの幅W3とは、第1直線部54aの延在方向と直交する方向における第1直線部54aの長さである。第1直線部54aの幅W3は、本体部53の幅W2よりも小さい(W3<W2)。
第1直線部54aの幅W3は、第1直線部54aの延在方向の全体にわたって一定である。なお、第1直線部54aの幅W3とは、第1直線部54aの延在方向と直交する方向における第1直線部54aの長さである。第1直線部54aの幅W3は、本体部53の幅W2よりも小さい(W3<W2)。
複数の第2直線部54bは、補強部54の延在方向において互いに間隔をあけて並んでいる。第2直線部54bは、当該第2直線部54bが交差する第1直線部54aと隣り合う一対の第1直線部54a同士を連結している。
第2直線部54bの幅W4は、第2直線部54bの延在方向の全体にわたって一定である。なお、第2直線部54bの幅W4とは、第2直線部54bの延在方向と直交する方向における第2直線部54bの長さである。第2直線部54bの幅W4は、第1直線部54aの幅W3と同じである(W4=W3)。本実施形態では、第1直線部54aの幅W3と、第2直線部54bの幅W4の各々が、本発明に係る補強部の幅に相当する。
接着剤50は、例えば以下の塗布工程により枠部材20上に塗布されている。
まず、外側接着部51及び内側接着部52を含む接着剤50と対応する部分に孔のあいたスクリーン(図示略)を作成し、枠部材20の第1面20A上に載置する。次に、スクリーン上に接着剤をのせ、スキージ(図示略)より接着剤を枠部材20の第1面20Aに押し付ける。スキージにより押し付けられたスクリーンが枠部材20の第1面20Aから離れることにより、接着剤50が第1面20A上に転写される。
まず、外側接着部51及び内側接着部52を含む接着剤50と対応する部分に孔のあいたスクリーン(図示略)を作成し、枠部材20の第1面20A上に載置する。次に、スクリーン上に接着剤をのせ、スキージ(図示略)より接着剤を枠部材20の第1面20Aに押し付ける。スキージにより押し付けられたスクリーンが枠部材20の第1面20Aから離れることにより、接着剤50が第1面20A上に転写される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図4に示すように、外側接着部51は、積層方向Xにおいてガスケット70と重なり合う位置に設けられている。そのため、複数の単セルを積層して燃料電池スタックを製造する際、ガスケット70を介して外側接着部51に荷重が作用する。これにより、外側接着部51が枠部材20及びセパレータ40から剥がれにくくなる。また、同様に外側接着部51が枠部材20及びセパレータ30から剥がれにくくなる。
図4に示すように、外側接着部51は、積層方向Xにおいてガスケット70と重なり合う位置に設けられている。そのため、複数の単セルを積層して燃料電池スタックを製造する際、ガスケット70を介して外側接着部51に荷重が作用する。これにより、外側接着部51が枠部材20及びセパレータ40から剥がれにくくなる。また、同様に外側接着部51が枠部材20及びセパレータ30から剥がれにくくなる。
一方で、本実施形態の構成によれば、内側接着部52のうち積層方向Xにおいて接続流路47Bと重なり合う部分、すなわち積層方向Xにおいてガスケット70と重なり合わない部分に、本体部53とは別に補強部54が設けられる。これにより、上記部分が本体部53のみによって構成される場合に比べて、上記部分における内側接着部52と枠部材20及びセパレータ40との接触面積が拡大する。このため、複数の単セルを積層して燃料電池スタックを製造する際、上記部分に作用する荷重が他の部分に比べて小さい場合であっても、本体部53は、枠部材20及びセパレータ40から剥がれにくくなる。また、同様に本体部53は、枠部材20及びセパレータ30から剥がれにくくなる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)接着剤50は、マニホールド孔60に対してMEA10とは反対側に位置するとともにマニホールド孔60の縁に沿って延在する外側接着部51と、マニホールド孔60とMEA10との間に位置するとともにマニホールド孔60の縁に沿って延在する内側接着部52とを有している。内側接着部52は、本体部53と、本体部53に対してMEA10側に隣り合って設けられる補強部54とを有している。補強部54は、積層方向Xにおいて接続流路47Bと重なる位置に設けられている。
(1)接着剤50は、マニホールド孔60に対してMEA10とは反対側に位置するとともにマニホールド孔60の縁に沿って延在する外側接着部51と、マニホールド孔60とMEA10との間に位置するとともにマニホールド孔60の縁に沿って延在する内側接着部52とを有している。内側接着部52は、本体部53と、本体部53に対してMEA10側に隣り合って設けられる補強部54とを有している。補強部54は、積層方向Xにおいて接続流路47Bと重なる位置に設けられている。
こうした構成によれば、上述した作用を奏する。
ところで、内側接着部52と枠部材20及びセパレータ30,40との接触面積を拡大する他の手段としては、本体部53の幅W2を大きくすることが考えられる。しかしながら、スクリーン印刷によって接着剤50を枠部材20に塗布する場合、本体部53の幅W2を大きくすると、本体部53に気泡が混入しやすくなることで、かえって接着性が低下するおそれがある。この点、上記構成によれば、本体部53の幅W2を大きくすることなく、上記接触面積を拡大できるため、気泡の混入の発生、ひいては接着性の低下を抑制することができる。
ところで、内側接着部52と枠部材20及びセパレータ30,40との接触面積を拡大する他の手段としては、本体部53の幅W2を大きくすることが考えられる。しかしながら、スクリーン印刷によって接着剤50を枠部材20に塗布する場合、本体部53の幅W2を大きくすると、本体部53に気泡が混入しやすくなることで、かえって接着性が低下するおそれがある。この点、上記構成によれば、本体部53の幅W2を大きくすることなく、上記接触面積を拡大できるため、気泡の混入の発生、ひいては接着性の低下を抑制することができる。
したがって、枠部材20とセパレータ30,40との間の接着性を向上できる。
(2)外側接着部51の幅W1は、外側接着部51の延在方向において一定である。本体部53の幅W2は、本体部53の延在方向において一定であるとともに、外側接着部51の幅W1と同じである。補強部54の第1直線部54aの幅W3、及び第2直線部54bの幅W4は、いずれも本体部53の幅W2より小さい。
(2)外側接着部51の幅W1は、外側接着部51の延在方向において一定である。本体部53の幅W2は、本体部53の延在方向において一定であるとともに、外側接着部51の幅W1と同じである。補強部54の第1直線部54aの幅W3、及び第2直線部54bの幅W4は、いずれも本体部53の幅W2より小さい。
こうした構成によれば、本体部53の幅W2が外側接着部51の幅W1と同じであり、補強部54の第1直線部54aの幅W3、及び第2直線部54bの幅W4が本体部53の幅W2より小さい。このため、接着剤50を塗布する際に、内側接着部52に気泡が混入することを一層抑制することができる。
したがって、枠部材20とセパレータ30,40との間の接着性を一層向上できる。
(3)単セルの接着方法は、接着剤50をスクリーン印刷により枠部材20に塗布する塗布工程を備える。
(3)単セルの接着方法は、接着剤50をスクリーン印刷により枠部材20に塗布する塗布工程を備える。
こうした方法によれば、内側接着部52及び外側接着部51を含む接着剤50がスクリーン印刷により枠部材20の第1面20A及び第2面20Bに塗布される。したがって、枠部材20に対して内側接着部52を簡単に塗布することができる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・マニホールド孔60の形状は、本実施形態で例示したような矩形状に限定されない。例えば、角の丸い正方形や角の丸い長方形等を含む四角形状や、卵形状や楕円形状等を含む円形状とすることもできる。
・マニホールド孔60における反応ガス及び冷媒の流れは、本実施形態で例示したものに限定されず、例えば出口側マニホールド孔66を酸化剤ガスの入口側マニホールド孔とし、入口側マニホールド孔65を酸化剤ガスの出口側マニホールド孔としてもよい。また、これに伴って出口側マニホールド孔64を冷媒の入口側マニホールド孔とし、入口側マニホールド孔63を冷媒の出口側マニホールド孔としてもよい。すなわち、溝流路48Aを流れる酸化剤ガスと、溝流路38A,47Aを流れる冷媒とが、溝流路37Aを流れる燃料ガスと同方向に流れるようにしてもよい。
・マニホールド孔60の配置は、本実施形態で例示したものに限定されない。例えば、燃料ガス、酸化剤ガス、及び冷媒のうちいずれか一方が流れる入口側マニホールド孔及び出口側マニホールド孔をMEA10を挟んで並び方向Zに並ぶように配置してもよい。
・接着剤50は、本実施形態で例示したように、補強部54の第1直線部54aの幅W3、及び第2直線部54bの幅W4が本体部53の幅W2よりも小さいものに限定されない。すなわち、幅W3及び幅W4は、幅W2と同じであってもよい(W2=W3、W2=W4)。
・接着剤50は、本実施形態で例示したように、本体部53の幅W2が外側接着部51の幅W1と同じものに限定されない。すなわち、幅W2は、幅W1よりも小さくてもよい(W2<W1)。
・補強部54は、本実施形態で例示したように複数の第1直線部54a及び複数の第2直線部54bを有するものに限定されない。例えば、図5に示すように、補強部54の延在方向に延びる複数の第3直線部54cが、同延在方向において互いに間隔をあけて並ぶものであってもよい。この場合、第3直線部54cの幅W5は、本体部53の幅W2以下であればよい。第3直線部54cの幅W5とは、第3直線部54cの延在方向と直交する方向における第3直線部54cの長さである。なお、本変形例では、第3直線部54cの幅W5が、本発明に係る補強部の幅に相当する。
・補強部54は、複数の直線部によって構成されるものに限定されない。例えば、図6に示すように、補強部54は、複数の点54dによって構成されるものであってもよい。この場合、点54dの幅W6は、本体部53の幅W2以下であればよい。なお、図6に示すように、点54dが円形状の場合、点54dの幅W6とは点54dの直径である。また、点54dが多角形状の場合、点54dの幅W6とは、対角線のうち最も長いものの長さである。本変形例では、点54dの幅W6が、本発明に係る補強部の幅に相当する。
・補強部54は、複数の直線部または複数の点によって構成されるものに限定されない。図7に示すように、補強部54は、1つの直線により構成されるものであってもよい。この場合、補強部54の幅W7は、本体部53の幅W2以下であればよい。補強部54の幅W7とは、上記直線の延在方向と直交する方向における当該直線の長さである。
・補強部54は、本実施形態で例示したように本体部53に連結されていなくてもよい。
・補強部54は、本実施形態で例示したように本体部53に対してMEA10側に設けられるものに限定されない。例えば、補強部54を本体部53と貫通孔23,24との間に設けるようにしてもよい。
・補強部54は、本実施形態で例示したように本体部53に対してMEA10側に設けられるものに限定されない。例えば、補強部54を本体部53と貫通孔23,24との間に設けるようにしてもよい。
・本実施形態では、枠部材20に塗布された接着剤50を例示したが、接着剤50をセパレータ30の第1面30A、及びセパレータ40の第2面40Bの各々に塗布するようにしてもよい。
A…領域
W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7…幅
X…積層方向
Y…長手方向
Z…並び方向
10…膜電極接合体、MEA
11A…カソード電極
11B…アノード電極
20…枠部材
20A…第1面
20B…第2面
21…貫通孔
22…貫通孔
23…貫通孔
24…貫通孔
25…貫通孔
26…貫通孔
27…開口部
30…セパレータ
30A…第1面
30a…対向面
30b…対向面
30B…第2面
31…貫通孔
32…貫通孔
33…貫通孔
34…貫通孔
35…貫通孔
36…貫通孔
37A…溝流路
37B…接続流路
38A…溝流路
38B…接続流路
40…セパレータ
40A…第1面
40B…第2面
40a…対向面
40b…対向面
41…貫通孔
42…貫通孔
43…貫通孔
44…貫通孔
45…貫通孔
46…貫通孔
47A…溝流路
47B…接続流路
48A…溝流路
48B…接続流路
50…接着剤
51…外側接着部
52…内側接着部
53…本体部
54…補強部
54a…第1直線部
54b…第2直線部
54c…第3直線部
54d…点
60…マニホールド孔
61…入口側マニホールド孔
62…出口側マニホールド孔
63…入口側マニホールド孔
64…出口側マニホールド孔
65…入口側マニホールド孔
66…出口側マニホールド孔
70…ガスケット
W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7…幅
X…積層方向
Y…長手方向
Z…並び方向
10…膜電極接合体、MEA
11A…カソード電極
11B…アノード電極
20…枠部材
20A…第1面
20B…第2面
21…貫通孔
22…貫通孔
23…貫通孔
24…貫通孔
25…貫通孔
26…貫通孔
27…開口部
30…セパレータ
30A…第1面
30a…対向面
30b…対向面
30B…第2面
31…貫通孔
32…貫通孔
33…貫通孔
34…貫通孔
35…貫通孔
36…貫通孔
37A…溝流路
37B…接続流路
38A…溝流路
38B…接続流路
40…セパレータ
40A…第1面
40B…第2面
40a…対向面
40b…対向面
41…貫通孔
42…貫通孔
43…貫通孔
44…貫通孔
45…貫通孔
46…貫通孔
47A…溝流路
47B…接続流路
48A…溝流路
48B…接続流路
50…接着剤
51…外側接着部
52…内側接着部
53…本体部
54…補強部
54a…第1直線部
54b…第2直線部
54c…第3直線部
54d…点
60…マニホールド孔
61…入口側マニホールド孔
62…出口側マニホールド孔
63…入口側マニホールド孔
64…出口側マニホールド孔
65…入口側マニホールド孔
66…出口側マニホールド孔
70…ガスケット
Claims (3)
- 発電部と、前記発電部の周縁を保持する枠部材と、前記発電部及び前記枠部材を挟持する一対のセパレータと、前記発電部よりも外周側において前記枠部材及び前記一対のセパレータを貫通するとともに反応ガスまたは冷媒が流れる複数のマニホールド孔と、を備える燃料電池の単セルに適用され、前記枠部材と前記セパレータとが接着剤を介して接着されている燃料電池の単セルの接着構造であって、
前記セパレータの各々において前記発電部と対向する面とは反対側の面には、前記冷媒が流れる複数の溝流路と、前記溝流路と前記マニホールド孔とを接続する接続流路と、が設けられており、
前記接着剤は、
前記マニホールド孔に対して前記発電部とは反対側に位置するとともに前記マニホールド孔の縁に沿って延在する外側接着部と、
前記マニホールド孔と前記発電部との間に位置するとともに前記マニホールド孔の縁に沿って延在する内側接着部と、を含み、
前記内側接着部は、本体部と、前記本体部に対して前記発電部側及び前記マニホールド孔側の少なくとも一方に隣り合って設けられる補強部と、を有しており、
前記補強部は、前記枠部材と前記セパレータとの積層方向において前記接続流路と重なる位置に設けられている、
燃料電池の単セルの接着構造。 - 前記外側接着部の幅は、前記外側接着部の延在方向において一定であり、
前記本体部の幅は、前記本体部の延在方向において一定であるとともに、前記外側接着部の幅以下であり、
前記補強部の幅は、前記本体部の幅以下である、
請求項1に記載の燃料電池の単セルの接着構造。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料電池の単セルの接着方法であって、
前記接着剤をスクリーン印刷により前記枠部材及び前記一対のセパレータのいずれか一方に塗布する塗布工程を備える、
燃料電池の単セルの接着方法。
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